ご存知、「眺めのよい部屋」から、大手町方面をパチリ。
きっとこの辺りも、来月の今頃には、桜が見頃になるのだなと、
でも、その前の冬の景色も悪くないと、、
国立近代美術館には、暖かで、優しい絵が、
シンプルな形の、優しい色。
一時、外の世界の寒さを忘れさせてくれました。
初期の作品は、暗く、重苦しいのですが、
その苦しさも、晩年の作品へたどり着くまでの必要な道。
ふと、我が来し方、行く末に思いを馳せてしまいます。
とはいえ、彼の晩年の、赤い輪郭線に縁取られた造形、色彩は、
お疲れの、何回目かのミドルエイジクライシスを癒してくれました。
外に出てみれば、昨日とは変わり、冬の空。
いつだって、春は奥ゆかしいから、
ほんの少し顔を出しては隠れてしまう。
自転車も、昨日の天気ならば良かったのにと、
空を恨みながらも、、いつもの場所へ、
なんだか、今日の冬空を撮りたくって、
悴む手を、熊谷の絵でほっっこりした心で温めながら、
そう、これがこの季節の空なのだよねと、、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます