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A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【剛田武&MOGRE MOGRUスケジュール】5~6月MOGRE MOGRU、砲弾爆発合奏団、恐山Vibration、独創的コラボ、トーク司会など。

2025年05月20日 00時24分41秒 | 素晴らしき変態音楽

5月11日(日) 柴崎mod  wasavy presents「Re:FACTory」にて

 

5月24日(土) 中野Live Bar Aja *Cannnonball Explosion Ensembleで出演

19:00 open / 19:30 start
¥ 2500 + 1d

☆ 川﨑知 (t.sax) ALI (b) 芦田伸広 (b) 熊田央 (dr)

☆ Cannonball Explosion Ensemble (砲弾爆発合奏団)
・剛田武(violin,flute…)
・ルイス稲毛(bass)
・南部輝久(drum)
・山澤輝人(sax,flute)

 

 

5月28日(水) 阿佐ヶ谷mogumogu *内藤アキラさんとのコラボで出演

東京雑楽 vol.3

18:30 open / 19:00 start
¥2000+1D

青木ケン ゲスト:キム ヨンジュ(as)

剛田武&内藤あきら

吉村一博カルテット:
吉村一博(g)
北健太郎(b)
アンディ松上(ds)
河野吉彦(pf)

 

 

5月30日(金) 渋谷 頭バー *恐山vibrationで出演
Third Mind vol.14
特集:DADAとレーニン

19:00-23:00

1500円 1drink付

Rie Fukuda

恐山vibraion

DJ: 梅ケ谷雄太(Murder Channel)、砂肝

 

 

5月31日(土) 月花舎(東京・神保町)*トークイヴェントの司会で出演

トークイヴェント「エクストリーム・フリーな彼らにとってのアヴァンギャルド・シーン」

13:00~

話し手 マーティン・エスカランテ Martín Escalante (sax)、ウィーゼル・ウォルター Weasel Walter (drums)、テテ・レギア Teté Leguia (bass)(司会 齊藤聡、剛田武)


ニューヨークのハードコア・ドラマーのウィーゼル・ウォルター、待望の初来日!ノイズ/アヴァン・シーンへの影響力は絶大なものであり、スタイルを変えることなくクリス・ピッツィオコスやメアリー・ハルヴォーソンらジャズの最先端とも共演を重ねている。二十代のときジム・オルークの自宅で聴いた高柳昌行に衝撃を受けたウィーゼルにとって、日本のフリージャズシーンも強い興味の対象だ。
そのウィーゼルは、メキシコのサックス奏者マーティン・エスカランテを阿部薫から連なる系譜上に位置付けてもいる。もちろんマーティンの個性はまったく異質で唯一無二。サックスのネックを取り外してマウスピースを直付けし、ときに床に楽器を叩きつけもして、首の動きや全身の痙攣も駆使してひたすら吹き続けるエクストリームなプレイヤーである。2019年の初来日時には観た者を笑うほど驚愕させた。
さらにわれわれにとって未知のベーシスト/ギタリスト、テテ・レギア。リマで生まれ、ペルーのエクスペリメンタル・シーンを作り上げてきた人である(らしい)。ウィーゼル、マーティンとトリオを組むほどの実力に興味津々!
NYと中南米、さらに世界を旅するかれらに、現在進行形のインプロヴィゼーションやエクスペリメンタルの音源を紹介しつつ、いま起きている状況について話を聞く。

 

 

6月15日(日) 高円寺Oriental Force *MOGRE MOGRUで出演

Live Bien ici!!

18:00 Open 18:30 Start
1500円+1drink

Mirage
山田民族
MOGRE MOGRU
サンピン

 

 

 

6月23日(月) 高円寺Oriental Force *WATANABE@XXXさんとのコラボで出演 
詳細後日

・剛田武+WATANABE@XXX  

・佐伯武昇

・植岡勇二(即興詩)+益子樹(guitar)+吉岡友彦(bass)+BEKATAROU(modularsynth)

・ポエレーベル(植岡氏を中心とた即興アンビエント朗読劇)

 

 

6月24日(火) 高円寺Oriental Force *古賀郁さんとのコラボで出演
「儀式」

19:00 open  19:30 start

1,500円+1drink order

狩俣道夫(sax.flute,etc.)+晶(accordion,etc.)

剛田武(自作楽器)+古賀郁(自作楽器)

摩訶:
吉村政信(読経、仏具)+
梅澤妃美(舞)+
Masafumi Teruyama(electronics)
華音(歌、仏具)

 

MOGRE MOGRU @ "DIVE DEEP with Kirszenbaum" 2025.5.15 thu 高円寺ShowBoat

 

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【ミニレビュー】京都にいた謎の現代音楽家『松本清治 / 作品集第11集 Seiji Matsumoto Original Part XI』

2025年05月03日 01時17分39秒 | 素晴らしき変態音楽
 
『松本清治 作品集第11集 / Seiji Matsumoto Original Part XI』(1979 / Victor PRC-30190)
 
A. 2つのピアノ曲 作品126
B. 4つのピアノ曲 作品127 
ピアノ:松本清治 

1970年代~80年代に京都で開業医をする傍らオリジナルの現代音楽のLPを自主制作で20数枚リリースし続けたピアニスト松本清治。日本の能に大きな影響を受け、ピアノを使っていかにして調性という西洋ヨーロッパ音楽の束縛を破れるかという挑戦を10年以上に亘って実践したにも関わらず、80年代後半に忽然と消息を絶った謎の地下音楽家である。
 
本作は11作目のアルバムで、音の線的なものを意識し、音のダイナミズム、ピアノの音の打楽器的性格を強調するためテープの回転数を早める操作を施した作品。パーカッシヴで激しい演奏と、ドビュッシーを思わせる静的な演奏が交互に現れ、音への狂気を感じさせる。
 
彼は10年余りのレコード制作活動に於いて、音の流れ、間、ロマンチシズム、対立性、空間性といったファクターに基づいた独自の音楽理論を論じ、シェーンベルクを越える音階を考案しようと12微少全音階、微上昇性12平均律、上昇性12平均律などの特殊なピアノ調律を用いて200曲を優に超えるオリジナル曲を録音した。そのすべてが楽譜が存在しない作品、すなわち即興演奏に限りなく近い。あまりに独創的な音楽性と演奏法は、オリヴィエ・メシアンや武満徹をはじめとする伝統と権威に縛られた当時の現代音楽界から完全に無視され抹殺された。これほど多作でありながらプロフィールや消息に関する情報はネット上に全く存在しない。Vanity RecordsやDD.Recordsといった80年代地下音楽を先取りした稀有な存在を今こそ世に問いたい。(2021年05月25日記)
 

 
4年前に下北沢BONUS TRACKでのレコード・マーケットで見つけた1枚のレコードがきっかけで消息を追い続けていた謎の現代音楽家、松本清治氏について京都新聞の樺山記者が調べて記事にしてくれた。京都新聞のWEBマガジン『THE KYOTO』で3週に連載される。全文読むためには有料サービス(月額980円)に申し込む必要があるが、その価値は十分にある。
 
 
 
松本清治 ピアノ作品集セレクション Seiji Matsumoto Originals
 
 
 
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【来日情報】ポーランドのオルタナフォークデュオ『キルシェンバウム Kirszenbaum』2度目の日本ツアー決定!

