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2013 6/15の拝観報告6 最終(建仁寺 両足院)


写真は、半夏生の庭

この次は建仁寺の両足院の予定でした。
京極堂さまが帰られて、8人(スーメテさまはチャリ)。
7人なので、ここでもタクシー2台に分乗して、東山八坂で左折してもらい、建仁寺の南門前で下車しました。
一応、本編は下記です。
・建仁寺3 特別拝観1 両足院

16:00頃到着。
方丈では由緒などの説明の最中でしたが、皆さん既訪のため「聞いたことがある」ということで、スルーすることになりました(笑)。

書院前庭の半夏生はこんな感じ。
7~8割は白くなっていたようです。
今週末は非常にきれいだったでしょう。

時間が早いとお茶席が500円で水月亭にてあります。
それならば庭園を散策できるのですが、逆にこのように遅い時間に来ると、お茶席がなく庭園を散策できないですが、誰もいない写真は撮りやすいんですね。
新たな発見でした(笑)。

半夏生は上から3枚の葉の表側だけが白くなって、遠目にはさも花が咲いたように見えます。
僕も草花にはさして詳しくはないので、ここに最初に来た時に半夏生を知りました。

大体ゆっくり見て16:45頃。
ここの門前で一旦解散となりました。

京阪組とは祇園四条駅で別れ、WAN師匠と京loveさまと僕は阪急の地下通路を四条烏丸まで歩きました。
もちろんその間は、僕と師匠が京loveさまへ質問攻めです(笑)。

そしてWAN師匠と京loveさまは地下鉄に乗って京都駅方向へ。
僕は共犯!?の実姉宅でスーツに着替え、荷物をまとめ、何食わぬ顔で”東京出張”より帰宅した次第でした(笑)。

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松本酒造2 万暁院


写真は、万暁院の畫舫園(がぼうえん)

入口を入って右手に回り込むと、迎賓館である万暁院(まんぎょういん)の立派な表門と唐破風玄関があります。
これは建仁寺の塔頭“正伝院”(現在は合併して正伝永源院)から移築したものだそうです。

玄関を入ると、次の間を経て右手の廊下へ進みますが、共に船底天井になっています。
廊下途中の右手には4畳半のお茶室があります。
お茶室は2か所下地窓があり、客座の駆け込み天井(斜めになったの天井)には突き上げ窓があります。しかしこの突き上げ窓の上は屋根なので、窓の障子を外すと中は蛍光灯でした(笑)。

廊下を進んだ右手が客間で、左手が居間。
この2つが雁行型に並び、それらをL字型に囲むように前庭である“畫舫園(がぼうえん)”が拡がります。
客間は書院造り、桐の透彫り欄間で、徳富蘇峰筆の「泉石良友」の額が架かっています。
ここで社長さん自ら松本酒造の歴史や万暁院の設えなどについてお話があり、お抹茶を御馳走になります。

客間の周囲は床が敷瓦の縁があり、ここから畫舫園を鑑賞します。
畫舫園は回遊式の枯山水庭園です。
庭園の奥は苔のきれいな築山です。
右手には立派な松と紅葉が並びます。
中央やや左奥の石組みが滝を模し、石の滝川となって流れ下ります。
庭園の手前は白砂の海ですが、苔蒸した島が複数あるので、緑の方が目立つ印象です。
中央に島には信楽から運んだ巨石が目に付きました。

また庭園の左手の島には大きな槇の脇に、安土桃山時代の三条大橋の石柱があり、大きく“天正15年・・・”と刻印されていました。
なかなか見応えのある数寄屋建築と庭園でした。

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