A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

クリープハイプ@Zepp Tokyo 2015.1.29(thu)

2015年01月31日 02時20分10秒 | ロッケンロール万歳!


クリープハイプ
全国ライブハウスツアー「一つじゃつまらないから、せめて二つくらいやろう 前編」(東京)




仕事中オフィスに流れているインターFMは、ついこの間まで「Tokyo's No.1 Music Station」と銘打って音楽番組中心だったが、昨年秋にピーター・バラカンの看板番組を終了するなどの改編を行い、すっかりおしゃべりメインのAMラジオ風の方針に変わってしまった。午後3時からの番組『Ready Steady George』は、かつてキノコホテルやLAZYgunsBRISKYなどイカした女子ロケンローを紹介したジョージ・ウィリアムズがDJなので選曲センスはいいが、パートナーとのしゃべりが多くて落ち着かない。
InterFMではBarakan Morningをはじめ人気番組が続々終了 リスナーの声は届くのか2014年秋のラジオ改編(首都圏FM編)



そんなラジオから流れてきて気になったバンドのひとつがクリープハイプという4人組。「イタイイタイイタイ」と連呼するヴォーカルは首を絞められた鶏を思わせるハイトーンヴォイス。神聖かまってちゃんのようにヴォイスチェンジャーを使う訳ではなく地声である。昨年春頃、レコード会社が何の相談もなく勝手にベスト盤をリリースしたと糾弾しネットで話題になった。武道館2デイズを成功させた人気バンドでありながら、なかなか反骨精神のある若者たちだ。「世界観」「カオナシ」と名乗るメンバーもいるし、こりゃ稀代の変態バンドかも?と想像しながら、ZEPP TOKYOのワンマンライヴに参戦した。
クリープハイプ公式サイト



かなり女子率の高い超満員のフロアは、アイドル現場に近いザワザワした熱気に溢れている。基本四つ打ちダンスロックに片手指さしポーズで一斉にぴょんぴょん跳ねる女子集団は、以前経験したオレンジレンジの恐怖のライヴ現場を思わせる。ラジオで聴いた通りブチキレた高音とジョニー・ロットン張りの嘲るような巻き舌で歌われる私小説的な世界観は、かつての携帯小説、今ならツイッターのパーソナルな小宇宙。完結しないまま放置された宙ぶらりんなストーリーが、既読スルーを悪とするLINE世代の共感を得るのかもしれない。



直接的なルーツがいまひとつ見えない音楽性と共に、でんぱ組のLINEスタンプを購入したものの、送る相手が家族か公式アカウントしかない筆者世代には不可知な価値観のような気がする。だからと言ってノレないかと言えばそうでもなく、祭囃子の狂騒感に自然に身体が反応するのは否めない。世代の壁を超えるには、考えるより感じることこそ有効な方法論なのだろう。



わかりあいたいなら
せめて考えないで
ただ感じあっていよう


Don't think! feel!JAPANESE SAMURAI SPIRITS!!!come on!!~下山(GEZAN),the band you MUST Experience!!!




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「ロックあるある」形態模写動画が秀逸すぎる!どこまでメタルはネタになるのか?

2015年01月30日 00時49分51秒 | 音楽ちょっといい話


先日紹介した「オモチャの楽器でスラッシュメタル」や「バンジョーメタルのネット・ギタリスト」に続いて秀逸なロックネタ動画を発見。「10 types of fans at shows (コンサートのファン10タイプ) 」と題された動画は、ロックのライヴ会場でよく見るファンの姿を10パターン形態模写。無感動な奴/スパルタノリノリ/トリのバンド待ち/酔っ払い/踊ってみた/ラリった奴/オーマイガッ!このバンド大好きよー!など、あるあるネタの連続にロックファンならニヤリとするのは間違いない。

コンサートのファン10タイプ 10 types of fans at shows


第2弾も公開されている。動画撮影/ダイヴファン/色仕掛け/保護者/エンディングに戸惑う人などナイスなファンの中で、ドラマーが気にする唯一のファンはエンディングで明らかに。

コンサートのファン10タイプ パート2 10 types of fans at shows pt. 2


鋭い観察力で見事に演じるこの男性は、ファン(観客)だけではなくプレイヤー(演奏者)も秀逸に描き出す。

(初心者の為の)ギターの持ち方10選 10 ways to hold a guitar (for beginners)


(初心者の為の)マイクの持ち方10選 10 ways to hold a microphone (for beginners)


メタル10態 10 styles of metal


メタル11態 11 styles of metal


ドラマー全態 Every kind of drummer


ここでもネタにされるのは主にメタル。それもスラッシュメタル/デスメタル系ばかり。それにしても変幻自在なヴォーカルを聴かせる「ジャレッド・ダインズ」という名の投稿者は只者ではない、とググったらメタルバンドのヴォーカリストだった。



DISSIMULATOR ディシミュレイター

メンバー:
ジャレッド・ダインズ Jared Dines : Vocals
ザック・ホルト Zack Holt: Guitar
デヴィッド・モンタルヴォ David Montalvo: Drums
DMトラジェディ DM Tragedy: Bass.

ワシントン州タコマ出身の4人組デスメタル/グラインドコバンド。自主制作アルバムを「bandcamp」サイトで販売している。

Dissimulator - "This Is Darkness" Official Music Video



ネットから
話題になって
成り上がる

犯罪や脅迫手段や武器に成り得るYouTubeだが、やはり楽しいエンターテインメントとして活用したいものだ。



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JOJO広重の裁判・最高裁<最終回>@渋谷UPLINK 2015.1.27(tue)

2015年01月29日 01時18分10秒 | 素晴らしき変態音楽


JOJO広重の裁判・最高裁<最終回>

ノイズ音楽家のJOJO広重が新年早々裁かれる。“狂気準備集合罪”に問われ、開かれた2011年2月の初公判(野間易通裁判長)では有罪判決(懲役56億7千万年)が言い渡されたものの、2013年8月の第二審(山本精一裁判長)ではまさかの無罪判決。これをいいことに現在は野放し状態で兎に角やりたい放題のJOJO広重の前に、異次元より究極の裁判長が降臨。冷徹な検察官、見るからに怪しい謎の弁護人、そして証人として登場する余りにも豪華なゲストたちに囲まれてJOJO広重は何を語るのか。その衝撃の結末を法廷で目撃せよ。

被告人:JOJO広重

裁判長:ゆるめるモ!(あの、しふぉん)
検察官:美川俊治
弁護士:中屋浩市

検察側証人:坂田明、沼田順、松山晋也
弁護側証人:PANTA(頭脳警察)、沢口みき、るしゃ(初音階段)
特別ゲスト:野間易通


ヲタという精神的弱者

ゆるめるモ!はBiSより遥かに無垢

向かうところ客なし

頭脳分裂


毎度のことながらJOJO広重をはじめとする非常階段界隈のモノの面白がり方には脱力脱帽脱衣脱肛するしかない。その一方で極悪バンドとして名を馳せた叛逆者の片鱗は白を黒と言い包めようとする理不尽に対して容赦なく発揮される。最大限に生きる為に最大限に自由に最大限に楽しむ、極論を言えば「Life Is 交歓」なのかもしれない。その証拠に、昨年末から今年にかけて当裁判関係者は数々の交歓現場に出没したと噂されている。身の危険を顧みずここに晒すのは、彼らがTwitterやFacebookに隠滅しようと企んだ写真を、筆者が極秘調査により発見・捕獲した状況証拠である。

2014年
12/25(木)~オリジナル“頭脳警察”復活祭~“2014 聖ロック祭” @上野ストアハウス
(第 1 部)PANTA&TOSHI(第 2 部)初音階段(第 3 部)PANTA(Vo&G)TOSHI(Ds)勝呂和夫(G)石井正夫(B)

   

12/30(火)黒光湯2014「アメージング黒光湯」@新大久保earthdom
GUEST Performers:タコ (山崎春美+湯浅湾+村田学 from Kuruucrew) feat. 渚ようこ/CARRE feat. T.Mikawa (from Incapacitants / 非常階段)/ながゆで (永田一直+湯浅学)/DREAMPV$HER feat. HAIR STYLISTICS (中原昌也)/Trikorona/黒電話666
HOST Performers:湯浅湾 (湯浅学+牧野琢磨+松村正人+山口元輝)/Optrum (伊東篤宏+進揚一郎)/黒パイプ feat. 大城真+川口貴大+HIKO (from GAUZE)

   

2015年
1/17(土)konstruKt & Akira Sakata // kargART canlıkarga@イスタンブールKARGA
KONSTRUKT:
Korhan Futacı(as, ts, mouthoiece, vo, fl)
Umut Çağlar(moog, org, g, perc, fl)
Özün Usta(b, djembe)
Korhan Argüden(ds, perc)

Akira Sakata(as, cl, vo, perc)


  

1/26(月)disk unionプレゼンツ 非常階段 featuring ゆるめるモ! プレミアムミニライブ & トーク会@deus新宿
JOJO広重(g)+あの(g)+しふぉん(b)

        

交歓手さんそのノイズに
僕も乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいい



乗りたいならコチラ⇒非常階段のドキュメンタリー映画『極悪の教典・劇場版』が資金募集、監督は宮本杜朗

ごあいさつ
昨日2015年1月28日で当ブログは開設から丁度10年経ちました。本日から11年目に入ります。ますます精進していく所存ですので、今後とも何卒ご愛顧のほどよろしくお願いします。m(_ _)m
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【今ここにあるリアル・ジャズ】『JAZZ RIGHT NOW』~21世紀ニューヨーク即興音楽のススメ

2015年01月28日 00時18分25秒 | 素晴らしき変態音楽


昨年末偶然に巻上公一の知己を得た。ヒカシューを率いる一方でヴォイス・パフォーマーとしても世界的に活動する巻上は、「Jazz Artせんがわ」の音楽監督を務めるオーガナイザーでもある。世界中の音楽シーンに精通した巻上に、昨年YouTubeで「発見」したクリス・ピッツイオコスなどのニューヨーク即興シーンについて尋ねてみた。ピッツイオコスのことは知らないが、NYのミュージシャンとは数多く交歓していて、トランペットのピーター・エヴァンスとは、昨年10月NYのライヴハウスThe Stoneのレジデンシーで滞在した折にデュオをして「とんでもないバカテクの奴」(巻上談)だったという。昨年末から「NYハードコア・ジャズ・シーン」の活況ぶりについては何度も書いてきたが、実際に体験した巻上の話により筆者だけの思い込みではないことが確認できた。
【DiscReview】Chris Pitsiokos, Weasel Walter, Ron Anderson/MAXIMALISM 「活性化するニューヨーク即興シーンから登場したハードコア・ジャズ遊星群」
【入門ガイド】現代ニューヨーク・ハードコア・ジャズ・シーンを知る為の4枚のアルバム

そんな折、Facebookのタイムラインから『JAZZ RIGHT NOW』というサイトの存在を知った。キャッチフレーズは「21st Century Improvised Music on the New York Scene(ニューヨーク・シーンの21世紀即興音楽)」。現在のNYシーンの詳細な情報を掲載したサイトである。VIDEO集にはNYのライヴハウスで開催された最新動画が多数ラインナップされている。

