新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

六義園

2011年03月30日 06時48分00秒 | 身辺雑記

 所用があって、墓参りを兼ねて、菩提寺の住職を訪ねた。

 帰りの道すがら、久しぶりに六義園に行ってみた。

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 六義園と言えば、その昔、川越藩主・柳沢吉保が築園した庭園。明治時代に入って、三菱の創業者である岩崎弥太郎の別邸となっていた。現在は東京都所有となり、國の特別名勝に指定されている。

 私はこの近辺で新婚時代を過ごした。

 当時、入園は自由だったが、現在は有料となっている。

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 しだれ桜の老木があるが、まだ満開には到っていなかった。しかし、日和もよかったせいか、ゆったりと観桜の気分に浸ることができた。

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 辛夷の大木もあるのだが、こちらも三分咲き程度だった。

 それでも白が蒼天に映えて、たましいが舞っているように見えた。

 地震・津波被災者の御霊を鎮めているようにも見えた。

 千 昌夫の「北国の春」が唇にのった。

 久しぶりに心穏やかな時間を過ごすことができた。

    北国の御霊鎮めの辛夷かな   鵯 一平

   別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (8)
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