A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

サイモン・フィン/割礼/工藤冬里@東高円寺UFO Club 2011.1.29(sat)

2011年01月31日 01時01分42秒 | 素晴らしき変態音楽
UFO Club15周年記念イベント今回は"幻の英国フォーク・シンガー"サイモン・フィンの初来日公演。サポート・アクトは工藤冬里+赤石拓海と割礼。

実は私はサイモン・フィン氏のことはゆらゆら帝国の坂本慎太郎氏のフェイヴァリット・アーティストである、という程度の認識しかなく、本来の目当てはサポートの割礼だった。

今回も開演の1時間半前に行ったら2番目だった。割礼のリハの音が漏れて来る。新作の「星を見る」が充実した出来だったのでライヴが楽しみだ。

最前列で観戦。ライヴ前のSEはダグマー・クラウゼが歌うヘンリー・カウだ。満員の会場が一種異様なムードに包まれる。

最初は工藤冬里氏。ギターの久保田氏とハーディーガーディーの赤石拓海氏とのトリオのライヴである。曲は用意せず、冬里氏の書いた詩を見て久保田氏が即興で伴奏を付け、冬里氏が詩を朗読する、という冬里氏らしいスポンテニアスな要素を取り入れた演奏だった。所々で入る冬里氏の不安定なギタープレイが面白い。30分のステージ。

続いて割礼。観るのは1年半ぶりだ。実は昨年「星を見る」レコ発ライヴに行く機会があったのだが、何故か行かずに終わってしまった。それが心残りでライヴを観るチャンスを狙っていたのだ。いつものように照明代わりにビデオをステージに向けて映写する。vo.gの宍戸氏のねっとりした唄と超スローテンポな曲調が唯一無二の個性。新曲を中心に5曲で45分間のサイケデリックな世界を堪能した。ゆらゆら帝国亡き後は割礼でどうだろう。2/11吉祥寺Manda-la2でワンマン。なんと5時間のライヴとのこと。これは行かなきゃ。

いよいよサイモン・フィン氏の登場。デビュー・アルバム「パス・ザ・ディスタンス」が1970年、彼が19歳の時リリース。ジャケット・デザインの権利問題が発生し回収となり、音楽活動から離れてしまった。以来デビュー作の再発をきっかけに活動再開する2005年まで35年間忽然と姿を消していた、正に"幻の"アーティストである。その彼が日本での紙ジャケ再発を期に初来日。音楽マニアの間では密かな話題となり、チケットは全公演ソールド・アウト。今年還暦を迎える伝説が目の前でギターを抱えて座っている。それだけで感動に包まれるが、演奏がこれまた良い。素朴なアコギの弾き語りなのだが、堂々とした艶のある歌声と英国らしい憂いを帯びたメロディーが素晴らしい。特に「Jerusalem」や「Big White Car」での魂を振り絞るようなシャウトにはシド・バレットにも通じる狂気の片鱗が伺え印象的だった。60分のステージは心に滲みる歌心が溢れるものだった。
物販で買ったCDにサインを貰い、一緒に写真も撮った。とても気さくないいおじさんだった。

伝説と
出会った夜は
ほっかほか

アルバムには実験音楽家のデヴィッド・トゥープも参加しており、英国アシッド・フォークの傑作だ。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」作曲の秘密!

2011年01月30日 01時05分50秒 | 音楽ちょっといい話
フレディ・マーキュリーは、大ヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」を電話帳の裏で作曲した。

聞いた瞬間から、ヒット曲になることを確信していたドラムのロジャー・テイラーは、フレディが曲のアイデアを頻繁に電話帳に書き留めていたと話す。

「彼が最初にその曲を聞かせてきたのは、『ママ、たった今人を殺したよ、ダーダーラーダーダー、彼の頭に銃を当ててさ』って部分だったけど、『こいつはスゲーや、こりゃあヒット曲になるぞ』って思ったんだ」「それ以来、オレの頭にずっと残っていたよ」「ギルバート・アンド・サリヴァンの曲のコピーみたいなのが入ってくるとは思いもしなかったけどね。その場で作られたものもかなりあるから。フレディはこの衝撃的なハーモニーを電話帳の裏に書いたんだよ」

ロジャーは、その多種多様なハーモニーのユニットから成るこの曲が、画期的なロック・ソングだったと考えて、その曲でクイーンが成し遂げたことをとても誇りに感じている。
しかし、バンドの絶頂期にフレディがヒゲをはやし、その反響には驚いたと、ロジャーはQ誌に語った。

