『清 竜人ハーレム♡フェスタ2014』
清 竜人25/でんぱ組.inc/LinQ/後藤まりこ/Silent Siren
『清 竜人25』が主催するイベント「清 竜人ハーレム♡フェスタ2014」が 9月26日(金)Zepp DiverCity Tokyoで行われます! オーディションによって選ばれた女子メンバーを含めてこのプロジェクトの全貌が このイベントによって明らかになります! 今後定期的に行われる予定のこのイベント、第1弾の出演者は『清 竜人25』に加えて『でんぱ組.inc』『LinQ』が決まっていて今後追加でさらに出演者が発表されて行く予定です。
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清竜人の名前は、でんぱ組の夢眠ねむのソロ楽曲「あのね・・・実はわたし、夢眠ねむなんだ・・・♡」の作者として初めて知った。読み方も判らず勝手に”セイリュウト”と呼んでいた。それが武道館記念シングル「Dear☆Stageへようこそ♡/まもなく、でんぱ組.incが離陸致します♡」の2曲を提供し、キヨシリュウジンがオレ的脚光を浴びることとなった。といってもググることもなく放置してたら向こうからやってきた。それがこの日のイベントだった。清はともかく、カップヌードルツアーを終えて、来年の代々木体育館へ向けて準備期間に入ったでんぱ組と、もふくちゃんがプロデュース、ねむきゅんがMVを監督して、こちらもオレ的関心の高まるLinQ、きゃりーからでんぱへの移行期の活力となったSilent Siren、そしてアングラとアイドルに二股掛ける後藤まりこ、というオレ的ネ申ラインナップ。超満かとの予想に反して、空間的に余裕のある動員。物販も拍子抜けで楽勝。ワンマンだと圧縮を恐れて避ける最前ブロックの手前の柵に居場所を見つけた。
●Silent Siren
きゃりーに続く青文字系読モアーティスト、サイサイは来年1月に武道館公演が決まり、女子バン界の昇り竜として驀進中だが、アイドル現場はちょっとアウェー。確かにサイサイ現場は女子率が高い。きゃりーが国民的人気者になった代わりの原宿カワイイ女子の憧れの的である。女子現場ではコール大会に違いない「バン!バン!ババン!」もスルー気味。それでも全3曲はぴるんで駆け抜けた女子力の涼風が、立ち込めるヲタ臭を吹き飛ばしてくれた。
●LinQ
TIF2014や台風の秋葉原NHK公開録画で遭遇した福岡のアイドルグループLinQ。選抜9人の中に顔を覚えたメンバーも少し居る。曲や振付けがグラムロックっぽいことに気がついた。判り易くポップでカッコイイので、ROLLYがギターを弾いたらピッタリかも。新曲「ウエッサイガッサイ」は初めて聴いたときLinQというよりでんぱかな?と思ったが、流れで聴くと間違いなくLinQスタイルに昇華されていた。博多弁で捲し立てるこの曲がLinQの定番曲になる日も近いだろう。
●後藤まりこ
昨年のTIFに出演したし、高円寺二万電圧でのアイドル2マンライヴをはじめ、アイドル現場に馴染みの後藤まりこさんだから、ハーレムフェスタも楽勝と踏んでいたが、隣の楽屋のでんぱ組のキャーキャー声に元気をもらい、最前列にでんぱ推し女子が多くてハイテンション。ダイブを辞めて普通に客席に降りてきたが、男子ヲタは容赦せずに足場代わりに立上がる。ヲタに足を支えさせて柵の上で歌う喚く叫ぶ吠える狼藉パフォーマンス。後藤さんか夙川BOYSマーヤかって感じ。
⇒後藤まりこZeppDiverで女性ファンに大熱狂!
●でんぱ組.inc
9月4日の日韓芸術祭はサイリウム・立ち上がり禁止だったので、思いっきり推せるでんぱ現場は8月3日UMI-POP&TIF2014以来90日ぶり。心置きなく黄色リウムを2本使いでコール&ケチャの嵐。ショートステージのアゲ曲「Future Diver」や「でんでんパッション」ではなく、清竜人の2曲「DearStage」「離陸」+「ちゅるり」の3曲だけだったが、最前エリアに居るせいか異様な程の盛り上がりを実感する。ロック/パンク/ジャズ/前衛/アイドル、ジャンルに関係なくオレ的「いつみるか?今でしょ」アーティストの筆頭にこのアキバ発の内気な6人組が位置することは間違いない。捕食アメーバのように周りを飲み込んで増殖するでんぱだが、追える限りは追う・推せるか限りは推す所存であることをここに宣言したい。誰よりもえいたそ☆成瀬瑛美さんに♡!
●清 竜人25
清竜人と六人の妻たちという設定なので、ステージ上のカーリーヘアに口ひげスーツの悪徳マネージャー風の男はモテモテ状態を見せつける。しかもオーディションで選ばれたという六人娘が皆必要以上にカワイイ。こりゃヲタがジェラってどん引きシチューエーションのハズだが、至って好反応で大盛り上がり。かく言う筆者も安心して素直に楽しんだ。
これは何故?と考えたら、ロックスターが周りに美女を侍らせるのと同じでは?と思いついた。ロバート・パーマーの「恋におぼれて」PVのように、ロックを楽しみながら金髪美女を眺めてにんまりできる。一方でアイドルばかり聴いていることへの後ろめたさを、男性歌手を観ているという建前で誤摩化せる。そんなヲタ心理をくすぐる竜人は曲者に違いない。曲調はでんぱの2曲そのまんまのミュージカル風ボードビルチューン。繰り返すが女子六人のクオリティが高すぎ。
ハーレムは
入ってみたら
ゴーモン♡かも