A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

NAZORANAI(灰野敬二+Stephen O'Malley+Oren Ambarchi)/石橋英子@代官山UNIT 2018.9.27 (thu)

2018年09月30日 14時40分58秒 | 灰野敬二さんのこと


RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018
NAZORANAI


日 時:2018年9月27日(木)開場19:00/開演20:00
場 所:UNIT(代官山)
料 金:前売2,000円
出 演:なぞらない(灰野敬二+スティーヴン・オマリー+オーレン・アンバーチ), 石橋英子

NAZORANAI

音楽の解体。

不失者の創設者であり、その音楽はノイズ、ロック、ミニマリズム、ドローン、サイケデリック、インプロビゼーションと多岐に渡る、日本の実験音楽の重鎮、灰野敬二。USドローン・ノイズユニット、Sunn O)))、Khanate、Burning Witchのスティーヴン・オマリー(Stephen O`Malley)。そしてオーストラリア出身のマルチミュージシャン、オーレン・アンバーチ(Oren Ambarchi)によるトリオ。轟音と静寂。心地良い緊張感が、代官山のライブハウスを包み込む。



2014年3月3日に六本木SUperDeluxeで「なぞらない」の初来日公演が開催された。前日の灰野敬二+ジム・オルーク+オーレン・アンバーチのトリオとの2Days公演で、サポートアクトは初日はスティーヴン・オマリーのソロ、二日目が山本達久+ジム・オルーク+石橋英子の「カフカ鼾」だった。
灰野+オルーク+アンバーチ/スティーヴン・オマリー他@六本木スーパーデラックス 2014.3.2(sun)
なぞらない(灰野+オマリー+アンバーチ)/山本+オルーク+石橋@六本木SDLX 2014.3.3(mon)

それから四年半ぶりの「なぞらない」2回目の来日公演は、RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018の一環で、サポートに石橋英子を迎え、六本木と並ぶハイソな街・代官山の地下倶楽部で開催された。場所柄かレッドブル関係者か、クリエイターやアート系の客層が目立ち、普段の地下現場とは異なる華やいだ空気が流れていた。

●石橋英子

*写真はTwitterからの拾い画像です(以下同)

開演前SEの続きのように静かに鍵盤とフルートの調べが流れ出す。電車ノイズのアンビエント感がUNITの深い音響装置で拡張され、空気が微細な音のさざめきに共鳴する。陰影に富んだウィスパーヴォイスの詠唱は、短いながらも最新アルバム『The Dream My Bones Dream』のタイトル通り、骨に刻まれた夢の旅路への誘いだった。

石橋英子 / Eiko Ishibashi "Agloe" (Official Audio)



●なぞらない(灰野敬二+スティーヴン・オマリー+オーレン・アンバーチ)


20分のセットチェンジの後、照明が暗転すると灰野が背丈の倍以上ある長い笛(フヤラというスロバキア地方の笛)を持って現れる。風のような笛の音に、オマリーとアンバーチが加わりパルスビートを刻む。灰野は様々な笛やチャルメラ、ルドラヴィーナ等楽器を持ち替えるが、二人はひたすら自らのフレーズに専念する、最近の不失者を思わせる演奏。灰野がギターを手にした後半、持ち前のパワートリオ演奏に変移しロックエクスタシーを体現。再び祈りの静寂(しじま)へ回帰して終了。過去の演奏とはベクトルの異なる新たな「なぞらない」像を提示した、というよりそれこそ「なぞらない」の存在意義に他ならない。三者がの再びの邂逅を楽しみにしていたい。

Nazoranai (Keiji Haino, Stephen O'Malley, Oren Ambarchi) live at MOCAD


わたしだけ
うまくできない
いみくずし

<灰野敬二 Live Schedule>

CANADA TOUR 2018


10月4日(木) The Winnipeg Art Gallery, Winnipeg
send + receive: a festival of sound : Day 1 http://sendandreceive.org/
$15 | Doors: 7:15 PM | Concert: 8:00 PM
Keiji Haino

10月6日(土)Asper Centre For Theatre and Film, Winnipeg
send + receive: a festival of sound : Day 3 http://sendandreceive.org/
$15 | 7:30 PM Doors | 8:00 PM Concert
Pat Klassen + Alyssa Bornn (MB)
Marie-France Hollier + Kristiane Church (MB)
Julia Reidy (AU/DE)
Keiji Haino (JP)

10月8日(月)La Sala Rossa, Montreal
https://casadelpopolo.com/en/
Portes: 20h Musique: 20h30
$20 / $22
KEIJI HAINO
JULIA REIDY
ELIZA KAVTION

10月9日(火)The Jam Factory, Toronto
https://www.jamfactoryto.com/
8pm
$20 Adv $25 Door
Keiji Haino
Brian Ruryk

10月11日(木)Fox Cabaret, Vancouver
http://www.foxcabaret.com/monthly-calendar/2018/10/11/keijihaino
Show: 9:00pm.
Tickets: $30.00, 19+, G/A.
Keiji Haino


10月24日(水) 東京・渋谷LUSH 

「no not Jazz」
OPEN 19:30 / START 20:00
ADV 3000 / DOOR 3500 (+1D)
LIVE 灰野敬二(ds) / なすのミツル(b)

11月1日(木) 下北沢THREE

灰野敬二×ヤマジカズヒデ(dip)
開場:18時30分 開演:19時
前売:2900円 当日:3400円
(入場時にTHREEパス提示で1000円割引)
共に別途ドリンク代600円
出演:
灰野敬二×ヤマジカズヒデ(dip)
割礼
ZOV

8月1日(水)朝8時より主催宛メールにて前売予約を開始いたします。info@yoasa.jpへお名前・人数をご連絡ください。
折り返し、整理番号を添えて返信いたします。(プレイガイドでの販売はございません。また、会場・出演者宛のご予約は承っておりませんのでご注意ください)
詳細⇒yoasa
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【私のB級サイケ蒐集癖】第17夜:万国の不能者(インポテンシスト)よ、接触(コンタクト)せよ!NY地下ロックの堕神『ザ・ゴッズ』の無為無能音楽。

2018年09月24日 00時05分18秒 | 素晴らしき変態音楽


80年代初頭高校時代にフリージャズに興味を持ち、中古レコードを漁るうち出会ったのがESPレーベルだった。アルバート・アイラーやサン・ラ、マリオン・ブラウン、バートン・グリーン等のLPジャケットの裏にはレーベルのカタログが載っていた。その中には明らかにジャズとは思えないレコードも含まれおり、ザ・ファッグス、ティモシー・リアリー等と並んでザ・ゴッズ(The Godz)のレコードが掲載されていた。The Godz(神)を名乗るバンドは他にもいるが、NY地下音楽を象徴するESPの神バンドとは何者か?

