A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

JAZZ非常階段+JAZZめるモ!階段@新宿Pit Inn 2015.3.28(sat)

2015年03月31日 02時32分10秒 | 素晴らしき変態音楽


JAZZ非常階段+JAZZめるモ!階段

【MEMBERS】非常階段(JOJO広重、T.美川、JUNKO、岡野太)、坂田明、テンテンコ(ex.BiS)、ゆるめるモ!(もね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼう)

毎年春恒例の「JAZZ非常階段」、今年はアイドルグループの『ゆるめるモ!』と合体して「JAZZめろモ!階段」で出演。もちろん坂田明との硬派フリージャズも展開。元BiSのテンテンコも参戦、JAZZとノイズの華麗なる融合がここに!



昨年12月の『解体的交歓』に続き今年3月にリリースされた非常階段×ゆるめるモ!コラボ作『私をノイズに連れてって』に関しては、カルチャードキュメントサイト『HEATHAZE』に詳述させていただいたので参照いただきたい。
「混沌」から「交歓」へ~2015年最新音楽展望~――非常階段×ゆるめるモ!、KISS+ももクロ、しょこたん❤でんぱ組ら空前の「交歓戦国時代」を斬る 【HEATHAZE】



正月に吉祥寺のスタジオに連れてってノイズ交歓した成果を、新宿地下ジャズ倶楽部で実践する試みに集いし聴衆は、意外に普段のジャズライヴのオーディエンスと相通じるリラックスしたムードが漂う。新世代アイドルがこのジャズの殿堂に初めて出演した一年前の「JAZZ非常階段+JAZZBiS階段」の混沌とした高揚感は、やはり切羽詰まった「解散ライヴ」ならではの異常事態だったのかもしれない。勿論「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味をこめて命名された「脱力支援アイドル」ならではの、ユルいグルーヴがファンに共有されていることも要因に違いない。6人中2名が欠席という事態にパニックを起こすことなくWKTK感はそのまま。



これまでのJAZZ非常階段ライヴの流儀に従ってJOJO広重の司会進行で、参加者が様々な組み合わせでくんずほぐれつの交歓を披露する。いずれもアルバムとは異なり生演奏ならではの即興性と意外性に満ちたパフォーマンスが、狭いライヴハウスを無限の可能性に彩られた祝祭空間へと誘(いざな)った。個々の演奏についてはいずれ記録DVDにて明らかにされるので詳述は省くが、個人的に印象に残ったのは、「バンドブーム30周年」とリンクする脱力ゆるめるモ!バンド演奏、”アイドルひとりでできるもん”を実践するテンテンコのダウナー歌謡、”相手によって手抜きなし”トリオ=坂田明・岡野太・JUNKOの暴走ぶりであった。



今回やむを得ず欠席した二人のメンバーのリベンジ交歓にも期待したいところである。



交歓の
集いに湧いた
緩み倶楽部

<今後の交歓スケジュール>
4月14日(火)東京・dues新宿
disk unionプレゼンツ 非常階段featuringゆるめるモ!スペシャルミニライブ 「私をユニオンに連れてって」

ゆるめるモ!「東名阪だよ!全員ハミ出すモ!ツアー」
4月18日(土)名古屋・新栄DAYTRIVE
4月19日(日)大阪・難波ROCKETS
5月2日(土)東京・赤坂BLITZ
バンドメンバー:箱庭の室内楽、三島想平(cinema staff)、張替智広、JOJO広重(非常階段)、ドラびでお他
※先行予約の方のみ、スペシャル限定DVD特典付き

5月15日(金)渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE  
第参回 真夜中のヘヴィロック・パーティー
オーケン初音階段(大槻ケンヂ+初音階段)/谷山浩子×ROLLY/DPG&ROLLY/東京エロティカルパレード。/野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ/非常階段featuring戸川純/非常階段featuringゆるめるモ! and more..
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Drop's@東京キネマ倶楽部/灰野敬二+狩俣道夫+森重靖宗@Bar Isshee 2015.3.27(fri)

2015年03月30日 00時28分45秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


Drop's Presents SHOWCASE LIVE TOUR

2ndEP「さらば青春」が12月3日にリリースされるのに先立ち、Drop'sが<SHOWCASE LIVE TOUR>を2015年春に東京・大阪・札幌で開催することを発表した。<Drop's Presents SHOWCASE LIVE TOUR>と題された今回の企画は、完全招待制・入場無料で行われるもので、招待券は2nd EP「さらば青春」の初回限定仕様分に封入されている応募用のシリアルナンバーを獲得したのち、専用フォームから必要事項とともに応募すればOKだ。抽選のもと「優先入場招待券」としてプレゼントされる。(Barksニュースより)



2013年初頭に存在を知って以来応援し続けてきたDrop'sだが、イベントやインストアライヴは何度か見たが、ワンマンは初めて。とっくに二十歳を過ぎプロミュージシャンとして活躍している彼女達にたいへん失礼とは思うが、「札幌の女子高生ブルースバンド」というかつてのキャッチフレーズが未だに筆者の心に染み付いていて、ライヴを観れるだけでラッキー、ましてやワンマン公演など恐れ多い、という処女崇拝に似た気持ちがあるのは嘘ではない。それ故キノコホテル、アーバンギャルド、八十八ヶ所巡礼など数々の推しバンドのライヴを経験した鶯谷の魅惑的な会場に於ける今回の無銭ライヴは、CD購入に対する正当な対価ということもあり、ワンマン初体験には絶好の機会であった。



オヤジ好みのブルース・ロックを標榜するだけあり、前列を占めるコアファンは年齢層高めの男性メイン。かく言う筆者も最前を取ったので後列のオーディエンスの様相は知り得なかったが、キノコホテルに近いノリを感じた。キネマ倶楽部の売りのステージ下手2Fテラスをさりげなく活用した以外ステージ進行には一切演出はないが、数曲毎に行うチューニングや朴訥としたMCに伺える、音楽好き・楽器好き女子のひたむきな姿勢が好感度大。演奏中に見せない笑顔が、曲間に弾ける一瞬が春の曙光のように眩しい。歌唱力・演奏力の高さ、心に染みる歌詞とメロディー、ロケンローへの憧れと愛情。素直な気持ちをストレートに発散できる「今ここにあるロケンロー(R&R Right Now)」ならではのキラメキに心奪われた一夜だった。



