A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

フローリアン・ヴァルター/照内央晴/方波見智子/加藤綾子/田中奈美@入谷なってるハウス 2017.11.28 (tue)

2017年11月30日 01時43分10秒 | 素晴らしき変態音楽


“Florian Walter Improvised Session”
open 19:30 start 20:00
¥2000+1drink

Florian Walter (sax)
照内央晴 (p)
方波見智子 (marimba,percussion)
加藤綾子 (violin)
guest:田中奈美 (dance)

ドイツの即興サックス奏者Florian Walterの日本公演3日目東東京のフリージャズのメッカ・なってるハウスでの即興セッション。週末のイベントもいくつもりだが、対バン無しでたっぷり彼の演奏を聴ける機会である。主催者はピアニストの照内央晴。今年リリースしたアルバム『照内央晴 & 松本ちはや/哀しみさえも星となりて』が評判が良くライヴを観たいと思っていたので絶好のチャンスだった。初めて会うフローリアンは写真よりも男っぽい好男子。とても気さくにわかり易い英語で話してくれた。まず彼の本拠地はベルリンではなく、ドイツ西部のエッセンという人口約58万人の都市だとのこと。

*誤情報を確認もせず流してしまって申し訳ありませんでした。名前の発音はドイツ語/英語で異なる。本稿ではドイツ語読みのフローリアン・ワルターとしておくが、英語読みのフロリアン・ウォルターの方が馴染み易いかもしれない。照内氏もそう呼んでいた。
[12/3追記:本人にドイツ語の発音を確認したところ"フローリアン・ヴァイテァー”と聴こえる難しい発音だった。Wは"ヴ"と発音されるのは確かなのでヴァルターとに表記を変更した]


決して広くないなってるハウスのステージに設置された大きなマリンバが目を惹く。女性出演者が多いためかこの店にしては華やいだ雰囲気。一触即発の殺気立った即興のイメージは無いが、和んだ空気の中にも初顔合わせの緊張感が滲み出る。開演直前に決めた組み合わせによる数セットのセッションライヴである。

①フローリアン+方波見+加藤

(写真の撮影/掲載については主催者の許可を得ています。以下同)

最初は女性ふたりとフローリアンのトリオ。クラシック出身の二人の演奏はジャズとは異なる現代音楽的なクールな感性が漂う。フローリアンはブレス(息)の軋轢音、タンギングの破裂音、ドローンの持続音と物音プレイを聴かせる。音量や息づかいのコントロールが完璧。お互いに遠慮し合ったままで終わった感じもあるが、初共演の最初の一歩としては素晴らしい。

②フローリアン+照内+加藤


鍵盤、管楽器、弦楽のトリオ。照内は敢えて音数の少ないミニマムな要素を打ち出したプレイ。フローリアンはサックスベルにコップや異物えお入れて音色を変化させる。流暢なヴィオリンが突如として悪魔のメヌエットに転じ、足を踏み鳴らして髪振り乱す加藤の激情プレイに驚愕した。

③フローリアン+田中


最新アルバム『BRUIT - BOTANIK』で挑戦した物音サックス・ソロを思わせるシリアスなソロ演奏。緑の柄のワンピースに赤いベレー帽の田中が飛出してダンスとパフォーマンスを併せた踊りを舞うと、途端にステージが一転してポップなカラーに包まれる。ドイツでパフォーマーとのデュオ・ユニットをやっている彼らしく、国籍・性別関係なく異ジャンルコラボはお手のもの。

④全員


1stセットの最後は全員のセッション。ステージ外も使った演奏は、意外性と共にお互いの間に理解と共感が芽生えたことを伺わせた。照内の内部奏法を含むピアノ演奏の多彩さを堪能した。加藤は客席の椅子に座り激しくヴァイオリンを掻きむしった。

ここで休憩。出演者と観客、会場スタッフが所々で会話に花開く。方波見の顔に見覚えがあるな、と思って尋ねたら、今年5月に吉祥寺シルバーエレファントで観たプログレフォークバンド、まぼろしペイガンズのメンバーだった。元カトゥラ・トゥラーナ、ラクリモーザ等の齊藤千尋をはじめ、L.L.E.レーベルの関係アーティストが多数参加するバンドである。偶然の再会に運命的なものを感じた。

⑤方波見+加藤+田中


2ndセット最初は女子トリオの演奏。マリンバとヴァイオリンとダンスの組んず解れつは、方波見の素っ頓狂な歌に加藤が奇声で唱和する中でマリンバの下に潜り込む田中の意味不明のパフォーマンスが圧巻だった。

⑥フローリアン+照内+方波見→→→全員


1stセットの自己統制の箍を外した激烈サックスに鼓舞されマリンバとピアノも激情プレイで応えるハードコアな演奏が繰り広げられた。途中から加藤と田中が加わり全員セッションへ突入。演奏を終えた5人の充実した笑顔でわかるように、今回のセッションで育まれた自身と信頼に裏付けされた鮮烈なコラボレーションは、ドイツと日本の即興の架け橋と鳴るに違いない。

フローリアン
まだまだ続く
日本ツアー

Florian Walter Japan Tour 2017

●11月30日(木)大阪 ギャラリーノマル Gallery Nomart
『渡辺信子個展 関連Live:“Beyond”』
open 19:00 start 19:30
charge ¥1,500

Florian Walter (sax)
sara (.es /ドットエス) (p)

●12月2日(土)東京・高円寺 4TH
Florian Walter Japan Tour 2017 Presented by TVDinner
open:18:00
¥2,500/1D

Florian Walter
増渕顕史
UH(内田静男+橋本孝之)
SNH(Straytone+Nagata Kentaro+Horiguchi Ken)
川島誠&DSFAPLS

●12月3日(日)東京・東北沢 OTOOTO
“IL Hallucination vol.2”
Open15:00 / Start15:20
¥2,000yen (1drink include)

内田静男 × Kyosuke Terada
BEEATSZ v2.04321 (from Turkey) × 直江実樹
scum × GOVERNMENT ALPHA
La Belles Biologie (Les Belles Noiseuses + Biologie of the future)
Florian Walter (from Germany) × Cal Lyall

