toshiです。いつもありがとうございます。今日も、toshiで~す。(笑)
今日は、9日(月)に観てきたドキュメンタリー映画「毎日がアルツハイマー2」のことを予定していましたが、つい先ほど、素晴らしい文章が携帯メールに入ってきましたので、それをご紹介させていただきます。
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人間力とはいかなるものか・・・
「知識ではなく、その人の体全体から滲み出る味わいでその人の人物がわかる。また、そういう人にならなければなりません」
京大元総長・故平澤興氏は生前、よくこう言われていた。体全体から滲み出る味わい。それこそが人間力のことである。
人間力という言葉は辞書にはない。しかし、その存在自体、人格そのものが大きな力を発しているという人はいるものである。
(中略)
人間力とは人間の総合的な力のことだろう。知識、技能、教養、人間関係力、実行力、徳性、といったもろもろの要素が総合して練り上げられ、発酵し、結晶するもの、それが人間力であろうと思われる。中には金力や財力、地位といったものも人間力の重要な要素、と言う人もいる。だが、それらを全て失っても、なお輝きを失わぬ人格の力こそ、人間力と言うべきだろう。
その人間力を養うには何が必要か。
根本になくてはならないのは、憤(ふん)の一字である。物事に出会い、人物に出会い、発憤し、感激し、自己の理想に向かって向上心を燃やしていく。そういうものを根本に持っていない人に、人間力はついてこない。
次に大事なのは、志である。夢と言ってもいい。いかなる志、夢を持っているか。その内容が人間力の大小厚薄重軽を決める。
第三は与えられた場で全力を尽くすこと。人生の経験をなめ尽くすことと言ってもいい。第四はその一貫持続であり、第五はすぐれた古今の人物に学ぶことである。すぐれた人の生き方に学ぼうとしない人に人間的成長はない。
そして最後に大事なのは素直な心だろう。松下幸之助氏は最晩年まで、「素直の十段になりましょう」と言い続けたそうである。素直な心、柔軟心こそ、人間力を高めていく上で欠かせない一念であろうと思われる。
「致知」2003年4月号より (致知メルマガ2015年3月12日分より)
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人間力・・・。
よく見聞きする言葉ですね。
でも、今日のこの文章ほど、人間力について分かり易く書かれたものには初めて出会いました。
上の文章で終わり頃の五番目に書かれている、すぐれた古今の人物に学ぶ・・・と言うことに関しては、先日のブログに書かせていただきました、佐藤一斎さんの教えを町挙げて全国に広める活動をされている岩村町の皆さんの志の高さに敬意を表します。
人間力を養うには何が必要か。
ここに書かれているそれぞれが、本当に勉強になりました。
toshiも、学ばなあかんなぁ~!
学ぶだけではなく、実行せなあかんなぁ~!
お読みいただき、ありがとうございます。toshiで~す。
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