Tom Rainey, Ingrid Laubrock, Mary Halvorson [1st set] @ Cornelia Street Café, 12-30-14


Chris Pitsiokos, Brandon Lopez, Tyshawn Sorey Live at the Manhattan Inn 2014-11-10


Ken Vandermark, Nate Wooley 2015-01-14 Conundrum Music Hall


名前も知らないミュージシャンも多いが、どれも驚くほど充実した演奏を展開している。またその殆どが固定カメラながらフルセット収録した映像なので、ヴィヴィッドに現地の状況を伝えてくれる。アーティスト/バンド・リストを見れば、いかに多くの才能が現在のNYシーンを形成しているのか俯瞰できる。


Chris Pitsiokos, Ron Anderson, Brian Chase, Freddy's Bar and Backroom, August 26, 2014/2014 © Peter Gannushkin

前置き(ABOUT)には、NYシーンの今、およびサイトの方針が綴られている:

現代ニューヨークの創造的即興音楽シーンの論評サイト『ジャズ・ライト・ナウ』へようこそ。シーンの最新ニュースと共にミュージシャン、レコーディング、インタビュー、コンサート、レビュー、その他の情報を掲載する。このサイトは、特に若い新進気鋭のアーティストに重点をおいて、ニューヨークで現在進行中の音楽ルネッサンスに大きな光を当てたいという願望から生れた。ニューヨークは、多くの創造的なミュージシャンの歴史的業績の上に築かれた、世界中の最もエキサイティングな音楽シーンの拠点のひとつである。

しかしコンテンポラリーな即興音楽は、得てしてオーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィー、チャールズ・ミンガス、セシル・テイラーなど偉大な先達の偉業の影になりがちである。しかしポスト・コルトレーン時代の創造的音楽家たちが不当に無視されていることを思えば、現代シーンの動向を今まで以上にクロースアップする必要性が高まっていることは間違いない。今日のミュージシャンは、前の世代の偉大な創造者に劣らぬ創造性、エネルギー、革新性、そして信念をもって活動しているのだから。

またこのウェブサイトの目的は、前の世代が陥った「ジャズ戦争」「ジャンル戦争」を乗り越えることでもある。「純血性」を望んでジャズだけ分離して、「ジャズとは何ぞや」の定義に終始するのは全く実のない試みである。実際に現代NYのミュージシャンたちはジャンルを越えて活動し素晴らしい成果を生んでいる。ここで「ジャズ」という言葉を用いるのは、スタートの基準点を意味するだけであり、定義や分離のための限定用語ではない。音楽は簡単に分類してしまうにはあまりに面白すぎる。今の時代のミュージシャンは、ジャンルやサブ・ジャンルに囚われず、我々の両親や祖父母の世代が定義する「ジャズ」の境界を遥かに超越して行動している。「ジャズ」とは可鍛性(柔軟)と過渡性(変化)に富んだ言葉であり、新しい意味を加えたり古い意味を洗い流したりして、過去の分類に関係なく、我々が実体験している「今ここにある」ものなら何にでもなり得るのである。
シスコ・ブラッドリー(NYブルックリン・プラット・インスティテュート社会科学・文化研究科助教授)



Chris Pitsiokos/2014 © Peter Gannushkin

ジャズ落ちこぼれの筆者がYouTubeと音源だけで妄想したハードコア・ジャズ説と、根底では相通じる「ジャズ」の捉え方は、手前味噌ながら、21世紀の「ジャズ来るべきもの」への啓示と言えるだろう。

JAZZ RIGHT NOW website

いずれにせよ、『JAZZ RIGHT NOW』で知ることのできる情報は間違いなく「今ここにある」音楽のリアリティに間違いない。NYハードコアジャズの真実にアクセスすることこそ音楽愛好家の最大の悦びである。

ハードコア・ジャズは
コア・ジャズとは
ちと違う

<クリス・ピッツイオコス情報>

Chris Pitsiokos @ Tiasci - Ecole de musique indienne, Paris

●ヨーロッパ公演敢行
 

2015年
1月6日フランス・パリ w/ Fred Marty(b)
1月7・8日ドイツ・ライプチヒ w/Noah Punktt(b)& Philipp Scholz(ds)


●助成金を受領


活躍が期待される芸術家に贈られるRobert D Bielecki財団の助成金の受領者に選定された。2015年春にNew Atlantis Recordsからリリース予定のクリス・ピッツイオコス・トリオ(クリス・ピッツイオコスas、ケヴィン・シェアds、マックス・ジョンソンb)のデビュー・アルバム『Gordian Twine』に対して。


●新作2作のアートワークが完成
Weasel Walter/Chris Pitsiokos duo - Drawn and Quartered (One Hand Records): February 1st


Chris Pitsiokos/Philip White duo - PAROXYSM (Carrier Records): March 1st





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淋しい女の風景~オーネット・コールマン/高柳昌行/アモン・デュール/大友良英/ジョン・ゾーン他

2015年01月27日 00時56分18秒 | 素晴らしき変態音楽


オーネット・コールマン(as)がドン・チェリー(tp)、チャーリー・ヘイデン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)とのカルテットで1959年にリリースしたアルバム『ジャズ来るべきもの(The New Shape Of Jazz To Come)』はフリージャズの金字塔的作品として高く評価される。とりわけ1曲目の「ロンリー・ウーマン(Lonely Woman)」は不協和音を配した不気味な演奏もさることなが、美しいメロディーがそれ以上に心を打ち、数多くの演奏家が取り上げている。所謂ジャズ・スタンダードと呼ばれないのは、比較的新しい曲であることと、気軽に楽しく演奏するには、ちょっと観念的過ぎる為であろう。「淋しい女」という邦題でも知られるが、「寂」ではなく「淋」とした翻訳者の心中いかばかりか。星の数ほど存在する淋しい女たちから、筆者の妄想心に火をつけた淋女(りんじょ)を集めてみた。

