A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

映画『ボヘミアン・ラプソディ』に思うロックの二面性〜“伝説のチャンピオン”『クイーン』vs “お前は売女”『セックス・ピストルズ』

2018年11月15日 02時23分58秒 | ロッケンロール万歳!


クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が話題である。かくいう筆者も40年来のクイーン・ファンの家人と一緒に応援上映を観てきた。飛行場の荷物運びがロックスターに成り上がるまでのドタバタ劇はまるで『スパイナル・タップ』のリメイク版だが、実話に基づくノンフィクションという点で興味深い。家人に依ると史実と異なる部分が何ヵ所かあるそうだが。つまり70年代のロック・スターは名声や性欲や酒やドラッグに溺れ常人には思いもつかない愚行を重ねる一方で、救いを求める孤独な魂を宿していたという事実である。よくやるな、と感心するやら呆れるやらしたのは、ラストのライヴ・エイドの演奏シーンの完コピ振り。森村泰昌のセルフ・ポートレートの映画版のようなこだわりと狂気に恐れ入ってしまった。

ラミ・マレック主演!映画『ボヘミアン・ラプソディ』予告編


映画の中に「ウィ・ウィル・ロック・ユー」の誕生が描かれている。自分たちの演奏に観客を参加させたいと考えたブライアン・メイが、スタジオでメンバーやガールフレンドに足踏みと手拍子をさせて「ドンドンパッ」のリズムを作り出したという。このエピソードは史実ではないらしいが、クイーンがレコーディングをしていたロンドンのウェセックス・サウンド・スタジオで、セックス・ピストルズがデビュー・アルバムのレコーディングをしていたことは映画には登場しないが史実である。ピストルズは当時EMIと契約していてクイーンのレーベル・メイトだった(すぐにテレビでFUCKを連発した事件が発生し契約破棄に至った)。

The Great Rock 'n' Roll Swindle (1980) Trailer


当然ながらスタジオで顔を会わせることになり、シド・ヴィシャスとフレディ・マーキュリーがケンカをしたという逸話が伝えられている。⇒QUEENフレディー・マーキュリー VS ピストルズ シドヴィシャス
それはともかく、注目すべきはオールド・ウェイヴの代表格のクイーンと、ニュー・ウェイヴの急先鋒ピストルズが由緒正しいスタジオできちんとした機材とプロフェッショナルなエンジニアを使って録音されたことである。ピストルズはピンク・フロイドやロキシー・ミュージックを手がけたクリス・トーマスのプロデュースで「パンク=チープ」ではないハイクオリティなサウンドを作り上げた。

Freddie Mercury Vs. Sid Vicious(Sex Pistols) 1977


完成した2枚のアルバム、クイーン『世界に捧ぐ』 (News Of The World) とセックス・ピストルズ『勝手にしやがれ!!』(Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols)はイギリスで同じ1977年10月28日にリリースされた。アメリカでの発売日は不明(州によって違っていた)だが、イギリス盤とほぼ同じ頃だった可能性が高い。つまりこの2枚は同じ日にレコード店に並び、どちらが売れるか競ったのである。その結果本国のUKチャートではピストルズ1位・クイーン4位でピストルズの勝利。アメリカではクイーン3位・ピストルズ106位、日本ではクイーン3位・ピストルズ29位とクイーンの圧勝だが、『勝手にしやがれ』はアメリカでロングセラーになり15年後の1992年にプラチナディスク(100万枚)に輝いた。

Queen - We Will Rock You (Official Video)


それ以上に面白いのは両アルバムのオープニングSEである。『勝手にしやがれ』の1曲目「さらばベルリンの陽 Holidays in the Sun」は逼迫した軍靴の行進の足音でスタート。一方『世界に捧ぐ』の1曲目「ウィ・ウィル・ロック・ユー We Will Rock You」は映画に出てきた通りのドンドンパッの足踏み&手拍子ではじまる。パンクは戦争や危機を予感させる軍靴の響き、大物ロックは「みんなで仲良く手を叩こう」。似たような音でも両者の意識の違いを如実に物語っている。また「伝説のチャンピオン We Are the Champions」で自らを勝利者として誇ったクイーンに対し、ピストルズは「アナーキー・イン・ザ・U.K. Anarchy in the U.K.」で無政府主義者になりたいと無法者宣言をした。 経済危機に喘ぐ70年代末の大英帝国で、革命を求める欲求不満の若者たちがどちらを支持したかは明らかだろう。

Sex Pistols - Holidays In The Sun


しかし1年半後にピストルズのパンク性を象徴するシド・ヴィシャスがオーバードーズで死去。14年後にクイーンの顔だったフレディ・マーキュリーがエイズで死去。二人とも伝説のロッカーとして今でも多くの信奉者を産んでいる。ライフスタイルや政治思想は違ってもロックンロールの神に見初められたことは間違いない。

映画【シド・アンド・ナンシー 30周年デジタル・リマスター版】予告


現在も活動する元メンバーたちの魂もロック天国へ召される日がいつか来る。それは聴き手である僕等も同じである。ロックンロールが楽しめるうちは思い切り楽しみたいものである。ねえ。

あの世でも
喧嘩してるか
仲良しか

Queen - Live In Japan 1985 (5/11/85) - Part 1


Sex Pistols Live at Budokan, Tokyo Japan ● The Filthy Lucre Tour ● Full Performance (1996)

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【Disc Review】来日直前。フローリアン・ヴァルター最新作『Dörner/Snekkestad/Zanuttini/Walter - BRUIT 4』

2018年11月13日 08時54分21秒 | 素晴らしき変態音楽


『Dörner/Snekkestad/Zanuttini/Walter / BRUIT 4』

CD/DL : Umland Records 14

Axel Dörner – Firebird Trumpet
Torben Snekkestad – Reed Trumpet
Flavio Zanuttini – Trumpet
Florian Walter – Hechtyphone

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eight sound objects, total: 41min

www.florianwalter.yolasite.com
www.torbensnekkestad.com
www.flaviozanuttini.com
www.umlandrecords.de

Aufnahme:
Wolfgang Bökelmann
Revierton Studios Herne, November/Dezember 2017

gefördert vom Ministerium für Kultur und Wissenschaft des Landes Nordrhein-Westfalen & ecce/IKF

bandcamp

金管+亜金管が絡み合う即興アンビエントの意識改革

まもなく2度目の来日ツアーを行うドイツのサックス奏者フローリアン・ヴァルターの近作。ヴァルターの地元であるエッセンを拠点にする自主レーベルUmlandレコードの14作目に当たる本作はヴァルターと、アクセル・ドルナー Axel Dörner 、トーベン・スネックスタット Torben Snekkestad、フラヴィオ・ザヌティーニ Flavio Zanuttiniによるカルテットにより、 2017年11/12月にヘルネのRevierton Studioでレコーディングされた。

「ちょっと特別なプロジェクト。音楽というより音響彫刻に近い。自分流に言えば”生楽器のノイジー・アンビエント”」とヴァルターは語る。使った楽器はトランペットとリード・トランペット(トランペットのボディにサックスのマウスピースを付けたもの)。ヴァルターが使っている「Hechtyphone」とは、彼が発明(制作)した奇怪な管楽器である。レコーディング風景は入手できていないが、さぞかし魔界的な雰囲気だったのではなかろうか。



8編のサウンド・オブジェが収録されている。畸形楽器とは言え鳴らされる音は間違いなく金管楽器のそれである。遠くに流れるロングトーンはリード・トランペットであろうか。聴き進むうちに4人の区別は判然としなくなり、四つ足の金管生物の呼吸音に聴こえてくる。ピーター・エヴァンスのソロ作品を思わせるアプローチもあるが、四者のアンサンブルで奏でられる音響のレイヤーは、研ぎ澄ませた単独の魂を開示するエヴァンス・ソロとは別の地平を目指している。寧ろパク・ハンアルの数字プロジェクトや、NYのチューバ奏者ダン・ペック等によるEarth Tongueに似た即興アンビエントに近い。
【Disc Review】地の塩を舐め回す大地の舌のアンコンシャス音響〜『アース・タンズ/オハイオ』

アンビエントとは環境音楽の1部門であるが、BRUIT(騒音)とタイトルされたサウンドが相応しい環境は地球上には存在するのだろうか。リスニング環境は例えばリビングルーム、ヘッドフォンをした電車の中、音楽ホール等多種多様である。しかし音を受容するのが人間の聴覚器官であるからには、最も重要なのは聴き手の体内環境に他ならない。斯様な異端の音響を受け入れるインナー・エンバイロンメントを整えることで、体内バランスが良くなるのか悪化するのか、12月のフローリアン・ヴァルターの来日公演で実験してみたい。

目くるめく
リップノイズの
彼方まで


フローリアン・ヴァルター 来日ツアー 2018 Florian Walter Japan Tour 2018
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【愛しの地下音楽 1978/2018】ガ行の死なない殉教者たち『GASENETA/ガセネタ』『Silence Will Speak/GEZAN』

2018年11月12日 01時46分05秒 | 素晴らしき変態音楽


1978年のガセネタと2018年のGEZAN、両者の間に横たわる40年の差異を無視することは出来ないが、言葉の力の猛進と妄信を自己表現の中核に据えた二組の新作が時を同じくして出揃った事実は、輪廻転生ではなく、時代回帰でもなく、ましてや温故知新であるはずも無い。中心核に在る言葉と音への同質同量同レベルの信念が、違う時代違う場所違う生命体に宿ったことを切っ掛けにして、表現の最大スピード記録が40年経っても破られていないことを証明したものである。

●ガセネタ『GASENETA』
Full Contact Records ‎– KRYPT-129(2018)


山崎春美、大里俊晴、浜野純の3人により明治大学の現代音楽ゼミナールで1977年9月に結成されたロックバンド。吉祥寺マイナーを中心に都内のライヴハウスや大学の学園祭で活動するが79年3月に解散。レパートリーは「雨上がりのバラード」「父ちゃんのポーが聞こえる」「宇宙人の春」「社会復帰」の4曲。本作は78年の明治大学他のライヴ音源を集めたアルバム。フィンランドのレーベルからリリースされた。これまでもCD『Sooner or Later』(1993)やCD10枚組『ちらかしっぱなし-ガセネタ in the BOX』(2011)でリリースされた音源が殆どだが、アナログ・マジックというか、レコード(筆者のは限定イエローヴァイナル)のAB面にまとめたことでCDの冗長さが排除され、演奏の切れ味と山崎の歌(言葉)の喧噪具合がダイレクトに伝わる。このアルバムの一部が当時リリースされていたなら、日本の地下音楽の歴史は変わっていたかもしれない。

ガセネタ Live at 明治大学 1978.05.14(FULL)



●GEZAN『Silence Will Speak』
十三月の甲虫 JSGM-30(2018)


マヒトゥ・ザ・ピーポー(vo.g)、イーグル・タカ(g)、カルロス・尾崎・サンタナ(b)、シャーク・安江(ds)により2007年大阪にて結成。ジャンクなサウンドに毒舌な言葉を吐き出すヴォーカルで知られる。2017年ドラムが石原ロスカルにメンバーチェンジ。主催フェスティバル『全感覚祭』、2度のアメリカ・ツアーなどで注目度が上昇中。『沈黙は語る』と題された本作はスティーヴ・アルビニ・プロデュースにより2018年4月シカゴでレコーディングされたアルバム。ジャンク/メロコア/ラップが混在するハードポアロックにマヒトの饒舌かつ情緒のあるヴォーカルが絡みつくサウンドは、何々風といった形容を断固として拒否する深紅の意思に貫かれている。このアルバムがリリースされたことで世界の音楽の色彩の赤成分が少し高まったことは確かである。

GEZAN - NO GOD (Official Music Video)



