JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

百薬の長

2005年08月29日 | m-o

毎日毎日、酒の話で恐縮ですが
先日、いつものバーで知り合った方が話しておられた「ビールの話」をひとつ

昔から酒は「百薬の長」などといわれていますが、彼の話によると
ビールは古くは古代エジプト、バビロニアの時代に流行病の予防薬や治療薬として用いられていたそうで
「まぁ、民間療法だと日本でもずいぶん酒を利用するもんね」というと
「いや、この話はあながち民間療法とも言えない話なんですよ」とのこと

「ビールは、ビタミン、ミネラルなどが豊富でバランスがなんかすごいいいらしいんですよ、当然、アルコールも適量であれば血液の循環を良くするし。森鴎外が軍医としてドイツに留学していたときに、イギリスやドイツの軍人には、脚気がほとんどいない事を不思議に思って、彼らがよく飲むビールに秘密があるんじゃないかって、今でもむこうでは風邪薬として使われているらしいですよ。」
「ふーん、適量というのがミソだよね」
「そりゃあ、バブさんに適量は通用しないでしょうけど」
「そんなことないよ、ビールだけなら適量かも.....」

ちなみに、明治時代には、日本ではビールを薬局で売っていたそうです。

ビールを飲みながら軽ーく聴くのにこんなアルバムはいかがでしょう?
でも、これを聴きながらじゃあ、適量で抑えるのは難しそうですけど
私にとっては、「百薬の長」も、「百害の一つ」になってしまうのが落ちでしょうか、結局は、バーボンに手を伸ばすバブ君でありました。

BOSS GUITAR / WES MONTGOMERY
1963年4月22日録音
WES MONTGOMERY(g) MEL RHYNE(organ) JIMMY COBB(ds)
1.BESAME MUCHO
2.DEARLY BELOVED
3.DAYS OF WINE AND ROSES
4.THE TRICK BAG
5.CANADIAN SUNSET
6.FRIED PIES
7.THE BREEZE AND I
8.FOR HEAVEN'S SAKE

じつは、「ベサメ・ムーチョ」って小さいときから聴いたことがある曲だったのですが、別にいい曲だとも思わずいました。このウエスの同曲を聴くと「いい曲だなぁ」と思えてしまう何故でしょうか?