A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Phew×高橋悠治@渋谷WWW 2011.5.28(sat)

2011年05月30日 00時33分25秒 | 素晴らしき変態音楽

どちらも孤高のアーティストであるPhew嬢と高橋悠治さんの初のデュオ公演。事前に予定曲目が発表されており、そこには「不屈の民」「民衆に訴える」「連帯の歌」「平和に生きる権利」「パレスチナの子どもの神さまへのてがみ」など政治的で硬派な曲名がリストされていた。

WWWには珍しくベンチ椅子が並べられており、じっくり聴いてもらいたいという主催者の意図が伝わる。確かにピアノと歌だけの静謐なコンサートはロックのライヴハウスよりはクラシックのコンサート・ホールの方が相応しかったと思う。

オープニング・アクトはSachiko M。サインウェーヴ奏者として知られる彼女のソロ演奏を観るのは初めてだったが、「ピー」というひとつの音だけを延々と奏でるスタイルは聴く者に相当の忍耐を強いる。まるでラ・モンテ・ヤングだ。50分間ひとつの音(およびその倍音)だけで貫いた彼女の演奏には強靭な意志を感じた。



高橋悠治さんとPhew嬢。予想通り真摯で硬派な歌とピアノの響きが会場を満たす。Phew嬢の凛とした歌声はロックやポップスといったジャンルを超越してニコやダグマー・クラウゼに通じる表現者としての風格に溢れている。高橋さんのピアノとオルガンは長年クラシック界に身を置きつつジャンルを飛び越えた活動をして来た求道者としての研ぎすまされたカリスマ性に満ちている。その両者の魂が交感し崇光な世界が姿を現す。魂が震えるパフォーマンスだった。



ただ不満を言えば、座った位置が悪く譜面台の陰になってPhew嬢の顔がほとんど見えなかったこと、ベンチ椅子が堅くてお尻が痛くて堪らなかったこと。出来ればちゃんとしたアコースティック音響のホールでの再演を望みたいところだ。

魂と
お尻が争う
コンサート

Phewは現代の巫女である。
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麗しのLate 80's UKガールズ・バンド達

2011年05月29日 01時38分50秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

ふとしたきっかけでShop AssistantsのCDを手に入れその素晴らしさに感動している。彼らは1984年スコットランド、エジンバラで結成された女性3人、男性1人のバンドだ。そのジャングリーなギターと宙に舞うようなエンジェリックなヴォーカルがあのDolly Mixtureを思わせるドリーミーなサウンド。



彼らを聴いていて、1980年代後半イギリスに登場した女性ヴォーカルのロック・バンドをいろいろ思い出して、You Tubeで検索してみた。

1985年コヴェントリーで結成されたThe Primitives。リード・ヴォーカルのTracyのコケティッシュな魅力とJesus & Mery Chainを思わせるギター・サウンドでUKヒット・チャートを賑わせた。



1986年サウス・ウェールズで結成されたThe Darling Buds。ヴォーカルのAndreaは可愛いが男連中の髪型が可笑しい。



1986年結成のTransvision Vamp。個人的には一番好きだったバンドで、ヴォーカルのWendy Jamesのセクシーな魅力にメロメロになったものだ。



こうして聴いてみるとどのバンドも現代に通じる普遍的なポップさを持っていることに気が付く。ロック・シーンは25年経ってもそれほど変わっていないのかもしれない。

80's
夢中にさせた
女の子

現在みんな40過ぎのいいおばさんになっているんだろうな。再結成なんてあり得ないか。写真はTransvision VampのWendyちゃん。Sexy!
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ネコ動画14:ネコと赤ちゃん

2011年05月28日 01時08分32秒 | 動画の歓び

『YouTube』に時折投稿される癒やし系動画。その癒やし系動画の代名詞といっても良いのが猫と赤ちゃんだ。ではこの2つが合体した動画が存在するとしたら? 実際そのような動画が存在するので今回紹介したい。