「ヤツには、『(ロンドンの目抜き通り)オックスフォード・ストリートをすっ裸で乗馬しても、そっちのほうがまだ話題性が小さいんじゃないの』とよく言っていたよ。アイツはヒゲを生やしやがったんだ」「普通の野郎がヒゲをはやしたって、たいした話じゃないさ。でもアイツの場合は、当時のゲイシーンを代表しているところがあったからね、それに対する波紋があったわけ。とは言ってもバンドには全然関係なかったけどね」
(リアルライブ)

ボヘミアン
葛城ユキも
歌ってた

カップヌードルのCMが面白い。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

灰野敬二+亀川千代+HIKO@東高円寺UFO Club 2011.1.27 (thu)

2011年01月29日 00時54分14秒 | 灰野敬二さんのこと
UFO Club 15周年記念イベントの一環で灰野さん+亀川千代氏(exゆらゆら帝国、The Stars)+HIKO氏(Gauze)のスペシャル・トリオのライヴが開催された。ゆら帝解散後久々に公式に亀川氏が出演する(昨年夏に燻裕理氏+石塚俊彦氏との共演があったようだが、シークレット扱いだった)ということでチケットはあっという間にSold Outになったらしい。

私は電話予約開始日にフライングをして3分前に電話して予約番号1番だった。

亀川氏と灰野さんは今まで何度か共演の話があったようだが亀川氏の「恐れ多くて・・・」という理由で実現しなかったとの噂を耳にした。
今回やっと実現した背景にはUFO Clubの積極的アプローチと、GauzeのHIKO氏の尽力があったのかもしれない。

開場の1時間半前に行ったら、既に6人くらい並んでいた。先頭はこのブログによくコメントをくれるHKさん。3時間前から並んでいるという。リハの音が時々漏れ聴こえるのだが、かなりの大音量でハードな演奏。期待が高まる。

珍しくオンタイムで開場。その頃には50人近い人の列が出来ていた。ちなみにUFO Clubのキャパは120人。予想通り亀川氏目当ての女性ファンが多い。余裕で最前列、またしても灰野さんの正面を確保できた。この日はステージ前のカーテンが開いていてセッティングをじっくり観察できた。左から亀川、HIKO、灰野の並び。灰野さんはエフェクターを10個、アンプを3台使用。亀川氏の足元にも3個エフェクターがある。でも演奏中はエフェクターを踏むことは無かったようだが。

5分押しくらいで3人がステージに登場。あまりにそっけない登場の仕方に観客もどう反応してよいか分からない様子。
亀川氏のへヴィなリフでスタート。すぐにHIKO氏が嵐のようなハードコアなドラミングを重ねる。そして灰野さんのサイケデリックなロングトーン。かなりの大音量が耳を劈く。いいようのない快感。3人の死闘のような攻撃的な演奏が凄まじいエネルギーを発する。昔、阿部薫氏がアメリカのフリージャズ・ドラマー、ミルフォード・グレイヴス氏と共演した時、観客に背を向けてミルフォードに向かって挑戦的にサックスを吹き鳴らした、という逸話が頭をよぎる。灰野さんは痙攣するような激しいアクションでSGを掻き鳴らし、HIKO氏は驚くべき手数でアヴァンギャルドなビートを叩き出し、亀川氏は暗闇に蠢いて驚異的なフレーズを繰り出す。

灰野さんが歌うときは若干静かになるが、それ以外は全力疾走の激しいバトルが展開する。灰野さんは二人に対して"もっともっと"というように身振りで煽る。始めは踊っていた女の子たちも半ば位から呆然と立ちすくんでいる。このハードなサウンドの嵐は2時間半途切れることなく続いた。最後にHIKO氏がギヴアップ、転げ落ちるように楽屋に引っ込んでしまう。その後の灰野さんと亀川氏の2分間の一騎打ちが凄かった。
全力を出し尽くしたテンションの高いライヴに観客も精根尽き果てた感じ。アンコールの拍手も起こらなかった。

楽屋ではかなり疲労した感じの二人に比べ、灰野さんは普段どおり上機嫌。鍛え方が違うね。

長年の
夢がかなった
冬の夜

オルーク+アンバーチ、不失者、ドラびでお+mito、そして今回と、1月だけで4つの異なるトリオを観たが、どれも全く違ったベクトルを持っていて面白かった。この調子で今年も飛ばしてください、灰野さん。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンダーグラウンドの女王~浅川マキ紙ジャケ10タイトル

