JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

福沢さん

2005年08月10日 | d-f

2晩連続での「午前様」は、さすがに反省しなければいけません。もちろん酒量の事もありますが、お盆前の出費もこれまた多いに反省の対象でしょう。

そこで、今日は、お酒と一万円札の福沢諭吉との面白いお話しをひとつ
福沢諭吉は、無類の酒好きだったそうで、これは子供の頃からのものだったそうです。
月代(ちょんまげの髪を剃った部分)をお母さんに剃ってもらうのが痛くて嫌いだった諭吉が、
お母さんに「諭吉やおとなしく剃らせれば、飲ませて上げるよ」ってな事を言われ、酒が飲めることを楽しみに剃ってもらったとか
もちろん、大人になってもよく酒を飲んで、朝酒に始まり、昼酒、晩酌を毎日続けていたそうです。

あるとき
「こんなに酒を飲んでいては、私は長生きが出来ない。長生きシテー!」
ということで、まずは朝酒をやめ、次に昼酒をやめ、最後に晩酌の量を人並みにしました。ところが、それまでの酒がたたったのか63才で脳卒中を患い、酒を全く飲めなくなってしまいます。

諭吉先生、調子が良いというか何というか、自分が飲めなくなったものだから「禁酒のすすめ」なるものを書いちゃいました。

「返杯やお流れちょうだいなどの、宴席での杯のやりとりは、酔っぱらいを増やして席を乱れさすし、病原菌が移る可能性もあり、衛生的に良くない」
なんて偉そうに言っちゃってます。

さて、私も支払をする時、諭吉先生をじっくり眺め、節酒を考えるよう努力しましょう。(でもその時になると忘れちゃうんですよね)私は、大酒飲みであってアルコール依存症では無いのですから。

マイルスは、アルコールと麻薬の悪夢の中でもがき、逃れようとしても、気が付けばおもわず手を出してしまっている、そんな泥沼の中にいました。何故そんな世界から再生できたのか、それはつまりジャンキーに化しても尚、再生への意志を持ち続けたからに違いありません。そんな彼が「救い」を求め、父親に電話をかけたのは、1952年に入ってすぐのことでした。
今日の一枚はその前年、まさに泥沼にあえぐただ中で、録音された一枚です。麻薬でボロボロだったはずのマイルスとブレーキー、なにが二人をこれほどまでに駆り立てたのか、というほどホットに燃え上がった演奏を聴かせてくれます。

DIG / MILES DAVIS
1951年10月5日録音
MILES DAVIS(tp) SONNY ROLLINS(ts) JACKIE McLEAN(as) WALTER BISHOP(p) ART BLAKEY(ds) TOMMY POTTER(ds)
1.DIG
2.IT'S ONLY A PAPER MOON
3.DENIAL
4.BLUING
5.OUT OF THE BLUE

この「DIG」は、1曲目アルバム同名の「DIG」が、ずば抜けた一曲。悪く言えばこの1曲目だけのためのアルバムといっても良いと、私は思っています。

宇宙人?

2005年08月09日 | m-o

6日から始まった「七夕祭り」も、昨晩は最終日。
「お祭り好き」でも「人混み嫌い」という矛盾した私は、七夕につきあう顔をしていつものように飲みに出かけました。

お祭りのせいか、しばらくの間、お客さんは私1人、久しぶりにゆっくりママとお話しをしてきました。
「小泉さん解散したねぇ」の話から「変人の話」に
するとママが
「あたしね、変態なのよね」
変人から変態へ話が飛ぶのもすごいが、
(え~?ママが変態! Sとか?Mとか?それとも何か特別な趣味があるとか?)
「変態って何よ、ひょっとしてそれが原因で×1だったりして」
「まぁ~ある意味ね」(なんと、それは聞かねばなるまい)

「あたしね、時々見ちゃうのよ」
(見ちゃう?何を?何を? 他人の「何を」見ないとダメだとか、まさか盗撮か?)
「夜中に突然声出しちゃったりして」
(なに~!何をみて声出しちゃうの?・・・・ちょっと興奮!)
「バブさんは、そういうこと無い?」(すいません、私いたってノーマルでして)