●12月10日(日)東京・高円寺 SEVEN STARS hair design NAKANO BASE 
「北斗一会vol.4」
20:00 open 20:30 start
charge ¥1000+1drink(ビール、ハイボール、アイスティ/all ¥200)

第一部 即興ライブ
Florian Walter(sax)*ドイツから来日中
玉響海月(エレクトロニクス)
玉響海星(ヴォイス)

第二部 ジャン・コクトーのモノローグによる創作舞踊「もんてかるろ」
李香蘭(ダンス)
玉城美伊奈(ダンス)
岡田千香子(サンプラー、語り)

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灰野敬二 in November Part1『ROUND ROBIN』『Black Terror』2017.11.15(wed) & 17(fri)

2017年11月29日 01時23分02秒 | 灰野敬二さんのこと


11月15日(水)東京 渋谷shibuya duo MUSIC EXCHANGE


RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017
ROUND ROBIN 一発本番即興演奏

リハーサルなし。ジャンル制限なし。一発勝負の即興セッション。

開場19:00/開演20:00
前売2,500円
出演:ASA-CHANG, SHOKO, starRo, TANCO, スガダイロー, 灰野敬二, 菊地成孔, 江﨑文武, 高橋保行, 小林うてな, 大竹重寿, 波多野敦子, 冨田ラボ, 有島コレスケ, 鈴木勲, 蓮沼執太/書家:新谷沐歩

ジャンルを超えたアーティストが入れ替わりで10分ずつ演奏するリレー形式の即興セッション・イベント。出演者の顔ぶれは半分程度しか知らず、出演順は発表されないが、その分何が起こるか判らない期待感が募る。ヴォーカル、管楽器、パーカッション、エレクトロニクスと様々な演奏家が次々飛び出すステージは、まるでビックリ箱のような驚きが満ちていた。ヴィオラの波多野敦子とエレクトロニック・パーカッションのASA-CHANGとの演奏中に波多野と入れ替わりで灰野敬二が登場。大きなタンバリンを叩きながら舞うようにステージを飛び回る。ASA-CHANGがDJスタイルでディスコミュージックを流し、暴れ太鼓さながらに舞う灰野の気迫が溢れだした。ASA-CHANGと入れ替わりでエレクトロニクスの蓮沼執太が登場。灰野はパーカッションを置いてマイクの前に立つ。深いリバーヴに包まれて発せられたのは「君が代」だった。蓮沼の最小限の電子音が言葉の間に張りつめた氷のように冷たい緊張感を増幅し、静寂に満ちた5分間を産み出した。その後菊地成孔のピアノとサックス、大竹重寿のパーカッシヴなドラム、鈴木勲のファンキーなベース、スガダイローの破天荒なピアノと続き、驚きの夜は幕を閉じた。




11月17日(金)東京 渋谷 Contact


Black Smoker × Future Terror presents Black Terror

OPEN 20:00
ADVANCE¥2000 W/F¥2500 DOOR¥3000

Bear Bones, Lay Low (Venezuela | Belgium)
灰野敬二×Merzbow -Live
KILLER-BONG×DJ NOBU -Live
YPY -Live
TWINPEAKS (HARUKA&DJ YAZI) -Live
DJ NOBU
HARUKA
DJ YAZI
KURUSU
KURI
VIZZA
etc.



ヒップホップやクラブ・ミュージックにはとんと疎い筆者だが、KILLER-BONG率いるブラックスモーカーの暗黒系ヒップホップは何度か体験したことがある。そのいずれもが灰野敬二、Hair Stylistics、鈴木勲といった異ジャンルとのコラボレーションであった。クラブ・サイドからアヴァンギャルド・ミュージックへ侵食する謎に満ちたこのレーベルのパーティーに参戦するのは5年ぶり。2年くらい前にオープンしたという道玄坂のビルの地下2階にあるクラブ渋谷Contactの3つのスペースを使ったマルチメディア・イベントの趣。最初の部屋にはカイライパンチと松岡亮によるサウンドアートのコラボ作品が展示され、ロボット制御されたインスタレーション的なパフォーマンスが楽しめる。その右手はバー・スペースで、DJがプレイするベースミュージックに踊るでもなくチルアウトする姿があった。一番大きいダンスホールは暗黒の中にレーザー光線が飛び交うブラックスモーカーらしいイルビエントなDJプレイが炸裂する中、身体を揺らす亡霊のようなクラバーの姿が見え隠れする。ステージに積まれた機材の後ろに秋田昌美と灰野敬二の姿を確認。ミニマルなラップチューンのリピートが途切れると、ステージ両脇のスーパーウーハーから神経を震撼させる爆音が放射される。暗闇に光るフラッシュライトの向こうに黒い影が蠢き、そのたびに耳を圧する轟音が増すような気がする。重低音はフロアーを文字通り振動させ、足の裏から身体へとビリビリする周波数が伝わってくる。触覚で感じるエレクトロニクス・ミュージックのコラボレーションは、感覚を覚醒させるバイオリズムの周波数と同期した。



即興と
ヒップホップの
玉手箱

Merzbow and Haino Keiji ( Kikuri) at Black Terror @ Contact 11/17/2017



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【地下アイドルへの招待】第1回:暗黒系「NECRONOMIDOL(ネクロ魔)」とシューゲイザー「・・・・・・・・・(dotstokyo)」

2017年11月26日 01時14分40秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


地下アイドルへの招待  
第1回:暗黒系とシューゲイザー

DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)


『地下アイドル』とは?・・・・筆者の提唱する『地下』とは掘り甲斐のある肥沃な大地の奥の無限の荒野であり、『アイドル』とは欲望の対象である。本稿は盤魔殿に集う異端音楽マニアの心を魅了するであろう豊潤な音楽性と異端の美学を兼ね備えた『地下アイドル』の世界への誘いである。勿論文字では魅力を伝えきれないので、是非ともネットやYouTubeで視聴し、さらに現場で体験することをお勧めしたい。

●NECRONOMIDOL(ネクロノマイドル)


