A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【イベント情報】11/15(水)吉祥寺NEPO、MOGRE MOGRU主催『DIVE DEEP vol.10~Garakutic Galaxy』Aural Fit/gloptin/isei ben

2023年10月30日 23時09分29秒 | 素晴らしき変態音楽


11月15日(水) 東京 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents
DIVE DEEP vol.10~Garakutic Galaxy


open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order
streaming 1000yen
予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/2098

出演:
Aural Fit
gloptin
isei ben
MOGRE MOGRU

インプロ・アンビエント・ユニットMOGRE MOGRU主催イベントDIVE DEEPもついに10回目。今回は「Garakutic Galaxy(ガラクティック・ギャラクシー)」と題して、常識にとらわれず破天荒かつ自由な表現活動を貫く個性派アーティストが結集。東京のアンダーグランド・シーンで20年を超えるキャリアを誇るサイケデリック・ロックバンドAural Fit(オーラル・フィット)、文字通りガラクタからなる自作楽器とストロボ照明で会場を熱狂させるgloptin(グロプチン)、あらゆる音楽スタイルを呑み込むサウンドデザイナーisei ben(ベンイセイ)、そして変幻自在のアンビエントサウンドを追求するMOGRE MOGRU(モグレモグル)による"規格外の音楽の深み"を探求するイベント。ぜひ体験してください。

▼タイムテーブル(各30分)
19:00-19:30 MOGRE MOGRU
19:45-20:15 isei ben
20:30-21:00 Aural Fit
21:15-21:45 gloptin


【出演アーティスト・プロフィール】
●Aural Fit

メンバー:忘八門土、南部輝久、ジョージムラカミ
結成2002年10月
2004年 自主制作にて1stCDリリース。
2005年 P.S.F recordsのTokyo flashback5に参加
2008年 P.S.F recordsより2nd CD "Aural Fit II"リリース。
2010年 米国Utech Recordsより3rd CD "無貌無想"リリース。

●gloptin

孤高の音求道者。
暗闇の変人。

フロアタム、キッチンメタル、自作電子ボックス、改造エフェクター、ストロボを使ったライブパフォーマンスをしている。

暗闇と閃光
個と集団

太鼓と叫びと騒音とストロボとフライパンがアトラクション的に五感と本能を刺激するソロユニット。
https://m.youtube.com/user/gloptin?

●isei ben/べん いせい

音が干渉し合うことで生み出される調和に興味を持ち、都市空間に於けるサウンドデザインをテーマに活動。公共施設のジングル、CM曲、イベント曲の制作など都市域で奏でられる様々な音の制作を行なってきた。
主な仕事:
東京芸術劇場全ホールチャイム作曲・制作/NTT PC INFOSPHERE TVCM曲作編曲/電気事業連合会イベント用楽曲制作 等

Interested in the harmony created by the interference of sounds and works on the theme of sound design in urban spaces. Produced various sounds played in urban areas such as jingles in public facilities, commercials, and event music.
Main work:
Composition and production of all the Tokyo art theater chimes / NTT PC INFOSPHERE TVCM composition / electric business alliance event production etc. https://twitter.com/messages/media/1712564852886249823

●MOGRE MOGRU(モグレモグル)

黒い瞳 Aura Noir : voice, musical saw, glockenspiel, recorder, toy instruments, PC, etc.
剛田武 Takeshi Goda : flute, clarinet, violin, percussion, electronics, etc.
TANAO : guitar

2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。これまで沖縄電子少女彩、ポーランドのポストフォークデュオKeirszenbaum、園田游(舞踏家/元グンジョーガクレヨン)、内田静男(ベーシスト/Hasegawa-Shizuo、albedo gravitas etc.)、Orienatal Love(モジュラーシンセ奏者)などスタイルの異なるアーティストとのコラボレーションも多数あり。

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【忘備録】剛田武&MOGRE MOGRUスケジュール~10/11阿佐ヶ谷mogumogu、10/20&11/20阿佐ヶ谷TABASA、11/12&15吉祥寺NEPO他

2023年10月29日 18時27分48秒 | 素晴らしき変態音楽

CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE / 2023/9/14 高円寺ShowBoat (photo by 潮来 辰典)



10月11日(水) 阿佐ヶ谷 mogumogu
Kirszenbaum JAPAN TOUR 2023 -Tour Final-
開場19:30 / 開演 20:00
予約 1,800円 + 1d / 当日 2,000円 + 1d
Kirszenbaum (from Poland)
MOGRE MOGRU



10月20日(金) 阿佐ヶ谷TABASA
プログレ盤魔殿 盤外地プログレ不法集会
開場・開演 19時 
入場料 1500円+1ドリンク
●盤魔殿レギュラーDJ 
DJ Necronimicon 改め DJ Manticore
DJ Qliphoth 改め DJ Silence
●ゲストDJ DJ角
●スペシャルゲストDJ Genet



10月28日(土) 神保町 三月の水
「自力とコラボ力」”Experiments in Sounds"
19:00 Open / 19:30 Start
¥2000 + 1 drink
Tekshi Goda
Inubura Tanao
Loki
Akira Naito
Marc Lowe



11月5日(日) 国立市大学通り
くにたち秋の市民まつり園田游踊り場
12:00~15:30頃
園田游
MOGRE MOGRU他パフォーマー多数参加



11月10日(金) 阿佐ヶ谷TABASA
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.49
18:30 Open/Start
Charge 1,000YEN + 1 drink
★レコードの日「はじレコ(My First Record)特集」*盤魔殿DJが初めて買った(聴いた)レコードを交えてDJします。
DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
DJ Bothis a.k.a.山田遼
DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
DJ Athmodeus a.k.a.持田保
DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
DJ Vaby a.k.a.大場弘規
DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元



11月12日(日) 吉祥寺NEPO
TOKYO NOISE MEETING Nov. 2023
15:00 Open / 15:30 Start
入場料 2800円
予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/2095

ilyons
よくばりChameleon.
MOGRE MOGRU 2/3
gloptin
honninman
nkz
kazki=okada
電子講談|=ヌーキー