その当時ESPの6〜70年代のオリジナル盤も然程珍しくはなかったが、ちょうどイタリアのBASEレコードがESPのカタログを再発しており、西新宿にあったTOP TEN CLUBという輸入レコード店で購入したのは『Godz 2』の再発LPだった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを思わせるジャケットに惹かれたのだが、数曲を除いてフォークギターやパーカッションを掻き鳴らしてばか騒ぎする脳天気なサウンドは、既にザ・ファッグスのレコードは聴いていたし、レジデンツやレッド・クレイヨラ、ペル・ウブ等オルタネイティヴミュージックを愛聴していた筆者にとっても、なんだこれ?という印象だった。初期アモン・デュールのラリッたセッションをアメリカの貧乏学生が家に転がっているガラクタで真似た感じ、と言えばいいだろうか。

The Godz, Godz 2 (1967)


ESPの初期作品はそんな調子のジャンクなサウンドだが、中心メンバーのひとりジム・マッカーシーのソロ作『Alien』(1973)はESPに似合わぬカントリーロックで拍子抜けした。得てして60年代にドラッグを散々やって学生運動にのめり込んだ世代は、その後体制側に取り込まれ反動保守にどっぷり浸かりがちである。この謎の神バンドも然り、自らのルーツのパンアメリカン主義の軍門に下ったのだろうか。

The Godz "So Beautiful"


THE GODZ
Jay Dillon (autoharp)
Jim McCarthy (g, plastic fl, hca, vo)
Larry Kessler (bag, vln, vo)
Paul Thornton (d, g, maracas, vo)


60年代半ばニューヨークの49丁目ストリートの楽器店サム・グッディーズで働いていたジム、ラリー、ポールにより結成される。「3人でラリーの家の居間でジョイントを決めていた。部屋にはいろんな打楽器が転がっていて、僕は我慢できなくなってタンバリンを叩きはじめたんだ。みんなで日常の欲求不満を発散するように一心不乱に騒音を鳴らしたのさ。そしたらラリーが正気を疑うような提案をした。この即席バンドでESPのオーディションを受けようってね。」ジム・マッカーシー

既にニューヨークの地下ロックバンド、ザ・ファッグスをリリースしていたESPディスクは、以前ラリーが働いていた縁もあり、この無名のグループと晴れて契約を結んだ。最初のレコーディング・セッションは1966年9月28日に行われ、1stアルバム『Contact High with the Godz(ザ・ゴッズと高次元の接触せよ)』として66年にリリースされた。2nd『The Godz 2』を67年リリースした後、ジェイ・ディロンが脱退。残る3人で、他のミュージシャン友達を加えた二つのユニットThe MultitudeとThe Dogz、そして3人だけのThe Godzを収録したフリークアウト・アルバム『The Third Testament (第三の聖書)』(68)をリリース。73年にラスト・アルバム『Godzundheit(女神)』をリリースして一旦解散。

2007年にジム、ラリー、ポールで再結成(ジェイは2005年に死去)。2014年にラリーがライヴメンバーを集め「The Godz」として現在もツアーやレコーディングを行っている。



ビート詩人の流れを汲むザ・ファッグスに比べ、何も無い状態から発祥したフリークバンド、ザ・ゴッズの音楽に必然性や思想性は希薄かもしれないが、世の中に飽き飽きしてドロップアウトした不能主義者が産み出した無為無能の音楽は、時代の進化性をインポテンツ化する武器として今こそ聴かれるべきであろう。

インポ主義
時代の恥垢を
吐き尽くす


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【推しごと月報 8月3日〜8月31日】爆裂女子/ハミシス/ネクロ魔/キスエク/969/でんぱ組/サカサマetc.

2018年09月18日 08時28分34秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


8月3日(金)渋谷DECEO mini


HAMIDASYSTEMの「めらめら」な夜
出演:HAMIDASYSTEM
トーク OPEN 18:30 START 19:00(前売チケット購入者のみ)
ライブ OPEN 19:00 START 19:30
TICKET 男性 ¥2,000 女性 ¥1,000 女子高生 ¥0
ドリンク代別 ¥600

ハミシスの推しメン小山振夢(FLAME KOYAMA)の生誕イベント。高校の同期の969の月風珠梨とのコラボを含むステージは幸せオーラに包まれたふーちゃんらしいゆるふわ空間だった。

●トーク


●コラボ


●HAMIDASYSTEM





8月4日(土)新大久保 Earthdom


悪の華外伝~真夏熱狂地獄篇
NECRONOMIDOL
OPEN 10:30 START 11:00
前売 2000円 当日 未定 (別途ドリンク代 500円)

集まったファンがセットリストを決めるライブ。自分の推し曲は入らなかったが、メンバーやスタッフが考えつかないユニークな選曲で新鮮なライヴを堪能した。ぶっつけ本番とも言えるステージを見事こなすメンバーの実力にも感動。アイドルとヲタクが一緒に作り上げる現代アイドル現場をリードするネクロ魔ならではのイベントだった。






8月11日(土)お台場フジテレビ前マイナビステージ


THE ODAIBA 2018
夢を叶えろ!目指せ100万円!ドリームライブ

爆裂女子 他
START 14:30

動画アプリのPRを兼ねたコンテスト形式のライヴ。真夏の野外ステージでお笑い系出演者に続いて登場した爆裂女子のパフォーマンスは、アウェー感たっぷりだが、ヲタクと一緒に夢を目指すポジティブな姿勢に迷いはない。






8月11日(土)新宿ロフト


SHINJUKU LOFT PRESENTS
【新宿系ガールズミーティング 夏休みスペシャル!全員集合!】

OPEN 13:30 / START 14:00 ライブ終了 20:50
終演後物販 21:00-23:00まで
ADV¥2400 / DOOR¥2900(DRINK代別¥600)

NECRONOMIDOL / 鶯籠 / NEO BREAK / Si☆4(シーフォー) from Si☆Stella / xoxo(Kiss&Hug) EXTREME / 櫻井佑音 / Tokyo Girls Project / ミラクルキャンディーベリー+ / SPARK SPEAKER / 969 / NaNoMoRaL / れ音 / Dan te Lion / 爆裂女子 / Nae (ex. 涙-NAMIDA-) / Carya / OrderDoll / 他

夏休みの新宿ロフトのアイドル祭。お台場から回したので前半は見逃したが、18:00からの969〜キスエク〜爆女〜ネクロ魔の流れは最高。キスエクと爆女の間の鶯籠(トリカゴ)とDante Lionも良かった。並行物販で特典会を諦めざるを得ないケースもあったが、ライヴ命のヲタクとしては本懐を遂げた1日だった。

●969


●xoxo(Kiss&Hug) EXTREME


●爆裂女子


●NECRONOMIDOL



8月12日(日)小岩オルフェウス


小嶋りん生誕ライブ
open 10:15 / start 10:45
ADV ¥2000 / DOOR ¥2500 ドリンク別
•センチメンタルウインク •NaNoMoRaL •Lion net girl •今泉怜(from NECRONOMIDOL) •小嶋りん(ソロ) •xoxo(Kiss&Hug) EXTREME X Silent Of Nose Mischief

プログレッシブアイドル、キスエクの小嶋りん(リンリン)の生誕ライヴ。小岩オルフェウスは初めてだが、スタジオやレコード会社を兼備した綺麗なライヴハウスだった。来場者に光るプレートが配られ驚く。ネクロ魔怜ちゃんソロやリンリンのヴァイオリン演奏を交え、キスエクのバンド編成で迫力ある歌と踊りに魅了された。



●小嶋りんソロ




●今泉怜(from NECRONOMIDOL)


●センチメンタルウインク


●xoxo(Kiss&Hug) EXTREME X Silent Of Nose Mischief





8月18日(土)六本木テレビ朝日 SUMMER STATION LIVE アリーナ


「愛踊祭2018」&「でんぱの神神 公開収録」
開演13:30(開場13:00)
注意 入場料:無料(優先入場整理券をお持ちの方からの入場となります。定員に達した場合、整理券をお持ちでない方は入場できません)
優先入場:整理券付「サマパス」(スペシャルステージ優先入場)

でんぱちゃん夏の2連ちゃん。お祭り空間に似合う7人組のパワーは短いながらも強烈だった。813(エイミ)の輝きは直視できないほど眩しい。


コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE
でんぱ組.inc

開場:17:15 開演:18:00
4,860円(税込)