2025年04月21日 22時25分23秒 | 素晴らしき変態音楽

ーランドのインディミュージック・シーンから登場したギターとバイオリンの二人組Kirszenbaum(キルシェンバウム)は、東欧の伝承音楽やフォークミュージックのトラディショナルなメロディーと、シューゲイザーやオルタナロックのモダン・サウンド、さらにロマ音楽~アヴァンギャルド・ジャズに通じる即興性を兼ね備えたパワフルかつダンサブルなパフォーマンスでヨーロッパのみならず世界的に高い評価を得ている。ポーランドを始めヨーロッパ各国のフォーク&オルタナフェスに数多く出演し、2023年10月に初の日本ツアー、2024年6月にはイギリスのグラントンベリー・フェスに出演した。

今回、ポーランドのトップ・ミュージシャン/プロデューサー、アンドレイ・”ジエニア”・マルコフスキのプロデュースによるニュー・アルバム『Rave Macabre』を引っ提げて2度目の来日が決定。日本の個性派ミュージシャンとの対バンイベントの他に、ポーランド広報文化センター主催「ポーランド・フェスティバル2025」への出演も予定されている。現代ポーランドの最前衛オルタナフォーク・デュオの衝撃のパフォーマンスを体感してほしい。

Kirszenbaum(キルシェンバウム)

カクペル・シュピルカ Kacper Szpyrka (violin, vocal)
ヤクブ・ヴィシニェフスキ Jakub Wisniewski (guitar, vocal)

キルシェンバウムは、異なる種類の音楽を融合し、唯一無二なものに仕立て上げ、ダークポストフォークやスラブシューゲイザーの音風景を生みだすポーランドの受賞歴をもつデュオ。様々な文学要素、ザ・ウィッチャーのようなビデオゲーム、さらにはニック・ケイブやトム・ウェイツといったソングライターからのインスピレーションを得たキルシェンバウムは、トーベ・ヤンソンからニーチェをも超える絶え間ない旅を続けている。

Official Site

Kirszenbaum Japan Tour 2.0

5/14(水)  横浜BAYSIS  http://www.yokohamabaysis.com/
BAYSIS OVER OCEAN
出演:AINAKANNA / Kirszenbaum / PINOS / Ignis / BERED / sloopy

5/15(木) 高円寺ShowBoat https://www.showboat1993.com/
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP with Kirszenbaum
出演:Kirszenbaum / それ以染に /MOGRE MOGRU

★詳細⇒【イベント情報】5/15 高円寺ShowBoat 奇跡のスリーマン・ライヴが決定!~キルシェンバウム(from Poland)/それ以染に/MOGRE MOGRU

 

5/16 (金) 吉祥寺Black & Blue https://blackandblue.tokyo/
B&B 19th Anniversary”Atlantic Crossing”
出演:ザ・ルーディー / 猫のしがい / RiQUEEN / Kirszenbaum

5/17(土) 「ポーランド・フェスティバル2025」@六本木ヒルズアリーナ https://instytutpolski.pl/tokyo/poland-festival-2025/

5/18(日) 大塚MEETS https://meets.rinky.info/

 

Kirszenbaum Japan Tour 2023

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【剛田武&MOGRE MOGRUスケジュール】5~6月MOGRE MOGRU企画2本、砲弾爆発合奏団、恐山Vibration、自作楽器ソロ&コラボなど多数。

2025年04月10日 23時03分25秒 | 素晴らしき変態音楽

 

5月5日(月祝)  高円寺Oriental Force *盤魔殿レジデンツ&おきあがりおじさんズで出演

JOY OF A TOY 2025
~盤魔殿 Disque Daemonium Children's Day Special 2025

18:00 open/start   1500円 + 1drink
中学生以下無料 / 駄菓子食べ放題

盤魔殿が贈るおもしろ楽器とトイミュージックの楽しいイベント『JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)』が今年も開催決定。おもちゃ楽器や自作楽器を取り入れたユニークな音楽家のライブに加え、作家、編集者、写真家としてカルト的な人気を誇る都築響一氏によるスペシャル・トークでは、2年前に急逝したおもちゃの音楽家「おきあがり赤ちゃん」こと高山キチロー氏について秘蔵の写真やエピソードを披露してくれる予定。

大人も子供も童心に帰って、ここでしか味わえない唯一無二の世にも奇妙なこどもの日をお楽しみいただけます。

Special Talk: 
都築響一

Live Acts:
由良瓏砂
岡田ぴサス
おきあがりおじさんズ
盤魔殿レジデンツ

 

5月11日(日) 柴崎mod  *ソロ&コラボで出演

wasavy presents「Re:FACTory」

open 11:30 start 12:00
前売 ¥2,500+1drink 当日 ¥3,000+1drink
【セッション参加】 ¥1,500+1drink(前売金額より¥1,000 OFF)

虚構と現実の境界が揺らぎ、解体と再構築が同時に進行する場所。事実(FACT)を原材料に、新たな風景を生む舞台工場
セッションタイムでは、音・ダンス・インスタレーション・即興ペイント・コラージュなど、任意の表現での参加が可能です。

https://wasavyjunky.tumblr.com/post/778654818404286464/511-daytime1130

LIVE:
Giallo :怪人2人組による覆面ガレージロック・デュオ。ダークなブルース感と中毒性のあるサウンド、MVやドキュメンタリーで世界観を多角的に展開。
剛田武 :『地下音楽への招待』著者。MOGURE MOGURU所属。自作楽器・インダストリアルの実験精神と、洗練が同居する表現者。
wander in:forestpeopleのIsao SekiとYuki Nishimuraによるユニット。セッションから徐々に作り上がるポストパンク〜歌謡を感じるベース主体のミニマル美学が炸裂。
融合:Vo.ゆわ × Track/Gt.カノーエビル。Y2K〜90sオルタナ直系のポップス感覚を次世代へ。
DJ:
Ren(from 紫牡丹) :ニューウェーブ魂を引き継ぐゴスのホープ。紫牡丹の再始動にも期待。
Strange love(PØRTAL):海外アーティストとの親交も深く確かな経験に裏打ちされた審美眼が光る。
ながい:テクノポップ〜歌謡曲〜アンビエント等を滑らかに横断するレコードDJ。
VJ:
よくばりChameleon.:ライブペイントを使ったVJ。その躍動感で場を包み込む。
Cue Kitazawa:VJ・DJ・グラフィックデザイナー。多彩な表現で活動中。

 

5月15日(木) 高円寺ShowBoat *MOGRE MOGRUで出演

MOGRE MOGRU presents 
DIVE DEEP with Kirszenbaum 

open 19:00 / start 19:30
adv/door 2500yen + 1 order 

https://www.showboat1993.com/2024/2025-5

世界的に注目を集めるポーランドのオルタナ・フォーク・デュオ「キルシェンバウム」と、彼らの2023年の初来日ツアーで別々に共演した「それ以染に」と「MOGRE MOGRU」との奇跡のスリーマン・ライヴが決定!ポストフォーク、オルタナサイケロック、インプロアンビエントという異なるスタイルの3者が生み出す、国境を超えたUNDERGROUND MUSICのアルケミーをお楽しみください。

出演:
Kirszenbaum (from Poland)
それ以染に 
MOGRE MOGRU

 

5月24日(土) 中野Live Bar Aja *Cannnonball Explosion Ensembleで出演

19:00 open / 19:30 start
¥ 2500 + 1d

☆ 川﨑知 (t.sax) ALI (b) 芦田伸広 (b) 熊田央 (dr)

☆ Cannonball Explosion Ensemble (砲弾爆発合奏団)
・剛田武(violin,flute…)
・ルイス稲毛(bass)
・南部輝久(drum)
・山澤輝人(sax,flute)

 

5月28日(水) 阿佐ヶ谷mogumogu *内藤アキラさんとのコラボで出演

東京雑楽 vol.3

18:30 open / 19:00 start
¥2000+1D

青木ケン ゲスト:キム ヨンジュ(as)

剛田武&内藤あきら

吉村一博カルテット:
吉村一博(g)
北健太郎(b)
アンディ松上(ds)
河野吉彦(pf)

 

5月30日(金) 渋谷 頭バー *恐山vibrationで出演
Third Mind
詳細後日

 

6月15日(日) 高円寺Oriental Force *MOGRE MOGRUで出演

Live Bien ici!!

18:00 Open 18:30 Start
1500円+1drink

As If
山田民族
MOGRE MOGRU
サンピン

 

6月23日(月) 高円寺Oriental Force *WATANABE@XXXさんとのコラボで出演 
詳細後日


6月24日(火) 高円寺Oriental Force *古賀郁さんとのコラボで出演
詳細後日

 

剛田武 × 古賀郁 「Xocolatl vol.7」@高円寺Oriental Force 12 Mar 2025

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【イベント情報】5/15 高円寺ShowBoat 奇跡のスリーマン・ライヴが決定!~キルシェンバウム(from Poland)/それ以染に/MOGRE MOGRU

2025年04月09日 22時43分01秒 | 素晴らしき変態音楽

2025年5月15日(木) 高円寺ShowBoat

MOGRE MOGRU presents 
DIVE DEEP with Kirszenbaum 

open 19:00 / start 19:30
adv/door 2500yen + 1 order 

https://www.showboat1993.com/2024/2025-5

出演:
Kirszenbaum (from Poland)
それ以染に 
MOGRE MOGRU

世界的に注目を集めるポーランドのオルタナ・フォーク・デュオ「キルシェンバウム」と、彼らの2023年の初来日ツアーで別々に共演した「それ以染に」と「MOGRE MOGRU」との奇跡のスリーマン・ライヴが決定!ポストフォーク、オルタナサイケロック、インプロアンビエントという異なるスタイルの3者が生み出す、国境を超えたUNDERGROUND MUSICのアルケミーをお楽しみください。

TIME TABLE(各40分)
19:30-20:10  MOGRE MOGRU
20:20-21:00  それ以染に
21:10-21:50  Kieszanbaum

 

■出演アーティスト・プロフィール

●Kirszenbaum(キルシェンバウム)

カクペル・シュピルカ Kacper Szpyrka (violin, vocal)
ヤクブ・ヴィシニェフスキ Jakub Wisniewski (guitar, vocal)

キルシェンバウムは、異なる種類の音楽を融合し、唯一無二なものに仕立て上げ、ダークポストフォークやスラブシューゲイザーの音風景を生みだすポーランドの受賞歴をもつデュオ。様々な文学要素、ザ・ウィッチャーのようなビデオゲーム、さらにはニック・ケイブやトム・ウェイツといったソングライターからのインスピレーションを得たキルシェンバウムは、トーベ・ヤンソンからニーチェをも超える絶え間ない旅を続けている。キルシェンバウムの楽曲はポーランドのメジャーラジオ局でも放送され、数多くのポーランド、海外各国のフォーク、オルタナフェスに出演。2023年10月初日本ツアー。2024年6月イギリスのグラントンベリー・フェスに出演。
今回、ポーランドのトップ・ミュージシャン/プロデューサー、アンドレイ・”ジエニア”・マルコフスキのプロデュースによるニュー・アルバム『Rave Macabre』を引っ提げて再来日が決定!
https://x.com/kirszenkirszen

Kirszenbaum - Rave macabre (live @ VooDoo Club)

 


●それ以染に (soreizenni)

のざあたかし (guitar, vocal)
KTMB (bass)
きき (drums)

蠱毒さながらサイケ、プログレ、ワールドミュージックを魔女の大鍋にぶち込み大爆発させて生まれた人が最初に放った言葉を肯定し続けている。
ニュー・アルバム「壁画のキリトリセン」発売中!https://x.com/soreizenni

それ以染に「スパイア」Music Video

 

●MOGRE MOGRU(モグレモグル)

黒い瞳 Aura Noir (voice, musical saw, recorder, toy instruments, PC, etc.)
剛田武 Takeshi Goda (flute, violin, percussion, electronics, etc.)
Tanao (guitar)