11月15日(水) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.10~Garakutic Galaxy

open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order
streaming 1000yen

出演:
Aural Fit
gloptin
isei ben
MOGRE MOGRU



11月22日(水) 三軒茶屋 Heaven's Door
nannou&三軒茶屋HEAVEN’S DOOR presents「japanese folklore 2」
open/start 18:30/19:00
前売/当日 ¥2,500/¥2,800
MOGRE MOGRU
doors in doors
NA/DA
ニューロマンティックス
nannou

11月25日(土) 渋谷 公園通りクラシックス
公演詳細未定
Start 14:00
CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLEで出演予定

12月3日(日) 渋谷頭バー
きみにおちるよる(DJイベント)
詳細後日
DJ Necronomiconとして出演

12月17日(日) 高円寺Oriental Force
NRYY企画イベント
open 19:00 / start 19:30
1500yen + 1 drink
MOGRE MOGRU
中村としまる
秋山徹次
NRYY

12/22(金) 多摩川 立日橋の下
すばらし祭り 2023冬至
12:27頃(日本時間)
呼びかけ&共催:Live Under The Bridge 、ウランアゲルファウンデーション、国立ダンサーズ、かむろてつ、公民館運動、石ころゴロゴロ、多摩川増水、他
出演:
ちゃんやま(syn.sax.etc..)
しんらこう:Miki(うた)、南部輝久(djembe)
剛田武(sound)
佐伯武昇(perc)
火炎瓶テツ(electronics.voice)
くにたちダンサーズ

※雨天中止(代替会場:国立市公民館)



12/23(土) 吉祥寺ブラックアンドブルー
HOPEライブvol.10
open15:30
チャージ 2,000円+1dr
出演予定
・ホッピー神山
・桜井真樹子
・岡田裕二(オカデン)
・MOGRE MOGRU
・愚弁
・エレクトリックスナフキン
・B.I.G.GAMELA
・王将&The Gov'nor Brothers
・ヒッピーマリアンズ
and more
*収益の一部はリレー・フォー・ライフ・ジャパン横浜へ寄付され、がん征圧の活動に活かされます。



2024年2月9日(金) 東京 高円寺ShowBoat
EXPLOSION GIG vol.2
19:00 open / 19:30 start
Ticket: 前売/予約 ¥2,500+1d / 当日 ¥2,800+1d
【出演】
CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE(山澤輝人:ts、剛田武:vln,fl、ルイス稲毛:b、南部輝久:ds)
グンジョーガクレヨン
森田潤
+EXPLOSION SESSION(出演メンバーによるフリーセッション)
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【ライヴ情報】2024/2/9(金) 高円寺ShowBoatにて開催!『EXPLOSION GIG vol.2』CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE/グンジョーガクレヨン/森田潤

2023年10月27日 00時58分07秒 | 素晴らしき変態音楽


2024年2月9日(金) 東京 高円寺ShowBoat
EXPLOSION GIG vol.2
19:00 open / 19:30 start
Ticket: 前売/予約 ¥2,500+1d / 当日 ¥2,800+1d
★予約はShowBoat:03-3337-5745 / info@showboat.co.jp または出演バンドのメンバーまで。
https://www.showboat1993.com/BD-2024-1

【出演】
CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE
グンジョーガクレヨン
森田潤
+EXPLOSION SESSION(出演メンバーによるフリーセッション)

今年9月14日に高円寺ShowBoatにて、新星フリージャズバンドCANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE(砲弾爆発合奏団)が主催し、ハーシュノイズの雄Government Alphaとベテラン前衛トリオ、マグマトロンを迎えて開催された『EXPLOSION GIG(爆発ギグ)』。「FREE JAZZ+AVANTGARDE+NOISE=EXPLOSION(爆発)×CHAOS(カオス・混沌)」という方程式を証明した稀有なイベントの第2弾の開催が決定した。今回は日本のポストパンクの先駆者であり、前衛ロックの伝説的存在グンジョーガクレヨンと、モジュラー・シンセの自動演奏に即興を組み合わせたパフォーマンスで異彩を放つエレクトロニクス奏者・森田潤が出演。前回以上に強力なEXPLOSIONとCHAOSを生み出すに違いない。
前回の模様⇒【ライヴレポート】EXPLOSION GIG~CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE/マグマトロン/GOVERNMENT ALPHA@高円寺ShowBoat 23.9.14thu

TIME TABLE
19:30 - 20:00 森田潤
20:10 - 20:50 グンジョーガクレヨン
21:00 - 21:40 Cannonball Explosion Ensemble
21:45 - 22:00 Explosion Session


【Profile】
●CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE / 砲弾爆発合奏団

山澤輝人 Teruhito Yamazawa:Tenor saxophone, Flute
剛田武 Takeshi Goda:Violin, Flute
ルイス稲毛 Louis Inage:Bass
南部輝久 Teruhisa Nambu : ds

90年代からロックや即興シーンで数多くのライブを行い、現在は、落穂の雨、魔術の庭、STRANGE MOON、色硝子、夜光虫などのバンドで活動するベーシストのルイス稲毛、京都出身で90年代中頃から関西を中心に活動、近年は活動拠点を東京に移し、芸能佐伯組、AURAL FITとのコラボなどで活動するサックス奏者山澤輝人、異端DJイベント「盤魔殿」を主宰しつつ、2019年から即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUなどで演奏活動を行う剛田武によるフリージャズ・ユニット。もともとは2022年12月にイギリスのドラマー、キカンジュ・バクとのレコーディング・ユニットとしてスタート。キカンジュのレーベルからコンピレーションCDRとスプリット・カセットで音源を発表し、イギリスのプレスで”アート・アンサンブル・オブ・シカゴの精神を色濃く受け継いでいる”と評価された。2023年9月ドラムに南部輝久(Aural Fit、バラナンブ)を迎えて正式にライヴ・デビューした。

●グンジョーガクレヨン / GUNJOGACRAYON

宮川篤志 ATSUSHI MIYAKAWA (ds)
組原正 TADASHI KUMIHARA (g/vo)
前田隆 TAKASHI MAEDA(bs)
中尾勘二KANJI NAKANO(管/etc)