8月22日(水)渋谷クロスFM


爆裂女子の爆裂トーーーーク!!!!
17:00〜17:50
MC 爆裂女子

暴れまくりのパンクロックアイドルのしおらしい浴衣姿に心トキメク50分。推しメン都子ちゃんは黒い浴衣がセクシー。爆裂トークも炸裂した。






8月22日(水)新宿HMV record shop新宿アルタ店


969『969(クロック)』ミニライブ+特典会
19:30〜

待望のデビュー・アルバム『969』はラウドロック・アイドルシーンに楔を打ち込む意欲作。この勢いとメッセージは、ライヴ・パフォーマンスにより加速する。明るいインストアで観る推しメン高菜ななの美貌に魅入られた。




8月23日(木)渋谷LUSH


Beat Happening!渋谷R&R PANIC MAX!
●OPEN 18:30 / START 19:00 ●ADV 2500 / DOOR 3000 (+1D) 
●高校生以下のお客様は1000円+1Dでご入場頂けます。
LIVE リンダ&マーヤ / URBANフェチ / 爆裂女子 /DJ後藤まりこ

かつて嘘つきバービー、八十八ヵ所巡礼やコロボックルズを観に通ったビーハプに爆女が出演。久々に観る後藤まりこの相変わらずの弾けっぷりに感動。正のオーラが渦巻く楽しい現場だった。

●爆裂女子


●リンダ&マーヤ


●URBANフェチ



8月24日(金)渋谷タワーレコード


O'CHAWANZ ミニライブ&特典会
20:00

女子ラップユニット、おちゃわんずを初めて体験。ゆるふわパフォーマンスに心が和んだ。






8月25日(土)目黒LIVE STATION


Ash Berry×Alpha 999 2MAN LIVE
「Alpha Berry ROCK the Orion」
OPEN 18:00 / START 18:20
ADV ¥2800 / DOOR ¥3000
Alpha 999 / Ash Berry / O.A. 爆裂女子

ヴィジュアル系ロックバンドのツーマンライヴのオープニングに爆女が男装して「爆裂男子」として登場。早々にウィッグが取れて女子化した推しメン都子のロングヘアーに惚れ直す。バンギャのノリもよく、思いのほか楽しい現場だった。

●爆裂男子





8月26日(日)渋谷クロスFM


緊急特番「渋谷 de かなまるーむ出張版」
12:00〜
MC かなまる / ゲスト:ゆらぴこ&凛(爆裂女子)/ 熊田佳奈絵(フリカケ≠ぱにっく)

ゆらぴこの高校時代の同級生だというかなまるのラジオ番組。友達感覚の素顔トークが面白かった。




8月27日(月)ヴィレッジヴァンガード渋谷本店


SAKA-SAMA「さよなら、アイドル」 xoxo(Kiss&Hug) EXTREME「The Last Seven Minutes」 電影と少年CQ「異次元旅行のサウンドトラック」 発売記念インストアイベント
19:00〜
SAKA-SAMA / xoxo(Kiss&Hug) EXTREME / 電影と少年CQ

個性派アイドル3組の無銭イベント。整理番号2番で最前確保。明るいインストアで間近に観ると、見られる自分も恥ずかしい気がする。キスエクめるたんの笑顔に心を撃ち抜かれた。

●SAKA-SAMA


●xoxo(Kiss&Hug) EXTREME


●電影と少年CQ



8月29日(水)代々木公園野外音楽堂


お前も虎になれ!
〜4匹の虎が野外に放たれる時、真夏のスペシャル感謝祭〜

虎の子ラミー無料ワンマン
Open 18:00 / Start 18:30
無料

爆裂女子凛ちゃんの仲良しの女子ロックバンドの無銭野外ワンマン。初めて観たがガールズロックの進化系サウンドに心が弾んだ。

●虎の子ラミー



8月31日(金)大塚MEETS


裸体のシルエットpresents「革命前夜」
open18:30 start19:00
ADV¥2000 DOOR¥2500 (+Drink)
裸体のシルエット / camellia / NECRONOMIDOL / ELEPHANT NOIZ KASHIMASHI

アメリカツアー帰国後発のネクロ魔現場は、異端ロックバンドとの対バン。貫禄を増したパフォーマンスはノイズロック/ポストロック以上のパワーを発揮した。

●ELEPHANT NOIZ KASHIMASHI


●NECRONOMIDOL




●裸体のシルエット


夏過ぎて
推しごと変わらず
秋を待つ

爆裂女子‐BURST GIRL‐ 2018/8/25「Alpha Berry Rock the Orion」in 目黒LIVE STATION
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『Jazz Artせんがわ2018』その2:ルネ・リュシエ/原田節/坂田明/ピーター・エヴァンス/藤山裕子/レジー・ニコルソンetc.@調布せんがわ劇場 2018.9.16(sun)

2018年09月17日 12時53分58秒 | 素晴らしき変態音楽


第11回 JAZZ ART せんがわ2018
@せんがわ劇場、仙川駅前公園 ほか

Jazz Artせんがわ2018最終日の日曜日は夏に戻ったような快晴。昨日は雨で出来なかったJAZZ屏風や公演ライブが行われ、市民を巻き込んだ盛り上がりを見せた。自然発生的に子供たちのドラムと出演ミュージシャンの即興セッションがはじまった。これほど作為のない(ノンイディオマティックな)ドラミングは聴いたことが無い。いつまでも観ていたかったが、劇場プログラムの時間になったので離脱。



9月16日(日)16:30-18:00
Quebec/Japanプログラム
ルネ・リュシエクインテット/原田節×巻上公一 Alive Painting:中山晃子



今年から始まったカナダ・ケベック州のヴィクトリアヴィル・フェスティバルとの交流プログラム。まず今年5月のヴィクトリアヴィルに日本からPHEW、SAICOBAB、アフリランポが出演。そしてせんがわにカナダ・ケベック出身のギタリスト、ルネ・リュシエのクインテットが来日。さらにオンド・マルトノの原田節と巻上公一のテルミンの共演、ライティングはAlive Paintingの中山晃子というせんがわらしい布陣。

ルネ・リュシエクインテット RENÉ LUSSIER – Quintette [ルネ・リュシエ(ギター、ダクソフォン)、ルジオ・アルトベッリ(アコーディオン)、ジュリー・ウル(チューバ、ユーフォニウム)、マートン・マデルスパック(パーカッション)、ロビー・キュスター(パーカッション)]、原田節(オンド・マルトノ)、巻上公一(テルミン)、中山晃子(映像)

●原田節×巻上公一


35年前にメシアンの『トゥランガリーラ交響曲』で知ったオンドマルトノは、テルミンやルイジ・ルッソロのイントナルモーリと並ぶ幻の電子楽器として憧れの存在だった。その後テルミンは復活して何処でも使われるようになったが、オンドマルトノは演奏はおろか、現物を見ることも殆どない。一度『トゥランガリーラ』のオーケストラのコンサートで観たことはあるが、至近距離で観るのは初めて。骨董品のような格調ある外観が印象的。出てくる音が想像以上にバラエティに富んだエフェクト効果があり、テルミンの奇怪音とモノクロームの映像照明と相俟って、昔のSF映画を思わせる懐かしくも新鮮なイメージを喚起した。

●ルネ・リュシエクインテット


何の予備知識なしに観たので、リュシエがフェンダー・ジャズマスターを持って出て来たのに驚いた。名前に「JAZZ」と入っているにもかかわらず、このギターを見ると、マイブラをはじめとするシューゲイザーや、テレヴィジョンやソニック・ユース等NY系ノイズロックをイメージしてしまう。その印象に違わず、ジャズというよりアヴァンロック色の強い演奏を繰り広げた。ツイン・ドラム、アコーディオン、チューバというユニークな編成を活かした異形のサウンドは、シャンソン/タンゴ/ニューオリンズ/ブルース/現代音楽/フリージャズ等多様なスタイルのアマルガムといえる。カナダ地下音楽シーンの奥深さを想像させるステージだった。最後は原田と巻上も参加し、変態ロック+変態エレクトロの共演となった。