Set List
01.太陽
02.泥んこベイビー
03.メトロ・ランデブー
04.ダンス・ダンス・ブラックホール
05.恋は春色
06.カルーセル・ワルツ
07.テキサスの雨
08.ちっちゃな時から
09.天使の雲
10.ドラキュラ・サマー
11.アイスクリームシアター
12.JET SPARK
13.さらば青春
14.未来
15.コール・ミー
EN1.ためいき
EN2.ウォーキン
WE.かもめのBaby

▼4枚同時会場限定発売のアナログ盤は思い切った買い物だったが、ファンだけでなくメンバーにとっても一生の宝物に違いない。


アナログ盤
重みが嬉しい
宝物



灰野敬二 with 狩俣道夫 & 森重靖宗

千駄木に移転したBar Issheeに灰野が初登場。長年のパートナー狩俣と初共演のチェリスト森重とのトリオ演奏。灰野はパーカッション(OTO、タラブッカ等)、フルート、ヴォイス等、狩俣はオーボエ、フルート、ヴォイス等。アコースティックに徹した室内楽的アプローチは、静寂に近づくが故に剥き身の魂の交歓を色濃く感じた。このユニットの今後の進化を楽しみにしたい。



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MO'SOME TONEBENDER@代々木Zher The ZOO 2015.3.26(thu)

2015年03月29日 10時41分12秒 | ロッケンロール万歳!


"Zher the ZOO YOYOGI 10th Anniversary~Live Goes On !~"
MO'SOME TONEBENDER -oneman-



昨年9月のSeagall Screaming Kiss Her Kiss Herとの対バン以来久々のモーサム。筆者の年代的には彼らの”狂乱ロッキンルーラ体験”は年数回程度のペースが理想的なのかもしれない。沸騰する地獄の釜のように波打つモッシュピットを見ながらそう思った。彼らにとっても2015年初ライヴというスロースタートだが、ハイテンションな暴走ぶりは「Rise From HELL(地獄からの復活)」に相応しい。



とりわけストイックなまでに無駄を省いた新曲に漲る高揚感はロケンローの奇跡を歌うモーサムの決意表明に他ならない。夏リリースの天国盤『Ride Into HEAVEN』で希望が歌われているのか興味は尽きないが、今は兎に角地獄からの帰還を全身全霊祝福するのが「R&R Right Now(今ここにあるロケンロー)」の神髄に違いあるまい。



Set List
01. ヒューマンビーイング
02. Young Lust
03. L.O.V.E.
04. happy new year
05. youth
06. マッドネス
07. ハラヒレ
08. カリフォルニア・ガール
09. WINDOWPAIN
10. トーキョーロスト
11. バイオレーターデストラクション
12. ハナタラシ vs ワンダーボーイ
13. メタルボーイ
14. ロッキンルーラ
15. ばちかぶれ!
16. 冷たいコード
17. 未来は今
18. Shining
<アンコール>
19. FEEVEER
20. DUM DUM PARTY
モーサムワンマン、“地獄盤”新曲でZher the ZOO10周年祝う

地獄から天国へ
マイナスからの
ナンバー・ワン



MO’SOME TONEBENDER「Rise from HELL」発売記念インストアイベント~ラブレターフロム地獄~
2015年5月2日(土)東京都 タワーレコード渋谷店B1 CUTUP STUDIO

MO'SOME TONEBENDER「Rise from HELL Tour ~ジョーカーアイウォンチュー~」
2015年6月19日(金)北海道 BESSIE HALL
2015年6月21日(日)宮城県 FLYING SON
2015年6月28日(日)大阪府 Shangri-La
2015年7月3日(金)岡山県 PEPPERLAND
2015年7月4日(土)愛媛県 Double-ustudio
2015年7月5日(日)福岡県 THE Voodoo Lounge
2015年7月18日(土)愛知県 池下CLUB UPSET
2015年7月19日(日)東京都 渋谷CLUB QUATTRO

公式サイト
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紛争を乗り越え、アフリカの魂を歌う~マリのソンゴイ族ブルース・バンド『ソンゴイ・ブルース』登場!

2015年03月28日 01時10分48秒 | 音楽ちょっといい話


アフリカのマリ共和国とニジェール共和国に分断して居住する部族、ソンゴイ族の4人が組んだブルース・バンド、ソンゴイ・ブルース。

2パックやクレイグ・デイヴィッドといったヒップホップやR&B、さらにはビートルズ、ポリス、バッド・カンパニー、ジミ・ヘンドリックスといったロックを聴いて育った4人の若者が、地元の伝統的なスタイルとモダンなギター音楽を融合させた独特のサウンドを奏でる。

以前にデーモン・アルバーン率いる音楽プロジェクト、アフリカ・エクスプレスのアルバムに楽曲が抜擢されたことをきっかけに注目を集め、ついにはUKのインディー・レーベル<Transgressive>と契約を結び、ヤー・ヤー・ヤーズのギタリスト、ニック・ジナーとマーク・アントワーヌ・モロー(マルーン5、ケイナーン、アマドゥ&マリアム他)プロデュースによるデビュー・アルバム『ミュージック・イン・エグザイル』が完成。ついに日本でもリリースされた。

今作『ミュージック・イン・エグザイル』は、デーモン・アルバーンのスタジオにてミックスされ、デーモンとニック・ジナーもバッキング・ヴォーカルと演奏で参加している。

アルバムは、全英インディ・アルバム・ブレイカーズチャート初登場3位、インディ・チャート初登場16位と好調な滑り出しを見せている。

またソンゴイ・ブルースは、ブライアン・イーノが大絶賛していたり、デーモン・アルバーンやジュリアン・カサブランカスがサポート・アクトに起用するなど、著名なミュージシャンからも熱い注目を集めているが、先日は、アラバマ・シェイクスのシカゴ公演にスペシャル・ゲストとして登場したり、SXSWではバンド自身が出演した、マリ北部紛争を乗り越えたミュージシャンについてのドキュメンタリー映画『They Will Have To Kill Us First』が上映され好評を博したりと、アメリカでもじわじわと話題になりつつある。

そして、来月から始まるツアーも各地でソールドアウトになるなど、順調な活動が続いている。

▼グルグルくるアフリカン・ビートと屈託のないスマイル!


▼日本のファンに向けた、初々しいコメント動画!


