妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

頂くお酒は、17.1

2019年05月19日 | お酒

初夏の天気は、お月様を隠す事が多いけれど、

こうして、綺麗な夕焼けの反対側に、

素敵なお月様が顔をのぞかせることがある。

三十と数年前、地下鉄の出口を登った街、

今は、違う村だけれど、いわゆる都心3区で働く身、

あの当時から残る建物は、数える程。

オフィス街であると同時に、

ゴジラが眠る街のイメージが強いけれど、

もうここで働く事は無いけれど、思い入れのある街。

昔を懐かしみつつ、前を向いている今夜。

応援してくれるのは、

 

小林酒造株式会社 栃木県小山市

純米吟醸酒 鳳凰美田

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)

原料米 麹米 山田錦 100% 掛米 五百万石 100%

精米歩合 55%

アルコール分 16度以上17度未満

製造年月日 2019.05

 

人ならば、数年、あるいは数十年、

成熟までに時間が必要だけれど、

基本的には、新米毎に生まれ変わるお酒。

一晩寝かすことで、熟成は進むものなのです。

再び封を開けると、お酒の香りが漂ってきて、成熟の証かと、

頂いてみると、昨夜よりも甘さに深みが、品を感じる甘さ。

それ以上に、香りが立っている。

 

こうして味の違いが楽しめるのも、無濾過とか、生のお酒だから、

そろそろ夏のお酒がお店に並ぶ頃、

蔵元さんでの熟成も楽しみだけれど、

一夜の、あるいは一週間での成長を楽しむ機会も限られてくる。

これもまた、酒飲みだけが楽しめる、季節の変化、

 

閑話休題

このお酒を頂きながら、ふと王冠を見てみると

素敵な印が

誇らしげな鳳凰が鎮座している王冠。

いい仕事をする人は、小さな事にも手を抜かないと言うけれど、

まさしくこれがその証。

ラベルが顔だとすれば、王冠は「誇り」だなんて、言い過ぎかも、

でも、蔵元さんは、お酒も焼酎も、隠れたこだわりが王冠にある気がする。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