痙攣しながら言葉んpマシンガンを撃ち続ける山崎春美と、嘲る口調の端々に深い慈愛を滲ませるマヒト、この両者の表象が同じだとは言わない。時代背景が違うからでもない。たとえ同じ時代に産まれたとしても、それぞれの表現方法は変わらないだろう。にもかかわらず、山崎春美とマヒトゥ・ザ・ピーポーは同じロックの殉教者だと断言したい。なぜなら自らの信念の為に命を賭ける覚悟を持つ二人だから。なによりも重要なことは二人とも未だ命を失うどころか、水を得た魚が驚くほどのスピードで表現し続けていることである。死なない殉教者ほど無敵な魂は存在しない。

ガギグゲゴ
ギリギリグルグル
突き進め

*ガセネタの最新ライヴアルバム『GASENETA LIVE 2018.04.25』がリリースされたが未聴のため敢えて省略した。

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【私のB級サイケ蒐集癖】第20夜:サイケな魂は透明塩ビ盤に宿る『ファウスト』『C.C.C.C.』『透過性分子』

2018年11月10日 12時29分55秒 | 素晴らしき変態音楽


サイケやプログレや地下音楽マニアじゃなくてもレコード好きが一度はハマるのがカラーレコードやピクチャーレコードといったギミック盤の世界だろう。そもそも幼児の頃に家にあったTV漫画のEP盤はキャラクターが描かれたピクチャーレコードだった。子供心に普通の黒盤よりもカラフルなピクチャー盤を好んで聴いていた記憶がある。

80年代、アルバイトで貯めたお金である程度レコードを買えるようになり、レコード屋に通ううちにギミック塩化ビニール盤への憧れが再燃した。特にパンク/ニューウェイヴ系の派手な色のカラーレコードに惹かれたが、十九の秋の晴れた日の午後の微睡みの中でジャケットもレコード盤も透明なレコードに出会い、目から鱗/眉に唾/壁に耳有り障子に目有り/百聞は一見にしかずクリアヴァイナルに開眼した。たまたま筆者の手元にあるクリアヴァイナルはプログレ/アヴァンギャルド/ノイズ系だということもあるが、透明塩ビ盤に刻まれた音は悉くマインドブローイングなサイケデリックスピリットを宿している気がしてならない。

●FAUST『FAUST』
Recommended Records ‎– RR one (1979)


ドイツ北部のヴュンメで70年に結成されたクラウトロック・バンド、ファウストの71年の1stアルバムにして全世界の前衛音楽を代表する1枚。冒頭のノイズの砂嵐の中からローリング・ストーンズ「サティスファクション」とビートルズ「愛こそはすべて」が浮き出る展開は、筆者が目指すDJプレイの理想型である。電車の通過音、男女の会話、邪教の青年合唱団、ピアノの雨だれ、砂塵の吹き荒びetcの旅を経て浮き世に戻ると世界が反転していることに気付く。聴覚のアシッドトリップは黒盤でもCDでも変わらないはずだが、透明盤の方が大脳皮質への浸透度が早いような気がする。

Faust - Faust (1971)



●C.C.C.C.『Amplified Crystal』
Endorphine Factory ‎– EDP-004 (1993)


日野繭子、長谷川洋、コサカイフミオ、長久保隆一によるノイズバンド。89年結成、98年活動停止。正式名称はCosmic Coincidence Control Center(宇宙暗号制御センター)。集団即興ノイズ演奏だが、宇宙的なサウンドを特長としており、大音量で威嚇するのではなく、聴き手の精神を拡張させる宇宙の旅に誘う音響伝道師である。メンバーは現在も地下音楽シーンで活動を続けている。透明ヴァイナル/透明ジャケット/トレーシングペーパーインナー付属の本作は92年のスタジオ/ライヴ音源をAUBE(中嶋昭文)がリミックスしたアルバム。

C.C.C.C. - Amplified Crystal Part II



●Toukaseibunshi『Stratosphere Sound』
Art Into Life ‎– AIL012 (2014)


フォトグラファーでもあった岩田裕成のソロ・プロジェクト。透明ヴァイナルがこれほど相応しいユニット名は無いだろう。『成層圏の音』と題された本作には、テーブルギターを音源として繊細なエフェクト操作で拡散するドローンノイズが収められている。演奏者の魂が透明な音の微粒子となって上昇(Alive To The Sky)〜蒸発(Dawn)〜水没(Water Erotic Machine)し、最後は宇宙塵(Star Dust)となって銀河の果てに消えて逝くサイケデリック・ライフのサウンドトラックである。

Toukaseibunshi - water erotic machine


クリスタル
トランスペアレント
クリアリネス

透過性分子 Special Live /映像:VJ Qliphoth

2018年3月24日(sat)18:00 Open/Start Shibuya DJ BAR EdgeEnd
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.11 Le Sacre de l’Équinoxe

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イタリア産、大地と交信するドラム&エレクトロ・デュオ『TRRMA'』2019年2月来日ツアー

2018年11月08日 00時57分49秒 | 素晴らしき変態音楽


モノクロの胸像が掘り出された大地の底から湧き出すクリック音と地下に眠る蟲たちをパニックに陥れる重低音の振動が、灰色の孤独の帷を切り裂きジャックナイフの如く一念勃起させる。怒張した大脳皮質の表皮に刻まれた襞は痺れながら洗脳運動に玩ばれる。不整脈の乱打と律動が精神分裂を促すように耳核を愛撫する。闇の中の二者の弄り合いは、ジャズではなくエレクトロでも、ましてやノイズでも有り得ない。巻き舌でトゥルレ魔と発音するというイタリアの二人組音楽ビジュアルユニットが「TRRMA'」である。

TRRMÁ || ... || Dalek Session #18


メンバーは、ジョヴァンニ・トディスコ Giovanni Todisco (perc)とジュゼッペ・カンディアーノ Giuseppe Candiano(synth)。2015年に結成され、イタリア内外の音楽フェス、ギャラリー、アート・スタジオ、クラブの現代/実験尾根学シーンで活動する。これまでイタリア、フランス、ベルギー、ドイツ、オーストリア、スイス、スロベニア、マケドニア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、セルビア、ボスニア、ポーランド、ラトビア、リトアニアをツアー。常に音楽シーンの新しい動きに目を光らせて、ハイクオリティなレコード/ライヴを進化させている。



彼らのユニークなプロジェクトが「MISSION(使命)」。前衛性と先祖代々の遺産の普遍性を引き出すことによって原始的な音の経験がもたらそうとする試みである。具体的には機材を歴史的または景観的に有名な土地へ持ち込んで演奏する。それを動画に記録することで、全世界へ公表する可能性が担保されるのである。

TRRMA' - MISSION - (1)BUZLUDZHA


https://trrmaduoband.bandcamp.com/

テラの海
テプラの海鳥
ルネサンス

2019年2月に来日ツアーが予定されている。

TRRMA' JAPAN TOUR February 2019
2/02 東京@Nine Spices
2/03 青森@サブライム
2/04 札幌@サウンドクルー
2/05 盛岡@TBA
2/06 仙台@バードランド
2/09 郡山@ピークアクション
2/08 東京Hikari no Uma
2/09 磐田@FMステージ
2/10 名古屋@なんや
2/11 岐阜@キングビスケット
2/12 大阪@Bears
2/13 神戸@Louie Louie
2/14 大分@ATホール
2/15大牟田@Fuji
2/16 福岡 @ Gig bar
2/17 萩@新玉ねぎ畑
2/18 防府@ Hindo- YO
2/19 広島@オーティス
2/20 岡山@Crazy Mama Studio
2/21 大阪Hokage's Club
2/22 奈良@ネバーランド
2/23 京都@ソクラテス
2/24 彦根@ダンスホール紅花
2/25 東京 Odawara???
2/26 東京Bonobo
2/27 東京Club Goodman
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【告知:11/25(日)開催】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.19〜ライヴゲスト『One Third Of Paganz』(Chihiro S. & Tarot 続木)

2018年11月07日 01時23分13秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.19
Nuit païenne en novembre


2018.11.25 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

盤魔殿DJ ALL STAR
    +
Special Live(投げ銭ライヴ)
One Third Of Paganz
Chihiro S. (vo, saz, MEL9) & Tarot 続木 (violin, chorus)


音楽で交歓する快楽空間
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
★来場者にZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈!


Special Live
●One Third Of Paganz


LACRYMOSAのChihiro S.と民族音楽プログレの佐藤圭一による、民族楽器とシンフォニック・ロックの絶妙な絡み、チェンバー風味の緻密なアレンジと、豪快なダイナミズムを持つ唯一無二のグループ「まぼろしペイガンズ」の3分の1のメンバー編成による盤魔殿の為の特別プロジェクト!1時間近いロングセットライヴを予定(投げ銭制)。

MEMBERS:
Chihiro S. (vo, saz, MEL9)
’80年、KATRA TURANA にベーシストとして参加。ソノシート/コンピレーション/1stアルバムを録音。
’82年にアコスティック編成のチェンバー・ロック・バンド、LACRYMOSAを結成。室内楽/現代音楽的な作曲/編曲面でも、注目を集め、’84年の1stアルバムは、英レコメンデッド・レーベルのディストリヴュートにより、海外でも高い評価を得る。
’85年にGOLDEN AVANT-GARDEを結成。以前の作曲技法を踏襲しつつ、エレクトリックなサウンドと、スペーシーな効果音で新たな一面を提示。
’90年にLACRYMOSAを再編、’94年に2ndアルバム「破船の歓び」をリリース。’90年代半ば以降ZIPRESSEN、細川正彦等のアルバムをプロデユース。
’98年に結成したOPTIONIUMで、ドイツの伝説的ドラマー、マニ・ノイマイヤーと’99年に、シルバー・エレファントで共演。
’90年代後半から、微分音追求のため、トルコの弦楽器sazを手にし、細田茂美とのデュオDowner Oneでアルバムを3枚リリース。アシッド・フォーク路線に、持ち味であるチェンバー風味を加えた作風。
Euro Rock Press 誌初代編集長であり、プログレッシヴ・ロック系音楽ライターとしても著名。古くはフールズ・メイト誌/マーキー誌などでの活動も、よく知られている。LP/CDライナー執筆多数。

Tarot 続木 (violin, chorus)
大学在学中より、ロック・ポップスをフィールドとした、バイオリン弾きとしての活動を開始。
2004年「ばんどえんど.」結成。シングルCD 「うどん」にてメジャーデビュー。プログレ、ジャズ、演歌等をミックスした曲調と、破壊的な演奏で注目を集める。
現在、「Ambrosia」「Westenpals」「砂山続き」「あきらめのない世界」などのユニットで活動する他、インディーズアーティストへの曲提供、アレンジ、プロデュースを行なう。
ECHO Records 主催。

One Third of Paganz pv



異端DJの聴かせどころ
●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
「人生はカットアップだ」とはバロウズの有名すぎる言葉ですが、まあ自分もツギハギだらけの酩酊人生を半世紀にも渡って生きてきた訳で、なんと言いますか「人生はコラージュとサイケデリックだ」と…あと知らずにキノコ食わされて(と証言してる)「助けてー」と交番に駆け込み日本のM Mカルチャーにトドメを刺した伊藤英明氏に捧げてのDJでもありますね今回は…

The Tape-Beatles - Listen to the Radio

A song by plunderphonics group the Tape-Beatles, from the album A Subtle Buoyancy of Pulse.




●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
今回はフィメール・ヴォーカル特集第2弾!(笑) しかもジャパニーズ・フィメール・ヴォーカリスト限定です!!シャウトからウィスパーヴォイス、アコースティックからハードコア、ラップからリン・ミンメイまで(笑)、まさに花びら大回...いやいやヴァラエティに富んだマテリアルをあなたのハートにお届けしちゃいますぞ!




