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初夏の天気は、お月様を隠す事が多いけれど、
こうして、綺麗な夕焼けの反対側に、
素敵なお月様が顔をのぞかせることがある。
三十と数年前、地下鉄の出口を登った街、
今は、違う村だけれど、いわゆる都心3区で働く身、
あの当時から残る建物は、数える程。
オフィス街であると同時に、
ゴジラが眠る街のイメージが強いけれど、
もうここで働く事は無いけれど、思い入れのある街。
昔を懐かしみつつ、前を向いている今夜。
応援してくれるのは、
小林酒造株式会社 栃木県小山市
純米吟醸酒 鳳凰美田
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 麹米 山田錦 100% 掛米 五百万石 100%
精米歩合 55%
アルコール分 16度以上17度未満
製造年月日 2019.05
人ならば、数年、あるいは数十年、
成熟までに時間が必要だけれど、
基本的には、新米毎に生まれ変わるお酒。
一晩寝かすことで、熟成は進むものなのです。
再び封を開けると、お酒の香りが漂ってきて、成熟の証かと、
頂いてみると、昨夜よりも甘さに深みが、品を感じる甘さ。
それ以上に、香りが立っている。
こうして味の違いが楽しめるのも、無濾過とか、生のお酒だから、
そろそろ夏のお酒がお店に並ぶ頃、
蔵元さんでの熟成も楽しみだけれど、
一夜の、あるいは一週間での成長を楽しむ機会も限られてくる。
これもまた、酒飲みだけが楽しめる、季節の変化、
閑話休題
このお酒を頂きながら、ふと王冠を見てみると
素敵な印が
誇らしげな鳳凰が鎮座している王冠。
いい仕事をする人は、小さな事にも手を抜かないと言うけれど、
まさしくこれがその証。
ラベルが顔だとすれば、王冠は「誇り」だなんて、言い過ぎかも、
でも、蔵元さんは、お酒も焼酎も、隠れたこだわりが王冠にある気がする。
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