クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-02 No.25-2

2012年02月23日 19時34分33秒 | Weblog
<Helios>
CDH 55386 \1280
フランス六人組のフルート&ピアノ音楽全集 ――
プーランク:フルート・ソナタ/オーリック:アリア
タイユフェール:牧歌劇/オーリック:イマジネ1、前奏曲(ピアノ・ソロ)
デュレ:言葉のないロマンスOp.21(ピアノ・ソロ)
オネゲル:サラバンド(ピアノ・ソロ)/ミヨー:マズルカ(ピアノ・ソロ)
プーランク:ワルツ(ピアノ・ソロ)/タイユフェール:牧歌劇(ピアノ・ソロ)
デュレ:ソナチネOp.25/オネゲル:山羊の踊り(フルート・ソロ)
オネゲル:ロマンス/タイユフェール:フォルラーヌ
デュレ:2つの対話Op.114(フルート・ソロ) /ミヨー:ソナチネOp.76
エミリー・バイノン(フルート)、アンドルー・ウェスト(ピアノ)
第1次世界大戦後にパリで反ロマン主義、反印象主義を掲げ、サティの音楽を
よりどころとした六人組(デュレ、オネゲル、ミヨー、タイユフェール、オー
リック、プーランク)のフルート&ピアノのための作品全集。
フルート・ファンだけでなくフランス音楽ファンへの贈り物となる六人組の
音楽を吹くのは、名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席奏者として日本
でもお馴染みのフルーティスト、エミリー・バイノン!
録音:2000年4月20日-22日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
CDA 67204からの新装移行再発売

CDH 55348 \1280
バード:5声のミサ曲 ――
われは命の糧なり/5声のミサ曲/日の出より/アレルヤ、弟子たちは知りぬ
おお聖なる晩餐/おお救い主なるいけにえよ/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊、デイヴィッド・ヒル(指揮)
イギリス国教会とカトリックが両立する激動の時代の中で、カトリック教徒と
しての信仰を貫いたウィリアム・バードが作曲したラテン語によるカトリック
のための傑作。
このバードの「5声のミサ曲」は、タリスの「40声のモテット」(CDA 66400)
と並び立つヒル&ウィンチェスター大聖堂聖歌隊の代表盤。
録音:1995年11月13日-16日、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)
CDA 66837からの新装移行再発売

CDH 55398 \1280
ヤナーチェク:合唱作品集 ――
わらべ歌/カシュパル=ルツキー/7万年/狼の足跡
オルガの死を悼むエレジー/フラッチャニの歌/アヴェ・マリア
われらの父よ
ニュー・ロンドン室内合唱団、
クリティカル・バンド、ジェームズ・ウッド(指揮)
東欧モラヴィア地方の独特の語法を持つレオシュ・ヤナーチェク(1854-1928)
の合唱作品集。
中でも合唱とクラリネットやフルート、コントラバス、ピアノが大活躍する
「わらべ歌」は、ヤナーチェクの色濃い民族色が発揮されたユニークな作品。
録音:1996年3月12日-14日、16日
CDA 66893からの移行再発売




<ACTE PREALABLE>
AP 0237 \1800
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):室内楽作品集
ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.61(*)
自作の主題による弦楽四重奏曲のための変奏曲ト短調 Op.21(+)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ(*))
フォー・ストリング四重奏団
ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)
録音:2011年5月27-29日、国立中等音楽学校、カトヴィツェ、ポーランド(*)、
2010年9月18-19日、パレス&パーク・コンプレックス、ムウォショヴァ、
ポーランド(+)
ヴワディスワフ・ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派音楽を代表する作
曲家の一人。世界初録音と表示されています。

AP 0247 \1800
ヤロスワフ・アダムス(1960-):理性と感情 室内楽作品集
はじめに言葉があった Op.6(チェロ合奏のための;2005)(*)
明暗 Op.3(声と弦楽四重奏のための;2004)(+)
暫定的音楽 Op.14 No.1(ヴァイオリンとピアノのための;2011)(#)
6つの虚栄心 Op.1
(変則調弦のヴァイオリンのための;2002-2003)から No.6(**)
Omne trinum perfectum Op.2(3つのヴァイオリンのための;2004)(++)
水、パン、友情、哲学 Op.13
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための;2007)(##)
最終的な音楽のスケッチ(無伴奏ヴァイオリンのための;2011)(**)
愉快な歌 Op.5 No.2(声とヴァイオリンのための;2011)(***)
アンサンブル・チェロ・ファン(11人のチェロ奏者)(*)
フレデリク・オディベール(チェロ独奏、指揮(*))
アンサンブル・クロマティカ
デルフィーヌ・ジョルジュ(声(+))
ヤロスワフ・アダムス、マルク・ビュサ(ヴァイオリン(+/++))
フィリップ・ナクェ(ヴァイオリン(++))
アグニェシュカ・ライツァ(ヴィオラ(+)) 
カトルーヌ・マルシャン(チェロ(+))
G・P・テレマン・アンサンブル(##)
ヤロスワフ・アダムス(ヴァイオリン) 
ピオトル・サドフスキ(ヴィオラ、指揮)
マリア・ミクワ(チェロ) アレクサンドラ・サドフスカ(ピアノ)
デルフィーヌ・ジョルジュ(声(***))
ヤロスワフ・アダムス(ヴァイオリン(#/**/***))
ハンナ・ホレクサ(ピアノ(#))
録音:2011年7月、カリアン、フランス(*)
/2011年7月、マルセイユ、フランス(+/++/**/***)
2011年4月、カトヴィツェ、ポーランド(#/**/##)
ヤロスワフ・アダムスはヴァイオリンと音楽全般を学んだ後、1981年から1988
年までポーランドの修道院に入り哲学と神学を学び、その研究成果に対しクラ
クフ司教アカデミーより名誉賞を与えられるという異色の経歴の持ち主。バ
ロック・ヴァイオリンに興味を持ちミラノ市立音楽院でエンリコ・ガッティ
に師事。フランスに移住し2002年に作曲活動を開始しました。アルバム・タイ
トル(ラテン語「Logos et Sentiment」)や作品名に哲学者らしさが感じられ
ます。世界初録音と表示されています。

AP 0250 \1800
マリアン・サヴァ(1937-2005):オルガン作品集 Vol.5
祝典入場曲(1998)/3つの悲歌(1995)/ポーランド前奏曲(全2曲;2002)
ポーランドの教会の歌による前奏曲集(全13曲;2003)
ソナタ・ハフィス(1995)/トッカータとフーガ(2004)
バルトシュ・パトリク・ジマン(オルガン)
録音:2011年9月7-8日、バジリカ教会、シュトレゴム、ポーランド
使用楽器:1927年、ザウアー社製
マリアン・サヴァはポーランドの作曲家・オリガニスト・即興演奏家・音楽学
者・音楽教育者。世界初録音と表示されています。

AP 0251 \1800
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
2つのフルートのための6つのソナタ
第4番ヘ長調(Falck 57)/第2番ト長調(Falck 59)
第6番ヘ短調(Falck 58)/第5番変ホ長調(Falck 56)
第3番変ホ長調(Falck 55)/第1番ホ短調(Falck 54)
グヴズルーン・ビルギスドウッティル、マルシャル・ナルドー(フルート)
録音:2011年8月4-6日、福音教会、ミコウーフ、ポーランド

AP 0255 \1800
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
難易度順の4巻のピアノ曲集「子供たちのために」(1933)
ピアノ小品集(全5曲;1945)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音:2011年7、10月、ウーチ・フィルハーモニー、
ヘンリク・チシ記念室内ホール
好評を得ている「ピアノを弾く子供たち」(AP 0205)、「幸せな時間」
(AP 0246)に続く、タンスマンが子供や10代のピアノ学習者のために書いた親
しみやすいピアノ曲集シリーズ第3作。「子供たちのために」は「幸せな時間」
同様、巻ごとに徐々に難易度が上がる構成になっています。世界初録音と表
示されています。



<STRADIVARIUS>
STR 33915 \2080
語らずに
ステファノ・グロンドーナが弾くリョベトのロマンテック・トランスクリプション
ミゲル・リョベト(1878-1938):ギターのための編曲作品集
シューベルト(1797-1828):楽興の時 Op.94 D.780 No.3
メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌 Op.30 No.3/無言歌 Op.85 No.3
ビゼー(1838-1875):「アルルの女」より メロドラマ
ショパン(1810-1839):夜想曲 Op.9 No.2/前奏曲 Op.28 Nos.6,7
チャイコフスキー(1840-1893):マズルカ Op.40 No.5
シャミナード(1857-1944):6つのバレエの調べ Op.37 から No.3
ルビンシテイン(1829-1894):ロマンス Op.26 No.1
シューマン(1810-1856):
「子供の情景」Op.15、「子供のためのアルバム」Op.68 から
最初の喪失 Op.68 No.16/ねだる子供 Op.15. No.4
トロイメライ Op.15 No.7/小曲 Op.68 No.5/兵士の行進 Op.68 No.2
シチリアーナ Op.68 No.17/コラール Op.68 No.4
「色とりどりの小品」Op.99 から アルバムの綴り(No.5)
「アルバムの綴り」Op.124 から 便り(No.18)
ロヘリオ・ビリャル(1875-1937):子守歌(レオンの歌)
グリーグ(1843-1907):ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード Op.24
不詳:悲しみ(アルゼンチンの歌)
アマデオ・ビベス(1871-1932):移民
ステファノ・グロンドーナ(ギター)

STR 33920 \2080
ジョン・ケージ(1912-1992):
フリーマン・エチュード 第3巻&第4巻(1980)
マルコ・フージ(ヴァイオリン)
芸術家のパトロンとして知られたベティ・フリーマン(1921-2010)の名を冠し
た、ケージとポール・ズーコフスキー(ヴァイオリニスト)とのコラボレーショ
ン作品。第1巻&第2巻:STR 33882。




<MELODIYA>
※値下げ再案内商品を含みます
MELCD 1001946 2枚組 \2980
ボロディン(1833-1887):管弦楽作品集
交響曲第1番変ホ長調/交響曲第2番ロ短調
交響曲第3番イ短調(未完成)/小組曲(グラズノフ管弦楽編曲)
交響詩(音画)「中央アジアの草原にて」/オペラ「イーゴリ公」序曲
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

MELCD 1001947 2枚組 \2980
グラズノフ(1865-1936):管弦楽作品集
幻想曲「森」Op.19/幻想曲「海」Op.28/東洋的幻想曲 Op.29
性格的組曲 Op.9/バレエ組曲 Op.52
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1990年

MELCD 1001955 2枚組 \2980
ラロ(1823-1892):スペイン交響曲ニ短調 Op.21(*)
ベルリオーズ(1803-1869):交響曲「イタリアのハロルド」Op.16(+)
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(*)/交響曲第2番ニ長調 Op.73(#)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン(*))
ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ(+))
モスクワ放送交響楽団(*)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+/#)
ダヴィド・オイストラフ(指揮)

MELCD 1001963 \1550
ロシア&ソヴィエトの作曲家によるピアノ音楽アンソロジー
Part 1, 1917-1991, Disc 1
ミャスコフスキー(1881-1950):ソナタ第3番 Op.34(1920)(*)
ハチャトゥリアン(1903-1978):トッカータ(1932)(+)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):24の前奏曲 Op.34(1932-1933)(#)
フレンニコフ(1913-2007):
5つの小品 Op.2(1933)(**)/3つの小品 Op.5(1934-1935)(**)
ユーリー・ファヴォーリン(ピアノ(*))
ニキータ・ムンドヤンツ(ピアノ(+))
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ(#))
チホン・フレンニコフ・Jr.(ピアノ(**))

MELCD 1001964 \1550
ロシア&ソヴィエトの作曲家によるピアノ音楽アンソロジー
Part 1, 1917-1991, Disc 2
オタール・タクタキシヴィリ(1924-1989):詩(1951)(*)
ラヴァズ・ガビチヴァーゼ(1913-1999):
6つの小品(1958)から スケルツォ(*),思い出(*)
カラ・カラーエフ(1918-1982):
24の前奏曲 から 第2巻(6つの前奏曲;1952);第7番-第12番
ミェチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク(1919-1996):ソナタ第5番(1956)
アリフレート・シュニトケ(1934-1998):即興曲とフーガ(1965)
ヴィクトル・ポルトラツキー(1949-1985):
24の前奏曲とフーガ Op.16(1967)から ニ長調(*),ロ短調(*)
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):6つの絵画(1965)
ルーカ・オクロスツヴァニーゼ、ナターリア・ルーチキナ、
アーシャ・コレパーノヴァ、ミハイル・トゥルパーノフ、
ニキータ・ムンドヤンツ(ピアノ)
各ピアニストの担当楽曲は未詳です。(*)初録音と表示されています。

MELCD 6001974 \1550
ロシアより歌に込めて ロシア民謡集
カリンカ/トロイカ/母なるヴォルガを下りて/ピーテル街道に沿って
他(全19曲)
ソヴィエト陸軍アレクサンドロフ・アカデミー歌唱・舞踊アンサンブル
ピャトニツキー国立アカデミー合唱団
ソヴィエト国立アカデミー・ロシア合唱団 他
録音:1958-1996年

MELCD 1000814 8枚組 \4450
マーラー:交響曲選集
交響曲第1番
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1969年
交響曲第3番(歌唱:ロシア語)(*)
交響曲第3番 から 第4楽章-第5楽章(歌唱:ドイツ語)(+)
ヴァレンチナ・レフコ(アルト(*))
イルガ・ティクヌーセ(メゾソプラノ(+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
モスクワ国立女声合唱団&児童合唱団(*)
ラトヴィア国立フィルハーモニー女声合唱団&児童合唱団(+)
録音:1961年、モスクワ(*)/1975年、ラトヴィア、リガ(+)
交響曲第4番(歌唱:ロシア語)(*)
交響曲第4番 から 第4楽章(歌唱:ドイツ語)(+)
ガリーナ・ピサレンコ(ソプラノ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1972年(*)/1973年(+)
交響曲第5番
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1974年
交響曲第6番「悲劇的」
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1978年
交響曲第7番「夜の歌」
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975年
交響曲第9番
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1964年
キリル・コンドラシン(指揮)

MELCD 1001848 2枚組 \2080
リヒテル・プレイズ・バッハ
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1969年4月20-21日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MELCD 1001879 2枚組 \1850
シューマン(1810-1856):交響曲集
第1番変ロ長調「春」Op.38(1841)/第2番ハ長調 Op.61(1846)
第3番変ホ長調「ライン」Op.97(1850)/第4番ニ短調 Op.120(1851)
エストニア交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1978年

MELCD 1001951 8枚組 \3580
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「眠れる森の美女」Op.66(*)
バレエ「くるみ割り人形」Op.71(+)
バレエ「白鳥の湖」Op.20(+)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1980年(*)/1988年(+)

