おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

ともしび

2020-12-07 13:08:40 | 時事問題
「暗いと不平を言うよりも
すすんで明かりをつけましょう」

カトリック教会のテレビ番組「心のともしび」の冒頭で
いつも読まれる言葉。
今はこの番組やってないみたいだけど、
一時期YouTubeで見るのがはやったから。
あっ、自分だけの流行ね(笑)

ホントに暗い一年だったなと。

社会的弱者と呼ばれる人たちが
窮地に追い込まれています。
非正規社員の割合がみるみる増え、
それに伴い失業者も増えています。
路上生活者、ネカフェ生活者も
増えています。

そしてうちの父もそうですが、
コロナのせいで
病院や施設が面会を制限するようになり、
伴侶や親などに会えないまま
孤独のうちを過ごしている人たちが
たくさんいます。

オンライン授業になって
入学してから一度も学校に行っていない大学生たちや、
ステイホームやテレワークの影響で
虐待やDV被害に遭っている女性や子どもたちもいます。

そして極めつけが
最近1か月の自殺者が過去最高になったことです。

本当に世界規模で闇の濃い時代です。


先週の火曜日、
オンラインでJA主催の
社会活動家、湯浅誠さんの講演を聞きました。

そこで日本小児科学会が発表した
コロナウイルス感染症に対する見地を
紹介していました。

「教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖や
大人(養育者)のストレスが
小児の心身に影響を及ぼしており、
COVID-19流行による
周りの環境変化に関連した
健康被害が問題となっている。」

本当にそうだと思う。
感染症そのものの弊害よりも
その事によって起る環境の変化が、
子どもたちの心身に
マイナスの影響を与えていると思う。

「暗いと不平を言うよりも
すすんで明かりをつけましょう」

教会の理解を得ながら、
私は何ができるんだろう…。
そんなことを思うアドベントです。

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