久しく来院されていなかったある患者さんが、お祝いよ~ってわざわざ届けに来て下さいました。山形の地酒・生酛純米酒「初孫」です。
届け主はハリ天の亡くなった母親と同い年のおばあちゃん。
ハリ天の母はみかけと違ってまさに女親分でした。押しも相当強かったな。その母に比べるとあたりはずっとソフト。でも面倒見のよさはピカイチ。我々夫婦も知らず知らず、長年に渡りあれこれお世話になっています。
書に絵に裁縫に、実に品のいい多彩な趣味の持ち主。緑風堂鍼灸院で評判の「お米あんか」も最初に(もう10年以上前のことだけど)教えて下さったのも彼女。ちょっとしたところに思わずうなる「らしさ」が散りばめられていて、実にイカすおばあちゃんです。
そのおばあちゃんが1升ビンを抱えて、やっとお祝いに来られたわと本日お見えになったという次第。彼女のお孫さんにも「織」(うちの孫の名と同じ)という字を使った子がいらして、名前も喜んで下さった。
どーんと差し出されたビンのラベルに目をやれば「初孫」。達筆のお祝いメッセージ付き。本物の孫は遠くにいて抱っこできないので、かわりにちょっと抱っこしてみましたよ。ごっつぁんでした。