9月16日(日)19:30-21:00
藤原清登ディレクション
坂田明×ピーター・エヴァンス×藤原清登×レジー・ニコルソン×藤山裕子


*この回の看板の写真を撮り忘れたため、Twitterの拾い画像を掲載しました。


Jazz Artせんがわ2018の最後を飾るプログラムは、日米の精鋭が集合する「ジャズ」色の強いラインナップ。ピーター・エヴァンスに加え、二人のニューヨークのミュージシャンが参加し、進化するジャズの現在形を見せてくれるに違いない。「ジャズの落ちこぼれとしてその先を目指す」などと嘯いている筆者だが、結局のところジャズに憧れるいち愛好家(アマチュア)に過ぎないのだから。

坂田明(サックス)、ピーター・エヴァンス Peter Evans(トランペット)、藤原清登(ベース)、レジー・ニコルソン Reggie Nicholson(ドラム)、藤山裕子(ピアノ)

●ピーター・エヴァンス


20分の完全ソロ演奏。筆者の周りではエヴァンスのソロ・アルバムを高く評価する人が少なくないが、正直言ってアルバム一枚聴き通すのはしんどいと感じる。しかしライヴで観るのは面白い。どんな音をどうやって出しているのか、演奏法の秘密が分かっても、やっぱり謎に満ちたエヴァンスの異形の音楽ワールドに興味が尽きない。

●レジー・ニコルソン×藤山裕子


NYをベースに活動する藤山のことは今回初めて知った。ステージ上遠目に観る風貌は小学校時代の担任教師を思わせる。力強いピアノの音に惹き付けられる。フリージャズのドシャメシャな要素はあるが、クラシック/現代音楽風の冷静なアプローチと、谷川俊太郎の『繰り返す』を朗読する凛とした声は、やはり教師のイメージに合致する。ニコルソンの70年代ロフトジャズを彷彿させる有機的なドラミングも素晴らしかった。

●坂田明×ピーター・エヴァンス×藤原清登×レジー・ニコルソン×藤山裕子


坂田・エヴァンス・藤原のトリオ演奏でスタート。のっけからフルスロットルで吹き捲くる坂田とエヴァンスのインタープレイに、ベースに覆い被さって弦を弾く藤原。藤山とニコルソンが加わり、ジャズの熱量を絵に描いたような演奏が繰り広げられる。ある意味で古典的フリージャズの在るべき姿とも言えるが、分かっていても昂奮せずにはいられない。目新しいもの、今までになかったものを追求することは必要だが、今あるものをとことん楽しみ尽くすことも必要不可欠な挑戦である。「フリージャズは死んだ」などとしたり顔で現実逃避するよりも、「フリージャズで何処まで行けるか」という命題に挑むことこそ正しい道ではなかろうか。



フェスティバル
続けることに
希望がある

せんがわ劇場が指定管理者制度になり、11年間続いたJazz Artせんがわが中断される可能性があるという。現在調布市議会で審議中とのことだが、世界でも希有なファスティバルを存続させる為に何か出来ないだろうか。アイデア求む。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『Jazz Artせんがわ2018』その1:ピーター・エヴァンス/千野秀一/SAICOBAB/ヒカシューetc.@調布市せんがわ劇場 2018.9.15(sat)

2018年09月16日 09時35分48秒 | 灰野敬二さんのこと


第11回 JAZZ ART せんがわ2018
@せんがわ劇場、仙川駅前公園 ほか

夏が終わると初秋の風物詩『Jazz Artせんがわ』の季節。昨年はニューヨーク即興シーンの若手クリス・ピッツィオコスを招聘したが、今年はベテラン・トランぺッター、ピーター・エヴァンスが初来日。他にも国内外からユニークな音楽家が多数参加。筆者にとって参戦6年目となる今年は土日各2公演に参戦、その初日9/15の模様をレポートする。



9月15日(土)16:30-18:00
坂本弘道ディレクション
ピーター・エヴァンス×石川高×今西紅雪/千野秀一/坂本弘道



ピーター・エヴァンス Peter Evans(トランペット)、石川高(笙)、今西紅雪(箏)、千野秀一(ピアノ/Urklavier)、坂本弘道(チェロ)

2013年にJazz Artせんがわに初参戦し、そこで当時JazzTokyo副編集長だった多田雅範と交わした会話をきっかけにNY即興シーンに目覚めた筆者にとって、ピーター・エヴァンスは最初に知った現代NYインプロヴァイザーのひとりだった。先日記したとおり、筆者の主な興味はサックス奏者に向けられたが、エヴァンスやネイト・ウーリーなどのトランペット奏者は気になる存在だった。それから5年、やっとこの目で見られるチャンスが到来。勇んで出かけたはいいが、電車に乗り間違えて開演時間に遅れるという失態をやらかした。何とか10分遅れで到着したせんがわ劇場大ホールから妙なる調べが聴こえて来た。

●ピーター・エヴァンス×石川高×今西紅雪


エヴァンスが強く希望したという笙と箏の和楽器とのセッション。石川高とは2007年エヴァン・パーカー・エレクトロ・アコースティック・アンサンブルで共演して以来、再度の共演を望んでいたらしい。今西は箏の弦にオブジェを挟んだり、スティックや弓で弾いたりと伝統に拘らない実験的演奏を展開する。アンプ増幅しても弱音の笙と箏と、同じレベルの弱音でトランペットを吹くことは、相当のテクニックと忍耐がいるに違いない。エヴァンスは循環呼吸のロングトーンを絶え間なく変化させ続ける持続音を中心に、マウスピースを外したブレス音とリップノイズ、キーのタップ音と破裂音といった、和楽器なら「さわり」と呼ばれる演奏ノイズを交えたプレイ。トリオの演奏は、それぞれの音の精神史を開示する、意志交感の修練場であった。

●千野秀一


Jazz Artせんがわ初登場。千野のソロピアノは古典的フリーインプロヴィゼーションではなく、音の鳴るままに任せて自らの両手の届く範囲を超越せんと挑む威嚇行為であった。

●千野秀一×坂本弘道×ピーター・エヴァンス


チェロを鉛筆やグラインダーで脅す坂本、半自作楽器Urklavierをバイブレーターや金属片で辱める千野。ふたりのやさぐれた演奏に、顔色ひとつ変えないで真剣に吹き続けるエヴァンスの強固な意志を感じた。和楽器トリオから一転して、レベルオーバーの音量で複雑な旋律を吹き荒れ狂うトランペットの正気はナイフの冷たさを宿している。


9月15日(土)19:30-21:00
巻上公一ディレクション
ヒカシュー×SAICOBAB



ヒカシュー[巻上公一(ヴォーカル、コルネット、テルミン、尺八)、三田超人(ギター)、坂出雅海(ベース)、清水一登(ピアノ、シンセサイザー、バスクラリネット)、佐藤正治(ドラムス)]、SAICOBAB[YOSHIMIO(ボーカル)、ヨシダダイキチ(シタール)、秋田ゴールドマン(ベース)、濱元智行(レク/フレームドラム)]

今年結成40周年を迎えたヒカシューは、Jazz Artせんがわに毎年出演している。「素晴らしいプロデューサーのお陰です」と巻上が笑わせるが、「JAZZ」と銘打った音楽祭にロックバンドであるヒカシューが最初から出演していることこそ、Jazz Artせんがわのユニークさを決定づけたと言えよう。その「JAZZ」の固定概念に限定されないフレキシブルなランナップを象徴するのがSAICOBABである。既成のジャンルに収まらない唯一無二の音楽性は、開かれた耳を持つせんがわの聴衆にこそ相応しい。