「だから、何を見るのかわかんないもん、ビデオかなんか見るの?」
「ちがうわよ、ほらお化けって言うか、霊っていうか」
「何だよ、そういうのは普通「変態」っては言わないっしょ」
「じゃあ、何ていうの?」
「そりぁ、霊能者とか、霊感が強いとかさぁ」

ママの話によれば、おばあさんがとても強い霊感を持っていらして、お母さん自分へと遺伝したらいとのこと、一時は、毎晩のように「霊」なるものに出会い、今でもときおり現れるとか、
「そのせいか、あたし、独り言のようにぶつぶつ言うときが多いのよね」
(そういえば、ママの独り言、厨房で聞いたことがあります。)

こわ~ 確かにママは以前から「ちょっと人とはちがった雰囲気を持っている人だなぁ」とは思っていましたが、「変態?」いや「霊能者?」?いやいや、ひょっとして
「宇宙人?......」
こうして、私は、「宇宙人」とお昼過ぎまで酒を酌み交わしたのでありました。

私にとっての「宇宙人」は、この人モンクさんですね
今日は、ジェリー・マリガンとの共演盤です。

MULLIGAN MEETS MONK
1957年8月12日録音
THELONIOUS MONK(p) GERRY MULLIGAN(bs) WILBUR WARE(b) SHADOW WILSON(ds)
1.'ROUND MIDNIGHT
2.RHYTHM-A-NING
3.SWEET AND LOVELY
4.DECIDEDLY
5.STRAIGHT, NO CHASER
6.I MEAN YOU

おまけ、
今、悪友から電話が入りました、悪いお誘いです。
夕べ飲んだからといおうとしましたが、そこは「のんべぇの虫」がそうさせません。(明日から夏休みだし)いってきま~す。


いとし、いとしと言う心

2005年08月07日 | s-u

今日も暑い一日でしたが、暑さを逃げた私は知り合いの営む喫茶店に、しばらくぶりに出かけました。

ドアを開けると、ベース弾きのT君がカウンターでため息をつきながら、アイスコーヒーを飲んでおりました。
「おいおい、若いのが真っ昼間からため息なんて、大丈夫かい?」
すると、マスターが
「ちょうどいい、手相でもみてもらったら」

私、こう見えて「手相」を少々みたりします。が、しかーし残念、男の「手相」は、みないのがバブ流の鉄則。
「バブさーん、みてくださいよ」(えい、そのごつい手を見せるなぁ)
「なんだよ、なんだよ、まさか恋の悩みでもあるまいに」と冗談めいていうと、マスターが
「ピンポン、ピンポン」(あらま 25にもなって恋の悩みかい)
そうかそうか、そう言えばT君は、7年彼女いない歴の人でしたね。

話を聞けば、お相手は美容師さん。ここ3ヶ月ほど毎週のように通っているとか。
そして、ついに明日の月曜日、初デートにこぎ着けたとのこと(おめでとう!!)
ところが、彼女いない歴の長い彼には、デートそのものが心配らしい。
(えーい、いざ鎌倉の機を逃さず、おしたおすのじゃぁ~~~~)これは、冗談。
ともかく、初デート、うまくいくことを祈っています。

あーそれにしても、恋する乙女もいいけれど、男も恋をしなくちゃいけません。
幾つになっても恋をするぞと思ってみても、私の恋は「下心」
「戀(こい)という字を分析すれば、いと(糸)し、いと(糸)しと言う心」
そんな戀をしなくちゃね。

今日の一枚は、スリットに恋しそうなバリトンを持ったお嬢さんが、仕立てを頼んだ男に「キスして」って言っているような、そんなジャケットの一枚。
ブルー・サージは、早死にのせいでアルバムが少ないけど、このアルバムは、彼の代表作です。私は、このバリトン好きだなぁ。

SERGE CHALOFF / BLUE SERGE
1956年3月4日録音
SERGE CHALOFF(bs) SONNY CLARK(p) LEROY VINNEGAR(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.A HANDFUL OF STARS
2.THE GOOF AND I
3.THANKS FOR THE MEMORY
4.ALL THE THINGS YOU ARE
5.I'VE GOT THE WORLD ON A STRING
6.SUSIE'S BLUES
7.STAIREAY TO THE STARS

