JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

今年もまだ続けます(笑)

2009年01月01日 | p-r

明けましておめでとうございます。
2009年、ついに始まってしまいましたねぇ。また歳を取ってしまいました・・・・
いやいや元旦から暗い話はよしましょう。
まずは、皆様宛の年賀状など用意いたしました。よろしければ下の宛名面をプチッとしていただけますでしょうか。

我が家にも年賀状が7時ごろに届き(はやぇ~~~!)、ザッと目を通して
「ようし、雑煮食うぞぉ!」
「なにが雑煮、御神酒を飲むぞう!でしょ」
「ご名答!」

昨晩したたかに飲んでも、元旦の御神酒は別ものです。(笑)

つまみはもちろん私が作ったお節でありまして(あはは、お節としてはかなり見劣りしますが)
今年は昨年好評だったサーモンの大根巻きを始め、けっこう手間をかけたんですよ。

こちらは具だくさんの煮物。見た目は良くないんですが、大根、人参、蓮根、里芋、椎茸、絹さや、それに鶏肉、ニシン、ちくわ、それからそれから以前紹介した打ち豆まで入って美味しいんですよぉ(笑)

てなわけで、最後はやはり今朝仕込んだつきたてのお餅、納豆餅一つと、雑煮二ついただきました。(おいおい、良く食うねぇ)

 いつか光さす目と信じ雑煮食ふ  木村風師

七十代半ばで失明した木村風師、一度は俳句を詠むのもあきらめかけたそうですが、家族や仲間の励ましで書き続けたといいます。失意にあっても「いつか光がさす」そんな希望を持って雑煮を食う、今、同じような思いの方がどれほどいらっしゃることか。お互い頑張りましょうね。

ちなみに、昨年けっこう問い合わせのあった雑煮にかける胡桃ですが、ぬるま湯でのばしながらあたり鉢であたり、塩を少々加えたものです。

とにもかくにも、なんとか正月を迎えることができました。
今年も、もう少しこの駄ブログを続けていくつもりでおりますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

さて、新年一発目の今日の一枚は、バド・パウエルにご登場いただきました。

ヨーロッパ生活、最後の音源とされる盤ですが、録音がイマイチですねぇ。パウエルの美声もいつにも増して良く聞こえて・・・(笑)

このころのパウエルに絶頂期のそれを求めてはいけません。雰囲気です、雰囲気、ジョニー・グリフィンのリーダーと言ってもおかしくない演奏を引っ張り出すその雰囲気、郷愁から帰国を決意したヨーロッパでの最後の夏を楽しんでいる雰囲気、それを味わうべき一枚ではないでしょうか。(グリフィンが燃えています。笑)

HOT HOUSE / BUD POWELL
1964年8月録音
BUD POWELL(p) JOHNNY GRIFFIN(ts) GUY HAYAT(bs) JACQUES GERVAIS(ds)

1.STRAIGHT NO CHASER
2.SALT PEANUTS
3.MOVE
4.BEAN AND THE BOYS
5.WEE
6.52nd STREET
7.HOT HOUSE