A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

羽虫と蜘蛛の糸

2009年04月30日 01時02分39秒 | ありきたりな日常
この季節に自転車に乗っていると、小さい羽虫が顔に当たってきて鬱陶しい。虫の大群の中をかき分けて進むようなものだ。油断をすると鼻や口の中にまで入りそうで気持ちが悪いったら無い。こいつら人間の体温を感じ取って集まってくるのだろうか。

もう少し立つと蜘蛛の糸に悩まされることになる。こいつも丁度顔の高さをふわふわしていて、ペタペタくっついてくるのだ。

この季節、自転車に乗る時はお面でもかぶっていた方が良い。キンチョーあたりでそういう商品を開発してくれないだろうか。

顔の保護
自転車乗る時
ご用心

そんなたいした顔じゃないけどね。

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UNISON SQUARE GARDEN@渋谷タワレコStage One 09.4.28(tue)

2009年04月29日 01時24分04秒 | ロッケンロール万歳!
4月15日にメジャー・デビュー・アルバムをリリースしたばかりのトリオUNISON SQUARE GARDENのアルバム購入者を対象にしたインストア・ライヴ。名付けて「Unison Tower」。知人から招待券を貰ったので観に行った。

アルバムはオリコン20位のヒット。最近流行りの男性バンドを観ることは少ないのでインストアとはいっても貴重な機会だった。
観客は7割が若い女性。「インストアは初めて。5、6曲しかやらないバンドが多いみたいだけど俺らはたっぷりやるから」とのMC通り2曲のアンコールを含め全14曲1時間を超えるフル・ステージだった。根性と誠実さを持ったバンドのキャラクターが窺える。

基本はファンキーなロッケンロールに甘いヴォーカル。ベーシストはかなり激しく動き回る。結成5年目らしいがテクニックは万全だ。何しろアルバムを聴いていないので、どの曲も同じように聴こえるところが難だったが、中盤でやったバラードは素晴らしかった。他の同世代のバンドを余り聴いていないので大きなことはいえないが、かなりハイ・レベルなバンドだといえる。
Unison Square Garden HP

教えてよ
ユニゾン・タワーの
上り方

日本のロックの新世代が次々産まれている。




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中原昌也×ジム・オルーク@外苑前オン・サンデーズ 2009.4.27(mon)

2009年04月28日 00時31分42秒 | 素晴らしき変態音楽
「ペインティング/ペンディング展」最終日。終日中原氏が会場に居て音を出したり絵を描いたりする無料のワンデイ・イベントが開催された。ゲストはジム・オルーク氏。当然二人の共演に期待がかかる。

夕方に行くと隅っこにセッティングされたシンセの後に中原氏が暇そうに座っていた。
「ジムはまだ来ないし、今日だけの展示の音の出る作品を聴く人の邪魔をしたくないから音も出せないし」。
「No Neck Kleenex」と題されたその音の出る絵画を聴いたが、首の取れた人形のオブジェ(写真参照)にCDウォークマンが付いていて中原氏の作った音響が聴ける。ガサゴソいう音に金属を叩く音がコラージュされたサウンドだ。この音響オブジェを自分の家に飾りたいという気持ちが湧き上がる。しかし10万円以上。。。ちょっと手が出ない。展示された絵画は大体3万5千円位だが半分近く売約済みになっていた。

そうこうする内にジム・オルーク氏が機材を引き摺って到着。イギリス製のSYNTHIというメーカーのシンセとエフェクターが4つ。早速セッティングにかかる。中原氏はアンプを2台、ジムは"Back to Monaural"なんて言いながら1台のみ使用。私は立っていた位置が丁度一番前だったので目の前でジムの演奏を観ることが出来た。ジムがセッティングを終えるとそのままなし崩し的に共演へ傾れ込む。中原氏もSYNTHIのシンセと鍵盤付のMOOG(実は借り物だそうだ)を使ってうねる低音をクリエイトする。ジムは金属のおもちゃやバネ等をコンタクト・マイクで拾って変調させる。休み無くツマミを弄る二人の動きが明るいギャラリーでよく見えて、二人がどういう音を出しているのかがよく分かった。ライヴハウスだと暗くて何をやっているのか分からないので面白かった。

50分くらいで演奏は終わり、中原氏に「エキサイティングでしたね」と言ったら「何ですかそれ」と笑われたが、正直とても興奮するスリリングなフリージャズにも通じるジャム・セッションだった。