■アルバム情報
アーティスト名:Songhoy Blues (ソンゴイ・ブルース)
タイトル: Music in Exile (ミュージック・イン・エグザイル)
レーベル:Transgressive / HOSTESS
フォーマット:CD
品番:HSE-39812
発売日: 好評発売中!
価格:2,095 円+税
※初回仕様限定盤のみボーナストラック・ダウンロードコード付ステッカー封入
(フォーマット: mp3)、歌詞対訳、ライナーノーツ付



<トラックリスト>
1 Soubour(忍耐)
2. Irganda(我が祖国)
3. Al Hassidi Terei(エゴイズム)
4. Sekou Oumarou(※人物名)
5. Nick(※人物名)
6. Ai Tchere Bele(年上の親族)
7. Wayei(女性)
8. Petit Metier(簡単な手仕事)
9. Jolie(美しい)
10. Desert Melodie(砂漠のメロディ)
11. Mali(マリ共和国)

<ダウンロード・ボーナストラック>
Irganda (Red Snapper Remix)*
Al Hassidi Terei (Residence La Revolution Remix)*

【バイオグラフィー】
12年1月に起きたマリ北部紛争を乗り越え、ソンゴイ族であることに誇りを持つ4人の若者、アリユ・トゥーレ(Vo)、ウマール・トゥーレ(B)、ガルバ・トゥーレ(G)、ナタネール・ダンベレ(Dr)で結成したブルース・バンド。伝統と現代、国産と外国産、若さと古代がブレンドされたサウンドは聴く者の心を躍らせ、ブライアン・イーノ、デーモン・アルバーン等著名アーティストも大絶賛。2015年、ヤー・ヤー・ヤーズのギタリスト、ニック・ジナーとマーク・アントワーヌ・モロー(マルーン5、ケイナーン、アマドゥ&マリアム他)プロデュースによるデビュー・アルバムをリリース。

阿弗利加の
黒い憂歌が
吹き荒ぶ

▼マリ共和国を代表するポップシンガー、サリフ・ケイタ


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でんぱ組.inc@ZEPP TOKYO 2015.3.24(tue)~バンドやろうぜ!by 古川未鈴~

2015年03月27日 00時15分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


でんぱ組.inc WWD 大冒険 TOUR 2015 ~Zeppでバンドと一緒にまだ盛上がることばかり~

出演:
メインボーカル&ギター:古川未鈴
コーラス&盛り上げ役:相沢梨紗 夢眠ねむ 成瀬瑛美 最上もが 藤咲彩音(以上、でんぱ組.inc)
でんでんバンド:松原"マツキチ"寛(ds)さっちん(perc)山田裕之(b)野間康介(key)板垣祐介(g)



オールスタンディングのでんぱ組ライヴは昨年12月23日新木場STUDIO COASTでの「カオスフェス2014」以来、ワンマンでは昨夏のカップヌードル・ツアー以来半年ぶり。2013年1月20日「ワールドワイド☆でんぱツアー2013~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~」は行けなかったので、3月最上もが生誕を除けばZEPP TOKYOで観るのは何と初めて?ホールツアーの追加や続々発売されるCD,DVD,書籍やグッズ、先だって発表されたホールツアー追加公演のチケット代で、でんぱヲタは総じて金欠気味ではないか、と想像されるが、会場を埋めたファンは開演前から過熱気味。圧縮を恐れて3ブロック目に退避して正解だったかもしれない。

オープニングこそホールツアーと同じようにスクリーンに映像を流したがライヴ本編は映像・演出一切無し。MCも最小限で兎に角バンドと一体化してストイックな程のパフォーマンス一本勝負。セトリは3rdアルバム『WWDD』のバンド演奏初演曲が大半。難易度の高いでんぱ曲を見事に演奏するでんでんバンドも流石なら、生バンドの生命グルーヴを見事に乗りこなすでんぱ組六人も流石。そして度を超したノリでレスするオーディエンスを加えた三位一体のライヴ現場は、メインエベントの古川未鈴オンステージでぜ!ぜ!ぜ!絶好調&超絶ウルトラ☆Happyタイムを迎えた。赤いジャズマスターでCコードを見事にキメるみりんちゃんには、是非ともバンドブーム30周年キャンペーン盛り上げ役をお願いしたい。



えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso ・ 3月24日
この後はライブツアーin Zepp Tokyo!バンドと一緒に盛り上げるよ!!!☆みんな待っててわっああああーーーいヽ(*´∀`*)ノ!!!☆

相沢梨紗 @RISA_memesama ・ 3月24日
Zepp Tokyo!なんと全曲、でんでんバンドの皆さんと演らせてもらいました!バンド初お披露目の曲もたっぷりでした!めっちゃ楽しかった~!みんなは出し切れました?


相沢梨紗 @RISA_memesama ・ 3月24日
PON!!


相沢梨紗 @RISA_memesama ・ 3月24日
金銀テープ見てくれた?ちょっと前からとある仕様に!


相沢梨紗 @RISA_memesama ・ 3月24日
楽し過ぎると、身体とか無くなる感じになるよね。身体とか顔とかって心の壁みたいに感じる時あるけど、そういうの無くなる瞬間が最高。みんなと居るとそういうのもっと見れる気がする~。


最上もが @mogatanpe ・ 3月24日
大冒険ツアー in Zepp Tokyo!でんでんバンドと一緒でしたっ。むっっちゃ楽しかったー!やっぱりバンドの音すごくすき かっこいい。あー 楽しかった! 一瞬だった。みんなありがとう


夢眠ねむ @yumeminemu ・ 3月24日
改めて、ライブって最高だ!て思えためちゃくちゃ楽しかった!!!ありがとうございましたっ!!!!!


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso ・ 3月25日
Zepp楽しかったのだ!!!


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso ・ 3月25日
スッ☆


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso ・ 3月25日
でんでんっ(*´∀`*)!☆


相沢梨紗 @RISA_memesama ・ 3月24日
さっき、お家着いたちゃん。へとへと~。
明日も人間頑張る!みんなも、1日おつかれサマー(`めνめ)


ピンキー☆藤咲彩音 @PINKY_neko ・ 3月24日
【WWD大冒険TOUR2015】in ZEPP TOKYOでした!バンドでのライブは生音と共にぐああああってくるね、こりゃやばいね、盛り上がることばかりだったね、楽しかったなあ。みんなありがとう!帰ったら脚マッサージだ!!


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso ・ 3月24日
終わったああああ Zepp Tokyo!!!!!最高だだだっ


板垣祐介 @gakky_gakky ・ 3月24日
でんぱ組.incライブZeppTokyo終了しました!全編でんでんバンドでの演奏でした。とても盛り上がりました!未鈴ちゃんのギターも素晴らしかったですね!名古屋もよろしくお願いします!!


