A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【フォトレポート】マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン@豊洲PIT 2018.8.15(wed)

2018年08月31日 08時30分28秒 | 素晴らしき変態音楽


MY BLOODY VALENTINE
公式サイト https://www.mybloodyvalentine.org/
開場 18:30 開演 19:30
料金:オールスタンディング ¥8,500 ドリンク代別

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン5年ぶりの来日公演。何となくスルーしようと思っていたところ、ある人からチケットを譲っていただけることになり参戦した。前回2013年の相対性理論との東京国際フォーラムでの公演が素晴らしかったが、だだっ広い印象のある豊洲PITでのスタンディング公演はどうだろうか、スタンディングで疲れてしまいはしないだろうか、と不安があったが、壮大な映像美が彩る美麗なステージはMBVでしか味わえない唯一無二のドリームランドだった。ケヴィン・シールズとビリンダ・ブッチャーの歌は殆ど聴き取れず、ステージ真ん中でデビー・グッギ(b)とコルム・オコーサク(ds)が格闘するように叩き出すワイルドなガレージロックと浮遊するギターインストゥルメンタルに陶酔した2時間半だった。キーボード/ギターを駆使するサポートメンバーの活躍ぶりが印象的だった。この特別な体験は言葉で説明するよりも写真を見ていただく方が分かり易いと思う。
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン@新木場 STUDIO COAST 2013.2.8 (fri)
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン/相対性理論@東京国際フォーラム ホールA 2013.9.30(mon)


*関係者各位:当コンサートの写真/動画の掲載に問題がある場合は即刻記事を取り下げますのでご連絡ください。

美メロとは
美麗なメロン
美人にメロメロ


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【えいたそモダニズム】Episode 21『コスモな大宇宙』〜でんぱ組/冨田勲/F.E.F.B./エンケン/レイジー/バクチク/フィッシュマンズ/ザッパ/サン・ラ

2018年08月30日 01時19分17秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


4/14 Sat北海道札幌市教育文化会館・大ホールから始まり、7/1 Sun愛知県日本特殊陶業市民会館・フォレストホールまで全国11箇所を回ったコスモツアー2018〜惑星探査〜を駆け抜けたでんぱ組.incは、休み間もなく7/15 Sun仙台GIGSよりツーマンライヴ「コスモツアー2018〜未知との遭遇〜」をスタートした。さらに30年に一度の猛暑の中、TIFやRock In Japanなど数々の夏フェスに出演。新曲『プレシャス・サマー』も先行配信リリースされ、2015年の『おつかれサマー!』以来の激しい夏をエンジョイした。



8/18satはテレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATIONに出演。13:30「愛踊祭2018」&「でんぱの神神 公開収録」〜18:00コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVEの2ステージに出演、比較的近い距離でえいたそ☆成瀬瑛美さんのレスを何度も貰った(気がする)神現場を堪能した。えいたそ本人も最高に楽しんだ模様。




特に夕方のライヴは昼間の暑さも涼んで、でんぱ特有の倍速振付けダンスの汗も然程でもない快適な時間を気持ち良く過ごした。


余りの気持ち良さにエイミが漏らした「全宇宙」という喘ぎ声にオレの心は2000光年の彼方へぶっ飛ぶほどの昂奮を覚えた。2014年3月に「コスモな宇宙にこんにたそ!」と歌う名曲『トキメキ☆すちゃらかテキサス』を発表したエイミにとって『宇宙』とは永遠に求めて病まない憧れであり、自らを投影するスクリーンであり、自分の他に誰かが存在していることを信じる為の妄想空間であった。空気の無い宇宙空間でどのように生き抜くかという現実問題はさておき、エイミが口にする「宇宙(コスモス)」とは一体何なのか、現実逃避しがちな彼女に成り代わって探索を決行した。

【成瀬瑛美】トキメキ☆すちゃらかテキサス【でんぱ組.inc】



【えいたそモダニズム】Episode 21『コスモな大宇宙』
●でんぱ組.inc『ねぇきいて?宇宙を救うのは、きっとお寿司…ではなく、でんぱ組.inc!』


"萌えキュンソングで世界に元気を発信♪"を掲げ、秋葉原を中心に活動するアイドル・グループ、でんぱ組.incのファースト・アルバム。作詞を畑亜貴が手掛けたシングル曲「Future Diver」ほかを収録。跡部みぅが2011年12月をもっての卒業を発表、メンバー5人での最初で最後のアルバムです!

でんぱ組が活動初期から世界を超えて宇宙をターゲットにしていたことは間違いない。何故寿司なのか、という問題は筆者の知るところではないが、現時点で最新シングルのカップリング曲「ギラメタスでんぱスターズ」PVのアウトテイクでお寿司を成層圏まで飛ばすことで本懐を遂げたことは確か。ツアータイトルを「ねぇもう一回きいて?宇宙を救うのは、やっぱりでんぱ組.inc」「コスモツアー」としたのは宇宙進出への布石であろう。

でんぱ組.inc「Future Diver」Full size



●冨田勲『宇宙幻想』


2016年5月に84歳で亡くなった冨田勲の、第5作目のオリジナル作品が当作。クラシックの名曲をモティーフに、自由な編曲とサウンド構成で大流行となった「トミタ・サウンド」は現代の耳で聴いても不思議なほどに新鮮。とりわけタルコフスキーのSF映画『惑星ソラリス』(1972)を見た印象に基づいて作られたという≪ソラリスの海≫は、このアルバムを象徴する名トラックである。

一般的に宇宙の音楽と聞いて想像するのはSF的な電子音響であろう。日本に於けるシンセサイザーの第一人者・冨田勲は70年代何百万円も出して購入したモーグシンセサイザーを駆使してクラシックの名曲を電気的に再現したレコードで、世界中で大ヒットした。『宇宙幻想(COSMOS)』は冨田のシンセ作第5弾。それまでは各アルバムごとに表題曲があったが、今作は『宇宙』というテーマに合わせて選曲されたクラシック曲のオムニバスになっている。バッハ原曲の『ソラリスの海』はでんぱ組の『おやすみポラリスさよならパラレルワールド』の元ネタではない。

Tomita "Pacific 231" (1978)



●ファー・イースト・ファミリー・バンド『多元宇宙への旅』


宮下文夫(vo、g)を中心として1973年に結成されたプログレッシヴ・ロックバンド、ファー・イースト・ファミリー・バンドの2ndアルバム。メロトロン、モーグシンセ、ハモンドオルガン等を多用した、精神志向的でスペイシーなプログレ。ピンク・フロイドと、タンジェリン・ドリームやアシュ・ラ・テンペル等のジャーマン・プログレ(クラウトロック)の影響が強い。プロデュースはクラウス・シュルツェ。英国オックスフォードシャーのマナー・スタジオ(ヴァージンレコード)で録音された。

ジャケットのイラストはどこかの宗教団体か英語学校の広告みたいだが、70年代前半小学生の頃、ヒッピーの生き残りのような若者をテレビのコント番組だけでなく、街中でも時々見かけた記憶がある。精神世界に興味を持つと大抵は宇宙思考の新興宗教色に染まっていった。クラウトロックのグル、K.シュルツェと邂逅したこのバンドから、ヒーリングミュージックの宮下富実夫、ニューエイジミュージックの喜多郎が生まれた。宇宙が癒しに転じた好例である。




●遠藤賢司『宇宙防衛軍』


2017年10月25日、惜しくもこの世を去った純音楽家・遠藤賢司の1980年作。四人囃子の他に土屋昌巳等が参加した作品。『宇宙防衛軍放送局』の番組というSF的な世界観で、テクノ、パンク、演歌、ハード・ロック、クラシック、ムード歌謡、フォークなどあらゆる要素を取り入れ、「哀愁の東京タワー」では平山みきとのデュエットも。

