8月2日付け某新聞の記事に、すっかり同感してしまった。
「薄着が度を過ぎると、周囲に不快感を与えてしまう。どんな装いが望ましいか」という女性記者の記名記事だった。
丸の内にあるオフイスビル。女性派遣社員(34)は、隣の席の男性社員に悩まされ続けていた。
彼はワイシャツの下に肌着を着ない。外回りから帰ると、汗をかいていてシャツが地肌に張りつき、すけすけになっていて、眼のやり場に困る。
女性派遣社員の曰く、「気持ち悪くてたまりません。これはセクハラじゃないですか」となったのだ。
そんな抗議を聞いた当の男性社員が逆ギレをした。
「ショーツやブリーフが欧州で発明される前は、シャツが下着をかねていた。下着を重ね着するなんて、おかしいだろう」とまくしたてて、あらためないというのだ。
それに関し、ある下着メーカーでは、「下着を着ている方が、汗をかいた後も乾いた状態に戻しやすい。冷房の汗冷えも予防できる」とアドバイスしているそうだ。
職場において、女性の露出度が問題になることもあるとのこと。
若い女性に人気のあるキャミソールは、フリルやレース、細い肩ひものせいで、「下着」を連想する男性もいる。
ストッキングなしの「生足」や、ビーチサンダルと見まがうようなミュールも、仕事場には相応しくないとして、年配の管理職には敵視されている。
そんな風潮を受け、大手の派遣会社では、「キャミソールやタンクトップは不向き」「スカートの丈はひざが隠れる程度」と呼びかけているとのこと。
服装が自制する方向にあるとすれば、私は大いに歓迎をしたい。
クールビズをいいことに、オフイスの場では露出過多となっている。
それをいさめる動きも出てきたとすれば、大いに歓迎したい。
職場も社交場も区別できない女性がいることは確か。
出勤途上の電車の中も含め、服装を考え直すことはいいことだ。
仮に海水浴へ行く途中とは言え、電車内での露出競争はみっともない。
過度の露出について、喜んでいる男性ばかりではないことを知るべきだ。
こんなことを言うと、男性を意識して服装を考えてはいない、と反撃されそうだ。
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