2021年7月結成。ミュージカルソーやバイオリンといったレトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。これまでポーランドのKeirszenbaum、フランスの実験音楽家Delphine Dora、沖縄電子少女彩、園田游(舞踏家/元グンジョーガクレヨン)、内田静男(ベーシスト/Hasegawa-Shizuo、albedo gravitas etc.)などスタイルの異なるアーティストとのコラボレーションも多数あり。https://x.com/MogreMogru

MOGRE MOGRU - DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope 2025/3/24 mon Kichijoji NEPO

 

▼Kirszenbaum Japan Tour 2025

 

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【ライヴレポート】『大聖堂』剛田武/Franki Wals/竹下勇馬/Molecule Plane/Yumi Iwaki@高円寺Oriental Force 2025.3.31mon

2025年04月04日 00時42分00秒 | 素晴らしき変態音楽

3月31日(月) 高円寺Oriental Force

「大聖堂」

剛田武/Franki Wals/竹下勇馬/Molecule Plane/Yumi Iwaki

台湾、京都からのアーティストも交えたユニークなラインナップの実験的なイベント。全員初めて対バンするアーティストなのでいつにも増してワクワクしながら会場へ。セッティングを終えたモジュラーシンセが並ぶ光景はいつものOriental Forceとは一味違う近未来感が漂っている。全員ソロなのではじまる前から何となく連帯感を感じる。海外からのお客さんもいて熱心に耳を傾けてくれていた。

●剛田武

完全自作楽器ソロとしては3回目のライヴ。バネや針金と百均ショップの日曜大工グッズやキッチン用品を中心に作った楽器というより音具と呼ぶ方がふさわしいオブジェをリバーヴとディレイに繋いで鳴らすだけの超アナログなパフォーマンス。「物理の音」と呼ばれたことがあるが、物と物の接触から生ずる音を無作為にまき散らす演奏を「Physical Sound Graffiti(物理的音響彫刻)」と名付けたらカッコつけすぎだろうか。単なる物理実験に陥らないように骸骨十字架を振り回したら外人客に大ウケだった。やはり自分は肉体派パフォーマーだと実感した次第。

 

●Franki Wals

スペイン出身で現在は台湾に住む音響演奏家。超ストイックな弱音ドローンにじわじわと騒めきを加味していくスリリングな30分だった。


●竹下勇馬

自作楽器の第一人者。カラクリ人形を思わせるさいころ状のスピーカーの回転がエレクトロニクスを変調させ、シリアスな電子音楽をワクワクする音の遊園地に変貌させる。

 

●Molecule Plane

京都で活動する電子音楽家。モジュラーから産み出される具体音のミクスチャーは「音の始源を求めて」に通じるミュージック・コンクレート。シンセサイザーが音の玉手箱と化した。

 

●Yumi Iwaki

海外からも多数の作品をリリースするアンビエント作家。アブストラクトな演奏が続いた最後に心震わす抒情的な癒しの音色が気持ちよくて半分眠りながら聴いていた。これこそ理想の環境音楽。

5者5様のソロ演奏はいずれも音楽以前の「音」の意義を追求する冒険心に満ちていて、創造力と表現力の奥深さを実感させる貴重な体験だった。またこのような企画に参加してみたい。

 

【ライヴ全編】剛田武 自作楽器ソロ Takeshi Goda Self-made Intruments Solo @「大聖堂」2025.3.31(月) 高円寺Oriental Force

 

▼剛田のセッティング。本番の写真を撮りそこなったので自宅でのリハーサル時の写真です。

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【特報】5/5こどもの日のおもちゃイベント今年も開催決定!『JOY OF A TOY 2025』出演:都築響一/由良瓏砂/岡田ぴサス/盤魔殿レジデンツ/おきあがりおじさんズ

2025年04月01日 23時26分37秒 | 素晴らしき変態音楽

2025年5月5日(月祝)こどもの日
東京 高円寺Oriental Force

JOY OF A TOY 2025
~盤魔殿 Disque Daemonium Children's Day Special 2025

18:00 open/start   1500円 + 1drink
中学生以下無料 / 駄菓子食べ放題

盤魔殿が贈るおもしろ楽器とトイミュージックの楽しいイベント。

Special Talk:
都築響一

Live Acts:
由良瓏砂
岡田ぴサス
おきあがりおじさんズ
盤魔殿レジデンツ

2022年5月5日に渋谷EdgeEndで第1回を開催し、2023年5月5日には高円寺Oriental Forceに会場を移して開催されているおもちゃ楽器と子供部屋をテーマにしたイベント『JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)』が今年も開催決定。おもちゃ楽器や自作楽器を取り入れたユニークな音楽家のライブに加え、作家、編集者、写真家としてカルト的な人気を誇る都築響一氏によるスペシャル・トークでは、2年前に急逝したおもちゃの音楽家「おきあがり赤ちゃん」こと高山キチロー氏について秘蔵の写真やエピソードを披露してくれる予定。

大人も子供も童心に帰って、ここでしか味わえない唯一無二の世にも奇妙なこどもの日をお楽しみいただけます。

★昨年のイベントの模様はこちら⇒【イベントレポート】『JOY OF A TOY 2024』PUNSCA/Miss Donut/由良瓏砂/盤魔殿レジデンツ/おきあがりおじさんズ/Uran92/盤魔殿DJs

TIME TABLE

18:00           Open
18:30-19:00 おきあがりおじさんズ
19:10-19:40 岡田ぴサス
19:45-20:30 都築響一トーク
20:40-21:10 由良瓏砂
21:20-21:50 盤魔殿レジデンツ
22:00           終演

【出演者プロフィール】

●都築響一(つづき・きょういち)

1956年東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。93年『TOKYO STYLE』刊行(京都書院、のちちくま文庫)。96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト、のちちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を受賞。その他『賃貸宇宙UNIVERSE forRENT』(ちくま文庫)、『現代美術場外乱闘』(洋泉社)『珍世界紀行ヨーロッパ編』『夜露死苦現代詩』『珍日本超老伝』(ちくま文庫)『ROADSIDE USA 珍世界紀行アメリカ編』(アスペクト)『東京右半分』(筑摩書房)『圏外編集者』(朝日出版)『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス)『IDOL STYLE』(双葉社)など著書多数。2012年より個人で有料メールマガジン『ROADSIDERS' weekly』を毎週水曜日に配信中(http://www.roadsiders.com/)。

 

●由良瓏砂

女優/声優、ライター、アーティスト、古物商 他
YScompany所属
ヰタ・スピリチュアリスVo.
創作人形工房アトリエ・アスフォデル/アンティーク・レトロ雑貨店ロサ・アンティカ/アートサロン《哲学者の薔薇園》 運営
猫被/CALメンバー
ゴールデン街瑠璃スタッフ
ブログ⇒http://rosaantica.com
YouTube⇒https://youtube.com/@yurarosa1114


●岡田ぴサス

花園distanceでキーボードを弾いています。ブッセではベース。ぬいぐるみ作家です。
YAMAHA SHS-10でぬいぐるみとの日常や架空のゲーム音楽を演奏しています。最近歌の曲も作っています!