●DJ Paimon a.k.a. Moppy
今回は日本のアシッドなフォークを中心に選曲予定です。

Tokedashita Garasubako — Anmari Fukasugite



●DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元
今回はズドンと重たい音を中心に廻させていただきます…




●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
念願の「まぼろしペイガンズ」ゲスト出演を祝して「私の考えるペイガニズム」を特集。ジョスカン・デュプレ/バルトーク/パイプオルガン/PSYCHOMODO さかしま/悪魔巣取金愚/堕天使ロック/魔法少女/アシッドフォーク/四畳半フォーク/百均フォーク/One Hundred Folks

夢眠ねむ|魔法☆少女未満|わくわく運動会@MOGRA 秋葉原


●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
レアフォーク中心にDJします。もちろんアナログ中心です!


●DJ Bothis a.k.a. 山田遼
今回のテーマは「書物に付随する音楽」です。世の中にはCD等の音楽メディアとセットで出版される書物が存在します。身近なお方だと本イベント「盤魔殿」主宰の<剛田武(著) 『地下音楽への招待』 (ロフトブックス) (2016)>、<J・A・シーザー (著), 宇田川岳夫 (著), 井上誠 (著)『J・A・シーザーの世界[完全版] “天井桟敷"から“ウテナ"まで、世界が認めた音楽家の軌跡』 (DU BOOKS) (2016)> など、書物により紹介されたアーティストの音楽や書物そのものの世界観が表出したCDをセットで出版される方々がおられます。そのほかにも面白い出版がいくつかありまして、2015年に映画『神々のたそがれ』(アレクセイ・ゲルマン監督)が公開された際に、Hair Stylistics(中原昌也)が映画内で使われた効果音等をリミックスして製作された作品『HARD TO BE A GOD REMIX』がCD-Rとして映画のパンフレットと共に渋谷の映画館「ユーロスペース」で販売されました。また、日本のロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のボーカル・ギター後藤正文が発表した小説<『YOROZU~妄想の民俗史~
』(ロッキング・オン) (2017)>に読書用のオリジナル・アンビエント音源収録のCDを付録するなど、面白い出版作品にここ最近触れる機会が多いです。こういった作品群を中心に選曲していきます。

15年掛けて製作された巨編!映画『神々のたそがれ』予告編



盤魔殿
19回目の
神経快楽

The Rolling Stones - 19th Nervous Breakdown - Live
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【JazzTokyo#247更新】ウェストコースト・アンダーグラウンド通信第2回:モー・スタイアーノ/シェルドン・ブラウン・グループ/PG13(フィリップ・グリーンリーフ)

2018年11月04日 00時03分59秒 | 素晴らしき変態音楽


音楽ウェブサイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が公開された。カバーストーリーはアート・ブレイキー、小杉武久追悼特集。剛田武はアメリカ西海岸のユニークな音楽シーンを探るレント・ロムス/ウェストコースト・アンダーグラウンド通信」と2枚のアルバム・レビューを執筆した。

●レント・ロムス/ウェストコースト・アンダーグラウンド通信 再2回

ウェストコースト・アンダーグラウンド通信 第2回:Moe Staiano Large Ensemble, Noertker’s Moxie, Pikuva Sielu

破壊から創造へのシンフォニックな儀式に燃えたオークランドの夏の夜
ミュージシャンにしてレーベル・オーナー、レント・ロムスによるアメリカ西海岸即興シーンの今を伝える連載第2回。パンク美学を実践する実験音楽家モー・スタイアーノによる衝撃的なパフォーマンス『ピアノの死』などをドキュメント。

DEATH OF A PIANO- Moe Staiano Ensemble @ Church of the Buzzard



●シェルドン・ブラウン・グループ/ブラッド・オブ・ジ・エア

#1559『Sheldon Brown Group / Blood of the Air』

伝説的シュールレアリズム詩人と21世紀のインプロヴァイザーの血の繋がり

今は亡きシュールレアリズム詩人の生前のポエトリー・リーディングと今を生きる前衛ジャズの共演は、ビート・ジェネレーションの血が受け継がれる西海岸の即興シーンの豊潤さの証である。

Sheldon Brown’s Blood of the Air 7-27-17 16th Annual Outsound New Music Summit



●PG13(フィリップ・グリーンリーフ)/PG13

#1558『PG13 / PG13』

ペットロスから産まれた怒濤のプログレ・メタル・ジャズ
サックス/ギター/ドラムによる重金属&変拍子&前衛ジャズが、ウェストコースト・アンダーグラウンドの雑食性ハイブリッドの優位性を暗示する。

Jim Black, Steuart Liebig, GE Stinson, Phillip Greenlief 2018-09-18 Blue Whale - Set2 (cvGE


西海岸
雑食主義者の
棲む処

▼12年前の『ピアノの死』の演奏。
MOE!KESTRA -Death of a Piano
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独逸前衛サックス奏者『フローリアン・ヴァルター』再来日公演決定! FLORIAN WALTER JAPAN TOUR 2018

2018年10月31日 01時15分51秒 | 素晴らしき変態音楽


Florian Walter Japan Tour 2018

エッセンを拠点にジャズ、実験音楽、即興、現代音楽、劇音楽といった幅広い分野で活動する若手サックス奏者フローリアン・ヴァルターの2回目となる来日ツアーが決定した。2017年11〜12月の初来日ツアー以降、今年のメールス・フェスティバルではNY即興シーンの風雲児クリス・ピッツィオコスとデュオ・コンサートを行う等注目を浴びるヴァルターの進化したプレイに期待したい。
JazzTokyo フローリアン・ヴァルター JAPAN TOUR 2017

12月2日(日)東京 東北沢 OTOOTO http://www.otooto.jp/

Open 19:00 Start 19:30
¥ 2000 w/ 1 free drink.