ジャム・セッション
自分の描いた
絵の前で

約一ヶ月続いた展覧会が終了するのは少し寂しい。

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ゆらゆら帝国@日比谷野外音楽堂 2009.4.26 (sun)

2009年04月27日 00時30分27秒 | 素晴らしき変態音楽
ゆら帝の結成20周年記念ライヴ「ゆらゆら帝国 20th Anniversary "LIVE 2009" IN YAON」である。

ゆらゆら帝国という名前は結成時に挙げた候補のどれもがピンと来ず適当に選んだものだという説があるが、この名前通りのサウンドで日本のロック界をリードしてきたのだから正に"名は体を表す"である。別のバンド名だったらここまでビッグになれたかどうか疑わしい。

ゆら帝がメジャー・デビューしたのが1998年だから、実際多くの人に聴かれるようになってからは10年足らずということになる。その間にここまで影響力のある存在になったのだから凄い。音楽性もマニアックで歌詞も変態的なこのバンドがここまで支持されるのは唯一無二の存在感故であろう。

今年初めての単独ライヴということもあり、野音は立ち見席も含めて超満員。客層も子連れから中学生くらいまで幅広い。男女半々。20周年記念Tシャツが物販で売り出されており、それを求める人の列が長く続いている。

殆どオンタイムで所在なげにメンバーがステージに現れる。MCも「どーも」と「ありがとう」しかなく、アンコールもしないというサービス精神のないバンドだ。演奏が全て。

この日の衣装は坂本氏が黒の七分袖のTシャツに赤いパンタロン。亀川氏はいつも通り黒尽くめ。柴田氏は茶色のTシャツ。

Set List:1星ふたつ 2ソフトに死んでいる 3ザ・コミュニケーション 4不明 5アーモンドのチョコレート 6ラメのパンタロン 7夜行性の生き物3匹 8タコ物語 9不明 10無い!! 11空洞です 12できない 13昆虫ロック 14発光体 15つきぬけた 16あえて抵抗しない 17ロボットでした 18 3x3x3 19星になれた

普段とはかなり曲を変えてきている。曲目不明の2曲はどちらもアルバム未収録曲で、曲調から判断すると初期のナンバーっぽいけど新曲との説も。「ラメのパンタロン」や「発光体」を聴けるとは思わなかったので狂喜乱舞。全19曲で2時間のステージだった。

空は晴れ渡り気温も適度だったので野音はとても気持ちがよかった。ゆら帝は室内でもいいが野外でパーッと音が広がって行く様が何ともいえず感動的だ。

20年
続けることに
意義がある

勿論才能がなけりゃダメだが。



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飛来する音響~Merzbow「Karasu」

2009年04月26日 01時53分59秒 | 素晴らしき変態音楽
メルツバウの13ヶ月連続リリース13 Japanese Birdsの第4弾が届いた。国内の輸入CDショップにはまだ第2弾までしか入荷していないようだから一足早く聴けるという優越感がある。

今回の鳥はカラス。毎度のことながらJennyさんの描くアートワークが秀逸である。音の方はこのシリーズのテーマ、"ドラムス入りのノイズ"が初っ端から炸裂する豪快なサウンドだ。黒いカラスの大群が押し寄せるような切迫感を感じさせる。

メルツバウのサウンドには他のノイズ・アーティストに比べ強いロック志向がある。元々プログレ/ユーロロックの愛好家であった秋田昌美さんの面目躍如である。だから100枚を軽く超える作品のどれを聴いても爽快なパワーを感じるのである。ユーモア性ではHair Stylisticsなどに道を譲るが、頑固なまでに強い意志に貫かれたスタイルには圧倒されるしかない。

黒カラス
メルツバウには
似合う鳥

先日のきくりのときには機材のバラしで忙しい中サインをしていただきありがとうございました。

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中原昌也×五木田智央@外苑前オン・サンデーズ 2009.4.24 (fri)

2009年04月25日 00時55分29秒 | 素晴らしき変態音楽
中原昌也氏「ペインティング/ペンディング展」のイベントの三回目はイラストレーターの五木田智央氏とのライヴ&トーク。

五木田氏とは以前Super Deluxeでの共演を観たことがある。優れたエレクトロニクス奏者でもある。
今回は数台のカセット・ウォークマンを使用して、録音された音源を加工して演奏。中原氏のシンセサイザーを中心とした電子音楽と絶妙なコンビネーションを聴かせた。中原氏もノッてきたらしく70分を超える熱演。