 

●おきあがりおじさんズ

2023年5月に急逝したおもちゃの音楽家「おきあがり赤ちゃん」(本名・高山キチロー)のトリビュート・バンド。キチローさんが残したおきあがりこぼしなどのおもちゃを駆使して、キモ可愛いトイミュージックを聴かせます。
メンバー:片山修一(The Sludge, After The Sludge, Don’t Panic!)、コセキクニマサ、miyazax、剛田武(MOGRE MOGRU)
*飛び入り大歓迎!

 

●盤魔殿レジデンツ

川崎レジデンツ+西東京レジデンツ(剛田武)。それぞれミュージシャン、DJ、イベントオーガナイザーとして活動する目玉紳士と新聞男が、還暦を過ぎてサンフランシスコの変態コンボ「ザ・レジデンツ」の導きで結成したガジェットエレクトロテクノデュオ。2023年5月5日『JOY OF A TOY 2023』でデビュー。以来、レジデンツの日本語カバーを中心に、オリジナル曲や童謡の変態アレンジを交えて、東京・静岡など各地でゲリラ的にライヴ活動を行っている。

 

▼静岡県伊東市のまぼろし博覧会に「赤ちゃん人形館:高山吉朗コレクション」が出来ました!

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【ライヴレポート】DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope:パンザマスト/ilyons/YMANi/MOGRE MOGRU@吉祥寺NEPO 2025/3/24(月)

2025年03月26日 23時17分02秒 | 素晴らしき変態音楽

MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope

出演:
YMANi (from LA, USA) 
Ilyons  
パンザマスト(森本在臣+遊佐春菜) 
MOGRE MOGRU 

2025年最初のMOGRE MOGRU主催イベント『DIVE DEEP vol.15』はジャンルやスタイルの異なる出演者の共演でサブタイトル通り万華鏡(Kaleidoscope)さながらの音色と色彩豊かなイベントとなった。共通していたのはいずれも自らのスタイルを極限まで追求する信念である。それこそ音の海の深みへ潜ることを目指すDIVE DEEPの神髄なのである。月曜日の夜にも関わらず多数の方に来場いただき感謝したい。

★3月30日(日)まで視聴できます⇒配信(Streaming)購入リンク:https://twitcasting.tv/c:nepo/shopcart/364624

 

●パンザマスト(森本在臣+遊佐春菜) 

レトロなリズムボックスに乗せてモリモトアリオミ君が珍しくインプロなしでまともにギターを弾き、推しキーボード女子の遊佐春奈さんのクールな歌をたっぷり楽しめるユニット。曲はほのぼのしたテクノフォークだが、歌詞は結構シリアス。生真面目な二人の性格が反映されたパフォーマンスに癒された。

 

●Ilyons 

密かにプログレエレクトロニカノイズアンビエントロックと呼んでいるイリヨンズ(ilyons=I Love You Orchestra Noise Set)。今回はドローン要素が強めでハードなバトルは押さえ目な展開で、ロバート・フリップ風のギターとスぺ―シーな電子音とベースが絡み合う映像的なサウンドスケープにどっぷり浸った。

 

●YMANi (from LA, USA) 

日本でフル尺のパーフォーマンスをやるのは今回が初めてというイマーニ(YMANi)。NEPO用に作成した幻想的な映像が歌とパフォーマンスとシンクロしてイマーニ・ワールドを創り出す。エレクトロビートの重低音がフロアを震わす中で、ステージ上を動き回る妖艶なボディ・パフォーマンスで歌うシルキーなヴォイスのインパクトに驚く。水や風や大地からパワーを得る彼女のスピリチュアリティが緑豊かな井の頭公園に近いNEPOの地盤と共鳴しているようだった。

 

●MOGRE MOGRU 

ラストを飾るモグモグはいつもよりミニマルでエクスペリメント度高めの演奏。バードコール、プリペアド・ヴァイオリン、スライサー・ギターによる囁きから、不可思議なポエトリー、ノイジーなギターが導く音のハレーションへと至り、鎮魂のエンディングへとオブジェとしての音の重なりを凝縮した一編のサウンド・ストーリーを描き出した。

 

 

▼YMANi、パンザマスト、MOGRE MOGRU

 

【剛田武 次回のライヴ出演】

3月31日(月) 高円寺Oriental Force *自作楽器ソロで出演

大聖堂

18:30 Open 19:00 Start
2000yen+1drink

台湾、京都からのアーティストも交えたユニークなラインナップの実験的なイベント。

19:00~19:30 剛田武
19:40~20:10 Franki Wals
20:20~20;50 竹下勇馬
21:00~21:30 Molecule Plane
21:40~22:10 Yumi Iwaki

 

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【ライヴレポート】3/12剛田武×古賀郁/コトナシソ他@高円寺Oriental Force/3/16剛田武×佐伯武昇サイレントデュオ/金子ユキ他@阿佐ヶ谷TABASA

2025年03月19日 00時32分34秒 | 素晴らしき変態音楽

2025/3/12 wed 高円寺Orienta Forceでの剛田武機材セッティング

3月12日(水) 高円寺Oriental Force
Xocolotl vol.7

ホワイトデー企画。Oriental Forceで作品展示中の古賀郁さんとの自作楽器コラボ。

●コトナシソ

鮮烈なギタープレイと独特なハイトーンヴォイス。アヴァンギャルドとリリシズムが共存する深淵な世界に覚醒した。

 

● art-unit 感道

舞踏ともパントマイムとも寸劇とも違った異形の身体パフォーマンス。いったい何を見せられているのかという疑問がいつしか感動に変わっていた。

 

●VOQ ÷ MON

Motomu Miuraが放つダンスビートにVOQのシルキーヴォイスが放つ律動に身体と心が踊りだす。幾何学フラッシュライトがOriental Forceをディスコ空間へとワープさせた。

 

●剛田武 x 古賀郁

 

Oriental Forceで個展「Void Relics」を開催中の古賀郁氏との創作楽器コラボ。金属・木片・ジャンク・オブジェ等の物理接触パフォーマンスにより、音楽や芸術に堕する以前の、儀式としての根源的な音の存在を蘇らす試みだった。会場を埋めるオブジェに命が吹き込まれたはずである。

 

3月16日(日) 阿佐ヶ谷TABASA 
Disque Daemonium and Musik Atlach presents
An evening with Indian style violinist Yuki KANEKO

ジャンルを超えて幅広く活動するインドスタイルバイオリニスト、金子ユキLIVE IN TOKYO!