Trio:
橋本孝之 Takayuki Hashimoto(as, etc)
川島誠 Makoto Kawashima(as, etc )
フローリアン・ヴァルター Florian Walter(as, etc)

Duo:
直江実樹 Miki Naoe(radio)
フローリアン・ヴァルター Florian Walter(as, etc)



12月5日(水)千葉 稲毛Jazz Spot CANDY http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/

出演:齋藤徹(コントラバス)
   フロリアン・ヴァルター(サックス)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
内容:即興演奏

時間:19:30開場/20:00開演
料金:予約¥3,000/当日¥3,500(1ドリンク付き)
予約:043-246-7726 or jazz_candy-lj@infoseek.jp

contrabass: Tetsu Saito
sax: Florian Walter
violin: Naoki Kita

5. December. 19:30open 20:00start

Jazz Spot Candy
http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/
3-10-1, InageHigashi, Inage-ku, City of Chiba, Chiba Pref.
tel. 043-246-7726

Reservation: ¥3,000
On the dat: 3,500
With one drink

Reservation
tel. 043-246-7726
E-mail: jazz_candy-lj@infoseek.jp



12月8日(土)大阪 ギャラリーノマル Gallery Nomart http://www.nomart.co.jp

名和晃平個展 “Element - Black” 最終日イベント| 音楽Live “Black”

open 19: 00 / start 19: 30
charge: adv 2,500 / door 3,000
Act:
フローリアン・ヴァルター|Florian Walter (sax, clarinet, other) * from Germany
山路敦司|Atsushi Yamaji (laptop)*作曲家/音楽デザイナー/研究者
.es|ドットエス:橋本孝之Takayuki Hashimoto (sax,harmonica) & sara (piano)

日独のアーティストが奏でる、
無であり無限でもある“Black”

2018年11/10-12/8に現代美術画廊 Gallery Nomart (ギャラリーノマル,大阪)で開催する
現代美術作家・名和晃平個展「Element - Black」最終日。
日独の音楽家達が、本展覧会のコンセプトをテーマにClosing Liveを行います。

後援 : ドイツ連邦共和国総領事館 Consulate-General of Germany
   大阪ドイツ文化センター Goethe-Institut Osaka
*Live詳細&前売予約専用ページ:http://www.nomart.co.jp/1208sat/
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展覧会情報:ギャラリーノマル
名和晃平 Kohei Nawa “Element - Black”
展覧会期: 2018年11月10日(土)−12月8日(土)
http://www.nomart.co.jp/gallery/exhibition/2018_nawa.php
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【 フローリアン・ヴァルター|Florian Walter 】sax, clarinet, other
フローリアン・ヴァルターは、2006年よりサックス、クラリネット奏者として、また現代音楽の作曲家として活動している。
エッセン(ドイツ)で音楽、ジャズ・サクソフォン、作曲、歴史科学を学んだ。実験的なポップ・ミュージック、モダン・ジャズ、即興演奏、現代音楽、演劇音楽といった分野の様々なアンサンブルで演奏し、既成の音楽概念のステレオタイプに後退せずに、音を展開し構築するするための、時代状況を踏まえて演奏するための、新たな方法を模索している。
例えば2010年より始めたコンヴィニエンス・ストアでの即興音楽のコンサート・シリーズのような、同時代の音楽と芸術を提示するための新たな方法をも打ち出している。
www.florianwalter.yolasite.com

【 山路敦司|Atsushi Yamaji 】laptop
 クラシック、現代音楽の作曲家として活動する傍ら、映像音楽からポピュラー音楽まで幅広く手掛ける。特にコンピュータ音楽やノイズ音楽において多くの海外の音楽祭で作品が発表され高く評価されている。Cartier、Panasonic Latin America 等の企業CM音楽の他、クリエイティヴユニット・TOCHKA(トーチカ)とのコラボレーションによる一連のアニメーション作品は上海万国博覧会や世界中の映画祭で入選し上映されている。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。スタンフォード大学 Center for Computer Research in Music and Acoustics(CCRMA)客員研究員、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)を経て、現在は大阪電気通信大学総合情報学部教授を務める。武満徹のポピュラー・ソングと映画音楽に関する実証研究により京都市立芸術大学にて博士号取得。映画『悲しき天使』(監督:大森一樹)で第2回おおさかシネマフェスティバル音楽賞受賞。デレク・ジャーマン監督の盟友として『カラヴァッジオ』『ラスト・オブ・イングランド』『BLUE』など多くの作品を手掛けた音楽家、サイモン・フィッシャー・ターナーとの協同作業による映像作品『Dies Irae』でミラノ・ファッションフィルム・フェスティヴァル入選。その他、ビデオゲーム『龍が如く』『けいおん!放課後ライブ!!』ほか長年に渡りゲーム音楽を多数手掛ける等、ニューメディアとしてのサウンド表現の可能性を追求しながらアートとエンタテインメントの領域を横断する活動は多岐にわたる。
http://sushilab.jp

【 .es|ドットエス:橋本孝之 Takayuki Hashimoto (sax,harmonica) & sara (piano) 】
2009年、大阪の現代美術画廊「Gallery Nomart(ギャラリーノマル)」をホームに結成。橋本孝之(alto sax, guitar, harmonica)+ sara(piano, others)の二人によるコンテンポラリー・ミュージック・ユニット。 現代美術ディレクター林聡がプロデュース。
結成当初より現代美術をはじめ様々な表現領域とのコラボレーションを行い、国内外にて活動を展開。2013年 P.S.F. Recordsよりアルバム「void」リリース。あらゆるジャンルを縦横無尽に横断する音楽家として独自の存在感を放っている。
アートシーンでは2011年「させぼアートプロジェクト」(長崎)、2013年 静岡市美術館、2016年 大分県立美術館にて招聘公演。2017年/2018年「龍野アートプロジェクト」(兵庫) 連続出演。
音楽領域においては、即興、ノイズ、電子音楽、ジャズ、ロック、クラシック、現代音楽など国内外の音楽家達とのコラボレーションによって生まれるボーダレスな世界ー “音”と“音楽”の間(ま)で交錯する感覚を表現する。
http://www.nomart.co.jp/dotes




