雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

二月堂

2008年06月06日 | 奈良散策
お水取りで有名な二月堂
東大寺から東へ進むと二月堂へと至ります
石段を登る途中
土産物屋で学生さんたちがお買い物

        

雪だるまも昔
修学旅行で買い物を楽しんだ覚えがあります
昔を懐かしがりながら
つい撮影

緩やかな石段が見えてくればもうすぐ二月堂

    


天邪鬼な雪だるま石段を進まずに
四月堂の脇を抜けて二月堂へ

       

石畳の参道から
二月堂を拝みます

   

寺院の歴史のなかで
焼失との戦いがあります
戦火、失火等で多くの寺院が焼失の憂き目をみています

       

この二月堂も何度も焼失していて
一度目は平重衡の兵火
二度目は三好・松永の戦い

でも
三度目は
なんとお水取りの行事の最中
1667年の事

      

二度に渡る戦火では
全焼は免れていると記されているのに
三度目の失火では
全焼

        

あれだけの火種
そりゃ燃えることもあるでしょうね



二月堂から見た東大寺大仏殿
あの高さまで登ってきたことになります

   

二月堂
旧暦の二月にお水取りの行事を行うことから名付けられた名

      

旧暦の二月はインドの正月

水取りや 籠りの僧の 沓の音

お水取りは修二会と呼ばれていますが
修二会と呼ばれるようになったのは平安時代になってから
奈良時代には十一面悔過法と呼ばれていて
これが正式名称

       

舞台に火の粉が舞う姿
圧巻です

    

一度は見ておきたい行事のひとつ

       

来年は行ってみようかな

     
コメント (6)
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