●MICKEY GUITAR + SACHIKO

Captain Trip Records/Marble Sheepの松谷健と光束夜/Overhang PartyのSachikoという90年代地下音楽&PSF世代を代表する2者の夢の共演。クラウトロック風味のアンビエントギターと魂を召還する巫女のようなエレクトロニクス&ヴォイスが醸し出す酩酊感にどっぷり浸った。

 

●剛田武×佐伯武昇サイレントデュオ

 

今回が3回目となる佐伯とのデュオ。これまでの過激なパフォーマンスを鎮静させる行き方ではなく、オーガニックなパーカッションプレイを活かして、時に包み込み時に正面から対峙するヴァイオリン&フルート&オブジェ演奏で精神の静けさを見出すチャレンジとなった。<過激なアクションと静寂なスピリット>がサイレントデュオのコンセプトである。

 

●金子ユキ(from 名古屋)

ダブルネックの5弦ヴァイオリンによるラーガ旋律がガンジス河の悠久の流れとなって聴き手をインド瞑想のトリップへと誘う。阿佐ヶ谷を日本のインドにしてしまうマジカルなパフォーマンスを堪能。

 

【剛田武 次回のイベント出演】

3月24日(月) 吉祥寺NEPO *MOGRE MOGRUで出演
MOGRE MOGRU presents
DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope

即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUが主催する”音楽の深みに潜る”イベント「DIVE DEEP」。2025年最初となるvol.15では、アメリカ・ロサンゼルスで活躍するエクスペリメンタル・ヒップホップ・シンガー「YMANi(イマーニ)」、NEPOディレクターの白水悠氏によるフリースタイル・インプロデュオ「ilyons」、壊れかけのテープレコーダーズの遊佐春奈さんと餓鬼道など様々なユニットやソロで活動するモリモトアリオミ氏による新世代ニューウェイヴ・デュオ「パンザマスト」というバラエティ豊かなラインナップ。アンビエントにとどまらずプログレ/ノイズ/ミニマルへと深みを増すMOGRE MOGRUを含め、華やかな音楽の万華鏡(Kaleidoscope)を描き出します。

open 19:00 / start 19:30
adv/door 2500yen + 1 order 
streaming 1000yen

予約サイト:https://nepo.co.jp/schedules/view/2691

配信(Streaming)購入リンク:https://twitcasting.tv/c:nepo/shopcart/364624

出演:
YMANi (from USA)
ilyons
パンザマスト(森本在臣+遊佐春菜)
MOGRE MOGRU

詳細:【イベント情報】3/24(月)MOGRE MOGRU主催『DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope』出演:YMANi(from USA)/ilyons/パンザマスト@吉祥寺NEPO

インタビュー:【来日直前インタビュー】スピリチュアル・ヒップホップの歌姫「YMANi(イマーニ)」~3/24(月)吉祥寺NEPO「DIVE DEEP vol.15~Kareidoscope」に出演!

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【来日直前インタビュー】スピリチュアル・ヒップホップの歌姫「YMANi(イマーニ)」~3/24(月)吉祥寺NEPO「DIVE DEEP vol.15~Kareidoscope」に出演!

2025年03月08日 22時50分50秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUが2022年から主催するシリーズ・イベント『DIVE DEEP』も4年目に突入し、3月24日(月)吉祥寺NEPOで開催する『DIVE DEEP vol.15~Kareidoscope』では、イベント史上初めての来日アーティスト、YMANi(イマーニ)が出演する。

きっかけはロサンゼルスで活動するドラマー/エレクトロニクス奏者のMatthew Doyleから「最高にクールなExperimental Electronic Hip Hopアーティスト」として紹介されたことだった。彼女の動画を観て、最高にスタイリッシュでオシャレでセクシーなルックスでありながら、ダウナーなエレクトロビートにスピリチュアルなヴォーカルを聴かせるパフォーマンスに新鮮な驚きを感じた。ヒップホップに疎い筆者にも刺さる実験精神と異端音楽の香りがたっぷりで、今のアメリカのオルタナティヴ&アンダーグラウンド・ミュージックの息吹を感じさせ、「音楽の深淵に潜る」ことをテーマとするDIVE DEEPにピッタリだと確信した。もちろん日本のクラブ系やヒップホップ系のファンにもアピールするだろう。

今回はプライベートな来日のため『DIVE DEEP vol.15』が唯一のライヴ出演となる。会場のNEPOのヴィジュアルシステムに合わせて新たに制作した映像を使ってのMusic+Visualパフォーマンスを考えているというので、ぜひライヴに足を運んでアメリカの新たな音楽の胎動を体験していただきたい。

来日直前のイマーニにメールでインタビューを行った。好きなミュージシャンとして、スピリチュアル・ジャズのアリス&ジョン・コルトレーン、アシッドフォークのジェフ・バックリー、R&Bレジェンドのミニー・リパートン、ラッパーのフューチャー、オルタナロックのリンキン・パーク、と曲者ぞろいの名前が並ぶとはディープな音楽愛好家の心をくすぐるに違いない。そして「水はすべての始まりで終わりでもある」といったスピリチュアルな世界観はニューエイジ・リバイバルの流れにもつながる。生い立ちから思想まで彼女自身の言葉で語ってもらおう。

YMANi(イマーニ)

ヒップホップ、エクスペリメンタル(実験)、パンク、そしてスピリチュアル(霊性)を融合させたサウンドで、ユニークで唯一無二の世界を創り出すミュージシャン。カリフォルニア州リバーサイド出身で、現在はロサンゼルスを拠点に活動する彼女は、身の回りの世界、自然、そして神からインスピレーションを得ている。ロサンゼルスからタイ、東京などで演奏活動。ユニークな歌声と魅惑的な歌詞、そして情熱的なパフォーマンスを通して、観客の意識を解き放ち、心が通い合う一体感のある世界を展開している。