●SAICOBAB


シタール奏者ヨシダダイキチ率いるエスノグループ。瞑想的なダンスグルーヴを予想していたが、スポンテニアスな即興精神に満ちたパフォーマンスに目を開かれた。YOSHIMIのヴォーカリゼーションは、挑発的なアクションと相俟って、巫女か祈祷師の如く、ステージを天岩戸にワープさせるスピリチュアルなエネルギーを放った。

●ヒカシュー


玩具のようなオブジェを手にした不定形な集団即興から最新作『あんぐり』収録の「至高の妄想」に雪崩れ込む。もはやアレンジを超越し解体としか呼び様のないデフォルメされた演奏は、アメーバのように不定形なこのバンドの理念の真骨頂である。以前巻上は「せんがわのヒカシューは実験的」と言っていたが、正にその通り、三田超人の激しいギターソロ、終始逸脱気味の佐藤正治のドラミングなど、メンバーの暴走ぶりが印象的だった。

●ヒカシュー×SAICOBAB


アンコールはコラボ演奏。YOSHIMIがテルミンを奏でる場面もあり、メンバーの笑顔が炸裂する楽しいセッションが、Jazz Artせんがわの素晴らしさを象徴していた。

仙川に
集まる命の
輝きを

せんがわ劇場のロビーでは謎のダンサーのパフォーマンスも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地下アイドルへの招待 第10回:穫れたて新鮮!有機栽培果実系女子アイドル〜LiLii Kaona/Lion net girl/めろん畑a go go

2018年09月15日 01時01分06秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

めろん畑a go go at Shibuya DECEO mini Wednesday September 5, 2018


地下アイドルへの招待  
第10回: 獲れたて新鮮!有機栽培果実系女子アイドル

text+live photos by DJ Necronomicon ネクロノミコン a.k.a. 剛田武


「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」という歌が流行ったのは今から34年前の1984年だった。ジョージ・オーウェルのディストピア小説『1984』の舞台とされたこの年に、南国風の能天気なリズムで歌われるたわわに熟したトロピカル・フルーツさながらの豊満ボディのイケイケ女子は、奥手な男子にとっては別の意味で反ユートピアの象徴だった。それ以前から女子を果物に譬えることは世界共通の装飾法だったが、昭和末期/バブル前夜のプレ平成のポストモダンな女子たちの、熱を帯びた素肌の魅力が喧伝されたこの歌で、一番得をしたのはオカズにしたチェリーボーイズではなく果物業者だろう。キウイやマンゴーが一般家庭の食卓に並ぶようになったのはこの歌のおかげと言っていい。しかしながらバブル崩壊~オウム事件~9.11~3.11 を経験した世界と日本は、爛熟し噎せ返る芳香を放つ熱帯果実よりも、北国の冬を乗り越えて実がなるリンゴや、有機栽培農家で大切に育てられたイチゴやブドウといった、昔なじみの身近な果物に注目するようになった。同じことがアイドルシーンにも当てはまる。何万人に一人のコンテストを勝ち抜いて事務所の力で作り上げられた高嶺の花ではなく、近所のライヴハウスや CD ショップに会いに行けるアイドル、一緒に夢を追えるアイドルへと、身近な女子の魅力に気が付いた。最近ライヴハウスで出会った隣の果実系女子アイドルをじっくり舐め回してみたい。

LiLii Kaona (リリィ カオナ)


2017 年 10 月デビュー。オーガニック+エレクトロニカ=『オーガニカ』という新たなジャンルを掲げ独自の世界観を演出するヴォーカルユニット。略称「リリカオ」。メンバーは KOYUKI(中嶋こゆき)と YUKA(吉原ゆうか)。二人とも役者としても活動する。浮遊するエレクトロニクスとクラシカルでアヴァンギャルドなピアノやストリングスが配されたサウンドは、エンヤやケルティック・ウーマン、サラ・ブライトマンやエニグマと言った 90 年代ニューエイジミュージックを思わせる。役者としても活動する二人ならではの、幻想的なストーリーを描く振り付けは、HAMIDASYSTEM にも通じるが、たった二人の孤独な舞は、より儚げにヲタクの純情に忍び込む。何の予備知識もなく観たステージは、水が流れる音がどこかから聴こえる気がして、ケルトの民の土呉れた顔が頭蓋の中を覗き込む、幻聴と幻覚に溺れる夢の映像美だった。素顔の二人はきっと、森の妖精の微笑みを宿しているに違いない。

【MV】LiLii Kaona (リリイカオナ)「雨音」

公式サイト

Lion net girl(ライオンネットガール)


2018 年 5 月 16 日デビュー。雛森りんごと夢咲とわが魅せるセンチメンタルロック系アイドルユニット。激しいメタル&スクリーモ系の曲調にもかかわらず醸し出されるゆるふわ感は、ラウドロック界のオアシスと言える。70 年代育ちの筆者にとって百獣の王ライオンは、風呂場で転んでタマを打って死んだという噂のタイガージョーの俳優や、ほぶらきんの『ゴースンの一生』で知られるカルトヒーロー『快傑ライオン丸』と、観光客を襲って喰う残酷映画『グレート・ハンティング』のアンビバレントな存在だが、今は『ライオンキング』で美化され、ドーナッツ(ポン・デ・ライオン)として逆に喰われる無害なゆるキャラに転じている。爪と牙と闘争本能を封印されたライオン(Lion)を、網(Net)で捕まえ野生に還す運動を、歌とダンスで志す女子(Girl)=LNG は、正直言って絶世の美少女ではないが、翼の折れた天使ならぬ、たてがみ三つ編みの獅子の憂いの気持ちを歌にして、罪の意識に安寧をもたらす禁断の林檎なのである。

Lion net girl / アイスクリーム(I scream)

公式サイト

めろん畑a go go(メロンバタケアゴーゴー)


2016年に活動を開始。“IDOL from outerspace” はるか銀河の彼方、めろんの星からやってきたとってもキュートでいたずら好きな4人組。現在のメンバーは中村ソゼ、琉陀瓶ルン、ルカタマ、崎村ゆふぃ。当初は「クリプトン星」から来たクラーク・ケント/スーパーマンのようなアメコミヒーローを目指したようだが、結果的には「こりん星」から来た設定の小倉優子や「ゆめ星雲 おもいやり星」から来たキキ&ララのような、ゆるふわキャラへ向かっている。ロカビリーやサイコビリーに特化した楽曲はカッコ良く、かつてガールズガレージロック好きだった頃の血騒ぐ。Chocomates, SIX, The MILKEES, Thee 50's High Teens...みんなどうしているのだろう(遠い目)。そんな憂愁は初接触したルン(るたかめるん)の神対応に蕩け去った。病みを笑い飛ばすめろん畑のパワーにめろんめろんである。

めろん畑a go go『Horror Billy Nights』MV

公式サイト

オーガニック
オルタナティヴな
オーガズム


LiLii Kaona at 中野坂上S.U.B.Tokyo Sunday, September 2, 2018



Lion net girl at Shibuya DECEO mini Wednesday September 5, 2018
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

灰野敬二+MUSQIS/森田潤/VELTZ+伊東篤宏+カイライバンチ @六本木SuperDeluxe 2018.9.7 (fri)

2018年09月13日 08時50分07秒 | 灰野敬二さんのこと


Keiji Haino + MUSQIS release party
“NEUROGRYPH 34”

六本木SuperDeluxe
開場 19:30 / 開演 20:00
料金 予約3000円 / 当日3500円(ドリンク別)