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12-02 No.24-1

2012年02月22日 15時11分56秒 | Weblog
<helicon>
HEL 029656 2枚組 ¥2780
マーラー:交響曲第9番ニ長調
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)
録音: 1985年8月25日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
「イスラエル・フィルのレーベル」Helicon Classicsに、ついにバーンスタ
インが登場。イスラエル・フィルを指揮して、マーラーの第9交響曲を演奏し
た超弩級の内容です。
このたび登場する音源は、歴史的とまで騒がれたその日本公演の直前、1985
年8月25日にテルアビブにある本拠マン・オーディトリアムでおこなった同一
プログラムのコンサートの模様を収めたものです。バーンスタインにとって
本公演に臨むにあたり、上記のように、同じ年の5月29日から6月3日にかけて
アムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管とマーラーの第9交響曲のラ
イヴ収録を終えていることもプラスに働いているようにおもわれますし、晩年
の様式に顕著な途方もないスケールと感情移入全開の歌い込みが特徴のRCO盤
とは演奏時間もほぼ同じであることからも、ここでもほとんど同傾向の演奏
内容がおこなわれているとみて間違いないでしょう。
率直なところ、時期もほとんど同じに、バーンスタインがイスラエル・フィル
とマーラーの第9番を取り上げていたことも驚きですが、音源がこのような形
で残されていたことに感謝の念を禁じ得ません。
日本公演の内容が未だCD化の目処すら立っていない現状では、このたびのリリ
ースの価値はファンにははかりしれないものといえそうで、長年の渇きを癒す
に足る内容の可能性に期待したいところです。




<SISYPHE>
SISYPHEはフランス、パリの新興レーベル。古楽から現代音楽まで幅広いレパ
ートリーにわたるピアノ作品を中心に扱っており、多くの名ピアニストを積極
的に発信しているレーベルです。

SISYPHE 018 ¥1980
ブラームス:8つの小品 op.76より 
(1)第1番 奇想曲 嬰ヘ短調 (2)第2番 奇想曲 ロ短調 
(3)第3番 間奏曲 変イ長調 (4)第4番 間奏曲 変ロ長調 
(5)第5番 奇想曲 嬰ハ短調
(6)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101 
ショパン:(7)舟歌 嬰ヘ長調 op.60 (8)バラード第1番 ト短調 op.23 
(9)バラード第2番 ヘ長調 op.38 (10)バラード第3番 変イ長調 op.47 
(11)バラード第4番 ヘ短調 op.52
アンリ・バルダ(Pf)
録音:2008年12月18日、紀尾井ホールライブ(東京)
フランスが誇る往年の名ピアニスト、アンリ・バルダ。これまでに数多く来日
し、日本においても知る人ぞ知る巨匠として高い評価を受けています。2008
年、2010年と東京の紀尾井ホールでリサイタルを行い、話題となったバルダ
ですが、今回は2008年12月に行ったライブ録音を収録。公演前から話題を呼
んでいた名演、待望のリリースです!1曲目のブラームスから、バルダの持ち
味である力強い音と、柔軟性あふれる表現力に圧倒されます。1音1音芯の通っ
たフォルテッシモの強烈な響きは、往年のピアニストから生まれているとは
思えぬほどの活気と迫力あふれるもの。甘美なピアニッシモからの劇的なク
レッシェンドは圧巻の一言。全体的にアップテンポで、爽快な演奏を聴かせ
てくれます。紀尾井ホールに響き渡るバルダの熱演をじっくりと堪能できる
おすすめ盤です!
アンリ・バルダはフランス出身のピアニスト。幼少期よりポーランドの名手
イグナツィ・ティーゲルマンに師事し、16歳よりフランスの巨匠ラザール・
レヴィに学び、パリ国立高等学院を首席で卒業した後、アメリカの名門ジュ
リアード音楽院へ留学、こちらも首席で卒業。ソリストとして世界的に活躍
する傍ら、パリ・オペラ座のバレエ団ピアニストも務め、ジェローム・ロビ
ンスからも篤い信頼を寄せられていたなど多彩な方面で活躍するピアニスト
です。日本では1981年にN響定期で初来日して以来各地でリサイタルを行っ
ており、今後の来日公演にも期待されます!




<C Major>
70 9804(Blu-ray) ¥4950
70 9708(DVD-Video) 2枚組 ¥4450
142’(ドキュメンタリー52’+コンサート90’)
オリジナル音声:独
字幕:英・独(コンサートのみ)・仏・西・中・韓
=ドキュメンタリー=
・「音楽は全身全霊のことば-ポートレイト・オブ・マリス・ヤンソンス」
監督:ロベルト・ノイミューラー
・マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
(2006年レナーテ・シュタルク=フォイト&ギルバート・キャプラン校訂版)
リカルダ・メルベート(ソプラノ) ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ) 
オランダ放送合唱団(合唱指揮:セルソ・アントゥネス)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 マリス・ヤンソンス(指揮)
収録時期:2009年12月3日
収録場所:アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
映像監督:ヨースト・ホンセラール
ロイヤル・コンセルトヘボウ管とバイエルン放送響という、ふたつの名門オ
ケを率いて、いま、世界最高のマエストロのひとりとして精力的に活躍する
マリス・ヤンソンス。その魅力に迫る注目の映像作品が登場します。
収録内容は、制作スタッフの異なる2部構成となっており、ノイミューラー
監督による前半のドキュメンタリーでは、ザルツブルク、ミュンヘン、そし
てアムステルダムでの撮影を通して、カラヤンに見出されてキャリアを歩み
出したヤンソンスの、かつての師の姿をおもわせるような驚異的な仕事ぶり
を、活き活きとしたカメラワークで追っています。
上記ふたつのオケのほかにも、「ニュー・イヤー・コンサート」を前にした
ウィーン・フィルとのリハーサル風景も捉えられ、オケとのやりとりでみせ
る人懐っこい表情がヤンソンスの人柄を伝えています。
つづいて、コンサート・パートでは、ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を指
揮してマーラーの第2交響曲を演奏したライヴを完全収録。2009年12月3日に
本拠アムステルダムでおこなったコンサートの模様は、すでにRCO Liveより
リリースされている同曲のアルバム付属のボーナスDVDと同じ内容ですが、
ブルーレイでは初のリリースとなります。よりいっそうの鮮明画像でお楽し
みになりたい方には朗報といえるでしょう。




<Arte della’rco Japan>
ADJ 013 ¥2450
ハイドン:
トリオ第1番Hob.IV-6,第2番Hob.IV-7,第3番Hob.IV-8,
第4番Hob.IV-9,第5番Hob.IV-10,第6番Hob.IV-11
菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ)、若松夏美(ヴァイオリン)、
鈴木秀美(チェロ)
録音:2004年7月26-29日、秩父ミューズパーク音楽堂
チェロ奏者・指揮者の鈴木秀美が、自らプロデュースしているアルテ・デラ
ルコ(弓の芸術)からまた嬉しい再発売商品登場です。それは鈴木秀美、若松
夏美、菅きよみによるハイドンのトリオです。このトリオはハイドン自身の
オペラから採られた旋律の数々がトリオとなって澄み切った空間を創り出し
ます。オリジナル楽器ならではの親密な響きがハイドンの魅力をいっそうひ
きたてます。録音も非常に優秀で雰囲気、リアリティとも申し分なし。名エ
ンジニア桜井卓と野田智子による名録音です。(TDKAD-013の再発売商品)




<dB Productions>
DBCD 148 ¥2300
(1)モーツァルト:
『イドメネオ』のための5つの舞踊曲 K.367より「シャコンヌ」
「ラルゲット」「ラ・シャコンヌ」「パ・スール」
(2)ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」
ロイ・グッドマン(指揮)、ヴェステロース・シンフォニエッタ
録音:2011年5月6&9-11日、スウェーデン
少年時代よりボーイ・ソプラノとして活躍し、同時にヴァイオリンを学び、
ピリオド楽器、モダンのオーケストラのコンサート・マスターもつとめた経
験をもつ、イギリスの指揮者ロイ・グッドマンがdB Productionsレーベルに
初登場。そのアルバムはベートーヴェンの「プロメテウスの創造物」とモー
ツァルトの「イドメネオ」からのバレエ音楽です。「プロメテウスの創造物」
は序曲、序奏と16曲の管弦楽曲からなるバレエ音楽で、リヒノフスキー公爵
夫人クリスティアーネに献呈された作品です。また『イドメネオ』のための
5つの舞踊曲はオペラ「イドメネオ」と平行して作曲されていたと考えられ
ているもので、この録音ではロンド風舞曲のシャコンヌ、パ・スールなど4曲
が収録されております。幅広いジャンルを演奏してきたグッドマンだからこ
その非常に表情豊かなバレエ音楽を聴かせてくれます。

DBCD 147 ¥2300
ジョン・ダウランド:
前奏曲、別れのファンタジー、ファンシー、デンマーク王のガイヤルド、
ウィロビー卿の歓迎、ガイヤルド
フィリップ・ロセター:ガイヤルド、パヴァーヌ
ジョン・ダニエル:パヴァーヌ
ロバート・ジョンソン:アルメイン
アノニマス:
ア・スコッツ・チューン、ダフォン、
ホーム・アゲイン・マーケット・イズ・ダン、カナリア
カール・ニューローン(A=415hz 8弦コースのルネッサンス・リュート)
録音:2011年7月、ストックホルム
dB Productionsレーベルが誇るリュート奏者、カール・ニューローンの新ア
ルバムが登場!ニューローンのソロ・デビュー作となったケルナーの作品集
(DBCD 131)でも心あたたまる優しい音色を披露してくれましたが、今回のア
ルバム「The Jacobean Lutenists」でも変わらずリュートの魅力を伝えるす
ばらしい演奏です。今回使用したリュートはA=415hzに調弦された8弦コース
です。アルバム収録曲はアノニマスの作品からリュート曲でお馴染みのダウ
ランドの作品まで英国の作曲家の作品をおさめております。




<Aparte>
AP 024 ¥2300
(1)フランセ:クラリネット協奏曲
(2)プロコフィエフ:
クラリネット協奏曲(原曲:フルートソナタ。ケント・ケナン編曲)
(3)フランセ:主題と変奏
シャーリー・ブリル(Cl)、
アドリアン・モラール(指)
ルーマニア国立放送管
1982年イスラエル生まれの女流クラリネット奏者シャーリー・ブリル。リュ
ーベック音楽院でザビーネ・マイヤーに、ボストンのニューイングランド音
楽院でリチャード・ストルツマンに師事し、2007年にはジュネーヴ国際コン
クール最高位を受賞した実力派。ドイツ・クラリネットならではの魅力を存
分に聴かせてくれる彼女は、若手最注目株と申せましょう。音色の美しさも
さることながら、人間業とは思えぬテクニックに唖然とさせられます。
難曲として名高いフランセの協奏曲を、ここまで鮮やかに弾ききれるかとい
う超人技。さらなる注目はプロコフィエフのクラリネット協奏曲。オリジナ
ル作品ではなく、名作フルートソナタ(後にヴァイオリンソナタ第2番にも改
作)を、アメリカの作曲家ケント・ケナン(1913-2003)がクラリネットとオー
ケストラ用に編曲したものですが、まるでオリジナルのように自然で惹きつ
けられます。原曲のフルートソナタ自体が難曲中の難曲ですが、移調楽器の
クラリネットだとさらに難度が増すため、身の毛のよだつ技術が要求されま
すが、ブリルはたっぷり旋律を歌い、曲の牧歌的な雰囲気も保っています。
加えて、ケナンのオーケストレーションがプロコフィエフそのもので色彩的。
プロコフィエフ・ファンをしびれさせる響きに満ちています。21世紀のクラ
リネット界を背負ってたつ逸材シャーリー・ブリル、要注目です。




<Profil>
PH 12000 ¥2180
(1)コロレンコ(詞:新訳聖書):変容歌
(2)イーディッシュ・シャコンヌ
(3)シュロイメ(全3楽章)
(4)コロレンコ:孤児の歌
(5)小ユダヤ組曲(全3曲)
(6)コロレンコ:追悼歌
チモフェーエフ・アンサンブル
【オレグ・チモフェーエフ(7弦Guit)、ナターリャ・チモフェーエワ(Vc)、
アナート・ピック(Vo)、ワジム・コルパコフ、
イワン・ニコラーエフ(7弦Guit)、ヴァオルカン・オルホン(Cb)、
プソイ・コロレンコ(Vo, Pf)】
ロストロポーヴィチ門下のチェリスト、ナターリャと息子のギタリスト、オ
レグのチモフェーエフ母子率いるチモフェーエフ・アンサンブル。ユダヤ系
ロシア人の彼らが、想像上のユダヤの英雄シュロイメを描く音楽物語を創作、
披露しています。シュロイメはウクライナのユダヤ村に生まれ、ポグロム
(大虐殺)やロシア革命、内戦、第2次世界大戦、スターリンの収容所など、
あらゆる20世紀の災厄から生き延びたとされる人生を、プロコフィエフの
「ピーターと狼」やストラヴィンスキーの「兵士の物語」のように語り付き
で描きます。プソイ・コロレンコ自らが歌い演じる3篇以外は同アンサンブ
ルの作曲で、独特の哀感と異国的な匂いはワインベルクの音楽を思わせるも
のがありエキゾチック。イーディッシュ語の響きも独特で、不思議なひとと
きを過ごせます。




<Aliud>
ACDBB 057 ¥2250
マルクス・テラー(1682-1728):小モテット集
1. Si qua est consolatio
2. Confitemini Domino
3. Exurgat Deus
4. Insurrexerunt in nos inimici nostri
5. O Jes lux
6. State sistite
7. Sonent citharae
8. O benign Salvator
9. O Domine illumina
ストゥディウム・コラーレ、ハンス・レーンダース(指揮)
録音:2011年2,7月、マーストリヒト(オランダ)
マルクス・テラーは18世紀オランダで活躍した音楽家です。マーストリヒト
の聖マリア大聖堂のヴァイオリニスト、また助祭としての任務も果たしまし
た。彼の音楽は18世紀初期の南オランダのカトリック教会音楽の典型例であ
り、そのモテットはアリア、レチタティーヴォ、コラール・パッセージの想
像力に富んだ要素から成ります。聖書のテキストに基づいた豊かな和声のイ
ディオム、見事な歌と器楽の掛け合いが光ります。
ストゥディウム・コラールは1972年に結成され、オランダでは代表的な室内
合唱団として活躍してきました。2005年からはさらにそのプロフェッショナ
リズムに磨きをかけ、ハンス・レーンダースその他著名な客演指揮者によっ
て音楽を作り上げています。団員はオランダ、フランドル、ドイツ出身から
成り、彼らのレパートリーは実に5世紀分という幅広い範囲を収めています。




