ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

奇跡の雲取山行き

2017年10月15日 | 山行き



大阪に住む弟夫婦があれを知ってどうしても今年中にと。
あれとは、、、東京最高峰の雲取山が2017mだと言う事実。例の記念碑も今年いっぱいで撤去されてしまうという。知ってしまった以上何としても登りた〜いと。そして雲取に行くならこのハリ天がガイドしないわけにはいかないでしょ。ということで、7月に話があったけれど互いになかなか日程が合わない。

伸びに伸びて昨日10月14日(土)悪天予報だったけど代わりの日がないってことで強行登山してきたのだった。
なんとか日中は曇り予報になっていたけど、山はすっかり雲に覆われどこもかしこも真っ白けっけ。ここで振り返ると富士山がね、なんて言っても見えるのは白く実体のない壁。ずっと左手には富士山がとか、あの向こうには南アルプスや八ヶ岳がとか虚しい解説。

【ま、それでもこれだけで満足だったのだ】

雨がまともに来なかっただけで満足しようと、避難小屋でカップラーメンとコーヒー飲んで下山。
ところが、小雲取山を下り、奥多摩小屋手前の小ピークで突如雲が流れ始め、まさかまさかの富士山登場。
中年夫婦ふた組は我を忘れて大フィーバー。



その後も隠れては現れを繰り返し、やがてブナ坂へ下るまで奥多摩ではあまり見ることのない見事な雲海とその向こうに浮かぶ富士山等々を拝ませてもらってしまったのだ。


【奇跡的な光景だ】

大阪からわざわざ出てきてくれて、雲取登ったはいいけど近隣の山が一つも見られなかったなんてこんなに冴えない話はないからなぁ。
もう10数年で30回以上は行っている雲取だけど、うーん、昨日の光景は3指に入るかもだ。



諦めさせておいてからのチラ見せ、こいつは効果抜群なんてもんじゃないなぁ。やれやれよかった。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!




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