新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

孤立死

2012年03月19日 08時58分28秒 | 身辺雑記

 ひと頃、「無縁社会」という言葉が使われた。

「過失」や「無作為」や「偶然」などによって、すでに死亡していた高齢者が、戸籍上では生きていたという事象が発覚した。

 少ない例として、「親の年金」を不正に受け取ろうとして、多年にわたって「親の死」を届け出なかった例もあった。

 そんな『時、世間では「無縁社会」を喧伝した。

 ここのところ、「老人夫婦」や「老人親子」や「若い母子」などが、相次いで死亡していた例が報道された。

 被災地の仮説住宅にも、そのような例があった。

 中には「餓死」のケースもあった。

 マスコミは「孤立死」を声高に叫んだ。

 周囲から孤立していたり、頑張りすぎていたり、気の毒なケースが多かった。

 多くの人は、孤立を好んで生活していない。周囲と関わりながら生活したいとは思っている。

 そうは思いながらも、関わりを持つことにためらってしまう人もいる。

 都会ほど、そんな傾向が強いようだ。

「見守って欲しい!しかし、深い関わりはイヤ!」

 都会には闇の部分がありそうだ。

 社会は病んでいるのだろうか。

   別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (4)
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