<AURIS SUBTILIS>
ASF 5057 ¥2250
1. ティンタ・ロハ
2. シバンド
3. ヴェンタニータ・デ・アッラバール
4. グリーセル
5. エル・ピペ・デ・サランディ
・・・他
クァルテット・バンド
【ユルゲン・カルテ(バンドネオン) ユリアーネ・ラーロフ(ヴァイオリン)
シュテファン・ハインツェ(ピアノ) ロベルト・ブレンナー(コントラバス)】
カイオ・ロドリゲス(歌)
南米に移住すること150年、ドイツ系移民は現地のアルゼンチンやウルグアイ
の音楽文化―特にタンゴやバンドネオンの音楽に影響を与えてきました。今
回はその歴史を踏まえて、オーケストラ・タンゴのクァルテット・バンドが
20曲余りあるタンゴに挑みます。アルゼンチンの伝統的なタンゴの名曲をロ
ドリゲスがピックアップ。彼の哀愁漂う歌が、バンドに花を添えます。バン
ドの可愛らしく弾むリズム、スペイン語の鮮やかな発音、伝統的で新しい時
代を超越した何かを感じ取ることのできる一枚です。
クァルテット・バンドは、伝統的なタンゴの歴史を踏まえてさらにそれを進
化させることを目標に掲げ、ヨーロッパ各地で活躍しています。精度を究め
た演奏技術、絶妙なリズム感、まさに息のぴたり合ったタイミング感・・・
どれをとっても申し分なく、そのちょっと煌びやかでお洒落な音楽は、モノ
トーンな毎日に原色のアクセントを添えてくれることでしょう。

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12-02 No.24-2

2012年02月22日 15時11分23秒 | Weblog
<naive>
V 5284 ¥2280
ラヴェル(1875-1937):
亡き王女のためのパヴァーヌ、「鏡」(全曲)、夜のガスパール(全曲)
アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)
録音:2011年8月、ベルリン
1983 年生まれ、2007 年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部
門で優勝した美しきピアニスト、アンナ・ヴィニツカヤ。かねてよりリサイ
タルで演奏を重ねてきたラヴェルのピアノ曲、≪鏡≫と≪夜のガスパール≫
を収録しました。≪鏡≫の「道化師の歌」の導入部の絶妙なテンポ設定は見
事、一気に引き込まれます。中間部の歌の部分も朝もやのけだるげな空気た
っぷり。最後のクライマックスでも音色の美しさが損なわれることは決して
ありません。≪夜のガスパール≫のオンディーヌでの、クリスタルを思わせ
る硬質で透明な響きと幻想的な描写力は圧倒的です。以前リリースされたプ
ロコフィエフのピアノ協奏曲で魅せたダイナミックさとはまた一味違う、繊
細でクリアーなラヴェルを完璧なテクニックをもって聴かせます。
アンナ・ヴィニツカヤはロシアのノボシビルスク出身。すでにヨーロッパ全
土で演奏活動を展開し、輝かしいキャリアの持ち主であり、2007年、最難関
といわれるエリザベート王妃国際音楽コンクールで一位を獲得、及び2011年
のアルバムに対し、ドイツのエコー・クラシック賞を授与されています。そ
の冴え渡るタッチと徹底的に深めた解釈が、聴く者をあっという間に魅了し
ます。




<RADIO FRANCE>
FRF 019 4枚組 ¥5400
カミーユ・モラーヌ生誕100周年記念盤
[CD1]ドビュッシー:オペラ「ペレアスとメリザンド」 第1幕、第2幕
[CD2]同曲 第3幕、第4幕
[CD3](1)同曲 第5幕 (2)ビゼー:ミラクル博士(全1幕)
[CD4](1)ルコック:オペレッタ「心と手」より抜粋(1960年11月録音) 
(2)セヴラック:「梟」(1957年7月15日録音) 
フォーレ:(3)夜想曲op.43-2(1959年録音) (4)伴奏op.85-3(1959年録音) 
(5)無言の贈り物op.92(1957年録音) 
(6)ルーセル:雨にぬれた庭op.4-3(1966年録音) 
(7)オッフェンバック:オペレッタ「フォルテュニオの歌」(1958年録音) 
(8)ラヴェル:かわせみ(1958年録音) (9)デュパルク:嘆き(1954年録音) 
(10)ドビュッシー:
オペラ「ペレアスとメリザンド」第4幕第3場抜粋(1952年4月29日録音) 
(11)ラヴェル:「ロンサールの己が魂に」(1960年6月23日録音)
[CD1]-[CD3(1)]カミーユ・モラーヌ(Br、ペレアス)、
シュザンヌ・ダンコ(S、メリザンド)、
クリスティアーヌ・ゲイロー(Ms、ジュヌヴィエーヴ)、
アンドレ・ヴェシェール(Bs、アルケル王)、
マルセル・ヴィニュロン(Br、羊飼い、医者)、
フランス国立放送合唱団、マルセル・ブリクロ(合唱指揮)、
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト、フランス国立放送管弦楽団
[CD3(2)]カミーユ・モラーヌ(Br)、ミシェル・アメル(T、シルヴィオ)、
ドニス・ブールサン(S、ロレット)、
フレダ・ベッティ(S、ヴェロニク)、
モーリス・ソレ(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
録音:ペリアスとメレザンド:1952年4月29日、
シャンゼリゼ劇場ライブ録音(パリ)、
ミラクル博士:1952年2月18日、シャンゼリゼ劇場ライブ録音(パリ)
2010年1月に惜しまれながらこの世を去ったバリトン歌手、カミーユ・モラー
ヌ。1950年代にデビューして以来、その甘く艶やかな歌声で一世を風靡し続
けた名歌手が2011年に生誕100周年を迎えたことを記念し、RADIO FRANCEレ
ーベルより記念アルバムがリリースされます!名匠アンゲルブレシュト屈指
の名演と名高い1952年録音の「ペレアスとメリザンド」を全曲収録!メリザ
ンドへの愛を甘美かつ情熱的に歌い上げるモラーヌの歌声には圧巻の一言で
す。メルザンドを歌うのはベルギーの歌姫シュザンヌ・ダンコ!2人の情熱的
な掛け合いと、アンゲルブレシュト率いるオーケストラとの情緒豊かなハー
モニーは鳥肌もの。初演50周年を記念する演奏会にふさわしい歴史的名演と
いえましょう!「ミラクル博士」は若きビゼーが作曲したオペレッタ。オッ
フェンバック企画のオペレッタへの応募作品で第1等を取った作品で、「カル
メン」を想起させるリズミカルな旋律と軽やかな掛け合いが魅力の作品です。
ペレアス役で披露する歌声とは全く異なり、“バリトン・マルタン”(フラン
ス歌手界特有のテノールとバリトンの間の声域を歌う歌手)の王と呼ばれた
モラールの軽やかな歌声を堪能できます。さらに、4枚目にはモラールを追
悼して2010年に放送されたラジオ番組を収録。モラールがこれまで録音して
きた様々な歌曲と共に、モラールの肉声インタビューやコメントの数々
(仏語)も聴くことが出来ます。往年の名歌手を讃えるにふさわしい、聴き所
満載の名アルバムです!




<SUPRAPHON>
SU 4089 ¥1780
(1)フォーレ:夢のあとに op.7-1 
(2)サルセード:夜の歌 
ラヴェル:
(3)ヴォカリーズ―ハバネラ形式の小品 (4)亡き王女のためのパヴァーヌ 
(5)ヴュータン:パガニーニを讃えるカプリース ハ長調 op.9 
クライスラー:(6)シチリアーノ (7)リゴドン 
(8)マラン・マレ:昔のフランスの5つの踊り(全5曲) 
(9)J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調より サラバンド BWV 1002 
(10)パラディーズ:シチリアーナ 
ドビュッシー
:(11)そぞろな悩める心 (12)美しき夕べ (13)亜麻色の髪のおとめ 
(14)ルカ-シュ:Hospenglico 
(15)クライン:ララバイ
イトカ・ホスプロヴァー(Va)、カテジーナ・エングリホヴァー(Hp)
録音:2011年11月17-19日、12月5日 
プラハ、ルドルフィヌム・スーク・ホール
チェコ出身の麗しきデュオ、ホスプロヴァーとエングリホヴァーによる美し
き曲集。J.S.バッハからフォーレやドビュッシー、さらにはクラインまで、
「夜のシャンソン」というタイトルをイメージさせる静謐な美しさに満ちた
作品を多数収録しています。月光のように高貴な輝きに満ちたハープの音色
と、宵闇の如く仄暗い深みを持つヴィオラのふくよかな音色が織りなす艶の
あるハーモニーは静かな夜に聴くのにぴったり。「亡き王女のためのパヴァ
ーヌ」や「亜麻色の髪のおとめ」をはじめ、本アルバムには今回の収録のた
めに編曲された作品が多く収録されておりますが、この2つの楽器だからこそ
織りなせる美しいアンサンブルは必聴!静かに心揺さぶる流麗な響きに心打
たれる名盤です。
イトカ・ホスプロヴァーはチェコ出身のヴィオラ奏者。7歳よりヴァイオリン
を始め、1989年にはプルゼニ音楽院(チェコ)へ入学。1993年にベートーヴェ
ン国際音楽フェスティヴァルの18歳以下の部門で優勝。その後、若手演奏者
からなるユンゲ・エステルライヒッシェ・フィルハーモニー管弦楽団にて首
席ヴィオラ奏者を務め、現在はソリストとしてチェコだけでなく世界中に活
動の幅を広げています。同じくチェコ出身のハープ奏者カテジナ・エングリ
ホヴァーは数々の国際コンクールで受賞経験を持ち、世界的に注目される若
手実力派。ロストロポーヴィチやJ.スークら往年の名手達と数多く共演し、
現代音楽演奏にも果敢に取り組む意欲的な演奏家です。今後さらなる活躍が
期待される実力派二人による注目のアルバムといえましょう。




<LABORIE>
LC 08 ¥2280
「Entre ciel et terre(天と地のあいだに)」
アルブレヒツベルガー(1736-1809):器楽作品集
(1)口琴、ヴィオラ・ダ・ガンバと弦のための協奏曲 ホ長調(1771)
(2)3声のディヴェルティメント ヘ長調
-ヴピッコロ・ヴァイオリン、ヴァイオリン、ヴィオール
(3)ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのソナタ op.11-1 ハ短調(1794)
(4)3声のディヴェルティメント へ長調
-ヴィオラ、チェロとヴァイオリンのための
(5)2つのヴァイオリン、2つのヴィオール、2つのチェロ(ヴィオローネ)の
ためのソナタ ニ短調
(6)ヴィオラ・ダモーレ、フルート、ヴィオローネのためのパルティータ
ニ長調(1773)
(7)2つの声部のためのソナタ第2番 ト長調(1799)
クリストフ・コワン(指&チェロ) モザイク弦楽四重奏団
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
アルバン・パウルス(口琴)
録音:2009年9月ウィーン美術史美術館;2009年11月パリ、サン=ルイ聖堂
コワン率いるLABORIEレーベルの最新盤は、「ベートーヴェンの師」として歴
史に名を残しているアルブレヒツベルガー作品集。古典派時代を中心に、あ
まり光のあてられることのない作曲家や作品を取り上げているLABORIEレーベ
ルが、「作品の評価はいまひとつ」とされがちなアルブレヒツベルガーの作
品たちの大名演を展開しています!注目なのが1曲目の口琴のための協奏曲。
アンサンブルの典雅な弦楽器の序奏につづき口琴がおもむろに「びよよよよ-
ん」と登場するのがなんともいえずユーモラスですが、次第にとんでもない
超絶技巧が展開されていることに気づかされ、ただただ圧倒されてしまいま
す。この口琴のための協奏曲は、口琴の名手で皇帝が教会を訪れた時にも演
奏する栄誉にあずかった僧侶のブルーノ・グラッツルのために書いたもの。
これだけの作品を書いたとは、相当な名手だったのでしょう。ここで演奏し
ているアルバン・パウルスはオーストリアにルーツをもつドイツ人。クラリ
ネットから音楽を学び始め、間もなく口琴の勉強を始めました。幼いころは
ヨーデルの名手でもあった彼ならではの、歌心とテクニックの絶妙なブレン
ド具合が大変見事です!
アルブレヒツベルガーは、ハイドンに「今日ウィーンにおけるすべての巨匠
のなかで最良の教師」と言わしめ、ハイドンが、ベートーヴェンをアルブレ
ヒツベルガーに弟子入りさせました(1794-95の間)。モーツァルトも、シュテ
ファン大聖堂のオルガニストをつとめていたアルブレヒツベルガーの演奏を
聴いて、彼の演奏が他の演奏家の評価をする基準となりうると、コンスタン
ツェへの手紙の中で言っています。(ちなみに、このCDのタイトルの「天と地
の間で」は、このシュテファン大聖堂のオルガンの音域のことをさしていま
す。)また、アルブレヒツベルガーは、バッハの平均律クラヴィアー曲集の
フーガのほとんどの写譜や、北ドイツのその他の重要な作品の楽譜を保持し、
それらを弟子たちに伝えることで、古典派の形成に非常に大きな貢献を果た
したといえるでしょう。自身多くの作品(284の教会音楽、278の鍵盤曲、193
曲以上の器楽曲)を残していますが、彼の作品の評価は歴史に埋もれがちでし
た。コワンのおかげで、とびきりの名演奏がここに誕生したといえるでしょう!



<LIPKIND PRODUCTIONS>
驚異のチェリスト、リプキンが世界に放つ、
自らの演奏の秘密がすべて書かれたチェロ校訂譜本つきCD!
チェロ・ヒロイックス+楽譜
=CELLO HEROICS SHEETシリーズの御案内

LP006 H01ED(1CD+チェロ・パート譜) ¥3780
チェロ・ヒロイックス I
シューマン:
チェロ協奏曲 イ短調 作品129
ガブリエル・リプキン(Vc) 
ミシャ・カッツ(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月21日ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール
(ポーランド、ワルシャワ)

LP009 H02ED(1CD+チェロ・パート譜) ¥3780
チェロ・ヒロイックス II
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
ガブリエル・リプキン(Vc) 
ヴォイチェフ・ロデク(指) シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月17日ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール
(ポーランド、ワルシャワ)

LP012 H03ED(1CD+チェロ・パート譜) ¥3780
チェロ・ヒロイックス III
ガブリエル・リプキン(Vc) 
アントニー・ヘルムス(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月18日ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール
(ポーランド、ワルシャワ)

LP015 H04ED(1CD+チェロ・パート譜) ¥3780
チェロ・ヒロイックス IV
ドホナーニ:
チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調 作品12
ガブリエル・リプキン(Vc) 
イヴァン・メイレマンス(指)アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年11月25日ズットフェン市立劇場
極限まで自らを研ぎ澄まして一音一音に魂を込める、イスラエル出身のチェ
リスト、ガブリエル・リプキン。自ら率いるレーベル「Lipkind Productions」
から、自ら校訂し、自らの演奏の秘密を全て記したチェロ・パート譜本つき
の協奏曲CDが発売されます(CD内容はチェロ・ヒロイックスと同内容、盤は
通常CDレイヤーのみの仕様となります)。演奏を聴いているだけでも、その
究極まで集中した音色に圧倒される力演ですが、こうして横長に配された
チェロ・パート譜を見ながら聴くことにより、より深い世界へと誘い込まれ
るような気分になります。細かなフレージングやブレス、指の開き具合など、
チェロを弾く方にはヒントが満載なので、チェロを弾く方にはまたとない資
料となることは言うまでもありません。教育的な面はもちろんのこと、リプ
キンという音楽家の秘密、さらに、音楽の世界の深さを知ることができる貴
重なシリーズです!




