A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【CD女子会】しょこたん♥でんぱ組/ももクロ/Perfume/きのこ帝国/パスピエ/篠崎愛/岩佐美咲

2015年04月30日 00時52分18秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ゴールデンウィークが本格的にスタート!7月上旬並みの暖かい陽気に浮かれて、GW向けのいい音楽ないかと覗いたCDショップは近年稀に見る女子花盛りのリリースラッシュ。昭和の日に狙い定めて多数の女子アーティストがニューシングルをリリースした。どの娘も本気迸る勝負作(勝負下着)なので、DDとしては全員を紹介して差し上げたいが、紙面の関係により、涙を呑んで店頭展開が派手な女子に限定する。また筆者の主観(贔屓)を極力排す為に、掲載順は2015年4月28日付オリコン・デイリーCDシングルランキング順、説明文はAmazon.jpの商品説明を無断転載した。CDショップで繰り広げられる、テクノ女子・週末女子・演歌女子・ヲタク女子・グラビア女子・ポスト理論女子・シューゲ女子入り交じっての女子会で、読者諸氏のGWのお供は見つかるだろうか?

●Perfume『Relax In The City / Pick Me Up』




商品の説明
※アマゾンでは特典のコースターはお付けしておりません。

10th Anniversary Year 第一弾シングルついに発売! !
メジャーデビュー10周年、結成15周年を迎えるPerfume。
今年初となるニューシングルはAnniversary Yearを彩るスペシャルな内容のDouble A-side Single! ! 両曲ともに大型タイアップが大決定! !

待望のニューシングルは、新曲3曲収録し、 Perfumeからのメッセージを凝縮した、超強力シングル! ! Perfumeの魅力を存分に楽しめる超豪華パッケージも大注目! !

【初回盤】
★CD + DVD
★二方背スリーブケース仕様
・豪華16Pブックレット付

収録内容
【CD】
01. Relax In The City
02. Pick Me Up
03. 透明人間
04. Relax In The City -Original Instrumental-
05. Pick Me Up -Original Instrumental-
06. 透明人間 -Original Instrumental-
【DVD】
01. Relax In The City -Video Clip-
02. Relax In The City -Teaser-
03. Pick Me Up -Video Clip-




●ももいろクローバーZ『『Z』の誓い』




内容紹介
【収録内容】
M1. 『Z』の誓い
作詞:森雪之丞 作曲:NARASAKI 編曲:NARASAKI、ゆよゆっぺ
M2.ロマンティックこんがらがってる
作詞:只野菜摘 作曲:invisible manners 編曲:invisible manners
+各off vocal ver.含む全4曲収録

<Blu-ray>
「 『Z』の誓い」Music Video収録

■封入特典(初回プレスのみ)
2015年上半期シングル3作連動シリアルコード
※初回プレス分はなくなり次第終了となります。予めご了承ください。

【映画情報】
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
2015年4月18日(土) 2D/3D&IMAX3D全国超拡大公開

原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明
監督・作画監督:山室直儀 音楽:住友紀人
美術監督:行 信三 色彩設計:堀田哲平 特殊効果:太田 直 CGディレクター:牧野 快
撮影監督:元木洋介 製作担当:藤岡和実
声の出演:野沢雅子 中尾隆聖 山寺宏一 森田成一 堀川りょう
佐藤正治 鶴ひろみ 田中真弓 古川登志夫 草尾 毅 緑川 光 皆口裕子 中川翔子
主題歌:ももいろクローバーZ バトルソング:マキシマム ザ ホルモン
製作:「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会 配給:東映 配給協力:20世紀フォックス映画

©バードスタジオ/集英社
©「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
メディア掲載レビューほか
2015年4月公開の劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』主題歌を収録した、上半期3期連続シングル第3弾。




●岩佐美咲『初酒』




AKB48初の演歌歌手、岩佐美咲4thシングル発売決定。

前作シングルは10 代演歌歌手としては27年ぶりのオリコン総合ウィークリランキグ1位に輝き、大きな話題となりました。そしてAKB48としてだけでなく、演歌歌手の地位も着実に確立。アイドルファンのみならず、演歌ファンをも魅了する岩佐美咲。
楽曲は今回も一連のAKB関連の作詞を手がける総合プロデューサ秋元康氏による書き下ろし。

[封入特典]
生写真ランダム5種類/応募特典4種類(A 賞~ D賞)

【収録楽曲】通常盤 CDMS
1. 表題曲 「タイトル未定」
2. カップリング曲AKB48カバー曲予定
3. 歌謡曲カバー予定「タイトル未定」
4~6. 上記楽曲のカラオケ収録予定

※3曲目のみ、初回盤との楽曲違い予定。




●しょこたん♥でんぱ組『PUNCH LINE! 』




内容紹介
中川翔子とでんぱ組.incのコラボユニット。
現代のオタクカルチャーに精通し、若者を中心に支持を集める両アーティストが、“しょこたん■でんぱ組” (■:黒塗りハートマーク、読み:しょこたんだいすきでんぱぐみ) として、アニメタイアップをきっかけに、初のコラボユニットを結成!
新曲「PUNCH LINE!」は、TVアニメ「パンチライン」(4月よりフジテレビ深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかで放送予定)のオープニング主題歌で、作詞・作曲をヒャダインこと前山田健一が担当し、ソニー・ミュージックレコーズよりリリース(4月29日)。
今まで、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「KAWAii!! NiPPON EXPO」や、香港で開催された「ACG」など、国内外の大型フェスやライブイベントで一緒になることも多く、twitter上などでも、かねてから交流の多かった両アーティスト。満を持してのコラボユニット結成に、2/18の告知解禁から、各所で超話題沸騰中!!
【通常盤】初回仕様のみに共通封入物入り

※初回仕様の在庫がなくなり次第、通常盤に切り替わります。

メディア掲載レビューほか
中川翔子とでんぱ組.incのコラボ・ユニット、“しょこたん(黒塗りハート)でんぱ組”(読み:しょこたんだいすきでんぱぐみ)のシングル。タイトル曲は、TVアニメ『パンチライン』のオープニング主題歌で、作詞・作曲をヒャダインこと前山田健一が担当。 (C)RS




●篠崎愛『A-G-A-I-N』




内容紹介
「私の唄声でみなさんを癒したいんです」 ―篠崎愛 「歌うまアイドル」としても知られてきたグラビア・クイーン篠崎愛が、芸能活動10年目にして、プライベート・レーベルL's Shit recordingsよりソロ歌手デビュー。グラドルによるお遊びなんかじゃございません、マジ本気です。 「童顔巨乳グラドル」という漠然としたパブリック・イメージをブチ壊す、秀逸な楽曲3曲が揃いました。 若さが爆発したワールド・クラスのパワーポップ1、徹頭徹尾かわいく歌い、ファンはキュン死確実の2、しっとりと大人セクシーに歌い上げる3、篠崎愛の多面性を活かしたバラエティに富みながらも同時に、母性、壮大さ、重厚さ、安定感、大陸感、しなやかさ、自然体、少女的純真さ、清らかさ、男らしさなどが表現された、チャラくなく実に地に足ついた楽曲に仕上がっています。 こちらの「通常盤」はジュエルケース仕様。12Pフォト・ブックレット&歌詞付。

