神経や肉体の回転ペースが、少しばかり狂い始めたようだ。
こんな時にはカラオケが有効のはず。しかし、今回はその気分になれない。
「無法松の一生(度胸千両入り)」を大声で歌えば、それなりにスッキリするのだが……。
ベニーグッヅマンや鈴木章治のスイングジャズを聴いても乗れず。ただ騒々しい空騒ぎに聞こえる。
八代亜紀の「哀歌(エレジー)」(谷村新司の詩と曲です)がピッタリ。
♪ 帰る家さえ ない鳥が 寒さこらえて 空を見る
二度と飛べない 空ならば かくしておくれ 今夜から ♪
気後れて夏の鴉の二歩三歩 ひよどり 一平