2023年、結成44周年を迎える日本の前衛ロック界の伝説的グループ。 1979年、組原正 (g)、大森文雄(key)、前田隆(bs)、宮川篤 (ds)、園田游(vo,reeds)により結成。1980年PASSレコードから5曲入LP『GUNJOGACRAYON』でデビュー。硬質なビートとフリージャズ的な即興演奏を融合したスタイルでポストパンクの象徴となる。その後、方法論を完全即興演奏に変化させ、1987年2nd『gunjogacrayon(2nd album)』(DIW)、1994年3rd『グンジョーガクレヨンIII』(日本カセット・レコーヂング)をリリース。以降も同じメンバーで活動を続け、2009年に解散を表明するが、2012年に完全復活。他のアーティストとの交流も積極的に行い、かつて無く意欲的かつ解放的な演奏活動を展開する。組原は2007年に1stソロ・アルバム『hyoi』(PASS/P-Vine)、2012年に2ndソロ『inkuf』(DIW/disk union)をリリースし、デビュー当時“パンク版デレク・ベイリー”と評価された特異なギター・プレイをさらに進化させている。 2016年5月にサックス奏者・橋本孝之をゲストに迎えた4thアルバム『グンジョーガクレヨン』をリリース。異形の即興ユニットは新次元に突入した。
https://gunjogacrayon.com/

●森田潤 / Jun Morita

電子楽器奏者、DJ。ユーロラックの自動演奏に即興を組み合わせたパフォーマンスでライブ活動中。φononより『L'arte Dei Rumori Di Morte』『Sonus Non Capax Infiniti』『60Snippets』などのソロ作品を発表。23年最新作はshrine.jpから鈴木創士との共作『Vita Nova』。DJとしてワールド、ジャズ、エレクトリック・サウンドにコミット。SP盤復刻のマスタリングにも携わる。山崎春美のTACO、宇川直宏とのGRAVESTYLE、バンド編成のOmega f2;kに参加。
https://skatingpears.com/sp4non/artist-detail/jun-morita/
https://wineanddine.thebase.in

即興と
前衛は
爆発だ





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【私的回想録:プログレと私】プログレ盤魔殿~盤外地プログレ不法集会 vol.1@阿佐ヶ谷TABASA 2023.10.20 fri

2023年10月26日 01時27分14秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium presents
プログレ盤魔殿~盤外地プログレ不法集会 vol.1

場所 阿佐ヶ谷TABASA 
開場・開演 2023年10月20日(金曜日)19時 

出演者 
●盤魔殿レギュラーDJ 
 DJ Manticore(剛田武)
 DJ Silence(宇田川岳夫)
●ゲストDJ
 DJ角(Tsunoda Toshiya)
●スペシャルゲストDJ
 Genet(AUTO-MOD)

プログレと私①
70年代半ば中学生の時洋楽に目覚めた筆者はまず映画(洋画)のシングル盤を買い始めた。特に勇猛な西部劇のテーマ曲が好きだったが、ある時レコード店で流れていた不思議なメロディが気に入って買ったのが当時話題になっていたホラー映画「エクソシスト」のシングル盤だった。美しい音が奏でる旋律が折り重なる何とも言えず物悲しいムードが新鮮で何度も繰り返し聴いていた。作曲はマイク・オールドフィールド。元のアルバムが『チューブラー・ベルズ』だと知った。また、解説に彼が姉のサリーと一緒にやっていたバンド名がサリアンジーと書いてあり、その名前の美しい響きだけで恋に似た憧れを抱いた。
ほどなくポップスやロックに興味が移り、初めはジョン・デンバーやビーチ・ボーイズなどのアメリカンポップス、続いてキッス、エアロスミスといったハードロックを聴いた。ある日レコード店(金沢山畜片町店)のフィルムコンサートでディープ・パープルのリッチー・ブラックモアがギターを叩き壊すシーンを見てショックを受け「こんな暴力的な音楽はもう聴かない」と決心。その足で買って帰ったのが冨田勲のシンセサイザーの『火の鳥』だった。もともと好きだったクラシックの曲をシンセの電子音で再現した未来的なサウンドに心酔した。
次第にリッチー・ショックも癒えてラジオの洋楽番組を聴くようになった頃、ジェネシスかイエスかELPか覚えていないが、シンセサイザーを使ったロックが流れてきて「これは何?ロックにも冨田勲のようなバンドがいるんだ」と興味をひかれた。それがプログレと呼ばれるジャンルであることを知っていたかどうかは覚えていないが、情報を求めて音楽雑誌やレコード店で探すようになった。当時はサブスクやYouTubeはもちろん貸レコード屋もない時代。ロック好きな友達や知り合いもなく一人で好みの音楽を探求する筆者にとっては、雑誌の記事やジャケットのイメージが大きな判断基準だった。探すうちにジャケットが一番気に入ったのがジェネシス。ヨーロッパの童話のようなファンタジックなイラストが、空想好きの筆者の心を魅了した。とはいっても小遣いで買えるLPレコードは2~3カ月に1枚くらい。金沢に1軒しかない輸入レコード店で買ったのは2枚組の『The Lamb Lies Down on Broadway(邦題:幻惑のブロードウェイ)』だった。ジャケットはイラストではないが、2枚組でたっぷり聴ける(確か値段も安めだった)のが決め手になったと記憶している。複雑で難解なストーリーのコンセプト・アルバムだということは後で知ったが、音楽として楽しむ分には歌詞がわからなくても問題はなかった(当然ながら中学生の英語力で理解しようと思っても無理だっただろう)。その後ギタリストのスティーヴ・ハケットのソロ・アルバム『侍祭の旅(Voyage of the Acolyte)』を廉価盤(1500円)で購入、ジェネシスよりも気に入って愛聴していた。美しい女性ヴォーカルがマイク・オールドフィールドの姉のサリー・オールドフィールドだと知って恋心も再燃した。
しかし同時期(1977年)にパンクロックがラジオや雑誌で紹介され、セックス・ピストルズやザ・クラッシュのシンプルでパワフルなサウンドにすっかり魅了され、長大で装飾過剰なプログレは時代遅れに感じられてほとんど聴かなくなってしまった。

●DJ Silence(宇田川岳夫)


