A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

異能のノイズ作家、ケンジ・シラトリ

2010年03月31日 01時28分32秒 | 素晴らしき変態音楽
3月の始め頃からヤフー・オークションに大量のノイズCDRが1円出品されている。
出品元はKarakuri Soundsというレーベルらしきところで、出品内容はKenji Siratoriというアーティスト絡みのものが殆どだ。
彼の名は以前紹介したSilent Novels Recに名前があったし、Industrial Noise Recordsのネット・リリースで音も聴いていて気になっていたところだった。
調べてみると、彼は1975年3月13日北海道千歳市生まれで、北海道札幌西高等学校卒業後に執筆活動を始め、主に英米で活躍するサイバーパンク作家とのことだった。作家活動と並んでノイズ/エクスペリメンタル・ミュージック活動を精力的に行い、数多くの国内外のアーティストとコラボレーションしている。
音楽の特徴はハーシュ・ノイズといっても疾走感よりも鈍器で殴られるような固体的なサウンドであり、作家らしく前衛的な言葉の破片を繰り返すものもある。メルツバウやヘアスタとは違った個性的な音楽家である。
Kenji Siratori MySpace
ヤフオクでの落札価格は大体250~300円くらいだから聴いてみてはいかがだろうか。特にソロ名義の作品が推薦である。

知られざる
ケンジ・シラトリ
ユニークだ

残念ながら著作の方は日本語では手に入らないようである。バロウズやアルトーに影響されたという文章を読んでみたいものだ。
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コンピュータを買った。

2010年03月30日 01時16分09秒 | ありきたりな日常
家族にせがまれてソニーのvaioを買った。
今使っているのがMacだから、初のWindowsである。最新モデルでブルーレイも観られるそうだ。
しかし機械音痴の私には初期設定やインターネット接続は出来ない。多少お金が掛かってもプロバイダーに頼もうと思う。

それから今のMacのメモリーが限界になり困っている。メモリー増設の仕方知っている人がいたら教えて下さい。

コンピュータ
素人さんには
分からない

あ~悩ましい文明の利器だ。
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美女為替

2010年03月29日 01時21分07秒 | インターネットの世界
以前美女が時間を教えてくれる「美人時計」というサイトを紹介したが、今度は為替レートを教えてくれる「美女為替」というサイトが話題になっている。
数字万能でまったく色気の無い世界と美女がコラボするというアイデアは中々のものだ。日本経済の好不況というお固い世界が、美女の登場でより身近になった気がする。
美女為替

円高で
輸入が安く
なればなあ

美人を使えば小難しいものにも興味が湧くってものだ。
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Black Stage@吉祥寺 Manda-la2 2010.3.26 (fri)

2010年03月28日 00時39分54秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野さん、鬼怒無月氏、勝井祐二氏のトリオで1990年代に活動していたユニット、Black Stageの久々のライヴ。
しかも今回は「in the Dark」という勝井氏の企画する特殊な状況での演奏だった。以下勝井氏の弁:

"in the Darkとは?

ROVOや渋さ知らズで参加した世界で最大規模のアヴァンギャルド音楽祭「メールス・フェスティヴァル」のプログラムに「Dark Tent」というものが有りました。会場内を完全な暗闇にして、視覚障害の人と同じ環境で演奏をする/聞く、という企画です。目を開けていても瞑っていても同じという環境で、音だけに集中する送り手と受け手の関係が新鮮でもあり、即興演奏での「音を出す動機」というものに新たな発見が見つけられたような気がして「これを日本でもやってみたい」と企画したのがin the Darkの始まりです。
現在はそれを出発点に、一歩踏み込んだ「暗闇イリュージョン」として捉えています。

今回はバンドBLACK STAGE(灰野敬二、鬼怒無月、勝井祐二)の久々のライブを、この 企画(in the Dark)でやってみようと思っています。
本当に真っ暗にするつもりなので演奏途中での入場はできません。"