観念しろ

2005年08月06日 | g-i

最近、どうも肩こりがひどい気がして、原因を考えていました。
酒の飲み過ぎが原因とも思えないし、頭を人一倍使っているわけでもありません、ひょっとして運動不足か?それはあり得るかも知れませんが、それが直接の原因とも思えません。

昨日、いっしょに飲んでいた友に、
「どうしてだろうね?」と聞くと
「眼精疲労じゃないの」
「お~なるほど、パソコンのやりすぎか?」
「ちゃうちゃう」
「じゃあ、何?」
「老眼!」
あ~聞いていない、聞かなかった、それだけは言ってくれるな、同い年の君の言葉とはいえ、たとえ自覚が有るとはいえ、それだけは.......

「俺なんか、遠近両用にしてもう3年だよ」
「なんと、おまえのそれ遠近両用? ぜんぜんわかんないジャン」
「今のレンズは、高性能だよ。観念しておまえもそうすれば」
ん~ついに私も現実を受け止めなければいけないの?観念しなくちゃいけないの?
別にこの年になれば、多かれ少なかれ目に症状は出るものだし、恥ずべきことでもないことはわかります。ただね、「俺はまだまだ大丈夫なんだ!」と自分に言っていたい年頃なんですよ。

そして、今日
作ってきてしまいました、覚悟をきめて、遠近両用を
まぁこれで「こりしょう」が幾分でも解消されるならばいいとしましょう。
ここに宣言します!
「私は、老眼だ! 遠近両用を使っているぞ! そういう歳だ文句あるか!!」
でも、ちょっと寂しい気分なのは何故でしょうか。

今日の一枚は、チコ・ハミルトンです、おもしろいアルバムかどうかという点では、「絶賛」とは言えませんが、あの映画「真夏の夜のジャズ」とまったく同じメンバーによる演奏です。(同メンバーの録音ってめずらしいと思うのですが)
私にとっては、貴重な一枚です。

THE ORIGINAL ELLINGTON SUITE / CHICO HAMILTON
1958年8月22日録音
CHICO HAMILTON(ds) ERIC DOLPHY(as,fl,bcl) NATE GERSHMAN(cello) JOHN PISANO(g) HAL GAYLOR(b)
1.IN A MELLOW TONE
2.IN A SENTMENTAL MOOD
3.I'm JUST A LUCKY SO AND SO
4.JUST A-SITTIN' AND A-ROCKIN'
5.EVERYTHING BUT YOU
6.DAY DREAM
7.I'm BEGINNING TO SEE THE LIGHT
8.AZURE
9.IT DON'T MEAN A THING

恋人へプレゼント

2005年08月05日 | a-c

今日も、先日と同じパターンで、シャワーを浴びたら再びお出かけです。

今、私は暑いにもかかわらず、ご機嫌です。
というのも、家に帰ってみると「心の色を探して」のけいさんから、彼女デザインのレターセットの贈り物が届いていたからです。とても嬉しい、そうそうにお礼を言わなければ。

このレターセット、けいさんのかわいいマウス画入りのものなのですが、もちろん私が使おうと思って、けいさんにお願いしたわけではありません。私のたった1人の恋人にあげようと思っています。

いいでしょう、この年で恋人へのプレゼントですよ。(ヘヘヘヘヘ..)
アルト・サックスを吹く、顔はまぁこっちに置いといて、背も低く....
でも、愛嬌は誰にも負けないかわいい子なんですよ。

それがね、最近、ちょっと私に冷たくて、
「あ~~~さめてしまったのかなぁ?私の思いは、燃えさかんばかりかのに」

「よし、何とかこのレターセットで、彼女の心をもう一度引きよせよう」
と、計画を練っております。
おとといから、彼女は合宿に出かけ(あら、だんだんばれそうかな?)今は留守。

