毎日のできごとの反省

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武漢コロナウイルス陰謀説・パート3

2020-05-27 17:01:16 | 支那大陸論

 事態が進展してきたので、香港デモ対策としての、武漢コロナウイルス陰謀説という仮説をさらに展開したい。

 武漢コロナウイルス対策で、初期の頃、日本はクルーズ船対応でも、病院での対応でも失敗したと言われていたのである。5月末になって、日本が最も良い対応だと言われているのに比べ、わずか三カ月で隔世の感がある。

 日本の対応が悪いと言われたのは、クルーズ船でも、病院でもウイルス感染者と非感染者を同じ施設に置いておいたために、船内感染や院内感染を誘発したのである。これに対して中共の手際は際立っていた。武漢でのコロナウイルス流行が隠せない事実となってきた2月上旬の頃のことである。

 人は少し前のことさえ忘れ去るが、このころ日本の国会では政府が対策会議を設置して、対策をしていたのにもかかわらず、野党は国会でウイルス対策はほったらかしで「桜を見る会」の追求に明け暮れると言うざまだったのである。ところが中共はいち早く武漢に僅か1~2週間で、武漢コロナウイルス専用の仮説病院を更地に急遽建てるという異様な対策を始めて世界を驚かせた。

 これは当時は異様な対策に見えたが、今振り返ってみると、感染者だけ完全に隔離する病院を作ると言うのは、院内感染などを防ぐには最適の手法だったのである。またエレベータのボタンを押すのにつまようじを用意している、中共の光景も早くに流された。あれだけ素ボラなはずの支那人が、このように繊細な気遣いを早くにしていたのは、今から考えれば不可解である。小生はこのような素早い対策が取れたことに疑惑を抱くのである。中共以外の国が武漢コロナウイルスの性質がわからず、試行錯誤を繰り返していたのにもかかわらず、中共の素早さは際立っていた。

 実は中共の感染者も死亡者も実際は公表値の50倍から80倍あるのではないか、という疑惑さえあるので優等生とは言えないにしても、ウイルスの発生源国としては極めて被害が少ないとは言えよう。専用の施設を更地に急遽建てるという、水際立った対策やエレベータのボタンに触らないなどの対応を早期にできた、というのは、初めから武漢コロナウイルスの性質を知り抜いていたと言うことに他ならないのではないか。その情報を適度に流していたのである。つまり、武漢コロナウイルスは、自然界より発生していたとしても、武漢の研究所で研究していたのが漏えいした、というアメリカの非難は正しいのであろう。だからウイルスの性質は既に知っていたのである。

 そればかりではない。最近尖閣でも、スプラトリーでも盛んに領土問題を挑発している。これはウイルス問題で他国が手いっぱいになっている最中に、漁夫の利を得ようとしているのだ、と言うのが一般的見方である。

 しかし、同時に中共がしようとしていることを見ると別な側面が見えてくる。今ごろになって中共は、香港に「国家安全法」を導入しようとしている。これが導入されると、香港デモなどはテロ行為として取り締まられ、一国二制度による自由は完全に抑圧される。香港がチベット、ウイグル、南モンゴル化してしまうのである。この重大事が、領土問題や武漢コロナウイルスの、米国による非難などによってかすんでしまっているのである。だから沈静化していたはずの香港デモは、ウイルス感染もなんのその。再燃しつつある。

 香港デモが、習近平政権どころか、共産党独裁に対する最大の脅威であることは以前の記事で既に述べた。いずれ武漢コロナウイルスは他のコロナウイルスと同様に人類は対策をしつつ共存することになるのであろう。しかし、香港問題は、いまや香港独立の声さえ出るようになっている。

 これは中共独裁政府の解体の初めの一歩であって、中共政府の到底容認できるものではない。武漢コロナウイルス問題どころではない。意図的に生物兵器を流出したにしても、そうではないにしても、武漢コロナウイルス問題や、領土問題など他国との軋轢を強めて香港問題の影を薄めて、香港を中共政府の圧政下に置いて共産党独裁政権の延命を図ろうとしているのは間違いない。


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