1 Älgarnas Trädgård (run Sage of the Elks) / Tristans Klangen ( Framtiden Är Ett Svävande Skepp, Förankrat I Forntiden B1)
2 Frantz / Peut-être Aux Yeux-Silence (Peut-être Aux Yeux-Silence B1)
3 Irolt / De Gudrun Sêge (De Gudrun Sêge B1)
4 Neuronium / Quasar 2C361 ( Quasar 2C361 A1)
5 Iron Butterfly / Possesion (Heavy A1)
6 Triana / Hijos Del Agobio (Hijos Del Agobio A1)
7 New Trolls / Studio (UT A1)
8 Mandrágora / La Gruta De Las Mandragoras Del Bosque (Mandragora A1)
9 Aquelarre / Cruzando La Calle (Candiles A1)
10 Arco Iris / Epilogo Susamerica,O El Regresso A La Aurora (Sudamerica D10)
11 Aphrodite’s Child / Seven Trumpets (666 C1)
12 Aphrodite’s Child / Altamont (666 C2)
13 Aphrodite’s Child / The Wedding Of The Lamb (666 C3)



プログレと私②
1978年に高校に進学。ブラスバンド部でバリトンサックスを吹きながら、家ではエレキギターを練習していた(主にザ・フーのピート・タウンゼンドのジャンプや風車奏法の練習)。高2に上がる春休みにヨーロッパ旅行をして、ロンドンのパンクな雰囲気(すでにパンク・ブームは去り本当のパンクスはいなかったが、ロンドンの街並がパンクに感じられた)に感化されて帰国。同級生を誘ってパンクのカバーバンドを結成したり、東京ロッカーズ系のバンドを観に吉祥寺マイナーや荻窪ロフトなどのライヴハウスに通うようになる。海外からは当時オルタネイティヴロックと呼ばれたポストパンクが登場し、ザ・レジデンツやポップ・グループなど前衛的なロックにショックを受け、そのルーツとしてアルバート・アイラーやサン・ラなどフリージャズや、メシアンやヴァレーズなど現代音楽を知り、フランク・ザッパやキャプテン・ビーフハート、ヘンリー・カウをはじめとするR.I.O.(反対派ロック)に興味を持つようになる。特に『フールズ・メイト』『マーキームーン』といったコアなプログレ雑誌の影響で、メジャーなバンドよりもあまり知られていないマイナーなバンドのレコードを熱心に探す癖がついてしまった。だからイエス、ELP、ピンク・フロイドといったメジャーなバンドのレコードはほとんど聴かないままだった(ジェネシスとキング・クリムゾンは一部のアルバムだけは聴いた)。

●DJ Maniticore(剛田武)


1. Genesis / Lilywhite Lilith from "The Lamb Lies Down on Broadway" (1974)
2. King Crimson / Larks' Tongues in Aspic, Part Two from "Larks' Tongues in Aspic" (1973)
3. Emerson, Lake Palmer / Jerusalem from "Brain Salad Surgery" (1973)
4. Yes / Roundabout from "Fragile" (1971)
5. Camel / Rhayader from "Snow Goose" (1975)
6. Gentle Giant / Juest The Same from "Free Hand" (1975)
7. Premiata Forneria Marconi / Mr.9 'til 5 from "Photos of Ghosts" (1973)
8. Steve Hackett / Ace of Wands from "Voyage of the Acolyte" (1975)
9. Peter Hammill / Happy from "Fool's Mate" (1971)
10. Steve Hillage / Hurdy Gurdy Man from "L" (1976)
11. Slapp Happy / Casablanca Moon from "Casablanca Moon" (1974)



プログレと私③
1982年に大学へ入学し音楽サークルに所属。自分のニューウェイヴ・バンドの他に、先輩のプログレ・バンド(ジェネシスの曲名からとったKNIFEというバンド)にギターで参加。初めてカバーした曲がキング・クリムゾンの「太陽と戦慄パート2」。耳コピーしたが、楽譜に書けないので「ギャツツ、ギャツツ、ギャツギャツ」と覚えた。他にはクリムゾンの「21世紀の精神異常者」「レッド」、ジェネシス、スティーヴ・ハケット、UK、ブラッフォード、フォーカスなどをカバー。複雑な展開や変拍子を演奏するのはパンクやニューウェイヴのシンプルな演奏とは違う楽しみがあった。同時期に再始動したキング・クリムゾンのニューウェイヴ的なアプローチと、エイドリアン・ブリューのトリッキーなプレイに影響を受け、自分のニューウェイヴ・バンドにも変拍子やプログレぽいギターサウンドを導入した。
大学卒業後にサークルの先輩と結成したバンドFlower Tripではサイケデリックロックを志向した。個人的にはジェファーソン・エアプレインやグレイトフル・デッドのようなアメリカン・アシッドロックを目指したかったが、徐々にメンバーのヘヴィロック&プログレ趣味が強くなり、ブラック・サバスとキング・クリムゾンと頭脳警察をごった煮にしたようなサウンドに変わっていった。筆者はゴングのスティーヴ・ヒレッジを真似てディレイたっぷりのギタープレイをするようになった。1989年~1993年に当時のビートパンク中心のバンドブームから外れた音楽性を志向するバンドを集めて、企画ライヴ「アートロック宣言」を主宰した。主にサイケやフォークロックやゴシックパンクだった。お客で観に来たプログレバンドのメンバーと仲良くなり、彼のバンド、シンデレラ・サーチを吉祥寺Silver Elephantに観に行った。ピーター・ガブリエル張りにメイクした完成度の高いサウンドは素晴らしかったが、自分たちが求める「アートロック」とは相容れない気がしてイベントに誘うことはなかった。1994年にはメンバーの結婚や転勤がありバンドは解散。音楽演奏から遠ざかることになった。

●DJ角(Tsunoda Toshiya)


1-Grobshnitt(West Germany)<Synphony:introduction-Modulation>
2-Monica Törnell (Sweden)<Öje Brudmarsch>
3-Emil (Burgaria)<The Lunar Girl>
4- ВИА-75(Georgia/USSR)<Оровела>
5-Zoo (France)-<Endless Words>
6-Indexi (Yugoslavia)-<Da Sam Ja Netko>
7-Kostas Tournas (Greece)<Ana>
8-Lutajuca Srca(Yugoslavia)<Starac i More>
9-Axis (France/Greece)-<Bad Times Go>
10-Flamengo (Czechoslovakia)<Stale Dal>
11-Savoy(Romania)<Fata Mării>



プログレと私④
音楽関係の仕事をしていたので好きなヨーロピアン・ロックや前衛ジャズのCD再発などに関わる機会はあったが、特にプログレ好きを公言していたわけではない。2000年代に日本の地下音楽のライヴに足を運ぶようになると、テクニック至上主義や頭でっかちなアレンジが鼻につくようになり、所謂プログレとは真逆のエクストリームな表現を求めるようになった。その頃往年のプログレバンドが再結成され来日公演を行うようになったが、あまり心を惹かれることはなかった。2012年にR.I.O.の中心的チェンバーロックバンド、ユニヴェル・ゼロが来日。演奏は頭晴らしかったが、客層が「ロックコンサートというより法事の弔問客」(中原昌也談)のようで、何とも言えない疎外感を抱いたのも事実。
2013年頃から地下アイドル界に足を踏み入れ、何でもありの音楽性に深みにハマっていった。プログレを取り入れたアイドル・グループも存在しており、初めはプログレハード系の夢幻レジーナ、続いて正統派プログレのキスエクことXOXO EXTREAMにハマった。キスエクのファン層も年齢は高いが、アイドルヲタクの熱量は、プログレマニアとは違って筆者が共感できる親和性がある。キスエクにはフルートが入っている曲が多く、筆者が小学生時代に習っていたフルートを再開するきっかけになった。また、アイドルにハマる前に通っていたガールズガレージ系ライヴで観たサロメの唇で妖艶なメイクでフルートを吹いていたかずみんぐこと鈴木和美が最近まで参加していたプログレバンド、キクラテメンシスを聴いて、彼女が好きなフォーカスやジェスロ・タルなどフルート入りプログレバンドを聴くようになった。キャメルやジェネシスでもフルートが聴ける。2年前にバイオリンを始めてからはキング・クリムゾンのデヴィッド・クロスのプレイを参考にしたりもしている。30年前は聴こうともしなかったELPやイエスを聴きなおして、濃厚な世界観と熱狂的な演奏に圧倒されることも多い。かつて辺境(マイナー)志向だったおかげで、まだ聴いたことがない王道系プログレバンドがたくさんいるので当分飽きることはないだろう。そのうちチャンスがあったらプログレバンドもやってみたい、などと妄想する日々である。

●ゲストDJ Genet(AUTO-MOD)


Emerson, Lake & Palmer "Emerson, Lake & Palmer"
Soft Machine "Third"
Third Ear Band "Third Ear Band"
Auto-Mod "Auto-Mod"



プログレバンドはメンバーがいないと無理だが、プログレDJならばいつでもできる。というわけで第1回プログレ盤魔殿は最高に楽しいイベントだった。第2回も必ずやるので少しでも興味のある方は心待ちにしていてほしい。

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【ライヴレポート】FREAK SMILE vo.5~細井徳太郎x武田理沙x林頼我/玉川太福+玉川鈴/igloo@吉祥寺NEPO 2023.10.13fri

2023年10月18日 01時29分02秒 | 素晴らしき変態音楽


FREAK SMILE vol.5
2023.10.13 fri 吉祥寺NEPO 

Line-up
細井徳太郎x武田理沙x林頼我
玉川太福+玉川鈴
igloo

『FREAK SMILE』はライターの町田ノイズが「大好きな方々の表現をいっぺんに体感できたら幸せだなー、という一心で続けているイベント」とのこと。今回はジャズとロックと浪曲とインプロを一度に楽しめる好企画。会場を埋めた観客は、顔見知りのジャズ/インプロ好きから、ロックファン、浪曲ファンまで、あまり交わることのない客層だったが、自分を含めて多くの人が最後まで楽しんでいたのが印象的だった。

●細井徳太郎x武田理沙x林頼我


ギタリストの細井徳太郎、ドラマーの林頼我、どちらも噂は聞いていたがライヴを観たことはなかったので、武田理沙とのコラボは最高の機会だった。それぞれデュオでは共演したことがあるが、トリオでやるのは初めてとのこと。普通のライヴであれば「初顔合わせとは思えない絶妙なコンビネーション」などとありきたりな評価をするところだが、完全即興に於いては逆に「何度共演しても毎回初めてのような驚きのあるパフォーマンス」であることに意義がある。その意味では三人がお互いのコンビネーションを意識することなく唯我独尊の演奏を繰り広げたこの日のステージこそImprovisationの醍醐味と言える。武田のプログレ風味のスペーシーな演奏はもちろん、足元に多数のエフェクターを並べシューゲイザー然とした細井の非ギターサウンド、(ルックスが)山下洋輔トリオ時代の森山威男を思わせる林のパーカッシヴなドラミング、三者三様の個性のアマルガムを堪能できる至福の時間だった。



●玉川太福+玉川鈴
まさかのNEPOで浪曲とは。冒頭で「浪曲は即興と同じ」と語った通り、語り芸に切り込む三味線の即発的なプレイは単なる合いの手ではなく、真剣勝負のインプロヴィゼーションに違いない。それ以上に「笑いの浪曲師=玉川大福の話術の妙には詩吟と浪曲の区別も覚束ない筆者も完全に惹き込まれた。得意の「男はつらいよ」のネタが時間制限のために途中までしか聞けなかったのが残念。機会があれば浪曲公演に足を運んでみたい。



●igloo


THE FOOLSのサックス奏者若林一也を中心に、taku tajima (g)、takuma okabe (b)、KAZI (ds)からなる4人組。パンクに通じるタイトなファンクビートに乗せてサックスとギターが自由自在に絡みあうスタイルは、ノーウェイヴやポストパンクを高速化したハイブリッド・ジャズファンクと呼べばいいだろうか。しかしそれだけにとどまらないスピード感と逸脱感がiglooの魅力である。熱演のあまりコンタクトマイクを投げ捨てて客席に乱入してブローする若林の姿にパンクロック・スピリットを感じた。ジャズであれロックであれファンクであれ熱量の高さが人の心を魅了することは間違いない。それを再認識させるステージだった。