2011年01月28日 01時08分02秒 | こんな音楽も聴くんです
昨年1月17日にツアー先の名古屋で心不全で急逝(67歳)した浅川マキさんのデビューから10作目までのアルバムが紙ジャケCD発売された。Disk Unionで購入したら特典収納Boxが貰えた。

私は彼女のLPを数枚持っている程度でライヴも観たことが無く熱心なファンとはいえないのだが、寺山修司や山下洋輔、阿部薫等との交流から、常に気になる存在だった。独特の深みのある歌い方、フォーク、ブルース、ジャズ、シャンソン、インド音楽をも包括しつつ、"浅川マキ的"としかいいようの無い個性的な音楽性、そして黒いコートにサングラスという風貌は、日本のポップスの華やかな世界の裏に脈々と流れるアンダーグラウンドを象徴するアイコンだった。

今回の再発には含まれていないが、1980年の「ONE」というアルバムは山下洋輔、近藤等則、川端民生、山内テツをバックにフリージャズ的な音楽性を開花させた画期的な作品で私の愛聴盤である。このアルバムには「あの男がピアノを弾いた」という阿部薫に捧げる曲が入っている。

マキさんはCDには懐疑的で生前は「Darkness」というタイトルの2枚組3セットのベスト盤以外の作品のCD化は望まなかったというが、日本の音楽シーンに確固たる地位を築いた彼女の功績は、こうしてオリジナルに忠実な形で後世に残していくことが大切だと思う。今回再発されたアルバム以降の作品の紙ジャケ化も期待したい。

菊池成孔氏の追悼文が素晴らしいので読んでみて欲しい。
菊池成孔ブログ

マキさんの
昭和の香り
懐かしき

灰野敬二さんとの共演が観てみたかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メルツバウ流アンビエント~Merzbow「Merzbient」

2011年01月27日 00時51分38秒 | 素晴らしき変態音楽
メルツバウ=秋田昌美氏が1987~1990年にかけて発表することを意図しないで個人的にレコーディングしたアンビエント・ミュージックがデジタル・リマスターされ、12枚組CD Box「Merzbient」として限定555セットでリリースされた。

青空、藤棚、木々の緑の写真に彩られた美しいパッケージに「動物解放」と彫られた金属プレートと12枚のCDが入っている豪華パッケージ。私のBoxはシリアル・ナンバー510。

アンビエントと言ってもドローンではなくメルツバウらしい電子音響とアコースティックな自作楽器が宙を舞うスペーシーなサウンドになっている。轟音ノイズとは一味違う詩情あふれるサウンドは、ノイズ系が苦手な人にも受け入れられるに違いない。とは言っても12枚のヴォリュームを聴きこなすのは至難の業ではあるが。

OrganumやThe New Blockaders、Nurse With Wound等にも繋がるざらついた感触の世界は"Another Side Of Merzbow"というべき秋田氏の音楽活動の知られざる地平を垣間見せる異色作と言える。

メルツバウ
コレクションは
100枚超えた

Merzboxも最初の10枚で挫折中の私だというのに(泣)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優しき前衛~ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」

2011年01月26日 00時41分54秒 | 素晴らしき変態音楽
「非時と廃墟そして鏡~間章ライナーノーツ1972-1979」を図書館で借りて読み始めた。

最初に取り上げられているのが、ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」。私がこのアルバムを買ったのは学生時代、コロムビアがサラヴァ・レコードのカタログを一挙再発した時である。初めてのブリジット・フォンテーヌ体験だった。アート・アンサンブル・オブ・シカゴ(AEC)が参加しているのも魅力だったが、何といってもフランスらしいアンニュイな彼女のポートレートに一目惚れしたのだ。

AECの奏でるサーカス音楽のような伴奏にのせて呟くように歌う表題曲「ラジオのように」、パートナーのアレスキーのパーカッションだけをバックにした曲など、全体に"優しい前衛"と呼べる雰囲気が漂っていて私の愛聴盤になった。間章氏はライナーでこのアルバムを支えている<何か>について、<過激なやさしさ>あるいは<はりつめた抒情>と書いていて、これ以上の表現は無いと納得した次第である。

このアルバムを聴いた後にAECの来日公演を観にいき、その自由な感性とヴィジュアルのエンターテイメント性に感動したことを覚えている。
また当時好きだったアングラ演劇団、鼠派演踏館が舞台でよくこのアルバムの曲を使っていたのも印象的深い。