このレターセットに、サックスのリードと「スイング・ガールズ」のDVDを添えて、帰ってきたときに彼女の机の上にあったら、彼女は喜んでくれるでしょうか?
(ちょっと心配なんですけど)
やっぱり、手紙なんぞを添えておいた方が良いですかね?
でもね、手紙書いて置いておくのもくさいしね。
ともかく、彼女が喜んで笑顔でありがとうと言ってくれれば、わたくし幸せです。

さぁーここで問題です。彼女は一体誰でしょう?
ピンポン、ピンポン・・・そう彼女は、私の娘なのでありました。
みなさんも、彼女が喜んでくれることを祈っていて下さい。

さて、今日の1枚は、暑い日の夜、ボーっとお酒を飲みながら、ダラーっとして聴くのには、最適な1枚だと思います。チェット・ベイカーの歌も良いですが、歌無しのこのアルバムもなかなかのもんですよ、エバンスとの共演も楽しいし。

CHET / CHET BAKER
1958年12月30日,59年1月19日
CHET BAKER(tp) PEPPER ADAMS(bs) HERBIE MANN(fl) KENNY BURRELL(g) BILL EVANS(p) PAUL CHAMBERS(bs) CONNIE KAY(ds) PHILLY JOE JONES(ds)
1.ALONE TOGETHER
2.HOW HIGH THE MOON
3.IT NEVER ENTERED MY MIND
4.'TIS AUTUMN
5.IF YOU COULD SEE ME NOW
6.SEPTEMBER SONG
7.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
8.TIME ON MY HANDS(YOU IN MY ARMS)
9.YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC

借金が人を大きくする

2005年08月04日 | a-c

先日、キャノンボールを取り上げたばかりのような気もしますし、昨日今日とアルトって言うのもね。とも思ったのですが、やっぱりこのアルバムにしました。

めずらしく、アルバム・レビューでも書こうかなんて思いましたが、私、苦手なんですよね、根が単純なものですから、「感じがよいとか」「聴いていて気持ちがいいとか」「何ともいえない」とかそんな表現ばかりになってしまうんです。

キャノンボール・アダレーは、1955年パーカーの死と入れ替わるかのように、弟ナット・アダレーに誘われるままニューヨークに出てきました。オスカー・ベティフォードのギクに飛び入り参加すると、
「オーイ、何だあいつ、エー、たまんないんじゃないの」てなもんで、評判となり、レコード会社(サボイ)との契約も一発、弟達とクインテットを結成!!
「やったぁ、順調すぎる自分が怖い」状態でしたが
このクインテットが大失敗。あわれ、借金王となってしまったのでした。

キャノンボールはマイルスのバンド、ナットは、ウディ・ハーマンやJ.J.ジョンソンのバンドで修行を続けながら、必至に謝金を返していった彼らは、その後再度、バンドを立ち上げ成功を遂げたのでありました。

キャノンボールの紹介というと、まっこんな感じでしょうか。

ところで、キャノンボールとナットの最初のバンドが、もし大成功を収めていたら、どうなっていたでしょうね。「マイルス黄金のシックステット」にキャノンボールはいなかったかも知れないんですよ。
もし、借金がなかったら、キャノンボールは、田舎に帰っていたかも知れないんですよ。
「怖いですね、恐ろしいですね」
「よくぞ失敗してくれた、よくぞ借金してくれた、借金があなたを大きくしたんだ!」

さて、今日のアルバムですけど
マイルスのバンドに在籍中録音されたものです。私、変に興奮して書いてしまいましたが、そのくせキャノンボールは、マイルスのバンド以外で演奏しているものが好きなんです。(ハァ~?言ってることおかしくねぇ?)
かといって、ナット・アダレーと組んだ後期のキャノンボールも、あまり好みじゃないんです。
このあたりのアルバムがとっても良い。そこそこファンキーで、いかにもキャノンボールらしい音で......