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso ・ 3月24日
ライブハウス楽し過ぎるんじゃー!!!Zeppまたやりたいー。みんな今日は本当にありがとうだよー!!!☆楽しめた(ノ∀`*)?w

SET LIST
1. でんぱな世界 ~It’s a dempa world~
2. でんぱーりーナイト
3. ダンス ダンス ダンス
4. NEO JAPONISM
5. FD2 ~レゾンデートル大冒険~
6. ちゅるりちゅるりら
7. Dear☆Stageへようこそ
8. バリ3共和国
9. 檸檬色
10. ブランニューワールド
11. イロドリセカイ
12. サクラあっぱれーしょん

EN1. ソーリー、ロンリー。(古川未鈴ソロ)
EN2. なんてったってシャングリラ
EN3. キラキラチューン
EN4. でんでんぱっしょん

EN5. ORANGE RIUM
EN6. VANDALISM

古川未鈴 @FurukawaMirin ・ 17時間 17時間前
バンドやろうぜ!:
こんばんわ( ´・ヮ・`)先日、zepptokyoにてのバンド形式ワンマンツアー!来てくださった皆様、どうもありがとうございました!スタンディングワンマンが久しぶりでやっぱ暑くていいですね!

古川未鈴ブログ「みりんに向かってBダッシュ!」





バンドやろうぜ
次回はみんなで
楽器を持って

▼朗報!出演交渉なう
●神楽坂EXPLOSIONが「TRASH-UP!!」に改名!記念公演&スタマリワンマン開催


東京のライブハウス・神楽坂EXPLOSIONが「神楽坂TRASH-UP!!」に改名した。

今回の改名は神楽坂EXPLOSIONと雑誌「TRASH-UP!!」のコラボレーションという形で実施されたもの。会場の支配人である高谷祐介氏は今回の発表に際し「カルチャーを発見できる場所に原点回帰することこそが、時代を牽引するという従来のライブハウスの役割であると考えています」「TRASH-UP!!さんを実態化したようなイベントスペースにすることは新しいし面白い。それが最良の選択であるということを考えました」とコメントしている。

なお神楽坂TRASH-UP!!は改名を記念し、こけら落としイベントを3月28日に同会場にて開催。この公演は昼夜2部制となっており、両部にあヴぁんだんど、第1部にamiina、ANNA☆S、少女閣下のインターナショナル、第2部に絵恋、NECRONOMIDOL、With Love、じゅじゅが出演する。また3月30日にはSTARMARIEのワンマンライブ「STARMARIEワンマンLIVE~夢と狂気の乱舞~」の開催も決定している。
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【アルバム全曲フル試聴】ポップ・グループ/ギャング・オブ・フォー/セラピー?/ロン・セクスミス

2015年03月25日 01時33分58秒 | ロッケンロール万歳!


●ザ・ポップ・グループ 35年ぶりの新スタジオ・アルバム『Citizen Zombie』が全曲フル試聴可

英ブリストルのポストパンク・バンド、ザ・ポップ・グループ(The Pop Group)。35年ぶりの新スタジオ・アルバム『Citizen Zombie』が全曲フル試聴可。発売は海外で2月23日、日本で2月25日。リリース元は海外はFreaks R Us、日本はVictor Entertainment。
コチラ

スタジオ・アルバムの発表は1980年の2ndアルバム『For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?』以来。

ラインナップはオリジナル・メンバーの4人

Mark Stewart (lyrics / vocals)
Dan Catsis (bass)
Gareth Sager (guitar)
Bruce Smith (drums)

で、レコーディングはこの2年間、さまざまな場所で行われ、今夏にプロデューサーのポール・エプワース(Paul Epworth)のスタジオで完成したとのこと。ザ・ポップ・グループの長年のファンだというポール・エプワースは「彼らと一緒に仕事ができるなんてそれはもうすごい事で、最高にエキサイティングだったよ。エネルギーもアイデアもあの頃のままで、今のバンド達には見られない活力に満ち溢れている。」と語り、マーク・スチュワートも「彼の仕事はもともと好きだし、世界最高のプロデューサーのひとりだと思う」とコメントしています。アルバムは全11曲入り。

Mad Truth (Official Video)


アルバム・トレーラー(日本語字幕付き版)ザ・ポップ・グループとプロデューサーのポール・エプワースによるスタジオ・レコーディン­グ映像&インタビューで構成。


●『Citizen Zombie』
1. Citizen Zombie
2. Mad Truth
3. Nowhere Girl
4. Shadow Child
5. The Immaculate Deception
6. s.o.p.h.i.a.
7. Box 9
8. Nations
9. St. Outrageous
10. Age Of Miracles
11. Echelon
+日本盤ボーナス・トラック追加収録予定


●ギャング・オブ・フォーの新アルバム『What Happens Next』が全曲フル試聴可


ギャング・オブ・フォー(Gang Of Four)の新アルバム『What Happens Next』が全曲フル試聴可。発売は日本で2月25日、米国で2月24日、英国で3月2日。リリース元は米国はMetropolis Records、英国はMembran、日本はビクター エンターテインメント
コチラ

バンドは現在、オリジナル・メンバーはアンディ・ギルのみ。スタジオ・アルバムの発表は2011年の『Content』以来で、2012年に脱退したジョン・キングの後任ヴォーカル、ジョン・ジェイラー(John “Gaoler” Sterry)が参加した初のアルバム。アルバムにはゲストとしてザ・キルズ(The Kills)のアリソン・モシャート、ドイツの人気歌手ヘルベルト・グレーネマイヤー、ザ・ビッグ・ピンク(The Big Pink)のロビー・ファーヴ、布袋寅泰が参加しています。

「England’s in My Bones」


●『What Happens Next』
1. WHERE THE NIGHTINGALE SINGS
2. BROKEN TALK
3. ISLE OF DOGS
4. ENGLAND’S IN MY BONES
5. THE DYING RAYS
6. OBEY THE GHOST
7. FIRST WORLD CITIZEN
8. STRANDED
9. GRAVEN IMAGE
10. DEAD SOULS
+日本盤ボーナストラック追加収録


●セラピー?の新アルバム『Disquiet』が全曲フル試聴可


北アイルランド出身のオルタナティヴ・ロック・バンド、セラピー?(Therapy?)の新アルバム『Disquiet』が全曲フル試聴可。発売は海外で3月23日。リリース元はバンドの新レーベルAmazing Record Co.。
コチラ

