A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【モグモグ主催イベント第2弾決定!】MOGRE MOGRU presents『DEEP DIVE vol.2』7月15日(金) 大久保水族館~NRYY/平岡俊之/Oriental Love

2022年06月23日 22時46分13秒 | 素晴らしき変態音楽


MOGRE MOGRU presents
DEEP DIVE vol.2

2022.7.15 fri 東京・大久保水族館
Open 19:00 / Start 19:30
2,000 Yen +1drink

NRYY
平岡俊之
Oriental Love
MOGRE MOGRU

4月10日にvol.1が開催されたMOGRE MOGRU主催イベント『DIVE DEEP』のvol.2の開催が決定した。<表現の深海に深く潜る>ことをテーマにしたイベントに相応しく、会場は熱帯魚に囲まれた異世界で演奏を楽しみながらお酒やお食事を楽しめるライブ・バー大久保水族館。深化するインプロ・アンビエントユニット、モグモグことMOGRE MOGRUに加え、海外のレーベルから作品をリリースする個性派アーティスト3組が出演。15年以上の活動歴を誇るノイズギタリストNRYY、ホラー映画のサントラで知られる平岡俊之、現代の民俗音楽を志すOriental Love。それぞれのソロ演奏に加えスペシャル・コラボも予定。TOKYO NEOUNDERGROUNDシーンの深淵に潜る貴重な音楽体験になるでしょう。
★Vol.1の模様はコチラ⇒【イベントレポート】MOGRE MOGRU主催イベント『DIVE DEEP vol.1』~山本万結/MOGRE MOGRU/DJ SubRosa/DJ Inibura/DJ stutter


【出演アーティスト・プロフィール】
●NRYY

Improvised guitar,Harsh Noise,Noise performer,ragtime guitar。大阪出身。国内のみならずマレーシアを拠点に東南アジア各国で活動。ソロの他にもコラボレーションも積極的に行なってきている。

NRYY@UFO CLUB



●平岡俊之

ウォーターフォン奏者、作曲家。
コステス、Dave-iD Busaras(バージン・プルーンズ)、THE INSTIGATORS(UK)などとレコーディング、ツアーを行っている。
ニューアルバム WaterohoneⅡ発売中(CDおよびストリーミング)

ウォーターフォン2/平岡俊之 CD発売中!



●Oriental Love

北海道生まれ、東京在住。現在は東京を中心にライブと制作を中心に活動中。
自然界の持つ暴力性と美しさを自身の表現理念の中心に置き、現代の民族音楽の構築を志す。
音源は海外から7枚のアルバムをリリース

Polyrhythm for Organ / オルガンのためのポリリズム (千駄木 / Sendagi : Psychedelic Tokyo with Experimental Music )



●MOGRE MOGRU

剛田武(flute, clarinet, violin, accordion,etc)、Tanao(guitar)、黒い瞳(musical saw, glockenspiel, recorder, toy instruments, voice, etc)からなるトリオ。2021年7月結成。ライヴ・パフォーマンスを“DIVE ACTION”と呼び「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉に表現活動を行っている。アコースティック楽器の即興演奏とディープなアンビエントギターで“Improv-Ambient(インプロヴアンビエント)サウンド”の新たな地平を切り拓く。2022年6月限定メタル缶入り4枚組CD-R BOX『DIVE ACTION BOX 1』をリリース。

MOGRE MOGRU / DIVE ACTION -DIGEST-


モグモグと
地下音楽の
水族館デート

▼7/15(金)主催イベントの前に7/2(土)週末ライヴがあります。こちらもどうぞお越しください。


2022月7月2日(sat) 東京・吉祥寺NEPO
【grazin'(in the sea)】

1F open 17:30
B1 open/start 18:00/18:30
adv/door ¥2,200(+1order)
streaming ¥1,000

〈出演〉
MOGRE MOGRU
海の上のプールサイド(duo set)
ヌルオ the 部族×タダフジカ
DISCO WITCH

<チケット予約方法>
・NEPOのHP予約
https://nepo.co.jp/contacts/index/1545?tab=booking
・各アーティストの取り置きも受け付けます。
<配信>
https://nepostream.myshopify.com


▼MOGRE MOGRU『DIVE ACTION BOX 1』Los Apson?にて販売中です!
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【地下女子レビュー】オルガンを慰撫する慈しみの聖歌~『デルフィーヌ・ドラ(Delphine Dora) / 否定神学聖歌(Hymnes Apophatiques)』

2022年06月23日 00時05分39秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


『Delphine Dora / Hymnes Apophatiques』 『デルフィーヌ・ドラ / 否定神学聖歌』
text by 剛田武 Takeshi Goda

CD : Morc Tapes morc 86 / DL : bandcamp

Delphine Dora : Pipe organ, vocals

1. l’espace transcendant (超越的な空間)
2. la plénitude des signes (記号の充満)
3. s’extraire de l’abîme (奈落の底からの脱出)
4. ritournelle scolastique #1 (スコラ哲学的リトルネッロ #1)
5. athanor (錬金炉)
6. mystère indicible (言いようのない謎)
7. ritournelle scolastique #2 (スコラ哲学的リトルネッロ #2)
8. allégresse (歓喜)
9. l’immuable sous-jacent (根底にある不変のもの)
10. la table d’émeraude (エメラルド色のテーブル)
11. l’abîme qui les sépare (二人を隔てる奈落の底)
12. kaïros (カイロス)
13. eon (イーオン)
14. l’esprit vide (空っぽの心)
15. opus divinum (神聖な作品)
16. immobilité (不動)
17. saisir l’éternité dans le temps (時間の中で永遠を把握する)

Mastering by Michael Anderson
Composed by Delphine Dora in St Saphorin Church (July 2021)
Thanks to Yan & Jon from Jolie Vue Festival and Wim (Morc Tapes)

Delphine Dora Official Site
bandcamp

神を否定した先に生まれる新たな“歓喜の歌”。
デルフィーヌ・ドラは1980年フランス・パリ生まれの即興音楽家、作曲家、ピアニスト、レーベルオーナー。独学でピアノと声楽を学び、様々な鍵盤・管・弦・打楽器・電子楽器を身につけ、さらにフィールド・レコーディングやサウンド・オブジェへと守備範囲を広げて活動するマルチミュージシャンである。2005年頃から自主制作で作曲・即興作品を発表し、現在までに30作を超えるアルバムをフランス国内外のレーベルからリリースしている。その多くは限定リリースのため物理メディアでの入手は困難だが、デジタルで聴くことは可能であり、探してでも聴く価値がある。