赤ちゃんが茶色い猫の尻尾で遊ぶ映像。猫は成猫になっておりすっかり落ち着いた様子。尻尾であやしているようにも見える。しかし赤ちゃんが尻尾の先を口に入れたその瞬間、猫はあまりの痛さに赤ちゃんに飛びかかりそうになったのだ。しかし猫は相手が赤ちゃんだと分かっているのか思いとどまり、襲いかからずに我慢。

猫を飼っている人なら分かるのだが、猫は尻尾が弱点でもあるのだ。特に尻尾の先を曲げたりすると凄い痛がり、本気で噛みついてくる。寝ている猫の尻尾を誤って踏みつけたりしたらそれこそ大騒ぎだ。そんな猫の弱点である尻尾を赤ちゃんが口に入れて咥えてしまったから大変。

相手が赤ちゃんなだけに怒れず、痛みをこらえるのに大変だっただろう。

そんな赤ちゃんと猫の癒される動画は下記からどうぞ。
(ガジェット通信)



赤ちゃんに
噛まれネコちゃん
手が出せず

赤ちゃんに怖い物なし。
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広瀬淳二trio/園田游quartet@国分寺Morgana 2011.5.25 (wed)

2011年05月27日 00時26分04秒 | 素晴らしき変態音楽

広瀬淳二(テナー・サックス)、伊東篤宏(オプトロン)、吉田達也(ドラム)/園田游(??)、BEM長嶌(アルト・サックス他)、 ヒゴヒロシ(ベース) 、SACHI-A(ドラム) というくせ者2組の対バン。

国分寺は久々だったのですっかり変わっていて別の街のようだ。だが雑多な中央線文化の香りはそこかしこに漂っている。モルガーナは勿論初めてだったが、ジャズ・クラブを想像していたらちゃんとPAもあるライヴハウスだった。1982年設立というからもう創業30年近い老舗だ。音響も雰囲気も良くていいハコだった。

入るとすぐのところで広瀬さん、吉田さん、伊東さんが談笑していた。挨拶をしてステージ真ん前の椅子に座る。楽屋では園田さんが化粧を済ませ衣装を着てスタンバイしていた。

最初が園田さんのカルテット。園田さんは白塗りに女性物のドレスを着て老婆のような佇まい。演奏は非常にストイックで緊張感のあるもので、園田さんはマイクの前でうなり声をあげたり、客席へ降りて来て奇妙なパフォーマンスを見せたりして観客の目を釘付けにする。私はヒゴさんを観るのはミラーズ以来実に30年ぶりで彼がステージに立っているだけで感動してしまった。



次が広瀬/伊東/吉田トリオ。それぞれ別のユニットで何度も観ている3人が一堂に会するとどんなことになるのかとても興味深かった。最初から爆音の全力疾走で飛ばしまくる。しかしそれが渾然一体の混沌状態になるのでは無く、各自のプレイがはっきり聴き取れるところがベテランならでは。オプトロン(蛍光灯)の明滅する光だけを照明として展開されるステージングは息つく間もないほどスリリング。伊東氏はエアシンセも操作、サウンドに花を添える。ニューヨークのノイズ・バンド、ボルビトマグース(先日美川さんの「酒とノイズ」で紹介された)を彷彿させるエネルギーを感じた。このままテクニカル激音即興ノイズを追求してもらいたい。



終演後園田さんが、あんなにユルい演奏で良かったのか、と言っていたが、そんなことはないとてもテンションの高いパフォーマンスでしたよ。

国分寺
学生時代の
想い出の街

ツイッターで知り合った方々とも実際にお会いできてとても有意義な一夜だった。
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MEGちゃん 世界中の“日本好き”が集まる一大イベントへ

2011年05月26日 00時45分41秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

国内での音楽活動を休止し、アニメ映画「ノラゲキ」の声優を務めるなど新たなフィールドに挑戦しているMEGちゃん。6月30日~7月1日にパリで開催される【JAPAN EXPO】へ出演することが明らかになった。

