ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

秘技・安全ピンの術

2008年07月09日 | 必勝アイテム

0709_cramp 強烈な暑さで完走率が50%を割ってしまったという北丹沢山岳耐久レース。思いも寄らぬサバイバルレースでした。皆さんの報告や私のブログにも痙攣にやられたというコメントが多々。
私も第2CPの先、最後の登り口で応援激写中、ひどい痙攣で動けなくなってしまった選手に「だまされたと思って」と秘技を伝授してあげました。その後、ちゃんと登っていったのでたぶん大丈夫。
繰り返し襲ってくる激しい痙攣も、早め早めの秘技が絶対に助けてくれます(ちなみに痙攣王・ハリ天の場合でも100%復活可能)。大丈夫です。
そう、しつこいですが「痙攣には安全ピン」です。(レース中のストレッチングでは根本解決出来ません。だいたい痛くて何も出来ないはず。)
※2度目の登場です。→こちら

 

レース中はゼッケンを止めるのに使っているので、特別用意の必要がないのが最大の利点。
グワッと開き、親指と人差し指でしっかりとはさみます。0709_pin01

 

ほんの少し尖端が出るようにつまみます。0709_pin02

 

角度を少し変えて見ると・・・こんな感じです。指の尖端をクッションとして利用します。0709_pin03

 

どれくらい出せばよいかは、実践しながら加減してください。
この状態で痙攣している部位をチョンチョンチョンチョンとつつきます。リズミカルに少し広い範囲を10回~20回(適当に)。この時のチクチク感は、痙攣の痛みが強いためにかえって気持ちいいくらい。
決して突き刺したりはしません。だいたいTシャツに突き刺すのだって結構大変でしょ。そう簡単には丈夫な皮膚には突き刺さりませんからご安心を。

激しい痙攣で強い刺激をした時は、後で内出血の跡(点々)が残りますが、全く心配いりません。すぐに消えます。
思えば数年前の北丹沢山岳耐久レース。姫次のピークを越えた所で両足の前後全てがピキーンと大痙攣。かの山岳女王Mさんと競り合っていた所で動けなくなり、もう悔しいのなんの。足以外は元気なのですからなおさらでした。秘技との出会いはこの時だったのです。
今では、わざわざ止まらずに走りながらだって出来ちゃいますよ。

是非、お試しアレ~。

何故治るのか、そのメカニズムはまたの機会に。


【本日のトレーニング】
・64min._Trail(ha119/hm142)

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (12)
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