JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

壊れた温熱機

2005年08月15日 | s-u

昨日、楽器屋を覗いたさい、ギターの弦を購入してきました。
ということで、今日は、ろくに弾けもしないギターの弦を張り替え、久しぶりに小一時間ガチャガチャ鳴らしていました。

♪「おれのあんこは~~~ プカプカプカ」なんてつまらない歌を歌っていると、
「レコードの音がおもてに聞こえるのは、しょうがないとして、下手な歌は、騒音だから気を付けてよ、そうじゃなくたって暑いんだから」
ガガーン!!
(おまえには、この懐かしさと、歌い始めるとついつい大きな声になってしまう、いわゆる陶酔の気持ちよさがわからんのか!!そんなに暑っ苦しいか!!ましてやもう少し、ものの言い方というものがあろうが、えっ。「なつかしいからあたしもいっしょに歌っちゃおうかな。でも恥ずかしいから小さい音にしてね」くらいのこと、言えんのかい!!でも、それはそれで気持ち悪いけど。ともかく、もう少し優しくしろ!!)と思いつつも、

「うん、わかった、ちっちゃい声でやる」
あ~~~なんと情けない。
カラオケででかい声の下手な歌をがんがん聞かされるより、下手とはいえ生ギターの弾き語りの方が心に優しいだろうに......

夏の暑い一日、真昼の家の中にいるおやじは、無駄に熱を発する壊れた温熱機にすぎないのかも知れません。

「えーい、ぐれてやる、泣いちゃうぞ、飲んじゃうぞ」ということで、出かけてまいります。明日まではお休み、今晩は飲むぞう。

出かける前に、気持ちを落ち着かせて、汗を引かせる事にしましょう。私は、めったに聴かないECMレーベルのアルバムを今日は、あえて聴いて、隠れるように静かに出ていくことにします。行ってきます。

WITCHI TAI-TO / BOBO STENSON
1973年11月27,28日録音
BOBO STENSON(P) JAN GARBAREK(ss,ts) PALLE DANIELSSON(b) JON CHRISTENSEN(ds)
1.A.I.R.
2.KUKKA
3.HASTA SIEMPRE
4.WITCHI TAI-TO
5.DESIRELESS