<HOWE RECORDS>
新規レーベル
「ロード・オブ・ザ・リング」の映画音楽の作曲家、ハワード・ショアのレ
ーベル、HOWE RECORDSの取り扱いを開始します。

HWR 1005 2枚組 ¥3780
ハワード・ショア:ロード・オブ・ザ・リング・シンフォニー
[CD1]
-旅の仲間-(1)第1楽章(予言-ホビット庄の社会秩序-過去の影
-マッシュルームへの近道-古森-闇夜の短剣) 
(2)第2楽章(数々の出会い-指輪は南へ-暗闇の旅-カザド=ドゥムの橋
-ロスロリアン-ガンダルフへの哀悼-ロリアンへの別れ-大河-一行の離散)
[CD2]
-二つの塔-(3)第3楽章(石の基盤-スメアゴルならし
-ローハンの騎士たち-黒門不通-夕星姫-白の乗り手-木の鬚-禁断の池) 
(4)第4楽章(角笛城-進めエオルの家の子ら-アイゼンガルドへの道
-ゴラムの歌) 
-王の帰還-(5)第5楽章(望みと想い-白の木-ゴンドールの執政
-キリス・ウンゴル-アンドゥリル) 
(6)第6楽章(全ての終わり-王の帰還-灰色港-イントゥ・ザ・ウェスト)
ルードヴィッヒ・ヴィッキ(指揮)、ケイトリン・ラスク(S)、
21st センチュリー・オーケストラ 、21stセンチュリー・コーラス
録音:2011年2月12日、13日、ルツェルンKKLコンサートホールライブ録音
(スイス)
2001年より順次公開され、日本でも話題となった映画「ロード・オブ・ザ・
リング」三部作。アカデミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞など映
画音楽界の賞を総なめした一連の音楽を作曲者のハワード・ショア自ら編曲
し、「ロード・オブ・ザ・リング・シンフォニー」として6楽章構成の交響曲
にまとめあげました。三部作それぞれの音楽を満遍なく網羅しており、2時間
で三部作の流れを一望できる仕上がりとなっています。原曲の雰囲気をその
ままにメドレー化しているので、ファンの方はもちろん、作品全体の雰囲気
を知りたい方にもおすすめのアルバムです。緊張感のあるシリアスなサウン
ドに定評のあるショアですが、「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽では合
唱とオーケストレーションをフルに使った迫力満点のサウンドから、民族楽
器を使ったのどかな曲調まで多様なサウンドを楽しむことが出来ます。
世界各国で様々な団体による演奏ツアーが行われている「ロード・オブ・ザ
・リング・シンフォニー」。日本においても2004年に東京国際フォーラムで
来日公演が行われ、好評を博しました。今回収録されているのは、2011年2月
にルツェルンで行われた演奏会のライブ録音。1999年にヴィッキによって映
画音楽演奏を目的に設立された21st センチュリー・オーケストラの演奏は、
映画で演奏を務めたロンドン交響楽団の演奏に引けを取らぬもの。ライブで
は映画の映像をバックに演奏が行われましたが、音楽だけでも映画の壮大さ
と迫力を十分に実感できます!




<harmonia mundi>
HMC 902139 2枚組 ¥3780
シューベルト歌曲集 第6集
[CD1]「白鳥の歌」全15曲 D.957(「秋」D.945追補版)
[CD2]ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
マティアス・ゲルネ(Br)、クリストフ・エッシェンバッハ(P)
録音:2010年2月、2011年1月、ベルリン
バリトン界屈指のリート歌手ゲルネと豪華な伴奏陣とのアンサンブルが好評
のシューベルト・エディション、待望の新譜! 2007年より収録が開始された
本シリーズも、今回の第6集を以て完結となります。伴奏者には第3集
(HMC 901995)でも強烈な存在感を放っていた名匠エッシェンバッハが満を持
しての再登場!第3集でも好評だった個性派二人のアンサンブルは今回も聴
き応え十分。軽快な「春のあこがれ」、重々しくも美しい「海辺で」など、
様々な曲調の歌曲が一つに詰まった「白鳥の歌」では、ゲルネの巧みな表現
力と艶やかな歌声に圧倒されます。特に「海辺で」や「遠い国で」などでは、
重めのテンポでたっぷりと美声を堪能できます。今回はさらに、エッシェン
バッハによるピアノ・ソナタ第21番も収録。49分を越える壮大な演奏で、
エッシェンバッハの思い入れたっぷりです。知的個性派二人による名演でシュ
ーベルト最晩年の傑作の数々を堪能できる、シリーズを締めくくるにふさわ
しい名盤といえましょう!

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12-02 No.23

2012年02月21日 14時03分06秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4779340 2枚組 ¥2550
マスネ:歌劇「ウェルテル」(全曲)
ローランド・ビリャソン(テノール)、ソフィー・コッホ(メッゾ・ソプラノ)
中村恵理(ソプラノ)、オーデュン・イヴェルセン(バリトン)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:アントニオ・パッパーノ
録音:2011年5月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 (ライヴ)
ビリャソンの声帯手術後初となったコヴェントガーデンでのマスネ:「ウェル
テル」公演のライヴ録音。多感な詩人の繊細な情感を見事に歌い上げたビリャ
ソンの美声が、彼の復活を待ちかねていたファンたちを安堵の渦に包みこみま
した。今年、ビリャソンは2月にはウィーン国立歌劇場の「愛の妙薬」でシュ
ヴァルツと共演、7月はザルツブルク音楽祭で「魔笛」に出演するなど、世界
各地でファンに復帰の美声を贈る予定です。

479320 ¥1850
ブルックナー:交響曲第7番
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム
録音:2010年6月25日ベルリン、フィルハーモニー (ライヴ)
内面に迫るドラマティックな解釈で聴衆を圧倒したバレンボイム&ベルリン国
立歌劇場管弦楽団によるブルックナー:交響曲第7番。終演後13分間も拍手が鳴
りやまなかったという熱き名演がライヴで登場します。ベルリン国立歌劇場管
弦楽団の2012年春のヨーロッパ主要都市でのブルックナー全曲演奏ツアーに合
わせてのリリースとなります。バレンボイムは今年ウェスト=イースタン・
ディヴァン管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全曲のリリースも予定されてお
り、目が離せません。

4764746 ¥1850
ファッシネーション・ダンス
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ティボール・コヴァチ:Yiddishe Mame
シューベルト:ドイツ舞曲
チック・コリア:スペイン
シュケルツェン・ドリ&ティボール・コヴァチ:オリエンタル組曲
ボッケリーニ:メヌエット
ティボール・コヴァチ:ボヘミアの思い出
ピアソラ:リベルタンゴ
ゴドフスキー:懐かしきウィーン
ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番
シュケルツェン・ドリ:Tsifteteli
リチャード・ロジャース:私のお気に入り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ホ短調
ジェリー・ボック:屋根の上のヴァイオリン弾き
ボーナス・トラック
フランティシェク・ヤーノシュカ:ファッシネーション・ダンス
ザ・フィルハーモニックス
ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーに加え、類まれなピアニス
ト、フランティシェク・ヤーノシュカによって結成されたThe Philharmonics
が織りなすセンセーショナルなアンサンブル!クラシックの名曲からジャズ、
ミュージカル、そしてメンバーによる新曲も含んだヴァラエティ豊かな作品
の数々。インスピレーション豊かなアレンジが加えられ、即興も交えた鮮や
かな演奏でお届けします。今年2012年のウィーン・フィル・ニューイヤー・
コンサート休憩時間に、オーストリア他の各国放送ではこの「ザ・フィルハ
ーモニックス」の映像が放映されていました。日本ではこちらはオンエアさ
れておりませんでしたので、知る人ぞ知る・・という団体名ではありますが、
厳選された名プレイヤーによるアンサンブルの妙技をお楽しみください。


●VIRTUOSO 各1枚 ¥750
4784027
ベートーヴェン:
(1) ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(2) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
(1) スティーヴン・コワセヴィチ(P),
コリン・デイヴィス(指揮)BBC交響楽団
(2) アルテュール・グリュミオー(Vn),
コリン・デイヴィス(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音] (1)1974年1月, アムステルダム  (2)1971年4月, ロンドン 
(ステレオ:セッション) 原盤:PHILIPS
コワセヴィチのピアノ協奏曲第3番。ピアノとオーケストラがしっかりと呼応
し合って、古典的でふくよかな交響的世界を現出しています。ヴァイオリン
協奏曲は、グリュミオーがフィリップスに録音した3種類のうちの最後の録音。
甘美で洗練された音楽性が光る気品高く繊細な響き。そして両曲ともデイヴィ
スの指揮による、オーケストラのコントロールの巧さと音楽への同化へのセン
スの良さは抜群で、曲の魅力をアップさせています。

4784028
(1) ブラームス:『ハンガリー舞曲集』より(I・フィッシャー編)
(1, 2, 3, 5, 6, 7, 8, 10, 17, 18,19, 20, 21番)
(2) ドヴォルザーク:『スラヴ舞曲集』より
(Op46-1, 2, 3, 7, 8 / Op72-1, 2, 7)
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
(1) [ヨゼフ・レンドヴェイ・ジュニア(ヴァイオリン),
ヨゼフ・レンドヴェイ・シニア(ジプシー・ヴァイオリン),
オスカー・オクロース(ツィンバロン)]
[録音]1998-1999年, ブダペスト、イタリアン・インスティテュート 
(デジタル:セッション) 原盤:PHILIPS 
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭が、フィリップスに録音したそれぞ
れの全曲盤からの抜粋です。フィッシャー自身がアレンジを加え、ジプシー・
ヴァイオリンとツィンバロンが参加した本場もののブラームス。ブラームスが
描いた民俗的な踊りのリズム、躍動感が満ち満ちとしています。ドヴォルザー
クも、情熱的で情緒豊かな演奏が楽しめます。

4784029
ペルゴレージ:
(1)『スターバト・マーテル』
(2)『サルヴェ・レジナ ヘ短調』
(1) エマ・カークビー(Sp), ジェイムズ・ボウマン(C-T),
クリストファー・ホグウッド(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
(2) アンドレア・ショル(C-T)
クリストフ・ルセ(指揮) レ・タラン・リリク
[録音] (1)1988年, ロンドン (デジタル:セッション) 
原盤:L’OISEAU-LYRE 
(2)1999年, パリ (デジタル:セッション) 原盤:DECCA
26歳という若さで世を去ったペルゴレージ。死の年に作曲された「スターバト
・マーテル」は彼の豊かな才能を示す非常に美しく洗練された名曲です。後に
バッハもこの傑作にドイツ語の歌詞を用い手を加え、「詩篇51番(BWV.1083)」
として残しています。清楚なカークビー、情熱的なボウマンの声によって歌わ
れます。「サルヴェ・レジナ」では、究極の美声と確かな技術から見事な歌唱
で表現するショルが歌っており、悲嘆さをことさら強調することなく、器楽と
のすばらしいバランスでまとめられた清楚な美しさを感じさせる演奏です。

4784030
名歌手たちによる名唱
【プッチーニ:オペラ・アリア集】
『歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」-ルネ・フレミング(Sp)』
『歌劇「トスカ」より「妙なる調和」-ホセ・カレーラス(T)』
『歌劇「トスカ」より「歌に生き、恋に生き」-モンセラート・カバリエ(Sp)』
『歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」-ルチアーノ・パヴァロッティ(T)』
『歌劇「ボエーム」より「冷たい手」
「私の名はミミ・・・おい!ロドルフォ」「ああ、麗しの乙女」
-レナータ・テバルディ(Sp), カルロ・ベルゴンツィ(T)他』
『歌劇「ボエーム」より「私が街を歩くときには」-ルネ・フレミング(Sp)』
『歌劇「マノン・レスコー」より「はなやかに着飾っても」
-キリ・テ・カナワ(Sp)』
『歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日」-レナータ・テバルディ(Sp)』
『歌劇「蝶々夫人」より「軍艦です!」-フィオレンツァ・コッソット(Sp)』
『歌劇「蝶々夫人」より「ハミング・コーラス」-トゥリオ・セラフィン
(指揮)聖チェチーリア音楽院合唱団』
『歌劇「つばめ」より「ドレッタの素晴らしい夢」-ルネ・フレミング(Sp)』
『歌劇「修道女アンジェリカ」
-「母もなしに、ああ、坊や、お前は死んだのね!」-ルネ・フレミング(Sp)』
『歌劇「トゥーランドット」より「お聞きください、王子様」
-モンセラート・カバリエ(Sp)』
『歌劇「トゥーランドット」より「泣くな、リュー」
-ルチアーノ・パヴァロッティ(T)』
『歌劇「トゥーランドット」より「ああ!最後の時のために!」
-モンセラート・カバリエ(Sp)』
『歌劇「トゥーランドット」より「この宮殿に」
-ジョーン・サザーランド(Sp), ルチアーノ・パヴァロッティ(T)』
『歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ!」
-ホセ・カレーラス(T)』
ルネ・フレミング(Sp), ホセ・カレーラス(T),
モンセラート・カバリエ(Sp), ルチアーノ・パヴァロッティ(T),
カルロ・ベルゴンツィ(T), キリ・テ・カナワ(Sp),
レナータ・テバルディ(Sp), フィオレンツァ・コッソット(Sp),
ジョーン・サザーランド(Sp), 他原盤:DECCA, PHILIPS 
デッカ、フィリップスに録音されたオペラ全曲盤などから、名歌手たちが歌う
プッチーニの名唱ばかりを収録しました。

4784031
チャイコフスキー:
(1) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(2) ゆううつなセレナードOp.26
(3) ワルツ・スケルツォOp.34
(1) ジョシュア・ベル(Vn)
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
(2)(3) 五嶋みどり(Vn)
レナード・スラットキン(指揮)
ロンドン交響楽団
[録音] (1)1988年, クリーヴランド、マソニック・オーディトリアム 
(デジタル:セッション) 原盤:DECCA
(2)(3)1987年, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール 
(デジタル:セッション) 原盤:PHILIPS
ジョシュア・ベル、デビュー3年目に録音したチャイコフスキー。みずみずし
い感性と卓越した音楽センスによる感覚は新鮮でありながら、情熱的で華麗な
メロディーの歌いこみも熱い演奏。後半には、五嶋みどりによるチャイコフス
キーを収録。甘美で悲しみをこめた主題によっており、抒情美がみごとな演奏
です。