メディア掲載レビューほか
“歌うまアイドル”としても知られてきたグラビア・クイーン篠崎愛が、芸能活動10年目(2015年時)にしてリリースするソロ歌手デビュー・シングル。表題曲はワン・ダイレクション「Steal My Girl」をプロデュース・作曲したPar Westerlundが手掛けるなど、強力な布陣で制作されたパワーポップ。“童顔巨乳アイドル”というパブリック・イメージをブチ壊す、秀逸な楽曲を揃えた一枚。 (C)RS

アーティストについて
みんなの天使でありたい、1992年2月26日東京生まれの23才。 人生で最も重要なことは、「食べること」と「歌うこと」。趣味は、ひとりカラオケ。 2006年、原宿でスカウトされグラビア・アイドルとしてデビュー、以降約8年に渡りトップ・グラドルとして2014年10月まで40作品のイメージDVDをリリース。 2011年元日、アイドル・グループAeLL.のメンバーとしてアイドル歌手デビュー。6枚のシングルと2枚のアルバム「with AeLL.」(2012)、「4/4 YON BUN NO YON」(2014)を発表し、2014年9月14日にラストライヴを行い無期限活動休止。 この度、シングル「A-G-A-I-N」で念願のソロ歌手としてのデビューを果たすことになった。 2015年夏には、ミニ・アルバムをリリース予定。




●パスピエ『トキノワ』




内容紹介
12月には初の日本武道館公演も決定!2015年第1弾作品となるダブルタイアップの3ndシングル発売決定。
前作のメジャー2ndフルアルバム『幕の内ISM』より10ヶ月ぶりにリリースとなる2015年第1弾シングル『トキノワ』。

表題曲『トキノワ』は4月4日(土)午後5時30分よりNHK Eテレにて放送されるアニメ『境界のRINNE』エンディングテーマ。
『境界のRINNE』は『うる星やつら』『らんま1/2』『犬夜叉』などで知られる日本を代表する漫画家・高橋留美子氏の最新作にしてファン待望のアニメ化となる。
パスピエらしいオリジナリティーと瑞々しいメロディーにアニメの世界観をブレンドした会心の出来となっている。

カップリングには、昨年バナナマン単独ライヴ「bananaman live 2014『Love is Gold』」オープニング・テーマでも話題となった「Love is Gold」を収録。
さらには日本を代表する音楽家がCORNELIUSが1997年に発表した『FANTASMA』収録の"NEW MUSIC MACHINE"をカバー。
これまでもシングルでは毎回カバー曲を収録しており、その選曲とアレンジ・センスに高い評価を受けているパスピエだけにこちらも要注目。
メディア掲載レビューほか
パスピエのサード・シングル。表題曲は、高橋留美子原作、NHK Eテレにて放送されるアニメ『境界のRINNE』のエンディング・テーマ。パスピエらしいオリジナリティーと瑞々しいメロディーにアニメの世界観をブレンドした会心作。カップリングには、バナナマン単独ライヴ“bananaman live 2014『Love is Gold』”オープニング・テーマ「Love is Gold」他を収録。




●きのこ帝国『桜が咲く前に』




メディア掲載レビューほか
男女4人組バンド、“きのこ帝国”のメジャー・デビュー・シングル。2014年シングルカットされた「東京」に続き、春の名曲が誕生。
[2015/5/1 17:00フルMV追加]


女子だらけ
目移りしたら
チラ見でね

【実録!ヲタク女子会・㊙無断転載写真館】
              
しょこたん&でんぱ組.inc、互いのエロスをぶっちゃけ「パンツを見せ合った仲ですから!」 モデルプレスインタビュー
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【闇夜のジャズ・カヴァー集】近藤等則『あなたは恋を知らない』/KYOTO JAZZ SEXTET『MISSION』

2015年04月29日 05時24分18秒 | こんな音楽も聴くんです

(2014年4月1日近藤等則『地球を吹く in Japan』上映会&ソロ・ライヴ@青山CAY)

過去の既存の楽曲を、現代のアーティストが演奏することをポップスやロックではカヴァーと呼ぶが、ジャズに関してはどうだろう。多くの人が知っている昔の映画やミュージカルの主題歌や挿入歌は「スタンダード(標準)」と呼ばれ、それを演奏することはジャズ・ミュージシャンなら一度は通る道であろう。筆者は30余年前にスタンダードをカヴァーすることを拒みジャズからドロップアウトした落ちこぼれなので「スタンダード」と聴いても「何それ」としか思わない捻くれ体質である。

人生52年間、頑にスタンダード(標準)外を歩んできたが、53年目の春に初めてジャズのスタンダード・カヴァー・アルバムを購入することとなった。方や世界を舞台に自由即興(ネーチャン)~地球を吹く(ネイチャー)へと独自の音楽極道を貫く喇叭武道家、方や80年代「ジャズで踊る」ムーヴメントを担った多面的ジャズDJ/プロデューサー。一見アコースティックとエレクトリックが逆転したかのような両極端のコンセプトの内には、同じジャズへの革新衝動が漲っている。ジャケット・コンセプトをはじめ、濃厚に漂うオトナのエロティシズムは、ジャズに本来備わった『危険な香り』の復権である。真夜中限定、十八禁、お触り/乱闘/エロ歓迎。本当はヤヴァいジャズの世界にようこそ。

●近藤等則『Toshinori Kondo plays Standards~あなたは恋を知らない』


――“激しく闘う男”という近藤さんのパブリック・イメージからすると、誰もが知っているスタンダード曲のカヴァ集というこのコンセプトは、意外な気もするんですが。
近藤等則「俺はこのアルバムでも闘ってるつもりだよ。世界中の誰もやってないスタンダード・カヴァーをやったと思っている。ジャズのスタンダード集は数えきれないほど出ている。そして、その99%がアコースティック・アンサンブル。で、俺はそれをエレクトリック/エレクトロニックでやった。同じスタンダード・カヴァーでも、まるっきり違う背景で作ったつもり。アコースティック楽器でそのままスタンダードをやっても面白くもなんともないしね。」


Toshinori Kondo plays Standards ~You don't Know What Love Is
リリカルでロマンティックな近未来ジャズ。
キャリア初の全曲スタンダード・アルバム。