出演:
灰野敬二( Keiji Haino ) + MUSQIS
(野口英律 / Hidenori Noguchi , 安藤裕子 / Yuko Ando , Tsubatics , 永田健太郎 / Kentaro Nagata , 武田理沙/ Risa Takeda , 石原雄治/ Yuji Ishihara , 桑原渉 / Wataru Kuwabara )

森田潤( Jun Morita , Omega f2;k )

VELTZ ( analog TV ) + 伊東篤宏( Atsuhiro Ito , Optron ) + カイライバンチ ( kairaibunch )

DJ:37A


男女混合不定形爆音オーケストラ・インストバンドMUSQISと灰野敬二はこれまで、2016年1月東高円寺二万電圧、2017年10月9日新宿JAMで共演し、新宿JAMでのライヴはCD『灰野敬二 MUSQIS』として2018年7月20日にリリースされた。3回目となる今回の共演は、そのCDのリリース記念イベントである。対バンの顔ぶれも興味深い。客層は比較的若く、ミュージシャンやアート関係者も多い気がした。開場時には座席が作られておらず、観客が簡易イスを好きなところに置いて鑑賞するスタイル。欧米の学校みたいで楽しい。
灰野敬二+MUSQIS/ごのせん/HIMO@東高円寺 二万電圧 2016.1.28(thu)

●DJ:37A


クラシック/現代音楽/電子音/ノイズ/ジャズなど様々な音源をミックスした37A(さなえ)のDJは開演前〜転換中〜終演後の空白を埋める聴覚的インテリアとして無意識を刺激する。意識するとDJ自体が演奏行為に他ならないことがわかる。

●VELTZ+伊東篤宏+カイライバンチ


テレビ+蛍光灯+音響マシン。デジタル時代に於いてはレトロなテクノロジーの饗宴であるが、視覚と聴覚に訴えかける熱量は、紛れも無く3人の肉体と思考の交感による摩擦熱である。一方機械派リスナーからすれば、突然動き出すローテクマシンの可愛らしさに最高に萌える現場であった。

●森田潤


モジュラーシンセ番長の異名を取る森田潤はDJブースから複合的な電子音響をクリエイト。これまた反デジタライズ運動の現れであろうか、様々な具体音のイメージが去来する一続きのサウンドコラージュは、20世紀のテープ音楽、電子音楽、ミュージックコンクレートを継承するマッドサイエンティストのご乱行の相を呈した。

●灰野敬二+MUSQIS


ツインドラム、ギター、ベース、キーボード、トランペット、ソプラノサックスの7人編成のMUSQISはこれまで観た内で最大の編成。不定形楽団の醍醐味である。真ん中のイスに座った灰野は、時折メンバーに指示を出すものの、全体のアンサンブルを重視して「灰野敬二+MUSQIS」というひとつのバンドとして溶け合った。個人的には、管楽器が醸し出すカンタベリー系ジャズロックのサウンドを灰野の断片的な歌がかき乱すケイオティックなコスモスが面白い。演奏を終えて灰野がガッツポーズをしたのが印象的だった。

いずれのアクトも「人間」としての音楽表現を最大限に発揮した有意義なイベントだった。

ニューロマン
ニューログラフ
ヒューマニズム

<灰野敬二 NEXT LIVE>
9月27日(木) 東京・代官山UNIT


RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018
NAZORANAI


音楽の解体。
不失者の創設者であり、その音楽はノイズ、ロック、ミニマリズム、ドローン、サイケデリック、インプロビゼーションと多岐に渡る、日本の実験音楽の重鎮、灰野敬二。USドローン・ノイズユニット、Sunn O)))、Khanate、Burning Witchのスティーヴン・オマリー(Stephen O`Malley)。そしてオーストラリア出身のマルチミュージシャン、オーレン・アンバーチ(Oren Ambarchi)によるトリオ。轟音と静寂。心地良い緊張感が、代官山のライブハウスを包み込む。

開場19:00/開演20:00
料 金:前売2,000円
出 演:なぞらない(灰野敬二+スティーヴン・オマリー+オーレン・アンバーチ), 石橋英子

詳細・チケット購入⇒https://www.redbull.com/jp-ja/music/events/nazoranai

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【完全セットリスト+MIX音源公開】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17@渋谷EdgeEnd 2018.9.9 (sun)

2018年09月12日 00時39分46秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17
2018.9.9 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd access
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink



TIMETABLE
18:00-18:30 DJ Battle FREE ZONE
18:30-19:00 DJ Bothis aka 山田遼
19:00-19:30 DJ Paimon aka Moppy
19:30-20:00 DJ 山崎怠雅
20:00-20:30 DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫
20:30-21:00 DJ Athmodeus aka 持田保
21:00-21:30 KING KONG JAPAN DJ set
21:30-22:00 DJ Necronomicon aka 剛田武+DJ BEKATAROU aka伊藤元コラボ
22:00-22:30 DJ Vaby aka 大場弘規



●DJ Battle FREE ZONE
DJ Necronomicon(N) vs DJ Qliphoth (Q)


1. Merzbow / Uluk Constitution (N)
2. Rasa / The Greatest One (from the album Tranceparent Media) (Q)
3. 渚にて / 渚のわたし (N)
4. La Maison Hantée / La Maison Hantée (from the album La Maison Hantée) (Q)
5. Teletubbies / Puddle Dance (N)
6. Tazartès’ Transports / untitled (from the album Tazartès’ Transports) (Q)
7. 森田潤 / Le Pli II (N)
8. Janko Nilovic / Funky Tramway (from the album Funky Tramway) (Q)
9. The Residents / Sinister Exaggerator (N)
10. Merzbow / Mortegage(from the album抜刀隊) (Q)
11. M.B. / Treblinka (from the album Symphony for a Genocide) (Q)


●DJ Bothis a.k.a. 山田遼

1.Carolien K - Animallattice
2.carre - LFTM2
3.Enya - The celts
4.coen oscar polack &herman wilkenz - under trees it rains twice
5.furfriend - shepherd
6.waffenruhe - the arcane power of the drumner
7.martin dupont -its so


●DJ Paimon a.k.a. Moppy

1. Matt Johnson - Red Cinders In The Sand
2. Sawai Genji - Za
3. Nuts & Co. ^ Kangourou
4. Ptose Production - Woman In The Moon
5.Tara Cross - Microphone Connection
6. UnknownmiX - Fairy Song
7. E.M.A.K - Alhara
8. Sympathy Nervous - Polyester 35 Micron
9. 七不思議 - 人・人・人
10.C.Memi + Neo Matisse - Dream's Dream


●DJ 山崎怠雅

1. Flower Travellin' Band / Satori Pt,2
2. NEU! / Spitzenqualität
3. 阿部薫 / Well Tempered Alto Saxophone Suite Pt.1
4. 高柳昌行 / Lonely Woman
5. Juan De La Cruz / Take you home
6. Speed Glue & Shinki / Take you home /
7. Fields / Take you home /
8. Love Live Life+One / Love Will Make A Better You /
9. 吐痙唾舐汰伽藍沙箱 / 君はだれなんだ
10. Food Brain / That Will Do /
11. Anne Briggs / The Recruited Collier /


●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫

1. P.K - Invocation
2. Muslimgauze - Fatwa
3. Muslimgauze - Sapere Aude
4. Death In June - Carousel (Bolt Mix)
5. Chac Mool - Salamandra
6. Archimedes Badkar - Bhajan
7. Ougenweide - Rumet uz die schäemel und die stüele
8. 光束夜 - Untitled
9. Gwydion Pendderwen - The Lady's Bransle
10. 黒百合姉妹 - 深
11. Neurotic Doll - 背徳の夜
12. Madame Edwarda - 悪の華
13. Madame Edwarda - Cirque de la nuit ~夜のサーカス~ (previously unreleased track)
14. AUNT SALLY - パラフィン中毒
15. AUNT SALLY - 醒めた火事場で
16. Shirley Collins - Adieu To Old England
17. 黒百合姉妹 - 月の蝕
18. G.I.S.M. - NIH Nightmare


