新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

なんとも腑に落ちない

2011年05月07日 19時07分49秒 | 身辺雑記

 突然、菅総理が、「浜岡原発の停止」を言い出し、中部電力に対して要請しました。

 菅総理と海江田大臣で相談して決めたのだそうです。

 私は、「さもありなん」と、なんとなく受け止めています。

「浜岡原発の停止」は、決して政府や総理の命令ではなく、単なる「要請」なのだそうです。

 浜岡原発は、東海沖地震の中心に建っています。

 だから、以前からも論議がありました。

 私は「浜岡原発の停止」は、もっと早く論議していてよかった問題だったと思います。

 従って、「停止の要請」に強い異論があるわけではありません。

 ただし、浜岡原発が停止されれば、日本経済や国民生活に、大きな影を落とすことになるでしょう。

 今後の原発のありかたにも、大きな影響を及ぼします。

 あまりにも唐突過ぎて、そこに到る過程が曖昧過ぎます。つまり、法的な根拠です。

「浜岡原発の停止」に関し、菅総理にはどのような指揮権あったのでしょうか。

 もちろん、なかったから「要請」だったのでしょう。

 要請を受けるかどうかは、中部電力に委ねられています。

 中部電力が「ノー」と言ったら、どうなるのでしょうか。

 停止が必要なら、断固とした命令とすべき。

 東海地方の運命、いや、日本の運命を、二人の大臣だけで相談し、一民間企業に要請しただけでよかったのでしょうか。 

 日本は法治国家です。緊急時なら緊急時としての決め方があったはず。

 突然の記者発表で済むようなことだったのでしょうか。

 私には納得いかない部分が残ってしまうのです。

「東海沖には、30年以内に、マグニチュード8.0以上の地震が起きる確率は87%」。

 これは以前から言われていたことです。

 だから、「浜岡原発の停止」は論議しにくい。誰しも結果が恐いからです。

 しかし、このような決め方が前例になったら、困るのは国民です。

 ほかの事例にまで拡大する怖れも生じます。

 どうしたらよかったのでしょうか。 

(私が不勉強だったのかなァ・・・)

 テレビも新聞も、今のところは音無の構えです。

 もちろん、菅政権の延命策と思っているわけではありませんよ。

   別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

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怠け癖

2011年05月07日 07時30分00秒 | 写真俳句・エッセー

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 怠け癖に取り憑かれていました。

 怠ける理由は、何処にでも転がっています。

 手っ取り早い理由は大震災や原発事故などなど……。

 そんな幾日かを過ごしていたら、暦の上では早や夏の声。

  またひとつ持病増やして夏に入る  鵯 一平

 新しい持病の名前は、無菌性グータラ症候群です。

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