4784032
【オルガン・スペクタキュラー】
(1) J・S・バッハ:
『トッカータとフーガ ニ短調BWV.565』
『コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.645』
(2) J・S・バッハ:『幻想曲ト長調BWV.572』
(3) ウォルトン:『戴冠式行進曲「王冠」』
(4) ジークフリート・カルク=エーレルト:
『凱旋行進曲 「いざ、もろびと神に感謝せよ」』
(5) アンリ・ミュレー:『主は我が宝物』
(6) テオドール・デュボワ:『トッカータ ト短調』
(7) レオン・ボエルマン:『「ゴシック組曲」より「トッカータ」』
(8) ルイ・ヴィエルヌ:『ウエストミンスターの鐘』
(9) ルイ・ヴィエルヌ:『「オルガン交響曲第1番」より終楽章』
(10) ジャン・アラン:『連祷』
(11) ヴィドール:『「オルガン交響曲第5番」より「トッカータ」』
サイモン・プレストン(org:(1)(3)(4)(8)(9)(11)),
ピーター・ハーフォード(org:(2)(7)), ジリアン・ウィーア(org:(5)(6)),
トーマス・トロッター(org:(10))
[録音] 1965-1999年, 原盤:DECCA, DG((1)(8)(11))
一条の光を思わせる高音、荘厳で堂々とした風格を感じさせる低音。オルガン
は教会になくてはならない楽器です。ここに収録されたバッハから近代のオル
ガン作品の名曲は、そのオルガンの魅力を最大限に発揮された作品ばかりで
す。イギリスのオルガン奏者プレストンの演奏は古楽奏法をオルガンに取り入
れた演奏で、光を放つようなスマートさが魅力的な演奏です。

478 4033
【トランペット・ヴォランタリー】
『クラーク:トランペット・ヴォランタリー』
『シャルパンティエ:「テ・デウム」より「プレリュード」』
『パーセル:トランペット・チューン』
-マイケル・レアード・トランペット・アンサンブル
『ヘンデル:「メサイア」より「ラッパは鳴り響き」』
『スタンリー:トランペット・チューン』
『アーバン:ヴェニスの謝肉祭』-ジョン・ウィルブラハム(Tp)
『グノー:アヴェ・マリア』『マルティーニ:トッカータ』
『テレマン:「英雄的な音楽」&「愛」』
『マルチェッロ:「オーボエ協奏曲」より「アダージョ」』
『ハイドン:「トランペット協奏曲」より第3楽章』
『ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲』
『ジャゾット:アルビノーニのアダージョ』
『フンメル:「トランペット協奏曲」より第3楽章』
『メンデルスゾーン:紡ぎ歌』『ヴァージル・トムソン:ビーチにて』
『ディニク:ホラ・スタッカート』-ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)
マイケル・レアード・トランペット・アンサンブル,
ジョン・ウィルブラハム(Tp), ホーカン・ハーデンベルガー(Tp), 他
[録音] 1973-1993年, 原盤:DECCA, PHILIPS(ハーデンベルガー)
バロックの華々しいトランペット・コンソート。超絶技巧を要する「ヴェニス
の謝肉祭」。後半は、スウェーデンの名トランペッター、ハーデンベルガーに
よる演奏。有名なハイドンとフンメルのトランペット協奏曲。そして、あたか
もトランペットのために書かれたオリジナルであるように自然に吹く自在さが
見事なアレンジもの。この楽器の可能性に耳を傾けさせてくれます。

4784034
ビゼー:
「カルメン」組曲
「アルルの女」第1&2組曲
管弦楽のための小組曲「子供の遊び」
チョン・ミュンフン(指揮)
パリ・バスティーユ管弦楽団
[録音] 1991年3月、パリ、バスティーユ歌劇場 
(デジタル:セッション) 原盤:DG
情熱的なスペイン情緒を背景に血と死の匂いに包まれた「カルメン」、南フラ
ンスの牧歌的な背景のなかで繰り広げられる「アルルの女」、愛らしい子供の
世界を表情豊かに描いた「子供の遊び」。ビゼーの名組曲を収録したアルバム
です。溌剌とした生命力を存分に発揮したチョン・ミュンフンの指揮、木管セ
クションの軽妙洒脱な歌いまわしがきわめて印象的なバスティーユ管弦楽団の
色彩豊かな演奏は、ビゼーが書いた風景・生活だけでなく人間の心の描写をみ
ごとに描いています。

4784035
【ショパン:夜想曲集】
「第1番変ロ短調Op.9-1」「第2番変ホ長調Op.9-2」「第3番ロ長調Op.9-3」
「第4番ヘ長調Op.15-1」「第7番嬰ハ短調Op.27-1」「第8番変ニ長調Op.27-2」
「第9番ロ長調Op.32-1」「第10番変イ長調Op.32-2」「第12番ト長調Op.37-2」
「第13番ハ短調Op.48-1」「第15番ヘ短調Op.55-1」「第18番ホ長調Op.62-2」
「第19番ホ短調Op.72-1」
ダニエル・バレンボイム(P)
[録音] 1981年1&5月, ベルリン(デジタル:セッション) 原盤:DG
イギリスの作曲家フィールドに影響されて作曲したと伝えられるショパンの夜
想曲は、彼の諸作品のなかでもきわめてロマンティックな曲が数多く含まれて
います。ショパンは生涯に20数曲の夜想曲を作曲しましたが、このアルバムで
は映画に使用されて有名になった甘美な第2番を始め、人気の高い作品が新た
に選曲されています。指揮者としても縦横無尽の活躍を続けるバレンボイムの、
ピアニストとしての活動を如実に示す一枚です。感情過多な表現を抑制したク
ールな語り口で、透明で美しいショパンを作り出しています。

4784036
マーラー:
(1) 交響曲第1番ニ長調「巨人」
(2) 交響曲第10番嬰ヘ長調より「アダージョ」
クラウディオ・アバド(指揮)
シカゴ交響楽団((1)), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団((2))
[録音] (1)1981年2月, シカゴ(デジタル:セッション)原盤:DG
(2)1985年6月, ウィーン(デジタル:ライヴ)原盤:DG
アバド第1回目マーラー録音の中から、初デジタル録音となった「巨人」。弱
音部の美しさと流麗さと緊張感。そして最終楽章では、柔剛の個性が融合した
シカゴ響の余裕ある盛り上がりによって、アバドらしい若々しい息吹が感じら
れる演奏となっています。ウィーン・フィルの豊潤な弦楽器の魅力を存分に引
き出した第10番の「アダージョ」も収録しました。

4784037
モーツァルト:
『ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466』
『ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467』
ルドルフ・ゼルキン(P)
クラウディオ・アバド(指揮)
ロンドン交響楽団
[録音] 1981&1982年、ロンドン 
(デジタル:セッション)原盤:DG
暗く悲劇的な緊張感と優美な慰めが隣り合う第20番。ベートーヴェンを先取り
した作品と評される、モーツァルトの味わい深い独特の情感に溢れた短調の作
品。前曲と好一対をなす快活な曲想の21番は、清冽なアンダンテ楽章を持ち、
20世紀の名ピアニストであったゼルキンがアバドとロンドン交響楽団の共演を
得て演奏した名盤です。晩年のゼルキンの慈しむかのような誠実で高雅なたた
ずまいを備えた演奏は、まさに至高のものといえるでしょう。

4784038
【ロッシーニ:オペラ序曲集】
(1)『歌劇「セビリャの理髪師」序曲』
(2)『歌劇「チェネレントラ」序曲』
(3)『歌劇「どろぼうかささぎ」序曲』
(4)『歌劇「アルジェのイタリア女」序曲』
(5)『歌劇「ブルスキーノ氏」序曲』
(6)『コリントの包囲』序曲』,
(7)『歌劇「ウィリアム・テル」序曲』
クラウディオ・アバド(指揮)
ロンドン交響楽団((1)-(6)), ヨーロッパ室内管弦楽団((7))
[録音] (1)1971年9月、ロンドン (ステレオ:セッション)原盤:DG
(2)1971年9月、エディンバラ (ステレオ:セッション)原盤:DG
(3)-(6)1975年2月、ロンドン (ステレオ:セッション)原盤:DG
(7)1989年12月、ベルリン (デジタル:セッション)原盤:DG
16歳で第1作を発表して以来、21年間で38ものオペラ作品を残した、18・19世
紀イタリア・オペラの作曲家ロッシーニ。このアルバムには、21歳で作曲した
「アルジェのイタリア女」や、彼の名を不動のものにした「セビリャの理髪
師」を始め、代表作として知られる7曲のオペラの序曲を収録しています。
ロッシーニを最も重要なレパートリーとするアバドと、ロンドン交響楽団
(「ウィリアム・テル」のみヨーロッパ室内管弦楽団)による颯爽とした演奏を
お楽しみください。村上春樹の「ねじまき島クロニクル」の冒頭で「どろぼう
かささぎ」序曲を聞きながら、スパゲッティを茹でる場面がありますが、それ
はこの盤に収録された演奏です。

4784039
シューベルト:
『交響曲第8(7)番ロ短調D.759「未完成」』
『交響曲第5番変ロ長調D.485』
レナード・バーンスタイン(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音] 1987年、アムステルダム 
(デジタル:ライヴ)原盤:DG
コンセルトヘボウ管を指揮したシューベルトの交響曲は、1987年にコンセルト
ヘボウ大ホールで収録されたもの。ウィーン・フィルとは一味違った美しさを
持つこのオーケストラを指揮し、最晩年のバーンスタイン演奏は強烈で、大き
な振幅と重量感に溢れ、かつ情緒豊かな演奏を聴かせてくれています。長い
キャリアの末にたどり着いたシューベルト像が、ここに刻まれています。

4784040
シベリウス:
(1) 交響曲第5番変ホ長調Op.82
(2) 交響曲第7番ハ長調Op.105
(3) 「カレリア」組曲Op.11
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エーテボリ交響楽団
[録音] 2002年12月((1))、2003年8月((2))、1992年12月((3))、
エーテボリ (デジタル:セッション)  原盤:DG
エーテボリ交響楽団創立100周年を記念する録音の中から、フィンランドの国
民的大作曲家シベリウスの交響曲2曲とカレリア組曲を収録したアルバムです。
ヤルヴィと彼の手兵エーテボリ交響楽団は、北欧音楽ならではの情感豊かな語
り口と重量感溢れる表現は感動的。これら傑作の魅力を余すところなく、作品
の本来持つ美しさをより鮮明に描き出しています。

4784041
ストラヴィンスキー:
(1) バレエ:「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)
(2) バレエ:「春の祭典」(1913年版)
レナード・バーンスタイン(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ボリス・ベルマン(P:(1))
[録音] 1982年4月、 テル・アヴィヴ(デジタル:ライヴ)原盤:DG
バーンスタイン&イスラエル・フィルの名盤のひとつのこの1枚は、力強い情熱
やダイナミックな表現が光る熱演が展開されています。この両者の顔合わせな
らではの熱っぽく説得力のある演奏を堪能できます。ストラヴィンスキーの作
品は、現代音楽に強い関心を示していた彼の十八番のひとつでしたが、ストラ
ヴィンスキーのバレエ2曲が収められたこのアルバムは、そうした意味からも
意義深い記録となっています。

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12-02 No.22-1

2012年02月21日 14時02分51秒 | Weblog
<DACAPO>
8.204035 4枚組 ¥3450
シュッツ:宗教作品BOX
1.ルカ受難曲 SWV480(8.226019)
2.クリスマス物語 SWV435/復活の物語 SWV450(8.226058)
3.十字架上のキリストの最後の7つの言葉 SWV478
/ヨハネ受難曲 SWV481(8.226093)
4.マタイ受難曲 SWV479(8.226094)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン/ポール・ヒリアー(指揮)
このボックスセットには、ポール・ヒリヤーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲ
ンによるシュッツ(1585-1672)の「historiae」がすべて収録されています。
崇高なるバロック様式で書かれた静かなる情熱と復活の物語です。同じ精神に
貫かれているとはいえ、バッハが描いた聖書の世界とは全く違うキリストにま
つわる物語は、全てを通して聴くことで完結するのかもしれません。

8.226146 ¥1780
クヌドーゲ・リーサゲル:シンフォニック・エディション集 第1集
1.デンマークの絵画 第1番「エラスムス・モンタヌス」 Op.1
2.デンマークの絵画 第2番「まぬけなハンス」 Op.18
3-5.交響曲第1番 Op.8
6.デンマークの絵画 第4番「コメーディエ」Op.21
7.デンマークの絵画 第3番「謝肉祭」 Op.20
オーフス交響楽団/ボー・ホルテン(指揮)
1920年代のパリで作曲を学び、デンマークに新古典派のスタイルを持ち込んだ
作曲家リーサゲル(1897-1974)の交響的作品集の第1集です。リーサゲルという
と、バレエを好きな人なら名前はご存知かもしれません。ハラルド・ランダー
の「エチュード」の音楽を担当(チェルニーの練習曲を管弦楽版に編曲)、この
演目は世界中で広く愛されています。第1集に収録されているのは、初期の作
品で、「デンマークの絵画」と題された4つの作品と、1925年に初演された交
響曲第1番です。時としてユーモラスであり、どこか辛辣な音は、確かに20世
紀のヨーロッパの雰囲気を伝えています。

8.226545 ¥1780
ニールス・マルティンセン:作品集
1-3.交響曲 第2番「スナップショット交響曲」
4.3つのトロンボーンのための協奏曲 「こうもりの影に」
5-7.白雪姫の鏡/8.Kongen af Himmelby Demo
ホーカン・ビョルクマン(トロンボーン)…4
シュテファン・シュルツ(トロンボーン)…4
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)…4
オーフス交響楽団/クリスティアン・リンドベルイ(指揮)
コミックとSFで育った世代を代表するニールス・マルティエンセン(1963-)の
作品集。彼の作品の中ではバットマンが活躍し、白雪姫が鏡と語りあうので
す。彼の交響曲第2番は、実際に行ったことのない地域へ空想で旅行するとい
うもの。実際にその地へ行かずとも、映画やテレビ、インターネットで知る
ことのできる現代だからこそ書き得た作品です。メキシコとアラビア、中国
にに行ったことのない作曲家が、ディズニー映画やクリント・イーストウッ
ドの映画の力を借りて「行ったつもり」で書いた作品は、現実の世界よりも
更にデフォルメされて、これらの国が描かれています。名トロンボーン奏者
リンドベルイの華麗なタクトにも注目です。