1. Summertime / サマータイム
2. The Girl From Ipanema / イパネマの娘
3. Autumn Leaves / 枯葉
4. You don't Know What Love Is / あなたは恋を知らない
5. In A Sentimental Mood / イン・ア・センチメンタル・ムード
6. Misty / ミスティ
7. Blue Monk / ブルーモンク
8. My Funny Valentine / マイ・ファニー・ヴァレンタイン
9. Round About Midnight / ラウンド・アバウト・ミッドナイト
10. What A Wonderful World /この素晴らしき世界

【ミュージシャン】
Toshinori Kondo ( Electric Trumpet )
Eraldo Bernocchi ( Electric Guitar,Tracks except #8 )
Channel K ( Tracks #8 )


【インタビュー】近藤等則、アムスにいた18年間と新作を語る


●KYOTO JAZZ SEXTET『MISSION』


――最新型のジャズを提案するのに、60年代の楽曲カヴァーというのは不思議な感じがします。
沖野修也「最初は60年代ということにはこだわりはなかったんです。「最新のジャズとは?」ということを考えた時に『「打ち込み+生楽器」、それとも「最新のキーボードを使って、打ち込みをいれる」ことなのか?』とかいろいろ考えて。それこそデトロイトテクノのプロデューサー、カール・グレイグが、昔のジャズミュージシャンと作った音源とかはあったんだけど、僕たちは生演奏をすることでも、新しく提案ができるんじゃないかなって。」


KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也がプロデュースするクラブ・ミュージックを通過した現代ジャズ・ユニット、KYOTO JAZZ SEXTETによるブルーノート・カヴァー・アルバム。平戸祐介(quasimode)、類家心平ら気鋭のミュージシャンが結集したほか、菊地成孔もゲスト参加。1960年代ブルーノートの新主流派モード・ジャズを核にしながらも、単なる懐古趣味にとどまらず、それをモチーフにしてジャズの現在を表現した作品。

1. サーチ・フォー・ザ・ニュー・ランド(リー・モーガン)
2. スピーク・ノー・イーヴル(ウェイン・ショーター)
3. ザ・メルティング・ポット(フレディ・ハバード)
4. サコタッシュ(ハービー・ハンコック)
5. ミスター・ジン(アート・ブレイキー)
6. ジンリキシャ(ジョー・ヘンダーソン)
7. アップ・ア・ステップ(ハンク・モブレー)
8. エクリプス(Kyoto Jazz Massive)

<参加ミュージシャン>
類家心平(tp)
栗原 健(ts)
平戸祐介(p)
小泉P克人(b)
天倉正敬(ds)
ゲスト:菊地成孔(ts)
Produced by Shuya Okino (Kyoto Jazz Massive)
Co-produced by Kenichi Ikeda (ROOT SOUL)


【インタビュー】沖野修也の新プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTET。ジャズ日本代表こと沖野ジャパン発足!?

ミッションを
果たせお前は
ジャズを知らない

▼大学のジャズ研では新入生はコレしか吹かせてもらえなかった。
Charlie Parker/Now's The Time
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大森靖子@中野サンプラザ 2015.4.26(sun)

2015年04月28日 00時44分44秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


大森靖子全国ツアー♡爆裂!ナナちゃんとイくラブラブ洗脳ツアー♡
~ノスタルジック中野サンプラザ~


G. 直枝政広(カーネーション)、G. 畠山健嗣(H MOUNTAINS)、B. tatsu(LÄ-PPISCH)、Key. 奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)、Dr. ピエール中野(凛として時雨)

届けることを諦めずに大切にやっていくための音を、弾き語りや、この編成でつくっていきます。
どんな形で大森靖子を知った人にも、わざわざ会いにきてくれる運命に感謝しています。
ライヴにきてくださる皆様に生きてるって実感してもらえるような、美しい空間を一緒につくれるよう、
全力で音楽と向き合い、声が心になるように一瞬一瞬戦います。みにきてください。
大森靖子




昨年10月東京キネマ倶楽部に於けるTHEピンクトカレフのワンマンライヴ以来、大森靖子のライヴはご無沙汰していた。忘れていた訳ではないし、やせ我慢して期待感を高めていた訳でもない。もしかしてセイコは趣味カノに過ぎなくて、結局本カノのエイミの元に戻ったのか?そんな噂がもしセイコの耳に入ったら、逆上して何をされるか分からないし、申し訳なくて合わせる顔がない。
大森靖子&THEピンクトカレフ@鴬谷・東京キネマ倶楽部 2014.10.3(fri)



与太話はさておき、一年前までは月20本近いライヴを行い、アイドル張りの握手会・チェキ会も普通にやっていたセイコが、メジャーデビュー発表前後から、遭遇の機会が減ったのは事実である。決して接触目当ではないが、次々と新たなネタを投下し、常に誘惑し続けるアイドルに慣れっ子になった愛好家には、潜伏気味のアコギ女子の一挙一動をTLでチェックしている暇も気力もない。その上、セイコの活動中で特に推していたTHEピンクトカレフの待望のCDデビューに歓喜したのも束の間、突然の解散表明で冷や水を浴びせられ、瞬間的に百年の恋が醒める思いを擬似体験した。マリアンヌ(東雲)様の毒舌には免疫があるものの、セイコのエリカ様化には戸惑うばかり。



中野サンプラザは2007年のクロマニヨンズ以来8年ぶり。近くに大学が建ち、駅前の様子も変わってしまった。近々解体される予定の大ホールは、思った以上に広く感じる。アイドルの聖地と呼ばれるこの会場でアイドルを観たことがない筆者は似非アイドルヲタかもしれない。そうは言ってもアイドルライヴに慣れた筆者には、セイコ目当の観客の実体が今ひとつ掴み切れない。女子の姿が多いのは、セイコの言動が同性の共感を呼ぶからだろうか。安室奈美恵や浜崎あゆみ、西野カナや加藤ミリヤ、miwaや大原櫻子に飽き足らない女子の心をセイコが掴んでいるようだ。



THEピンクトカレフとは違い、サンプラの大舞台にも慣れているオトナ中心のバンドをバックに堂々としたパフォーマンスを魅せるセイコは、隣町の高架下の阿片窟のような見せ物小屋で歌っていた頃の自分を保ったままで、何処まで高く、どれだけ深く、どんなに多くの人の心に到達出来るのか、全身全霊で挑戦しているように思われる。自分を空洞にして、相手のくれたものを増大して集めて返す鏡(ミラー)になりたい、という気持ちは、「芸術は、もっぱら生活をうつす鏡である」というドイツの詩人ハイネの言葉を思わせる。が、闇はもっと深い。[2015/5/1 17:15追記]



