「脳細胞を筋肉にして踊る、数学的ダンスミュージック」と称する山本精一氏率いるインスト・バンドParaのセカンド・アルバムがリリースされた。その名も「カリキュラム=教育課程」。タイトルを聞いた時キング・クリムゾンの「ディシプリン=修練」を思い出した。
その印象は当たらずとも遠からず、という感じである。音を聴いてまず思い出したのはフランク・ザッパだった。gx2、synthx2、dsx1という楽器編成もザッパ的。特有の変拍子のリフの繰り返しは「ディシプリン」期(第4期?)クリムゾンの執拗なリフレインを思わせる。しかしParaにはクリムゾンにあった極度の緊張感はない。あくまでリラックスしてユーモラスな演奏を楽しんでいる様子が伺える。そういう意味でもザッパ的な印象が強い。
テクニックは抜群、演奏の偏差値が高く、かつてのチェンバー(室内楽)・ロックやフュージョンにも通じてしまうところがお気楽な山本精一氏らしい。氏のイラストによる蝶々の爽やかなアートワークも良い。
相当練習したのだろうがそれを感じさせない円熟のプレイは、全編天に昇るような明るい希望に溢れており心地よいことこの上ない。
繰り返し
鳴り続けるよ
変拍子
ライヴも楽しそうだな。吉田達也氏じゃないけど変拍子で踊るのも快感だ。
その印象は当たらずとも遠からず、という感じである。音を聴いてまず思い出したのはフランク・ザッパだった。gx2、synthx2、dsx1という楽器編成もザッパ的。特有の変拍子のリフの繰り返しは「ディシプリン」期(第4期?)クリムゾンの執拗なリフレインを思わせる。しかしParaにはクリムゾンにあった極度の緊張感はない。あくまでリラックスしてユーモラスな演奏を楽しんでいる様子が伺える。そういう意味でもザッパ的な印象が強い。
テクニックは抜群、演奏の偏差値が高く、かつてのチェンバー(室内楽)・ロックやフュージョンにも通じてしまうところがお気楽な山本精一氏らしい。氏のイラストによる蝶々の爽やかなアートワークも良い。
相当練習したのだろうがそれを感じさせない円熟のプレイは、全編天に昇るような明るい希望に溢れており心地よいことこの上ない。
繰り返し
鳴り続けるよ
変拍子
ライヴも楽しそうだな。吉田達也氏じゃないけど変拍子で踊るのも快感だ。