ほらね、レビューにならないでしょ

THINGS ARE GETTING BETTER / CANNONBALL ADDERLEY WITH MILT JACKSON
1958年10月28日録音
CANNONBALL ADDERLEY(as) MILT JACKSON(vib) WYNTON KELLY(p) PERCY HEATH(b) ART BLAKEY(ds)
1.BLUES ORIENTAL
2.THINGS ARE GETTING BETTER
3.SERVES ME RIGHT
4.GROOVIN' HIGH
5.THE SIDEWALKS OF NEW YORK
6.SOUNDS FOR SID
7.JUST ONE OF THOSE THINGS

ちょとした感激

2005年08月03日 | v-x

予定通りというか、思った通りというか、やっぱり夕べは、たっぷりお酒をいただいてまいりました。

「いやぁ~、夕べの刺身、久しぶりに美味しい鰹だったなぁ。」

我が田舎では、この時期、刺身というと当たり前のように鰹が出てきますし、スーパーでも刺身売り場で一番大きな顔をしています。
ニンニクおろしか生姜おろしを薬味に、タタキではなく普通の刺身で食べる方が多いためか、スーパーで売られているものも皮をはいだものがほとんど、いかに新鮮でもすぐ味が落ちてしまうのが鰹、じつは、私はスーパーで鰹を買うことはありません。

鰹を一本買ってきておろすことも出来るのですが(私、おろさせていただきます。)さすがに我が家で一本は多すぎ、結局なかなか美味しい鰹にお目にかかれないのです。

毎日の日々の中で、しょうもないことに感激することってありますよね。夕べの鰹の味は、まさにそれでした。

昔、ジャズ喫茶でアルバイトをしていた頃、神奈川県の大和から偶然お越しになったお客様がいらっしゃいました。飲み屋さんを経営されている方でしたが、親戚の用事か何かで田舎に来られ、ジャズが聴きたくなってお越しになった方です。
「リクエストしたいんだけど、何ていうアルバムか忘れちゃって、一覧か何かないかなぁ?」
「すいません、一覧にはしてないんですよ。誰のアルバムかわかりませんか?」ときくと
「けっこう最近のなんだけど、アルト・サックスで、パリか何処かのスタジオ録音で・・・・・じつは、ジャズ詳しくないから」
とても感じの良いお客さんだったので、私も必至に考え「PHIL WOODS & EUROPEAN RHYTHM MACHINE」をターンテーブルにのせました。
かけた瞬間に「ニコッ」とOKサイン

「よくあれだけでわかったね」と大感激、自分のお店のアドレスを私に渡すと
「君、大学行くの?もし関東の大学だったら1度必ず、うちに来て」と言い残し帰って行かれました。

大学生になった私は、ふとその事を思い出し、そのお店を訪ねてみました。すると、
「これ飲んで飲んで」とジャックダニエル(当時は超高級酒、私など口にしたこともありませんでした)をボーン!
「これ食べて食べて」とつまみもドーン!
しかも、一銭もお金を取らないのです。たかだかレコード1枚で、それほどまでに感激していただいたとは、

なにげない日常の感激を、私も大切にしようと思っています。

PHIL WOODS AND EUROPEAN RHYTHM MACHINE
1968年11月14日,15日録音
PHIL WOODS(as) GEORGE GRUNTZ(p) HENRI TEXIER(b) DANIEL HUMAIR(ds)
1.AND WHEN WE ARE YOUNG (Dedicated to Bob Kennedy)
2.ALIVE AND WELL
3.FREEDOM JAZZ DANCE
4.STOLEN MOMENTS
5.DOXY



シャンプーの香り

2005年08月02日 | a-c

飲み屋に出かけない日数の記録作りは、もろくも崩れそうです。
今日は、この時間に一時帰宅、6時より再度仕事に出かけてきます、ということは、あ~~最後は、足が家へ向かうことは無いものと思われます。(まるで、人ごとのように.....)

さて、今日も暑い一日ですが、髪がどうもじゃまになったので、仕事を抜け出し「床屋さん」へ行ってきました。
最近は、男性でも「美容室」を利用される方が多いようですが、私はどうもいけません。
「黙っていても、顔をあたってくれ、髪を洗ってくれる」そんなお店じゃないと、いちいち、「あれとこれ」「洗髪は?」「ここをこうして」やっちゃあいられません。
それともう1つ、頭を刈っている間、べらべらしゃべるのも勘弁です。できれば、黙って寝ていたい。
そのかわり注文は少ないですよ、結果どんな髪型でも文句はいいません。土台いっしょなんだからどんな髪型でもそれほどの違いもないし、
あっと1つだけ注文を付けます。整髪料は付けないように頼みます。私、昔から髪をさわる癖があるので、手が油っぽくなるのもイヤだし、においがどうもね。
シャンプーの香りがする女性の黒髪、あれはいいですけどねぇ(オイオイ関係ないだろう)