2021年7月16日に彼女はスイスのアルプス山嶺の村サン・サフォランで開催される“ジョリー・ヴ―(素敵な眺め)フェスティバル”に出演した。それに先立つ数日間、レジンデンシーとして現地のサン・サフォラン教会に滞在し、教会のパイプオルガンを好きなだけ演奏する機会を得て、即興を中心に何時間にも亘りオルガンと歌の演奏をレコーディングした。その中から1時間余りの音源を選んで制作された小品集が本作『否定神学聖歌』である。

パイプオルガンという楽器は、私のように宗教的背景の異なる日本人から見ても荘厳で神々しい存在だが、キリスト教が主流の国の人々にとっては、幼い頃から教え込まれた<絶対的な神>を象徴する存在への畏怖心と、同時に打ち負かすべき存在への反抗心というアンビバレンツを内包する楽器と言えるだろう。筆者はオリヴィエ・メシアンのオルガン曲を愛する者だが、熱心なキリスト教者であったメシアンの教条主義的な思想やスタイルにはひと欠片の興味も魅かれはしない。それでもなお、壮麗なパイプオルガンの音色の人知を超えた美しさに陶酔し、主の足元に身を投げ出す恥辱をも厭わず、敬虔な信徒を装うが如く、忘我の果ての昇天に身を任せることを禁じ得ない。

ドラ自身が信者かどうかは知らないが、化け物のように巨大なパイプオルガンを自分の演奏で跪かせたい、自分の腕で支配したいという無意識のサディスティックな願望が自然な形で実を結んだのが、パイプの先に火を灯す仄かな熱を帯びた器楽音と、揺れる炎を吹き消そうとする些かフラット気味の嬌声の吐息の相姦作用が克明に記録されたこのアルバムである。初めは恥じらっていたパイプとヴォイスが、曲が進むにつれて寄り添い、語り合い、睦み会う音の連なりは、恰も両者を包み込む教会建築のナチュラルリバーヴに隠れて密会する神(Divine)と人(Human)のアバチュールである。

それにしても神性を剥ぎ取られたパイプオルガンの音色は何と無垢で脆いのだろう。デルフィーネ・ドラのヴォーカライズが教会オルガンの空っぽの心を慈しみで満たす。21世紀の“歓喜の歌”は斯様にあるべきなのかもしれない。(2022年6月1日記)
初出:JazzTokyo#289 2022年6月3日公開

Delphine Dora - Psychic Mind - A Stream of Consciousness (2012)


神と人
鍵盤と手の
アバンチュール

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【MOGRE MOGRU(モグレモグル)ライブ情報】7/2(土) 吉祥寺NEPO 【grazin'(in the sea)】トリで出演!+『DIVE ACTION』ダイジェスト試聴動画公開!

2022年06月11日 01時01分58秒 | 素晴らしき変態音楽


インプロ・アンビエントユニットMOGRE MOGRUの世界が最も映える近未来ライヴハウス吉祥寺NEPOでの次回ライヴは待望の週末土曜日。しかもタイトルは、夏ということもあり海に潜る(MOGRU)イメージでつけて頂いたというモグレモグル冥利に尽きる嬉しいイベント。対バン3組もそれぞれ深く潜れそうな期待に溢れる7月最初の土曜の夜、ぜひサウンドの深みに潜りに来てください!

2022月7月2日(sat) 東京・吉祥寺NEPO
【grazin'(in the sea)】

1F open 17:30
B1 open/start 18:00/18:30
adv/door ¥2,200(+1order)
streaming ¥1,000

〈出演〉
MOGRE MOGRU
海の上のプールサイド(duo set)
ヌルオ the 部族×タダフジカ
DISCO WITCH

<チケット予約方法>
・NEPOのHP予約
https://nepo.co.jp/contacts/index/1545?tab=booking
・各アーティストの取り置きも受け付けます。

<配信>
https://nepostream.myshopify.com
こちらの購入ページへ随時追加します。

〈タイムテーブル〉
18:00 開場
18:30-19:00 ①DISCO WITCH
転換15分
19:15-19:45 ②海の上のプールサイド(duo set)
転換15分
20:00-20:30 ③ヌルオ the 部族×タダフジカ
転換15分
20:45-21:15 ④MOGRE MOGRU

前回『盤魔殿vol.4』で即完売!
MOGRE MOGRU 限定ハンドメイドCDR4枚組缶入りボックス『DIVE ACTION BOX 1』物販で販売します。


▼MOGRE MOGRU / DIVE ACTION 試聴動画公開しました。


BandcampでDL/CDR購入できます。
MOGRE MOGRU 『DIVE ACTION 1』Les Disques Du Daemonium DL/CD-R:盤魔-005 
https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/dive-action-1
●MOGRE MOGRU 『DIVE ACTION 2』Les Disques Du Daemonium DL/CD-R:盤魔-006 
https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/dive-action-2
MOGRE MOGRU 『DIVE ACTION 3』Les Disques Du Daemonium DL/CD-R:盤魔-007 
https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/dive-action-3
●MOGRE MOGRU 『DIVE ACTION BOX 1』Les Disques Du Daemonium  Ltd.4CDR Box:盤魔-005/008 
https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/dive-action-box-1

サタデーナイト
サウンドダイヴで
フィーヴァーだ!

▼『ナース・ウィズ・ウーンド評伝』やFEECO magazineの著者、平山悠さんがMOGRE MOGRUと盤魔殿について書いてくださいました!是非お読みください。
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【灰野敬二ライヴ情報】6月26日 FATHER+Sayaka Botanic / 7月11日 嶺川貴子 / 7月24日 THE RATEL / 9月18日 林栄一

2022年06月07日 00時00分22秒 | 灰野敬二さんのこと

2022-01-16 灰野奇優館@下北沢Spread/撮影:船木和倖

6月26日(日) 東京 下北沢SPREAD 
“Fruitfulness” Vol.3


Open 18:30 / Start 19:00
Ticket ¥3,000 +1drink

Live: 灰野敬二+NANAO KOBAYASHI[FATHER]+Sayaka Botanic トリオ

それぞれソロのミュージシャンとして活動するFATHERとSayaka Botanicが毎回ゲストを迎え、下北沢Spread にて隔月で開催しているシリーズイベント “Fruitfulness”。
表現をジャンルやスタイルとしてなぞることなく、自由であるという豊かさ、そうありたいという思いを込め名付けられている。出演者、観客それぞれがそれぞれの実りを収穫し持ち帰ることを目的に行われ、そして回を重ね、追うごとにさらなる実りを増やしていける様なプログラムになっている。

チケット:
Live Pocket
RA

※ 50名限定 / Limited to 50 people
※ 着席チケットはLive Pocketのみでの販売になります。/ Seating tickets are only available at Live Pocket.
※ 50名限定のイベントとなります。前売りチケットが売り切れとなった場合、当日券の販売はございません。
※ 着席とスタンディングで券種が異なります。それぞれに販売枚数上限がありますのでご注意ください。
※ 全てのエントランス料金に別途ドリンク・チケット代¥600がかかります / A separate drink ticket fee of ¥600 will be charged at the entrance.
※再入場可。再入場毎にドリンク・チケット代として¥600頂きます / A drink ticket fee of ¥600 will be charged for each re-entry.


7月11日(月) 東京 下北沢440 
440(four forty) 20th & にじのほし 10th Anniversary 5days <DAY 1>灰野敬二 × 嶺川貴子


open 18:30 / start 19:00
ADV.¥4,000 / DOOR ¥4,500

出演:
灰野敬二
嶺川貴子

2012年から企画をはじめて今年で10年。みなさま、ありがとうございます!にじのつきでお世話になっている、下北沢440 さんは20周年。おめでとうございます。
ということで、 7月11日〜15日の五日間、アニバーサリー企画を組みました!(にじのほし株式会社)

e+イープラス 入場:整理番号順 No.1〜
受付開始 6/11 12:00〜
https://eplus.jp/sf/detail/3648870001-P0030001(サイト公開は 6/11 00:00〜となります。)


7月24日(日) 東京・秋葉原Club Goodman
"THE RATEL「Scan」release party"


開場17:30 / 開演18:00
前売 ¥3000 / 当日 ¥3400円(+1drink order)

【出演】
THE RATEL
灰野敬二

THE RATELのアルバム発売記念パーティー!
レジェンド灰野敬二氏とのがっぷり2マンです!!!!!

チケット予約/取り置き
THE RATEL予約フォーム 
Club Goodman HP 


9月18日(日) 東京 渋谷 公園通りクラシックス
事 ある 事~灰野敬二、林栄一


19:00 open / 19:30 start
前売3,000円 当日3,500円(1ドリンク別)

灰野敬二 (guitar)
林栄一(saxophone)

世界的に活動する音楽家・灰野敬二が、日本の個性派ミュージシャンとコラボレート。

予約:公園通りクラシックス 03-6310-8871 
http://koendoriclassics.com/

林 栄一 Hayashi Eiichi
中学時代ブラスバンドでサックスを始める。
17才でプロになり、ビッグバンドやR&B バンドで修行を積む。
1980年、山下洋輔トリオにプラスワンとして参加し、83年のヨーロッパツアーの演奏はライブ盤として発表される。
1990年、自己のバンド MAZURU を結成し、同名の初リーダーアルバムを発表、ドイツニュールンベルグジャズ祭に出演、好評を博す。
現在に至るまで日本を代表するアルト奏者の一人として幅広く活躍し、その唯一無二な音は渋谷毅オーケストラ、板橋文夫バンド、石渡明廣マルハウスなどでも欠かせない存在である。
自曲の3管アレンジを聴かせるGATOS Meetingは2012年に同名のアルバムを発表。
また様々なセッションを通じて林流インプロあるいは林流モンクをも追求し続ける。
2015年7月には、アレンジャーとしての集大成である13人編成の林栄一MAZURU北海道Orchesterを率い、北海道中のフリージャズファンが集まったともいわれる大観衆の喝采を浴びる。
代表的アルバムとして、de-ga-show、Monk's Mood、音の粒、MAZURUの夢、森の人、Birds and Bees、鶴、融通無碍 を始め、多数の作品を発表している

喜寿迎え
益々激しい
灰野ライヴ

【ライブ告知】HAINO KEIJI & THE HARDY ROCKS 2022/06/15 (水) www  (渋谷, 東京)
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【JazzTokyo#290更新】異端のフランス才女がパイプオルガンをパイプカット~『デルフィーヌ・ドラ / 否定神学聖歌』

2022年06月06日 00時00分12秒 | 素晴らしき変態音楽

音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が更新された。カバー・ストーリーは「マイケル・ブレッカー」。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●デルフィーヌ・ドラ / 否定神学聖歌

#2181 『Delphine Dora / Hymnes Apophatiques』『デルフィーヌ・ドラ / 否定神学聖歌』

神を否定した先に生まれる新たな“歓喜の歌”。
神性を剥ぎ取られたパイプオルガンの音色は何と無垢で脆いのだろう。デルフィーネ・ドラのヴォーカライズが教会オルガンの空っぽの心を慈しみで満たす。21世紀の”歓喜の歌”は斯様にあるべきなのかもしれない。

https://delphinedora.wordpress.com/
bandcamp

▼ピアノの弾き語りも美しい。
on a deserted shore (delphine dora)


デルフィーヌ
神のみぞ知る
オルガヌム

▼ダニエル・ジョンストンのカヴァー
Delphine Dora - Life in vain (Daniel Johnston)

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【即興音楽Disc Review】sara (.es) / Esquisse~Piano Improvisation~白い羽根のように重力から解き放たれたピアノ作品。

2022年06月02日 01時01分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


『sara (.es) / Esquisse~Piano Improvisation』
『サラ(ドットエス) / エスキース~ピアノ・インプロヴィゼーション』


text by 剛田武 Takeshi Goda

CD : Nomart Editions NOMART-120 ¥2,200(税込)2022.5.11 Release

sara : piano

1. Esquisse #1
2. Esquisse #2
3. Esquisse #3
4. Esquisse #4
5. Esquisse #5
6. Esquisse #6
7. Esquisse #7
8. Esquisse #8

Recorded live at Gallery Nomart in Osaka on
Feb. 19, 2022 during Kohei Nawa’s solo exhibition Esquisse.
Total 38:52
Art direction and production: 林聡 Satoshi Hayashi
Recording and mastering: 林聡 Satoshi Hayashi
Liner notes: 建畠晢 Akira Tatehata / 剛田武 Takeshi Goda
Translation: クリストファー・スティヴンズ Christopher Stephens
Design: 冨安彩梨咲 Arisa Tomiyasu

https://www.nomart.co.jp/

場所を演奏するユニット.es(ドットエス)=saraの初のピアノ・ソロ・アルバム。

2013年12月、大阪のコンテンポラリーミュージックユニット.es(ドットエス)の東京ツアーで初めて橋本孝之とsaraの生演奏を体験した筆者は、彼らをを「場所で演奏するのではなく、場所を演奏するユニット」と表現した(⇒#631 .es(ドットエス)LIVE IN TOKYO 2013)。.esのCDのほとんどは拠点である現代美術ギャラリー「ギャラリーノマル」で録音されており、深いナチュラル・リバーヴに包まれた演奏の質感は、ライヴハウスやジャズクラブで演奏される即興ジャズや前衛音楽とは異質の音響ユニットとしての.esのアイデンティティだと思っていた。しかし初めて訪れた新大久保EARTHDOMと池ノ上 BAR GARI GARIに出演した二人は、ギャラリーノマルの演奏を再現するのではなく、それぞれの場所を演奏に同化させ、二日間全く異なる演奏により自我同一性を見せつけた。その1年後に観た四谷茶会記でのライヴでは、据え付けのアップライトピアノのペダル操作でサックスの音を残響させて茶会記の音を演奏してみせた。

翻って考えるに、場所を演奏する主体はsaraであった。愛用の楽器(アルトサックス、ハーモニカ、ギター)を何処へでも持って行ける橋本は、どんな場所でも自分に馴染んだ演奏が出来る。それに対してピアニストであるsaraは行く先々で異なる楽器(ピアノ)を使って自分の演奏をしなければならない。初めて触れるピアノがどんな個性を持っているのか、僅か数十分程度の試し弾きだけで知ることは困難だろう。鍵盤に触れる指先だけでなく、五感全てを使ってピアノが置かれた場所の秘密を探るしかない。自分の演奏をするためには場所を味方につける必要がある。自分を場所と同質にすることで、ピアノを自然に鳴らすことが可能になる。実際に2021年8月渋谷公園通りクラシックス(⇒Live Report)、10月に白楽Bitches Brew(⇒Live Report)で観たsaraのソロ・ピアノ・ライヴでは、演奏を始める前に目を閉じてしばらく黙想する姿が見られた。深呼吸しながら場所を招き入れ身体と同化させる儀式だったのかもしれない。



『Esquisse エスキース(スケッチという意味)』はsaraの初のソロ・アルバム。2022年2月19日に.esのホームグラウンド「ギャラリーノマル」での名和晃平個展「Esquisse」会場で行ったソロ・ピアノの即興ライヴをほぼ全編収録。ノマルに設置されたピアノは、彼女が生まれる前に母の胎内で音を聴き、生まれて最初に弾いた馴染みのピアノ。場所は.es結成前からマネージャー/クリエイティブ・ディレクターとして籍を置くギャラリーノマル。楽器も場所も彼女自身と言っても過言ではない最高に理想的な環境で生み出されたピアノ演奏は、この上なく優しく自由で、母の胎内にいるような安心感に満ちている。この音の中では、過去の苦しみも喪失の悲しみも将来の不安も感じることはない。CDケースに封入された白い鳥の羽根のように、魂を無重力の明日へと羽ばたかせればよい。(2022年4月28日記)
初出:2022年4月30日 JazzTokyo No.289

sara (.esドットエス) Solo Piano Improvisation “Esquisse” 2022/02/19 Gallery Nomart


ピアノから
羽ばたく音は
無重力

【購入店舗リンク】
ディスクユニオン
https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008469250

ノマルストア
https://www.nomart.co.jp/work/detail.php?workCode=93240016

【ライヴ情報】
2022.7.1 fri
横浜白楽Bitches Brew出演決定!
“Breeze Blow at Bitches Brew vol.2”
内田静男 Shizuo Uchida + sara (.es)
Special guest:
建畠晢 Akira Tatehata (poetry reading) and more..?
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【盤魔殿アマルガム Vol.38】NNCK/モグモグ/COPASS GRINDERZ/Caterina Barbieri/田畑満/福田理恵/ライフェンシュタール/風まち月の魂ふり

2022年05月31日 00時43分07秒 | 素晴らしき変態音楽


●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保


NO-NECK BLUES BAND / Clomeim (Locust) 2008
またノー・ネック(以下NNCK)かよ!って声もあるでしょうがメチャ探してたアルバムが入手できたので空気読まずに紹介(ビバ自分軸)。NNCKには日本人メンバーでタカハシミチコって人が在籍してるのだが彼女の日本語ボイスをフューチャーした”Make Love”を収録した本作。コレずーっとネットで探してたけどどこにも無くて「これは海外から取り寄せかな」と思ってた矢先に偶然元の職場で超格安にて発見。大丈夫かよ元職場・・・・・とは思ったがまあいいや。でこの”Make Love”まあセルジュ・ゲーンズブールの”ジュテーム”的な内容をゲーンズブールのネチっこさとは対極の渇ききったスローセックスで展開(それも日本語で)。音のほうもミニマル・インプロが朽ち果てて最後塵となって消える感じで超泣かせるからみんな聴いて欲しい。そういえば「NNCKイイ話」として僕がグっときたのが「何にも音が鳴ってない空間でひたすらメンバーがレイヴ会場にいるかのごとくガン踊りしていた」ってエピソードで、アーティストとして大切なのはそういうトコだぞって思った。


●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武


MOGRE MOGRU / DIVE ACTION BOX 1(2022 / Les Disques Du Daemonium)
環境音楽、アンビエント、ヒーリング、ニューエイジ、ドローン、バレアリックなど多種多様な胡散臭いラベルが付され、凡庸と波間に漂う曖昧模糊とした気分にさせこそすれ、音が終わったら心に何の傷跡も残らない、消耗品にも劣らぬ不用品のような音楽ジャンルに、筆者は五十余年間交わるなく音楽生活を送ってきた。おそらく2020年12月に今は亡き四谷茶会記で開催された《哲学者の薔薇園》+盤魔殿イベントで、Tanaoと黒い瞳に出会わなければ、今でもアンビエントなどと口にすることなど有りえなかっただろう。然して三人は出会い、2021年7月に開催された「盤魔殿SPIRITUAL LOUNGE vol.2」にて名も無きアンビエント・ユニットとして初舞台を迎え、10月にはモグレモグルというイカレた名前を授かった。管楽器を手にするとアルバート・アイラーか阿部薫の霊が宿り、耳障りなフリークトーンを巻き散らす筆者の悪癖は、Tanaoのスペースギターと瞳のエキゾエスノ楽器の祈りのフレーズに鎮静され、空想の森の木陰で愛を育むラヴバードの囀りの如く、己の心の枷を解き放ち宙に射精する。それ以来2022年5月5日に至るまでの10ヵ月間8回の発情の記録を一点一点愛情込めた手作り限定メタルボックスに奉納した。アルバム・タイトルはご存じWHITEHOUSE『LIVE ACTION』へのオマージュです。


