過日のこと。
昼頃、珍しく散歩に出ました。つまり、手術後の脚の訓練です。
神社の境内の一角に、いろいろな祈願の絵馬が納められておりました。
これから受験シーズンなのですね。
私自身の受験生時代のことは、あらかた忘れてしまいました。思い通りにいかなかったことだけが、鮮明に記憶されております。
あの頃からしばらくして、「受験戦争」などという言葉が流行り出しました。
なんでも競争、競争の時代が続きました。
「グローバル化」という言葉に煽られ、学校の受験も会社経営も、超競争時代に突入しましたね。
「生きるか死ぬか!」
「会社統合」とか「合併」とか「会社の縮減」とか………。
「社員の働き過ぎ」もひどかったなァ。
なにしろ、低賃金の近隣国労働力との競争にされされたのだから、とても敵わない。
「働き蜂」という言葉どころか、「過労死」という言葉も流行った。
バブルが崩壊し、アメリカのサブプライムローンも破綻。
いろいろありましたねェ。
その結果かどうかは別として、今は「格差社会」です。
これから更に、格差が拡大するのかもしれません。
「超富裕層」が拡大し、一方では「貧困層」も拡大しそうです。
人間の性がもたらす結果なのでしょうか。
「みんなで上手に分配しようよ」なんて、不可能なことのようです。
そんな夢のようなことを考えていたら、もはや抹殺されそうな気配があります。
地球規模でどんどん狂っていくようです。