コトの次元が低いほど、分かりやすくて面白い。
やんややんやの都庁劇場。たちまち騒ぎは全国規模となった。
騒ぎの元は、都知事の「政治資金の公私混同」というのだから笑っちゃう。
笑っちゃうのだが、しかし笑って済ませるハナシではない。
「クレヨンしんちゃん」を「政治資金」で購入したとか、「別荘へ公用車」で行ったとか。
「家族旅行」を「会議費」として処理したり………。
しかし、「涙の知事辞任」であっさり幕切れ。
真相究明は行われず、「ザル法」はそのまま放置となるに違いない。
政治家にとって都合のいい法律なのだから、もとより改めたくないはず。
「適法だが不適切」なんぞという「弁護士的言辞」を知ったが、そんな法律でいいのだろうか。
でも、まァいいか。
「あっしにはかかわりのねェことでござんす」
ここで木枯紋次郎が出るなんざァ、私はやっぱり、筋金入りの古さだね~
立葵世の盛衰にかかはらず ひよどり 一平