YMANi is a musician whose sound blends hip hop, experimentation, punk, and spirituality to create something unique and one of a kind. Hailing from Riverside, California and now based in Los Angeles she draws inspiration from the world around her, nature, and the Divine. With a unique voice and captivating lyrics, YMANi has performed from Los Angeles to Thailand, and Tokyo. She continues to connect with audiences through her passionate performances inviting the audience to let their guard down and be present with her.

https://www.instagram.com/y_m_a_n_i/

https://www.youtube.com/@Y_M_A_N_i


【イマーニ インタビュー / YMANi Interview】*English in bellow   

Interview by 剛田武 Takeshi Goda(2025/3/7 E-mail) 

-お生まれを教えてください。
11月14日、カリフォルニア州リバーサイド生まれです。

-ご家族と子供時代について。
とても素敵な家族です。私はアフリカ系とベトナム系のハーフなので、成長するにつれて人生や人々に対する見方が大きく変わってきました。子供の頃は、音楽を聴いたり、図書館に行ったり、創作活動をしたり、毎食の前にお祈りをすることで満ち溢れていました。

-音楽や演奏に興味を持ったのはいつ頃ですか?
最初に私にさまざまなタイプの音楽を聴かせてくれたのは母でした。彼女は80年代の音楽とヒップホップ、その間にある様々な音楽が好きでした。母が一日中何気なく歌っているのを聞くことで、私は音楽の才能を身につけたのだと思います。お気に入りのミュージカルや演劇やミュージックビデオで、アーティストがどのように自分を表現するのか観るのが好きでした。幼いころは祖母と一緒に地元の舞台をよく観に行きました。その影響もあって、歌や体の動きで自分を表現するようになったのだと思います。

-音楽やアートは学校で学んだのですか、それとも独学で?
学生時代に数年間、合唱隊に入っていました。大人になってからは、歌唱力を強化して、自分のボーカルを最大限に引き出す方法を学ぶためにボーカル・レッスンを受けました。それ以外は主に独学で、何度も反復練習しました。

-初めて人前でパフォーマンスをしたのはいつですか?
最初のパフォーマンスは、親友のアキームとナタリーと私で、ロサンゼルスで企画したアートショーでした。トリプル・ドラゴンという名前で出演しました。3人ともリバーサイド出身で同じビジョンを持っていて、好きなアーティストを紹介するクールなショーにしたいと思っていました。その夜、たくさんの愛に包まれてパフォーマンスをするのは最高の瞬間だと確信したのです。

-バンドで演奏したことはありますか?
バンドを組んだことはないんです…。若い頃はハードコアバンドがやりたくてしょうがなかったけど(笑)。いつかはバンドをやりたいと思っています。

-好きなアーティストは?
まずは間違いなく親しい友人たち。そしてアリス&ジョン・コルトレーン、ジェフ・バックリー、ミニー・リパートン、フューチャー、リンキン・パークなんかも(笑)。パッと頭に浮かぶのはこのくらいですね。

-曲はあなたが作曲・作詞しているのですか? 
歌詞は私が全部書いています。曲作りに関しては、自分で曲をプロデュースすることもあれば、他の人(主に親しい友人)とコラボすることもあります。これまでたくさんの曲を書いてきましたが、中には日の目を見ない曲もあります(笑)。
メインのプロデューサー/コラボレーターはジョーダン・ディドメニコJordan DiDomenico (JDDD)です。彼は素晴らしいプロデューサーで、とてもいい耳を持っています。彼と一緒に今回のNEPOでのショーのための曲を何曲か作っています。

-楽器を演奏しますか?曲作りで使っている機材は何ですか?
たまに楽器を弾くことはありますが、必要以上に弾くことはないです。家にはアコースティック・ギターとキーボードがあります。現在はガレージバンドを使って曲やデモの最初のアイデアを出すことが多いです。そして、そのデモを一緒に仕事をしたいと思っているプロデューサーに聴かせるのです。

-あなたは周りの世界や自然からインスピレーションを得るそうですが、どんな環境や自然からインスピレーションを受けることが多いですか?
海と水が大好きです。それは私が常に繰り返し使うテーマです。水はすべてであり、始まりであり、終わり(永遠)でもあります。私たちが呼吸する空気の源でもある森や木々も大好きだし、花も大好き。それから土、砂、泥。岩や水晶。。。

-あなたのミュージックビデオはとても美しく、クオリティが高いですね。海、水、森、木々への愛情がよくわかります。
ありがとうございます!私の親友でメインのコラボレーターのカタレーヤKattaleyaが素晴らしい撮影と編集をやってくれるので感謝しています。別の親しい友人たちと一緒に制作したビデオも「Let It Out」など2曲あります。ビデオのアイデアは、たいてい曲を制作している最中か、完成した直後に浮かびます。私の脳は常にそのように働き、いつも頭の中で楽曲の映像イメージを思い浮かべています。そのアイデアを書き留めて、カタレーヤに電話して意見やアイデアを聞いて、実現するための最良の方法を一緒に検討するのです。大きな予算やレーベルなどを通さずにすべてを自分の手で行っています。これまでに発表した映像はすべて、愛と純粋な創造性、コミュニティ、そして思いやりから生まれたのです。

-ファッション・センスも素敵ですね。好きなブランドや特定のスタイルはありますか?
ありがとう!好きなブランドは特にないのですが、ミックス・スタイルが好きです。古着で育ったから、いろんなスタイルに着替えるのが好きなのです。ある日はおてんば娘になった気分でオーバーサイズの服を着たくなるし、またある日はタンクガールのキャラクターになった気分でコンバットブーツにアーミーハット、ショートパンツにタンクトップを着たくなる。その日の気分次第で変身するんです(笑)

-ファッション、カルチャー、音楽の関係についてどう思いますか?
もちろん、これらはお互いに影響し合っていると思います。ミュージシャンがフォトセッションやミュージックビデオで着ているものは、ファッション・テイストやカルチャー性として他の人に影響を与えることがあります。私の場合は、いろいろな時代の古いファッションや、アメリカ以外の世界のファッションが好きです。だってそういうスタイルは時代を超越していて今でも最高にクールですから。

-日本へは何度か来ているそうですが、日本のどこに一番興味がありますか?
今回で4回目ですが、また日本に来ることができて本当に嬉しいです。日本のエネルギーが大好きです。大きなインスピレーションを受けるし、細部にまでこだわっているところが好きなのです。それに日本にいると、自分が心地よく流れるように行動できる気がして楽しいです。

