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2013 6/23の拝観報告1(京都観世会6月例会)


写真は、京都観世会館の能舞台(座席から)

この日は朝から京都観世会6月例会。
初めての能観賞でした。

9:30に開場で、10:30から開演です。
そして終了が16:00。
長いです。
休憩も途中で20分と15分の2回。
機敏な行動をしないと時間がなくなるのと、途中入場を余儀なくされる可能性もあったので少人数の方がいい。
そう踏んだので、以前から約束していた”あんとん”さまと2人で参りました。
前売り券は、1人6000円でした。

詳細は近日の本編で掲載しますが、1度行ってみないと分からないことがありますね(笑)。
いろいろイイタイことがあります。

まず”寒い”。
クーラーがよく効いているので、羽織るものを持っていった方がよかったです。
冷静に考えれば分かるのですが、着込んだ演者さんに温度調節を合わせているからでしょうね。

能について。
ストーリーを追うのはたやすいのですが、それをすると”テンポが遅い、遅い(笑)”。
ストーリーの1つ1つの間に舞や謡が入るので、なかなか話が進まないのです。
つまり”ストーリーを追うのは正しい観方ではない”のでしょう。
その間の舞や謡そのものを楽しむのが正しい観方のような気がしました。

そんなことですから、睡魔が襲ってくる、襲ってくる(笑)。
「あぁ、眠いな。あかんあかん」というような感じ”じゃない”んですね。
一瞬先までは記憶があるんですが、次の瞬間「記憶がない」んです(笑)。
まだまだ最初から最後まで通して観るには”鍛錬”が必要そうです(笑)。

ただし片山幽雪さん(先代の九郎右衛門さん)と、当代(10代目)の片山九郎右衛門さんの仕舞には釘付けでした。
片山九郎右衛門さんの名前は、昨年の京都検定1級の問題にも出ましたしね(笑)。
もちろん正解しました!

昼食について
途中に休憩が20分と15分の2回しかありません。
ですからお弁当持参の方が多いのですが、自席は飲食禁止です。
1階と2階のロビーに椅子があるのですが、絶対的な数が少ないです。
ですから1つ目の”田村”が終わると次の10分ほどの狂言を観ないで昼食に行かれる方もおられました。
また20分の休憩の際に外に出て昼食する方もおられます。
その場合は20分で帰って来られないリスクもあります。
僕とあんとんさまも、今回は外で昼食でした。
その模様は、次回です(笑)。

歌舞伎や狂言とも違う、初めての能。
新たな世界でした。
なんでも観てみないと分からないものです。

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宝福寺


写真は、金毘羅堂

伏見にある金毘羅さんです。

アクセス
近鉄電車の桃山御陵前駅か京阪電車の伏見桃山駅で下車し、大手筋商店街を進みます。
商店街のアーケードを抜けて駅から約850m直進すると、木の塀で囲まれた松本酒造が見えます。
この角を右折しますが、ここに“宝福寺”と案内があるのでわかるでしょう。
そしてさらに100m程進んだ左手に朱塗りの表門があり、これが宝福寺です(簡易地図)。

通常拝観
表門を入ると奥正面に本堂、左手に金毘羅堂があります。
本堂には本尊の釈迦如来像、両脇には聖観音菩薩像や十六羅漢像などがお祀りされています。

御本尊御開帳法要
毎年5月の第1日曜日に御本尊御開帳法要があり、金毘羅大権現と雙身歓喜天像が開帳されます。
拝観料は500円でした。

本堂にお参りした後、金毘羅堂へ。
金毘羅堂は中央に須弥壇があり、周囲は座禅の空間になっています。
須弥壇の左手前には、陰陽石(子授けの石)があります。
須弥壇上方の中央に金毘羅大権現、その下に雙身歓喜天像が御開帳されていました。

金毘羅大権現も雙身歓喜天像も小さく、10cm前後の大きさではないでしょうか。

金毘羅大権現自体が珍しく、かつ歓喜天が開帳されるのは極めて異例のことのようです。

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