あら、何の話をしているのでしょうか?
そうそう、「床屋さん」に行ってさっぱりしましたと、いう話で、暑い日は特に気持ちがいいねなんて(くだらない話だ)
本当に今日は、日記みたいになってしまいました。

サッパリしたことだし、張り切って仕事に出かけましょう、こんな時は、車の中で「RAY BRYANT TRIO」を聴いて行きます。
爽やかな気分が持続出来るんですよ、なぜか、
どうせ、また仕事で汗をかくのだから、それまでは爽やかな気分で行きましょう。
それでは、いってきま~す。

RAY BRYANT TRIO / RAY BRYANT
1957年4月5日録音
RAY BRYANT(p) IKE ISAACS(b) SPECS WRIGHT(ds)
1.GOLDEN EARRINGS
2.ANGEL EYES
3.BLUES CHANGES
4.SPLITTIN'
5.DJANGO
6.THE THRILL IS GONE
7.DAAHOUD
8.SONAR

「二升半」

2005年08月01日 | p-r

今日も、素直に帰宅して参りました。
何と5日もおもてに飲みに出ていないと言うことになります。
(すごい、記録をのばしてみようかなぁ.....)

酒好きの私ですが、最近、しばらくご無沙汰のお酒があります。
お酒の種類と言うより、飲み方ですけど、「升酒」をしばらく飲んでいないような気がするのです。というより、「升酒」を出すお店が少なくなったような気がするのですが、なんか最近みょうに飲みたいんですよ。

升といえば、昔、商売繁盛にひっかけ「二升半」と言う言葉があったのをご存じでしょうか? つまり、升(ます)升(ます)半升(繁盛)という洒落なのですが、こういう洒落ってなかなかいいですよね。

ついでにもう一つ酒飲みのうんちくを、生ビールの季節ですけど、私は、どちらかといえば瓶ビールのほうが好きなんです。そこで、瓶ビールの栓、「あの栓のギザギザの数が決まっている」というのは、知ってました。必ず、21あるはずです、これ本当! 
機会があったら数えて下さい、そして、話題不足の時、使ってやって下さい。

今日は、升がジャケットのアルバムもないし、
私が、初めて買った?CDをご紹介します。
当時、「CDなんて邪道だ!」といきがっていた私でしたが、ミニ・コンポを購入することに
すると、いらないと言ってもCDプレーヤーが付いてくると言うんです。(しかもレコード・プレーヤーは、オプション)
「CD1枚も持ってないのに、必要ないでしょう」というと
店員さんが哀れんだのか、
「それじぁ1枚、お好きなCDをお持ち下さい」

ということで、手に入れたのが、この「IN CONCERT Complete Version」です。
大好きだった、ブラウン~ローチのグループ結成間もない演奏を収録したこのアルバムは、LPが友人宅で行方不明になってしまい、もう2度と他人には、貸すまいとの教訓を与えてくれたアルバムでもあります。

IN CONCERT Complete Version / MAX ROACH & CLIFFORD BROWN
1954年4月8日,8月30日録音
CLIFFORD BROWN(tp) MAX ROACH(ds)
1-4 HAROLD LAND(ts) RICHARD POWELL(p) GEORGE MORROW(b) 1954.8.30
5-8 TEDDY EDWARDS(ts) CARL PERKINS(p) GEORGE BREADSAW(b) 1954.4.8
1.JOR-DU
2.I CAN'T GET STARTED
3.I GET A KICK OUT OF YOU
4.PARISIAN THOROUGHFARE
5.ALL GOD'S CHILLUN GOT RHYTHM
6.TENDERLY
7.SUNSET EYES
8.CLIFFORD'S AXE

おまけ、
2の「I CAN'T GET STARTED」で朗々と歌いあげるブラウニー、とってもいい。