A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

そんなもの始めなくていいから。

2009年07月31日 00時15分15秒 | どーでもいいけど
夏だから「かき氷始めました」とか「スイカ冷えてます」なら理解出来る。
しかし宮益坂と青山通りの角にあるこのファミリーマートの入口にはでかでかとこの表示がある。
時代錯誤も甚だしい。っていうかこの店の品性を疑ってしまう。
バカヤロー、こんなコンビニには絶対入らないぞ。

風呂上り
シロクマアイスで
もう天国

あー暑い。

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バンビよ永遠に~川村かおり「バンビータ」

2009年07月30日 00時12分34秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
このアルバムは、それまでどちらかというとバラード系のアイドル的存在だった彼女が、本当に愛するロックやパンクに真正面から挑んだ会心作である。実はこの前年1995年の「ビータ」でアイドルの仮面を脱ぎ捨てて、高らかにロック宣言していたのだが、つい肩の力が入り過ぎて、空回りした感もあった。一曲目からレニクラのパクりだし(映像参照)。

その反省からか、本作「バンビーノ」では作家陣にハイロウズの真島昌利やスタークラブのHIKAGE、エレクトリック・グラス・バルーンの杉浦英治等現役のロッカーを迎え、リラックスしたのびのびしたロックンロールを聴かせてくれる。マーシー作の「夏の朝にキャッチボールを」はまさにかおりちゃんのために書かれたような曲で、後にハイロウズ・ヴァージョンも出たが、バンビーノ版の方が数段出来が良い。

その後モデルやDJとして活動しながらよりストリートカルチャーに接近し、SORROWの名前で完全なロックシンガーとして再デビュー。パンク・バンドSOBUTのMOTOKIと結婚しスケボー雑誌「Warp」等で話題となる。
しかし2000年代半ばから名前を聞かないな、と思っていたら今年になって川村カオリの名で活動を再開ししファンを狂喜させた。

多くのファンにとっては「ZOO」や「翼をください」の方が知られているだろうが、私にとってのかおりちゃんは「バンビーノ」なのである。

あどけなき
乙女の夢は
空を舞う

合掌。



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JAY他@青山 月見ル君想フ 2009.7.28 (tue)

2009年07月29日 00時41分19秒 | インターネットの世界
MySpaceでフレンドになった女性シンガー、JAYさんのライヴに行ってきた。

まっとうなディーヴァ系のシンガーで私が滅多に聴かないタイプである。しかし彼女のブログ「JAYのたわごと」がなかなかウィットに富んだ内容で毎回コメントのやりとりをしていた。
今回7ヵ月ぶりのライヴで会場も会社に近かったので出掛けてみた次第。
この日は女性シンガー特集でロックバンドから弾き語りまで幅広い出演者。
JAYさんはトリの出演。エレピとギターをバックにしっとりとした歌を聴かせる。観客の拍手と足踏みをドラム代わりにサンプリングするという技も。
たまにはこういう落ち着いたライヴもいいかな。
終演後彼女に挨拶。ブログを通してしか知らない二人の対面は奇跡的なものがあった。
JAY MySpace

電脳が
繋ぐ二人の
心かな

今日も小雨パラつく東京であった。

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新連載! 小説「黒いワンピースの女」第1話

2009年07月28日 00時24分28秒 | 妄想狂の独り言
横断歩道の信号待ちをしている時、彼は隣に女の気配を感じた。黒いワンピースの髪の長い女だ。
しかしそちらの方を見ると誰もいない。彼の思い違いだったようだ。

ここは表参道。月曜日の夜8時。家路を急ぐ人と一杯引っ掛けて行こうというグループが混在する時間だ。
彼はもう40過ぎだったが、私服OKの業界っぽい会社に勤めていたので若く見える。ファッションは上がチェックの白い半袖シャツ、下はユニクロのGパンに黒いスニーカーというどこにでもいそうな格好。この街だとちょっとダサい。
下北沢か吉祥寺がお似合いだ。実際彼はこれらの街が好きだった。
(つづく)

さてブログネタがない為に無理矢理始めた連載小説。果たして「彼」を巡って恐ろしい陰謀が企てられるのか。黒いワンピースの女の正体は? 手に汗握っていつ来るか分からない次号を待て。

小説は
携帯で書く
今風に

ちょっと意味が違うような。。。

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言葉による世代の違い

2009年07月27日 00時23分00秒 | トレンド・ウォッチング
          むかし      いま
          ドクロ   ⇔   スカル
         バーゲン  ⇔   セール
         エナメル  ⇔  パテント
         アベック  ⇔  カップル 

これ以外にもたくさんある様子。
微妙な違いだが、そこには大きな溝があったりする。

死語の山
幾つ殺せば
気が済むの

No.06さんの「ZOO in MySpace」は40人近くが参加し大成功だった。皆さんとても絵が上手で恐縮した。

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孔雀鳩を描いた

2009年07月26日 00時27分41秒 | アート!アート!アート!
以前に書いたMySpaceのNo.06(ゼロロク)さんの企画「ZOO in MySpace」用に10数年振りに絵を描いた。

テーマは動物園。手元に動物の写真が無かったので、メルツバウの最新CD「13 Japanese Birds Kujakubato」のジャケットをパクって孔雀鳩を描いた。顔を可愛くして羽に色鉛筆で色を塗ったら、村上隆風のアニメっぽい絵になった。ホントはもっとアヴァンギャルドなものを描きたかったのだけど、久しぶりだから善しとしよう。