スタジオ・アルバムの発表は2012年の『A Brief Crack of Light』以来。プロデューサーにはTom Dalgety(Royal Blood/Band of Skulls/Turbowolf)を起用しています。全11曲入り

「Still Hurts」


●『Disquiet』
1. Still Hurts
2. Tides
3. Good News Is No News
4. Fall Behind
5. Idiot Cousin
6. Helpless Still Lost
7. Insecurity
8. Vulgar Display of Powder
9. Words Fail Me
10. Torment Sorrow Misery Strife
11. Deathstimate


●ロン・セクスミスの新アルバム『Carousel One』が全曲フル試聴可


ロン・セクスミス(Ron Sexsmith)の新アルバム『Carousel One』が全曲フル試聴可。発売は日本で3月25日、英国で3月30日、米国で3月31日
コチラ

スタジオ・アルバムの発表は2013年の『Forever Endeavour』以来。プロデュースはジム・スコット(Wilco, Red Hot Chili Peppers, Foo Fighters)。
レコーディングには

Bob Glaub (bass)
Jon Graboff (guitar)
Don Heffington (drums)
John McGinty (keyboards)

といったベテランのセッション・プレイヤー達が参加しています。

なお、3月25日に発売される日本盤には、タワーレコード・オリジナル特典として未収録音源CD-R「Sure As The Sky (Gavin Brown X Session)」が付きます。こちらは先着購入特典としてタワーレコード各店(ONLINEを含む)にて数量限定で入手できます。

「Saint Bernard」 (Official Lyric Video)


●『Carousel One』
1. Sure as the Sky
2. Saint Bernard
3. Loving You
4. Before the Night Is Gone
5. Lucky Penny
6. Getaway Car
7. Nothing Feels the Same Anymore
8. Sun's Coming Out
9. Lord Knows
10. All Our Tomorrows
11. No One
12. Can't Get My Act Together
13. Tumbling Sky
14. Many Times
15. The Other Side (bonus track)
16. Is Anyone Going to San Antone (bonus track)
【以下、日本盤のみのボーナストラック』
17. Secret Heart (Gavin Brown X Session)
18. Lebanon Tennesse

フル試聴
フルスロットルでは
ありません





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相対性理論/ジェフ・ミルズ@TOKYO DOME CITY HALL 2015.3.22(sun)

2015年03月24日 03時47分36秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


相対性理論 presents「回折III」
出演:
・相対性理論
・Jeff Mills


ジェフの作品を愛聴するやくしまるえつこと、相対性理論のアルバム「TOWN AGE」とそのライブである「幾何」シリーズや、やくしまるの様々な楽曲や活動を見聞きし興味を持ったジェフ、両者が直接会ってミーティングを行うなどの交流を重ね、お互いの表現の繋がりを感じ、この度の共演が実現に至りました。
当日は相対性理論とJeff Millsそれぞれのセットに加え、スペシャルなプログラムも予定されています。
バーチャルリアリティ・ヘッドセット「オキュラス」を使った独自のシステム「YKSMR Oculus」(ヤクシマルオキュラス)をやくしまるえつこ用に開発、オキュラスを装着したやくしまるによるステージコントロールも大好評を博した「回折」公演のファイナルとなる第三弾、お見逃し無く。



昨年9月に「回折I」を観て以来暫く相対性理論(以下理論)のことを忘れていたが、年末に「回折III」@TOKYO DOME CITY HALL(以下TDCH)の告知を見つけて即座にスマホのカレンダーにスケジュールを記入。HP先行予約でポスターサイズのチケットを手に入れようと思っていた。ところが日々の慌ただしさの中ですっかり失念し、2週間前になってチケットを予約していないことに気づいた。こりゃダメだ、と諦めていたところ、Disk Union新宿店6Fオルタナティヴフロアのアヴァンギャルドコーナーで偶然に理論好きの知人に遭遇し、Eプラス等で未だチケットが買えることを聞いて、5日前に購入した次第。ポスターチケットは惜しかったが、どうせ名古屋の「回折II」のポスターが入手できなかったことを思うとコンプリートは無理。コレクターの血はすっかり鳴りを潜めた。
相対性理論「回折I」@東京ドームシティ 2014.9.5(fri)



昼間は温かかったのに夕方は風が冷たい。整理番号が最後なので30分以上寒い戸外に待たされてすっかり凍えてしまった。昨年は25歳平均の客層だったが、今回意外に年配の客が多いのはジェフ・ミルズのファンアのだろうか。立見アリーナは適度な隙間があり、ステージが高いので後方からでも観易い。

●ジェフ・ミルズ


90年代のデトロイトテクノを象徴するDJがジェフ・ミルズ。程度のことは知っているが、当時テクノやハウスには殆ど興味が無かったので彼の音楽については何も知らない。しかしトレンドの移り変わりが激しいクラブシーンで全盛期から20年経っても現役有力DJとして活躍するカリスマ性は認めたい。当時唯一ハマりかけたサイケデリックテクノのイベントでリチャード・D・ ジェームス(エイフェックス・ツイン)のDJでレジデンツやキャバレーヴォルテールが流れ感動したことがある。ジェフ・ミルズのプレイはレコード/CD音源を使うのでは啼く、自分でプログラミングした電子音源をライヴでミックスする手法。大音量の四つ打ちビートが延々と続き頭が朦朧としてくる。自宅で聴く気はしないが、ライヴ演奏ならばトリップできて悪くない。



●相対性理論


やくしまるえつこさんは白いウェディングドレス風衣装。巫女の様にも見える。バンドはギターを除き全員白。儀式感のあるステージ。一曲目最近MVが公開された「たまたまニュータウン」の中間部で激しいインプロが繰り広げられ、理論にしてはロック的狂騒でスタート。その流れでライヴ全体が今までになくアグレッシヴな躍動感に溢れていた。例の「オキュラス」パフォーマンスも前回分からなかった効果を実感でき、やくしまるの頭の中の理解が進んだ気がする。最後のパートでレーザー照射のプレネタリウムの流れ星が圧倒的なスケールで地下のホールを宇宙へ拡大させた。アンコールでジェフ・ミルズと合体して展開した非ロック・非クラブ的コラボ演奏が理論の次なる展開を示唆していたように思われた。