●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保

1. 木崎音頭保存会/木崎音頭(虫の声Mix)
2. Jah Wobble / K Dub 11
3. Africa Fan Heata / Sportsman Ship of Jah
4. Sly & The Revolutionaries / L.S.D.
5. Tapes / Gold Love Riddim
6. King Coya / Villa Dande
7. Mark Stewart & Maffia / The Paranoia of Power
8. The Clash / Silicone on Sapphire


●KING KONG JAPAN DJ set : KING KONG JAPAN + DJリッチゴリラ

1. GOLDEN GORILLA
2. STEVIE WONDER
3. J SOUL BROTHERS
4. WORK
5. BITCHES
6. PARIS HILTON
7. HOLY SHIT
8. TRUMP TOWER
9. COLONEL SANDERS
10. ALEXANDER McQUEEN
11. ANALNARCISSIST
12. DONNY HATHAWAY
13. SEXUAL HEALING
14. JOHNNY'S Jr
15. MARIHANNA
16. KYARYPAMYUPAMYU


●DJコラボ DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武 (N)+DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元 (B)コラボ

1. Tony Conrad with Faust / The Side of Man and Womankind (N)
2. Jocy de Oliveira ‎/ Estória Ⅱ (B)
3. White Noise / Here Come the Fleas (N)
4. ovo / l'anno del cane (B)
5. 広瀬淳二+大友良英 / Noise from Far East (N)
6. officer / anagrams (B)
7. HAMIDASYSTEM / 夜の箱庭 (N)
8. The Worlds of Love / transwarped Love (B)
9. Univers Zero / Jack the Ripper (N)
10. Pierre Bastien / Udnie (B)
11. Tuxedomoon / Ninotchka (N)
12. Jaap Blonk / Apnea Therapy (B)
13. Teletubbies / Teletubbies say "Eh-oh!" (N)
14. Un Drame Musical Instantané / La peur du vide (B)
15. ふきのとう / 帰り道 (N)


●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規

① Inuit / Vilhelm Kûitse
② Organum / Hibakusha
③ Blue Sabbath Black Cheer & irr. app. (ext.) & The New Blockaders ‎– DDTTNBX / Fecundum Excidium
④ Sonar / Shotgun Radio
⑤ Andreas Martin / Die Sagenhaften Hühner
⑥ Satwa / Amigo
⑦ Marconi Notaro / Ah Vida Avida
⑧ Gila / This Morning
⑨ Bunalim / Yollar
⑩ The Sludge / 窓辺のアルルカン
⑪ Damon & Naomi With Ghost / I Dreamed Of The Caucasus
⑫ 山崎怠雅グループ / モノリスと海



★MIX音源公開!
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17 前半: START~DJ Qliphoth


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17 後半: DJ Athmodeus ~END




次回開催
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.18
Nuit de bruit d'automne
2018.10.19 fri DJ Bar 渋谷EdgeEnd

18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
出演:盤魔殿DJ All Stars
+
GUEST DJ : DJ Pathosonicus パトソニクス a.k.a. 草深公秀/K2

音楽を解放するコミュニティ空間
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
★来場者にZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈!
★レア盤珍盤販売『中古盤魔市~Disque Daemonium Black Market~』同時開催
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ明日!【タイテ&目次公開】9/9 (sun)『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17』 

2018年09月08日 09時37分58秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.17
2018.9.9 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd
access
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

音楽を解放するワークショップ&道場
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

盤魔殿レジデントDJs +
Guest DJ:山崎怠雅(山崎怠雅グループ、バラナンブ、サヴァン道、The Hardy Rocks 、The Silence)
Special Guest : KING KONG JAPAN DJ set(永遠の前衛 スカムR&Bの生き字引 金星で最もイルなゴリラ)


TIMETABLE
18:00-18:30 DJ Battle FREE ZONE (どなたでも参加できます)
18:30-19:00 DJ Bothis aka 山田遼
19:00-19:30 DJ Paimon aka Moppy
19:30-20:00 DJ 山崎怠雅
20:00-20:30 DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫
20:30-21:00 DJ Athmodeus aka 持田保
21:00-21:30 KING KONG JAPAN DJ set
21:30-22:00 DJ Necronomicon aka 剛田武+DJ BEKATAROU aka伊藤元コラボ
22:00-22:30 DJ Vaby aka 大場弘規
各Djの聴かせどころ紹介

来場者に無料進呈。日本一マニアックなZINE
盤魔殿アマルガム vol.11

目次
地下アイドルへの招待 『とれたて新鮮!有機栽培果実系女子アイドル〜LiLii KaonaとLion net girl』剛田武
ターン・オン、チューン・イン、スピン・アウト!!!『あなたの聴かない世界」とは?????』持田保
喪われた地下音楽家『番外編 伝統主義を理解するために』宇田川岳夫
ナチスドイツの有機農業 (7) 山田遼
!!!激情のライブ録!!!『盤魔殿 vol.16』伊藤元
盤魔殿Vol.16 完全セットリスト 他

同時開催!盤魔殿DJの秘蔵コレクションを特価で放出。
Disque Daemonium Black Market〜中古盤魔市

<出品予定リスト>
V.A./Awa 沫 Foam Ylem 1981 クリアヴァイナル2LP
八十年代初頭の日本の無名アーティストのコンピレーション。NO WAVE、ポストパンク、インダストリアル、テクノ等アノニマスなサウンドは、VanityやD.D.Records、ピナコテカとも連動している。

19/JUKE / PIECES 1982 LP
現代芸術家の大竹伸朗によるジャンク/ノイズユニット「19/JUKE」の3rdアルバム。ボアダムスの山塚アイの愛聴盤として知られる。ジャンクミニマルノイズの初期傑作。ジャケ汚れのため特価。

MERZBOW/Batztoutai With Material Gadgets 1993 2CD
メルツバウの85,6年の録音作品を自らカットアップ/デコンポーズした二枚組CD。フェイクミュージックコンクレートと呼ばれ、ノイズとは一線を画す初期メルツバウの傑作。

Various Artists - test I: i.a.m.y.o
2014年に六本木スーパーデラックスで開催された阿木譲トークイベント「0g night: DO BLOOM IN THE SILENCE」において販売された限定コンピレーションCD

青触器 1975-77 LP
高橋幾郎が1970年代に在籍していたバンド。

宇江須門左衛門Group/Kaleidoscope Dual Cosmos LP
LLEレーベル。ジャズロック。

Negasphere - Disadvantage LP
LLEからデビューしたプログレバンドのセカンドアルバム

V.A Sound Cosmodel LP
EP-4の佐藤薫監修による12カ国50アーティストによる音の饗宴。

とうじ魔とうじ - 移動式女子高生 LP

なぞなぞ商会 - 美しい鮨 LP
名古屋のザッパ・インスパイア系コミックバンド

黒色テント ショーボート昭和 LP

V.A. / 1962-1992 Fluxus 30th Anniversary Sound Anthology Deluxe (Slowscan) Cassette Box Set 予価20,000円
1994年に超限定でリリースされたフルクサスBOX。小杉武久、アル・ハンセン、塩見允枝子、ジョー・ジョーンズ、ジョージ・マチューナスなどの音源収録の8526lo;本カセットと各種ブックレットが素晴らしすぎる家宝アイテム!!!