6.220597(SACD-Hybrid) ¥1980
A Bridge of Dreams-夢の橋 環太平洋地帯の合唱作品集
1-11.ルー・シルヴァー・ハリソン(1917-2003):
聖チェチーリアの日のためのミサ曲
12.ロス・エドワーズ(1943-):聖なるカワセミの詩編
13-17.ジャック・ボディ(1944-):5つの子守歌
18.リウ・ソーラ(1955-)&ケヴィン・クロッスリー=オランド(1941-):
海をゆく者
19.アンヌ・ボイド(1946-):As I Crossed a Bridge of Dreams-更級日記
アンドリュー・ローレンス=キング(ハープ)…1-11.18
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン…1-17.19
ポール・ヒリアー(指揮)
ルー・ハリソンをクラシックの作曲家として扱うのは何だか申し訳なく思いま
す。彼は生涯を通じて「音」を追求し、制約の多い「現代音楽」には背を向
け、あえて他ジャンルのミュージシャン(例えばキース・ジャレット)とコラ
ボし、ガムランやアジアの伝統楽器などを好み、世界中の音律をわが手にしよ
うと試みたのでした。さて、このアルバムはそんなルー・ハリソンのミサ曲
を中心に、中国、日本、カリフォルニア、ニュージーランド、オーストラリ
アに関係した合唱作品を集めた1枚です。タイトルの「A Bridge of Dreams」
とは更級日記のことであり、イヴァン・モリスによる英訳に「As I Crossed
a Bridge of Dreams」とタイトルが付けられているためです。アルス・ノヴァ
・コペンハーゲンの無垢な合唱と、名手アンドリュー・ローレンス=キング
のハープが夢の世界を作り上げます。

8.226566 ¥1780
ウェイン・シーゲル:テッラ
1.テッラ(2000)/2.ブルーパーズ(2008)/3.ばらの森の午後
4.ジェリコ2.0
クリスティアナ・ダール(メゾ・ソプラノ)…1
アン=メッテ・スコウビエ(ギター)…3
ニルス=オーレ・ボー・ヨハンセン(トロンボーン)…4
ウェイン・シーゲル(コンピューター)
コンピューターとアコースティック楽器のコラボレーションを追求し続ける
作曲家、ウェイン・シーゲル(1953-)の作品集です。彼はロサンジェルスで生
まれ、1974年までカリフォルニアで学びましたが、その後、オーフス王立ア
カデミーでノアゴーに学び、フリーランスの作曲家としてデンマークに定住
を決めた人です。もちろん彼の音楽のルーツはアメリカにあり、ミニマル的
な要素も感じられますが、注意深く変換された音とメロディを様々な形に組
み合わせた魅力的な音楽は、一定の枠には収まらない魅力的な世界を構築し
ています。はらはらと零れ落ちていくようなギターの音色で構成された「ば
らの森の午後」、悲痛な響きを持つ声と不可思議な響きが溶け合う「テッラ」
他全4曲。人の感覚を鋭く刺激します。

6.220564(SACD-Hybrid) ¥1980
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン:管弦楽作品集
1-4.グレ組曲/5-8.組曲「ムーサとの戦い」/9.英雄的序曲
10-14.組曲「カラヌス」
デンマーク国立声楽アンサンブル…5-8/デンマーク国立交響楽団
ヨハネス・グスタフソン(指揮)
デンマークの知られざる作曲家クリスチャン・ホーネマン(1840-1906)の作品
集です。芸術家の一族に生まれ、幼い頃から一流の芸術に触れながら育って
きた人で、画家であった祖父は、フリードリヒ・クーラウの親友であり、若
きベートーヴェンのミニチュア肖像画を描いたことでも知られています。現
在、ホーネマンの作曲家としての知名度はほとんど無きに等しいもので、こ
れまでにほんの少しの録音のみが存在しますが、実はそのどれもが素晴らし
いものでした。今回はSACDハイブリッドの高音質で、この知られざる作曲家
の本質に迫ります。北欧の自然と一体となったような、美しく抒情的な音楽
「グレ組曲」、勇壮な「ムーサの戦い」と「英雄的序曲」、悲劇のための音
楽「カラヌス」。どれも劇的で色彩豊かです。

8.226565 ¥1780
スヴェン・ヴィトフェルト・ニールセン:ダンス、そして遠回り
1.ヴァイオリンと九重奏のためのトッカータ「ダンス、そして遠回り」
(2002/2003改作)/2-4.夜の静けさの中で(1996)
5-9.シンフォニエッタ「王子と夢について」(1999/2000)
10-14.独奏ヴァイオリンのための小組曲「アリアとダンス」(2004)
ランダース室内管弦楽団/デイヴィッド・リデル(指揮)
ヘルゲ・スラーット(ヴァイオリン)
この作曲家、S.V.ニールセン(1958-)は、とにかく執拗でリズミカルな音楽を
作り出すことに長けています。どの曲も印象的であり、予期せぬ驚きに満ち
ています。「王子と夢について」と題されたシンフォニエッタは、有名なア
ンデルセンの「人魚姫」を題材とした音楽劇で、比較的平易な作風で書かれ
ています。ステキな王子と舞踏会を待ちわびる姫の気持ちが伝わるでしょう
か?独奏ヴァイオリンのための小組曲は、見事過ぎるほどの音の戯れです。

8.226547 ¥1780
グンナー・ベルイ:室内楽作品集
1.Tronque-切り捨てる(1969)/2.Tobrud-雪解け(1961)
3.ヴァイオリンとピアノのために(1960)
4-6.2台のチェロとピアノのために(ヴァージョン2)(1958)
7.Prosthesis-補綴(1954)/8.小品(1949)
ニルス・ウルナー(チェロ)…1.4-6/ソレン・モンラッド(マリンバ)…1
エーリク・カルトフト(ピアノ)…1-8
シーネ・アムスセン(メゾ・ソプラノ)…2
シーネ・マセン(ヴァイオリン)…2.3
ケネス・ラーセン(バス・クラリネット)…2
ヨン・エーデ(チェロ)…4-6/トルベン・スネッケスタ(サクソフォン)…7
アーネ・バルク=メラー(ヴァイオリン)…8
ペア・モルテン・バイ(トランペット)…8
戦後ヨーロッパにおける国際的なモダニストたちのひとりである、グンナー
・ベルイ(1909-1989)の作品集です。最近になってようやく母国デンマークで
も彼の作品が知られるようになりました。このアルバムに収録されているの
は1949年から1969年までの作品で、ピアノを中心に、サックス、トランペッ
ト、バス・クラリネットとマリンバを含む珍しい楽器の組み合わせの室内楽
です。全ての音は象徴的な意味を持ち、必然性を帯びています。日本におけ
る現代音楽の歩みと比べてみるのも興味深いところです。

6.220571(SACD-Hybrid) ¥1980
ヨハネス・オケヘム:死者のためのレクイエム
ベント・セレンセン:レクイエム断章
1.セレンセン:レスポンソリウム:神よ,われを思い出したまえ
2.オケヘム:入祭唱/3.オケヘム:キリエ
4.聖歌:続唱-「みいつの大王よ」-セレンセン:続唱「思い出したまえ」
-聖歌:続唱「正しき裁判官よ」
5.セレンセン:涙の日/6.オケヘム:昇階唱/7.オケヘム:詠唱
8.セレンセン/オケヘム/モンテヴェルディ:聖なるかな
9.セレンセン:祝福あれ/10.聖歌:神の羊/11.オケヘム:奉献唱
12.セレンセン:楽園にて
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン/ポール・ヒリアー(指揮)
ポール・ヒリヤーの最新プロジェクトはオケヘム(1410?-1497)とデンマーク
の現代作曲家セレンセン(1958-)の作品集です。これは、ほぼ500年の年月を
経て、2人の作曲家の魂が融合したかのような静謐で神秘的なレクイエムであ
り、音楽の懐の深さと、永遠に変わらぬ神への愛を実証するかのような確か
な響きと法悦を感じさせます。あまりにも美しい声の芸術です。グラミー賞
受賞のアルス・ノヴァ・コペンハーゲンの純粋な響きをSACDハイブリッドの
高音質で。

8.226068 ¥1780
イブ・ネアホルム:オルフェオのタブレット
1-5.5つの歌曲集 Op.44(雲/都市,秋/国の運命について話す/歌/証拠)
…世界初録音
6-9.デンマークの詩集からの「フローラの花」Op.36より…世界初録音
10-15.オルフェオのタブレット Op.42
16-19.デンマークの詩集からの「フローラの花」Op.36より…世界初録音
20.天の死のささやき Op.103
エルセ・トープ(ソプラノ)/ペア・パルソン(ギター)
マティアス・フリース=ハンセン(パーカッション)
幼い頃から音楽の才能を発揮、16歳ですでに作曲家として活動を始め、18歳
の時にはアンデルセンの物語をオペラにしたというネアホルム(1931-)。1950
年、19歳でコペンハーゲンの王立音楽アカデミーで音楽史や理論を学ぶこと
で、更に才能に磨きをかけ、卒業後は若い作曲家のサークルの中心的人物を
なりました。このアルバムは世界初録音を含む彼の作品集で、凝縮した音楽
劇である「オルフェオのタブレット」と、ギターアレンジの「フローラの花」
など、驚きとユーモア、そして静けさに満ちた刺激的な音楽をお届けします。




<AQUARIUS>
AQVR 177-2 3枚組 ¥3150
なしムソルグスキー(1839-1881):オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」
マルク・レイゼン(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
ブロニスラヴァ・ズラトゴロヴァ(アルト:フョードル)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(ソプラノ:クセニア)
エフゲニア・ヴェルビツカヤ(アルト:クセニアの乳母)
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:ヴァシーリー・シュイスキー公)
イリヤ・ボグダーノフ(バリトン:チェルカーロフ)
マクシム・ミハイロフ(バス:ピーメン)
ゲオルギー・ネレップ(テノール:グリゴリー・オトレピエフ(偽ドミトリー))
マリア・マクサコヴァ(メゾソプラノ:マリーナ・ムニーシェク)
ヴァシーリー・リュベンツォフ(バス:ヴァルラーム)
ヴァシーリー・ヤクシェンコ(テノール:ミサイル)
アレクサンドラ・トゥルチナ(メゾソプラノ:酒場の女主人)
イヴァン・コズロフスキー(テノール:白痴)
セルゲイ・クラソフスキー(バス:ニキーチチ)
アレクサンドル・ペレグドフ(テノール:フルシチョフ)
イヴァン・シパーエフ(バスバリトン:ミチューハ)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮)
録音:1948年3月、モスクワ、ロシア(ソヴィエト) 発売:2003年

AQVR 180-2 2枚組 ¥2300
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「オルレアンの少女」
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ:ジャンヌ・ダルク)
ヴィターリー・キリチェフスキー(テノール:国王シャルル7世)
N・コンスタンチノフ(バス:枢機卿)
O・カシェバーロヴァ(アルト:アニェス・ソレル)
V・ルノフスキー(バリトン:デュノワ)
L・ソロミアク(バリトン:リオネル)
V・ウリヤノフ(テノール:レイモン)
I・ヤシューギン(バス:ティボー・ダルク)
I・シャシュコフ(バス:ベルトラン)
S・ヴォトシンスキー(バス:兵士)
A・マーリン(テノール:ロレー)
M・メルジェフスカヤ(アルト:天使)
N・グリシャーノフ(テノール:吟遊詩人)
レニングラード・キーロフ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1946年、レニングラード、ロシア(ソヴィエト) 発売:2004年

AQVR 255-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ 輝け、輝け、私の星 古いロシア・ロマンス集
M・ヤコヴレフ:悲歌(*)/冬の夕べ
A・グリリョフ:
鐘/別れ/別れに私は言った/御者の歌/若くかわいい年頃/流れ星
A・デュビュク:小鳥/ああ、霜、霜
A・ヴァルラーモフ:
おお、私に口づけしないで/夜明けに彼女を起さないで
長く曲がりくねった道/黙れ、カナリアよ/どんな心か?
歌うな、ナイチンゲールよ/他は夢見心地にさせておけ/メーリに
P・ブラーホフ:
デスナ川の向こう(+)/いいえ、私はあなたを愛していない(+)
かわいい瞳(+)/私の釣鐘草/輝け、輝け、私の星
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(チェロ(*))
N・ストゥチェフスキー、N・ヴァリテル、V・コーゼリ、O・トミーナ(ピアノ)
モスクワ放送民俗楽器楽団(+)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(+))
録音:1940、1949、1950、1952、1953、1956、1958、1965、1974年 
発売:2005年

AQVR 260-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ 私の歌はそっと願う
シューベルト、ベートーヴェン、グリーグ、モニュシュコ、リスト:歌曲集
シューベルト(1797-1828):
セレナード/音楽に寄せて/辻音楽師/鳥/収穫の歌/君はわが憩い
秘密/舟歌/さすらい(「美しい水車屋の娘」)/金細工職人
ベートーヴェン(1770-1827):歌/旅商人
グリーグ(1843-1907):
最初の出会い/春の雨/あいさつを送る/別れ/老いた母/森の小道で/夢
モニュシュコ(1819-1872):楽士/少女と鳥/花/つばめ
リスト(1811-1886):漁師の少年/おお!私が眠りにつくときには
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
A・マカーロフ、N・ストゥチェフスキー、N・ヴァリテル、
D・レルネル(ピアノ)
録音:1947、1948、1952、1953、1954、1963、1972 発売:2005年
ロシア語訳版による歌唱。

AQVR 263-2 ¥1550
セルゲイ・ミガイ ロシア・ロマンス集
A・グリリョフ:言い訳/君とあなた
グリンカ:
告白/夜の西風/私は忘れられるだろうか
あなたは帰って来ない(デュエット)(*)/悲歌(同)(*)/私を許して(同)(*)
ブラーホフ:窓の外の木陰にちらりと
チトーフ:モルフェウスに/お守り/あなたの告白/山頂
ランゲル:遺言
ドミトリーエフ:悲歌(私の魂は萎えて)
ダルゴムイシスキー:狂おしいほどにあなたに会いたくて(デュエット)(*)
セーロフ:天国のように、あなた瞳は輝く
リムスキー=コルサコフ:
暗い森ではナイチンゲールも声を立てず/夜/
私の声をあなたのために/私は信じ、愛する
グレチャニノフ:夢想(デュエット)(*)
バラキレフ:夢/あなたの声が聞こえる/謎めいた冷たい仮面の下から
スヴィリドフ:森は深紅の衣を落とす/イジョリに近づき
セルゲイ・ミガイ(バリトン)
ゲオルギー・ネレップ(テノール(*))
N・ヴァリテル(ピアノ)
録音:1946、1947、1948、1950年 発売:2006年