2015.3.22 Sun.
相対性理論 presents 「回折」@TOKYO DOME CITY HALL
セットリスト

1.たまたまニュータウン
2.ミス・パラレルワールド
3.ウルトラソーダ
MC「何だかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情け。あなたの未来を守るため。相対性理論プレゼンツ、回折」
4.ジョンQ
5.LOVEずっきゅん
6.未音源曲(おとぎ話)
MC「これっくら~いの、酸素くーださい」
7.元素紀行
8.さわやか会社員
9.こきゅうとす
MC「あ、UFOだ…」(エコー強め)
10.救心
11.上海an
MC「少年少女よ、卒業おめでとう」
12.少年よ我に帰れ
13.キッズ・ノーリターン
14.ロンリープラネット
MC「またね」
アンコール
15.Say Tomorrow Mix
MC「ばいばい」
相対性理論公式サイト

理論から
ヘヴィメタルの
スペクトル



相対性理論の最新自主企画シリーズ『回折』の完結編となるこのライブにて、相対性理論とJeff Mills両者の新曲を収録したCDを金属製オブジェに組み込んだ限定作品「スペクトル」が発売されます。(CDは着脱可能です)

「スペクトル」は、やくしまるえつこによる『回折』のコンセプトを基に制作され、世界最高峰の金属加工技術を誇る新潟県燕三条で作られた金属無垢切り出しによる総金属製のオブジェに、両者の新曲が収録されたCDを工業用ボルトで固定するという前代未聞の仕様。 金属製オブジェの裏面にはやくしまるによる算額ドローイングがレーザー刻印されており、 やくしまるとジェフとのミーティングで話された「宇宙へ奉納する算額音楽」がイメージとなっています。タイトルの「スペクトル」は光の回折と干渉によって、複雑な信号を分解し配列したものを指しています。

CDに収録される楽曲は『回折』シリーズから演奏されている相対性理論の新曲「ウルトラソーダ」と、やくしまるから伝えられたコンセプトを基に「ウルトラソーダ」の音素材等を用いてJeff Mills が制作した「Say Tomorrow Mix」の計2曲。

この作品は一般小売店等での販売は予定されておらず、 ライブ当日の3月22日正午より『回折III』来場者(チケットをお持ちの方)を対象に、会場の東京ドームシティーホールにて販売されます。(売り切れ次第販売終了となります。)
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灰野敬二@清澄白河タカイシイ・ギャラリー 2015.3.20(fri)

2015年03月23日 00時15分15秒 | 灰野敬二さんのこと

(写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

ケリス・ウィン・エヴァンス
会期:2015年3月20日(金) – 4月18日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー 東京
オープニング・レセプション:3月20日(金)18:00-20:00
レセプション当日19:00より音楽家灰野敬二氏がライブ・パフォーマンスを行います。



1月20日六本木SuperDeluxeにDJ出演して以来2ヶ月ぶりの灰野敬二の公演。その間不失者でオーストラリアのフェスに出演した。久々の国内ライヴは倉庫の6Fにあるギャラリーに於けるロンドン在住アーティスト、ケリー・ウィン・エヴァンスの個展のオープニング・レセプション。4年前2011年2月26日に同じ会場で同じアーティストの個展のレセプションに灰野が出演した。翌日が新木場スタジオコーストでのイベント「I'll Be Your Mirror」だったことも記憶に残っているが、何よりもその2週間後に大震災が起こり、世界がすっかり変わってしまったことに想いを馳せると、遥か昔の別世界での出来事だったように思われる。
灰野敬二パーカッション・ソロ@清澄白河 Taka Ishii Gallery 2011.2.26(sat)

前回同様エヴァンス本人の強い要望で実現したギャラリー・ライヴは、4年前より狭く改装された空間で開催された。真っ白な四角い部屋の真ん中にエヴァンスのモービルオブジェが吊り下げられ、その奥にパーカッションを並べたターブルと右隅にギター・アンプが置いてある。それだけでインスタレーション作品に見える。金属円板パーカッション「OTO」の演奏。PAを通さない生音なのに高音が突き刺さり耳鳴りがする。叩く灰野の手の速い動きを見ていると、目の前で火花が飛び散るような錯覚に陥る。壁の反響に加え、オブジェの円盤により音波が屈折し、演奏が進むにつれて通奏低音のように低い音が鳴り出し、さらにOTOの音階とは異なる別のメロディーを感じるようになる。いつものライヴでギターやエアシンセの爆音の中に存在しない旋律が聴こえてくるるように。



OTO演奏が40分続いたところでおもむろにギター・アンプの電源を入れる。ギターやエレクトロニクス機材もないのに?と思ったらケースから取り出したのは巨大なスプリング。伸縮するコイルを伝わる振動や衝撃が電気増幅され、強烈な爆音が鳴り響く。火打石のようなOTOで浄化された聴覚のレベルがレッドゾーンに振り切れて決壊する。ギャラリーのフロアを這うスプリングはまるで大蛇のようだった。灰野はさながら蛇使いのシャーマン(祈祷師)の如し。



終演後、静けさの戻ったギャラリーに展示されたエヴァンスのオブジェに近づくと、円盤と壁、円盤と円盤の間のあちこちからブーンという羽音のような信号音が聴こえた。灰野の演奏中も音を発していた円盤たちは、まさに灰野と人知れずセッションをしていたのだろう。

円盤の凹みから
OTOとOTOが
絡み合う

<灰野敬二Live Schedule>
3月27日(金)千駄木Bar Isshee
灰野敬二 with 狩俣道夫

4月3日(金)渋谷lastwaltz
「闇に光」
出演:灰野敬二+山崎怠雅/グンジョーガクレヨン/蔦木俊二(突然段ボール)

4月12日(日)六本木Super Deluxe
Merzbow x Balázs Pándi x 灰野敬二
出演:Merzbow x Balázs Pándi x 灰野敬二/KK NULL/BASTARD NOISE

4月22日(水)新宿PIT INN
新宿 PIT INN 50th Anniversary 坂田 明 2DAYS
「即興一発新橋へ、早また汽車は煙はく!」
【MEMBERS】坂田 明(As,Cl)灰野敬二(G)本田珠也(Ds)

4月24日(金)六本木Super Deluxe
Peter Brötzmann with Strings
出演:ペーター・ブロッツマン (サックス、クラリネット)、ジム・オルーク (ギター)、灰野敬二 (ギター)
ゲスト:八木美知依(エレクトリック21弦箏、17弦ベース箏、エレクトロニックス、歌)ソロ
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【集中連載】70年代フリージャズの動向・後編『今、日本のフリージャズを聴く』

2015年03月22日 05時18分50秒 | 素晴らしき変態音楽




今、日本のフリー・ジャズを聴く
~豪華執筆陣が語るそれぞれの”フリー・ジャズ”~

2015年4月8日 15タイトルが一挙発売!

