妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

美味しく頂く 34

2020年08月22日 | お酒

衣食足りて礼節を知るというけれど、

人の、物の動きが滞っている中、

海外の美術品の展覧会を開催するのは、

日に日に難しくなってくる。

幸いながら、

松方、大原、石橋をはじめとしたコレクターが

三井、三菱、住友の旧財閥が、

和洋を問わず素晴らしいコレクションが、

いよいよ、コレクションの質と、

インキュレーターの手腕が問われる時代になると、

コロナ禍の前に日本に着いていた絵画展の残滓を観ながら

その想いを強くするこの頃です、

もちろん、その影響は、嗜好品にも、、

とはいえ、スポーツドリンクには、

お米から、麦、お芋、その他雑穀まで、

様々な種類があるから、、

物流よりも、お天気の方が心配。

そんな、心配を忘れさせてくれる、週末のお供は、

 

愛知県名古屋市 株式会社萬乗酒造

醸し人九平次 純米吟醸

Le K   ル・カー -Voyage-

冷蔵庫から出してすぐの、冷えたまま、

酸味とそれに隠れた甘さに、思わず頬が緩む。

飲み手の頬の赤みが増すにつれ、味が熟成されていく、

そんな期待が、一口頂いた時から始まる。

無濾過だから、一晩お休み頂いた味も楽しみたいけれど、

一晩だけのお付き合いになるかも、それも、悪くない予感。

 

体温が、お酒も、頂く私の体温も、変わっていくと、

ドライフルーツの甘さを思い出す。

柑橘系の味とは、少し違う甘さ。

ここは、我慢のしどころ、

もう一杯だけ、グラスに注いで、

空調の効いたお部屋でお休みしてもらうことにする。



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