●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規


COPASS GRINDERZ / 録音鬼第三部 LIVE AKTION DOCUMENT 11.26 (2CD+DVD)
2016年11月26日土曜日、新代田FEVERにて行われた 「拷問音響機構」((TORTURE SOUND SYSTEM WALL))。フロアにマーシャル三段を20スタック並べ全て鳴らすという前代未聞の愚行・音で人を殺す計画(未遂)の顛末を全て収録した2枚組CD、DVD、ブックレット付。ディスク盤面にはMiguel Ángel Martín氏(WhitehouseやEsplendor Geométricoのジャケを担当した事も有り)のイラストを使用、48ページ フルカラーブックレットには同氏の描き下ろし漫画「SNUFF MUFF」を掲載した超超豪華版。実は筆者もリアルタイムでこの「耳栓無き者は入場不可」という狂った企画に参戦し、あの轟音&音圧に殺されかけた1人なのです。次に同様のライブをやる時は耳栓禁止でアンペグを20台追加して40台で鳴らすことを真剣に考えていると笑顔で話していたZEROさんだったのですが...せめて名越さんや酒井さん、大地さんの力で未完のサード・アルバム『3rd KILL』のリリースを!と切に願うCOPASS ARMY DJ VABYなのです。 
   

●DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元


Caterina Barbieri / Vertical
ベルリンを拠点に活動し、シンセサイザーを用いたミニマリズムを追求するイタリア人奇才アーティストCaterina Barbieri。本作は氏が2014年にリリースしたファーストアルバムで2021年秋に再発された。
シンセサイザーの名機buchla 200 systemとヴォーカルの為の作品である。(buchla社のオフィシャルページにもリンクされている。)
動かずして波動を放つ…場は何もない空間に遷移する…ドローンを泳ぐ瞑想的な声は煙のように立ち上がり暗闇に孤を描き、氏とbuchla 200が揺らす芯があって重たい音が意識に都度浸潤し、異次元の膜を破るように突出する…無機的だがこの電子音には確実に主張がある…buchlaは時折り獣のように唸りをあげ後半のオシレーターの騒めきには血液の潮さえ感じてならない…
氏は音々の流れを感じ取り、共振することで新たな地平をひらいては進んでゆく…
buchlaシンセの特徴である聴くものの意識を一気に引き込む強烈なエネルギーをしっかりと引き出した必聴盤である…


●DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda


precog 田畑満/福田理恵
https://www.discogs.com/release/12777891-Rie-Fukuda-Mitsuru-Tabata-Precog
2018年5月、オースチンレコードよりリリースされた一枚目のアルバム。福田は朗読に専念し、田畑がギターとアレンジを全て担当している。宅録とスタジオ録音が半々なので、全編聴くと何となくわかってしまうのであるが....
もう既に好い思い出となる。これはテキストありきの作品であり、私の書いた詩を田畑さんが読み込み、そのイメージでギターを弾いた、ざっくり説明するとそんな方法で進めて行った。田畑さんならどんな解釈をするのか、とても楽しみな数ヶ月だった。デュオでのライブを展開していた頃から、絶妙なタイミングで印象的なフレーズを絡めてくるその手腕に満足していたが、録音でもそれは変わらない。因みに、隠し味として私のイジドール(electribe EA-1)の音が作り込まれて練り込んである。これは、キーをテープで止め15分位鳴らしっぱなしにしたもの。タンジェリンドリームか何かのライブでやってた、と田畑さんが提案してくれた。
最後のスタジオ録音は真冬、身を切る様に寒い日だった。
あれから時が経ち、状況が変化し、思い切って手術もしてひとつの大きな悩みを解決した。
出来上がりには大変満足しているが、改めて聴くと"この詩人は大丈夫か、少し外に出て運動でもしたらいいのに"と自分の事ながら心配になる。生々しく真っ赤な血液が流れる作品に仕上がったが、同時に、その時生きていた存在を一枚の盤に閉じ込める事が出来た。そんな作品である。


●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫


ライフェンシュタール/秘密兵器あらわる SSZ3077/INK 008CD
新潟に本拠を置くSUEZAN STUDIOはジャーマン・ニューウエーブの隠れた名盤をコンスタントに再発し続けている意欲的なインディーズレーベルだ。今回の再発は80年代初期に活動したREIFENSTAHL。このバンド名はナチスのプロパガンダ映画「オリンピア」(第一部「民族の祭典」、第二部「美の祭典」)の監督として知られるLeni Riefenstahl(レニー・リーフェンシュタール)の名をもじり、「くたびれた鉄」という意味を持たせたもの。本作Die Wunderwaffe(邦題「秘密兵器現る」)は、プログレッシヴ・ロックからバッハ、レゲエ、ファンクまでさまざまなエレメントを混ぜ合わせ、エレクトロニクスとポップにホラーを少々加味したライフェンシュタールのファースト・アルバムだ。発表当時はリーフェンシュタールは存命中(1902年生まれ2003年死亡)であり、裁判でナチス構成員ではなかったとの判決を受けたものの、ナチスとの関連疑惑やプロパガンダに寄与したことで批判にさらされていた。しかも発表当時の1981年は米ソ冷戦の真っただ中であることを考えると、この作品の持つメタファー性もおのずから明らかになろうというものだ。遅れてきたプログレでもなく、ファウストのフォロワーでもなく、当時そして現在の世相と照らし合わせて聞き込むうちに、謎がますます深まる一枚だ。


<―――――――――――――――――――――----EVENT INFORMATION――――――――――――――――――――――――>


2022年6月12日(日)  桜台POOL
【風まち月の魂ふり-密教・ノイズ・シュルレアリスム-】


▪️開場 17:30 ▪️開演 18:00 
▪️料金 一般 3000円 学生2000円
▪️予約方法  専用ウェブサイトhttps://reserva.be/poolにて
▪️出演者 ライブ:混沌の首 Erehwon
座談会:内海信彦 羅入 石川雷太 山田遼(司会・進行) 座談会テーマ「芸術家が考える生と死 -越境のための、狭間にあるものへのオルタナティブなまなざし-」