絵を描く
創造力の
迸り

それ以外は何にもしない一日だった。

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汲めども尽きぬ音響~Hair Stylistics「Expanded Pussies」

2009年07月25日 00時23分14秒 | 素晴らしき変態音楽
月刊ヘア・スタイリスティックスが終わったと思ったら、早速次のアルバムがリリースされた。この怒濤のリリース・ラッシュにはノイズの先輩メルツバウの影響も感じさせる。ただしメルツバウが海外のレーベルからのリリース中心だったのに対し、ヘアスタは現在のところ所属レーベルboidからのみのリリースである。

boidは他に湯浅湾などのCDリリースや映画の爆音上映を行なっている事務所で、そんなに資本力はなさそうだけど、自分たちのやりたいことだけを一貫してやり続ける姿勢には頭が下がる。

さて「拡大された女性器たち」と名付けられたこのニュー・アルバムは収録時間39分ほどで、月刊ヘアスタの続編のような感じである。ガサゴソいうノイズ音に女性の喘ぎ声を変調して乗せた短めの曲が冒頭にあるが、この作品の肝は後半である。まるで1980年代にイタリアのMBが執拗に鳴らし続けた内省的な世界を彷彿とさせる、うら悲しいムードの立ちこめる後半は、中原氏のやるせない心情が吐露されているようで、異色の出来である。何か悲しい出来事でもあったのだろうか。ノイズと言うよりはアンビエントっぽい音響に心打たれる。後半の3曲はboidのサイトで一部試聴できる。
boid ヘアスタ試聴

CDの内ジャケにはヘアスタのライヴアルバムセットと中原氏の対談集の予告が早くも掲載されている。先日話した時には文筆業に戻る気はない、と語っていた中原氏はそれ以外の方法で家賃を稼ぐつもりらしい(笑)。

悲しみに
耐えかね鳴らす
ノイズかな

東京は今日も小雨模様。梅雨に逆戻りだ。


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結婚式と神経症

2009年07月24日 00時17分18秒 | どーでもいいけど
会社の往復に前を通る西欧の由緒あるホテルのような佇まい。ある夜通ると、豪勢な照明とスーツやドレスのリッチそうな人達。そう、ここが有名な結婚式場、青山迎賓館。

昨年外苑前から徒歩5分という立地にオープンしたバブリーな建物だ。毎日通るが余り稼働している気配はない。このご時世に結構厳しいのでは? 地味婚が流行っているし。
青山迎賓館 HP

隣のビルのB1が神経科医というのも象徴的である。

もう二度と
やって来ないよ
バブルの日

今日も東京小雨降る。

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こんなフリーペーパーが欲しかった=farewell

2009年07月23日 00時19分05秒 | 書物について
farewellというフリーペーパーをご存知だろうか。私は知らなかった(^^;)。JOJO広重さんのブログで知り、編集部に直接申し込んで送ってもらったのだ。

所謂インディーズ系ミュージックのフリーペーパーなのだが、漫画家や映画監督も取り上げていて、そのどれもが非商業主義というか唯我独尊の人達なのだ。例えば7月3日発行のスペシャル号。ガールズ変拍子インスト・バンド、にせんねんもんだいのレーベル、美人レコードの特集だが、そのインタビューの内容が深い。ファンは勿論、余り詳しくない人も「なるほど」と納得させるような興味深い内容になっている。

そして第2特集の「レーベルの行方」ではAlchemy Records、less than TV、majikick recordなどのインディー・レーベルのレーベル・オーナーにアンケートを行なっている。「レーベルを存続させることは、今後の音楽シーンの変遷にどのような作用を及ぼすと思うか?」といった鋭い質問とそれに応える各オーナーのスタンスが面白い。JOJO広重さんなんてたった3問のアンケートにほぼ1ページ使う力の入れ様だ。

全編カラーページだし紙質も良い。けれどfarewellには広告ページが全くないのだ。さらにありがちな1ページいくら、といったタイアップ記事も無いという。どうやって経営していくのか心配な部分も無きにしもあらず。でもお金に縛られないから言いたいことがいえるし、やりたいことが出来る訳で、このフリーペーパーを今後も応援していきたい。
farewell ブログ

意志のある
ところに宿る
自主精神

まずはDisk Unionあたりに置くところから始めようか。




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異形のユニット~GRIM「Folk Songs For An Obscure Race」

2009年07月22日 00時23分45秒 | 素晴らしき変態音楽
CDのジャケット写真がすべてを物語っている。異形の人。グロテスクな音塊が嵐のように吹きすさぶ日本のノイズの一翼を担う存在だった。

小長谷淳氏のワンマン・ユニットであるGRIMは1985~87年の3年間だけ活動した知る人ぞ知る存在である。活動中にEP、12"、LPを各一枚リリースしている。限定200枚と少数プレスされたそれらの作品は海を越え海外の好事家にも知られる存在となる。
そのサウンドは初期は一貫して重いノイズの上にアジテーション・ヴォイスが乗るというヘヴィーなスタイル、後期は付き物が落ちたようなリチュアル・フォークになる。

私がGRIMを知ったのはレーベルメイトでもあるトライバル音響ユニットVasiliskを通してだった。しかし音を聴いたのは今回のCD再発が初めてである。GRIMが残した全音源を収録したというこのCDの存在は余りに重い。裸のラリーズや灰野さんとは違ったスタンスで活動した日本のアングラ・ミュージシャン。Disk Unionなら試聴もできる。一度触れてみてはいかがか。

グロテスク
聴いて喜ぶ
魑魅魍魎

直ぐに廃盤になるだろうから早めに買っておいた方が良い。

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