2014年春結成の暗黒系アイドルユニット。ブラックメタルやポストブラック、ダークウェーブ、NWOBHMといったヘヴィメタルのサブジャンルを取り入れた音世界と猟奇的なビジュアルは唯一無二。緑の髪に白塗りが印象的な瑳里を始め、柿崎李咲、夜露ひな、今泉怜、月城ひまりの5人のメンバーは個性的なヘアやメイク、異様なオカルト衣装に惑わされがちだが、実はかなりの美少女揃い。重低音がフロアを振動させる濃厚空間に展開されるパフォーマンスは、ダンスというより即興芝居かパントマイム。最大の魅力はクリスタルなフィメールヴォイス。初期は日本のホラーやクトゥルフ神話に倣っていたが、表現の幅を広げ世界を拡大している。ファンクラブを「暗黒教団」と呼ぶなど、神秘主義者の秘密結社をモデルにしている。

NECRONOMIDOL - ABHOTH 白塗り百鬼夜行ドキュメント


公式サイト


●・・・・・・・・・(ドッツ東京)


2016年4月に結成された「ポスト・ポケモンGO!時代のアイドル」。ゲームやテクノロジーを駆使した近未来的コンセプトを実戦する。メンバーはサングラスで顔を隠し、名前は全員「・(テン)ちゃん」。最初は素顔がわからないアイドルを推せるものかと思ったが、逆に視線を感じないお陰で緊張せずに接触できるし、数多くの謎を解明する歓びもある。hakobuneがノイズ制作で関わっていたり、マサカー(フレッド・フリス)の曲を振り付けで踊ったり、鈴虫の籠を音楽作品として展示したり、音が収録されていないCDを発売したり、コンセプトの宝庫過ぎて訳が分からないのが楽しい。シューゲイザーアイドルと呼ばれる楽曲のクオリティは高い。レジデンツや第五列、DD.Recordsなど、正体不明の地下音楽に通じるワクワク感が魅力。

・・・・・・・・・/文学少女

公式サイト
DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會』来場者特典ZINE『盤魔殿アマルガム』に連載中


目眩く
豊かな土壌
愛奴流さん

発売中
『地下音楽への招待』
剛田武 (著),‎ 加藤彰 (編集)
定価 3000円(税抜)(ロフトブックス)




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『NEO NOISE』灰野敬二/美川俊治/テンテンコ/森田潤/ドラびでお@秋葉原Club Goodman 2017.11.23 (thu)

2017年11月25日 12時26分23秒 | 灰野敬二さんのこと


<NEO NOISE>
【出演】灰野敬二 / 美川俊治 / テンテンコ / 森田潤 / ドラびでお

‪Open/Start 18:30/19:00‬
‪Avd. ¥3000/ Day ¥3300‬



数年前から若手やローカルを含むノイズ/前衛音楽イベントを精力的に企画しているドラびでおこと一楽儀光による『NEO NOISE』。12月初頭に『GIGA NOISE』として西日本アヴァンギャルドフェスを予定しており、その前哨戦の意味合いもあるだろう。個人的にはお馴染みのアーティストばかりだが、灰野敬二とテンテンコの初コラボや、初めて観るモジュラーシンセの鬼才・森田潤のパフォーマンスが楽しみ。ステージ上にはそれぞれの機材を並べたテーブルが5つ並んでおり、どれが誰の機材か想像する楽しみも。賑わう会場は外国からのお客さんも多く、コスモポリタンな雰囲気。

●森田潤


何に前触れもモジュラーシンセの前に森田が登場。整ったロングヘアーがちょっと秋田昌美を思わせる。エレクトロニクスとサンプリングの具体音がコラージュされたサウンドはノイズというよりミュージックコンクレート。アブストラクトなビートとラップのヴォイスが絡み合い、脳内ダンスフロアでシナプスがブレイクダンスする快楽に浸った。クールでストイックな森田の表情の対極にある暴力的で戦闘的なヒップホッパーの素顔を見る気がした。

●T.美川+ドラびでお‬


ドラびでおが新兵器のモジュラーシンセで初の美川とのコラボとのことだが、素人目(耳)にはこれまで同様、ヴィジュアルとサウンドが過激にスパークするプレイに圧倒されるのみ。フラッシュライトの点滅の中で美川の姿ははっきりとは見えないが、その演奏は質量を持って聴き手の身体を圧迫するノイズとして肉体化されている。聴覚・視覚・触覚の3方向から襲いかかるノイズは快感でしかない。

●灰野敬二+テンテンコ


かつて一楽が企画したアイドルフェスへの出演を打診され、頑に拒んだと言われる灰野だけに、元BiSのテンテンコとのコラボは期待感が高まる。新機材REONdriftboxを駆使して激烈な電子音響を奏でる灰野に対して、テンテンコはディープな低音とパーカッシヴなアタック音で交感。魔法使いのような身振りでエアシンセをプレイする灰野の隣で、楽しそうにビートを刻むテンテンコの姿は魔法使いの弟子そのもの。心身を狂わせる超絶爆音にも関わらずキュートな魅力に溢れたステージだった。

●灰野敬二+テンテンコ+T.美川+‬‪ドラびでお+森田潤‬


15分の休憩の後、出演者全員の集団即興演奏。爆音の音量対決に陥ること無くアンサンブルを重視した演奏はさすがベテラン揃い。重層的なエレクトロニクスのレイヤーの端々に自己主張と対話の痕跡が浮かび上がり、電子音が単なる機械の発する信号ではなく、人間が心で奏でる鼓動に他ならないことを証明した。聴き終わった跡の耳鳴りと心の温もりが、この現場を共有した証であり、NEO NOISEのメッセージであった。

ノイズとは
人の心の
温かみ

日本最大級のアバンギャルド・フェスティバル「GIGANOISE」開催

CAMPFIRE

11/30 湯田オルガンズ・メロディー(番外編)
ティム・ホッジ・キンソン、クリス・カトラー、ユミハラ・コーク・ウェル、ドラびでお

12/1 防府印度洋(前々夜祭)


ニーハオ!、FUCKER!、ひろしと初子、エレファント、矢儀哲也、ドラびでお
OPEN 18:30/START 19:00 前売¥2.500/当日¥2.800(+1d)

12/2 岡山ペパーランド(前夜祭)


灰野敬二、ニーハオ!、FUCKER!、ドラびでお、imagenos、壊れたホテル、MANISDRON、MOLMOPLUG、彼岸、無害、momo's paw、DJ SPEED FARMER
OPEN 17:30/START 18:00 前売¥3.000/当日¥3.500(+1d)

12/3 高松TOONICE(本祭り!!)