本イベント「風まち月の魂ふり」では、雑多な日常に埋もれた我々の、生命としての本願を今一度想起すべく、出演者・来場者双方が境界を超えて瞑想し、万物が生じ/滅する拠り所としての霊場を顕現させる儀式を挙行する。
密教系芸術集団「混沌の首」は高野山真言宗僧侶である羅入の真言と、美術家・石川雷太主宰のノイズユニット「Erehwon」が放つ轟音の渦の中で、真の芸術的・啓示的インスピレーションを体得するための根源へ至るべく瞑想を行う。
また、「Erehwon」のソロパフォーマンスでは、鉄板や工業用スプリングなどの金属廃材のリアルタイムな打撃音・摩擦音と、TVニュース映像等をサブリミナルにミックスしたパフォーマンスを行い、痛みを伴うような超現実=シュールレアリズムを現前させる。
出演者による座談会では、ライブ出演者に加え、美術家の内海信彦を招き、それぞれの作品の写真・映像を紹介しながら芸術家としての活動遍歴を振り返り、優れた芸術作品が共通して持っている「人間の生と死へのまなざし」を、芸術家自身が言葉で語り、自身の死生観が、思考と実践の果てに産まれた美術作品にどのような影響を与えているのかを語り合う。

▪️出演者プロフィール
<混沌の首>
2008年始動。宗教家、美術家、音楽家、ダンサー、舞踏家、役者などにて構成される密教系芸術集団。高野山真言宗僧侶羅入の真言と現代美術家石川雷太率いるErehwonのインダストリアルなノイズ・サウンドにて、神林和雄の供養舞い、瞑想者による「動く瞑想」が繰り広げられる。瞑想者が鐘や太鼓を打ち鳴らしながら激しく踊る様は現代の踊り念仏と評される。

<Erehwon>
美術家、石川雷太が主宰するノイズ・パフォーマンス・ユニット。昼間光城(メタルパーカッション、エレクトロニクス担当)とともに1997年より活動。鉄板や工業用スプリングなどの金属廃材の打撃音・摩擦音のライブ・ミックスによる演奏を行う。インダストリアル・エイジの「光」と「影」が映し込まれたそのサウンドは、現代に生きる我々にとって最もリアルで最も基礎的な、潜在的なBGMだといえる。物質主義や自然主義の立場から独自の哲学を表現する。

<内海信彦>
美術家/ハーヴァード大学客員芸術家/早稲田大学日米研究機構招聘研究員 /ペルー国立美術学校名誉教授/ペルー国立教育大学客員教授/早稲田大学「内海先生のドロップアウト塾」主宰/「早稲田・リベラルアーツ・アソシエーション」主宰/1992年よりハーヴァード大学を始めとした世界各国の教育機関で講義・ワークショップ・滞在制作を行う。2000年にはポーランド政府より招待を受け、オシフィエンチム・アウシュヴィッツ強制収容所跡でのホロコースト生存者を招いての鎮魂のライブペインティング、聖スタニスワフ・コストカ教会で聖人パピューシコ神父追悼ライブペインティングを行う。1985年より100回を超える個展を世界各地で開催し、特に「Innnerscape Seriese」と題された作品群では特殊なメディウムを用いて独自の墨流し・インクフローペインティングによる技法を確立。宇宙の創生と生命の彷徨を包摂し、ミクロコスモスからマクロコスモスまでを貫く広大無辺な宇宙最古の光を顕現させる。


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【イベントレポート】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.40~+盤魔殿DJ's+MOGRE MOGRU@阿佐ヶ谷TABASA 2022.5.28 sat

2022年05月30日 01時40分12秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.40

2022.5.28 sat 阿佐ヶ谷TABASA
18:00 Open/Start
Charge 1,000YEN + 1 drink

TIME TABLE
18:00 DJ Vaby a.k.a.大場弘規
18:30 DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
19:00 DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
19:30 LIVE: MOGRE MOGRU
20:00 DJ Athmodeus a.k.a.持田保
20:30 DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元

6年目に突入した異端DJイベント『盤魔殿』の40回目が、盤魔殿から生まれた即興アンビエントユニットMOGRE MOGRU のレコ発も兼ねて渋谷EdgeEndと並ぶ盤魔の拠点・阿佐ヶ谷TABASAにて開催された。主催者も驚くほど多数の動員で、盤魔の輪の広がりを実感させる素晴らしい夜だった。
以下セットリストと本人のコメント(太字)とお客さんのコメント(Twitter)とともに振り返ろう。

●DJ Vaby a.k.a.大場弘規

昨日の盤魔殿は「MOGRE MOGRU」のスペシャルライヴもあったせいか大盛況!とっても濃密な夜を堪能致しました!!僕は超超久し振りにトップバッター。事前のアナウンス通り「Material on the Copass Grinderz relation」をテーマとしてコーパスの楽曲を中心にしつつ、各メンバー所縁の音源を紹介させて頂きました。次回の日程はまだ未定ですが、トライしたいテーマはまだまだ尽きない今日この頃なのです。

1. COPASS GRINDERZ / LUCIFER CALLS ME (Excerpted from "3rd KILL")
2. MOLUGU / ゼロの詩
3. COPASS GRINDERZ / COBRA
4. VASILISK / TAKSIM
5. COPASS GRINDERZ / SURFING VIETNAM
6. BEYONDS / SALAD DAYS
7. COPASS GRINDERZ / ROCK'N'ROLL
8. HAPPY TRIBE / 生きてるぜ
9. VASILISK / PHOTONGNOUL
10. COPASS GRINDERZ / BAT




●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫

盤魔殿こんなに客が来て良いのか?pcdjしていて急に曲を読み込めなくなるし。何か異世界に通じたかな。

1. A Challenge Of Honour - Havamal (Part 2)
2. TSIDMZ(ThuleSehnsucht In Der MaschinenZeit), GE-STELL- Ouverture: Les Hommes Au Milieu Des Ruines
3. Der blaue Reiter / Regret
4. EAA (Eurasian Artists Association) Porta Vittoria - Revolt Against The Modern World
5. Aphrodite's Child - The Four Horsemen
6. The Moon Lay Hidden Beneath A Cloud - Untitled 7 ( from the album Amara Tanta Tari)
7. EAA (Eurasian Artists Association) Porta Vittoria - Revolt Against The Modern World
8. The Moon Lay Hidden Beneath A Cloud - (from the album same title) III
9. Der Blutharsch - Track 6( from the album Time is thee Enemy)
10. A Challenge Of Honour- Only Stones Remain (Instrumental)
11. SAND - Upon Eleven Black Horses
12. Aphrodite's Child - The Wedding Of The Lamb
13. Aphrodite's Child - Babylon
14. Antony and the Johnsons - Epilepsy Is Dancing
15. Ash Ra Tempel - Amboss
16. the book of am - I am that living soul
17. The Smell Of Incense - Faerie Emerald
18. Caedmon - Columba's Song

家でリベンジしました。家でリハしても当日のその時間曲を読み込まないことがあり、同じ設定のまま事前及び事後にやったら何のトラブルもなく…直前まで大丈夫で会場でサウンドチェックも兼ねて同じことをしたときは大丈夫でしたが、いざ本番の時に…本番はグタグタになりました。



●DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda

5.28盤魔殿ありがとうございました!相変わらず居心地のよいTABASA、お馴染みDJの皆さん、ご来場いただいたお客さま、今後とも盤魔殿を可愛がってやって下さい。
さてわたくしのセットリストです。


1. JUSTICE / もう一つの身分証の提示
2. 40 BRAVES / VANGELIS(Vo.IRENE PAPAS)
3. Positive adjustment + NIWA (feat.R.fukuda)/Once and for all
4. Leonard Cohen / Stories of the Street
5. モリモトアリオミ / 小田急ワンワンパニック
6. トキノマキナ / YURIA TYPE-D
7. VANGELIS / Heaven and Hell pt.1

いつもながら、ジャスティスの曲名には泣かされますね。免許証持ってないのだろうか。


●MOGRE MOGRU(Live Act)







●DJ Athmodeus a.k.a.持田保

昨夜の盤魔殿、お集まり頂いたお客様、阿佐ヶ谷TABASA、Mogre Mogru、ありがとうございました。僕がかけた音源は下記の通りです

1. No Neck Blues Band / Make Love
2. 恐山Vibration / 寝ロジャMix
3. Jah Wobble / K Dub 05
4. William S. Burroughs / Dead souls
5. Gary Clail / Toes Tapping
6. Brigitte Fontaine / Comme a la Radio
7. Bing / Homenaje a la Musica Colombians

昨夜の盤魔殿で問い合わせが多かった音源がコチラ。とにかく最高!



●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元


1. ACTIVE RECOVERING MUSIC / PHYSONECTS
2. Jan Bruyndonckx / Rails And Other Tracks
3. H2O & GATS / Crystal Siren
4. DAS SYNTHETISCHE MISCHGEWEBE / HARVEST OF MAGNETISM
5. fusilier /vigilance
6. Dayak / Borneo: music of the headhunters / musique des chasseurs de tetes (Kalimantan) / Sangkep

盤魔の夜
謎の音楽
海に潜る

次回の盤魔殿は7月中旬の開催を予定しています。

【物販売切感謝!】MOGRE MOGRU『DIVE ACTION BOX』メタル缶入り4枚組限定盤

Bandcampで購入できます⇒https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/dive-action-box-1
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【リリース特報】即興アンビエント・ユニットMOGRE MOGRU(モグレモグル)CDR4枚組メタル缶入限定ボックスセット『DIVE ACTION BOX 1』6/1リリース決定!

2022年05月27日 00時20分00秒 | 素晴らしき変態音楽


異端DJイベント『盤魔殿』から生まれた即興アンビエント・ユニットMOGRE MOGRU(モグレモグル)がデジタル・リリースした3枚のライヴ・アルバムに、未発表ライヴ音源を収録したボーナス・ディスクを追加したCDR4枚組メタル缶入りボックスセット『DIVE ACTION BOX 1』をリリース!一点一点ハンドメイドでスプレー・ペイントされたメタル缶に、特典として鈴付ストラップが封入された超限定スペシャル・パッケージ。ボーナス・ディスクの2つのライヴ音源はデジタルを含め今後のリリース予定はない。まさにここでしか聴けない貴重なドキュメントである。2021年7月の結成からまもなく1年、これからも進化し続けるImprove-Ambientの騎手=モグモグのすべての音源を聴ける貴重な作品です。

Les Disques Du Daemonium proudly presents special limited 4 CDR's metal-box contains 3 digitally released live albums plus unreleased live tracks as a bonus disc by new Japanese Imporv-Ambient Unit "MOGRE MOGRU" born out of the underground DJ event "Disque Daemonuim". These valuable sound documentaries proves the multifaceted aspects of MOGRE MOGRU, who has continued to evolve since its formation in July 2021.

2022/6/1 Release
★予約・購入⇒https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/dive-action-box-1

5月28日(土)『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.40』@阿佐ヶ谷TABASAにて特別価格で先行販売!



MOGRE MOGRU / DIVE ACTION BOX 1
©2022 Les Disques Du Daemonium 盤魔-005/008 定価3,000円(税込)

Disc 1:MOGRE MOGRU / DIVE ACTION 1 (盤魔-005)
1. 2021/7/29 thu CON TON TON VIVO
2. 2021/10/18 mon CON TON TON VIVO

Vol.1には、イベント“盤魔殿スピリチュアルラウンジ”での、まだ名前がなかったデビュー・ライヴと、MOGRE MOGRUというユニット名を名乗って本格始動した2ndライヴを収録。

1:Disque Daemonium Spiritual Lounge vol.2 @ CON TON TON VIVO, Yotsuya, Tokyo, 2021/7/29 thu
2:Disque Daemonium Spiritual Lounge vol.3 @ CON TON TON VIVO, Yotsuya, Tokyo, 2021/10/18 mon

Disc 2:MOGRE MOGRU / DIVE ACTION 2 (盤魔-006)
1. 2021/12/6 mon Kichijoji NEPO
2. 2022/2/16 wed Kichijoji NEPO

Vol.2には、近未来型ライヴハウス吉祥寺NEPOにおける2021年12月と2022年2月のライヴを収録。

1 : Grazin' @ NEPO, Kichijoji, Tokyo, 2021/12/6 mon
2 : Deep Science @ NEPO, Kichijoji, Tokyo, 2022/2/16 wed

Disc 3:MOGRE MOGRU / DIVE ACTION 3 (盤魔-007)
1. 2022/4/10 sun Shibuya EdgeEnd
2. 2022/4/28 thu Kichijoji NEPO

Vol.3には、主催イベント「DIVE DEEP Vol.1」でのパフォーマンスと、吉祥寺NEPOでの4月末のライヴを収録。

1 : MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.1 @ DJ Bar EdgeEnd, Shibuya, Tokyo, 2022/4/10 sun
2 : Various Perspectives @ NEPO, Kichijoji, Tokyo, 2022/4/28 thu

Disc 4 (Bonus Disc):MOGRE MOGRU / DIVE ACTION 4 (盤魔-008)
1:2022/4/6 wed Kichijoji NEPO - MOGRE MOGRU 2/3 + Oriental Love
2:2022/5/5 thu Shibuya EdgeEnd – MOGRE MOGRU 2/3

Vol.4には、Tanaoと黒い瞳のデュオにOriental Loveをゲストに迎えた特別編成のライヴと、こどもの日に行われた剛田武と黒い瞳のおもちゃ楽器デュオ演奏を収録。

1 : Deep Science @ NEPO, Kichijoji, Tokyo, 2022/4/6 wed
MOGRE MOGRU 2/3 = Tanao:guitar / Aura Noir:tribal instruments + Oriental Love (guest):djembe and HAPI DRUM
2:JOY OF A TOY-Disque Daemonium Children's Day Special @ DJ Bar EdgeEnd, Shibuya, Tokyo, 2022/5/5 thu
MOGRE MOGRU 2/3 = Takeshi Goda & Aura Noir:toy instruments



MOGRE MOGRU(モグレモグル、通称モグモグ)


剛田武 Takeshi Goda:flute, clarinet, violin, accordion, percussion, voice, etc.
TANAO:guitar, voice, etc.
黒い瞳 Aura Noir:musical saw, glockenspiel, recorder, toy instruments, voice, etc.

盤魔殿主宰にして木管楽器やヴァイオリン、アコーディオン等を操る地下音楽家・剛田武、1990年代より音楽活動を開始し現在ノイズ系アンビエント・ユニット”INIBURA”を主宰するTanao、同じくINIBURAにミュージックソー、打楽器、おもちゃ楽器、朗読などで参加しつつソロでアンビエント・環境音楽を制作するAura Noir=黒い瞳からなるトリオ。2021年7月結成。ライヴ・パフォーマンスを“DIVE ACTION”と呼び、「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉に表現活動を行っている。アコースティック楽器の即興演奏とディープなアンビエントギターで“Improv-Ambient(インプロヴアンビエント)”サウンドの新たな地平を切り拓く。

The trio, formed in July 2021, consists of Takeshi Goda, an improviser / underground musician who manipulates woodwinds, violin, accordion, etc. ; Tanao, who began his musical activities in the 1990s and currently presides over the noise-based ambient unit "INIBURA"; and Aura Noir (Black Eyes), a solo ambient and environmental musician who also participates in INIBURA with musical saws, percussions, toy instruments and poetry readings. Their performance with acoustic instruments and deep electronic guitars, to be called "Improv-Ambient", opens up new sonic horizons in contemporary music. Let's Dive Deep with MogMog!
Twitter @MogreMogru

潜るとき
役に立つのは
メタル缶

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【動画あり】クリス・ピッツィオコス最新ライヴ@ニューヨーク The Statue 2022.5.21 sat~ピーター・エヴァンス/ティム・ダール/マイク・プライドetc.

2022年05月25日 01時29分25秒 | 素晴らしき変態音楽


クリス・ピッツィオコスは2022年1月にニューヨークを離れベルリンに移住した。その動機は語られていないが、数年前から何度もヨーロッパをツアーし、特にドイツではメールス・フェスティバルをはじめ各地の音楽フェスやイベントに出演し、現地のミュージシャンとの交流を育んできた。いわばニューヨークとベルリンを拠点として遊牧民のような音楽活動をしてきたと言える。30歳を過ぎてベルリンへ移ることで人生の新しいチャプターへと踏み出したのである。実際に1月以降、ドイツはもちろん、フランス、イタリア、スイス、オーストリアなどヨーロッパ各地をツアーし、忙しくも充実した活動を行っている。

5月中旬に久々にアメリカ大陸を訪れ、カナダで2回、ニューヨークで4回のライヴを行っている。その中で5月21日にブルックリンのサンセット・パークにあるベーシスト、ティム・ダールのスタジオ兼ベニューThe Statueでのライヴ映像がYouTubeで公開された。「Underground music in Sunset Park. On the waterfront.(サンセット・パークの海辺での地下音楽)」と題された対バン・イベントである。

●シット・ポニーII Shit Pony II
Matt Nelson - soprano, tenor saxophone
Michael Coleman - synth
Hamir Atwal - drums
Ross Peacock - synth

ウィーゼル・ウォルターのグループで活動するサックス奏者マット・ネルソンをはじめ、ブルックリン・シーンの実力派による新ユニットのデビュー・ライヴ。ドラムのブラストビートに2台のシンセのエレクトロノイズと流麗なサックスが絡むハードコアなインプロヴィゼーション。

Shit Pony II - live at Statue - May 21 2022



●プルヴェライズ・ザ・サウンド Pulverize The Sound
Peter Evans - piccolo trumpet
Tim Dahl - electric bass, voice, electronics
Mike Pride - drums

ピーター・エヴァンス(tp)、ティム・ダール(b)、マイク・プライド(ds)というNY即興シーンのスーパー・トリオ。グループ名は「サウンドを粉々にせよ」という意味。2015年と2018年にアルバムをリリースしている。エヴァンス持ち前の超絶技巧トランペットを筆頭に、3人がパワー全開で3人が爆走する演奏は、エナジー・インプロの究極である。

Pulverize The Sound - live at Statue - May 21 2022



●クリス・ピッツィオコス Chris Pitsiokos
Chris Pitsiokos - alto saxophone

凱旋公演はアルトサックス・ソロ。最近エレクトロニクス機材の研究をしているクリスだが、ここでは少しルーパーを使うだけで、基本的に生音で勝負。循環呼吸で途切れることなく繰り出されるフリークトーンは、かつてないほど物音的な響きを持ち、人間の感情を交えない「音」の本性を暴き出すように挑戦的に迫る。ピッツィオコスにとってテクニックやスピードは表現手段ではなく、内臓を制御する自律神経と同じような無意識の機能なのかもしれない。

Chris Pitsiokos - solo alto - at Statue - May 21 2022


イベントには他にKim Cass(b) & Sam Ospovat(ds)のデュオも出演した。

ピッツィオコスは5/26までニューヨークでライブを行い、月末にベルリンへ戻り、6月4~6日に開催されるメールス・フェスティバル2022に出演する。

ニューヨーク
地下音楽は
ハードコア

▼最新ソロ・ライヴ・アルバムがダウンロード・リリースされた。
Chris Pitsiokos / Two Live Solos


1. Florence 2018 10:58
2. Berlin 2021 24:13

First solo recorded at Tempo Reale in May 2018 in Florence
Second solo recorded at KM28 in November 2021
Mixed and Mastered by Chris Pitsiokos
All music by Chris Pitsiokos

https://chrispitsiokos.bandcamp.com/album/two-live-solos
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