●オーネット・コールマン


何といってもこれが本家本元オリジナル。『Something Else!!!!(違うモノを!)』(58)、『Tomorrow Is The Question!(明日が問題だ!)』(59)と問題作を連発しジャズ界の風雲児となったオーネットが、レーベル移籍&新編成で挑んだ火薬花火。精神的兄弟ドン・チェリーと二人の調子ハズレで気紛れなデュエットは、愛する時も心ここに在らずの淋しさで眠りに落ちる女の描写であろう。




●モダン・ジャズ・カルテット
 

ジャズ界に大ブーイングの嵐が吹き荒れる中、数少ないオーネットの理解者だったミルト・ジャクソン(vib)、ジョン・ルイス(p)、パーシー・ヒース(b)、ケニー・クラーク(ds)からなるモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)は同時代に採用。ヴァイブとピアノによる端正な演奏は、決して取り乱すことのないプライドの高い貴婦人の心の中の深い闇を思わせる。




●チャーリー・ヘイデン


オーネット・コールマン・カルテットの要だったベース奏者チャーリー・ヘイデンは、常にオーネットの教えを心の支えとして昨年7月に亡くなるまで活動した。様々なオーネットの曲を取り上げたが「ロンリー・ウーマン」への想いは一際熱い。ジェリ・アレン(p)、ポール・モチアン(ds)とのトリオで録音したが、ソロ・ベースでの重厚な旋律は、淋しさの重さに耐える辛抱強い女性を描くかのようだ。




●ジェームズ・ブラッド・ウルマー


オーネットが70年代に打ち出したハーモロディック理論の最初の生徒だったジェームス・ブラッド・ウルマー(g)は、オーネットの新バンド、プライム・タイムには参加しなかったが、独自にハーモロディック理論を実践し、ジャズだけではなくロック/パンク/ファンクへと浸透させた功労者。ブラック(黒人)の誇りを全面に押し出したファンキーロックで、女は淋しさを踊って紛らわせる。




●高柳昌行


遠く極東で独自のフリージャズを開発したオリジネーターにして即興演奏の求道者、高柳昌行はソロ・ギターで極端にストイックな演奏。孤独な日々の淋しさのあまり、女は厳しい修行の果てに人知を超えた精神力を身につけた。




●ジョン・ゾーン


90年代NY即興・前衛音楽を牽引して突っ走ったハードコア音楽家ジョン・ゾーンのアイドルはオーネット。限度知らずの行き過ぎた変態解釈はリスペクトの証。




●大友良英


日本の前衛ジャズ/ノイズ戦士としてヨーロッパやNYシーンで名を馳せた大友良英は、若き日日を高柳昌行の付き人として過ごした。その影響だろうか、「ロンリー・ウーマン」には格別の思い入れがあるようだ。2010年11月にはアルバム一枚丸ごと「ロンリー・ウーマン」のアルバム『Lonely Woman』をリリース。淋しい女ヲタの代表格。




●ラドカ・トネフ


物悲しいメロディは、やはり生の女の生歌で聴きたいもの。MJQのジョン・ルイス主催のジャズ夏期講座の生徒だったマーゴ・ガーヤンという女性が作詞して、クリス・コナーなど何人かの女性シンガーが歌っている。1982年に30歳の若さで自ら命を絶った(事故説もあり)ノルウェーの伝説的女子シンガー、ラドカ・ドネフの歌唱は、自らが悲劇のヒロインになることを知ってか知らずか、淋しい女の心情を見事に歌い切る。




●ディアマンダ・ギャラス


70年代末のNYに突如現れた恐怖の歌声。ディアマンダ・ギャラスはエキセントリックな風貌もあわせ、世界一怖い女子シンガーかもしれない。ポップスやジャズの名曲カヴァーも少なくないが、いずれも人間離れした声を不可解な発音で吐き出すオーラで、ギャラス色に塗り替えてしまう。もしかしたらこの声の秘密は「淋しさ」なのかもしれない。




●アモン・デュールII


60年代後半ミュンヘン政治・芸術コミューンから生まれた音楽グループがアモン・デュール。68年により音楽に特化したバンドとしてアモン・デュールIIが生まれる。クラウトロックの代表バンドとして創造性を発揮したが、70年代半ばにポップ路線に転向。75年の『ハイジャック』が転向後最初の作品。酷評されることが多いが、淋しい女のカヴァーをはじめストレンジでダルなサウンドは今聴くと新鮮。



淋しさを
忘れる旋律
オーネット

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大友良英ギター・ソロ@NTTインターコミュニケーション・センター 2015.1.24(sat)

2015年01月26日 00時43分21秒 | 素晴らしき変態音楽



ニッポン放送LIVE EXPO TOKYO 2015 ALL LIVE NIPPON VOL.3
出演:アルコ&ピース/Czecho No Republic/でんぱ組.inc/乃木坂46(アンダーメンバー)/防弾少年団/miwa



夜の大友良英ギター・ソロの前に「大友良英 音楽と美術のあいだ」展の展示を観ようと思っていたら、前々日に「ニッポン放送LIVE EXPO TOKYO 2015 ALL LIVE NIPPON VOL.3」の招待券が当たったので、代々木第一体育館に向かうことになった。早い時間に出ることを期待したでんぱ組がまさかのトリ前だったため、乃木坂46(アンダーメンバー:これの意味が未だ判らず)とチェコ・ノー・リパブリックを観たころでタイムアップ。後ろ髪を引かれる思いで、初台へ向かった。

▼残念だったので写真だけ貼っとく。






大友良英ギター・ソロ
出演:大友良英
ICC 4階 特設会場

「大友良英 音楽と美術のあいだ」展関連イヴェントとして,ライヴ「大友良英ギター・ソロ」を開催します.
「大友良英 音楽と美術のあいだ」展では,ギター演奏を音源とした新作インスタレーション《guitar solos 1》を展示している大友のギター・ソロによる演奏を行ないます. このインスタレーションは,展覧会の主会場 ギャラリーAに通じる階段部分に設置された16個のスピーカーによる環境的な性格をもった,会期中常に変化し続ける作品ですが,ライヴでは,作品でも使用されたギターを演奏します.