『どうなの 答えて 聞こえてるの?怖いの? 鏡など割ってしまいましょうか!』 ザ・フー「鏡をこわせ」
『われた鏡の中から 俺を捜し出すんだ 雑音なしの俺を 裸になった俺の俺を』 ジャックス「われた鏡の中から」
『いくつもの鏡を後にして いくつもの海を横切って いくつもの永遠を通り過ぎて いくつもの天と地を横切って いくつもの港を後にして いくつもの鏡を横切って いくつもの廃墟を後にして』 裸のラリーズ「Enter The Mirror」
『目ざめてきょうは何になる 鏡の前で何になる 売られて遠く港町 紅いドレスで舞いおどる フランス人形に なりましょか 青い目をして 泣きましょか』 佐井好子「鏡地獄」
『鏡の中から 得意げな笑顔 鏡よ鏡 わたしが世界一 鏡の向こうに 閉込められてる 双子みたいな あの子は誰かな?』 でんぱ組.inc「Mirror Magic?」



大森靖子、7月に新シングルリリース決定 中野サンプラザ公演にて発表
[2015/5/1 17:12追加]
大森靖子「間に合ってよかった」聖地の中野サンプラザ公演

<Set List>
1PINK
2秘めごと
3夏果て
4デートはやめよう
5魔法が使えないなら
6絶対絶望絶好調
7きゅるきゅる
8イミテーションガール
9ノスタルジックJ-pop
MC
10あまい
11エンドレスダンス
12子供じゃないもん17
13君と映画
14おまけ
15KITTY'S BLUES
16キラキラ
17歌謡曲
18さようなら
19呪いは水色
MC
20絶対彼女
21少女3号
22あたし天使の堪忍袋
23春の公園(朗読)
24焼肉デート
25新宿
26音楽を捨てよ、そして音楽へ
【EN】
MC
マジックミラー
MC
ミッドナイト清純異性交遊

鏡持ち
世界を映す
ミラーマン


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【えいたそ♥ピート説】でんぱ組.inc@立川たましんRISURUホール 2015.4.25(sat)

2015年04月27日 00時45分33秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


でんぱ組.inc WWD大冒険ツアー2015
~この世界はまだ知らないことばかり~

4月25日(土) 18:00開演 立川・たましんRISURUホール(立川市市民会館) SOLD OUT



でんぱ組WWDDツアーも終盤に差し掛かりファイナルTOKYO DOME CITYまで残すところあと10日の大詰め。この週は江戸川・立川・川越と関東近郊三公演が続いたが、別件バウアーで立川RISURUホール一本に絞った。裏番組(同時間)にしょこたん♥でんぱ組が出演した『Music Fair』の放映があり、気になるのかメンバー全員緊張気味の妙なテンション。「テレビと違ってライヴは録画できません」との古川未鈴名言botが効いたのか、会場全体ハイエナジーな一体感に溢れて絶好調&超絶ウルトラ☆HAPPYな現場になった。。立川がアニメの舞台の街という縁で、ソロコーナーはえいたそ☆成瀬瑛美の『トキメキ☆すちゃらかテキサス』、ゲームコーナーは「アニメキャラ描けるかな」で、えいたそが出題。お題はドラえもん/とある科学の電磁砲キャラ/パンチラインのお気にキャラ/御堂筋翔(弱虫ペダルのえいたその推しキャラ)/セーラームーン 無印ver.。メンバー全員とヲタトークをするえいたその嬉しそうなお顔を拝めるとは、えい推し的にはオレ得過ぎるネ申ライヴであった。

えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月25日
ソロ曲歌いましてん!☆ #立川大冒険


【写真で実証】えいたそ♥(大好き)ピート・タウンゼンド説
3月8日(日)に秦野市文化会館のライヴで「えいたそサイケ説」を検証したが、昨夜のライヴで成瀬瑛美さんの新たな姿が明らかになった。
【えいたそサイケ説】でんぱ組.inc@秦野市文化会館 2015.3.8(sun)

今年結成50周年ワールド・ツアーを行う英国ロックの雄ザ・フー(THE WHO)。ヴォーカルのロジャー・ダルトリーと共に現存するオリジナル・メンバーのピート・タウンゼンドは、ハイジャンプや風車奏法、機材破壊など、破天荒なパフォーマンスで知られる。



かく言う筆者も中学時代に勉強部屋でジャンプや腕回しの練習をして家族に迷惑をかけた口である。筆者のピートへの憧憬を知る訳は無いが、えいたそもまたピート・タウンゼンドに憧れていることを証明する証拠写真が、立川や最近のライヴ現場で多数激写された。



でんぱ組全員の写真では、”上上下下ABAB未鈴のハートにBダッシュ”古川未鈴のジャンプ姿が最もピートにそっくりだが、下記に挙げた状況証拠を比較すればえいたそこそがピートの後継者であることは一目瞭然である。

 

ジャンプだけではなく、ザ・フーの代表曲「WON'T GET FOOLED AGAIN(無法の世界)」の大サビ最後のピートのステージ・スライディングを自分のソロ曲「トキメキ☆すちゃらかテキサス」に取り入れるとは、流石ヲタク中のヲタ、えいたその面目躍如である。



最新シングル『でんぱーりーナイト』の冒頭でえいたそが歌う「みんなで でんぱーりーナイトへようこそ 一斉に飛べ飛べ遠くまで ピョン!」という歌詞は、間違いなくピートへの愛の表明であろう。

 

「ばびゅーん」というえいたその定番フレーズは、ピートがジャンプしたり風車奏法をする時の気合いを表すオノマトペである。



「ばびゅる」(過度に弾ける、はしゃぐの意)とは、熱狂のあまりギターやアンプを破壊するピートのヤンチャっぷりを揶揄する隠語「Bubble You(バブリュー)」(語源は「You live in bubble」君は現実を避けて生きている)から転じた言葉に違いない(USO)。



今年の5月19日に70歳になるピート・タウンゼンドが、今年のワールド・ツアーを最後に引退することを表明した理由は、日本のアイドル界の現人女神「成瀬瑛美」を自分の後継者として認めたからかもしれない。



ピート・タウンゼンドの1972年の初ソロ・アルバムは『WHO CAME FIRST(現人神)』、成瀬瑛美の2014年の初ソロ・シングルは『I WILL BE WITH YOU(わたしはあなたと共にいます)』*参考:聖書の言葉「神はあなたと共におられる」。もうお分かりのように、えいたそがピートの意思を継ぐ預言者であることは、疑いようのない事実(史実)なのである。



<Set List>
M01■でんぱーりーナイト
M02■W.W.D
-MC-自己紹介
M03■ダンス ダンス ダンス
M04■NEO JAPONISM
M05■Future Diver
M06■FD2~レゾンデートル大冒険~
M07■サクラあっぱれーしょん
M08■トキメキ☆すちゃらかテキサス/えいたそソロ
M09■Dear☆Stageへようこそ♡
M10■まもなく、でんぱ組.incが離陸致します
M11■ファンシーほっぺ♡ウ・フ・フ
-MC-WWDヲタクDEで立川といえば♡ヨヨイのヨイ♪大冒険
M12■イロドリセカイ
M13■ブランニューワールド
M14■キラキラチューン
M15■バリ3共和国
M16■ちゅるりちゅるりら
M17■でんでんぱっしょん
M18■檸檬色
<アンコール>
-MC-
EC1■イツカ、ハルカカナタ
EC2■でんぱれーどJAPAN