AQVR 265-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ ナイチンゲールがばらに歌いかけるように
20世紀ロシア・ロマンス&歌曲集
スヴィリドフ:白樺(*)
ナジェレンコ:最後の花
シャポーリン:別れ
ラーコフ:口づけ/海で(**)/悲歌(**)/セレナード(**)
モクロウソフ:私はあなたを愛している(**)
フレンニコフ:
冬の道/夕刻は消えた/ナイチンゲールがばらに歌いかけるように
宴席の歌/歌の歌/モスクワの歌/クジマのセレナード
ドン・キホーテのセレナード(以上++)
ゼルジンスキー:オペラ「開かれた処女地」から ダヴィドフのロマンス
ドゥナエフスキー:抒情的ワルツ
アガバーボフ:私はすでに大きかった
ドルハニアン:エレヴァンの夕べ(#)
リストフ:隣村で(##)
マスロフ:飛び立つな、白鳥よ(+)
レヴィチン:初雪(ワルツ)(##)
パフムートヴァ:雪娘(#)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
ロシア民俗楽器楽団(*/+)
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
P・アレクセーエフ(指揮(+))
モスクワ放送軽音楽団(#)
Y・シランティエフ(指揮(#))
N・ヴァリテル(ピアノ(**))
チホン・フレンニコフ(ピアノ(++))
D・レルネル(ピアノ(無印))
不明(伴奏楽団(##))
録音:1950、1951、1954、1961、1964、1971年 発売:2005年

AQVR 266-2 ¥1550
セルゲイ・ミガイ オペラ・アリア&歌曲集
グノー:「ファウスト」から ヴァランタンのカヴァティーナ(第1幕)(*)
チャイコフスキー:
「マゼッパ」から マゼッパのアリオーソ(第1幕)(*)/同(第2幕)
「エフゲニー・オネーギン」から オネーギンのアリア(第1幕)
「スペードの女王」から エレツキーのレチタティーヴォとアリア(第2幕)
「イオランタ」から ロベルトのアリオーソ
リムスキー=コルサコフ:
「雪娘」から ミズギールのアリオーソ(第3幕)
「皇帝の花嫁」から グリャズノイのアリア(第1幕)
「クリスマス・イヴ」から ゴローヴァとソローハの場面(第2幕)(M)
ボロディン:「イーゴリ公」から イーゴリのアリア(第2幕)
ワーグナー:「タンホイザー」から ヴォルフラムのロマンス(第3幕)(+)
イタリアの歌:ぼくらの間に何が起ったのか(#)/舟歌(#)
フレンニコフ:ナイチンゲールがばらに歌いかけるように(#)
ボゴスロフスキー:モスクワへの手紙(**)
プロコフィエフ:黄金色のウクライナ(**)
ダルゴムイシスキー:婚礼(++)
グリリョフ:若くかわいい年頃(S/++)
グリンカ:メーリ(++)
タネーエフ:バッカスの歌(T/++)
グラズノフ:おお、歌よ(T/++)
グリーグ:夢(++)/単調な歌(++)
セルゲイ・ミガイ(バリトン)
ニーナ・クラーギナ(メゾソプラノ(M))
ナタリア・ロジェストヴェンスカヤ(ソプラノ(S))
ゲオルギー・ネレップ(テノール(T))
オニシム・ブロン(指揮(*))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(+))
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮(無印))
V・ウリリフ(ピアノ(#))
S・ストゥチェフスキー(ピアノ(**))
N・ヴァリテル(ピアノ(++))
録音:1937、1939、1947、1948、1951、1952年 発売:2006年
原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 268-2 3枚組 ¥3150
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」
セルゲイ・レメシェフ(テノール:ベレンデイ皇帝)
セルゲイ・クラソフスキー(バス:ベルミアータ)
ナジェージダ・オブーホヴァ(メゾソプラノ:春の精)
マクシム・ミハイロフ(バス:霜爺)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ:雪娘)
マリア・マクサーコヴァ(アルト:レーリ)
ソフィア・パーノヴァ(ソプラノ:クーパヴァ)
アレクセイ・イヴァーノフ(バリトン:ミズギール)
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール:ボビリ・バクラ)
マリア・レーヴィナ(メゾソプラノ:ボビリーハ)
フョードル・ゴロフキン(テノール:森の精)
ミハイル・スカージン(バス:マースレニツァ)
ボイショイ劇場合唱団&管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1946年 発売:2006年

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12-02 No.22-2

2012年02月21日 14時02分18秒 | Weblog
AQVR 270-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ わが野の星 往年の抒情歌集
モクロウソフ:寂しきアコーディオン/曲がりくねった林道ははるかに続く
ブランテル:黄金色の小麦/子守歌/私のお気に入り(*)
ミリューチン:青い封筒(*)/アコーディオンを携えて
リストフ:思い/パルチザンの出発
ノヴィコフ:若い兵士の夢(+)/褐色の瞳の曲を奏でよ
オストロフスキー:友の新年の歌(++)
ドゥナエフスキー:道の歌
ドルハニアン:初恋
ボゴスロフスキー:
あなたはどこに、早朝/白樺/お母さん/アリョーヌシカ
わが野の星(+)/モスクワへの手紙(**)
ノヴィコフ:パルチザンの出発(別テイク)(#)
リストフ:思い(別テイク)(**)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
モスクワ放送ジャズ・バンド(*)
A・ツファスマン(指揮(*))
ロシア民俗楽器楽団(+)
D・オシポフ、P・アレクセーエフ(指揮(+))
モスクワ放送軽音楽団(#)
Y・シランティエフ、V・コヴァーレフ、V・クヌシェヴィツキー(指揮(無印))
S・ストゥチェフスキー(ピアノ(#))
S・ポグレーボフ(ピアノ(**))
A・オストロフスキー(ピアノ(++))
録音:1936、1939、1943、1947、1948、1950、1951、1952、1954、1959年 
発売:2005年

AQVR 286-2 ¥1550
ナジェージダ・オブーホヴァ オペラ・アリア&デュエット集
ダルゴムイシスキー:「石の客」から ラウラの歌(第1幕)(*)
チャイコフスキー:「スペードの女王」から
リーザとポーリーナのデュエット(第1幕)(+)
ポーリーナのロマンス(第1幕)(+)
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」から
リュバーヴァのレチタティーヴォとアリア(第3幕)(#)
リュバーヴァとサトコのデュエット(第3幕)(O/#)
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」から
マルファの予言(第2幕)/マルファの歌(第3幕)
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」から
リュバーシャとグリャズノイの場面とデュエット(第1幕)(I/S/**)
リムスキー=コルサコフ:「雪娘」から 春の精のアリア(第4幕)(++)
ボロディン:「イーゴリ公」から
コンチャーコヴナとヴラディーミルのデュエット(第2幕)(K/**)
マスネ:「ウェルテル」から シャルロットのアリア(第3幕)(*/***)
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
デリラのアリア(第1幕)/デリラのアリア(第2幕)/デリラのアリア(第2幕)
ビゼー:「カルメン」から ハバネラ(第1幕)/セギディリャ(第1幕)
ナジェージダ・オブーホヴァ(メゾソプラノ)
ニコライ・オゼロフ(テノール(O))
アンドレイ・イヴァーノフ(バリトン(I))
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール(S))
イヴァン・コズロフスキー(テノール(K))
ボリショイ劇場管弦楽団
モスクワ放送交響楽団
サムイル・サモスード(指揮(+))
レフ・シテインベルク(指揮(#))
アレクサンドル・メリク・パシャーエフ(指揮(**))
キリル・コンドラシン(指揮(++))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(##))
不明(指揮(無印))
M・サハロフ(ピアノ(*))
F・ルザノフ(チェロ(***))
録音:1937-1947年 発売:2006年
オーケストラの分担については記載がございません。原曲がロシア語でない楽
曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 296-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ&イリーナ・マスレンニコヴァ
マスネ:オペラ・ハイライト
「マノン」から
前奏曲
クインテット(ギヨー、ブレティニー、プセット、ジャヴォット、ロゼット、
宿屋の主人)
場面(宿屋の主人、レスコー、ギヨー、合唱)/場面(レスコー、マノン)
マノンのアリオーソ
場面(合唱、レスコー、ギヨー、マノン、ブレティニー、プセット、
ジャヴォット、ロゼット)
レスコーのアリオーソ/マノンの場面/マノンのアリア/デ・グリューの場面
マノンとデ・グリューの場面とデュエット(以上、第1幕)
マノンとデ・グリューの場面とデ・グリューの夢(第2幕)(*)
マノンのアリア(第3幕)(+)/デ・グリューのアリア(第3幕)(*)
マノンとデ・グリューのデュエット(第3幕)(*)  
「ロミオとジュリエット」から
マドリガル(第1幕)(*)/ロミオとジュリエットのデュエット(*)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ:マノン、ジュリエット)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:デ・グリュー、ロミオ)
イヴァン・ブルラク(バリトン:レスコー)
ヴァシーリー・ヤクシェンコ(テノール:ギヨー)
ガリーナ・サハロヴァ(ソプラノ:プセット)
ヴェーラ・グラードヴァ(ソプラノ:ジャヴォット)
ザーラ・ドルハーノヴァ(メゾソプラノ:ロゼット)
アレクセイ・コロリョフ(バス:ブレティニー)
ダニール・デミャーノフ(バス:宿屋の主人)
不明(合唱団、管弦楽団)
サムイル・サモスード(指揮(無印))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(*))
アレクサンドル・ガウク(指揮(+))
録音:1948、1949、1950、1951年 発売:2006年
ロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 297-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ&イリーナ・マスレンニコヴァ アリア&デュエット集
ヴェルディ:オペラ「椿姫」から
乾杯の歌(第1幕)(*)/アルフレードとヴィオレッタのデュエット(第1幕)(+)
アルフレードのアリア(第2幕)(*)/ヴィオレッタのアリア(第3幕)(*)
アルフレードとヴィオレッタの場面、デュエットとフィナーレ(第3幕)(***/*)
プッチーニ:オペラ「ボエーム」から
ロドルフォとミミの場面(第1幕)(#)/ロドルフォのアリア(第1幕)(#)
ミミのアリア(第1幕)(#)/ロドルフォとミミのデュエット(第1幕)(#)
リムスキー=コルサコフ:
オペラ「五月の夜」から パンノチカとレフコのデュエット(第3幕)(**)
グノー:オペラ「ロミオとジュリエット」から
ロミオとジュリエットのデュエット(**)
チャイコフスキー/タネーエフ管弦楽編曲:
ロミオとジュリエットのデュエット(++)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
エフゲニー・ベーロフ(バリトン(***)
タマーラ・パルフェネンコ(ソプラノ(***)
ヴィクトル・ゴルブノフ(バス(***))
不明(合唱団、管弦楽団)
シモン・サハロフ(指揮(*))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(+))
サムイル・サモスード(指揮(#))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(**))
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮(++))
録音:1944、1945、1947、1948、1952、1953年
発売:2006年
原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 298-2 ¥1550
セルゲイ・レメシェフ&ヴェーラ・クドリャフツェヴァ デュエット集
ナープラヴニーク:オペラ「ドゥブロフスキー」から
マーシャとドゥブロフスキーの場面とフランス語のデュエット(第3幕)(*)
マーシャとドゥブロフスキーの場面とデュエット(第4幕)(*)
チャイコフスキー:
オペラ「イオランタ」から イオランタとヴォデモンのデュエット(+)
グノー:オペラ「ファウスト」から
マルグリートとファウストのデュエット(第2幕)(#)
マスネ:オペラ「マノン」から マノンとデ・グリューのデュエット(第3幕)(**)
ワーグナー:
オペラ「ローエングリン」から
エルザとローエングリンのデュエット(第3幕)(++)
チャイコフスキー:情熱は過ぎ去り(++)
ヴェーラ・クドリャフツェヴァ(ソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
アレクセイ・イヴァーノフ(バリトン(*))
P・モケーエフ(バス(*))
不明(管弦楽団(*/+/#)
P・スラヴィンスキー(指揮(*))
サムイル・サモスード(指揮(+))
ヴァシーリー・ネボリシン(指揮(#))
N・ミローノフ(ピアノ(**))
D・レルネル(ピアノ(++))
録音:1952、1954、1957、1960、1966年 発売:2007年
特記以外、原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。

AQVR 299-2 2枚組 ¥2300
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「イオランタ」
ボリス・ブガイスキー(バス:レネ王)
グラフィーラ・ジューコフスカヤ(ソプラノ:イオランタ)
パンテレイモン・ノルツォフ(バリトン:プロヴァンス公ロベルト)
グリゴーリー・ボリシャコフ(テノール:ブルゴーニュ伯ヴォデモン)
アレクサンドル・バトゥーリン(バリトン:エブン=ハキア)
アレクサンドル・ホッソン(テノール:アリメリク)
ミハイル・ソロヴィヨフ(バス:ベルトラン)
マリア・レーヴィナ(アルト:マルタ)
カピトリーナ・ラチェフスカヤ(ソプラノ:ブリギッタ)
バーシャ・アンボルスカヤ(メゾソプラノ:ラウラ)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1940年 発売:2007年

AQVR 307-2 ¥1550
マルク・レイゼン ロシア&ウクライナ歌曲集
おお、ヴォルガよ(*)/ジグリで(*)/私はヴォルガ上空を飛んだ(*)
霧が谷を這う(*)/丘の上の高い所に(+)
歌え、グースリ(ティーデマン作曲)(#)
マーシャは川の向こうへ行くことを止められている(グラズノフ編曲)(#)
音を立てて吹き(ソコロフ作曲)(#)/ピーテル街道に沿って(++)
さらば、喜びよ(**)
亜麻を紡ぐのは若者の誉れか(サフノフスキー作曲)(P*)/ヴォルガの舟歌(##)
タラスのアリオーソ(ルイセンコ作曲、
オペラ「タラス・ブーリバ」第2幕から)(***)
空で私は驚く(P+)/どこをさすらうのか、私の運命よ(###/P#)
船乗りたち(K・ヴィリボア作曲)(###/++)/はやぶさ(モクロウソフ作曲)(+++)
誓いの石(モクロウソフ作曲)(+++)
マルク・レイゼン(バス)
イヴァン・コズロフスキー(テノール(###))
ロシア民俗楽器楽団
N・ネクラーソフ(指揮(*)) A・チホミーロフ(指揮(+))
Y・ミルキン(指揮(#)) P・アレクセーエフ(指揮(**))
不明(指揮(++))
ボリショイ劇場管弦楽団(##)
モスクワ放送交響楽団(***)
アレクサンドル・オルロフ(指揮(##/***))
モスクワ放送歌謡アンサンブル(+++)
B・アレクサンドロヴァ(指揮(+++))
N・ヴァリテル(ピアノ(P*))
A・マカーロフ(ピアノ(P+))
P・ニキーチン(ピアノ(P#))
録音:1937、1940、1942、1948、1951、1952年 発売:2009年