「宇宙を救う」というでんぱ組の目的を先取りしていたのはハードフォークでパンクを先取りした男であり「不滅の男」でえいたそとも関わりを持つ(えいたそ進化論に登場)エンケンこと遠藤賢司。秋葉カルチャーとの接点はなさそうに見えるが、本作のSFアニメ感は間違いなくまんだらけやアニメイトに通じている。エイミのエンケン入門編としておススメの一枚。

遠藤賢司 / ザ・ガードマン〜通好みロック



●LAZY『宇宙船地球号』


Michell 影山 ヒロノブ Suzy 高崎 晃 Pocky 井上 俊次 Funny 田中宏幸 Davy 樋口 宗孝からなるロックバンド、レイジー。ラウドネス間近の貴重なライブ映像「DREAMER」「天使が見たものは」他、全9曲を収録した、`80年発表のラスト・アルバム。
エンケンが「男だけのファンクラブ」の会長を引き受け、アイドル歌謡路線からハードロック化・ヘヴィメタル化を後押ししたのがレイジー。同じく「宇宙」をタイトルにしたのはエンケンの影響だろうか。解散後、高崎と樋口はヘヴィメタバンドLOUDNESSを結成するが、影山はソロ・デビュー。『電撃戦隊チェンジマン』『ドラゴンボールZ』『鳥人戦隊ジェットマン』『聖闘士星矢』などの主題歌を手がけ「アニソン界のプリンス」の異名を持つ。エイミにとっても憧れのシンガーのはず。

Lazy Earth Ark レイジー アースアーク (宇宙船地球号) 1981年



●BUCK-TICK『夢見る宇宙』


不動のメンバーでデビュー25周年(2012年時)を迎える5人組ロック・バンド、BUCK-TICKの約2年ぶり(同)となるフル・アルバム。シングル「エリーゼのために」「MISS TAKE~僕はミス・テイク~」、カップリングの「夢見る宇宙」「ONLY YOU」(すべてアルバム・ヴァージョン)他を収録。

エイミに捧げるヴィジュアル系宇宙ソング。V系の中にはポストパンクやニューウェイヴの影響を受けたバンドが少なくない。BUCK-TICKも初期はスターリンのカバーをやったり、ラヴ・アンド・ロケッツ、ロバート・スミス、バウハウスといったゴス系ニューウェイヴの影響を受けていたり、ケバケバしさだけではないディープな音楽性を持っている。高校時代バンギャだったエイミはV系の深遠な宇宙に心ときめかせていたに違いない。

[フル] BUCK-TICK「エリーゼのために」 2012.5.23 on sale



●フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』


本作『宇宙 日本 世田谷』は、フィッシュマンズのプライベートスタジオ、ワイキキビーチ/ハワイスタジオで制作された3部作の3作目。悲しいくらいポップで感動的。覚醒作用のあるサウンドが身体の中にゆっくりと溶け込む、ダブ・ポップを確立した音楽性を更に深く進化させた歴史的名盤。1997年発表。

世田谷人<東京人<日本人<地球人<宇宙人という公式に当て嵌めて考えると、世田谷に住む宇宙人は知ってる誰かかもしれない。マクロよりもミニマムを好む風潮はは、日常生活の中で蔓延していて、多くの人はマクロ的視点=宇宙人の視点で自らの境遇を考えたりしないで日々を過ごしている。そんな怠惰な現代人に、ちょっとしたショックを与えたのがこのアルバム・タイトルだった。このアルバムを最後にヴォーカルの佐藤伸治が死去、文字通り世田谷から宇宙へ昇天した。宇宙を目指すエイミがディアステージを決して忘れないことは人として正しい。

Fishmans - In The Flight



●V.A.『フランク・ザッパの大宇宙』


1993年病床にあったフランク・ザッパを励ます為にニューヨークで開催されたコンサートのライヴ盤。スティーヴ・ヴァイ、ドゥイージル・ザッパ、でイル・ボジオ、ロッカペラなどが参加。94年にグラミー賞のロック・インストゥルメンタル部門を受賞した。

1993年12月4日に52歳で没したフランク・ザッパこそ、ロック/ポップス/前衛音楽の大宇宙を造り上げた偉人と呼ぶに相応しい。奇しくも追悼盤となったこのアルバムは、当時日本盤がリリースされた直後に権利関係の問題(ロッカペラの発売権がレコード会社に無い)が発覚し回収されたという曰く付きのアルバム。だからといって帯付日本盤CDが高額で取引されている事実は無い。それは兎も角、英題Zappa's Universeよりも「大宇宙」の方が本質を捉えているように思えないだろうか。エイミが将来回顧伝を出版する際は『成瀬瑛美の大宇宙』というタイトルにして欲しい。

live @ ZAPPA's UNIVERSE, NEW YORK - complete TV bdcst



●サン・ラ『コスモス』


『ライヴ・アット・モントルー』直後の76年8月にフランスで吹き込まれた人気盤。サン・ラーの奏でるロックシコードの音色が神秘的かつコズミックなムードで全編を覆う中、アーケストラが繊細なアンサンブルと引き締まったソロでアルバムを完成度の高い一枚に仕上げた。最も脂の乗り切った時期に残した充実のセッション。

筆者が2014年4月に『えいたそ文化論』を書きはじめた当初からエイミの血の繋がらない祖父として登場したのが「太陽神」の芸名を持つサン・ラであった。そもそも自ら「土星から来た」と言い張り独自の「宇宙哲学」に基づく音楽活動を貫いた異人であったとしても、遠い極東に生まれた成瀬瑛美のことを知る葦も無かろうが、88年7月に来日した際に、何らかの方法で地球>日本>福島>郡山の女性に受粉し発芽したのがエイミだとしたら。。。年齢的にも辻褄が合いそうな気がする。エイミの大宇宙思考が、まさかのサン・ラの直系遺伝かもしれないと考えると、壮大な歴史ロマンに妄想の暴走を止めることが出来ない。

Sun Ra Arkestra - Face the Music / Space is the Place



大宇宙
救うあなたは
瑛美さん

●でんぱ組.inc『プレシャスサマー! 』


平成最後の夏、玉屋2060%作詞・作曲・編曲による2018年でんぱ組.inc流夏ソング。2018年9月26日発売
2018年7月7日におこなわれた河口湖ステラホールでの初披露を皮切りにツアー、夏フェスで披露してきた「プレシャスサマー!」のほかに収録曲は、浅野尚志作曲・NOBE作詞「エバーグリーン」、 MOSIC.WAV作曲・只野菜摘作詞「かぼちゃタンデム」の 全3曲入り。


暦の夏は過ぎても、でんぱの夏はこれから!まさか水着が出ない夏ソングがあるわけない。セクシー831のエロエロボディを堪能できるPVを楽しみにしながら、秋の訪れを感じる今日この頃です。

でんぱ組.inc「プレシャスサマー!」
コメント (4)
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【告知】9/9(日)開催:日本一マニアックで楽しいDJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17』

2018年08月28日 09時16分20秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17
2018.9.9 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

音楽を解放するワークショップ&道場
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

Guest DJ:山崎怠雅
Special Guest DJ : KING KONG JAPAN

Resident DJ:
DJ Athmodeus
DJ Bothis
DJ Moppy
DJ Necronomicon
DJ Qliphoth
DJ Vaby
DJ BEKATAROU

★来場者にZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈!
★レア盤珍盤販売『中古盤魔市~Disque Daemonium Market~』同時開催

●異端DJの聴かせどころ
●DJ Vaby aka 大場弘規
前回はジャップインディーに絞った選曲をお届けしましたが、今回は打って変わって民族音楽から辺境サイケ、ドローン、テクノイズ他ヴァラエティに富み且つ盤魔殿に相応しいマテリアルをチョイスしました!あなたのハートを鷲掴みっしちゃうぞ!!



