土手のすかんぽ、
ジヤワ更紗。
昼は蛍が
ねんねする。
僕ら小学
尋常科。
今朝も通つて
またもどる。
すかんぽ、すかんぽ、
川のふち
夏が来た来た
ド、レ、ミ、ファ、ソ。
(北原白秋)
梅雨も明けて「いよいよ夏本番」と思いきや、何と最高気温24.9度ですって(笑)
原因は『やませ』だそうで、まだ何日かは気温が低めで推移するそうです。本格的夏はその後、また突然暑くなるんでしょうが、あれはあれで効くんですよねぇ・・・・って、猛暑日が続く地域の方々には目一杯怒られそうですね。
さて、そんな暑くもなく過ごしやすい曇り空の今日は、案の定、家の雑用で一日が終わってしまいました。
それにしても、昨晩12時近くまで働いていた人間を、よくもまぁこれだけこき使うものだと鬼を見る思いで、趣味部屋の掃除(まっこれは私の責任下ですからしかたないにしても)、芝刈り、昼食を挟んで、枝切り、障子戸の補修、蛍光灯替え・・・・
なんとか3時過ぎぐらいまでに終了いたしました。
「今日は暑くないから楽だったでしょ」って、
(「これでも見た目以上に疲れてんだぞ!」)
口には出せないこの辛さ・・・・・
「あ~~アート・ファーマーのトランペットが心に染みる。うるうる。」
自分でいれた珈琲をすすりながら、一人趣味部屋で涙するのでありました。(笑)
「休みの日ぐらいゆっくりさせろ!」
と、私は思い、
「仕事の日はできないでしょ!やって欲しいこといっぱいあるんだから」
と鬼は言う。
みなさんは、どっちの味方?
趣味部屋での憩いの一時も、ほんの気休め、買い出しに付き合わされ、お決まりの料理当番です。
それでは『料理当番、本日の一品』であります。
まずは、久しぶりに自分でおろしたお刺身です。烏賊と鯵のたたき、それに贅沢を言って、一つだけ買ってもらったホッキ貝です。(「自分しか食べないんだよ」とネチネチ言われながら...笑)これで、私はビール&日本酒を。これには文句言わせませんでしたよ。
こちらは、炙り鶏肉入りマカロニサラダ。(和も洋もあったもんじゃありませんけど)ドレッシングは市販のマヨネーズをレモン酢、オリーブオイルでのばして、ゆで卵を混ぜ合わせました。
生ダメ母の為に、残りの烏賊を煮つけました。
さて、今日の一枚は、一時の憩いの時間に聴いたアート・ファーマー、ジジ・クライスの双頭クインテットです。
このコンビは、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチのコンビとともに、この時期を彩った名コンビの一つだと思います。
たしかに、インパクトでいえば、ブラウン=ローチの足下にも及ばぬ感じはしますが、何て言ったらいいかなぁ、暖かさがあるというか・・・・
ブラウン=ローチがガツンと旨い肉を喰らった感じなら、こちらは良く噛んだ野菜の甘みみたいな美味しさ、そんな感覚かなぁ(笑)
ほんの短い時間でしたが、一時の憩いには、絶妙な選曲だったと思っています。私は好きな一枚です。
WHEN FARMER MET GRYCE / ART FARMER & GIGI GRYCE
1954年5月19日[1~4], 1955年5月26日[5~8]録音
ART FARMER(tp) GIGI GRYCE(as)
HORACE SILVER(p) PERCY HEATH(b) KENNY CLARKE(ds)[1~4]
FREDDIE REDD(p) ADDISON FARMER(ds) ART TAYLOR(ds)[5~8]
1.A NIGHT AT TONY'S
2.BLUE CONCEPT
3.STUPENDOUS-LEE
4.DELTITNU
5.SOCIAL CALL
6.CAPRI
7.BLUE LIGHT
8.THE INFANT'S SONG