12月9日(日)東京 阿佐ヶ谷天(Ten) 
Florian Walter+山崎正明+玉響海月
森順治+玉響海星
紺野将敬+横山玲+堀込美穂

19:30 open  20:00 start
charge 1000yen+1drink

独逸から
やってくるのは
どこのどいつだ

Florian Walter | live at Makroscope | 14.04.2018
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『NO NOT JAZZ』灰野敬二+ナスノミツル@渋谷LUSH 2018.10.24 (wed)

2018年10月30日 09時06分14秒 | 灰野敬二さんのこと


NO NOT JAZZ

OPEN 19:30 / START 20:00
ADV 3000 / DOOR 3500 (+1D)

LIVE 灰野敬二(ds.etc) / ナスノミツル(b)



灰野敬二とナスノミツルは不失者、サンヘドリン、静寂などのバンドだけでなく様々なプロジェクトやセッションで共演を重ねてきた。数えたことは無いが、吉田達也と並んでここ10年間で灰野と最も共演回数の多いミュージシャンではないだろうか。しかしながら灰野とナスノの完全なデュオは記憶に無い。もしかしたら組み合わせを変えるセッション形式でデュオをやったことはあるかもしれないが、デュオオンリーのライヴを行うのは初めてに違いない(記憶違いがあったらご指摘ください)。

今回の企画の発端が灰野かナスノかどちらかは分からないが、対バン無し/共演者無し/デュオのみ/ベースとドラム、という条件は灰野から提案されたらしい。NO NOT JAZZという二重否定のタイトルは如何にも灰野らしい命名である。つまり「ジャズじゃないけれど、ジャズでなくはないものは何?」という謎掛け問答である。



左にベースアンプ一台、右にスネアスタンド一台、真ん中にマイクスタンドが一本立つシンプルなステージはまるでアートギャラリーのディスプレイのよう。ひんやりした空気は決して空調だけの仕業ではない。暗い間接照明の中二人の影が浮かび上がる。ナスノのベースは弦の振動に加え、指や身体とベースのボディの摩擦や軋轢がアンプで増幅される。一瞬、深夜に真っ暗な海に漕ぎ出す幽霊船に乗り込んだ錯覚を起こす。灰野はピッコロスネアをブラシで撫で、擦り、叩き、震わせる。かつて10年間リズムの研究だけをしていたというエピソードを思い出す。その時もスネアの前に座って何時間も過ごしたのだろうか。そんな夢想を突き破る灰野の気合い。時折ハッとかオォとか掛け声を発する他は歌もなし。極めてストイックな演奏が続く。エフェクトでリバーブの深さをコントロールするナスノのプレイが聴き手の意識の深淵に澱みを産み、それを灰野の鋭角的なスネアの打音が撹拌し浄化する。



十数分の休憩を挟みのべ九十分の演奏は、ある意味で苦行であり、同時に至福でもあった。ジャズでありジャズでなかったが、音楽であることは確かだった。「みんながアッと驚くことをする」というのが最近の灰野の姿勢らしい。次はどんな驚きを与えてくれるのか、楽しみにしていたい。

音楽は
音我苦になる
御嶽は

<灰野敬二 LIVE SCHEDULE>

11月1日(木) 下北沢THREE


灰野敬二×ヤマジカズヒデ(dip)

開場:18時30分 開演:19時
前売:2900円 当日:3400円
(入場時にTHREEパス提示で1000円割引)
共に別途ドリンク代600円

出演:
灰野敬二×ヤマジカズヒデ(dip)
割礼
ZOV

※前売完売いたしました。
現在、キャンセル待ちの受付をしております。
開催日・お名前・人数をinfo@yoasa.jpへご連絡ください。
‪2日以内に整理番号付の返信が届かない方は、お手数ですが別のアドレスかTwitterのDMからご連絡ください。‬
特に@ezweb.ne.jp等の携帯キャリアメールは拒否設定等により届いていないことがあるようです。


11月11日(日)東京 高円寺メウノータ


灰野敬二 ソロライブ

18:30 開場 20:00 開演
4,500円(食事・1ドリンク付)

出演:
灰野敬二 (Polygonola ・その他(未定))

予約:
1111.Reservation@gmail.com へお名前・人数をご連絡ください。
折り返し予約番号を添えて返信いたします。折り返しの連絡をもって、受付完了とさせていただきます。


12月30日(日)東京 高円寺ShowBoat 


灰野敬二 Keiji Haino -2018年最終公演-
​不失者


​open 18:00 / start 19:00 
adv.¥4300 / door.¥4800

​Ticket
ShowBoat 発売中(店頭販売/代引郵送販売)
プレイガイド:LAWSON/e+ 11/17(土)10:00発売   
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【完全セットリスト+MIX音源公開】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.18

2018年10月25日 10時45分39秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.18
Bataille décisive d'Halloween


2018.10.19 fri DJ Bar 渋谷EdgeEnd
19:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

DJ×DJ BATTLE & COLLABO SPECIAL!!:
ハロウィン:バトル&コラボ・スペシャル by 盤魔殿DJ ALL STARS
+
GUEST : DJ Pathosonicus a.k.a. 草深公秀(K2)


19:00-20:00 DJ Battle : FREE ZONE
20:00-20:30 DJ BEKATAROU aka 伊藤元 x DJ Vaby aka 大場弘規
20:30-21:00 DJ Bothis aka 山田遼 x DJ Athmodeus aka 持田保
21:00-21:30 DJ Necronomicon aka 剛田武 x DJ Paimon aka Moppy
21:30-22:00 DJ Pathosonicus aka 草深公秀(K2)
22:00-22:30 DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫+DJ Ipetam aka 福田理恵