●DJ Paimon aka Moppy
ポストパンクを中心にユーロ諸国や日本の地下音楽を選曲予定。

Ptôse Production - Women in the Moon



●DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫
Fringe Music of the World 世界各地の辺境・周辺部からのアウトカーストミュージック。南米サイケ、北欧宗教サイケ、ペイガンミュージック、ウイッカンミュージック、儀式としての音楽、アヤワスカミュージック、大地の片隅からの叫び声を聞け!


●DJ Necronomicon aka 剛田武
変態拍子でLet's Dance!!!!!踊れないDJイベント盤魔殿への挑戦状。変拍子を超えた変態拍子で、回す阿呆に聴く阿呆、同じ阿呆ならShall We Dance? レコメン系チェンバーロック/美魔女が吠えるチャンバー歌謡/ローテク以前のミニマルサイケ/ローファイ・プログレ・ジャンク・アイドルetc.

UNIVERS ZERO live at GOUVEIA ART ROCK 2005 - "Dense"



●DJ Bothis aka 山田遼
厳しい残暑は軍靴の足音で乗りきろう!ということで、戦争系マーシャル・インダストリアルなどのシリアスかつ耽美な、夏の終わりのハーモニー的ノイズ。

Arditi - Bless Our Arms



●DJ Athmodeus aka 持田保
現在70's西海岸シンセサイザー・カルト、ニック・パスカルについて現在ライター仕事してるのだが、彼の有名なキャッチコピーといえば"決してストーンしてる時は聴いてはいけない!"。当然これってダチョウ倶楽部の"押すなよ、危ないから絶対に押すなよ!"同様、".一服しながら聴け、キクぜ!!!"って意味以外のなにものでもないのだが、はてさて盤魔殿的スモーキンな音楽とは何ぞや???例えばダウンタウンファイティングブギウギバンドのヒット曲"スモーキンブギ"が実は若き宇崎竜童がデヴィッド・ピールに影響を受けて作ったポットヘッド 万歳🙌ナンバーだったとしたら…そんな妄想をくゆらせながら「盤魔殿的ケムたいナンバー」中心にセレクト予定ですね。キクぜ!!!

Rockers Movie Intro - Great scene from the classic late 70s Jamaican film.

動画はイメージです。動画と実物が異なる場合は実物を優先させていただきますm(_ _)m


●DJ BEKATAROU aka 伊藤元
Coming Soon!


●Guest DJ 山崎怠雅
5月25日生まれの双子座。90年代半ばより音楽活動を開始。2002年よりギター弾き語りを始める。現在は弾き語りソロと並行し、山崎怠雅グループ、バラナンブ、サヴァン道、The Hardy Rocks 、The Silenceなどのバンドでも活動中。
レア盤とか全然持ってないんでベタなやつを淡々とかけます。DJ久しぶりなのでがんばります。


●Special Guest DJ : KING KONG JAPAN
宇宙レベルの大大大ニュース!!!今回の盤魔殿は金星から大物ゲストがDJ参加!!!地球でもスカムR&Bアーティストとして活躍するKING KONG JAPANが地球初のDJプレイを披露。しかもDJリッチゴリラとのコンビ!!!まさに金星のラリー・レバン&フランキー・ナックルズによるスペシャルすぎる夜、ゴリラの夜!!!金星と盤魔殿から愛と、愛と、愛を…

KING KONG JAPAN - Taylor Burton


盤魔殿
盤魔くんの
秘密とは

レア盤珍盤販売『中古盤魔市~Disque Daemonium Market~』も好評です。

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地下アイドルへの招待 第9回 : デュオアイドルのローカルパワー~絶叫する60度/sugartrap(シュガートラップ)/nerine(ネリネ)

2018年08月24日 08時12分53秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


地下アイドルへの招待  
第9回: ラウドロックのミニマリズム(最小単位)デュオアイドルのローカルパワー

DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)


「女三人寄れば姦しい」とは太古の昔から語り継がれる真理だが、女子二人だとどうだろう。男子二人だとボケとツッコミか、ライバル同士か、OHOMODACHIか、パターンは決まっている。しかし二人はプリキュア!柔肌女子の柔軟性は、秋の空か猫の目のようにフレキシブルなリレーションシップを構築する。特に平成最後の5年間に地下から出現したデュオ♀アイドルの中には、♂の助けを必要としない鋼の精神力と夢みる精力を我がものにしたラウド女子が少なくない。その活動は、首都東京に見切りをつけて、ローカルシティのフリンジでパンクを叫ぶ激情エモ系フォービズム(野獣派)の実践の場に存在することが多い。派手な遊びをする場も享楽に堕するチャンスもなく、鬱々と学校と勉強部屋と公園で日々を過ごすド田舎PUNK擬女同士が出会った運命は、今を時めくラウド系アイドルの心の襞に刻まれているに違いない。縁もゆかりもない地方都市の会ったこともないロコドルが、オレの心を過激に魅了し蠱惑する理由は、汚れのないローカルシーンで純粋培養された夢を諦めない不屈の女子力が荒み切った都市生活者の胸にストレートに突き刺さり、忘れていた少年時代の悶々たる日々を想起させるからかもしれない。『若きウェルテルの悩み』と『若きドン・ジュアンの冒険』で勃興した男を復活させ昇天に導くローカル女子デュオの激ロックは、60年代アメリカのローカル・ガレージパンク・シーンを彷彿させる。かくなれば、レニー・ケイを見習って『ロコドル・ナゲッツ』を編纂するしかなかろう。

絶叫する60度(Screaming Sixties)


2014年8月にデビューした愛知県岡崎市をホームに活動する魁(KAI)ともんてろの2人組。「ライヴに生きる」ことを選び、全国各地を車で寝泊まりしながら年間300本近くのライヴを日々続けているバンドとアイドルの超進化系ハイブリットユニット!覆面と黒いソリッドなコスチュームを纏ってステージで暴れまくるライヴ現場は、オーディエンスのコールとモッシュでまさに絶叫の嵐と化す。今年7月ネクロ魔、2&とともに初のUKツアーを行ったが、旅券の問題でもんてろが渡英できず、魁がソロで出演したイギリス現地公演と同時刻(朝4時)に新宿でもんてろ行ったソロライヴに100人を超えるえっふー(絶叫ヲタ)が集合するというクレイジーなパンク魂と絆を見せつけた。バンドとのコラボも多数あるが、ライヴで鍛えられた二人の筋肉質のスレンダーボディが、逆にバンドを煽るセンセーショナルな存在感を示す。筆者は接触体験はまだないが、精神年齢3歳と呼ばれる天然の魅力に感電するに違いない。

「ゴキブリ」 絶叫する60度 faet. ザ・ヒーナキャット

公式サイト


sugartrap(シュガートラップ)


2014年10月高知にて結成。楽曲やパフォーマンスのクオリティにこだわった悪魔と天使のハイブリッドアイドル!「天使」をモチーフにしたNANAと、「悪魔」をモチーフにしたHINAの、対照的なイメージを持つ二人による、ダンスやステップを重点にした激しく疾走感のあるステージングが特徴。初めて観たのは2016年7月目黒鹿鳴館。『目黒爆弾娘』と銘打ったネクロ魔や夢幻レジーナも出演した地下アイドルのイベントで、もっとも爆発したパフォーマンスを見せたのがシュガトラだった。爆音ながらメロディーのハッキリした楽曲と柿崎李咲似のNANAと瑳里似のHINAのパフォーマンス力に一目惚れ。ツーステ現場の真っただ中で天使と悪魔に心を掴まれた。特典会の写メ撮影では、NANAは二重露光、HINAは半面隠蔽というただならぬオーラを発揮。参戦回数はあまり多くないが、土佐犬ような貫録ある存在感に勇気づけられる。

sugartrap 「dropstar3」 MV

公式サイト


nerine(ネリネ)