この言葉の通り演奏中は完全な暗闇。エフェクターのインジケーターの光を遮断するために鬼怒氏、勝井氏は真っ黒な段ボールの柵の中での演奏だ。視覚が全く効かないと他の感覚が鋭く目覚めてくる。聴覚は勿論、触覚、嗅覚などが研ぎ澄まされるのだ。そして時間感覚が無くなる。丁度灰野さんの年末のオールナイト公演の第二部の時のように。

灰野さんはホースにマウスピースを付けた楽器やスネアとハイハット、シェイカーなどもプレイ。次に何が出てくるのか分からないからドキドキする。ヴォーカルもいつも以上に鋭く脳髄に染み込む。

今回が11回目という「in the Dark」(本当は前回の10回目に灰野さんとやりたかったのだが、連絡が取れず出来なかったとのこと)、今まで体験したことの無い新鮮な感覚のライヴだった。

目が見えない
ただそれだけで
異次元に

動画はアンコールでの演奏。

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ロスト・アラーフの映像~Electric Pure Land

2010年03月27日 02時07分19秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野さんが1970年代前半に結成していたロック・バンド、ロスト・アラーフが出演したロック・フェス「Electric Pure Land」の貴重な映像。
1974年5月日比谷野音にて。音楽は裸のラリーズ。36年前なのに灰野さんが殆ど変っていないのに感動する。まだギターは弾いていない。ロスト・アラーフは2本目の真ん中編に登場。灰野さんがヴォーカル、他にピアノとドラムのトリオだった。





NIPPONの
ロックの若き
戦士たち

日比谷野音も変ってないなあ。
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異種格闘技。猫vs.赤ちゃん

2010年03月26日 00時17分16秒 | インターネットの世界
ほのぼの動画ネタです。



赤ちゃんと
猫の闘い
レスリング

どっちの勝ち?

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灰野敬二×どろんこ×サミーetc.@国立地球屋 2010.3.22(mon)

2010年03月24日 00時46分03秒 | 灰野敬二さんのこと
野間幸道氏(裸のラリーズ)の追悼ライブ。野間氏はラリーズのドラマーだった人だ。

ラリーズの未発表ライヴ映像の上映と、灰野×どろんこ×サミー、ヨシノ(b/Tranko,ex dip)×川口雅己(g/ニューロックシンジケイト)×小杉淳(ds/ex 静香,不失者)、Seven Zのライヴ演奏があった。

国立地球屋はいつも余裕で最前列を取れるのでタカをくくって開場10分前に行ったら驚くべき長蛇の列。裸のラリーズの人気を再認識した。
それでも何とか店内には入り切って、最初は1978年頃のラリーズの映像の上映。当然音はシンクロしておらず、YouTubeで観られる映像と大差なかった。20分くらい。

それが終わるとライヴ開始。最初が川口×ヨシノ×小杉のトリオ。かなりアヴァンギャルドな曲もあって面白かった。小杉氏の演奏を観るのは初めて。ドラムセットが演奏中に動いてしまい、落ち着いて観ていられなかったが、不失者の片鱗を感じた。川口氏は奇しくも二日前に続いてまた灰野さんと同じステージに立つ。奔放なギター・プレイが印象的だった。

続いてSeven Z。これもトリオ。gのSeven氏は今回の企画の主催者でもあるらしい。ブルースがかったロックンロールは意外にカッコよかった。ドラマーが元割礼ということもあり、割礼っぽい湿ったサイケ感もあった。

ライヴの最後が灰野さんのトリオ。この組み合わせではもう5回以上ライヴをやっていることもあり、全く危なげのない堂々とした演奏。まずは灰野さんがアイリッシュ・ハープで野間さんに捧げる鎮魂歌を歌い、リズム隊が入ってくると、ギターを持たずに「Break On Through」を歌う。その声の強烈なことと言ったらない。そしてSGを手にすると完全に灰野ワールドの虜になっていた。どろんこ氏とサミー氏による強固なリズム・セクションの上に自由自在に灰野さんのギターとヴォーカルが唸りまくる。1時間近い演奏だった。やっぱり灰野さんのエフェクターをかけまくったプレイは何にも負けず素晴らしい。

この時点で11:30PM。この後にラリーズの1988年の未発表ライヴ映像を上映するというが、翌日は仕事なので後ろ髪を引かれる想いで地球屋を後にした。

鎮魂歌
歌う側にも
覚悟あり

ラリーズ伝説はまだまだ続くようだ。

コメント (3)
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クラウス・シュルツェ@東京国際フォーラム ホールC 2010.3.21(sun)

2010年03月23日 02時01分19秒 | 素晴らしき変態音楽
以前このブログでチケット代が高過ぎて行けそうも無いと書いたジャーマン電子音楽家クラウス・シュルツェの招待状を知人から手に入れた。ラッキー!
チケット販売には相当苦労したようで、直前になって3F席5000円が発売になったり、招待券も相当配ったようである。
おかげで満員御礼、いいコンサートになった。往年のジャーマン・ロック・ファンが大集合かと思ったら、結構若いファンや女性の姿も多い。
ステージ上には大きな機材のラックを壁にしてキーボードが4台、ラップトップ・コンピューターもある。

開演時間丁度に背の高いシュルツェ氏が登場。当然だが昔のロック・ミュージシャン然とした雰囲気は無く、学者のような落ち着いた佇まいだった。MCで「日本のファンが何を求めているのか分からないが、初めての来日は嬉しい。楽しんで下さい」とわかりやすい英語で挨拶。早速キーボード群の後ろに座る。

演奏は昔の荒涼としたアブストラクトなサウンドを期待したら肩透かし。分かりやすいメロディーとコード進行を持ったミニマル・ミュージックを聴かせる。余りに心地よくて睡魔が。。。気がついたら第1部が終わるところだった。

15分の休憩の後、第2部が始まる。今度は壮大なスケールを持った楽曲だが、親しみやすい旋律に、頭の中にはヴァンゲリス、宗次郎や葉加瀬太郎のイメージが浮かぶ。そう、ジャーマン・ロックのカリスマとして喧伝するより、あえて癒しの音楽と称した方が動員も見込めただろう。

期待が大きかった分正直言って個人的には今ひとつなライヴだったが、伝説的存在を間近で観られたことは有意義だった。

シュルツさん
千住真理子と
共演だ

熱心なシュルツェ信者の感想が訊きたい。

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灰野敬二、川口雅巳etc.@原宿JETROBOT 2010.3.20(sat)

2010年03月22日 01時38分45秒 | 灰野敬二さんのこと
「An incident at a street corner(街角での出来事)」というイベント。この日は出演アーティスト全員がノン・エフェクターで演奏する。
会場は竹下通りのすぐ側にあるシャレオツなライヴ・バー。
出演は他にあしりれら(アコーディオン)+山崎怠雅(アコギ)、なかおちさと (アコギ)。どちらも雰囲気のある演奏で悪くはなかった。
川口氏はテレキャスの硬質なプレイに独特のヴォーカルを聴かせる。彼のヴォーカルを聴くとどうしても「みみのこと」を思い出してしまう。現在は脱退し、川口雅巳ニューロックシンジケイトで活動をしている。まだライヴは観たことがない。
最後に灰野さんの登場。SGをそのままツインリバーブに突っ込んでの演奏だ。「あっち」「ここ」「きず」「ふわふわ」などの代表曲をメドレーで聴かせる。屹立するようなヴォーカルがたっぷり聴けて素晴らしい。ギター・プレイもエフェクターなしで多彩な音色、奏法を組み合わせ、全く遜色のない出来だった。最後に「Born To Be Wild」を演奏して30分程のステージ。格の違いを見せつけたライヴだった。
灰野さんは今ブルースをやりたいそうだ。ブルース・トリオの結成を画策中だという。灰野さんだから普通のブルースにはならないだろう。実現したら凄いことになりそうだ。

達人は
ノン・エフェクターでも
個性的

それにしても竹下通りと灰野さん、アンマッチの極みであった。
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カモノハシ

2010年03月21日 02時37分15秒 | Weblog
カモノハシはオーストラリアだけに住むほ乳類ですが、卵を産みます。
生きた化石カモノハシ

生きた化石
シーラカンスと
カモノハシ

調べてみるとこんな面白い動物はいません。
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