COMPLETE SET LIST
●DJ Battle : FREE ZONE


DJ Necronomicon (N)、DJ Vaby (V)、DJ BEKATAROU (B)
1. NECRONOMIDOL / thanatogenesis (N)
2. Profondo Rosso(サスペリア2)/Profondo Rosso (V)
3. 八十八ヵ所巡礼 / 虚夢虚夢 (N)
4. The Living Dead At The Manchester Morgue(悪魔の墓場)/ Trance (V)
5. nerine / -forgive- (N)
6. J.A.シーザー/首吊りの木 (V)
7. ザ・モップス / ブラインド・バード (N)
8. White Zombie/Electric Head Pt. 1 (The Agony) (V)
9. xoxo(Kiss&Hug) EXTREME & MELLOW GREEN WONDER / ν- Romantica (N)
10. 大魔神の足音(大魔神怒る)/ 伊福部昭 (B)
11. Andre Jolivet / Hymn a Saint Andre (N)
12. 大魔神怒る(大魔神怒る) / 伊福部昭 (B)
13. Ron Geesin / A Raise of Eyebrows (N)
14. HAMIDASYSTEM / 物語のおしまいに (N)


●DJ BEKATAROU aka 伊藤元 x DJ Vaby aka 大場弘規


DJ Vaby (V) vs DJ BEKATAROU (B)
1. 百物語・おいてけ堀(妖怪百物語) / 渡辺宙明 (B)
2. The Omen(オーメン)/Ave Satani (V)
3. ろくろ首(妖怪百物語) / 渡辺宙明 (声:毛利郁子) (B)
4. Suspiria(サスペリア)/Suspiria (V)
5. 蛇骨婆(東海道お化け道中) / 渡辺宙明 (B)
6. Profondo Rosso(サスペリア2)/School At Night (Lullaby - Child Version) (V)
7. 八つ墓の怪(東海道お化け道中) / 渡辺宙明 (B)
8. Paura Nella Citta Dei Morti(地獄の門)/Apoteosi Del Mistero (V)
9. ダイモンの魔手(妖怪大戦争) / 池野 成 (B)
10. Zombi(ゾンビ)/L'alba Dei Morti Viventi (V)
11. Ghost Bell(Midnight Hour) / Ralph Lundsten (B)
12. 透過性分子/Glace2 (V)
13. 震震 / 森下登喜彦 (B)




●DJ Bothis aka 山田遼 x DJ Athmodeus aka 持田保


DJ Athmodeus (A) vs DJ Bothis (B)
1. David Bowie / Ashes to Ashes (A)
2. Toukaseibunshi - Alive To The Sky (B)
3. ゲロゲリゲゲゲ / Anal Beethovenven - LSD (A)
4. Techno Menses - Requiem In The Sun (B)
5. Atrax Morgue / Tetramixing (A)
6. Ground Zero - Thema Mao 1 (B)
7. Nurse With Wound / Swallowhead (A)
8. 野坂昭如 - 黒の舟唄 (B)
9. Hairstylistics / Bloodsucking Stupit (A)
10. Coil - Fire Of The Mind (B)
11. G.I.Gurdjieff / New York Numbers #2 (A)


●DJ Necronomicon aka 剛田武 x DJ Paimon aka Moppy


DJ Paimon (P) vs DJ Necronomicon (N)
1. Morena y Clara - No Llores Más (P)
2. The Underground Set / Eastern Longitude (N)
3. Haku - Japanese Naration (P)
4. Ron Geesin / The Eye That Nearly Saw (N)
5. Raja Zahr - Dabke (P)
6. ゆらゆら帝国 / 太陽の白い粉 (N)
7. Jackie Mittoo - Ayatolah (P)
8. 原田依幸 / META (N)
9. Delusion Men - Phaser Train (P)
10. 嶺川貴子 / Brioche (N)
11. P.Adrix - Zelda Shyt (P)
12. Johnnys’ ジュニア スペシャル / ゲゲゲの鬼太郎 (N)


●DJ Pathosonicus aka 草深公秀(K2)


1. Naoki Kasugai “Image”
2. He Was “カイバル峠”
3. Merzbow “Ecobondage part 1”
4. Pseudo Code “Moon Effect”
5. Kas Production “Happy Feet”
6. Silicon Teens “Let’s Dance”
7, Stefan Weisser “Poextentions”
8. Flipper “Sex Bomb”
9. 陰猟腐厭 (タイトルなし)
10. Thorax Bach “Huckepack und zu Hunderten”
11. Perfect Mother “Dark-Disco-Da-Da-Da-Run”
12. 19(Juke) “For Several Years”
13. Inflatable Boy Clams “Skeleton”
14. Minimal Man “She Was A Visitor”
15. Permutative Distortion “Bruchenkopf im Niemandsland”
16. Linija Mass “Proletkult”
17. VKTMS “Ballad of Pincushion Smith”


●DJ Qliphoth aka 宇田川岳夫+DJ Ipetam aka 福田理恵


曲馬舘台本「王国と覇蔟」「地獄の天使たち」朗読
1. unknown dispair /DISSECTING TABLE
2. Pieces /Z'ev
3. Glasfedd eu hancwyn /T EST DEPT.
4. 溺愛 /火取ゆきfeaturing 柴田菜穂
5. Requiem Ⅱ /Sarry
6. Legend /ANGELITE &HUUN, HUUN,TU


ミックス音源公開

盤魔殿 Vol.18 前半:FREE ZONE〜DJ Vaby vs DJ BEKATAROU〜DJ Athmodeus vs DJ Bothis


盤魔殿 Vol.18 後半:DJ Paimon vs DJ Necronomicon〜DJ Pathosonicus〜DJ Qliphoth+DJ Ipetam 



盤魔殿
次回のゲストは
超豪華

次回開催
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.19
Nuit païenne en novembre
2018.11.25 sun DJ Bar 渋谷EdgeEnd
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

盤魔殿DJ ALL STAR +
Guest Live(投げ銭ライヴ)
One Third Of Paganz :
Chihiro S. (vo, saz, MEL9) & Tarot 続木 (violin, chorus)

音楽で交歓する快楽空間
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
★来場者にZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈!
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