彼女は70歳を超えた現在でも現役歌手として活動しており、表現の新たな地平を開拓している。

ブリジット
セント・ジョンでは
ありません

ブリジット・セント・ジョンも大好きだ。昨年末の来日、行けばよかったなぁ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KARAのトラブルで胸をなでおろす!? 小倉優子

2011年01月25日 00時31分10秒 | ラジオやテレビのこと
タレント小倉優子(27)が所属事務所の「アヴィラ」との契約を解除することを発表したが、同じようなトラブルが発覚した人気K-POPガールズグループ・KARAのニュースに胸をなで下ろしているという。

小倉側は移籍情報を最初、一部夕刊紙に流し、09年から続く事務所との契約解除の動きをスクープさせた格好。他のマスコミも後追い報道したことで、「アヴィラ」側がどう反応するのか気になっていたところだったのだが、ここへ来て、同じような契約トラブルが韓国アイドルグループから持ち上がったことでニュース自体すっかり薄れてしまった。しかし、小倉側はこの展開に「ホッ」とした感も否めないという。

ある芸能関係者は「所属事務所と事務所の先輩にあたる眞鍋かをりの泥沼の法廷闘争が頭にあったのは確かです。双方一歩も引かず、民事訴訟はかなり長期化しそうで、自分も同じような状況になることだけは避けたかったようですね。3年越しで契約解除を事務所側にゆっくりのませていったというのも、眞鍋のことがあってより慎重にならざるを得なかったのでは」と話す。

「アヴィラ」の事実上のオーナー・牧野昌哉氏は現在も小倉の契約解除には納得していないといわれる。眞鍋同様に逆提訴やネガティブなネタをリークして小倉側に揺さぶりをかけてくることも想像できた。そうなれば泥沼化することは避けられず、小倉側もそれを一番恐れていたのだが…。

「タイミングがいいのか悪いのか…同じような事務所とのトラブルでKARAのニュースが出た。小倉や牧野氏の周辺を取材していたマスコミはKARAのほうに一斉に動いた。おかげで牧野氏側の反論などは今後大きく報じられることはないでしょう。小倉に大きなスキャンダルがあれば別ですが…。まあ、眞鍋のときとは違って、移籍予定の事務所と円満な話し合いが進むでしょう。まさにKARAさまさまといった感じでしょうか(笑)」とは前出の芸能関係者。

こりん星キャラを完全に卒業し、交際中のヘアメークアーティスト菊池勲さんと笑顔で幸せを報告できる日もそう遠くないのではないか。
(リアルライヴ)

こりん星
KARAのおかげで
救われた

ゆうこりんの笑顔を待ちわびている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hair Stylistics(中原昌也)/los doroncos他@落合 soup 2011.1.22 (sat)

2011年01月24日 04時31分06秒 | 素晴らしき変態音楽
元HMV渋谷店に存在した名物コーナー「ボルヘスを殺せ」から派生したイベント「奴隷の歓び」の第1回目。出演は松下慶太、los doroncos、DJ Shhhhh、Hair Stylistics。

会場へ入ると、元哀秘謡、みみのことの川口雅巳氏に会う。知り合いが出るの?と聞いたら、何とlos doroncosのメンバーだと言う。ヘアスタ以外は全く知らなかったので、これは嬉しい驚き。川口氏は自分のバンド、川口雅巳ニューロックシンジケートと、このlos doroncosと、元不失者のドラマー小杉淳氏とのバンド、と3つのバンドを掛け持ちしており、その他にも多数のセッションをこなす、東京アングラ・ロック・シーンの中心人物のひとりである。

さてイベントは松下慶太氏のギター弾き語りからスタート。シンプルで朴訥とした歌にはアシッド・フォークの香りがする。ギターが朝生愛さんとお揃いだ。如何にも真面目な草食性男子というルックスをもう少し改善したらいいのに、と思う。

2番手はlos doroncos。バンド名から分かる通り、元裸のラリーズのどろんこさん率いる4人組。ドラムは女の子だ。ラリーズや湯浅湾を好きな人なら気に入るに違いないサイケデリック・ロックを聴かせる。ファズとエコーをかけまくった爆音ギターが快感。

3番目はDJ Shhhhh。アフリカ音楽を中心にしたエスニックなミックスに踊り出す人も。

トリにヘアスタ=中原昌也氏。今回は久々にギターを使用せず純エレクトロニクス演奏。ギターを運ぶのが面倒くさくなったとは本人の弁。幾重にも折り重なる電子音響が時にハーシュに時にユーモラスに展開するヘアスタ独特のサウンドが聴けて嬉しい。ギターも目先が変っていいけど、やっぱりエレクトロ・ノイズが好きだ。

