新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

青春前期?

2017年06月11日 11時19分08秒 | 写真と俳句

 老人なのだから、「老成」の域に達し、落ち着いた「老人」にならなければいけないと思ったりもする。

 一方では、「80歳を過ぎたからって、年寄り扱いをされてたまるか!」とも思っているのだから妙。

 電車の「優先席」に座り込んで、スマホに興じている高校生たちを見ると、その席に座りたいとは思わないが、とても不愉快。

 赤ちゃんをだっこしたお母さんや杖を持った老女を見れば、、高校生たちに対してさらに腹が立つ。

 「おい、君、この人に席を替わってあげなさい!」と言って、若い男を立たせたことが幾度かあった。

 それでいながら、「どうぞ」と席を譲られれば、素直に礼を言って、座らせてもらっている。「大丈夫、大丈夫」などと言って、固辞したりしない。

 せっかく席を譲ってくれた若人には、心から感謝して座らせてもらっている。

 確かにこの頃、譲られる頻度が増えたかも知れないな。

 あっそうそう、余分なことなのだが、私の辞書には、「恋」という字がまだ残っている。あえて残してあるのだ。

 ひょっとしたら、「傷心」という字が残っているかもしれない。

 まるで青春前期です。

  たぎるもの胸中にあり滝しぶく   ひよどり 一平

 

コメント (4)
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