JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

オヤジ・センター試験

2009年01月18日 | m-o

風邪をひいてから始めてまともに休むことが出来ました。できればピーク時に休みたかったのですがね 。
そういえば、この土日は各地でセンター試験が行われているんでした。受験生達は私以上に風邪をひいたなんてのんきなことを言っていられないわけで、今日ばかりは用事を押しつけられることもなくゆっくりと出来た私は、彼らに比べればじつに幸せ者ですね。

ところで昨日のセンター試験の問題が今日の新聞に掲載されておりましたけど、どなたか挑戦されましたか?
えっ私?・・・私はあ~た理数系ですから、国語・外国語・社会ってぇのはどうもねぇ(明日になると文系に変わるんですけど...笑)

ところがですよ
「そりゃ、出来るわけないじゃないの」
てな挑発をする馬鹿たれがおりましてね。
「よっしゃ、見せてやろうじゃあ~りませんか。」
とよせばいいのに時計片手に挑戦をするハメに

「科目は?」
「もちろんなんでもいいよぉ」
「ほんじゃ英語」
「いやぁ・・・風邪ひいてるし・・・・ほらヒアリングは家じゃ出来ないから、ね」(なんじゃそりゃ)
「じゃ国語」
「・・・・・いいよぉ」
「はい、それじゃ、よーい、スタート!」
「ちょっとたんま、こりゃ字が小さすぎてダメだな」
「けっきょく全部ダメなんでしょ」
このままでは面目丸つぶれです。
「分かった、そんじゃ日本史、ね、日本史でいこう」

ということで、『日本史B』に挑戦しました。
結果は・・・・・
あたしゃ受験生じゃありませんから、結果なんてどうでもいいんです。(笑)
「いかん、また熱が出てきそうだ」
とは言ってもね、そこそこ良い点だったと私は思うんだよなぁ・・・・結果発表は、平均点なんぞの発表を見てからにしましょ(笑)

ところで同じ朝日新聞に『検定 腕試し』なる「漢字能力・3級」「国内旅行地理・3級」「ビジネス文書・3級」の例題が。
こりゃちょうしに乗ってやってみなくちゃいけません。

パチパチパチパチ

さすがにこちらはどれも3級の問題でしたから、全問正解!
「ボクちゃん偉い!」
「こんなん誰でも出来るよ。」
「・・・・・」
中年オヤジもたまにはセンター試験みたいなもんがあったほうが、刺激があって良いのかもしれませんね。
「どれ、明日は得意の数学と化学かぁ」
「やめといたほうが良いと思うよ。」
「・・・・・・はい」

「中年オヤジもたまにはセンター試験・・・」これは却下させていただきます。やっぱり『オヤジ・センター試験』は、「飲み屋科目」とか、「趣味選択科目」とか、そういうものにしていただいた方が無難ですよね。

そんなこんなで夕方には体調もかなり回復し、
『料理当番、本日の一品』です。

久しぶりに「鶏のトマトソース煮」を作りました。付け合わせはポテトとニンニクバター味のスパゲッチョ。

これに、得意の「バリバリサラダ」と「キューリとベーコンのコンソメスープ」でいっちょ上がりです。

さて、今日の一枚は、リー・モーガンです。
この時期のモーガンというと、ドラッグとの戦い、ハード・バップからの脱却と、迷いに迷っている時です。
この怖い顔は、そんな自身への怒りなのか?
いえいえ、どうみても
「テメェ、だからテメェだってよ、テメェ!何度言わせりゃわかんだよぉ、テメェが全てダメにしてんだよ!」
てな感じですよね。

でも、内容を聴いてみると、不完全燃焼なのはモーガン自身、へたをすればクリフォード・ジョーダンの方が目立つくらい・・・・・
やっぱり、自分に対する怒りが最も強かったのだと思いますよ。
天才と呼ばれた男が、悩み、ドラックに溺れ・・・・人一倍負けず嫌いなモーガンの苦しみ、それが良く感じ取れる一枚ではないでしょうか。

裏ジャケに写るモーガンとジョーダン、そしてバリー・ハリス。何を話し合っているんでしょうねぇ、思うように行かないモーガンのジレンマを、ジョーダンとハリスは何とか解決しようと、怖い顔して責められてもキレずに頑張っている、そんな風景が私には見えるのですが。

TAKE TWELVE / LEE MORGAN
1962年1月24日録音
LEE MORGAN(tp) CLIFFORD JORDAN(ts) BARRY HARRIS(p) BOB CRANSHAW(b) LOUIS HAYES(ds)

1.RAGGEDY ANN
2.A WALTZ FOR FRAN
3.LEE-SURE TIME
4.LITTLE SPAIN
5.TAKE TWELVE
6.SECOND'S BEST