イカ娘
侵略するぞ
TDC

【無断転載写真館】
えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月25日
久しぶりにドキドキど緊張!うおおおお。


最上もが @mogatanpe · 4月25日
大冒険ツアー in 立川!お母さんくらいの歳の方がみてくださってたの きゅんときました。親子だったり 夫婦だったり。きのうも感じたけど いろんな世代の方が好いてくれるのがとてもうれしい☺︎みんなに届けー!とおもいながらうたったよ


夢眠ねむ @yumeminemu · 24時間 24時間前
立川ありがとうございました!これはネオジャポの好きな振り付け。よい子は覗いちゃだめだよ♡


ピンキー☆藤咲彩音 @PINKY_neko · 4月25日
これなんかすごいショット。へんてこりんりん~


相沢梨紗 @RISA_memesama · 24時間 24時間前
WWD大冒険TOUR2015 in…


ピンキー☆藤咲彩音 @PINKY_neko · 4月25日
【WWD大冒険TOUR2015】in立川市民会館にてツアー21日目でした!なんだか今日はずっと緊張していてみんなにも移りそうな勢いだったよ衣装で写メ撮り忘れたから今日の私服写メね。立川も無事大冒険成功!来てくれたみなさまありがとう!


古川未鈴 @FurukawaMirin · 24時間 24時間前
立川も超会議もどうもありがとうございました!好きなことでお仕事ができる幸せ!
明日はでんぱで超会議でライブひたあと川越でワンマンです!


[4/30追加]
えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月27日
でんぱメンバーのみんなにステージで御堂筋くんを描いてもらったよ(*´∀`*)/!☆ #みりんちゃん×みどくん 色々いるんだけどwww小野田クンカワイイwww


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月27日
#ピンちゃん×みどくん 前髪イカス!☆そしてセリフが巻ちゃんでかわいい(ノ∀`*)www


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月27日
かっこよすぎか!!!!!えいそこれめっちゃイケメンだと思うんだけど...辛い胸苦しいまじでほんああああ(*´∀`*)☆ #ねむきゅんのみどくん


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月27日
もう素晴らし過ぎて言葉が出ない 大大大天使 #りさちゃんのみどくん


えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso · 4月27日
この人ならツールドフランス大勝利だと思うの(確信)!!!!! #もがちゃんのみどくん



コメント

ペーター・ブロッツマン+ジム・オルーク+灰野敬二/八木美知依@六本木SuperDeluxe 2015.4.24fri

2015年04月26日 06時19分25秒 | 灰野敬二さんのこと


Peter Brötzmann with Strings
ゲスト:八木美知依 ソロ


出演:ペーター・ブロッツマン (サックス、クラリネット)/ジム・オルーク (ギター)/灰野敬二 (ギター)
ゲスト:八木美知依(エレクトリック21弦箏、17弦ベース箏、エレクトロニックス、歌)ソロ



『ウィズ・ストリングス』といえば、多くのジャズ・ホーン奏者にとっての夢であろう。ゴージャズな弦楽器楽団の伴奏で思う存分吹き鳴らす快感は、リズムセクション+αの通常のジャズコンボ編成では決して味わえないし、そんな贅沢が許されるほどのステイタスの証でもある。ジャズにしては法外な制作費を費やすからには売れなければならないので、大抵人気スタンダード曲中心に万人に聴き易いアレンジと演奏で吹き込むことが必須条件となる。今年のブロッツマン来日ツアー唯一のスーパーデラックス公演企画タイトルに「ウィズ・ストリングス」と名付けた背景は、皮肉混じりの洒落っ気だろうが、もうひとつには極端音楽の「弦楽同伴(with strings)」は低予算で可能であり、売上を上げる為に万人に迎合する必要は無い、というオルタナ道の挑戦状でもある。

●ペーター・ブロッツマン+ジム・オルーク+灰野敬二 1st SET

(写真の撮影・掲載については主催者の許可を得ています。以下同)

この三者の初共演は2010年11月23日(火)に新宿Pit Innで行われた。”轟音の競演ではなく、静と動を使い分けたメリハリのあるストーリー性のある即興”(過去ブログより)だったそのライヴ音源が、今年2月にイタリアのTrost Recordsから『Two City Blues 1&2』としてそれぞれLPとCD一作ずつリリースされた。4年半後の今回の共演は、期せずしてレコ発になった。


ブロッツマン+灰野+オルーク@新宿Pit Inn 2010.11.23(火)

1st setは「ウィズ・ストリングス」のタイトル通り、オルークと灰野はギター演奏に専念。当然ながらスコアは存在せず完全即興だが、二本のギターは微音にせよ轟音にせよ同質のニュアンスを維持し、ブロッツマンの骨太のブロウと対峙して、弦楽二重奏アンサンブルを形成する。重厚な短調のメロディーが支配して、45分間終末的なドラマ性を帯びたバラード演奏を展開した。

●八木美知依


メインステージの下手にセットされた2台の箏で八木のソロ演奏。これまで八木のプレイは何度も観たが、完全ソロのロング・セットを観るのは初めて。極めて日本的なこの楽器から紡ぎ出す自由度の高い即興演奏は、よりグローバルなテイストの音響発生装置となり、ハッキリした八木の朗詠と共に、イマジネーションを刺激する独自の世界を生み出した。トリオの強烈な存在感に勝るとも劣らぬ美知依ワールドの創出は、この夜この場所の陶酔感を拡張し、聴き手の意識の解放を促した。本田珠也とのデュオ『道場』で挑む翌日のブロッツマンとの共演も新たな創造への旅路となるだろう。

  

●ペーター・ブロッツマン+ジム・オルーク+灰野敬二 2nd SET


2nd SETは打って変わって灰野のヴォーカルでスタート。オルークのミニマルなギターと言葉のハッキリした灰野の歌がリリカルに絡み合う。ブロッツマンの咽び泣くテナーが加わり、想定外の演歌的なムードが会場を包む。まるで異星人のキャバレーミュージックのような甘い誘惑に身を任せると、シーンは一転、獣の咆哮が大地を揺るがし、サックスとギターが阿鼻叫喚の怒声に変わる。天国と地獄の間を瞬時に行き交う精神ワープに玩ばれるまま、未知への創造の旅路へ誘(いざな)われた。



未知の創造
この旅には
終わりはない

<灰野敬二 LIVE SCHEDULE>
5月3日(日・祝)高円寺ショウボート
灰野敬二 生誕記念公演 ~不失者
不失者  灰野敬二 / 亀川千代 / Ryosuke Kiyasu


5月6日(水)新宿JAM, 新宿NINE SPICES etc.
JAM FES2015に出演

5月21日 (木) 六本木SuperDeluxe
マハンニャワ 2 DAYS:インプロ!!!!!~センヤワ with 内橋和久 と セッション仲間
出演:マハンニャワ(センヤワ with 内橋和久)/灰野敬二/山川冬樹/大野由美子/吉田達也/小山田圭吾

5月22日(金)高円寺 Mission's
Koenji Mission's 8th Anniversary!!【ROCK】
ACT灰野敬二/鳥を見た/ゴイゾン/Lakka and more..!