これまで「ジャンルの異なる出演者を集めたイベントは動員が難しい」という声を聞くことが多かったが『FREAK SMILE』の盛況ぶりに励まされる思いがした。
自分の企画イベント『盤魔殿』やMOGRE MOGRU主催DIVE DEEPも今後いろんなアイデアを出していこうと心に誓った。

異種混合
実は同じ
仲間です

▼次回モグモグ主催イベント詳細決定!
2023年11月15日(水) 吉祥寺NEPO 
MOGRE MOGRU presents
DIVE DEEP vol.10~Garakutic Galaxy
(ガラクティック・ギャラクシー)
open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order
streaming 1000yen

出演:
Aural Fit
gloptin
isei ben
MOGRE MOGRU
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【イベント情報】11/10(金)『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.49』~はじレコ(My First Record)特集@阿佐ヶ谷TABASA

2023年10月16日 22時32分09秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.49
2023.11.10 fri 阿佐ヶ谷TABASA
18:30 Open/Start
Charge 1,000YEN + 1 drink
予約⇒https://www.asagayatabasa.com/events

レコードの日:はじレコ(My First Record)特集
11月3日『レコードの日』に続くレコード週間に因んで、盤魔殿DJが初めて買った(聴いた)レコードを交えてプレイする企画です。
 

出演者
DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
DJ Bothis a.k.a.山田遼
DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
DJ Athmodeus a.k.a.持田保
DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
DJ Vaby a.k.a.大場弘規
DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元

Avantgarde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

TIME TABLE
18:30 DJ Bothis a.k.a.山田遼
19:00 DJ Vaby a.k.a.大場弘規
19:30 DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
20:00 DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
20:30 DJ Athmodeus a.k.a.持田保
21:00 DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
21:30 DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫


【盤魔殿DJの聴かせどころ】
●DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
私の音楽の基本はポップス。
80年代、街は海外のカラフルなポップスで溢れていた......そこから裏道へ入り込んだ、その軌跡を辿ります。


●DJ Bothis a.k.a.山田遼
今回の盤魔殿テーマが各DJの初めて買ったレコードという訳で、私が田舎から東京に出てきて下北のユニオンにて購入した思い出の作品V.A.『NO NEWYORK』をご紹介します。それに併せて、過去を振り返りつつ現在にも耳をすませよう、ということで時事ネタ的にジャニーズのダークサイドを煮詰めた奇盤である北公次&スカー・フェイスの『Flower』などもピックアップしていきます。ゆるりとご期待。




●DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
中学生になって洋楽ポップスに出会うまでは映画音楽と歌謡曲しか知らなかった。約50年経った今俺の中で鳴りやまないのはムード音楽とイージーリスニング。半世紀の時を超えて自分の中に沈殿する軽音楽への愛と敬意を籠めた選曲で行く予定です。



●DJ Athmodeus a.k.a.持田保
今回は「はじめてのレコード」がお題にあがってるので中学生のころ聴いてたニューウェーブもん(ポストパンクではない)を中心にかけまくります。はたしてニューウェーブとは何だったのか?音楽のみならずファッションから漫画、お笑いから現代思想までニューウェーブを名乗っていたあの時代をDJで検証しますので夜露死苦哀愁!



●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
初めてのレコード
石丸電気で初めて買ったコックニーレベル
新宿レコードで初めて買ったVDGG
シスコで初めて買ったアトール
オムで初めて買ったタンジェリンドリーム
モダンミュージックで初めて買ったフォルムラトレ
それぞれの今はないレコード店で購入した思い出の盤をプログレ中心にプレイします。
あとは帝都無線新宿で購入したものとか、ダンで購入したものとか、ワイルドハニーパイ、ホッジ、LPコーナー、キニ―…エジソン…今はなきレコード屋に思いを込めて。



●DJ Vaby a.k.a.大場弘規
今回は「はじレコ(初めて買ったレコード)」を1曲かけるというテーマがあるので、どうせなら昭和にリリース、しかも国内アーティストの7inchオンリーで攻めてみようかと思います。ムード歌謡からフォーク、ロック、そしてシングルカットされながらもオリジナルアルバム未収録の訳あり楽曲等、ヴァラエティに富み、しかもレアなマテリアルを含みつつ皆様にお届けさせて頂きます。クール且つ、ちょっと危険な香りのする懐かしい昭和を少しでも肌で感じて頂ければ、この上なき幸せでございます。



●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
この度は自分の"はじレコ"合わせてリズムの入った圓盤を中心に廻させていただきますが、そこは盤魔殿ですので、一風変わった音の運びを展開します。



初めての
レコード聴いて
盛り上がろう

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【イベント情報】10/20(金) 盤魔殿 presents プログレ盤魔殿~盤外地プログレ不法集会 vol.1 @阿佐ヶ谷TABASA~スペシャルゲストGenet(AUTO-MOD)

2023年10月16日 01時21分45秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium presents
プログレ盤魔殿~盤外地プログレ不法集会 vol.1

場所 阿佐ヶ谷TABASA 
開場・開演 2023年10月20日(金曜日)19時 
入場料 1500円+1ドリンク
予約⇒https://www.asagayatabasa.com/events

ハロウィンシーズンを控えて、盤魔殿が送るプログレ不法集会。
レギュラーDJ2名に豪華ゲストDJ2名を加えて贈る。西新宿レコード街が今蘇る。
★当日 レコード販売あり


出演者 
●盤魔殿レギュラーDJ 
 DJ Necronimicon 改め DJ Manticore
 DJ Qliphoth 改め DJ Silence
●ゲストDJ
 DJ角
●スペシャルゲストDJ
 Genet

【TIMETABLE】
19:00~19:45  DJ Silence  
19:45~20:30  DJ Manticore 
20:30~21:15  DJ角
21:15~22:00  DJ Genet  



【各DJの聴かせどころ】
●DJ Manticore(剛田武)
王道プログレ。クリムゾン、ジェネシス、イエス、ELP。ピンク・フロイド のアナログ盤は1stしか持ってないのでパス。その他キャメル、マイク・オールドフィールド、ヴァン・ダー・グラーフなどイギリスものに加えて、フォーカス、PFMやキングヨーロピアンロックコレクションからも少し。基本的に中古市場で3桁の日本盤レコードのみです。

●DJ Silence(宇田川岳夫)
ブリティッシュ・ジャーマン・東欧以外のフランス、北欧、スペイン、イタリア、ギリシアをかけます。アフロディテス・チャイルドは必ずかけます。アイアン・バタフライもかけます。

●DJ角
辺境プログレ。魔とつくので多少怪しげな感じでいきます。

●Genet(AUTO-MOD)
当日まで謎です。

プログレは
プロの愚連隊
不露偶霊

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【ライヴレポート】キルシェンバウム日本ツアー最終公演:Kirszenbaum&MOGRE MOGRU@阿佐ヶ谷mogumogu 2023.10.11 wed

2023年10月15日 00時57分04秒 | 素晴らしき変態音楽


10月11日(水) 阿佐ヶ谷 mogumogu
Kirszenbaum Japan Tour 2023 - Tour Final-
OPEN 19:00 / START 20:00 
出演:
Kirszenbaum (from Poland)
MOGRE MOGRU



10月3日からスタートしたポーランドのポストフォークデュオKirszenbaum(キルシェンバウム)の9日間で7公演という精力的なスケジュールの日本ツアーも最終公演を迎えた。新スポットとして注目されている阿佐ヶ谷の中国音楽専門レコードショップ&カフェmogumoguのアットホームな空間に、東京公演で共演したミュージシャンを含め多くのお客さんが集まりツアー・ファイナルを盛り上げた。

●MOGRE MOGRU


MOGRE MOGRU(モグモグ)にとって偶然同じ名前を発見したことに端を発する阿佐ヶ谷mogumoguでのライヴは3回目。いつも通りのメロディもリズムもないアンビエント演奏を40分。黒い瞳の朗読は昔ひとり芝居で使った台本からの引用だった。お客さんの反応「アンビエント系のライブを見たのは初めてで普段はながら作業で聴くことが多いので怪談のような語りと様々な楽器を駆使して構築していく音の空間にじっくり耳を傾けながら聴くのはとても新鮮でした」(Twitterより)。Kirszenbaumのマネージャーは「映像と組み合わせたら絶対に面白い」と言ってくれたので、ロマン・ポランスキー監督を紹介してくれるように頼んでおいた(笑)。



●Kirszenbaum


バックのカラフルなアートがKirszenbaumの東欧フォーク・サウンドにマッチして異国情緒たっぷりのステージ。ギターのヤコブが足で踏むバスドラムパッドのリズムが響き渡り、フォークダンスのルーツが民俗音楽であることを再認識させる。様々なエフェクターを使いわけるヴァイオリンのカクペルのプレイも素晴らしい。二人のヴォーカル・ハーモニーによる哀感のあるメロディが心に強く訴えかける。日本人とスラブ民族には同じ血が流れているかもしれない。



●Kirszenbaum + MOGRE MOGRU


最後にKireszenbaumとMOGRE MOGRUのコラボレーション。2ndアルバム『SIĘ』から「SIĘ」と「DŻIN」で共演。基本的にワンコードで展開する曲調なのでモグモグのドローン演奏と見事に絡み合う。「DŻIN」ではヴォーカルのメロディにフルートでオブリガートを入れて、波蘭(ポーランド)と和が溶け合ったフォークロックを生み出した。



日本では無名のポーランドの二人組は今回のツアーで様々な日本のアーティストと交流し東ヨーロッパの新しい音楽の魅力を日本の観客に印象付けた。これをきっかけに日本とポーランドの音楽の交流が深まればうれしい。「また来年日本へ来るよ」と言っているので、次回を楽しみにしていたい。


L to R: Jakub Wiśniewski、Kacper Szpyrka、Naarva (guest vocal)、Piotr Maślanka (manager)、黒い瞳、剛田武、Tanao

相性抜群
ポストフォークと
ポストアンビエント

▼KirszenbaumのCDは阿佐ヶ谷mogumoguで買えます!
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【最終公演】10/11(水)阿佐ヶ谷mogumogu『Kirszenbaum Japan Tour 2023 -Tour Final-』MOGRE MOGRUとツーマン

2023年10月08日 00時50分11秒 | 素晴らしき変態音楽


ポーランドのポストフォーク・デュオ、Kirszenbaum(キルシェンバウム)の日本ツアーが進行中。
10/3新宿Wild Side TokyoでAINAKANNA / Hodie / SoberBrown / それ以染に、10/4吉祥寺Black & BlueでAINAKANNA / 猫のしがい / 燐-Lin- Bass Trio(Cb.うのしょうじ Vc.しおりん) / Yasu Cubといった日本のバンドと対バン。Kirszenbaumの東欧フォーク+オルタナロックのエネルギッシュなサウンドが、ポップ、ロック系のミュージシャンや観客に大いにうけて、日本のバンドとの交流も生まれた。




灰野敬二とコラボレーション
10/5は神田小川町Polarisで灰野敬二とコラボレーション。初共演でKirszenbaumのメンバーは緊張気味。灰野の変幻自在の演奏に圧倒されつつも、大きな刺激を受けたという。



KMC2023に出演
三連休はKMC 2023(第14回関西ミュージックカンファレンス)で大阪・神戸・京都に集まった国内外のアーティストと交流・共演を繰り広げる。



そしていよいよツアー・ファイナル!
10月11日に再び東京へ戻り最終公演に臨む。会場の阿佐ヶ谷mogumoguは中国音楽専門のレコードショップ&カフェ。対バンは即興アンビエントユニットMOGRE MOGRU。それぞれ40分のロングセットに加え、コラボレーションも予定。ポーランド/中国/日本の国際色の豊かさと、フォーク/オルタナ/インプロヴィゼーション/アンビエントのジャンルを越えた出会いが楽しめるだろう。Kirszenbaum日本ツアー最後の夜の音楽パーティにぜひお越しください。

10月11日(水) 阿佐ヶ谷 mogumogu
Kirszenbaum Japan Tour 2023 - Tour Final-
OPEN 19:00 / START 20:00 
予約 1,800円 + 1d / 当日 2,000円 + 1d
出演:Kirszenbaum (from Poland) / MOGRE MOGRU

★予約は阿佐ヶ谷mogumoguのインスタグラム:instagram.com/mogumogu1969 / X(Twitter):twitter:mogumog56719408、またはこのブログのコメント欄かSNSのDMにて。