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、書道、武道、茶道、折り紙など、日本の文化をテーマに2000年からフランス パリ郊外で開催されている【JAPAN EXPO】。スタート当初は来場者3千人だったが、2010年時点では18万人以上の集客を誇るまでに成長し、今や世界中の“日本好き”が集まる一大イベントとして人気を博している。

MEGちゃんは、その7月1日 LIVE HOUSE STAGEに16時45分より出演。パリ マンガ祭へのゲスト登場など、フランスでの活動を中心に行っている彼女が、日本代表の1人としてどのようなパフォーマンスを繰り広げるのか。ファンならずとも注目したいところだ。
(Hot Express Music Magazine)

MEGちゃんの
魅力でパリジャン
メロメロだ

日本での音楽活動復帰も早く望みたい。

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坂田明+Tatsu+DJ Sniff@渋谷Bar Isshee 2011.5.23(mon)

2011年05月25日 00時16分29秒 | 素晴らしき変態音楽

アムステルダム在住のターンテーブル奏者DJ Sniffこと水田拓郎氏の凱旋公演。一週間に亘ってジャズ、テクノ、ノイズ、ヒップホップなど様々なアーティストとセッションを繰り広げる。この日はフリージャズの重鎮坂田明さんとレピッシュのベーシストTatsu氏とのトリオ。大好きな坂田さんの異種格闘技ライヴがどうなるかとても楽しみだった。

会場にはDJ Sniffの大学の後輩の女の子も来ていてBar Issheeがいつもより(?)華やいだムード。私は最近飲むと寝てしまうのでソフトドリンクで我慢。

それまで談笑していたメンバーが8時になると「そろそろやろうか」との坂田さんの一言でステージに。DJ Sniffはターンテーブルを1台だけ使用。坂田さんのやわらかいアルトにパーカッシヴなサウンドを重ねていく。Tatsu氏はサンプラーを使って一定のフレーズを反復させその上にベースのメロディーを乗せていく。次第に熱が入り坂田さんの激しいブロウに昇天。DJ Sniffは日本人離れした見事なスクラッチ・プレイを交えながら次々とレコードを取替える。レコードを裸のままで床へ放るのを見るのはレコード愛好家としていたたまれない気持ちになるが、レコードを楽器とするDJにとっては当たり前の所作なのだろう。実際には打楽器は無いにも拘らずDJ Sniffはストレンジなパーカッション・サウンドをクリエイトする。

20分ほどの休憩の後始まった第2部では冒頭でDJ Sniffがアルバム「筒井康隆文明」収録の「熊の木音頭」をプレイ。それが坂田さんの歌心に火を点けたのか、坂田さんは得意の浪曲調の歌を唸り始める。クラリネットとアルトの吹き語りという感じで面白い。三者三様の音が新鮮に融合した興味深い演奏だった。

坂田さんは演奏後「あのドラマー(DJ Sniffの創るビート)はいつまでも疲れないんだからこっちが参っちゃうよ」と冗談を言っていた。

ジャズ系の人とやるのとは一味違った変幻自在な坂田さんの魅力に浸った夜だった。

坂田さん
DJ Sniffと
いい感じ

翌日も坂田さんはDJ Sniff、高岡大祐、山本達久との共演だそう。


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逮捕の内田裕也、ワザと暴れた?

2011年05月24日 00時57分25秒 | ロッケンロール万歳!