-あなたのパフォーマンスを観てどのように感じてもらいたいですか?
インスピレーションとパワーを感じて、新鮮な気持ちになってほしいです。

-日本の観客にメッセージを。
私のメッセージは、自分をあきらめないこと、人生でやりたいことに向かって突き進むこと、自分に無理をしないこと、そして周りの人を愛し尊敬するように自分自身を愛してください。

-ありがとうございました。来日公演を楽しみにしています。

YMANi - Deep Down In The Water (Performance Video)

YMANi - Lifeboat


【YMANi出演イベント情報】

2025年3月24日(月) 吉祥寺NEPO 

MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope

即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUが主催する”音楽の深みに潜る”イベント「DIVE DEEP」は2025年で4年目となる。

2025年最初となるvol.15では、アメリカ・ロサンゼルスで活躍するエクスペリメンタル・ヒップホップ・シンガー「YMANi(イマーニ)」、NEPOディレクターの白水悠氏によるフリースタイル・インプロデュオ「ilyons」、壊れかけのテープレコーダーズの遊佐春奈さんと餓鬼道など様々なユニットやソロで活動するモリモトアリオミ氏による新世代ニューウェイヴ・デュオ「パンザマスト」というバラエティ豊かなラインナップ。アンビエントにとどまらずプログレ/ノイズ/ミニマルへと深みを増す「MOGRE MOGRU」を含め華やかな音楽の万華鏡(Kaleidoscope)を描き出します。

open 19:00 / start 19:30
adv/door 2500yen + 1 order 
streaming 1000yen

予約サイト:https://nepo.co.jp/schedules/view/2691

配信(Streaming)購入リンク:https://twitcasting.tv/c:nepo/shopcart/364624

出演:
YMANi (from LA, USA) 
Ilyons  
パンザマスト(森本在臣+遊佐春菜) 
MOGRE MOGRU 

詳細:【イベント情報】3/24(月)MOGRE MOGRU主催『DIVE DEEP vol.15~Kaleidoscope』出演:YMANi(from USA)/ilyons/パンザマスト@吉祥寺NEPO

Details in Engish : TOKYO GIG GUIDE


【YMANi Interview in English】

-Please tell me your birth date and place
I was born in Riverside, California on November 14th.

-Tell me about your family and your childhood
My family is very beautiful. I am half African and half Vietnamese so growing up I had a very different way of viewing life and people. My childhood was filled with music, going to the library, creating, and remembering to pray before each meal.

-When and how were you interested in music / performance?
My mother was the first person to really expose me to different types of music. She loves 80's music, hip hop, and different things in between. She would sing a lot and I think I got that ability from listening to her casually sing throughout her day. I've always loved musicals, plays, and watching music videos and seeing how artists expressed themselves. My grandmother and I would see a lot of local plays when I was young. I think that also inspired me to express through song and movement etc.

-Did you learn music/art in school or self-taught?
I was in choir for a couple years back in school. As I grew up I took vocal lessons to strengthen and learn more about how to get the most out of my vocals. Outside of that mainly self taught and lots of repetition.

-When was your first public musical performance?
My first ever performance was at an art show my close friends Akeem, Natalie, and I threw in LA. We go as Triple Dragon. We're all from Riverside and we have a similar vision and wanted to throw a really cool show to showcase artists we love. I decided that would be a great moment to finally perform with lots of love all around that night <3

-Do/did you play in bands/group? What kind of music?
I've never had a band :(  When I was younger I wanted to have a hardcore band so badly lol. I hope to one play in one at some point in life.

-Who are your favorite artists?
Favorite artists are definitely all my close friends, Alice and John Coltrane, Jeff Buckley, Minnie Riperton, Future, and Linkin Park haha. Those are the main ones that come to mind.

-Do you compose/write all songs you perform?  How many songs you wrote so far?
I always write all of my lyrics. As for production, sometimes I'll produce my own songs and other times I'll collaborate with others (close friends etc).  My main producer / collaborator is Jordan DiDomenico (JDDD) who is an amazing producer and has a great ear. He and I have made a few songs now that I'll be playing at the show at Nepo Club. I've written many songs, some that may never see the light of day haha.

-Do you play musical instruments? What equipment do you use when composing/making your songs?
I do play instruments here and there but not as much as I should. I have an acoustic guitar and a keyboard at home. For now I use Garageband to get my initial ideas out for a song / demo. Then I take that demo to a producer I am wanting to work with on it.

-You draw inspiration from the world around you and nature. What kind of circumstance/nature are you most inspired by?
I love the ocean / water so much.. It's a constant theme I use and come back to. Water is everything, it's the beginning and 'end' (eternal) . I love forests and trees (also givers of life / air that we breathe)  I love flowers a lot.. Soil / dirt , sand, and mud. Rocks and crystals. 

-Your music videos are very beautiful and high quality. I understand your love for ocean, water, forest and trees. How do you get ideas in making videos? 
Thank you so much! One of my best friends / main collaborators, Kattaleya is the one to thank for the eye behind the camera and editing. I've also worked with other close friends on a couple of others like the 'Let It Out' music video. I get ideas for music videos usually during or right after completing a song. My brain works in this way constantly, I always visualize in my mind what I see for the music video. I'll usually write the idea down and then call Kat to hear her input / ideas and then we see how to execute it in the best way we can. I do all of this without a big budget, label, etc. All of the visuals I've released so far are made from love, pure creation, community, and thoughtfulness <3

-I'm impressed with your nice sense in fashion, clothing etc.. What is your motto in fashion? Do you have any favorite brand or specific style?
Aw, thank you! I don't really have a favorite brand.. but I do love the mixing of styles. I grew up thrifting and I love switching it up. One day I can feel like a tomboy and wanna just wear oversized clothing to the next wanting to feel like the character, Tankgirl and wearing my combat boots with an army hat, short shorts and a tank top. Just depends on my mood for the day :)

-Tell me your thought on relationship between fashion, culture and music.
I definitely think they all influence each other. What a musician wears in a photoshoot or music video can influence others on fashion taste / cultural moments etc. I feel for myself I like to look at older fashion from different time periods or parts of the world outside of the US cause a lot of those looks are timeless and still very cool to me.

-I heard you've been to Japan several times. What in Japan are you interested most?
It's my 4th time, so blessed to come back. I love the energy of Japan. I feel so inspired when I go and I love all the details in everything there. I love how I feel comfortable flowing and moving once there as well.

-How would you like Japanese audience to feel from you live performace?
I want people to feel inspired, empowered, and renewed.

-Message to Japanese audience.
My message is to never give up on yourself, go for whatever you want in this life, take it easy on yourself, and to love and respect yourself, as well as those around you <3

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