演奏後のトークでは五木田氏が小学生時代に描いていた「パンツ君」というキャラクターの話や、一才半の子供の話、兄弟の話等プライベート・トークが中心。酔っ払って五木田氏が中原氏に5000円貸したままになっていることとか。

中原氏の絵の方も新作が続々完成し賑やかになってきた。
展覧会は27日(月)で終了。その日は終日イベントをするそうだ。ゲストはジム・オルーク。

展示会
終わり近づき
風が吹く

風の代わりに雨が降ったが。

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アンケート 

2009年04月24日 00時48分05秒 | インターネットの世界
インターネットのヨーグルトに関するアンケートというのに答えて酷い目にあった。

通常インターネットのアンケートは10問くらいで5分で終わるのが普通である。それなのにこのアンケートは100問近くあり、終えるのに30分もかかってしまった。しかも訊き方が妙にしつこい。一度答えても同じような質問が2度3度と繰り返されるのだ。
3人の男のグループの写真を数組見せられて、それぞれのグループはどんなヨーグルトを何時,どんな状況で食べるでしょうか、なんて分かる訳ない。思いっきり出鱈目を答えてやった。
これで本当に2500ポイント貰えるんだろうな。心配になってくる。

そういえば先日マンション経営の投資のアンケートに答えたらしく(私は覚えてない)、携帯にセールスの電話があった。全く腹の立つ話である。インターネットのアンケートを下らないセールスに流用するなんて個人情報保護法違反も甚だしい。訴えてやるつもりだ。

嗚呼、しかし疲れた。

アンケート
いいことばかりじゃ
ありません

それでもいいか、ポイント獲得のためだ。

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ザ・デブレッツ@原宿アストロホール 2009.4.22 (wed)

2009年04月23日 00時24分03秒 | ロッケンロール万歳!
今度はチケットぴあのコンサート招待が当たった。イギリスの新鋭バンド。英語ではThe deBretts。日本語にすると変なイメージだが、勿論太ったメンバーがいる訳ではない。

キュートな女性voが率いる四人組。日本デビュー盤も出て間もないピカピカの新人だ。
ちょっとゴスロリ風のメイクをしてステージ狭しとパワフルに踊り歌うは80sニューウェイヴの影響の濃いギターロック。
悪くはないけどどの曲も同じに聴こえるのが残念。まあまだデビューしたてだから、今後経験を積めばカリスマ的魅力も身に付ける可能性を感じた。

本国ではパティ・スミスやスージー・スーにも例えられるという才能の片鱗も感じられた。
UKロックの先物買いとしてはいい買い物だった。

デブレッツ
日本でその名は
可哀想

招聘がクリエイティブマンだから、来年あたりサマソニに参戦するかもしれない。



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エロ

2009年04月22日 00時48分40秒 | ラジオやテレビのこと
夕方のインターFMで「よく聞くとエロい言葉」という投稿コーナーをやっていた。

その1
「そんなにビクビクしないの」
その2
お母さんが転んだ子供に「ほらタッて、パンパンするの」
その3
小説なんかでよくある言葉「お父さんお母さん、先ダツ不幸をお許しください」

タツというところを「勃つ」と想像すればかなりエロい。仕事中ながらツボにはまって笑ってしまった。

そのまま仕事をする振りをしてインターネットで検索していたら発見しました。究極のエロい動画。
まずはヴォリュームを上げて見てみて欲しい。


うしゃしゃしゃしゃしゃ。笑える!
ウィークリー・マンションの備え付けの洗濯機だそうだ。夜中に洗濯してたらヤバい。。。。

探しましょ
そこらに転がる
エロいこと

久々のヒット。


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参道

2009年04月21日 01時04分24秒 | お気に入りの場所
参道は石畳のほうが情緒があっていいと思うのだが、最近青山墓地の参道の一部がアスファルトで舗装されてしまった。

自転車で走りにくいというのが主な理由だと思うが残念なことである。石畳の石一つ一つに篭められた想いが台無しにされた気がする。現世の人間の事情で昔ながらの風情が失われていく。ほんのちょっとのことでもたくさん集まると大変なことになる。その前に何とか押しとどめる方法はないだろうか。

失われ
元には戻らぬ
古人の夢

伝統を大切にしたい。

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