交際していた50歳女性から別れ話を持ちかけられ強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕された歌手の内田裕也。

樹木希林さんと夫婦競演していた「ゼクシィ」のCMも放映中止となり、「裕也伝説」に新たなページが刻まれた。しかし、今回の事件について一部関係者の中では「ワザとやったのではないか?」と指摘する声も多くあるようだ。
「あのCMは企画そのものがかなりギリギリだったと聞いています。内田裕也と樹木希林の夫婦が裕也さんの暴力が原因で30年以上も別居状態にあるという事は、年配の人ならある程度は知っているネタですから。ゼクシィ側もかなりのバクチだったと思いますよ。しかし、完成したCMは『今まで色々あったけど、やっぱり結婚は素晴らしい』というテーマを感じさせる素晴らしいものに仕上がっていた。このCMで裕也さんは一般層から良いイメージを取り返しつつあったんですよ」(某芸能リポーター)

ところが内田裕也はあのCMが気に入ってなかったとの噂もある。
「人生ロックンロールが信条の裕也さんはあのCMを観て『こんなのロックじゃない!』と周囲に漏らしていたそうですよ。確かに福山雅治の歌をバックにだべっている裕也さんと希林さんのツーショットはロックじゃないですよね(笑)それが、どうも気に入らなかったらしいです」(某音楽ライター)

また、今回の件を「売名目的では?」と指摘する人も少なくない。
「裕也さんがトラブルを起こすのは自作映画の公開前とか決まってそういう時。確かに今年の裕也さんはハチ公前の募金活動や石巻での炊き出しライブもやる等、異様に元気だった。世間に『内田裕也』をアピールするには絶好の時。今回の逮捕を強力なバネにして今後、彼はさらに大きいことをするかもしれない」(元音楽プロデューサー)

内田裕也、71歳。生きる伝説はまだまだつづく…!?
(The Real Live Web)

フラワーズ
ホント好きです
麻生レミ

裕也さんカッコ良すぎ。




麻生レミさんの動画をもっと観たければ→君恋し
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「神だと思う洋楽アーティスト」ランキング、レコチョク1位はガガに。

2011年05月23日 01時04分04秒 | 音楽ちょっといい話

レコチョクは5月20日、ユーザー投票による「神だと思う洋楽アーティストランキング」を発表した。

このランキングは携帯サイト「レコチョク 音楽情報」で投票された920票を集計・まとめたもの。その結果、最も票を集めたのは圧倒的な存在感をもつレディー・ガガだった。

投票理由としては「楽曲、パフォーマンス、メイク、生き方、信念、とにかくすべてがすごい」(10代・女性)、「センスが光る衣装とパフォーマンスは誰にも真似できないと思います」(30代・女性)など、音楽やファッションを含め彼女のライフスタイル自体に多くの称賛の声が寄せられている。

また、「歌手としての活動以外に、ファンへの対応や、被災者への支援活動で人としてすごく優しさを感じるところがたくさんあります」(10代・女性)、「今回の震災に対していち早くチャリティ企画を行って援助してくれたから」(30代・女性)など、東日本大震災のチャリティ活動を支持する声も多く寄せられた。

2位はマイケル・ジャクソン。「亡くなってからもいまだに心の奥に有名な曲が残っているから」(30代・女性)、「もう存在自体が神!亡くなってもなお人気があり続けてるのもスゴい」(10代・女性)といった意見が多く、彼が遺した功績はこれからも色褪せることはなさそうだ。

◎神だと思う洋楽アーティストランキング
1位 レディー・ガガ
2位 マイケル・ジャクソン
3位 アヴリル・ラヴィーン
4位 ビートルズ
5位 テイラー・スウィフト
(Narinari.com)

神様が
この世に降臨
レディー・ガガ

神様の新譜は本日発売。

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マヘル・シャラル・ハシュ・バズ@高円寺HIGH 2011.5.20(fri)

2011年05月22日 00時53分53秒 | 素晴らしき変態音楽

新宿裏窓主催の「荒地」とタイトルされたライヴ。「荒地」といえばイギリスの詩人T.S.エリオットの詩を思い出すが、日本で戦後すぐに発行された詩の同人誌のタイトルにも因む。工藤冬里さんが命名したとのことで、物販ではCD,CDR,カセット,陶器と一緒に発行されたばかりの「棺」と題された工藤さんの詩集も販売されていた。