「あまちゃん」以前からノイズや即興以外にも幅広い活動をしている大友だから、美術方面との共闘も判り易い、展示を観れなかったので断言はできないが、フィラメント等で追求する大音量ノイズの正反対の微音演奏スタイルのアートへの応用と考えていいだろう。微弱音は美術館の静寂の中でこそ効果を発揮する。



ライヴ会場はギャラリーのイベントスペース。300人の座席は8割埋まっている。「Festivalふくしま」や「あまちゃん」で注目を浴びたことで、大友の本道といえる即興/ノイズ活動に熱心な支持者が増えていることは喜ばしい。師である故・高柳昌行が愛用したギターを使った演奏はモードジャズ、フォークソング、映画音楽、フリージャズ、ノイズと盛り沢山。饒舌なMCで知られる大友が一切MC無しのストイックな姿勢を貫く。オーネット・コールマン「ロンリー・ウーマン」の演奏が印象的だった。



我慢できなくなったのか、アンコールはしゃべり倒す。みうらじゅんの映画用に作った挿入歌を歌って恥ずかしがっていたが、最近のJ-POPのスタンダードからすれば決して悪くない。

ソロ・ギター
ギター・ソロとは
ちと違う

▼アジアの知られざる演奏家が集合、一期一会の画期的なコンサート!


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橋本孝之+森重靖宗@下北沢 BAR APOLLO 2015.1.23(fri)

2015年01月25日 05時06分13秒 | 素晴らしき変態音楽


node 9  -  solo and duo

橋本孝之 / hasimoto takayuki (as)
森重靖宗 / morishige yasumune (cello)


open 19:30 / start 20:00
800yen (bar charge) + drink order + OPEN CHARGE (for musicians)



「node」は交点/節点/ネットワークの連結点といった意味の言葉で、即興チェロ奏者森重靖宗のシリーズ企画。その名の通り個々のアーティストが実演により交わり結び合う、即ち交歓を創出する場である。9回目の今回はで大阪ギャラリーノマルを拠点に活動する即興ユニット.es(ドットエス)の橋本孝之を迎えた。会場のBar Apolloは初めて。いつ頃開店したのか判らないが、昨年ドラマーの本田珠也が何度か出演しており気になっていた。投げ銭制を取り入れたライヴも多く、かつての渋谷Bar Issheeを思わせるが、内装を含めより格式あるジャズバー風の雰囲気がある。


(写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

●森重靖宗


各自のソロ演奏からスタート。チェロは筆者の好きな楽器のひとつ。後期ヘンリー・カウのジョージー・ボーンやトリスタン・ホンジンガー、トム・コラなど、個性的な演奏家がいる。ヴァイオリンほど自由に動けないが、ボディを羽交い締めのように抱え込み、全身を使って弓で弾く姿は神掛かっている。日本の即興音楽では火花散るチェリスト=坂本弘道が独り気を吐いているが、森重の演奏も極めて個性的。コンタクトマイクで音を拾う以外は基本的にアコースティックで、弓だけで演奏する。ブリッジ部分やボディを擦って鳴らす物音ノイズが、さざ波のように薄暗い空間をざわつかせる。生身の森重と生身のチェロの交歓は、幾何学的でアブストラクトなフレージングにも拘らず、大らかなメロディを聴くような体験だった。
森重靖宗公式サイト

●橋本孝之


昨年春から東京在住の橋本は、確実に交遊範囲を拡大し、主に週末に大阪で開催される.esとしてのライヴやイベントに加え、月に数回東京地区で他の演奏家と共演ライヴを行っている。今回森重と初共演が実現したのも、そういった東京でのライヴ活動を通して培った人の縁の賜物であろう。実際この日も観客に演奏家や舞踏家が多く、新たな縁も生まれたようだ。完全なソロ・セットの演奏を観るのは、初めてかもしれない。森重の物音演奏を引き継ぐような息が通管するアトモスフェリックな囁きに、マウスピースのリードの軋む高音が徐々に混入し、身体の動きが大きくなるに連れて、サックスの悲鳴が高まり、溢れ出す感情を押さえ切れないようなオーヴァーアクションの叫びへと転化する。何処まで嵩まるか、と思ったところで突然中断するように終了したのは、続くデュオ演奏に備えたのだろうか。

●橋本孝之+森重靖宗


当たり前だが、イチ対イチの初顔合わせの共演は一度きりしかない。言わば奇跡の始まりを体験する訳だ。楽器を構えてから、どちらがどう仕掛けるか目配せする瞬間、言いようのない緊張感が走る。どちらかが溜めた"気"を吐き出すと同時に、演奏者と目撃者(観客)両者共に緊張から解き放たれ、自由な音の交歓に身を任せる。魂の解放の儀式である。



ソロ演奏で見せたそれぞれの個性的な世界が、デュオとして衝突すると同時に、お互いの隙間を埋め合い溶け合い絡み合う様がよく分かる。双方のリスペクトが音になって空間を満たす芳醇なデュオ演奏の熱は、年の初めの心の浄化に相応しい。"個"と"個"が判られ判り合う、即ち"交歓する"ことが、音楽に限らず人間同士の共存に於いて最も大切なことだと改めて思った。素晴らしき「node」の誕生だった。

この出会い
広がって行け
何処までも





コメント (2)
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第一回でんぱ組.incの動画を黙々と貼るスレ~相沢理紗/古川未鈴/夢眠ねむ/成瀬瑛美/最上もが/藤咲彩音

2015年01月24日 00時29分01秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


【1st】Kiss+kissでおわらない
 
【発売日】2010年2月24日 【オリコン最高位】圏外


【でんぱ組.inc】kiss + kiss でおわらない@最前ゼロゼロ


【2nd】ピコッピクッピカッて恋してよ/Mirror Magic?

【発売日】2011年7月6日発売 【オリコン最高位】104位


でんぱ組.inc - ピコッピクッピカッて恋してよ @ 電刃2011


でんぱ組inc Mirror Magic


【3rd】Future Diver
 
【発売日】2011年11月16日発売 【オリコン最高位】46位
【備考】現在所属しているレーベル「MEME TOKYO」移籍後の初シングル


でんぱ組.inc「Future Diver」Full size


でんぱ組.inc「Future Diver」@2013.9.16日比谷野外音楽堂LIVE DVDより


【4th】でんぱれーどJAPAN/強い気持ち・強い愛
 
【発売日】2012年5月23日 【オリコン最高位】37位
備考:現在のでんぱ組.incメンバー(初期メンバー脱退及び、最上もが、藤咲彩音加入後の6人体制)となってからの初シングル曲


でんぱ組.inc「でんぱれーどJAPAN」Music Clip Short ver.


でんぱ組.inc「強い気持ち・強い愛」Music Clip Short ver.


【5th】キラキラチューン/Sabotage
 
【発売日】2012年7月18日 【オリコン最高位】19位


でんぱ組.inc「キラキラチューン」Music Clip


でんぱ組.inc「Sabotage」Short ver. (Beastie Boys cover)


【6th】W.W.D/冬へと走りだすお!
 
【発売日】2013年1月16日 【オリコン最高位】10位
【備考】シングルアルバム通じて、でんぱ組.inc初のオリコンTOP10入りとなった


【生きる場所なんてどこにもなかった】でんぱ組.inc「W.W.D」Full ver.


でんぱ組.inc「W.W.D」2013.1.20 in ZEPP TOKYO


【世界初かも!?】でんぱ組.inc「冬へと走りだすお!」Full ver.


【7th】でんでんぱっしょん/ORANGE RIUM
 
【発売日】2013年5月29日 【オリコン最高位】6位


でんぱ組.inc「でんでんぱっしょん」MV【楽しいことがなきゃバカみたいじゃん!?】


でんぱ組.inc「ORANGE RIUM」@2013.8.31大阪城野外音楽堂LIVE DVDより


【8th】W.W.D II/ノットボッチ…夏
 
【発売日】2013年10月2日 【オリコン最高位】8位


でんぱ組.inc「W.W.D II」MV【マイナスからのスタート、やっぱキツい!?】


でんぱ組.inc「ノットボッチ...夏」MV Full【ちっとも羨ましくなんてないんだぁ~】


【9th】サクラあっぱれーしょん/ファンシーほっぺ♡ウ・フ・フ
 
【発売日】2014年3月12日 【オリコン最高位】3位


でんぱ組.inc「サクラあっぱれーしょん」MV


でんぱ組.inc「ファンシーほっぺ♡ウ・フ・フ」MV


【10th】Dear☆Stageへようこそ♡~武道館LIVE記念限定盤~/まもなく、でんぱ組.incが離陸致します♡
 
【発売日】2014年5月14日 【オリコン最高位】9位
※1万8千枚限定リリース作品


【11th】ちゅるりちゅるりら/檸檬色
 
【発売日】2014年7月30日 【オリコン最高位】10位


でんぱ組.inc「ちゅるりちゅるりら」MV


でんぱ組.inc「檸檬色」MV


【12th】でんぱーりーナイト
 
【発売日】2014年11月26日 【オリコン最高位】6位


でんぱ組.inc「でんぱーりーナイト」Music Video


でんぱ組.inc「バリ3共和国」Music Video Full


▼メンバー紹介
"メンバーは、アニメ、ゲーム、コスプレ、動画サイトの踊り手
など、それぞれにコアなオタクを自称し、今のアキバ文化を体現する存在でもある。"


相沢梨紗(あいざわ りさ)


【ニックネーム】りさちー
【誕生日】 8月2日

【キャッチフレーズ】2.5次元伝説!
【担当色】白
【オタクジャンル】声優、90年代アニソン

【twitter】 【ブログ】

"でんぱ組リーダー。メンバーのお姉さん的存在!カワイイものが
大好きな2.5次元美少女。特技はお菓子作り。"

"総じてアイドルとしての基本能力が高く、とても品のある落ち着いた美少女という印象。"

"歌唱力は誰もが安心して聴くことができるほど高い水準で、アキバ系というよりは普遍的なJ-POP系の発声で歌うことが多い。"


夢眠ねむ(ゆめみ ねむ)


【ニックネーム】ねむきゅん
【誕生日】 7月14日

【キャッチフレーズ】永遠の魔法少女未満
【担当色】ミントグリーン
【オタクジャンル】美術、電波ソング

【twitter】 【ブログ】

"雑誌モデルや「DJねむきゅん」としても活躍するアキバと原宿を
横断するサブカル系アイドル。特技はDJ!"