●Kirszenbaum(キルシェンバウム)

カクペル・シュピルカ Kacper Szpyrka (violin, vocal)
ヤクブ・ヴィシニェフスキ Jakub Wiśniewski (guitar, vocal)

キルシェンバウムは、異なる種類の音楽を融合し、唯一無二なものに仕立て上げ、ダークポストフォークやスラブシューゲイザーの音風景を生みだすポーランドの受賞歴をもつデュオ。
様々な文学要素、ザ ウィッチャーのようなビデオゲーム、さらにはニック・ケイブやトム・ウェイツといったソングライターからのインスピレーションを得たキルシェンバウムは、トーベ・ヤンソンからニーチェをも超える絶え間ない旅を続けている。
ポーランド最大のインディペンデント・レーベルのひとつであるKarrrot Kommandoと契約したキルシェンバウムの楽曲はポーランドのメジャーラジオ局でも放送され、数多くのポーランド、海外各国のフォーク、オルタナフェスに出演。そしてついに日本に上陸!



●MOGRE MOGRU(モグレモグル)

黒い瞳 Aura Noir : voice, musical saw, glockenspiel, recorder, toy instruments, PC, etc.
剛田武 Takeshi Goda : flute, clarinet, violin, percussion, electronics, etc.
TANAO : guitar

2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。これまで沖縄電子少女彩、園田游(舞踏家/元グンジョーガクレヨン)、内田静男(Hasegawa-Shizuo、albedo gravitas etc.)、Orienatal Loveなどスタイルの異なるアーティストとコラボレーションもしている。



ポーランド
日本とひとつに
なりましょう

▼ポーランド国営ラジオでKirszenbaumの日本ツアーのニュースがオンエアされた。メンバーのインタビューもあり。リンク先から試聴可能。

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【来日ツアーライヴ情報】10/3~10/11 ポーランド発オルタナフォークの新星『キルシェンバウム(Kirszenbaum)』初の日本ツアー。

2023年10月03日 00時48分45秒 | 素晴らしき変態音楽


Kirszenbaum Japan Tour 2023

ポーランド発オルタナフォーク・デュオ、Kirszenbaum(キルシェンバウム)の日本ツアーがスタート。
ポーランドのインディミュージック・シーンから飛び出したギターとバイオリンの二人組キルシェンバウムの初の日本ツアーが始まる。東欧の伝承音楽やフォークミュージックのトラディショナルなメロディーと、シューゲイザーやオルタナロックのモダン・サウンドを兼ね備えたパワフルかつダンサブルなパフォーマンスはヨーロッパ各地で高い評価を得ている。初となる今回の日本ツアーでは、年1回の関西地区の音楽カンファレンス「KMC(関西ミュージックカンファレンス)」に出演するほか、灰野敬二、AINAKANNA、MOGRE MOGRUなど日本のアーティストとの対バン/共演を繰り広げる。
21世紀ヨーロピアン・インディロックの最新形を体感するチャンスは見逃せない!!

●Kirszenbaum(キルシェンバウム)


カクペル・シュピルカ Kacper Szpyrka (violin, vocal)
ヤクブ・ヴィシニェフスキ Jakub Wiśniewski (guitar, vocal)

キルシェンバウムは、異なる種類の音楽を融合し、唯一無二なものに仕立て上げ、ダークポストフォークやスラブシューゲイザーの音風景を生みだすポーランドの受賞歴をもつデュオ。
様々な文学要素、ザ ウィッチャーのようなビデオゲーム、さらにはニック・ケイブやトム・ウェイツといったソングライターからのインスピレーションを得たキルシェンバウムは、トーベ・ヤンソンからニーチェをも超える絶え間ない旅を続けている。
ポーランド最大のインディペンデント・レーベルのひとつであるKarrrot Kommandoと契約したキルシェンバウムの楽曲はポーランドのメジャーラジオ局でも放送され、数多くのポーランド、海外各国のフォーク、オルタナフェスに出演。そしてついに日本に上陸を果たす!
https://karrot.pl/kirszenbaum/
https://karrot.pl/japan2023/
https://www.facebook.com/kirszen
https://www.instagram.com/kirszenkirszen/



【Live Schedule】
10月3日(火) 新宿 Wild Side Tokyo
OPEN 18:00 / START 18:30 
Charge¥3,000(1Drink付)
出演:AINAKANNA / Hodie / SoberBrown / Kirszenbaum / それ以染に



10月4日(水) 吉祥寺Black and Blue
OPEN 18:00 / START 18:20
Charge 2800円+1drink
出演:Kirszenbaum(from ポーランド) / AINAKANNA / 猫のしがい / 燐-Lin- Bass Trio(Cb.うのしょうじ Vc.しおりん) / Yasu Cub

10月5日(木) 神田小川町Polaris
この出会い いつから起きていたか
OPEN 19:30 / START 20:00 START
前売 4,000円 / 当日 4,500円  別途ドリンク700円
出演:灰野敬二 Vocal / Guitar、Kirszenbaum(Poland)Violin / Guitar



10月6日(金)・7日(土)・8日(日)
KMC 2023(第14回関西ミュージックカンファレンス)
世界と日本に、音楽の架け橋を。 KMC(ケー・エム・シー、関西ミュージックカンファレンス)は、大阪を拠点として、日本と海外の音楽家・音楽界をつないでゆくことを目的に、カンファレンス形式で毎年の秋に開催しています。
詳細:https://www.kansaimusicconference.com/jpn/

10月8日(日) 神戸カフェプレジドン
START 16:00
入場料 2,000円
Kirszenbaum(ポーランド)

10月9日(月) 京都 二条 ライブハウス GROWLY
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 2,400円 / 当日 2,900円 (DRINK 別)
出演:Kirszenbaum(Poland) / No Fun / Atomic stooges / BEETHOVEN FRIEZE / メシアと人人



10月11日(水) 阿佐ヶ谷 mogumogu
OPEN 19:00 / START 20:00 
予約 1,800円 + 1d / 当日 2,000円 + 1d
予約:instagram.com/mogumogu1969/ / twitter:mogumog56719408
出演:Kirszenbaum (from Poland) / MOGRE MOGRU


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