草食系のおとなしそうな男性客中心に観客は50人くらいか。ちょっと寂しいが思い思いに演奏を楽しんでいた様子。

開演時間になるとステージにバラバラとメンバーが登場する。Tp,T.Sax,B,G,ピアニカ,Ds(久下惠生氏),Vln,アコーディオン,Perc(高橋朝氏),バスーン,A.Sax(中尾勘二氏)の11人編成+工藤冬里さん(Vo,G)。スペシャル・ゲストとして吉祥寺マイナー時代の盟友ゴイヅカリョウ氏が一瞬だけ登場した。

まず冬里さんが一人一人の楽器のフレーズを確認して、せーので曲が始まる。冬里さんは余りギターを弾かず詩の朗読調の語りを聴かせる。久下さんの緩急のメリハリを心得たドラムがずば抜けて凄い。高橋氏は後ろでキャベツにドラム・スティックを突き刺すパフォーマンス(?)を黙々と行っている。いつものように相当ユルい雰囲気のまま演奏が進んで行く。途中で冬里さんが演奏者/観客へ「もう飽きた?」と尋ねる一幕も。それでも70分強のステージをやり通したメンバーに拍手を送りたい。

かつては「うたもの」の代表格として脚光を浴びたマヘルだが、ここ数年の冬里さんの興味は「うた=メロディ」よりも「詩=ことばそのもの」へと向かっているようだ。夥しい「ことば」の連射。演奏は脱力系だが詩の内容は社会性/批評性に溢れた硬派なものである。マヘルの新たなる幕が開いた。

詩と批評
世界を動かす
言葉の力

マヘルのライヴを観るといつも落ち着かないような宙ぶらりんな気分になる。それは冬里さんの意図するものなのだろうか。



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飛び出せ!女子力~The Let's Go's「REAMP!」

2011年05月20日 03時29分54秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

The Let's Go's を知ったのは2008年サザナミ・レーベルのCD「Girl's Sazanami Beat! Vol.1」だった。60'sテイストを持ったギャルバンを21組集めた画期的コンピの冒頭を飾っていたのが彼らの「長ぐつテロリスト」という曲でひたすら明るくロックンロールを楽しむ煌めくナンバーだった。その夏新宿JAMのコンピのレコ発ライヴで彼らの生演奏を初体験。当時はドラムは男性だったが、フロントの二人の女の子がとても笑顔を絶やさずライヴをエンジョイしているのが印象に残った。物販の自主制作CDRにサインをもらった。

翌年2月にサザナミ・レーベルからデビューCD「LET'S GO with THE LET'S GO'S」をリリース。二人が青空にジャンプしているジャケット通りの爽やかでキュートなサウンドは、その直後幡ヶ谷Heavy Sickで観たライヴでも発揮されていた。その時はデビューCDにサインをもらったのだが、「前回とはサインが変わったのよ」と楽しげに笑う二人はとても可愛かった。

それ以降彼らのライヴを観てなかったのだが、ドラムが女の子に変わり、ベースもメンバー・チェンジをして新生The Let's Go'sとなって素晴らしいアルバム「REAMP!」を携えて帰ってきた。なんの衒いもなくロックンロールへの憧れと女の子であることの喜びを今まで以上にしっかりしたガレージ・ロックに乗せて歌う全13曲はジャケット通り女の子の夢の部屋のようなトキメキに満ちていて一気に聴き通してしまう。The Milkeesの活動停止で少し寂しい思いをしていた私の心に再び火を灯してくれるパワーに溢れた傑作である。入れ替わりの激しいギャルバンの世界で結成5周年を迎えるThe Let's Go'sを聴いて今日も浮き浮き気分でレッツ・ゴー!
The Let's Go's HP

ギャルバンを
侮るなかれ
ダンスしよ

サザナミ・レーベルはホントにいいバンドを見つけてくるものだ。
サザナミ・レーベルHP



The Let's Go'sとは関係ないが元グンジョーガクレヨンの園田游さんと飲んだらいきなり横町で踊り出した。これが本当のストリート・パフォーマンス。

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