ARTHUR DOYLE, TAKASHI MIZUTANI, SABU TOYOZUMI / Live in Japan 1997 (Qbico) 2LP 予価5,000円
米国フリー・サックス奏者アーサー・ドイルが1997年来日時、裸のラリーズの水谷孝と、豊住芳三郎を迎えてのインプロ模様をドキュメントした一枚。

大野松雄 / 鉄腕アトム 音の世界 (LP) 予価2,000円
イエロー・ビニール仕様。電子音好きなDJに超オススメ!

海童道 / 海童道 (フィリップス) LP 予価2,000円
タルコフスキー映画”ノスタルジア”でも劇中使用されていた海童道!自作尺八「法竹」が織り成すヴァイヴは体験するものを禅的メディテーション空間に叩き込む霊的アシュラム!!!1971年大名盤!!!!!

THE NEW BLOCKADERS / Falten (Hypnagogia) Vinyl 10eEP 予価1,000円
TNB400部限定2003年作品。ゴツゴツした金属ノイズが転げまわる圧倒的世界。

JOHN CAGE MEETS SUN RA (MELT DOWN) LP 予価10,000円
ジャケ・ダメージ有
金星人と土星人の異文化コミュニケーション!サン・ラがギュイーンとシンセを鳴らし、ケージがア~とつぶやく異次元空間。オリジナル盤!!!!

E.A.R. / Pocket Symphony (Sympathy For The Records) Vinyl 5” 予価2,000円
元スペースメン3のドープ野郎、ソニック・ブームがケヴィン・シェールズ(マイブラ)、ケヴィン・マーティン(テクノ・アニマル)、エディ・プレヴォー(AMM)らと結成したドローン・ユニットのデビュー・シングル。なんと5インチ・アナログ!!!

JOSEPH BEUYS & NAM JUNE PAIK / IN MEMORIAM GEORGE MACIUNAS (GRAMAVISION) LP 予価5,000円
ヨーゼフ・ボイスv.s.ナム・ジュン・パイク!!!フルクサス感覚満点なストレンジ・ピアノ世界。

TOSHI ICHIYANAGI , MICHAEL RANTA , TAKEHISA KOSUGI / IMPROVISATION SEP.1975 (?) LP 予価2,000円
小杉武久、マイケル・ランタ、一柳 慧による1975年NHK500スタジオによる即興セッション音源。複数の民族音楽楽器、打楽器、ラジオ、エコーマシン、ピアノ、リングモジュレーターなどによるサイケデリック音響空間。

FOLKSTORM / Noisient 1/2 (Old Evropa Cafe) Vinyl 10” 予価500円
スウェーディッシュ・マーシャル・インダストリアル代表格フォークストーム2001年。タイトル通りノイズとアンビエントの融合的世界。ダークアンビエントからマーシャル音、そしてパワエレ的展界へとゆったり移行していく長編絵巻。

SANCTUM / The Answer To His Riddle (Cold Meat Industry) Vinyl 10” 予価500円
コールド・ミート・インダストリーでも大ベテラン1998年限定1000枚作品。暗黒シンセPOP女性Vo.もの。

PANDIT PRAN NATH / Ragas Of Morning & Night
(Gramavision) LP 予価1,000円
ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリーらの師匠。北インド・ラーガ伝説の男、パンディト・プランナート1986年名盤。ジャケ・ダメージのため格安販売。

ARTHUR RUSSELL / Instrumentals (Another Side) LP 予価3,000円
アーサー・ラッセル1974年音源(発表は1984年)。ミニマル・ファンにお馴染みジョン・ギブソンやピーター・ズモなどこの時期ならではの実験音楽色が濃い激シブ世界。

唐十郎 - 四角いジャングルで唄う LP

あがた森魚 - 乗物図鑑 Re LP

East Bionic Symphonia - S/T Re LP

.....and More

マニアック
だけど楽しい
盤魔殿

盤魔殿楽しいよ!皆さん遊びに来てくださいね〜♥

撮影協力 ・ちゃん(・・・・・・・・・) 
お断り:当日・ちゃんは出演しません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外ロックシーンで『たぬき』の化かし合いが勃発か!?『タヌキチャン』と『ポン・ポコ』

2018年09月06日 02時21分37秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


9月に入り少しは涼しくなるかと思いきや30℃超えの真夏日と暴虐台風襲来の繰り返して、まるでたぬきに化かされているみたいだ、と思っていたら豈図らんや、米欧からたぬきに因んだ名前のロックグループが相次いで登場。政治家の口八丁手八丁の嘘合戦2続いて、ロック界も化かし合いの時代に突入したのだろうか。

●Tanukichan(タヌキチャン)


USインディー界の人気アーティスト、トロ・イ・モワが主宰するレーベル<Company Records>から、タヌキチャンがデビュー・アルバム『サンデイズ』をリリース!
ちょっと気になる可愛いアーティスト名=タヌキチャンはインディー・ロックバンド、トレイル・アンド・ウェイズのメンバーとして米オークランドを拠点に活動していたハンナ・ヴァン・ルーンによるソロ・プロジェクト。2016年にリリースされた彼女のソロ・デビューEP『レディオラヴ』は、USインディー界で大ブレイク中のトロ・イ・モワことチャズ・ベアーがプロデュースを手掛け彼が主宰するレーベル<Company Records>からリリースされた。そしてリリースされる待望のデビュー・アルバムではEPに引き続き、再びチャズがプロデュースを手掛けレコーディングにも参加している。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやブロンド・レッド・ヘッド好きには堪らないメランコリックなシューゲイズ・ポップが詰まった作品となっている。



Tanukichan(タヌキチャン)『Sundays(サンデイズ)』
Label: Company Records / Hostess

01. Lazy Love
02. The Best
03. Like The Sun
04. Bitter Medicine
05. Hunned Bandz
06. Natural
07. The Blue Sky
08. Sundays
09. Perfect
10. This Time

Tanukichan - "Lazy Love" (official music video)



●Pom Poko(ポン・ポコ)


北欧から現れた摩訶不思議な4人組ポップ・バンド、ポン・ポコが<Bella Union>から新曲をリリース!
ノルウェー出身の男女4人組、ポン・ポコ。スタジオジブリの映画『平成狸合戦ぽんぽこ』に影響を受けてバンド名を名付けたという彼らはトロンハイム音楽院在学中に出会い、楽曲制作を開始。メンバーはラグンヒル(リード・ヴォーカル)、オーラ (ドラム)、ヨナス (ベース) 、 マーティン(ギター)。これまでにいくつかのシングルをセルフ・リリースし北欧とヨーロッパを中心に大型音楽フェスティバルに出演するなどめきめきと頭角を現している。今年に入りスピリチュアライズドやビーチ・ハウスを擁する名門レーベル<Bella Union>と契約し、2019年にデビュー・アルバムをリリースする予定。それに先駆け<Bella Union>からのデビュー・シングル「Follow The Lights」が公開された。
⇒新曲「Follow The Lights」の試聴はこちら

彼らの摩訶不思議な独特なサウンドは、アフリカで国際的に最も知られているミュージシャンの一人であるアリ・ファルカ・トゥーレや同じくマリ出身の女性シンガー、ウム・サンガレ等の西アフリカ音楽をはじめ、米ミニマル・ファンク・バンド、ヴルフペックや米ヒップホップ・バンドのデス・グリップス等のインディー音楽など多種多様な音楽から影響を受けている。バンドは自分たちの音楽性について「私たちは過去に即興をたくさん行ってきました。楽曲は即興のものではありませんでしたが、この経験が自分たちの演奏方法を形作っていったと思います。」とコメントしている。



Pom Poko (ポン・ポコ)『Follow The Lights(フォロー・ザ・ライツ)』
Label: Bella Union / Hostess

1.Follow The Lights

Pom Poko på Urørtfinalen 2017 med It's A Trap


ポンポコと
たぬきのパワーを
世界にお届け

【たぬきゅんと世界】総集編①

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする