妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

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Y字管を思い浮かべてしまいました。

2017年05月19日 | QOL

仕事がひと段落ついたので、早めに会社を出る。

最近、お気に入りのツール、バイクシェアの自転車に乗って。

今週末で終わる会、

きっと、ディスカウントの幅も大きくなっているはずと、

新橋を寄り道して、傾きかけた陽を背中に、丸の内へ、

立地とか、建物の雰囲気も好きなのだけど、

それ以上に、学芸員の方の企画力に感心する美術館。

ちょっと、聞きなれない「ナビ派」と

プロモーションの絵の雰囲気が気になっていた企画展。

 

見ているうちの思い浮かんだのが、

灰色の塩化ビニール製のY字管、

その心は、西洋の絵画と日本の絵画がいい具合に混じり合って、

それを次の時代の絵画に伝えてる橋渡しをしているから。

絵によって、西洋の濃度の微妙に違うのも面白い、

 

印象派が浮世絵に影響を受けているけれど、

また、その反対もあるけれど、

今ひとつ、自分の中で消化できていない感じがあるけれど、

ナビ派の絵は、両方を消化し、そこから自分たちの絵を描いている。

なんとなく、現代絵画の味わいを漂わしているのが面白いのです。

西と東の絵画を混ぜ、現代絵画の萌芽というか、

印象派と現代絵画の自分の中でのミッシングリンクが繋がった感じです。

 

柔らかな色と光の使い方は、印象派から、

平面的な描き方と構図、フレームワークは浮世絵から、

それぞれが絶妙に混じり合ったハイブリットなのです、

時に、対象物が四角形だったりデホルメされているのが、

現代絵画の先取りなのでしょうか。

初期のナビ派に影響を与えたとされる力強さはなく、

優しい、ほんのりとした作品が多いのが特徴でした。

そんな中、気になったのは、

ピエール ボナールの「ベッドでまどろむ女」

今まで上げた「ナビ派」の特徴とは、外れる所はあるけれど、

優しい絵の中、一つだけ官能すぎるほど官能的な絵だけに、惹かれるです。

 

残念ながら、展覧会自体は、今週末まで、

でも、見逃すには惜しい展覧会です。

そう、美術館を出る時、一つの決心が芽生えました、

それは、ミュシャを絶対に見に行くという決心です。

本物はわからないのですが、

なんとなく、ナビ派の雰囲気に近いような気がして、

こちらも、会期末が近いのですが、、



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