5月29日 (金) 六本木Super Deluxe
灰野+石橋 / 勝井+ユザーン two drums & two flutes
出演:灰野敬二 + 石橋英子 two drums & two flutes duo/勝井祐二 + ユザーン violin & tabla duo


8月21日(金)代官山 晴れたら空に豆まいて
-特別企画- 勅使川原三郎×灰野敬二×MERZBOW
出演■勅使川原三郎・灰野敬二・MERZBOW


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グンジョーガクレヨン/K.K. NULL/陰猟腐厭/NORD@高円寺ShowBoat 2015.4.23(thu)

2015年04月25日 10時10分10秒 | 素晴らしき変態音楽


音の色彩
グンジョーガクレヨン/KK NULL/陰猟腐厭/NORD(片山智+長谷川洋+内田静男+α)


ともに80年代東京・横浜アンダーグラウンドミュージックシーンにおいて、その特異なシーンにあってさえもひときわ異彩を放っていたアーティストたちである。このメンツを見て「おおっ!」と思ってしまうのはおそらく40代以上の人たちかもしれない。
だがしかしこのイベントは決して懐古趣味のような類いのものではない。彼らは多少のブランクはあっても、今なお進行形で己の魂を具現化することに余念がない。
是非とも彼らの2015年4月23日時点での最新の音を聴きに来て欲しい。そしてきっとその音の向こう側からは彼らが築き上げてきたものだけではなく、彼らが指向そして試行している未来の音が聴こえて来るに違いない。(長谷川洋)



今週のハードコアなライヴの連続に感謝すべきか怨嗟すべきか嘆息していたが、地下音楽の異端者の奇跡の宴の今宵だけ無心で運命に甘んじるのみ、などと書くと長谷川の言う40代以上の典型パターンかもしれないが、音楽を聴くのにノスタルジアや先入観や思い入れがあるのは当然だし、自分の記憶や経験を反映することで、さらに深く理解できることは間違いない。演奏者が現在進行形であるのと同様に、聴き手も現在進行形の人生(LIFE)を生きている。両者が一堂に会してリアルタイムで交歓するライヴ(LIVE)とは、単なる記憶の巻き戻しに終わることは無い。それが"LIVE IS MY LIFE"と嘯(うそぶ)く音楽愛好家の信念である。
*アーティストのプロフィールはリンク先の過去ブログを参照のこと/写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。

●NORD(片山智+長谷川洋+内田静男+α)

百鬼夜行の回想録~80'sインディーズ特集 第1回「ピナコテカ・レコード編」

オリジナルメンバーの片山智とその次の世代の音楽家によるノール最新型。暗闇の中から立ちのぼる煙のような電子音が、明滅するフラッシュに同調して立ち籠める濃霧となる。空気を満たす濃厚な音の靄を吸い込んで、意識は朦朧となり異次元に漂う。言葉にすればアンビエントだろうが、四人の演奏家が放つ邪悪な「気」は、なしくずしの死に誘導する危険な香りがする。1stアルバムB面の「Utopie」を想起させるドラマティックなノイズ交響楽に酩酊した。




●陰猟腐厭

【至福の地下音楽】時代からはみ出し続けるネームレス即興ロック~陰猟腐厭『初期作品集1980-1982』

増田直行(g)、原田淳(ds)のデュオ。前回観た時はダンサーが参加したので、メンバーだけのライヴは初めて。マレットとスティックを使い分ける表情豊かな原田のドラムに加え、特異なのは増田のギター。フレーズにならずに散逸するソリッドな音色は、物音と呼ぶには畸形過ぎるし、物語になるには無意識過ぎる。意味と無意味の差異を無化する手作業は、はみ出し続ける道を選んだ異端者の慈愛に満ちた愛情表現である。




●KK NULL

Merzbow x Balázs Pándi x 灰野敬二/KK Null+Bastard Noise@六本木SDLX 2015.4.12(sun)

1982年に出会って以来、完全ソロ演奏を観るのは30余年振りかもしれない。身体が吹き飛ばされそうな圧倒的な音圧は、単にラップトップで電子的に合成されたサウンドではなく、修行僧を思わせる風貌の岸野一之が身体全体で空気を震わす波動である。ShowBoatの音響装置をフル活用した立体的な音像は、意識を覚醒させる合法ドラッグだった。




●グンジョーガクレヨン

グンジョーガクレヨン/ju sei@八丁堀 七針 2012.12.22 (sat)

組原正(g)、前田隆(b)のデュオ編成のグンジョーに、Yusuke Akaiwa(electronics)がゲスト参加。Akaiwaは最近までグンジョーガクレヨンの正式メンバーだったが、現在は脱退しているので「グンジョーガクレヨン+Yusuke Akaiwa」と呼ぶべきだろう。異形に磨きをかけた組原は、ギターを愛撫するように抱きしめ撫で舐め回し、楽器としてのギターらしさを剥ぎ取って行く。寡黙な前田の饒舌なパルスベース、どっしりとしたAkaiwaのスペースシンセ、三つ巴のパワーインプロヴィゼーションは、濃厚な空気を拡散する解放感に満ちていた。



どの出演者も、今ここで自分が鳴らすべき「音」を見つけ出し、その場を共有する観客は、今ここでしか生まれない音を今ここで体験するスリルに打ち震える。ノイズだろうが即興だろうが前衛だろうがアイドルだろうが、今ここでしか体験出来ないライヴ(LIVE)現場の歓びは何物にも代え難い。時代からはみ出した極端音楽の歓びを今宵共有した者全員が、更なる未来進行形の活動への期待を胸に刻んだことだろう。



万国の
極端主義者よ
交歓せよ

▼コチラもおススメ
stratosphere sound3
5/30 sat 八丁堀 七針


rohco+直江美樹
.es
透過性分子
美川俊治
door open 18:30
start 19:00
2000jpy



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坂田明+灰野敬二+本田珠也@新宿Pit Inn 2015.4.22(wed)

2015年04月24日 01時43分08秒 | 灰野敬二さんのこと


新宿 PIT INN 50th Anniversary 坂田 明 2DAYS
「即興一発新橋へ、早また汽車は煙はく!」

【MEMBERS】
坂田 明(As,Cl)灰野敬二(G)本田珠也(Ds)




この度久しぶりに2daysをやります。1日目はジム・オルーク、山本達久組。2日目は灰野敬二、本田珠也組でばっちし行きたいと思います。種も仕掛けもありません。
-シュッポ シュッポ シュッポッポ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



この三者は三通りの組み合わせで二者ずつ共演しているが、三者一堂に会するのは初めて。来日中のペーター・ブロッツマンとはそれぞれ異なる日程で共演するとは、言わばニアミストリオと言えよう。筆者にとってはブロッツ熱に浮かれた一週間の中日に、斯様なハードコアなライヴを企画した即興のネ申に感謝すべきか怨嗟すべきか。ド平日の聖地ピットインは、”雨ニモ負ケズ”集まったハードコアな音楽ファンの静かな熱気で頬が火照る。
本田珠也+近藤等則+灰野敬二+ナスノミツル@新宿Pit Inn 2014.1.21(tue)
本田珠也+坂田明+JOJO広重@新宿Pit Inn 2014.6.10(tue)



予想通り初っ端からラウドな激烈セッションに突入。テナーとアルトの違い以上に身体の大きさの違いが影響するのか、坂田のプレイはブロッツマンに比べると、五月蝿い小動物か虻か蜂の敏捷性に傾斜する。可憐な見かけに油断すると鋭い歯牙で噛まれたり毒針で刺されたりする獰猛な捕食生物である。椅子に座った灰野が髪振り乱して掻き毟る茶色のギターが放つ音の撒き餌が無防備な魚や小鳥を呼び寄せる。ピットイン備え付けの小口径のバスドラに断末魔の悲鳴を上げさせる本田の連打が猟銃のように獲物を追い詰める。三人の狩人は、時に狩猟を忘れて落ち穂拾いに夢中になったり、法螺話に興じたり、勝手に思索に耽ったり、力を合わせて蜃気楼に挑んだリ。実り多い旅路の果てに得た獲物は、観客の満足と安堵の入り混じった溜息と共に今宵の宴の貢物として供されることと相成った。

取り急ぎ
トリオの鳥を
穫り押さえ

▼110415 坂田明トリオ@アケタの店 [110415 SAKATA Akira Trio@AKETA] 005


▼巫女の歌/坂田明、灰野敬二、HIKO、桜井真樹子
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近藤等則+ペーター・ブロッツマン+中原昌也@恵比寿LIVE GATE 2015.4.21(tue)

2015年04月23日 01時31分43秒 | 素晴らしき変態音楽


「響命」シリーズ第四弾 at LIVE GATE TOKYO~Blow your Mind~
【出演者】近藤等則 ( electric trumpet )/ Peter Brotzmann ( sax )/ 中原昌也 ( synthe & effects )



ペーター・ブロッツマン来日ツアー2015では、豊住芳三郎、坂田明、佐藤允彦、近藤等則など日本ジャズ界のベテランや、灰野敬二、ジム・オルーク、八木美知依、本田珠也などジャズに限定されない即興音楽家との共演が繰り広げられる。どの組み合わせ・どの公演を観ても圧倒的なインスピレーション&パワーの交歓に心を打たれることは間違いない。そんなスケジュールの中で、一際目を惹いた(浮いてる)ラインナップがこの日。Hair Stylistics a.k.a.中原昌也とブロッツマンとは想定外の顔合わせだが、どちらも中毒愛好家の筆者にはオレ得過ぎる。



実は当初は行く予定はなかったが、日曜日の217歳トリオが素晴らしすぎて熱に浮かれた状態で、当日ネットで前売りチケットを申込み、恵比寿LIVE GATEへ初見参。広さも音響もいいライヴハウスだが不幸にも今月末で閉店するという。最初で最後の会場で体験する異種交歓に不思議な気分。30席余りの椅子は満席。コアな年配ジャズ&即興ファンが中心のピットインに比べて、いまどきヤングな雰囲気で女性客の姿が目立つ。


ペーター・ブロッツマン+豊住芳三郎+佐藤允彦@新宿Pit Inn 2015.4.19(sun)

ブロッツマンと近藤は30年以上の長い付き合いで、お互い手の内を知り尽くしている筈だが、中原の電子音が加わった途端に、様相がガラッと変化する。客席で聴く限りでは、左右のPAとステージ上のアンプから、中原のソリッドな電子ノイズと、近藤の浮遊するエレクトリック・トランペットが飛び交うエレクトロの嵐の中で、ブロッツマンが独り屹立する勇猛な風景を幻視したが、ステージ上ではもっと混然一体のアトモスフェアが生またのではなかろうか。それは対峙とか共感とか友愛とか交歓という言葉では表現しえない『未知の創造の場』の現出ではなかったか。



「まずはじめに、音楽をどのように聴かせるか、楽器をどのように鳴らすべきか、他のミュージシャンとどのように共働すべきか、自分のヴィジョンを持つことが必要だ。大切なのは唯ひとつ、自分がするべきことをすること。敢て極端な右や左を目指す必要は無い。ただ自分自身の音楽のアイデアに従いながら、徐々に近づくようにすればいい。私にとって音楽とは常に、境界に近づくことに他ならない。時には境界を少しだけ広げることができる。逆に言えば、境界は近づくたびに常に離れて行くともいえる。それはとても時間がかかるプロセスであり、私は一生かけて追い求めているのだ。」ーーペーター・ブロッツマン/ハンガリーTVドキュメント『Free The Jazz』より

その言葉通り、この夜の三人はそれぞれに自分のやるべきことをやりながら、右と左・上と下・前と後ろの境界へと近づき、少しずつ拡張し、観客の心を巻き込みながら、未知の創造を追い求めたといえるだろう。別の組み合わせとの違いをブロッツマン本人が何処まで意識したかは知り得ないが、少なくとも筆者を含む一部の観客にとっては、これまでにない経験であり学習であり冒険であったことは間違いない。この組み合わせを立案・企画・実現した近藤等則の慧眼に敬意を表したい。

エレクトロ
トロけるエレキ
エネルギー




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【Over 50の逆襲】REBECCA/GO-BANG'S/谷山浩子/佐井好子/小林啓子/グンジョーガクレヨンetc.