灰野敬二、山本精一、宇川直宏、テンテンコ、galcid、柴田聡子、ニーハオ!、ティム・ホッジ・キンソン、クリス・カトラー、ユミハラ・コーク・ウェル、ドラびでお

森田潤(東京)、メメカンチン(大阪)、ボストン・クルージング・マニア(東京)、花園ディスタンス(東京)、imagenos(岡山)、妖精マリチェエル(岩手)、maitadaisuke(青森)、竹永省吾(福岡)、ライトノヴェルズ(大阪)、singu(広島)、rhy-s(depth)(大阪) 、山本初子(山口)、村里杏(福岡)、DJ,SPEEDFARMER(北九州)、ユウレカ(徳島)、ザキヤマヘイコー(徳島)、森田理論(高知)、spacegrinder(愛媛)、crapnet(愛媛)、ビニール解体工場(香川)、壊れたホテル(香川/岡山)、藤谷治季(香川)、ipppen(香川)、c o n c e p t(香川)、神の台所(香川/広島)、片山由美(香川)、44(香川)、SUNGAZE(香川/高知)、Fuuri(香川)他四国内のアーティスト多数。

12/4 大阪NOON+CAFE(後夜祭)


灰野敬二、ニーハオ!、ドラびでお、森田潤、galcid、KA4U、kaseo、メメカンチン、RHy-s他
OPEN17:30-23:30 DOOR¥3.000/ADV or This Flyer¥2.000(+1d)



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【必見】ヨーロッパ即興シーン最先端、マルチ・リード奏者フローリアン・ヴァルターが初来日!

2017年11月23日 10時28分13秒 | 素晴らしき変態音楽

Photo by Sabine Niggemann

盤魔殿vol.7に来てくれた橋本孝之氏が今度共演するサックス奏者として教えてくれたフローリアン・ヴァルター。ベルリンを拠点に活動する若手で、公式サイトを見るとアルトサックスだけではなくバリトンやバスクラリネット、さらにチューバックスという巨大な低音サックスも演奏するマルチ・リード奏者であることがわかる。そういった多用な楽器を駆使したソロ・アルバム『BRUIT - BOTANIK(騒音 - 植物学)』が最新作。アルトのソロではタンギングの破裂音がユニークなトリッキーなプレイを聴かせる。

BRUIT: This is not the fucking 80ies /// live @ mex


サイトにはソロ以外に多数の異なるプロジェクトが紹介されている。アコースティック・トリオやエレクトロニクスとのコラボ、舞踏パフォーマーとのデュオやセロニアス・モンクのカヴァー・ブラスバンドなど、いずれも一癖あるグループばかり。筆者が特に気に入ったのはAchim Zepezauer (Tischlein elektrisch), Florian Walter (baritone, synth), Simon Camatta (drums)によるトリオKNU!。ドラムとバリトンサックスとエレクトロニクスが同質のオブジェ感でミックスされるサウンドは、パンク+ノイズ+スウィング+コメディ=気狂いディスコミュージックと称される。

KNU! - "Intim im Team" from CD "VAPOR CONCRÈTE"


今回の来日でバリトンサックスやバスクラリネットのプレイが見られるかはわからないが、ジャズや即興の概念を逸脱したヨーロッパ先端音楽新世代フローリアン・ヴァルターが日本の個性派ミュージシャンとどのようなコラボを展開するのか、楽しみでならない。

【 Florian Walter 】sax, other
フローリアン・ヴァルターは、2006年よりサックス、クラリネット奏者として、また現代音楽の作曲家として活動している。 エッセン(ドイツ)で音楽、ジャズ・サクソフォン、作曲、歴史科学を学んだ。実験的なポップ・ミュージック、モダン・ジャズ、即興演奏、現代音楽、演劇音楽といった分野の様々なアンサンブルで演奏し、既成の音楽概念のステレオタイプに後退せずに、音を展開し構築するするための、時代状況を踏まえて演奏するための、新たな方法を模索している。 例えば2010年より始めたコンヴィニエンス・ストアでの即興音楽のコンサート・シリーズのような、同時代の音楽と芸術を提示するための新たな方法をも打ち出している。(Gallery Nomart HPより転載)
公式サイト⇒https://florianwalter.yolasite.com/

西欧の
地下音楽の
新世代

Florian Walter Japan Tour 2017

11月25日(土)埼玉・越生ギャラリィ&カフェ山猫軒 18:00 Start 投げ銭ライブ
11月26日(日)東京・江古田cafeフライングティーポット open 13:30 start 14:00 ¥1000+order
11月28日(火)東京・入谷なってるハウス open/19:30 start/20:00 ¥2000+1drink
11月30日(木)大阪ギャラリーノマル Gallery Nomart, Osaka open 19:00 / start 19:30[charge]¥1,500
12月2日(土) 東京・高円寺4TH open:18:00  2,500yen/1D
12月3日(日) 東京・東北沢OTOOTO Open15:00 / Start15:20 2,000yen (1drink include)
12月10日(日)東京・高円寺SEVEN STARS hair design NAKANO BASE 20:00 open 20:30 start charge 1000円+1drink

詳細⇒JazzTokyo 11/25~12/10 ベルリンの若手サックス奏者フローリアン・ヴァルタ-Florian Walterが初来日
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【盤魔殿DJ二人のイベント】MSS『Réquiem para la Revolución』/持田保『あなたの聴かない世界vol.14』

2017年11月22日 01時31分37秒 | 素晴らしき変態音楽


Réquiem para la Revolución
2017年11月12日(日)
桜台POOL 
料金 2500円+ワンドリンク500円
開場 18:00 / 開演 18:30
出演者(ライブパフォーマンス/座談会) : 混沌の首(羅入、Erehwon、神林和雄)/内海信彦/Erehwon (石川雷太、 昼間光城)/MSS
(DJ ・VJ ) : DJ ・VJ Qliphoth aka 宇田川岳夫 /DJ Bothis aka MSS
座談会テーマ「あらゆる抑圧を跳ね除け、根源を目指すために」



盤魔殿のレギュラーDJ BothisことMSS(Multicultural Symbiotic Societies)の主催イベント。DJプレイも時事問題をテーマにした硬派な印象があるが、このイベントの趣旨は闘う思想家としてのスタンスを如実に示すものであった。「NO NUKES」という言葉は福島第一原子力発電所事故以来あらゆる場面で登場し、中にはこの言葉を自己主張を無理強いするための旗印に担ぎ上げる輩も現れ、正直辟易するところもあった。しかし本来の意味に立てば右翼左翼中道関係なく熟考すべき論点でありうわべだけの印象で語ることは避けるべきであろう。また無闇矢鱈に「原発反対」と叫ぶだけではなく、「原発」とは一体全体何なのか、それが機能することにどんな意味があるのか、何故反対しなければならないのか、真実の意味をよく考えるべきであろう。単に原子力発電にNOというのではなく、原発が象徴するあらゆる大きなものと闘おうとするのであれば、その先を目指す根源を目指すしかない。残念ながら見逃したが、ノイズ/舞踏/瞑想三位一体のパフォーマンスを展開した混沌の首(羅入、Erehwon、神林和雄)、見えてはいけないものを見、聴こえてはいけないものを聴きながら創作活動を続ける内海信彦、放射線防護服に身を包んだプロパガンダ・インダストリアル・デュオErehwon (石川雷太、 昼間光城)、様々な会話のサンプリング・ドローンを聴かせるMSS、活動自体が根源を目指す四者の醸し出す意志の力に脱帽した夜だった。








あなたの聴かない世界vol.14
『England's Hidden Revers解体新書 オカルト文化とインダストリアル・ミュージック 』

2017年11月19日(日)
大久保アート・スペース・バー・ブエナ
18:30開場 / 19:00開演
料金:1500円(+1ドリンク)
出演:持田保、永田希
ゲスト: 平山悠(Missing Sense)



DJ Athmodeusこと持田保が主催するトークイベント・シリーズ。2013年に著書『INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!』を著した氏ならではのディープなインダストリアル&ノイズ・ミュージック講座である。今回のテーマはNurse With Wound(NWW)、Current93、Coil、Death In Juneなどインダストリアル第二世代とオカルト文化を巡る英国地下音楽の顛末を描いた書籍『England's Hidden Reverse』。これらのアーティストのアルバムは一応所有しているものの、パンキッシュな第一世代(Throbbing Gristle, Cabaret Voltaire)に比べ余り熱心に聴いていない筆者にとって、彼らが同じ女性魔術家のサロンに集い共同して自分たちの『場』を作りあげた(そして瓦解した)ストーリーは、拙著『地下音楽への招待』の物語との共通性を感じ、親近感と共に新たな興味を喚起された。NWWの自伝を執筆中の平山氏がレポートしたスティーヴン・ステイプルトンのアイルランドの自宅は、『場』=『作品』というアーティスト人生のひとつの理想型を見る想いがした。




「England’s Hidden Revers解体新書 オカルト文化とインダストリアル・ミュージック」基礎知識篇

異端DJ
回すだけでは
ありません

Brainwashed.com: The Eye - Nurse With Wound
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【セトリ公開】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7 @渋谷EdgeEnd 2017.11.18(sat)

2017年11月21日 00時09分31秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7

2017.11.18 sat
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd

DJカルチャー冬の時代に至福をもたらす異端音楽&映像の収穫祭
The End Of An Earへ向けてのPre-Final DJ Wars

Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Black Metal, Idol, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!



Time Table
18:00 DJ Necronomicon(剛田武)
18:30 Undergroud Music Battle - DJ Paimon vs DJ Necronomicon
19:00 DJ Athmodeus(持田保)
19:30 Special Live Act: Anokthus
20:00 DJ Ipetam イペタム(福田理恵)
20:30 Undergroud Music Battle - DJ Athmodeus vs DJ Qliphoth
21:00 DJ Qliphoth(宇田川岳夫) 
21:30 DJ Paimon(Moppy)
22:00 End
Visual : VJ Qliphoth



●DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)


1. 多加美 / 最后の夢
2. アーント・サリー / アーント・サリー
3. ニューディレクション 高柳昌行・阿部薫 / 解体的交感
4. ハナタラシ / MEGATON COCK
5. NECRONOMIDOL / CELEPHAIS
6. 裸のラリーズ / The Last One
7. ・・・・・・・・・ / サイダー
8. フリクション / CRAZY DREAM
9. ヤなことそっとミュート/ Any
10. ヒカシュー / 全方向怪しげ
11. 偶想Drop / 反抗期熊さんボコボコparadise!!


●Underground Music Battle DJ Time 1
DJ Paimon (P) vs DJ Necronomicon (N)

1. JUKE/19 / Breakfast For R.B.KITAJ (N)
2. Jeich Ould Badu And Ahmedou Ahmed Lewla / Nehawd (P)
3. 水玉消防団 / 完全な時 (N)
4. 幻想視姦 /ドゥルシネーア (P)
5. オレンジ・チューブ / みだれバナナ (N)
6. YBO2 /ドグラ・マグラ (P)


●DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)


1. DSM / タイトル不明
2. SAINT ABDULLAH / MADAR KOMAKAM KON
3. SEEKERSINTERNATIONAL / SENDWEASIGN
4. EL MAHDY JR. / TIME TO SELL THE GOLDEN TEETH
5. PIL / UNDER THE HOUSE
6. CUT HANDS / MADWOMAN
7. NINO OLIVIERO & RIZ ORTOLANI / LIFE SAVERS GIRL


●Special Live : Anokthus


01. intro
02. anokthus - Prove You're Alive
03. anokthus - Metal Fetishist Anthem
04. Gelid - Дитя Вечности [anokthus Remix]
05. anokthus - Befallen
06. anokthus - Pernicious Apparatus
07. anokthus - Demystifier
08. anokthus - Malignificent
09. THI (aka. anokthus) - 玉兎鋼

ラップトップとカオスパッドによるインダストリアルノイズ放射。ドローン的なホワイトノイズが徐々に色彩豊かに広がり重層的な電子音響のレイヤーを形作り狭い空間を飛び回る様は、アンビエントでもハーシュノイズでもなく、バイオニックなインダストリアル音響であった。カオスパッドのカラフルなライトを愛撫する繊細な指使いにヘビの舌の火焔の煌めきを見た。




●DJ Ipetam イペタム(aka 福田理恵)


1. The Doors / Horse latitude
2. Arther Brown / Nightmare
3. Roky Erickson& The Aliens / Two headed dog
4. The Electric Banana (The Pretty Things) / Alexander
5. The 13th floor Elevators / Earthquake
6. The Lemon Fog / Echoes Of Time
7. Caetano Veloso / Clarice
8. The Byrds / Eight Miles High
9. Can / Mother Sky
10. Roky Elickson &The Aliens / Mine Mine Mind
11. Chris Thomas featuring Tabby Thomas / Postures(leave your body behind)〜a tribute to Roky Elickson〜
12. Pearls Before Swine / Image of April
13. The Psychedelic Furs / Susan's strange
14. ASAI NAGAHISA / Rabbit
15. 田畑満+金子ユキ / Opening The Gate of Heavenly Rock Cave


●Underground Music Battle DJ Time 2
DJ Athmodeus (A) vs DJ Qliphoth (Q)

1. SPK / Contack (Q)
2. Qntal / Tyger (Q)
3. WHITEHOUSE / ROCK AND ROLL (A)
4. Muslimgauze / The Female Guard Of Libya (Q)
5. Muslimgauze / Sector7 (Q)
6. Ah Cama-Sotz / Exxtrrminat(myWay To Hell) ~ the Corridors of the Unseen (Q)
7. ANTON FIER / EMOTIONAL SMEAR (A)
8. あぶらだこ / 渺茫の星園 (Q)
9. 裸のラリーズ / 黒い悲しみのロマンセ或いはFallin’ Love With (A)
10. TSIDMZ / Intro (Q)
11. DUB SONIC Feat.三上寛 / KITA NO MACHI KADO (A)
12. Death In June / Runes And Men (Q)
13. SHOKO ASAHARA / SONSHI’S MACH (A)
14. J・A・シーザー / 人力飛行機のための演説草案 (Q)
15. 池田会長講演 / 世紀の転換期への指標 (A)

16. Oda Relicta / From Dreams Into Ranks (Q)
17. The Moon and the Nightspirits / The Secret Path (Q)
18. Ah Cama-Sotz / Sodom and Gomorrha ~ Lines Are Sacred (Q)
19. 川谷拓三 / 殺られ節 (A)


●DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)


1. Ghédalia Tazartès / Tazartes' Transports
2. cRIMINaL pARTY / Necrophilia 1
3. Boring Machines / Adamennon - Manvantara
4. cRIMINaL pARTY / zaela(序論)a
5. cRIMINaL pARTY / cRIMINalL pARTY-side
6. INFINITE FOG PRODUCTIONS / Sways Backwards
7. INFINITE FOG PRODUCTIONS / An Absolute (12" Mix)
8. INFINITE FOG PRODUCTIONS / Rape (7" Version)
9. cRIMINaL pARTY / deathtod b
10. Boring Machines / Adamennon - Pralaya
11. cRIMINaL pARTY / 廃退 第一交響曲 第三番 焚書
12. cRIMINaL pARTY / criminal intellgent a
13. Ghédalia Tazartès / Transports 1
14. The Devil & The Universe / Danaus Plexippus
15. INFINITE FOG PRODUCTIONS / Black Action (Alternative Mix)
16. cRIMINaL pARTY / 第六猟奇エロチカ東京府癲狂院の経文伝記.般若の掛壁と三十白痴の憂鬱
17. Boring Machines / Adamennon – Niranyagarbha
18. cRIMINaL pARTY / verruckt mbside
19. Qliphoth / Farewell to Denise Nielsen
Last track is my own new music dedicated to cRIMMINaL pARTY and M.B.
INFINITE FOG is the Pseudnom of Zos-Kia / Coil


●DJ Paimon パイモン(aka Moppy)


1. Gökçen Kaynatan / Doğanın Ötesi
2. George Theodorakis / Stou
3. Francis Bebey / Super Jungle
4, Yishak Banjaw / Ageren Ayehuwa
5. Abdou El Omari / Rajaat Laayoun
6. Walid Gholmieh / Ya Khadra
7. Ahmad Zahir / Instrumental
8. Oscar Young Band / 山地情歌(Sun Tee Ching Guh)
9. Waipod Phetsuphan / Unknown (Waipod 85 B1)




★Spotify Playlist『盤魔殿 7』⇒http://open.spotify.com/user/mirokristel/playlist/3h12TuhiiDSSU88DLIyLyL

北風と
冬将軍と
盤魔殿

【次回告知】

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.8
Winter Solstice

2017.12.10 sun
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd
http://www.edgeend.com/

Regular DJ’s :
DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)
DJ Bothis ボティス(aka MSS)
DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)

Guest DJ's:
DJ Vaby ヴァビィ(aka 大場弘規)
DJ 涅槃 (aka 田中隆明)

平成末年のイブに送る地下音楽秘密集会
音楽そのものが抵抗運動である!昭和崩御から平成退位まで、秘境音楽の太占串路を経由して、時間軸を遡りアカシックレコードを書き換えろ!
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Black Metal, Idol, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, Game Music, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
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【終末クラブイベント】BLACK TERROR vs 盤魔殿 vs ぶっ生き返すBAR #灰野敬二 #地下音楽への招待 #偶ドロ #爆裂女子 #dotstokyo

2017年11月17日 00時53分16秒 | ネコ動画



NOV 17 FRI 2017
BLACK SMOKER×FUTURE TERROR presents
BLACK TERROR




OPEN 20:00
ADVANCE¥2000 W/F¥2500 DOOR¥3000
渋谷CONTACT

DJ NOBU主宰、千葉を拠点に日本のアンダーグランドダンスミュージックシーンを牽引する “FUTURE TERROR” と、BLACK SMOKER RECORDSが主宰し、20年に渡ってジャンルの狭間で強烈なインパクトを放ち続けてきた “EL NINO” が共催するモンスターパーティー〈BLACK TERROR〉が2年ぶりに開催。今回はスタートを20時に早め9時間越えの狂奇の一夜が実現する。ベルギーを拠点に活動するヴェネズエラ出身 Bear Bonesのライブに、灰野敬二とMerzbowの共演、さらにはKILLER-BONGとDJ NOBUが貴重なセッションを披露。デコレーション、ライティング、映像、フードもこのイベントでしか体験できないものになるだろう。五感をフルに働かせ飽くなき探求心で、他に類を見ないやり方を更新しつづけるBLACK SMOKERとFUTURE TERRORのいまを是非体感して欲しい。

<STUDIO X>
Bear Bones, Lay Low (Venezuela | Belgium) -Live
Keiji Haino×Merzbow -Live
DJ NOBU×KILLER-BONG -Live
YPY -Live

DJ NOBU
TWINPEAKS
KURUSU
KURI
VIZZA

<CONTACT>
BABA×Fumitake Tamura -Live
JUBE×LORD PUFF -Live
ZVIZMO (テンテンコ×伊東篤宏) -Live
DAISUKE UCHIMURA -Live

FOOD:
AMA
LAZER:
Yama-Chang
VJ:
ROKAPENIS
DECO:
Sound Installation by 伊藤篤宏×KAIRAI-BUNCH×VELTZ


NOV 18 SAT 2017

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7
Le Sacre du Automne 



【告知】11月18日(土)開催!!! 異端音楽DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7』

18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd

<TIME TABLE>
18:00 Open/Start
18:00 DJ Necronomicon(剛田武)
18:30 Underground Music Battle - DJ Paimon vs DJ Necronomicon
19:00 DJ Athmodeus(持田保)
19:30 SPECIAL LIVE : Anokthus
20:00 DJ Ipetam イペタム(aka 福田理恵)
20:30 Underground Music Battle - DJ Athmodeus vs DJ Qliphoth
21:00 DJ Qliphoth(宇田川岳夫) 
21:30 DJ Paimon(Moppy)

2017年11月18日(土曜日)渋谷EdgeEndで開催される盤魔殿vol.7での配布ジン完成してます。
当日ご来場の方のみ入手可能‼︎‼︎‼︎内容メチャ濃いです!!!!

<目次>
剛田武『地下アイドルへの招待 第1回:暗黒系とシューゲイザー』
Moppy『アナドル・ロック入門』
持田保『DJ Athmodeusのターン・オン、チューン・イン、スピン・アウト!!!』
宇田川岳夫『喪われた地下音楽家 : 富山のダークアンビエントSEEDMOTH』
MSS『市場との決別』
盤魔殿 vol.6 完全Set List / Event Information



終末は
クラブハシゴで
ぶっ生き返す

11月18日(土) 
『ぶっ生き返すBAR』



OPEN 12:00 - CLOSE 18:00
チャージ料 1H500円 1時間ごとに1drink

★お知らせ★
11/18 零、凛、都子の3人で一日店長します!ぶっ生き返させて〜〜👼
『ぶっ生き返すBAR』
〜イベント内容〜
一度死んだアイドル 零、都子、凛がアイドル界でぶっ生き返すために活動資金を自分たちで集めるため店長を務めるBARをやります。
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藤島 亮 Ryo Fujishima Exhibition"3455"@南青山 Art & Spaceここから〜非常階段/あヴぁんだんどetc.

2017年11月16日 01時47分33秒 | アート!アート!アート!


11/14(tue) - 11/23(thu) Spcae A+B
藤島 亮 Ryo Fujishima Exhibition"3455"
12:00 - 20:00
日曜 12:00 - 19:00
最終日 12:00 - 17:00

-展示概要-
日本の混沌とした「音楽シーン」をそのまま海外で再現するフェス「Multiple Tap」。
「Multiple Tap」が2016年春に日米9組のアーティストと共にアメリカツアーを行った。
本写真展はツアーにカメラマンとして同行した藤島 亮による移動距離5559km(=3345mile)のフォトドキュメント。
幾多のトラブルと盛り上がりを見せるライブの間で写真を撮る藤島は次第に、アメリカでの出来事を多くのひとに伝えたいと思うようになった。
昨年の「LUFF(Lausanne Underground Film&Music Festival」に招待され開催された同写真展、日本初披露。



日本の音楽シーンの混沌さと過剰さを再現するイベント「Multiple Tap」がロンドンのCafe Otoで開催されたのは2014年2月22,23日だった。その数ヶ月前にプレミアイベントとして東京で「Multiple Tap in Galaxy - Gingakei」が開催された。またロンドン公演の5ヶ月後の7月27日には秋葉原Club GoodmanでMultiple Tap凱旋公演が開催された。


Multiple Tap:非常階段/ドラびでお/伊東篤宏/PAINJERK etc.@神宮前 Galaxy 銀河系 2013.11.30(sat)


【進撃の混沌】ロンドンへ向けて全日本カオス軍、暁の出撃!~Multiple Tap@Cafe OTO, London


Multiple Tap凱旋LIVE!!@秋葉原Club Goodman 2014.7.27(sun)

日本のノイズ/インプロ/地下音楽の猛者によるこのシリーズイベントはそれで終了したと思っていたが、昨年春に非常階段+あヴぁんだんどを含むアメリカツアーも「Multiple Tap」として開催されたようだ。筆者は彼らの渡米直前のJAZZ非常階段のライヴを新宿ピットインで観た。カナダのベテラン・ニヒリスト・スパズム・バンド来日公演でもあり、またあヴぁんだんどのメンバー脱退が発表された直後のライヴでもあり、異常なほどの凄みとエモさに溢れた希有な現場だったと記憶する。


ニヒリスト・スパズム・バンド/JAZZ非常階段/あヴぁんだんど@新宿Pitt Inn 2016.3.20(sun)

脱退するメンバーを含む最後のツアーとなった2016年3月24日〜4月2日のアメリカ公演「Multiple Tap」は様々なトラブルに見舞われた珍道中だったことは当時ツイッターで克明に報告され、最近もクリス・ピッツィオコス来日時に先鋭音楽家対談で美川俊治が触れている。その過酷なツアーに同行した写真家・藤島亮のでキュメンタリー写真集「3345」の発刊にあわせた写真展が、6月にアート展「Modern Music / P.S.F.Recordsの奇跡」が開催されたギャラリーで開催中。


【日米先鋭音楽家対談】クリス・ピッツィオコス×美川俊治×橋本孝之×川島誠

最近では佐藤ジンの80年代日本のパンク/ニューウェイヴの写真展が話題になったが、藤島の写真はそれに劣らず、というより現在進行形の被写体だけにそれ以上のリアリティを持って迫ってくる。佐藤ジンと同じくアクション・フォトグラファーと言っていいだろう。非常階段や伊藤篤宏などベテラン地下音楽家の異形さは勿論強力だが、それ以上に刺さるのはあヴぁなだんどの4人の精悍な顔つきと逞しいパフォーマンス姿である。



観客がほぼすべて屈強な白人の若者ということもあるだろうが、日本のアイドル現場では見ることの少ない、動物的な本能が顔に現れたようなナマナマしさには尊さを超えた畏怖の念を覚えるしかない。度重なる残忍なトラブルのせいか、それとも異国の地で異国の民を前に自らを表現する執念に火が灯ったのか。歌って踊るアイドルが『偶像』に過ぎないと思ったら大間違い。その証拠がここにある。



ノイズやアイドルファン以外にも大いに刺激となる写真展である。会期は長くないので、早めにご覧になることをお勧めする。



-11/18(sat)
talk & live performance-
start 18:00
charge ¥1,500+1drink order
act: JUNKO(非常階段)/ 伊東篤宏/夏の大△/Kou Katsuyoshi

終了後
盤魔殿に
来てください

盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7
Le Sacre du Automne
 秋の祭典

2017.11.18 sat
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd



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【告知】11月18日(土)開催!!! 異端音楽DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7』

2017年11月14日 01時10分56秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.7
Le Sacre du Automne 
秋の祭典

2017.11.18 sat
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd
http://www.edgeend.com/

Regular DJ’s :
DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)
DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)
DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)
DJ Paimon パイモン(aka Moppy)
Guest: DJ Ipetam イペタム(aka 福田理恵) 
Special Live Act: Anokthus

DJカルチャー冬の時代に至福をもたらす異端音楽&映像の収穫祭
The End Of An Earへ向けてのPre-Final DJ Wars

Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Black Metal, Idol, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

★時間に余裕のある土曜日開催。
★来場者全員にZINE「盤魔殿アマルガム Vol.1」をプレゼント(めちゃくちゃ深くて濃い内容です!!!)
★ゲストDJに女性パフォーマー福田理恵氏が登場。
★反復インダストリアルパフォーマーAnokthusの国内では希有なLiveが実現!
★絶好調「Undergroud Music Battle DJ Time」を2ラウンド予定。
★今回もVJ Qliphothによる異端映像たっぷり。
★DJ Bothis ボティス(aka MSS)はご意見番として参戦。
◆DJスペース&フロア禁煙(喫煙場所あり)


【盤魔殿Vol.7の聴きどころ/見どころ】
●DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)

各先進国のインダストリーな現場の多くが外国人労働者で回っている現代、もはや青っちょろいアート系西洋実験音楽ごときにインダストリアルミュージックを語らせるのはいい加減辞めにしないか???例えば弊社工場で働くナイジェリアンが昼休みスマホで何か音楽を聴いてたので「おや、さては故郷を思い出してフェラ・クティでも聴いてるのかい?」と問うた時の彼のアンサー「ツヨシ・ナガブチ"カンパイ"ネ!コレ、イイ唄ネー」の衝撃‼︎この衝撃こそがインダストリアルなのではないだろうか‼︎‼︎と、言うわけで今回は文化的カオスとしてのインダストリアル・ミュージックをテーマにお届けいたします。


●DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)

佐藤ジン写真展『Action Portrait: GIG -Koenji Edition- Photo by Gin SATOH』開催記念
『"東京ロッカーズ"から"東京フラッシュバック”、そして"東京アイドルフェスティバル"まで』
アクション・フォトグラファー佐藤ジンによる日本の地下ロックを中心に、副島輝人『日本フリージャズ史』の地下ジャズ、佐野光司・水野修孝・塩見允枝子・一柳慧『前衛の種子たち―「グループ・音楽」の日々』の地下現代音楽、『G-Modern』の地下サイケデリック、「TRASH-UP!!』の地下アイドルまで、”地下愛(Underground Love)”全開のDJプレイをお聴かせします。裸のラリーズ/フリクション/ザ・スターリン/ハナタラシ/高柳昌行ニュー・ディレクション・フォー・ジ・アーツ/生活向上委員会/New Jazz Syndicate/グループ音楽/タージマハル旅行団/ネクロ魔/ドッツ東京/みんなのこどもちゃん/劇場版ゴキゲン帝国etc.
・・・・・・・・・(ドッツ) / Bones - Surfing



●DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)
criminal party mix
Criminal party=Acky=Datsusatraの曲を破壊的にミックス


●DJ Paimon パイモン(aka Moppy)
久しぶりに日本語解説を担当した、トルコの電子音楽家Gökçen Kaynatanの幻の作品を中心に、辺境のシンセ、オルガン音源を選曲します。トルコ、ギリシャ、エチオピア、モロッコ、カメルーンなどなど。
Gökçen Kaynatan -Doğanın Ötesi (1982)



●DJ Ipetam イペタム(aka 福田理恵)

60年代から世界を席巻したサイケデリック・ムーブメント。
精神の変容と拡張、異次元への扉を開く道を歩んだ探求者達と、それを受け継いだサイケデリアを中心に流します。
2017.7.7 中村秀則、ゲスト福田理恵



●Special LIVE ACT: Anokthus


profile 東京在住のインダストリアルミュージック愛好家。 Live/DJ活動においては高圧で反復するリズミックノイズ指向インダストリアルを打ち鳴らす国内では稀有な存在として地下での支持を集めている。 参考音源=> https://t.co/NzoaZvTlqn マッチするインダストリアルイベントの無い都内でのLive出演は2015年夏以来となり次も全く未定。見逃しの無いよう。



盤魔殿
来なきゃ読めない
アマルガム

▼”世界一激しいアイドル”偶想Drop(現在充電中)の都子ちゃんもおススメです!

*注意:都子ちゃんは出演しません。
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