JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

お手伝いの前に

2008年07月19日 | v-x

今日は朝から夏の太陽が顔を出し、暑い一日になりそうです。
近くの海水浴場や市営プールは、夏休みが始まった子供たちの歓声で包まれていることでしょう。(地震の影響で海はダメかな?けっこう大きい揺れでした)
本来なら3連休の私は、Mさんのお店の手伝いが入っておりますので、完全休日は明日一日、これもなんやかやと家の仕事を押しつけられそうですから、休みといった雰囲気では無いかもしれませんねぇ、いいなぁ~~夏休み・・・(笑)

そのMさんより頼まれている「レコードのCD落とし込み」ですが、今週はそこそこ忙しくて(ほら、儀式もあったし)サボってしまいました。
それでも何枚かの録音だけは済まそうと、午前中やり始めたんですけどね・・・・・
いやぁ、いかに拓郎、陽水が懐かしくて好きでもこうまで続くと、ちと鼻についてきます。(Mさん本人も言ってました。)
「ならば、少し毛色の違うものを録音していってやろうかな」てな事を考えました。
かといってジャズやブルースを録音していってもMさんの趣味には合いそうもありませんし・・・・・・サンタナあたりはどうだろう?

単純に自分が久しぶりに聴いてみたかっただけなんですが、ともかく、デビュー盤「SANTANA」と「ABRAXAS」「SANTANA Ⅲ」から何曲か抜粋して録音しました。
いやいやいやいや、久しぶりに聴くとなんだかとても新鮮に感じるもんですね。
考えてみると、ラテンのリズムを始めて意識したのはサンタナだったかも知れません。もちろんサンバだってルンバだってヴォサノバだって耳にしていたとは思いますよ、でも身体を揺らしながら聴いたラテンのリズムは・・・・そう、間違いなくサンタナです。
その私がコルトレーンと出会ってドップリとそっちに志向が向かって行く、う~~ん、その後のカルロス・サンタナに相通じるものがあるんでしょうか?(少しタイムラグはありますけど)

ご存じのとおり、サンタナがコルトレーンに受けた影響、コルトレーンに対する敬愛はとんでもなく大きく、アリス・コルトレーンとの共演、ウェイン・ショーター、ウエザーリポートともいろいろありましたし、極めつけは、ジョン・マクラフリンといっしょに「至上の愛」までやっちゃいましたもんね。
サンタナは私よりかなり先輩ですが、お会いしたら、一晩飲み明かせそうです。(笑)

おっと、くだらない話をしている間にお手伝いの時間が迫ってきました。
今日も夜中まで「頑張ってきま~~~す」

さて、今日の一枚は、マル・ウォルドロンです。
2つのセッションを一枚にしたアルバムです。注目は、4月19日のコルトレーンとジャッキー・マクリーンの共演?
まっ、これにはあまり期待しない方がよいかも知れません。期待せずに聴けばじゅうぶん楽しめる共演です。(笑)
ちょっと全体に暗さが漂っているかなぁ
コルトレーンにしても、とりたててこれがというものは無いアルバムかも・・・
きっとコルトレーンはお疲れ気味だったんだと思いますよ。ほんと、ブレスティッジは人使いが荒い荒い(笑)

あ~、ほんとに時間が無くなりました。
ともかく、とりたてて素晴らしいアルバムだとは思いませんが、それでもコルトレーン・フリークとしては押さえてしまう一枚なのでありました。

MAL 2 / MALWALDRON
1957年4月19日, 5月17日録音
MALWALDRON(p) BILL HARDMAN, IDREES SULIEMAN(tp) JAKIE McLEAN, SAHIB SHIHAB(as) JOHN COLTRANE(ts) JULIAN EUELL(b) ART TAYLOR, ED THIGPEN(ds)

1.POTPOURRI
2.J.M.'S DREAM DOLL
3.DON'T EXPLAIN
4.WAY YOU LOOK TONIGHT
5.FROM THIS MOMENT ON
6.ONE BY ONE