 2003年10月22日、「70年代日本のフリー・ジャズを聴く!」 と題して、日本のフリー・ジャズのアルバム(トリオ原盤)が計30タイトル発売されました。当時大型CDショップでも展開され、大きな話題を呼んだシリーズですが、それから10年以上が経過したいま、再度このシリーズを、新たな切り口で発売しようという企画です。

 再発売にあたり、30タイトルの中から今回は15タイトルを厳選。また、現在活躍中のDJやミュージシャンの方々に、各作品にまつわるエッセイや感想文を依頼。 あらためて"今”のリスナーに向けて、日本のフリー・ジャズの魅力を伝えていきます。

【完全初回受注生産限定盤】
・紙ジャケット仕様
・執筆陣 計15名(内容は、作品の印象やエッセイ的な新ライナー製作)
・オリジナルのライナーで作品解説付
・オリジナルの帯復刻
・24BITリマスター(発売当時と同じもの)
・紙ジャケ仕様
・総合監修:Kenny稲岡
・協力 尾川雄介(Deep Jazz Reality)

Official Site/公式サイト


山下洋輔トリオ

●V.A. 『インスピレーション&パワー』(73)


日本のジャズ史上空前絶後のイベントのドキュメント。14夜の中から8グループを厳選。2枚組オムニバス。
収録アーティスト:宮間利之とニュー・ハード・オーケストラ/吉沢元治ベース・ソロ/沖 至クインテット/ナウ・ミュージック・アンサンブル/富樫雅彦 + 佐藤允彦 デュオ/ニュー・ディレクション・フォー・ジ・アーツ/がらん堂/山下洋輔トリオ
執筆: 黒田征太郎



●阿部 薫 『スタジオセッション1976.3.12+α』(92)


混迷の70年代を走り抜けた阿部薫。3枚のみ残されたスタジオ・レコーディング中、最後の一枚遂に発見!26才、晩年最大の伝説のドキュメント!
演奏者:阿部 薫 (p, harmonica, as solo)
執筆: 橋本徹

●阿部 薫 『暗い日曜日』(97)


阿部薫絶頂期の三部作の#2。秋田大学、一関・ベイシーで収録された名演。「暗い日曜日」とともに愛奏曲「アカシアの雨がやむとき」も収録。
演奏者:阿部 薫 (as & b-cl)
執筆: 纐纈雅代

●阿部 薫 『風に吹かれて』(97)


天才阿部の三部作の#3。1971年の歴史的演奏が新たなマスタリングで蘇る。
演奏者:阿部 薫 (as 1, 2 / bass clarinet 3, 4)
執筆: 上田知華

●阿部 薫、佐藤康和デュオ 『アカシアの雨がやむとき』(97)


夭折した天才阿部とYas-Kazの東北大学におけるデュオ。阿部の絶頂を捉えた三部作の1枚。
演奏者:阿部 薫 (bass cl, as, harmonica)、佐藤康和 (perc)
執筆: 沖野修也



●沖 至 『しらさぎ』(74)


パリへ雄飛する沖至の壮行コンサートのライブ盤。最高傑作といわれた幻の名盤の待望の初CD化。1970年代フリー・シーンを代表するトランペッター沖至、渡仏前、日本での最後のコンサート!!
演奏者:沖 至 (tr,indian flute, perc)、宇梶昌二 (bs)、徳広 崇 (b)、中村達也 (perc)、ジョー水木 (perc)
執筆:Taigen Kawabe(Bo Ningen)

●沖 至 『ミラージュ』(77)


惜しまれながらパリに移住したトランペッター沖至の、加古を含む日仏混成バンドによる快作。メロディー・メーカー沖の本領が遺憾なく発揮。
演奏者:沖 至 (tp)、加古 隆 (p)、翠川敬基 (b)、富樫雅彦 (perc)
執筆: 尾川雄介



●吉沢元治 『インランド・フィッシュ』(74)


山頭火を愛した孤高のベーシスト、吉沢の入魂の一枚。一部でドラムの豊住芳三郎が共演。
演奏者:吉沢元治 (b)、豊住芳三郎 (perc)
執筆: 剛田武

●吉沢元治 『アウトフィット』(75)


山頭火を愛し、一音一音に命を吹き込んだ孤高のベーシスト吉沢の傑作。インプロヴァイザーとして最高の力を発揮したコンサート・ライヴ。
演奏者:吉沢元治 (bass solo)
執筆: 佐藤えりか



●高木元輝、加古 隆 『パリ日本館コンサート』(74)


フランス・ジャズ界を驚かせた奇才 高木、在パリの加古を中心とする双頭コンボによる歴史的コンサートの記録!
演奏者:高木元輝 (ts, ss)、加古 隆 (p)、ケント・カーター (b, cello)、ロン・ピットナー (perc)
執筆: 仲野麻紀

●高木元輝 『モスラ・フライト』(75)


日本のフリージャズのキー・メンバーの一人、高木元輝の幻の名盤ついに復活! 北九州のクラブに捉えた高木の雄々しい勇姿。ファン待望の一枚。
演奏者:高木元輝 (reeds)、徳弘 崇 (b)、小野 勉 (ds)
執筆: 橋本孝之(.es/ドットエス)



●山下洋輔トリオ 『LIVE 1973』(2003)


山下洋輔最強の黄金のトリオ、伝説のライヴが遂にベールを脱いだ!1973年アート・シアターの演奏72分を完全収録。
演奏者:山下洋輔 (p)、坂田 明 (as)、森山威男 (ds)
執筆: イリシット・ツボイ



●富樫雅彦、佐藤允彦 『双晶』(73)


半身不随から再起した富樫と僚友佐藤の奇跡の再会セッション。発見された秘蔵テープがその驚異的な演奏の全貌を初めて明らかにした。「双晶」のタイトルで知られるフリージャズの名作のオリジナルテープからの完全版登場!50分を越える演奏を、現在のテクノロジーでマスタリング。
演奏者:富樫雅彦 (perc.)、佐藤允彦 (piano)
執筆: スガダイロー



●豊住芳三郎 『サブ=メッセージ・トゥ・シカゴ』(74)


シカゴ前衛派の拠点AACMで極意を会得、パリでの加古との共演を経て帰国したサブのシカゴへの答礼メッセージ。
演奏者:豊住芳三郎 (perc)、宇梶晶二 (bs)、原 寮 (p)、藤川義明 (as ※ 3のみ)
執筆: 大塚広子

●豊住芳三郎 『藻』(75)


世界を股にかけて活躍するパーカッショニスト、「サブ」こと豊住芳三郎のコンサート・ライヴ。そのヒューマンな音世界は果てしなく広大である。
演奏者:豊住芳三郎 (perc)、高木元輝 (reeds)、徳弘 崇 (b)
執筆: 美川俊治(非常階段/Incapacitants)




阿部薫

日米の
自由なジャズの
交歓祭

日本のフリージャズとアメリカのロフトジャズの交歓の記録は、下記アルバムに刻まれている。

●Anthony Braxton Creative Music Orchestra ‎『RBN----3° K12』(72)


演奏者: Anthony Braxton (reeds,condunt)、豊住芳三郎 (perc)、 Joachim Kühn (p)他

●生活向上委員会ニューヨーク支部『Seikatsu Kōjyō Iinkai』(75)


演奏者:梅津和時 (as)、原田依幸 (p,bcl)、Ahmed Abdullah (tp)、 William Parker (b)、Rashid Shinan (ds)

●中村達也カルテット 『ソング・フォー・パット』(76)


演奏者:中村達也 (ds)、Oliver Lake (sax,fl)、Ted Daniel (tp,horn)、Richard Davis (b)


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【集中連載】70年代フリージャズの動向・前編『USアンダーグラウンド・ジャズ・レコード20選』

2015年03月21日 01時07分26秒 | 素晴らしき変態音楽


【勝手に翻訳】
『フリージャズは次に何処へ向かったか:70年代のアンダーグラウンド・ジャズ・レコード 20選』
文:ジョン・デイル(FACT Magazine Wednesday, March 11

フリージャズは1960年代末から1970年代初頭に「黄金期」を迎えた、というのが一般的な評論家の認識である。.

確かにフリージャズがそれほど社会変動と密接に結び付いた時代はなかった。公民権運動、ブラックナショナリズム、ブラック芸術運動、ヴェトナム戦争への抗議運動、そして啓示と邪悪の両面をもつ「ヒッピー幻想」の中で、フリージャズが提示する壮大な音風景は、リスナーが住む不確定な動乱の時代を反映していた。

ジョン・コルトレーン(1967年7月肝臓癌)とアルバート・アイラー(1970年11月自殺の可能性あり)という二人の先駆者の死により、フリージャズの創造性の炎が消えたという人もいる。実際にアメリカではフリージャズへの支援は途絶えたので、多くのミュージシャンがヨーロッパへ渡った。特にフランスは、フリージャスへの理解があり大きな援助があり、理想的な移住先だった。BYG/Actualレーベルでは、短期間とはいえ、ミュージシャンが自分のヴィジョンを現実化することができた。

しかしフリージャズは終わった、70年代の大部分はフリージャズの休眠期だ、と言う認識は今では重大な間違いだといえよう。70年代にプライベート・プレスとアーティストの自主レーベルにより、ニューヨークのロフトジャズ・ムーヴメントと連動して、以前と変わらず探究心と冒険心に溢れたフリージャズのアルバムが多数投下された。メジャーは勿論、既存のインディーレーベルもフリージャズに対して後ろ向きになったので、アーティスト自身が自己実現の為にDIY精神で、自らの音楽を記録し発表するようになった。もちろんこの手法には先駆者がいた。有名なのはサン・ラのサターン・レーベル。このレーベルから、アーケストラの魅力的で崇高で幻想的なアフロフューチャリストの記録が大量にリリースされた。

プライベート・プレスのレコードはミズーリ、オハイオ、ミシガンなどアメリカ全土から登場した。しかしニューヨークで主にアーティスト自身が所有するロフトで育まれたロフトジャズが受け皿となった。ここにリストアップしたアルバムの多くがロフトジャズの古典でもあることにお気づきだろう。ロフトジャズを俯瞰するには、サム・リヴァースのスタジオ・リヴェラでの演奏シリーズを収録した『Wildflowers: Loft Jazz New York 1976』が最適である。

このリストは現時点手に入る情報をもとにセレクトした未完成のリストである。また20タイトルに限定したため、省かざるを得なかった作品もあることに留意いただきたい。


Rashied Ali

●Black Unity Trio
Al-Fatihah (Salaam, 1971)





●Joe McPhee
Nation Time (CjRecord Productions, 1971)





●Julius Hemphill
Dogon A.D. (Mbari, 1972)





●Clifford Thornton
Communications Network (Third World, 1972)





●Rashied Ali & Frank Lowe
Duo Exchange (Survival, 1973)





●Black Artists Group
In Paris, Aries 1973 (BAG, 1973)





●The Khan Jamal Creative Arts Ensemble
Drum Dance To The Motherland (Dogtown, 1973)





●Michael Cosmic
Peace In The World (Cosmic, 1974)





●Hüseyin Ertunç Trio
Mûsikî (Intex Sound, 1974)





●Jeanne Lee
Conspiracy (Earthforms, 1975)





●Charles Tyler Ensemble
Voyage From Jericho (AK-BA, 1975)





●Milford Graves
Bäbi (IPS, 1977)





●Luther Thomas Human Arts Ensemble
Funky Donkey Vol. 1 (Creative Consciousness, 1977)





●William Hooker
…Is Eternal Life (Reality Unit Concepts, 1977)



●Ensemble Muntu
First Feeding (Muntu, 1977)





Abdul Wadud
By Myself (Bisharra, 1977)




●Synthesis
Sentiments (Ra, 1979)





●Sirone
Artistry (Of The Cosmos, 1979)





●William Parker
Through Acceptance Of The Mystery Peace (Centering, 1981)



●Griot Galaxy
Kins (Black & White, 1982)





ロフトジャズ
ブラックパワーが
炸裂だ

Black Artist's Group Live video - 1973
French concert from Oliver Lake's St Louis group 'Black Artist's Group': Oliver Lake - sax; Baikida Carroll - tpt; Jimmy Jones - gtr; Joe Bowie - conga and tmbone; Donald Robinson - drums.




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