"多摩美術大学情報デザイン学科卒ということもあり、芸術センス・デザインスキルが高く、個展を開くほどイラストを得意としている。"



古川未鈴(ふるかわ みりん)


【ニックネーム】みりんちゃん
【誕生日】 9月19日

【キャッチフレーズ】歌って踊れるゲームアイドル
【担当色】赤
【オタクジャンル】ゲーム、ダンス

【twitter】 【ブログ】

"秋葉原の“現在”と“未来”を体現する次世代型ゲーム・アイドル。Beatmania IIDX 10段位、ボーダーブレイクA1クラス。"

"クラシックバレエと新体操で培ったダンス能力とセンスはディアガのなかでも他の追随を許さないほどの高いレベルで、でんぱ組.incの曲の振り付けも彼女が考案することがあるようだ。"

"親しみやすい性格である為、交友関係が非常に広い。ゲームサウンドクリエイターの親睦会であるゲ音団にも参加していた。
交友関係の広さから、同人サークルのゲスト参加も多く活動の幅を広げいる。"




成瀬瑛美(なるせ えいみ)


【ニックネーム】えいたそ、えいちゃん
【誕生日】 2月16日

【キャッチフレーズ】ハイテンションA-POPガール
【担当色】イエロー
【オタクジャンル】アニメ、 マンガ

【twitter】 【ブログ】

"秋葉原カルチャーを心底愛してやまないテンション高めのオタクアイドル!特技はA-ラップ。"

"彼女の「ザ・アイドル」然とした姿勢に憧れ尊敬するディアガも
多く、隙のない完全無欠なアイドルとして際立った存在感を放っている。"

"かつて郡山市内を騒がせたり騒がせなかったりした耽美系ヘヴィメタルヴィジュアルバンド『シャーボック』のギタリスト『シャア』として活動していたとか。"



最上もが(もがみ もが)


【ニックネーム】もがたんべ、がーもー
【誕生日】 2月25日

【キャッチフレーズ】金色の異端児
【担当色】紫
【オタクジャンル】ネットゲーム

【twitter】 【ブログ】

"でんぱ組の異端児として、ミステリアスな魅力を放つ金髪ショート美少女。特技は生け花。"

"2013年度NEXTグラビアクイーンバトル(白泉社)優勝。"

"オンラインゲームや音楽ゲームを中心としたゲーマーである。
オンラインゲームでは、元Raganrok Onlineの廃人であり、同じでんぱ組.incに所属する古川未鈴とはゲーム内で敵対してた過去があった。"



藤咲彩音(ふじさき あやね)


【ニックネーム】ピンキー
【誕生日】 12月7日

【キャッチフレーズ】歌って踊って七変化!
【担当色】ブルー
【オタクジャンル】コスプレ

【twitter】 【ブログ】

"両親の影響で1歳からコスプレイヤーとしてのキャリアをスタート。特技はもちろんコスプレ。またニコニコ動画で「踊ってみた」を投稿し、ピンキー!名義で踊り手としても活躍している。"

"その幼い外見と低身長から、でんぱ組.incのなかではこどもキャラで弄られている。"



▼公式リンク
でんぱ組.inc公式サイト
でんぱ組.inc - YouTube TOY'S FACTORY所属アーティストのミュージックビデオを中心に配信中。
でんぱ組.inc (dempagumi)さんはTwitterを使っています
アニソンで世界制覇!アイドルが宇宙を救う!秋葉原ディアステージ



▼関連記事
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でんぱ組.incが「でんぱツアー 2013」について語る - ニュース - アニメイトTV
インタビュー:でんぱ組.inc - Time Out Tokyo (タイムアウト東京)
生きる場所なんてどこにもなかった――でんぱ組.inc「W.W.D」発売記念連続インタビュー|でんぱ組.inc|cakes(ケイクス)
でんぱ組.inc、タワーアイドル企画〈NO MUSIC, NO IDOL?〉3回目の登場! - TOWER RECORDS ONLINE


【お断り】本記事はでんぱ組.inc:全シングル・アルバム曲のYouTube動画まとめに加筆修正したもの(無断転載)です。



未年
ネクストブレイク
アイドルさ?


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第一回 フリージャズの動画を黙々と貼るスレ~オーネット/チェリー/サン・ラ/シェップ/ファラオ他

2015年01月23日 00時15分15秒 | 素晴らしき変態音楽

Don Cherry & Henry Grimes
Photo Francis Wolff
Van Gelder Studios 1966

●Don Cherry/Blood Ulmer/Rashied Ali

Don Cherry - pocket trumpet
James Blood Ulmer - guitar
Rashied Ali - drums

●Cecil Taylor - Free Improvisation #3

From Ron Mann's 1981 free jazz documentary "Imagine the Sound"

●Sun Ra All Stars and the Sun Ra Arkestra with Archie Shepp Berlin 10/291983

Sun Ra - All Stars

1983-October-29
Berlin, Germany,
Philharmonie,
Jazztage 1983

Don Cherry,tp,voc Lester Bowie,tp
Marshall Allen,as,per John Gilmore,ts,fl Archie Shepp,ts,voc
Sun Ra,key Richard Davis,b Clifford Jarvis,dr Philly Joe Jones,dr Famoudou Don Moye,per

0 [00:00] Announcement MichaelNaura
1 [04:00] Happy Birthday / Stars That Shine Darkly
2 [16:15] Title (DCh,tp-PhJJ,dr-duo)
3 [20:30] Somewhere Else
4 [28:55] Early Morning Blues
5 [38:10] Poinciana

Total Time: 54:10

●Archie Shepp - Festival de jazz de Chateauvallon 1973

you can order full quality DVD with this show
email me for more info: johnwet22@gmail.com

●Ornette Coleman Trio Performing The Soundtrack (1966) [DVD quality]

Ornette Coleman Trio featuring David Izenzon & Charles Moffett

●Rahsaan Roland Kirk and John Cage - Sound?? (1967) [DVD quality]

A film by Dick Fontaine.

- Roland Kirk in Concert
- Collective Improvisation
- Playing at the Zoo
- Blues
- "A Nightingale Sang in Berkeley Square"

●Art Ensemble Of Chicago - Live Chateauvallon - 1970


●MUHAL RICHARD ABRAMS' EXPERIMENTAL BAND live@Saalfelden JazzFestival 2012

Muhal Richard Abrams - piano
Henry Threadgill - alto saxophone
Roscoe Mitchel - alto & soprano saxophone
Wadada Leo Smith - trumpet
Amina Claudine Myers - piano
George Lewis - trombone
Leonard Jones - bass
Thurman Barker - vibes, percussion
Reggie Nicholson - drums

●PHAROAH & THE UNDERGROUND @ Saalfelden JazzFestival 2012

São Paulo and Chicago Underground
with PHAROAH SANDERS

Pharoah: soprano & tenor saxophone
Rob Mazurek - cornet, electronics
Guilherme Granado - keyboards, electronics, samplers
Mauricio Takara -- drums, percussion, cavaquinho, electronics
Matthew Lux -- electric bass
Chad Taylor -- drums, mbira

●John Zorn's Dreamers - Marciac 2010 Track 2 Anulikwutsayl

The Dreamers
Marciac, 2010

Marc Ribot - Guitar
Kenny Wollesen - Vibes
Joey Baron - Drums
Jamie Saft - Keyboards
Trevor Dunn - Bass
Cyro Baptista - Percussion
John Zorn - Conducting

フリージャズ
四の五の言わずに
聴いてくれ

●Ornette Colman / Don Cherry


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でんぱ組.inc/ニューロティカ@オリンパスホール八王子 2015.1.20(tue)

2015年01月22日 00時15分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


日本工学院ミュージックカレッジ presents
HACHI-ON
でんぱ組.inc/ニューロティカ



「バンドブーム30周年」キャンペーン絶賛ボッチ開催中の当ブログに朗報。オリンパスホール八王子は、昨年8月8日奇しくも八十八ヶ所巡礼『攻撃的国民的音楽』レコ発日にきゃりーぱみゅぱみゅが「雲の上のHEAVEN'S DOOR」東京公演を開催した会場(と行ってはじめて気づいた)。
【ネタバレ注意】きゃりーぱみゅぱみゅ@オリンパスホール八王子 2014.8.8(fri)

そんなあっぱれーしょんな場所でアキバ発日本最速アイドルとデビュー31年目50男アツシ率いる日本のロックの中心の対バンイベントに参戦するとは2015年度マイナスからの幸先良いスタートダッシュである。
【2015年マイナスからのスタート】百八の煩悩を捨て、百九(109)を訪れ、でんぱ組に祈れ。

特にでんぱ組さんの2015年初ライヴでもあるので、この目にシカと刻み込んだ感動のステージの一部始終を克明に記録せねば、と意気込んでいたところ、当ブログのライバルの「ナタリー」さんに先を越されてしまい拍子抜け。読むだけで観た気になる(莫迦でも書けると評判の)フォーマットに忠実なレポートはコチラを参照いただきたい。
ニューロティカ×でんぱ組ツーマン大成功「いい卒業制作になりました!」(音楽ナタリー)

賢明な読者の為に、筆者が正規チケットを購入した上で、関係者席の数万倍リアルな現場をたっぷり実体験した両者の直近のライヴレポートへのリンクを通じて対バンライヴの模様を想像する「イメージトレーニング法」を提案したい。見て来たような定型文を鵜呑みにするよりも、読者自身の妄想力次第でずっと深い魅力を感じていただけることだろう。

●ニューロティカ


きゃりー八王子公演の約2ヶ月度の2014年10月10日にあっちゃん50歳誕生日イベに参戦した。対バンは日本のロック&パンクお仲間達。ロケンローの猛者達が明日への希望を謳歌した。
ニューロティカ/THE ROCK BAND/The Birthday/G.D.FLIIKERS@新宿LOFT 2014.10.10(fri)



01. 気持ちいっぱいビンビンビン!!
02. ROCK酒場でROCK! ROCK! ROCK!
03. 嘘になっちまうぜ
04. 東京ハレンチ天国
05. ア・イ・キ・タ
06. ...To Be Harlem
07. DRINKIN' BOYS
08. チョイスで会おうぜ
09. 絶体絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!

●でんぱ組.inc


対するビリビリおでんぱ組さんには昨年クリスマスイヴイヴの混沌祭りとイヴの横浜アイドル祭りの二日連続でぼっちの心を聖夜の太陽熱でぽかぽか暖めていただいた。特に筆者の心をエターナルな微熱で独り占めの太陽女神えいたそ☆成瀬瑛美さんをリスペクト。
【ノットボッチ…冬】「クリぼっち」の過ごし方:『カオス』と『ヲタ』と『フリージャズ』withでんぱ組.inc



01. W.W.D
02. Sabotage
03. でんぱれーどJAPAN
04. でんぱーりーナイト
05. Future Diver
06. でんでんぱっしょん
<アンコール>
07. バリ3共和国



生きましょう
歌いましょう
踊りましょう

代々木体育館ワンマンまであと3週間、ニューアルバム『WWDD』リリースまで4週間。スタートダッシュをラストスパートに変えなきゃね!!!!


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