先月末、川越の三芳野神社へ行ってみた。
童唄「とおりゃんせ」の発祥の地と言われている。もっとも、発祥の地はほかにもありそうだが。
♪ ここはどこの細道じゃ 天神さまの細道じゃ
どうぞ通してくだしゃんせ ご用のないもの通しゃせぬ
この子の七つのお祝いにお札を納めにまいります
行きはよいよい帰りは怖い
怖いながらも 通りゃんせ 通りゃんせ ♪
なにやら怖い内容を想像させる詩だ。追いはぎか人さらいでも出たのだろうか。
今は細い道でもなく、怖い道でもない。
薄曇りの日だったが、暖かだった。
人なつこそうな野良猫が、私から離れようともしない。餌にありつけるとでも思ったのだろうか。
野良猫と秋惜しみつ通りけり 鵯 一平
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