終演後Soupのスタッフの誕生パーティーに同席。元HMVの店員さんや元P-Vineの人と知り合う。
中原氏は新たに音楽事務所と契約したそうだ。今まで不透明だったスケジュール管理が整理されることと思う。
また最近ベルギーのレーベルの依頼でアルバムをレコーディングしたとのこと。かなり気合いを入れて制作したらしいから期待しよう。

ヘアスタのスケジュール:1/29三軒茶屋Grapefruit Moon、2/6六本木Super Deluxe(ノルウェーのミュージシャンと共演)、2/15六本木Super Deluxe(アルゼンチンのReynoldsのメンバーと共演)。

ボルヘスが
蘇って来た
落合に

行きがけに中野Disk Unionに寄って高柳昌行のCDを2枚買った。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

灰野敬二+ドラびでお+ミト@秋葉原 Club Goodman 2011.1.21(fri)

2011年01月23日 02時14分43秒 | 灰野敬二さんのこと
不失者から丁度一週間。以前ミドリの後藤まりこ嬢を迎えて行われた灰野さんとドラびでお(一楽儀光氏)+ゲストのセッション企画の2回目が開催された。今回のゲストはクラムボンのベーシスト、ミト氏。

クラムボンについては何の知識もなかったがバイオを見るとYo La Tengoと共演経験もあるし、ミト氏はパンクやプログレが好きだとのことで、期待を胸に秋葉原へ向かった。開場30分過ぎの入場だったが最前列のど真ん中に席を確保できた。

事前に各自のソロ+セッションと聞いていたのでそのつもりでいたら、いきなり3人揃ってステージに登場。トリオ編成のバンド・セッションとなった。初めはソロをやる予定だったのだが、リハの時トリオで音を出すとそれが余りに気持ちよかったので、急遽トリオのみのライヴに変更になったとのこと。ドラびでお氏が用意したビデオ・プロジェクターも撤収。

ミト氏の持ってきた大きなベースアンプがぶっとい音で鳴り響き、とてもいいグルーヴを産み出す。灰野さんは3台アンプを使ったが、それに負けない迫力。リズムセクションの柔軟なビートに乗せて灰野さんが「若者たち」「ふわふわ」「昭和ブルース」「始まりに還りたい」などを歌う。不失者の時のヒリヒリした感触ではなく、ずっとリラックスした開放的な演奏だ。3人とも心から楽しんでいる。100分の演奏があっという間に過ぎた。
終演後、この3人でツアーに出ようかという話も出たらしい。それも頷ける息のあったステージだった。

充実の
ロックを聴かす
新トリオ

27日UFO Clubの亀川氏との共演が楽しみ。灰野さんから、相当凄いことになるからそのつもりで来るようにとアドバイス。私は会社を何とか抜け出して最前列を狙うつもり。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森のクマさん、毒キノコを食べて超絶トリップ状態に。

2011年01月22日 00時49分50秒 | 動画の歓び
森の中でおいしそうな赤いキノコを見つけたクマの子ども。ムシャムシャと味わってみたところ、あらやだ不思議、超絶トリップ体験をしちゃったみたいなんだ。この映像はそんなコグマのスパイラルなファンタジー体験物語。

Bear Eats Psychedelic Mushrooms


森のクマさんが食べていたキノコはおそらくは「ベニテングタケ」かと思われる。

ベニテングタケは毒キノコの一種なのだが、実はそうとうウマイらしい。味・食感・香り 全てにおいて優れており、塩焼きにして食べるのが絶品なんだそうだ。日本でも長野県の真田町辺りでは塩漬けにして常食にしているという。

それはイボテン酸という旨み成分がたっぷり含まれているからで、またこのイボテン酸の分解産物であるムシモールという物質が幻覚作用を引き起こし、見えないものが見えてきたり、見えない自由を手に入れたりできちゃうのだそうだ。

ロシアでは安いウォッカの酔いを深める為に、酒のつまみにベニテングタケを食べるという荒業をやっていたらしい。 

もっとも大量に摂取すると下痢や嘔吐をおこし、さらに長期間食べ続けると肝臓障害を起こすので、素人は手を出さないほうが身の為だ。


ドラッグは
要らない 音で
トリップ出来るから

そういえば一時期流行ったマジックマッシュルームってどこへ行っちゃったんだろうね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする