A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

JAY、繭子他@渋谷Under Dear Lounge 2009.10.28(wed)

2009年10月31日 01時01分53秒 | こんな音楽も聴くんです
MySpaceのフレンド、女性ヴォーカルのJAYさん出演のライヴへ行って来た。TBSで毎週日曜日深夜放送中の「MusicBirth+」主催の「viBirth」というイベント。

会場のUnder Dear Loungeは渋谷ファイアー通りの消防署の隣にあるライヴハウスで、異常にステージが高い。120cmくらいあるだろうか。客席には高めのテーブルとストゥールが置いてあるが、見上げる形になり、ずっと観ていると首が痛くなってくる。

カトウトモタカ、宮崎秀之、JAY、繭子の4組が出演。

JAYさんの出演が20:45くらいだと聞いていたので遅れて行ったので、カトウトモタカ君は最後の1曲しか聴けなかった。コミカルなフォークギターの弾き語り。

宮崎秀之君はエレキギター奏者と二人組。ゴスペル・シンガーと名乗っているがロックやポップスの要素が強く楽しく観られた。「Music Birth+」に出演しているらしい。

いよいよJAYさんの登場。柄タイツが目につく。ギタリストとの二人での出演だがカラオケでバック・ミュージックを流しての演奏。ディーヴァ系のヴォーカルで私が普段聴いている音楽とは全く違うが個人的に知っていることもあり楽しめる。会場へ来る途中でブーツの踵が折れ、西武百貨店で修理していてリハに間に合わないところだったという。そういうMCも面白い。カラオケなしでギターだけをバックに歌った「Mr.Blue」が一番良かった。
後日マイスぺのブログのコメントで「タイタニック号の舳先で歌っているようだった」と書いていたので、演奏者にとってもあのステージの高さは驚異であったに違いない。

繭子さんのみバンドで登場。アジアの大河の流れを感じさせるエキゾチックな歌を聴かせてくれた。

イベントのエンディングでサプライズ。JAYさんと繭子さんのデュエットでザ・コアーズの「ラン・アウェイ」を歌った。やっぱりJAYさんは歌がうまい。これからも応援していこうと思った。

JAYさんの
柄タイツの足
魅力的

デジカメを持っていかなかったので映像が撮れず残念。後日手に入ったら更新します。
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先祖帰り~ザ・クロマニヨンズ「MONDO ROCCIA」

2009年10月30日 00時39分12秒 | ロッケンロール万歳!
1年振りの4thアルバム。その名も「モンド・ロッチャ」=「ロックの世界」。

先行シングルの「グリセリン・クイーン」と同様に全曲モノラル録音。12曲で34分というコンパクトさが嬉しい。ジャケットや帯、歌詞カードが60年代風でドキドキしてしまう。
1曲目からジャングル・ビートのロッケンロールでぶっ飛ばす。前作にあったような和み系の曲は殆どなく、全てがスピード感タップリのパワー・ポップ。「鉄カブト」「フンカー」「炭酸」「ジョニークール」「酒じじい」「突然バーン」「恋に落ちたら」(歌詞は”あのね”だけ)「エロこそすべて」‥…。曲名を見るだけでクロマニヨンズでしかあり得ない。歌詞もまたシンプルな言葉遣いでロッケンロール・ライフの真実を抉り出す鋭さに溢れている。

まるでこれがデビュー・アルバムのような無垢な精神に貫かれている。

原始人
高橋ヨシオ
逞しく

初回生産分のDVDには3曲のスタジオ・ライヴが収録されているのだが、こちらはステレオだ。
ヒロトの着ている70's UKパワーポップ・バンド、The MotorsのTシャツが欲しい!

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祝!会議中止

2009年10月29日 00時47分54秒 | どーでもいいけど
2週間おきにとても気の重い会議があった。

会社の各部署の代表が集まって全社的な問題を検討する会議である。これだけなら別に気に病む必要はなかろう。
問題はその主催者の女性取締役なのである。自分が決めたことはよほどのことがないと曲げない。必然的に会議の方向もその取締役のご機嫌伺いに終始してしまう。こんな無駄な会議はないと出席者全員が思っていても取締役の手前そんなことはおくびにも出せない。

それが11月の組織変更に伴い、その取締役の守備範囲が縮小されたため、会議自体中止することになった。こんな目出たいことはない。顔には出さないけど皆心の中では安堵のため息をついていたことだろう。

ほっとした
無駄な会議が
無くなって

後はその取締役の一早いご退任を願うだけである。
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YMO発、教授の実験ロック~坂本龍一「B-2 UNIT」

2009年10月28日 00時21分34秒 | 素晴らしき変態音楽
教授=坂本龍一が若き日にはバリバリの実験音楽家だったということを証明するアルバム。

1980年YMOが絶好調の頃に、その成功に嫌気がさし脱退も考えていた教授が、このソロ・アルバムを作るという条件でYMOを続けることでレコード会社との合意に至ったという経緯の作品。XTCのアンディ・パートリッジやグンジョーガクレヨンの組原正氏を迎え、共同プロデュースはパス・レコードの後藤美孝氏。
当時は非常に尖った前衛ロックに聴こえたが、30年近くたった現在聴くと、やけにパーカッシヴなダンス・ミュージックという趣き。それでも教授の脱YMO的な感性が色濃く、当時盛り上がっていたスロッビング・グリッスル、キャバレー・ヴォルテール、ポップ・グループ、レジデンツなどの元祖オルタナティヴ・ミュージックに近い感覚がある。
日本で最も有名な音楽家の産み出した時代の徒花である。構造主義的なアートワークも素晴らしい。

日本の
オルタナ産んだ
教授かな

YMOが復活した今でも教授の実験精神は旺盛である。

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予想以上の完成度~SCANDAL「BEST☆SCANDAL」

2009年10月27日 00時37分56秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
結成3年目にしてやっとリリースされたSCANDALのフル・アルバム。

インディー・デビュー・シングル「スペースレンジャー」他既発曲が13曲中6曲もあるのでど~かな~と思っていたが、こうして新曲と混じって並んでいるととても新鮮に聴こえる。想像以上にハードでメロディアスなガールズ・ロックになっているのだ。例えていえばプリンセス・プリンセスやリンドバーグをオルタナティヴにした感じ。本格派のHarunaとアニメ声のTomomiのツイン・ヴォーカルの対比が面白い。このアルバムでSCANDALの個性が確立されたと思う。女の子のドキドキ感を骨太のロックに乗せて歌うという。

SCANDAL
青春歌う
いつまでも

DVD付の初回限定盤だが勿体なくてDVDはまだ観ていない。楽しみは後に取っておく性分なので。
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Hair Stylistics, ASTRO他@落合Soup 2009.10.24(sat)

2009年10月26日 00時59分38秒 | 素晴らしき変態音楽
「Lunatic Scope Vol.14」というノイズのイベント。
落合のSoupという会場は初めてだったが、銭湯の地下にある秘密クラブめいたイベント・スペースで妖しげな雰囲気が良い。

この日はUKからの来日組を含め5アーティストが登場。

最初がNOMA from UK。壊れたギターのピックアップにひげ剃りや電動歯ブラシ、ヘアドライヤーといったモーター類を近づけることで重層的な音響を作っていく。ゲゲゲの鬼太郎の目玉親父のおもちゃまで飛び出すユーモアのあるパフォーマンスだった。

続いて元MerzbowのReiko A.と新進の女性ギタリストRenkaの初共演。二人とも白いドレスに裸足で、女性らしい温かいノイズを形作る。Reiko A.はヴォイスとダンス・パフォーマンス、Renkaは床に座り込んでギターらしからぬ不思議な音を紡ぐ。子宮の中に浮かぶような浮遊感のある演奏だった。

次はASTRO(Hiroshi Hasegawa)。彼を観るのはセッションも含め5回目くらいだが、毎回ドローン的な変化の少ないハーシュ・ノイズを聴かせ、最初は少々退屈だが後半になると中々いい感じだぞ、と思うようになる。この日もそういった印象に反しない独特のパフォーマンスを聴かせてくれた。

次にUKスコットランド出身のKylie Minoise。名前は諧謔的だが極めて真摯な演奏を聴かせ見せる肉体派ノイジシャン。上半身裸になり左右に白熱灯を持ちそれを振り回すことでノイズを出す。床に身体を投げ出してのたうち回りながらの演奏には、日本人には真似の出来ない肉食系の血が流れていることを感じさせる。そう、数年前のWhitehouseの来日時William Bennettが上半身裸になってアジテーションしていたのを思い出す。UKには「上半身裸ノイズ」の系譜があるのだろうか。

Kylie Minoiseが強烈なパフォーマンス見せた後、トリのHair Stylisticsの登場。最近美術館やSuper Deluxeといった小綺麗な会場での演奏が多かったので、この小さなスペースでの中原氏の出演は嬉しい。いつもと若干機材を変えて、ハーシュな中にもストーリー性のあるヘアスタらしい演奏だった。40分に満たない短い演奏だったが、Merzbowと並ぶジャパノイズの代表格としての風格を感じさせた。後から話を聞くと、前日DJをしてこの日は昼間映画の対談の仕事をしてきたため十分なサウンドチェックが出来なくて、最初はちょっと失敗した、とのことだった。確かに後半の方がバラエティに富んでいて面白かった。

こうしたノイズ塗れのイベントも楽しいな、と思える夜だった。

日本にも
UKにもある
ノイズかな

動員はちょっと寂しかった。もう少し宣伝すればもっと盛り上がったのに。

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風呂上がりにアイスクリームを

2009年10月25日 01時36分17秒 | 健康について
風呂上がりにアイスクリームを食べるのが日課になってしまった。

ロッテの「モナ王」「爽」、丸永の「あいすまんじゅう」などが定番である。特に「モナ王」の最中とアイスのコンビネーションときたら絶品。ヘッドフォンでメルツバウを聴きながら食すのである。涅槃である。

風呂上がり
甘い贅沢
待っている

風呂上がりのビールとどちらが健康に悪いのだろう。
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ビートルズ・モノ・ボックス、アンコール・プレス決定

2009年10月24日 00時34分28秒 | どーでもいいけど
初回限定発売を謳ってあっという間に売り切れたビートルズ・モノ・ボックスのアンコール・プレスが決定したそうだ。

発売日は12月16日、今度は帯が初回の白から黒に変わるという。
それにしても「初回限定」とか「日本限定スペシャル・パッケージ」とかいっていても、売れてくれば何でもありの業界である。「スペシャル・パッケージ」でもその後に「来日記念デラックス・パッケージ」とか「特別価格」とかが発売される。何度騙されたことか。
どーでもいいけど消費者をバカにしているとしか思えない。

ふざけるな
レコード会社の
低モラル

ビートルズはきっと「白帯」「黒帯」と呼ばれるんだろうな。後から発売した「黒帯」の方がプレス枚数は少ないからプレミアが付いたりして。
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厳かな冬の夜に~スティング「ウィンターズ・ナイト」

2009年10月23日 00時46分37秒 | こんな音楽も聴くんです
スティングの最新アルバムは「冬」をテーマにした幻想的で崇高で内省的な作品だ。

ポリスのデビューは1978年だが、私はデビュー時から彼らを他のパンク・バンドと同一視することに抵抗を覚えていた。パンクのどうしようもない焦り、切迫感に比べ、ポリスのサウンドは知的でむしろプログレに近いものを感じたのだ。それもその筈、ポリスは、アニマルズ、カーヴド・エア等でキャリアを磨いたベテラン・ミュージシャンによるバンドだったのである。1980年代MTV全盛時代に大ブレイクし、「シンクロニシティーII」や「見つめていたい」のプロモ・ビデオは「ベスト・ヒットUSA」でしきりに流れていた。

スティングは1985年に「ブルー・タートルの夢」でソロ・デビューし、ジャズ系のミュージシャンを起用し大人のためのロックを追及することになる。
ライヴは何度か観たことがあるが、ポリス時代の高音が出なくなりアレンジを変えて演奏していたのがちょっと不満だった。

最近はクラシックの曲を採り上げたアルバムをリリースしたりし、歳相応の成長を見せている。
私は彼の大ファンではないけど誠実さを感じるミュージシャンのひとりである。

スティングの
歳の取り方
見習いたい

同時に初期のソロ・アルバムが紙ジャケ再発された。
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手術

2009年10月22日 01時05分18秒 | 健康について
父が癌摘出の手術を受けた。8~10時間にも及ぶ大手術である。

私は午後半休を取って午後病院へ行った。母と妹は朝から病院で待機している。何もすることもなく10時間病院の待合室で待機するのも楽じゃない。家族にはポケベルが渡され、それで手術の終了を知らせる仕組みだ。一度誤動作でベルが鳴って何かあったのかと焦った。
結局手術は8時間で終わり麻酔で意識の朦朧とした父にも会えた。3日間は集中治療室で介護を受けることになる。その後も2ヶ月くらい入院だ。手術が成功して本当に良かった。

長生きは
してもらいたい
家族だもの

病院は家から遠くないので出来るだけ見舞いに行ってやりたい。
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