 
2013年12月、香川県高松のライヴハウス高松モンスターにて「でんき組.inc」としてデビュー。でんぱ組やBiSのカバーを中心に四国・近畿でライヴ活動。メンバーチェンジを経て、2015年8月りいにゃん改めRINAとゆりちゅ改めYURIの二人組で「lonely▽lonely」に改名しオリジナル曲中心に路線変更するも、2016年7月に解散。しかし二人はユニットとして高松駅前等でストリートライヴをやり続けた。2018年4月4日エモ/メロディック/ロックなどを歌うパフォーマンスユニット「nerine(ネリネ)」として活動開始。日が当たると宝石のようにキラキラと輝くことから「ダイヤモンドリリー」と呼ばれるネリネの花言葉は「また会う日を楽しみに」「忍耐」。歌と踊りをあきらめずに続けてきた二人の気持ちがこもっている。筆者は高松はおろか四国に足を踏み入れたこともないし、二人に会ったことも話したことすらない。それでもこれだけ推せる事実こそ、マジカル・パワー・ロコ若しくはクレイジー・ワールド・オブ・ローカル・アイドルの淫力魔術と呼ぶしかない。

「nerine」 LIVE MUSIC VIDEO


公式サイト

ロコドルは
会えない故に
妄想女子

【特報】爆裂女子 都子ちゃん生誕記念 缶バッジ完成!
詳しくは都子ちゃん生誕アカウント2018@miyako_seitanをフォローしてください。

缶バッジ製作ならUCANBADGE
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【リンク集】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.1〜16 完全セットリスト

2018年08月23日 02時29分47秒 | ネコ動画


カムオルグからネクロ魔まで。踊れないDJに特化したDJイベント
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.1@西麻布BULLET'S 2017.5.2 (tue)
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/54ddff591a1f6da2671de6f29c8e0434

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.2@渋谷Edge End 2017.6.2 (fri) Live act:橋本孝之
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/d2eb66395f8ea7d4feae65aff8c3021a

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.3@渋谷Edge End 2017.7.21 (fri) Feat. ベリーダンス
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/03df1aa7497af25d1a601950a74aa28a

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.4@渋谷EdgeEnd 2017.8.18 Fri
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/bfbc2a7acf487a8914b2199eb0fafa2a



盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.5@渋谷EdgeEnd 2017.9.15 Fri - Special Live : Seij minus aÇ セイジマイナサス 
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/6b5147202be60ff87402fb78c8d1547b

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.6@渋谷EdgeEnd 2017.10.20 fri Halloween Havoc – Guest DJ: ケロッピー前田
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/42ae0eab136d77c0c35ff2c0db6afe31

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7 @渋谷EdgeEnd 2017.11.18(sat) - Special Live : Anokthus
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/a36f2d76c9f4b02c0d0d5efd10a769fe

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.8 @渋谷EdgeEnd 2017.12.10(sun) – Guest DJ TKD
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/2887bfd5fdd7bc758cd65909052b5be9



盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.9 @渋谷EdgeEnd 2018.1.21(sun)
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/62aa90a10c7ec77f53cf32dd51e9cc2f

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.10@渋谷EdgeEnd 2018年2月12日(月・祝) –Guest DJ : 橋本孝之
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/5a6b67f41cc0d6144a04ea86f7a80c8f

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.11@渋谷EdgeEnd 2018.3.24(sa) - LIVE ACT: 透過性分子
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/533d7c79760018605aad41e321eb2771

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.12@渋谷EdgeEnd 2018.4.22 (sun) – Guest DJ 小川直人/Dance To Death (赤とか緑の照明で積極的に踊らせるDJバトル)
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/d2c9a2f0bc6db54a8ca62d388ef01bff



盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.13@渋谷EdgeEnd 2018.5.20 (sun) –Guest DJ Fujii Masahide、DJ Amy aka モリモトアリオミ
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/513e1a423e6dedfc4c18c541e3563da4

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.14@渋谷EdgeEnd 2018.6.9(sat) – ROCK SPECIAL
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/4d371a5d29cba4188d4aebb88c382f08

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.15@渋谷EdgeEnd 2018.7.16 mon/hoilday Guest DJ Mirage a.k.a. Shinkiro (from Toyama)、DJ Lézard Noir (from France)
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/21cd7681e3488f12d1a07a749bbb93bc/

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.16@渋谷EdgeEnd 2018.8.19 (sun)
https://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/ff4d4b3e8d43dfe7b943acebeb245125

盤魔殿
セトリはまるで
NWWリスト*

*Nurse with Wound list
https://en.wikipedia.org/wiki/Nurse_with_Wound_list



次回開催
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17
2018.9.9 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd

18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
出演:盤魔殿DJ All Stars + guest

音楽を解放するワークショップ&道場
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
★来場者にZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈!
★レア盤珍盤販売『中古盤魔市~Disque Daemonium Market~』同時開催
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【完全セットリスト+MIX音源公開】8/18 盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.16 +【盤魔殿 音楽解放宣言】

2018年08月22日 01時56分38秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.16
2018/8/19 sun DJ Bar EdgeEnd Shibuya
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

TIME TABLE
18:00-18:30 DJ Battle 1 : FREE ZONE
18:30-19:00 DJ BEKATAROU aka 伊藤元
19:00-19:30 DJ Bothis aka 山田遼
19:30-20:00 DJ Necronomicon aka 剛田武
20:00-20:30 DJ Paimon aka Moppy
20:30-21:00 DJ 憑琉陀ケ aka 鶴田恵一
21:00-21:30 DJ Athmodeus aka 持田保
21:30-22:00 DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫
22:00-22:30 DJ Vaby aka 大場弘規



●DJ Battle : FREE ZONE
DJ Vaby
1. 93 Current 93* Present Sveinbjörn Beinteinsson / The Sayings Of Hár (Hávamál)
2. SAT Stoicizmo / 9:36:57 Po Srednjeevropskom Vremenu
3. De Fabriek / Mekka-Turbo

DJ Necronomicon
1. HAMIDASYSTEM / 焦れてプラネット
2. Luciano Berio / Omaggio A Joyce
3. 3776 / 日本全国どこでも富士山

DJ Qliphoth
1. MOLUGU – Romance
2. Systematic Death – Save
3. Syntoma – Engrapadra
4. Vox Populi! – The Mad
5. Libido – Motionless
6. Lost – お前は呪文を唱える

●DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元


1. 笙:宮田まゆみ 作曲:一柳慧 - 独奏 笙のための「星の輪」
2. 灰野敬二 - Un Autre Chemin Vers L'Ultime"
3. Henry Dixon Cowell - The Banshee
4. Karlheinz Stockhausen - Mikrophonie Ⅰ
5. GURU GURU - UFO
6. 高橋幾郎 - プラン2 発振器 モーター
7. merzbow / slugbait - anthem of the sun

●DJ Bothis a.k.a. 山田遼


1. Inade - Signals From 68 Dimensions
2. Laibach - Across The Universe
3. Jack Or Jive With Shinkiro - Nen-Jyu
4. Von Thronstahl - Bellum, Sacrum Bellum
5. Masaki Batoh - BENTHOS
6. CRASS - Nagasaki Nightmare
7. Inade - Kwa-Non-Seh
8. Shing02 - The Little Prince [Hoshi No Ouji-sama]
9. Von Thronstahl - Hornissensang & Feuersturm
10. Makkenz - 骨髄バンクドナー登録

●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武


1. Overhang Party / 発熱
2. Henry Kaiser / Outside Pleasure
3. Donella Del Monaco / Mahnug ~ Jedem das Seine
4. xoxo (Kiss&Hug) EXTREME / 凛音~rinne~
5. HANATARASH / Live Shit Action 88
6. Naoki Kasugai / Eguchi is small
7. NECRONOMIDOL / Hexennacht
8. Pierre Henry & Urban Sax / Paradise of Fools
9. 山崎ハコ / かざぐるま
10. 橋本孝之 / SIGNAL 1
11. 白石民夫 / On the Street of Shinjuku Tokyo Sep2.1993
12. 巻上公一 / アルタネイティヴ・サン
13. Weihnachts=Singen des Thomanerchores zu Leipzig / Es ift ein Ros entfprungen
14. Johnnys' ジュニア スペシャル / ベルサイユのばら
15. P16.D4 / Wer Nicht Arbeiten Will Soll Auch Nightessen

●DJ Paimon a.k.a. Moppy


1.San Ul Lim - Nae MaEumE JuDanEul GgalGo
2.Sroeng Santi - Dub Fai Kui Gun
3.Meas Samoun - No Short Lesson Learned
4.Ananda Shankar - Streets Of Calcutta
5.PM Pocket Music - Sad Chatree
6.Rome Sithammarat - Sao New Look
7.Bimbo Sunda - Sempal Guyon
8.Yanti Bersaudara - Gumbira

●DJ 憑琉陀ケ a.k.a. 鶴田恵一


1. Noiseconcrete / 深夜3時の悪魔
2. Mojo Beatnik / Frenzy Beat
3. L.C.B. / Non Cercare Di Riunire Ciò Che Il Dolore Ha Separato
4. Concierto de la Familia / Alabanza
5. Noiseconcrete × 3CHI5 / Feeling Connector
6. Prurient/The Rita / Untitled (Women Pissing SideA)
7. SOZELICA / SOZELICA (焦げたらマッチョ)
8. S.Y.P.H. / Euroton
9. Soloist + Nemoto Jun / Idiot Idiot
10. Entartun / Whipmaster
11. Umberto / Temple Room
12. NECRONOMIDOL / Puella Tenebrarum
13. Aaron Dilloway / Infinite Lucifer

●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保


1. Coil / The Avatars (TG Weapon Training Mix)
2. Bad Street Boy / Electro Phunk
3. Hair Stylistics / Die, Stupid Motherfuking Idiot
4. Tapes / Old Pan Sound
5. Entre Vifs / Carthage
6. Paul Johnson / Mothafuka
7. 脳Brain / Anal3
8. 柴田恭兵 / Running shot
9. Euromasters / Amsterdam Waar Lech Dat Dam

●Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫


1. Jorge Reyes - Aguaquemada
2. Igor Wakhevitch - Rituel De Guerre Des Esprits De La Terre
3. Syntoma – Perdido en El Espacio
4. NORDSTAAT - LINIENTREU
5. ACID VATICAN - REPENT MOTHERFUCKER
6. 宮川としお - カルーセル麻紀「刺青」タイトル曲
7. 凡天太郎 - 渡世人
8. 美輪明宏 - 祖国と女達(従軍慰安婦の唄)
9. 野戦の月楽団 - 幻灯島、西へ
10. 東郷健 - ツブシタレ
11. 柴山俊之 - 夢見るシャンソン人形
12. 曲馬舘 - 夢魔~李よさようなら(道化と鞦韆)
13. 曲馬舘 - 夢魔~燃ゆる灘波船(道化と鞦韆)

●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規


① Gism / Dual Improvisations For Hypochondriac
② Struggle For Pride feat. 小西康陽 / 全ての価値はおまえの前を通り過ぎる
③ Sodom / Dung
④ あぶらだこ / ギブミーチョコレート(未発表曲) 
⑤ Inu / つるつるの壺(没テイク)
⑥ ガセネタ / 社会復帰
⑦ 連続射殺魔 / New Bop (B)
⑧ Off Mask 00 / サンパクガン
⑨ 奇形児 / 迷信(オリジナル)
⑩ 奇形児 / 迷信(2014ヴァージョン その1)
⑪ 透過性分子 / Glace
⑫ 奇形児 / 迷信(2014ヴァージョン その2)

★MIX音源公開!
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.16 前半: START~DJ Paimon

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.16 後半:DJ 憑琉陀ケ~END




次回開催
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17
2018.9.9 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd

18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
出演:盤魔殿DJ All Stars + guest

音楽を解放するワークショップ&道場
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
★来場者にZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈!
★レア盤珍盤販売『中古盤魔市~Disque Daemonium Market~』同時開催



再録【盤魔殿 音楽解放宣言】Declaration of Music Liberation
誰が音楽を所有しているのか?誰に音楽を所有する権利があるのか?音楽は誰かの所有物でありたいのか?その疑問に対する答えは立場によって異なるだろうが、音楽の立場に立って考えれば、誰が作ったか。誰が歌ったか。誰が演奏したか、誰が録音・録画したか、それはどうでもいい、とにかく聴かれたい、聴いて欲しいと願うのが当然ではないか。ましてや、レコード盤やカセットテープやCD盤に録音され、かつて一度は誰かに聴いてもらおうと頒布されたにもかかわらず、不本意ながら何処か暗いところに仕舞い込まれ、二度と人の耳に聴かれること無く幽閉されたままの音楽は、まさに不幸なる哉である。

産み落されてしまった音楽は作者や演奏者の手を離れ、他の人に聴かれるという存在意義を与えられてしまっている。しかしながら自らの意志で鳴ることは出来ない。そんな“聴かれたがっている”音楽を解放し、少しでも多くの人にその存在を知らしめようとする行為は、果たして非難されるべき悪業なのだろうか。聴かれたがっている音楽を封じ込め、音源の所有者(“音楽の”では無いので念のため)が、自らの慰みとして独占的に聴取する、もしくは聴クコトすらせず、単にコレクションするだけの行為こそ、音楽への虐待として糾弾されるべきではなかろうか。ましてや自己の利益のために粗悪な海賊盤を頒布したり、利殖の道具として高額な価格で転売したりする行為は赦されるべきではないだろう。

作詞作曲者や編曲者、演奏者、制作者の権利を無視することは道義的に問題があるかのように言われる。それを否定する訳ではないが、例えば著作権など人間の姑息な利害関係の明文化は、紙切れ1枚の契約書次第で誰にでも譲渡・転売可能であり、「音楽」を第一に考えれば真の当事者である音楽自身の権利を不当に無視した横暴と呼べるのではないだろうか。そんなしきたりや柵の鎖を断ち切り、音楽を野性に解放することこそ『A Challenge To Fate 運命への挑戦』に他ならず、それが『地下音楽への招待』を執筆した動機のひとつであり、その実戦の第一段階が『盤魔殿』のDJプレイであることをここに名言しておきたい。

個人的な感情だけで音楽の解放を拒み、音楽の意に反して暗い牢獄に幽閉しようとする人がいたならば、素直な心で音楽自身の本当の意志に耳を傾けていただけるよう切に願っている。
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【緊急のおしらせ】本日8/21 (火) DOMMUNE出演!『出張版「盤魔殿 Disque Daemonium」圓盤を廻す會/第一夜』

2018年08月20日 18時10分29秒 | 素晴らしき変態音楽



2018/08/21 (火)
■19:00~21:00 出張版「盤魔殿 Disque Daemonium」圓盤を廻す會/第一夜
〜地下音楽・異端映像による日本一マニアックなDJイベントの1年半の活動レポート 
TALK&異端DJ:
DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫(フリンジ・カルチャー)
DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武(地下音楽への招待)
DJ Athmodeus a.k.a. 持田保(INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!)
DJ Bothis a.k.a. 山田遼(内海信彦絵画表現研究室)



■地下音楽・異端映像による日本一マニアックなDJイベントの1年半の活動レポート
”カムオルグからネクロ魔まで”と銘打って昨年5月に西麻布でスタート、Vol.2以降は渋谷に場を移し、これまで16回を数える”踊れないDJに特化した”マンスリーDJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會』。『辺境文化(フリンジ・カルチャー)』『地下音楽(地下音楽への招待)』『工業ノイズ(INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!)』『現代アート(内海信彦絵画表現研究室)』といったキーワードを追求する盤魔ハンターたちが、DJ/VJとして異端音楽・映像の数々を駆使して造り上げる秘境的儀式は、異端のミュージシャン/DJをゲストに迎え、来場者を次回の出演者に起用するなど、地下音楽を媒介とした異端文化愛好家の解体的交感&懐胎的交歓の場となっている。さらに、FREE ZINE『盤魔殿アマルガム』の発行、レア盤珍盤レコード/CD販売『中古盤魔市』の開催など、地下音楽の輪を広げる試みも行っている。彼らの目的はポスト平成・地下音楽ルネッサンスを予見したテロリズムなのだろうか?はたまたDJカルチャーの逸脱を目論む暴徒の反乱だろうか?それともDJカルチャーを利用した修行の場(ワークショップ)なのか?彼らの胸の内に秘められた『盤魔殿宣言』とは?そして、謎の隠れキャラ『盤魔くん』の正体は?今宵トークとDJプレイですべてが明らかになるのか?すべての地下音楽/異端文化愛好家、必見の一夜。

A Challenge ToFate
半身文筆家 工場労働者 兼 文筆家稼業 


■21:00~24:00 「Architecture」緊那羅:DESILA
Release SPECIAL + Media Arts Next Movement / BROADJ#2556
LIVE:緊那羅:DESILA、KOBA(FORM、RURAL)、
RENICK BELL、HOUSE OF TAPES(PROGRESSIVE FORM)



■緊那羅:DESILAによる2時間半の大作「Architecture」リリーススペシャルで最新A/Vパフォーマンス初公開!
メディアアーツとノイズパフォーマンスが融合したプロジェクト=BEAUTIFUL MACHINE閉幕後にリリースされた前作「DEAD MACHINE」から一年ぶりに「Architecture」がニューリリース!(https://kinnara-desila--afrovisionary-creations.bandcamp.com/album/architecture)今回、緊那羅:DESILAは、サウンドだけではなくコーディングとモーショングラフィックによる新しいA/Vパフォーマンスを行います。テーマは建物と身体の構造。可視化できないサイバーネットワークの知覚体験、また聴覚に伝達されるまでのサウンドポエトリーとしての言語の構造に着目し、その音群を映像と連動させ建築のように構築しました。
DOMMUNEでは、このニューリリース「Architecture」を軸に最強の電子音楽家が集結し、スペシャルな番組をストリーミングします!ライブコーティングという前衛的なメディアアーツライブパフォーマンスを行うRENICK BELL。日本のダンスシーンを進化させるRURALのレジデントトラックメーカーKOBA。名古屋エクスペリメンタルシーンを刺激するPROGRESSIVE FORMにより新作CDをリリースさせたHouse of Tapes。この4人が初めて集結し、エレクトロニック・ミュージック・リテラシーの高いDOMMUNEのタイムラインを沸かせます!(緊那羅:DESILA)

緊那羅:DESILA「Architecture」
RENICK BELL
House of Tapes
KOBA

観覧予約⇒http://www.dommune.com/reserve/2018/0821/
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【盤魔殿NEWS】8/19(sun) 盤魔殿 vol.16タイテ&目次公開+中古盤魔市出品リスト追加 / 8/21(tue) DOMMUNE『出張版 盤魔殿』生配信決定!!!!

2018年08月18日 11時01分02秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.16
2018/8/19 sun DJ Bar EdgeEnd Shibuya

18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

TIME TABLE
18:00-18:30 DJ Battle 1 : FREE ZONE
18:30-19:00 DJ BEKATAROU aka 伊藤元
19:00-19:30 DJ Bothis aka 山田遼
19:30-20:00 DJ Necronomicon aka 剛田武
20:00-20:30 DJ Paimon aka Moppy
20:30-21:00 DJ 憑琉陀ケ aka 鶴田恵一
21:00-21:30 DJ Athmodeus aka 持田保
21:30-22:00 DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫
22:00-22:30 DJ Vaby aka 大場弘規
異端DJたちの聴かせどころ

来場者に無料進呈。日本一マニアックなZINE
盤魔殿アマルガム vol.10


目次
地下アイドルへの招待 『第10回:ラウドロックのミニマリズム(最小単位)デュオアイドルのローカルパワー』DJ Necronomicon
ターン・オン、チューン・イン、スピン・アウト!!!『オウム真理教と日本のカウンターカルチャー』DJ Athmodeus
喪われた地下音楽家VOL.10 『90年代「ガチスピ系」名盤紹介』DJ Qliphoth
ナチスドイツの有機農業 (6) DJ Bothis
盤魔殿Vol.15 完全セットリスト 他


同時開催!盤魔殿DJの秘蔵コレクションを特価で放出。
中古盤魔市~Disque Daemonium Market~

(写真はイメージです)

<追加出品リスト>
●DJ Athmodeus出品
V.A. / 1962-1992 Fluxus 30th Anniversary Sound Anthology Deluxe (Slowscan) Cassette Box Set 予価20,000円
1994年に超限定でリリースされたフルクサスBOX。小杉武久、アル・ハンセン、塩見允枝子、ジョー・ジョーンズ、ジョージ・マチューナスなどの音源収録の8526lo;本カセットと各種ブックレットが素晴らしすぎる家宝アイテム!!!


LA MONTE YOUNG : MARIAN ZAZEELA / 31 Vll 69 10:26-10:49PM 23 Vlll 64 2:50:45-3:11AM The Volga Delta (Edition X) LP 予価15,000円
ラ・モンテ・ヤング1969年、通称“ブラック・レコード”オリジナル!ミニマル・ドローンとは何か??その答えがコレだ!!!永遠不滅の名盤。


ARTHUR DOYLE, TAKASHI MIZUTANI, SABU TOYOZUMI / Live in Japan 1997 (Qbico) 2LP 予価5,000円
米国フリー・サックス奏者アーサー・ドイルが1997年来日時、裸のラリーズの水谷孝と、豊住芳三郎を迎えてのインプロ模様をドキュメントした一枚。


大野松雄 / 鉄腕アトム 音の世界 (LP) 予価2,000円
イエロー・ビニール仕様。電子音好きなDJに超オススメ!


大野松雄 / 鳥獣戯楽 (EM Records) 7EP 予価1,500円
天才大野松雄の1970年1stシングル作品の復刻版。動物の声のみを使用したアニマル・コンクレート作品は今聴いても衝撃すぎる!!!


海童道 / 海童道 (フィリップス) LP 予価2,000円
タルコフスキー映画”ノスタルジア”でも劇中使用されていた海童道!自作尺八「法竹」が織り成すヴァイヴは体験するものを禅的メディテーション空間に叩き込む霊的アシュラム!!!1971年大名盤!!!!!