2015年04月22日 00時30分07秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


大森靖子の曲「Over The Party」は「Over 30 おばさん 鏡の中でちょっとマシにやってる」と歌われる。30代をおばさんとかおっさんと呼ぶ若者文化に文句はないが、『ブロッツ&サブ』の合計217歳トリオの激ライヴが開催されたり、Over 50女子の復活ネタがTLを賑わせたり、年齢不問のルネサンスの赤い衝動に胸の火照りを覚える昨今、そんな世相を如実に顕す、諦めることを知らない「ばびゅ女子♀」(+♂)にほの字の愛を捧げたい。



●REBECCA


NOKKO(のっこ、1963年11月4日 - )51歳
昨日朝のトップトレンド。レベッカ全盛期は、まさにバンドブームのまっただ中。それまで洋楽ロックのコピーばかりだったアマチュアバンドシーンに日本語ロックのトレンド(潮流)を生んだ。ポジティヴ女子力ハイテンションのノッコが眩しすぎて目が眩み、不思議女子・戸川純に救いを求めたネクラ男子多数。


REBECCA、8月横アリで再結成「パンドラの箱を開く勇気が湧いた」

●GO-BANG'S


森若 香織(もりわか かおり、1963年12月11日 - )51歳
レベッカよりもちょっと遅れてデビューした北海道女子バン・ゴーバンズは、ネアカだけど不思議キャラ交じりの「ざまぁカンカン娘」っぷりでニューウェイヴ系男子にもアピールした。大ヒット連発のポニーキャニオン時代よりも、マニアライクなBMGビクター時代(92~)の方が好きだったりする。


GO-BANG'Sがアルバム&小説発売記念ワンマン・ライブ開催、小説家デビュー作『妖精頭脳』も発売

●谷山浩子


谷山 浩子(たにやま ひろこ、本名:中西 浩子(なかにし ひろこ)、1956年8月29日 - )58歳
少女漫画風メルヘンぽさが売り物のニューミュージック歌手だとスルーしてたら、「本当は怖いファンタジー」プログレに狂気必須の谷山浩子は、72年のデビュー以来一度も休むことなく歌い続ける日本の宝。ぼっちグラムロッカーROLLYと野合し、頭脳警察・筋肉少女帯・非常階段といった鬼畜バンドとステージを分け合う隠れエキセントリック女子。


5/15「第参回 真夜中のヘヴィロック・パーティー」に出演決定!

●佐井好子


佐井 好子(さい よしこ、1953年6月22日-)61歳
JOJO広重をはじめとして、昭和育ちのアングラサブカル♂♀の密かな偶像崇拝の対象だった幻想カリズマ女子。ジャケットを見ただけでオーラが伝わる現人女神が干支が三周した今こそ、ついに浮世に降臨。関西アンダーグラウンドの猛者がバックを務め天岩戸開眼の儀を執り行う。


佐井好子、36年ぶり奇跡のワンマンライヴ詳細発表!!! 5/29(金)@TSUTAYA O-nestにて!

●小林啓子


小林 啓子(こばやし けいこ、1946年12月10日 - )68歳
60年代末安保闘争の時代に登場し、キャンパスの女神、フォ-クゲリラの偶像、元祖ギタ女として人気を博した小林啓子は、一昨年の7年ぶりの『Broadway Market 』に続くニューアルバム『この先の続き』をリリース。「生きるものの歌 この先の歌へ」というサブタイトルは真っ正面からの「前衛宣言」に他ならない。心に染みるアコギサウンドに込めた静かな闘争心は、1曲コラボしているご子息Taigen Kawabe率いるBO NINGENにも負けはしない。ジャケット・デザインはギターのKohhei。


日本のジョーン・バエズと称された小林啓子のニューアルバム。

50歳
超えて目指すは
先の続き

●グンジョーガクレヨン/KK NULL/陰猟腐厭/NORD (片山智+長谷川洋+内田静男+α)


一方Over 50の地下音楽男子の王政復古も見逃せない。組原正(グンジョーガクレヨン)64歳、岸野一之(KK NULL)53歳、原田淳(陰猟腐厭)55歳、長谷川洋(NORD)52歳(年齢は概算)。筋金入りの80年代カオスバンドの邂逅は、惑星直列以来の奇跡に違いない。21世紀の15年目の春に聖地高円寺に繰り広げられるエキセントリックな「地場・磁場」こそ、ヒューマンカルチュアルネサンス最大の山場となるに違いない。


高円寺ShowBoat
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ペーター・ブロッツマン+豊住芳三郎+佐藤允彦@新宿Pit Inn 2015.4.19(sun)

2015年04月21日 00時18分18秒 | 素晴らしき変態音楽


新宿 PIT INN 50th Anniversary ブロッツ&サブ 2デイズ
【MEMBERS】ペーター・ブロッツマン(Ts,他)豊住芳三郎(Ds,他)ゲスト: 佐藤允彦(P)

フリー・ジャズの生き証人ペーター・ブロッツマンが今年も来日し、旧友・豊住芳三郎と組んでスーパー・セッションを繰り広げます。18日には近藤等則、19日には佐藤允彦という豪華なゲストも参加し、壮絶な演奏になること間違いなし。重鎮たちの大暴れに乞うご期待!



毎年恒例のブロッツマン来日興行。SABUこと豊住芳三郎とのピットイン50周年企画2日間の初日の近藤等則とのトリオは昨年も観たので、二日目の佐藤允彦とのデュオに参戦した。ブロッツマンと佐藤が同い年で73歳、SABUが71歳。3人あわせて217歳トリオである。もし来年同じトリオが実現したなら220歳な訳で、敢て年齢について云々するのは意味が無かろう。SABUは相変わらず世界中を演奏旅行しているようで、直近ではトルコやチリに行ったという。50年来の付き合いの佐藤とも、もっぱら海外のフェスで会うばかりで国内での共演は久々らしい。

この三者のトリオ演奏はおそらく初めてではなかろうが、昨年は、SABUと佐藤それぞれ別日程ブロッツマンと共演するニアミス状態だったので、やはり「待望の」という枕詞をつけたくなる。70席の座席はほぼ満員で、開演時間までに立見客も増える。若手ミュージシャンらしき客も多く、所々で歓声があがる。


Photo by Mark E. Rappaport (used under permission)

「フリージャズという言葉は好きじゃない。様々な誤解の原因になるから。フリーダム(自由)と聞くと何でも好き勝手にやっていいと思われるが、勿論そうじゃ無い。一緒にステージに上がったら一緒に何かを作り上げなければならない。時には他の2人が居なければ自分では出来ないこともある。常に学習であり経験を深める過程が好きなんだ」(ペーター・ブロッツマン/ハンガリーTV番組『Free The Jazz』より)

その言葉通り、ベテラン三人の演奏は、リラックス感と刺激が交錯し、地図の無い音楽の旅を一緒に進む歓びを存分に発散していた。ブロッツマンの咆哮とSABUのパワフルなストロール、佐藤の指から流れる伸びやかなフレージング。一音一音が新たな道を切り開く。誰か独りでも欠けたら表情はまったく変わってしまうに違いない。「一期一会」とは、この夜のピットインでの2時間の経験を表現するためにある言葉に違いない。

個人的には2ndセットの前半のターロガトーのエキゾチックな調べとトルコ風ピアノが徐々に怒濤のドラムソロへ変幻する様子が圧巻だった。

Peter Brötzmann & Sabu Toyozumi @ Inage Candy (2014)


Masahiko Satoh & Peter Brötzmann @ "BrötzFest 2011" Shinjuku Pit Inn


Masahiko Satoh/佐藤允彦&Sabu Toyozumi/豊住芳三郎 1 '97


ブロッツマン
つまんなくなる
ことは無い



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