A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

CODEORGAN~あなたのサイトを音楽に

2010年05月31日 00時59分11秒 | インターネットの世界
インターネットのWebサイトを音楽に変換してくれるサービスがある。
CODEORGAN
緑色のCODEORGANという字の下の白い帯にURLを記入して、PLAY THIS WEBSITEを押すと、URLを音楽に変換してくれる。

Webサイト
音に変ると
微妙だな

私のブログの音楽はアブストラクトなテクノだった。
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Astro,NRYY他@江古田Flying Teapot 2010.5.28(fri)

2010年05月30日 01時50分25秒 | 素晴らしき変態音楽
久々のピュア・ノイズ・イベント。会場は江古田 Flying Teapot。以前から気になっていたが初めて行く店だ。
大江戸線の新江古田から歩いたのだが、最初逆の方向に行ってしまい、辿り着くのに随分時間がかかった。

Flying Teapotはその名をゴングのアルバムから取っているだけあってアングラ・カルチャーの匂いのあるカフェだ。ライヴハウスではないが週末になると色んなライヴ・イベントが開催される。

この日は栃木のノイジシャン、SOMA企画のイベント。ノイズ界の若手とベテランが登場する私にとってドンピシャの企画だった。特にIndustrial Noise RecordsやSilent Novels Rec.からリリースのあるSOMAとNRYYは初めて観るので期待がかかる。

最初に企画者のSOMAが登場。空き缶を使ったハーシュ・ノイズは若い完成が溢れていて気持ちよかった。25日に逝去したという富山のノイジシャン、Seed Mouthこと種口裕人氏に捧げる演奏。
2番目はNRYY。大阪かと思っていたら香川出身だった。ガス・マスクを被っての最近珍しい肉体派の演奏。激しいアクションと痺れるようなハーシュ・ノイズが刺激的だった。
3番目に活動歴20年近いGovernment Alpha。流石ベテラン、背筋が正されるような堂々としたサウンドには風格が漂う。
最後が日本ノイズ界の重鎮、Astro。今回はオーストリア出身のアーティスト、Manuel Knappとのデュオ。Astroこと長谷川洋氏はEMSシンセサイザーを、Manuel氏は様々なエフェクターを演奏。スケールの大きなサウンドをクリエイトする。

各アーティストの個性がよく分かるナイスなイベントだった。出来ればもっと多くの人に観てもらいたかった。電子雑音も出たことだしね。
SOMA氏の次の企画にはJOJO広重さんが出演するそうだ。いつか灰野さんのイベントも企画してみたい、と語っていた。

Pure Noise
音の究極
聴いてくれ

帰り際にNRYYこと児玉さんからNRYY/SOMAのCDRを貰った。嬉しい驚き。ありがとうございました。







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驚き猫

2010年05月29日 02時57分23秒 | インターネットの世界
また面白いネコ動画をご紹介。



ネコは何故
こんなに心を
癒すのか

ネコ動画というカテゴリーを作ろうかしらん。
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眠り猫

2010年05月28日 01時08分03秒 | インターネットの世界
動画ネタです。
なんて気持ち良さそうなんだろう。



ヒデヨシに
そっくり寝顔
くすぐるぞ

ますむらひろしの漫画が好きだ。
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Saturn Form EssenceのCDR

2010年05月27日 01時21分51秒 | 素晴らしき変態音楽
マイスぺでフレンドになったウクライナのノイズ/アンビエント・アーティスト、サターン・フォーム・エッセンスから直接購入したCDRが届いた。

料金はPayPalではなく現金を書留郵便で送るという原始的な方法。一抹の不安がよぎったが、アーティスト本人との取引で騙される訳がないと思い送金した。

ウクライナは元ソ連で現在NIS諸国のひとつだが、旧共産圏らしい抑圧された禁欲的な電子音は西欧や日本のノイズとは違った不穏なムードに溢れ魅力的だ。ユニット名通りコズミックな香りも漂う。
Saturn Form Essence MySpace

土星からの使者
Saturn Form Essence
禁じられた束縛を
解き放て

こうしてノイズのCDRコレクションが溜まっていく。。。。
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電子雑音9号

2010年05月26日 01時00分51秒 | 書物について
2005年に大腸癌で逝去されたMSBRこと田野幸治氏が編集長となり、日本に於ける唯一のノイズ・ミュージック専門誌として一部で熱狂的な支持を集めた「電子雑音」の最終号が田野氏の没後5年経って遂に発行された。

当初2006年に発行予定だったものが延期になっていたので、記事には若干古いものが多いが、田野幸治氏追悼特集を始め、ずっしり読み応えのある内容になっている。生前田野氏が招聘を考えていたControlled Bleedingのインタビューもあって感慨深い。
日本編とドイツ編の付録CD2枚付。限定500部というから興味のある人は急いで買った方がいい。amazonでも扱っている。

私は雑誌の購読だけではなく、WhitehouseやGenocide Organ等デンザツ主催のライヴや代々木のデンザツショップにもよく足を運んだものだ。田野氏は飄々としていて話しかけやすく、ノイズやプログレに関する色んな話を聞かせてもらった。お世話になりました。

デンザツに
教えてもらった
音楽の深さ

今頃天国で田野氏は電子雑音発行を聞いて微笑んでいるに違いない。
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突然段ボール、ヘアスタ他@秋葉原 Club Goodman 2010.5.23(sun)

2010年05月25日 00時48分19秒 | 素晴らしき変態音楽
空間現代 presents。出演は犬彦、突然段ボール、Hair Stylistics a.k.a.中原昌也、空間現代。前日に続きヘアスタ2連チャン。最高だ。

この日も20代中心の若い観客でクラブは満員。タバコの煙が立ちこめる(嫌)。

1番手は犬彦。犬の着ぐるみを着た歌うオルガン犬ジョン(犬)と日本ハードコア界の大御所GAUZEのドラマーHIKOの異色のデュオ。懐かしいオルガンの音色とアニメ声のジョンの歌に、ハードコアなドラムが合体し、ユーモラスかつ迫力のある演奏。こういうバンドは他には無いだろう。

2番目に1970年代から活動する日本のニューウェイヴ界の古株、突然段ボールの登場。創設メンバーの蔦木兄弟の兄栄一氏は2003年に他界してしまったが、弟の俊二氏を中心にバンド活動は続行。もう活動30年を超える古参のバンドである。私は彼等のライヴを観るのは初めてかもしれない。俊二氏のg&voに、g,b,ds,choの5人組の演奏は初期に比べてずっと厚く迫力のあるサウンド。コード進行は変態的なのにメロディーがポップで親しみやすいのは昔と変わらない。

3番目にヘアスタ。中原氏は前日と同じファッションで登場。この日に秋葉原で新しい機材を購入したとのこと。前日はどちらかというとダーク・アンビエントな演奏だったが、この日は勢いのある目紛しく展開するサウンド。30分に満たない短い演奏だったが、その分凝縮されていて素晴らしいライヴだった。中原氏もこの日の演奏には満足した様子で、いつものぼやきは出なかった。Blues Controlのメンバーも観に来ていた。

トリがこの日の主催者、空間現代。g,b,dsのトリオだが、かつてのレッド・クレイオラを思わせる変態的な演奏は緊張感もあり良かった。まだ20代の若いバンドだが思わぬ発見だった。Zazen Boysにも通じるかな。

ヘアスタを
目当てに行った
いいライヴ

二日連続オムニバス・ライヴは結構疲れた。






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Blues Control,ヘアスタ他@新代田Fever 2010.5.22(sat)

2010年05月24日 01時25分32秒 | 素晴らしき変態音楽
WARSZAWA presents Blues Control Japan tour。サポートがヘアスタなので初めて新代田Feverへ行ってみた。

昨年の3月にオープンしたばかりの新しいライヴハウス。そこそこの広さがあって音も良い。若者に人気のレコード・ショップWARSZAWA主催ということで、20代くらいの若い観客が多い。

開演前に中原氏と話が出来たのだが、自宅に某宗教団体の嫌がらせが相次ぎ、最近は出版社に泊まり込んでいるらしい。出版社でレコーディングしたという新作CDRを3種類販売していた。

ライヴの最初はTopping Bottomsという8人組のバンド。メンバーは変なお面を被って登場。初期ジャーマンロックを思わせる混沌としたインプロヴィゼーションがなかなか面白かった。大きなフラスコみたいな瓶に水を入れて噴き出しているメンバーがいて謎だった。

2番手がHair Stylisitics a.k.a.中原昌也。照明を落として(暗過ぎて映像撮影できず)、いつもの奇怪なエレクトロニクスの響宴が始まる。ソロで観るのは久しぶり。EMSシンセが故障で使えない状況で、これほど懐の深い音響をクリエイトできるのが中原マジックだ。比較的ダークな雰囲気を持った演奏は良かったが、本人は「失敗した」とぼやいていた。まあいつものことであるが。

最後にブルース・コントロール。フィラデルフィア出身の男女のデュオ。男性はエレクトロニクス、カセットプレイヤー、キーボード、ギターをプレイ。東洋系の女性はキーボードとシンセ。面白いのは、ビートを録音したカセットテープをリズムマシーン代わりに使用していたこと。曲が変る度にカセットテープを入れ替える。曲調は名前になっているブルースではなく、ちょっとサイケデリックなエレクトロニカ。個人的にはそれほど思い入れのあるジャンルではないが、観ていて楽しかった。

新しい
ライヴハウスは
気持ちいい

ただしタバコの煙にはまいった。ホール内禁煙にすればいいのに。




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「うたの時間」JOJO広重他@渋谷HMV3階 2010.5.22 (sat)

2010年05月23日 01時22分24秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
非常階段のJOJO広重さんがプロデュースした女性シンガーのコンピレーション「日曜日のうた」発売記念イベント。

JOJOさんと文筆家の五所純子さんのトークと、コンピに参加した見汐麻衣嬢のミニ・ライヴという構成。

五所さんの遅刻というハプニングがありながらも、トークは盛り上がった。それぞれが持ち寄ったCDを聴きながらの語らいということで、それぞれの音楽的ルーツを垣間見ることが出来て面白かった。五所さんは、最近JOJOさんのブログ本を出版した天然文庫から「スカトロジー・フルーツ」という著作を出した人で、若いにも関わらず沖山秀子とビリー・ホリデイという一癖ある女性シンガーを紹介。他にはパティ・ウォーターズ、ジャニス・ジョプリン、ニコなどが好きだとのこと。JOJOさんは昔から好きだと公言していた佐井好子、スラップ・ハッピーを紹介。スラップ・ハッピーは久々に聴いたが良かったなぁ。実際に音を聴きながらのトークだと説得力があって分かりやすくていい。中原昌也氏の「12枚のアルバム」を思い出した。

見汐嬢はSGの弾き語りで繊細な中にも芯の強い歌声を聴かせてくれた。

終演後の物販で「スカトロジー・フルーツ」を購入。五所さんにサインをしてもらった。

懐かしい
レコード・コンサートを
思い出す土曜の午後

高校生の頃はよく吉祥寺のオーディオ・ショップで開催されたレコード&フィルム・コンサートへ行ったものだ。
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灰野敬二×ジム・オルーク×久下惠生@新宿JAM 2010.5.20(thu)

2010年05月22日 01時22分57秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野敬二(g,vo)、ジム・オルーク(b)、久下惠生(ds)というトリオでの演奏は丁度2年ぶり2回目だ。前回も「裏窓」企画でJAMだった。

いわゆるロック・トリオ編成での灰野さんというと、裸のラリーズのどろんこ(b)、サミー(ds)とのトリオがあるが、そちらがあくまでサイケデリックなエイト・ビート・ロックを聴かせるのに比べて、今回のトリオはより覚醒したような、アヴァンギャルドで硬派な演奏だ。特にジムのベースは予測不可能なフレーズを繰り出し、普通のロック・バンドたることを許しはしない。そして久下さんのドラムは時にジャズ的に響き、演奏にスケール感を与えている。

雨の木曜日ということで動員はイマイチだったが、3人の演奏は動員に関わらず全力で臨むものだった。基本的な曲調は灰野さんが提示するが、他の二人はおいそれとそれに乗ってこない。かなり手強い共演者だといえる。これは灰野さんが最も望んでいるメンバー編成なのではないだろうか。緩急の対比が素晴らしく、潮の満ち引きのように展開していく演奏に聴く側もうっとりとしてしまう。終わるかと思えばまた始まりそれが永遠に繰り返されるかのような、甘美なセックスを思わせる2時間半だった。灰野さんのヴォーカルもたっぷり聴けて嬉しかった。

終演後楽屋を覗くと、今のステージで耳をおかしくしたらしいジムに、灰野さんが対処法を教えているところだった。

どっぷりと
演奏に漬かる
JAMの夜

降っていた雨も上がって気持ちのいい夜だった。

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