毎日のできごとの反省

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武漢コロナウイルス陰謀説パート4

2020-06-08 17:13:53 | 支那大陸論

黒人暴動による、香港デモ弾圧の合理化

 六月初めのアメリカにおける、黒人暴動と警官による鎮圧の映像は、デジャブ(既視感)があったのではなかろうか。これは単なるデジャブではない。われわれは、香港デモ騒ぎとその鎮圧の光景というそっくりなものを既に見ている。このふたつの光景はまるでおなじものを映しているのかと見紛うばかりである。アメリカでは、警官による黒人殺害に対する抗議デモの報に、極左暴力組織ANTIFAの煽動活動があったとされ、暴徒化した民衆に 対して、警官による催涙弾等を使った弾圧行動があったのである。

 香港デモがあれほど過激になったのも、単なる抗議デモではない。デモ参加者の数人に一人は中共当局に雇われた者を入れて、デモを暴動にするような、過激な行動を故意に起こしたのである。こうして、デモの弾圧は、デモ隊のテロ行為に対する鎮圧として合理化されたのである。

 さらに中共政府はウイルスを漏えいして感染を広げることによって、香港デモ弾圧を合理化しようとしたのではないか、という仮説はパート3までに述べた。そして次に起きたのは、何とアメリカで警官による黒人殺害に端を発して、黒人暴動が起き、警官隊も暴力的に取り締まるという行動に出たのである。

 香港とアメリカにおける類似性は、警官に対する暴力的抗議活動に対して、警官側からも過激な弾圧行動が起きた、ということである。六月三日の産経新聞によれば、早速中共政府当局は、「香港の抗議活動を擁護してきた米国の政治家が、今回のデモを『暴徒』と断じるなどとして『米国式のダブルスタンダード』だと批判した、と伝えている。

 米国は香港で起きたことは応援するのに、自国内で起きると正当化している、ということである。換言すれば米国の暴徒を鎮圧するのには干渉しないから、香港で起きていることにも米国は干渉するな、ということである。

 だがこれはどっちもどっちではない。香港で暴徒化したのは、全てではないにしろ裏で中共政府が煽っていて、「暴徒」を鎮圧することを正当化している。これに対してアメリカで起きているのは、中共がANTIFAという極左暴力組織を利用して、黒人の抗議行動を暴徒化して、政府が武力弾圧をせざるを得ないようにしていることが大きいのであろう。

 アメリカでは黒人差別はいうなれば日常茶飯である。そのチャンスをとらえて、黒人を暴徒化する、ということはいつでも可能なのである。

 つまり香港デモでもアメリカの暴動でも、中共政府が暴徒化を煽っているのであろう、ということである。結局は香港での暴徒の鎮圧にアメリカに口を出させないためなのである。加えて武漢コロナウイルス禍対策として、九人以上の集会を禁止したから、天安門事件の31周年記念日のデモも、静かなろうそくデモにとどまった。

 結局のところ中共は、香港独立まで叫び始めた、中共政府の危機を、米国の人種差別問題や、コロナウイルス禍まで利用して抑え込もうというのである。


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