THE NEW BLOCKADERS / Falten (Hypnagogia) Vinyl 10eEP 予価1,000円
TNB400部限定2003年作品。ゴツゴツした金属ノイズが転げまわる圧倒的世界。


JOHN CAGE MEETS SUN RA (MELT DOWN) LP 予価10,000円
ジャケ・ダメージ有
金星人と土星人の異文化コミュニケーション!サン・ラがギュイーンとシンセを鳴らし、ケージがア~とつぶやく異次元空間。オリジナル盤!!!!


E.A.R. / Pocket Symphony (Sympathy For The Records) Vinyl 5” 予価2,000円
元スペースメン3のドープ野郎、ソニック・ブームがケヴィン・シェールズ(マイブラ)、ケヴィン・マーティン(テクノ・アニマル)、エディ・プレヴォー(AMM)らと結成したドローン・ユニットのデビュー・シングル。なんと5インチ・アナログ!!!


JOSEPH BEUYS & NAM JUNE PAIK / IN MEMORIAM GEORGE MACIUNAS (GRAMAVISION) LP 予価5,000円
ヨーゼフ・ボイスv.s.ナム・ジュン・パイク!!!フルクサス感覚満点なストレンジ・ピアノ世界。


TOSHI ICHIYANAGI , MICHAEL RANTA , TAKEHISA KOSUGI / IMPROVISATION SEP.1975 (?) LP 予価2,000円
小杉武久、マイケル・ランタ、一柳 慧による1975年NHK500スタジオによる即興セッション音源。複数の民族音楽楽器、打楽器、ラジオ、エコーマシン、ピアノ、リングモジュレーターなどによるサイケデリック音響空間。

JON GIBSON / TWO SOLO PIECES (CHATHAM SQUARE STEREO) LP 予価2,000円
瞑想ミニマルの名盤。パイプオルガンの響きが脳内をドローン化する73~74年音源。

BRIGIT BARDOT / Et Dieu Crea La Femme (Exclusive Picturediscs) LP 予価1,000円
デンマークのピクチヤーLP専門レーベルより1983年リリースされたアイテム。”ハーレーダビッドソン”を筆頭とした選曲もニクイ。部屋に飾っておきたい逸品です。


FOLKSTORM / Noisient 1/2 (Old Evropa Cafe) Vinyl 10” 予価500円
スウェーディッシュ・マーシャル・インダストリアル代表格フォークストーム2001年。タイトル通りノイズとアンビエントの融合的世界。ダークアンビエントからマーシャル音、そしてパワエレ的展界へとゆったり移行していく長編絵巻。


SANCTUM / The Answer To His Riddle (Cold Meat Industry) Vinyl 10” 予価500円
コールド・ミート・インダストリーでも大ベテラン1998年限定1000枚作品。暗黒シンセPOP女性Vo.もの。


PANDIT PRAN NATH / Ragas Of Morning & Night (Gramavision) LP 予価1,000円
ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリーらの師匠。北インド・ラーガ伝説の男、パンディト・プランナート1986年名盤。ジャケ・ダメージのため格安販売。


ARTHUR RUSSELL / Instrumentals (Another Side) LP 予価3,000円
アーサー・ラッセル1974年音源(発表は1984年)。ミニマル・ファンにお馴染みジョン・ギブソンやピーター・ズモなどこの時期ならではの実験音楽色が濃い激シブ世界。


●DJ Paimon出品
唐十郎 - 四角いジャングルで唄う LP
あがた森魚 - 乗物図鑑 Re LP
East Bionic Symphonia - S/T Re LP



<発表済み出品リスト>
V.A./Awa 沫 Foam Ylem 1981 クリアヴァイナル2LP
八十年代初頭の日本の無名アーティストのコンピレーション。NO WAVE、ポストパンク、インダストリアル、テクノ等アノニマスなサウンドは、VanityやD.D.Records、ピナコテカとも連動している。

19/JUKE / PIECES 1982 LP
現代芸術家の大竹伸朗によるジャンク/ノイズユニット「19/JUKE」の3rdアルバム。ボアダムスの山塚アイの愛聴盤として知られる。ジャンクミニマルノイズの初期傑作。ジャケ汚れのため特価。

MERZBOW/Batztoutai With Material Gadgets 1993 2CD
メルツバウの85,6年の録音作品を自らカットアップ/デコンポーズした二枚組CD。フェイクミュージックコンクレートと呼ばれ、ノイズとは一線を画す初期メルツバウの傑作。

Various Artists - test I: i.a.m.y.o
2014年に六本木スーパーデラックスで開催された阿木譲トークイベント「0g night: DO BLOOM IN THE SILENCE」において販売された限定コンピレーションCD

グランギニョル S/T LP 
ピナコテカの中で最もロック色が強いバンド唯一の作品

青触器 1975-77 LP
高橋幾郎が1970年代に在籍していたバンド。

宇江須門左衛門Group/Kaleidoscope Dual Cosmos LP
LLEレーベル。ジャズロック。

Negasphere - Disadvantage LP
LLEからデビューしたプログレバンドのセカンドアルバム

V.A Sound Cosmodel LP
EP-4の佐藤薫監修による12カ国50アーティストによる音の饗宴。

精密機械 - S/T LP
須山久美子参加の地下ネオサイケバンド。

とうじ魔とうじ - 移動式女子高生 LP

なぞなぞ商会 - 美しい鮨 LP
名古屋のザッパ・インスパイア系コミックバンド

黒色テント ショーボート昭和 LP

.....and More



盤魔くん
次々露出
狂って魔

【特報】8/21 (火) 19:00-21:00 DOMMUNE 生出演・配信決定!
出張版「盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會/第一夜」
〜地下音楽・異端映像による日本一マニアックなDJイベントの1年半の活動レポート

TALK&異端DJ:
DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫(フリンジ・カルチャー)
DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武(地下音楽への招待)
DJ Athmodeus a.k.a. 持田保(INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!)
DJ Bothis a.k.a. 山田遼(内海信彦絵画表現研究室)

”カムオルグからネクロ魔まで”と銘打って昨年5月に西麻布でスタート、Vol.2以降は渋谷に場を移し、これまで16回を数える”踊れないDJに特化した”マンスリーDJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會』。『辺境文化(フリンジ・カルチャー)』『地下音楽(地下音楽への招待)』『工業ノイズ(INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!)』『現代アート(内海信彦絵画表現研究室)』といったキーワードを追求する盤魔ハンターたちが、DJ/VJとして異端音楽・映像の数々を駆使して造り上げる秘境的儀式は、異端のミュージシャン/DJをゲストに迎え、来場者を次回の出演者に起用するなど、地下音楽を媒介とした異端文化愛好家の解体的交感&懐胎的交歓の場となっている。さらに、FREE ZINE『盤魔殿アマルガム』の発行、レア盤珍盤レコード/CD販売『中古盤魔市』の開催など、地下音楽の輪を広げる試みも行っている。
彼らの目的はポスト平成・地下音楽ルネッサンスを予見したテロリズムなのだろうか?はたまたDJカルチャーの逸脱を目論む暴徒の反乱だろうか?それともDJカルチャーを利用した修行の場(ワークショップ)なのか?彼らの胸の内に秘められた『盤魔殿宣言』とは?そして、謎の隠れキャラ『盤魔くん』の正体は?今宵トークとDJプレイですべてが明らかになるのか?すべての地下音楽/異端文化愛好家、必見の一夜。

スタジオ観覧予約 ⇒ DOMMUNE公式サイトhttp://www.dommune.com
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バラナンブ/Green Flames@荻窪Club Doctor 2018.8.14 tue

2018年08月17日 08時30分14秒 | 素晴らしき変態音楽


August 2018 3 days ogikubo club DOCTOR
6bodies60minutes6months VOL.4

op19:00/st19:30 ¥2.000(+d)
三日間通し券 ¥3.000
各日、入場時、ドリンク代別途必要となります。

出演者情報
バラナンブ
藤井政英
from FSM、FJ&Golden Years、DAZUMA、ワーテルロー、ex,餓鬼道、堕空-dakuu-、鵺、YBO2、Differance、EthNoisArkestra、Pastel Sugarplum
南部輝久
from Aural fit
山崎怠雅
from The Silence、The Hardy Rocks、サヴァン道、山崎怠雅グループ、ジンギス・パンチ、ニューアクション

Green Flames
成田宗弘 guitar from High Rise
田畑満 bass ex.Zeni-Geva, ex.Acid Mothers Temple
乾純 drums from Gaseneta, ex.Stalin
HIGH RISEの中核メンバーであるギタリスト成田宗弘 (vo,g) を中心に結成されたPsychedelic Speed Freaks Rock’n’roll Band 。
[2008年] HIGH RISEの成田宗弘、当時Acid Mothers TempleやZeni Gevaで活動していた田畑満、NATSUMENやジム・オルークとの活動で知られるドラマーの山本達久の三人によって結成。
[2009年] 山本に代わって氏家悠路 (元HIGH RISE、元エクスキュート)が参加。
[2012年] 米Los AngelesのレーベルAssommerより1stアルバム(CD&LP)をリリース 。
[2014年] 国内のU-Rythmix Recordsよりライヴ・アルバム(CD+DVD)をリリース。
[2015年] 氏家に代わって乾純(元スターリン、ガセネタ)が加入。



Pataphysique Recordsを中心にPSFと繋がりのある日本地下音楽の現在形を生きるアーティストが1日二組出演する3デイズイベント。荻窪という立地のせいか中央線ロックの香りが漂う布陣である。他に8/15(wed) 魔術の庭 / ASTRO、8/16(thu) 内田静男ソロ / 今井和雄ソロと続くイベントの初日に参戦した。世の中はお盆休みで街に雑踏は希薄だが、クラブドクターは満員の盛況ぶり。知り合いのミュージシャンの姿も多く、アンダーグラウンドロックの社交場の雰囲気がある。

●バラナンブ (藤井政英・南部輝久・山崎怠雅)


DJイベント「盤魔殿」にゲストDJで出演してもらった藤井政英のリーダーバンド、バラナンブ。70年代サイケデリックやブルースロックにベースを置いたニューロック的アプローチは、ベースを担当する山崎怠雅の世界観と共通するが、藤井の粘っこいヴォーカルのせいか、情念的なロックマインドを感じる。PYG「もどらない日々」、ジャックス「薔薇卍」のカヴァーを披露、特にジャックスのハードサイケアレンジが良かった。オリジナル曲では「砂鉄」「マリアカナリア」が印象的だった。足の怪我を感じさせない南部のドラムが見事。個人的には山崎とのコーラスパートをもっと聴きたい。

バラナンブ「薔薇卍 (ジャックス)」 2017.06.13



●Green Flames (成田宗弘・田畑満・乾純)


ドラムが乾純に変わってから初めて観るGreen Flames。HIGH RISEのライヴは観たことはないが、成田のギタープレイをはじめロックトリオのパワーを生々しく放出するスタイルは、30年前と大きな変化はないだろう。初期衝動の持続ではなく、年輪を経るごとに深化する地下ロックの本質への旅路のドキュメントと言うべきだ。ワウファズ/フェイザーを足先で操作しつつ繰り出すフィンガーピッキングは情念の発露ではなく、キラメク音の粒子を宇宙へバラまくエミッションであった。乾のタテノリのドラミングがギターとベースの捻転運動をストレートに聴き手に伝える。音数の多さの割に聴き疲れしない魂が浄化されるライヴ体験だった。

Green Flames Ogikubo Club Doctor Aug.14 2018


帰宅して
聴いたよジャックス
ハイライズ


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西班牙(スペイン)の怪奇骨董音楽機械ユニット『Cabo San Roque カボ・サン・ロケ』

2018年08月14日 11時21分23秒 | 素晴らしき変態音楽


先日紹介したフレデリック・ル・ジャンテの関連動画を観てみると他にも世界中に自動演奏音楽マシーンを使ったサウンドアーティストが多数存在することがわかる。日本のカイライパンチやVELTSもそうだし、多田正美や今井和雄らによるマージナル・コンソートは元祖的存在と言えるだろう。

そんなことを考えながら観ていて出会ったのが『Cabo San Roque カボ・サン・ロケ』というスペインのアーティスト。表題の写真は彼らの公式サイト(現在工事中)のメイン画像だが、これだけで尋常じゃない妖気を感じるだろう。この音楽機械の実際の演奏動画が「カボサンロケ・メカニカル・オーケストラ」。

CaboSanRoque Mechanical Orchestra by cabo san roque


大竹伸朗の「ダブ平&ニューシャネル」の曾祖父のような巨大な廃物オブジェが奏でるノスタルジックな音楽は、ディズニーランドのアトラクションに使われても可笑しくない。アートとミュージックとエンターテイメントを融合させた偏執狂の「カボ・サン・ロケ」の正体は、スペイン北東部地中海沿いのカタトーニャ州の州都バルセロナ出身のロックバンド。

teaser anterior 2014 cabosanroque

カボ・サン・ロケの奇跡を描いた動画。



2001年に7人組パンクバンドとして結成された。Cabo San Roqueとは「聖ロクス(サンルーカス)岬」の意味(ブラジルに同名の岬があるが関係あるかは不明)。結成当初から街で拾った日用品や鋼材などを再利用した奇抜な自作楽器を取り入れつつ、アコーディオンや管楽器などアコースティック楽器を擁するカタトーニャの伝統音楽と実験的サウンドの融合を追求していた。フランス・アヴァンポップ/トイポップの代表格パスカル・コムラードや、スペインのピアニスト/映画音楽家シャルル・サントス 、イタリアのシンガーソングライター、ヴァニチオ・カポセラ Vinicio Caposselaなどとコラボレーションしている。現在はロジャー・アイスート Roger Aixut (g)とライア・トレンツ Laia Torrents(key)の二人組で実験的インストユニットとして活動している。

Cabo San Roque actúan en En el aire

2015年スペインのTV番組でのパフォーマンス。テクノイズ風のビートを刻むマシーンは「Tres tristos trons(三つの悲しい玉座)」という名前。



Conductr & CaboSanRoque present "HiLo". Sonar 2015

2015年音楽アプリ「Conductr」とのコラボ映像。iPadで音楽マシーンをコントロール、最新テクノロジーにも対応できるフレクシビリティ。

Vinicio capossela + cabosanroque + Asso Stefana 14/09/2017 Mercat de música viva de Vic

2017年9月イタリアのトム・ウェイツと呼ばれるヴァニチオ・カポセラとコラボした音楽フェスの動画。ステージを埋め尽くすカボ・サン・ロケのガラクタ音楽機械に圧倒される。

シリアスになりがちな現代アート/サウンド・アートをエンターテイメントに転化する方法論は、賛否両論あるかもしれないが、個人的には大いに歓迎したい。何と言ってもカボ・サン・ロケのサウンドは面白い。この大掛かりなマシーンを日本に運ぶのは至難の業だが、誰か呼んでくれないものだろうか。



ガラクタも
集めて作れば
サウンドアート

CaboSanRoque, concert inaugural exposició "La cobla patafísica" a Arts Santa Mònica

2015年3月,バルセロナの美術館アーツ・サンタ・モニカで開催された回顧展「La cobla patafísica 2015-2001」でのライヴ映像。

2014年11月,スペイン放送ラジオ3主催のライヴ映像⇒Los conciertos de Radio 3 en La 2



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