<IRINA ARKHIPOVA FOUNDATION>
ZV 12-03162 ¥1550
イリーナ・アルヒーポヴァ&ヴラディスラフ・ピアフコ 
オペラ・デュエット集
ヴェルディ(1813-1901):「トロヴァトーレ」から(*)
アズチェーナの場面と語り-アズチェーナとマンリーコの場面とデュエット
アズチェーナとマンリーコの場面とデュエッティーノ
ヴェルディ:「アイーダ」から アムネリスとラダメスの場面とデュエット
マスカーニ(1863-1945):「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
サントゥッツァとトゥリッドゥの場面とデュエット(+)
ビゼー(1838-1875):「カルメン」から フィナーレ(+)
ムソルグスキー(1839-1881):「ボリス・ゴドゥノフ」から 泉のほとりの場面
イリーナ・アルヒーポヴァ(メゾソプラノ)
ヴラディスラフ・ピアフコ(テノール)
キーラ・レオーノヴァ(メゾソプラノ(+))
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮(*))
マルク・エルムレル(指揮(*以外))
録音:データ記載なし、モノラル 発売:2003年
イリーナ・アルヒーポヴァ(1925-2010)とヴラディスラフ・ピアフコ(1941-)の
私的録音アーカイヴからCD化されたものです。原語歌唱。




<JMR>
JMR 009 ¥1550
聞いて!私を覚えていて… レールモントフの詩による声楽作品集 Vol.1
メリク=パシャーエフ、キュイ、シャーシナ、リムスキー=コルサコフ、
バラキレフ、ヴァルラーモフ、ルビンシテイン、エフィーモフ、レーヴィナ、
ヴィエリゴルスキー、ダルゴミュイシスキー、コーセンコ、アレンスキー、
グリリョフ、コチュベイ、ブルーメンフェリト、スペンディアロフ、
ストローク、エヴラーホフ、チシチェンコの作品(全31曲)
オリガ・コンディナ、カリーナ・リシツィアン、
オリガ・ペトルセンコ(ソプラノ)
ザーラ・ドルハーノヴァ、ルザンナ・リシツィアン、
オリガ・ヤーコブレヴァ(メゾソプラノ)
ユーリー・グリャーエフ、パーヴェル・リシツィアン、
ドミートリー・ヤンコフスキー(バリトン)
ヴラディーミル・アレクサンドロヴィチ、ヴラディーミル・ミレール(バス)
様々な伴奏者
録音:1950、1951、1953、1958、1981、1993、2000、2004、2005年、
一部データ記載なし
発売:2006年
Vol.1: JMRCD 010(ご案内済み)。

JMRCD 011-012 2枚組 ¥2300
ヴォーチェ パーヴェル・リシツィアンの芸術 Vol.1
グラズノフ(1865-1936):東洋風ロマンス
バラキレフ(1836-1910):私のところに来て
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
高嶺に吹く風もなく Op.43 No.2
砕け、打ち寄せ、飛び散る波 Op.46 No.1/使い Op.4 No.2
オペラ「不死身のカシチェイ」から イヴァン・コローレヴィチ王子のアリア
シューベルト(1797-1828):「白鳥の歌」D.957 から 影法師
シューマン(1810-1856):「詩人の恋」Op.48 から 私は恨むまい
マスネ(1842-1912):オペラ「ラオールの王」から 王のアリア
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「エルナーニ」から ドン・カルロスのアリア
ゲオルギー・ゴート(1861-1917):セレナード(+)
トスティ(1846-1916):セレナータ(+)
ボリス・ケイリ:(19世紀):セレナード(+)
アルメニア民謡:つばめ
ルビンシテイン(1829-1894):オペラ「ネロ」から ヴィンデクスの婚礼の歌
録音:1948年3月15日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
ボロディン(1833-1887):遠い祖国の岸へ/間違った音符
リムスキー=コルサコフ:
砕け、打ち寄せ、飛び散る波 Op.46 No.1
オペラ「不死身のカシチェイ」から イヴァン・コローレヴィチ王子のアリア
バラキレフ(1836-1910):私のところに来て
ラフマニノフ(1873-1943):
心の底にはあまたの響きが Op.26 No.1/夜の静けさに Op.4 No.3
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「スペードの女王」Op.68 から
エレツキーのアリア「あなたを愛しています」(第2幕)
ルビンシテイン:ミルザー・シャフィによる12のペルシャの歌 から
泡立つクール川の逆巻く波
チャイコフスキー:
オペラ「マゼッパ」Op.69 から
マゼッパのアリオーソ「おお、マリア」(第2幕)
ルビンシテイン(1829-1894):オペラ「ネロ」から ヴィンデクスの婚礼の歌
チャイコフスキー:
和解 Op.25 No.1/騒がしい舞踏会の中で Op.38 No.3
/狂おしい夜 Op.60 No.6
録音:1949年4月10日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
チャイコフスキー:(*)
もう部屋の灯は消えた Op.63 No.5/私は窓を開けた Op.63 No.2
おお、あなたがそうできたら Op.38 No.4/涙は震える Op.6 No.4
灼熱の灰のあるごとく Op.25 No.2/恐ろしいひととき Op.28 No.6
セレナード Op.63 No.6
オペラ「マゼッパ」Op.69 から
マゼッパのアリオーソ「おお、マリア」(第2幕)
ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6/なぜ Op.28 No.3
おお、あなたが知っていたら Op.60 No.3/夜 Op.73 No.2/死 Op.57 No.5
一度だけでもわかってほしい Op.16 No.3
再び、前のように、ただ一人 Op.73 No.6/暗い日に Op.73 No.5
私たちは一緒に座っていた Op.73 No.1
オペラ「スペードの女王」Op.68 から
エレツキーのアリア「あなたを愛しています」(第2幕)
ドン・フアンのセレナード Op.35 No.1
オペラ「イオランタ」Op.69 から ロベルトのアリオーソ(第1幕)
オペラ「エフネギー・オネーギン」Op.24 から
オネーギンのアリオーソ「あれがほんとうにタチアーナなのか」
録音:1951年2月24日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
マトヴェイ・サハロフ(ピアノ(*以外))
ボリス・アブラモヴィチ(ピアノ(*))
イーゴリ・ソロドゥエフ(ヴァイオリン(+))
ボリス・レーントヴィチ(チェロ(+))
発売:2006年

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12-02 No.21

2012年02月17日 15時38分33秒 | Weblog
<Talanton>
TAL 90001 ¥1880
ギョーム・デュファイ - 東方と西方の間に ――
ルグラン:あふれんばかりの喜びが私の友であるならば
デュファイ:新年を迎えたこの日、レオ殿、喜べビザンツ帝国の妃
フェラグ:フランコラム・ノビリタティ、アヴェ・マリア
デュファイ:まこと隠れもない貴公子の名を讃え
ダ・ペザロ:ファラ・コン・ミスラス
デュファイ:ああ, どうしたらよいのか?、コンスタンティノープルの哀歌
クリサフェス:哀歌
テオドーラ・バーカ(メゾ・ソプラノ)、
エクス・シレンティオ、アンサンブル・アルキス
ルネサンス時代ブルゴーニュ楽派の巨星ギョーム・デュファイ(ca.1397-1474)
とその同世代の作曲家たちの音楽。
2001年に結成されたギリシャの古楽アンサンブル、エクス・シレンティオと共
に中世ブルゴーニュの音楽を奏でるのは、ギリシャ古楽界の歌姫テオドーラ・
バーカ。ノンビブラートの古楽唱法、古楽器の純朴な音色が、中世ブルゴー
ニュの空気を醸し出す。2010年2月の録音。

TAL 90002 ¥1880
ピッコラージュ - ピッコロのための音楽 ――
マッキム:ピッコロ協奏曲
ドルフ:ジヴェルニーのソナチネ、フラッシュ!
デラノフ:ノーブル・ターフェルムジーク
ヴィヴァルディ:協奏曲イ短調RV.445
グドルン・ヒンツェ(ピッコロ&フルート)、
グンデル・ヤンネマン(オーボエ)、ウルスラ・ハインス(ハープ)、
マルクス・ツーゲヘア(ピアノ)、ミヒャエラ・ハッセルト(チェンバロ)、
ロデリック・マクドナルド(指揮)、
ゲヴァントハウス管弦楽団&MDR交響楽団のメンバー
"フルート"ではなく"ピッコロ"のための協奏曲、ソナチネ、小品、アレンジを
集めた貴重なピッコロ・アルバム!
この「ピッコラージュ」での主役は、1993年からゲヴァントハウス管の首席
ピッコロ奏者を務め、1999年からはバイロイト祝祭管にも参加しているドイツ
のスペシャリスト、グドルン・ヒンツェ。
フルートよりも1オクターヴ高い音域を持つピッコロがソロ楽器として大活躍!
フルート関係者必聴です。2010年3月&5月の録音。

TAL 90003 ¥1880
イラストリアス・プリンス
- ナウムブルクのマイスターの時代の宮廷文化 ――
ルメラント・フォン・ザクセン/ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ
ハインリヒ・フォン・モールンゲン/ティボー・ド・シャンパーニュ/他
イオクタトレス、イェルク・ポイカート(ナレーター)
芸術を庇護し、パトロンとしての役割も果たしていたマイセン辺境伯ハインリ
ヒ3世(1215-1288)の時代、13世紀の宮廷音楽集。
マネッセ写本(Codex Manesse)ではミンネゼンガーとして登場するハインリヒ
3世。良き理解者の下で発展した中世ヨーロッパのオリエンタルな音楽をイオ
クタトレスの好演で。2006年の録音。

TAL 90004 ¥1880
恋が私を焦がれさせ - 14世紀の愛の歌 ――
作曲者不詳:アレルヤ/ランディーニ:Non avra ma' pieta
マショー:Je ne cesse de prier/サンレーシュ:ハープの旋律
ロベール:3匹の優しいうぐいす/マショー:あらゆる花のうち
ヴォルケンシュタイン:Freu dich, du weltlich creatur
マショー:私は楽しく生きていける/作曲者不詳:He, mi enfant
マショー:恋が私を焦がれさせ/ピキニ:この歓び
ヴォルケンシュタイン:Es leucht durch graw
作曲者不詳:イスタンピッタ・ガエタ
ランディーニ:この心にかかるはなんという苦しみか
コルディエ: Se cuer d'amant/ランディーニ:Muort' Oramai
アンサンブル・アルタ・ムジカ
マショー、ランディーニ、ヴォルケンシュタインや作曲者不詳のバラード、
ロンドー、ヴィルレーが伝える14世紀後半の永遠の愛の歌。
アンサンブル・アルタ・ムジカの声楽と器楽のブレンド感、アクセントとなる
シャルマイ(ショーム)独特の響きが興味深く魅力的。2003年&2004年の録音。

TAL 900006 ¥1880
ベラドンナ - トルバドゥールたちの歌 ――
喜びと愛の哀しみ/流浪/アンコール
ベラドンナ
スウェーデン、カナダ、ドイツの女流古楽奏者によるトリオ、ベラドンナのモ
ンタルバーネ中世音楽祭でのライヴ。
声楽、ハープ、レッフェル、ヴィエールなどが奏でるトルバドゥールの歌は、
歌が女声のみということもあり、包み込むような響きが印象に残る。
2006年6月の録音(ライヴ)。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 299 2枚組 ¥1750
プッチーニ:歌劇「つばめ」
ジョヴァンナ・ディ・ロッコ(マグダ:S)
フランコ・ボニゾッリ(ルッジェーロ:T)
エミリオ・サルヴォルディ(ランバルド:Br)
レイラ・ベルジアーニ(リゼット:S)
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮
ローマ劇場管弦楽団、合唱団
1961年9月14日 ローマでのライヴ録音
とても良い音質です。

MYTO 302 2枚組 ¥1750
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン(皇帝に捧げし命)」(イタリア語)
ボリス・クリストフ(イワン・スサーニン:Bs)
ゼアーニ・ヴィルジニア(アントニーダ:S)
アンナ・マリア・ロータ(ワーニャ:A)
ジュゼッペ・カンポーラ(ソビーニン:T)
エラルド・コーダ(ジギスムント三世)
アルフレード・シモネット指揮
RAIミラノ管弦楽団、合唱団
1954年11月9日 ミラノ
以前 ANDROMEDA ANDRCD5049(既に廃盤)他、で発売あり。
上記のANDROMEDA盤に比べて、音質はとても良いです。

MYTO 303 ¥1050
(1)バッハ:パッサカリアとフーガ
(2)「人知れぬ涙」(ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』から)
(3)「ある日青空を眺めて」(ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』から)
(4)「星は光りぬ」(プッチーニ:歌劇『トスカ』から)
(5)メンデルスゾーン:交響曲第4番から一部
(6)「アレルヤ」(モーツァルト:『踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ』から)
(7)「響け!」(R.シュトラウス:5つの歌 Op.48-3)
(8)「愛らしいおとめよ」(プッチーニ:歌劇『ボエーム』から)
(9)J.シュトラウス:「美しき青きドナウ」
他、12曲
マリオ・ランツァ(テノール)
フランシス・イーンド(ソプラノ)
ユージン・オーマンディ指揮
ハリウッドボウル管弦楽団(ロスアンジェルス・フィル)
1947年8月27日 ロスアンジェルスでのライヴ録音
以前 ANDROMEDA ANDRCD5133(#3830257451334 既に廃盤)他、で発売あり。
第二次世界大戦後、アメリカでレコードと映画で大衆的な人気を集めたテノール
であるランツァが1945年RCAとの契約後、始めの成功を得た演奏会の記録です。
この演奏会後、カールソーの伝記映画への出演等でさらなる人気を得ますが、無
理な減量などがたたり38歳の若さで亡くなってしまいます。
音質は冴えませんが、美声とあり余る声量で歌いきるランツァの魅力溢れるアル
バムと成っています。




<WALHALL>
WLCD0349 2枚組 ¥1750
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
フランコ・コレッリ(ドン・カルロ:T)
ジェローム・ハインズ(フィリッポII世:Bs)
マリオ・セレーニ(ロドリーゴ:Br)
メアリー・カーティス=ヴェルナ(エリザベッタ:S)
アイリーン・デイリス(エボリ公女:Ms)
クルト・アドラー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年4月15日ニューヨークでのライヴ録音
とても良い音質です。

WLCD0354 2枚組 ¥1750
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
インゲ・ボルク(エレクトラ:S)
ジーン・マデイラ(クリテムネストラ:Ms)
レオニー・リザネク(クリソテミス:S)
ラモン・ヴィナイ(エギスト:T)
ヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年3月25日 ニューヨークでのライヴ録音
初出かと思われます。
音質はとても良いです。
カール・ベームの病気による代役としてメトに登場し好評を博したローゼンシュ
トックによる初出のワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
WLCD0344に続くWALHALLレーベルの新譜「エレクトラ」。
エレクトラ役として多くの名盤を残しているインゲ・ボルク他、強力なキャスト
とローゼンシュトックによる鋭く緊張感ある刺激的な演奏です。

WLCD0355 2枚組 ¥1750
テバルディ&バリオーニ プッチーニ:歌劇「西部の娘」
レナータ・テバルディ(ミニー:S)
ジャン・ジャコモ・グェルフィ(ジャック・ランス:Br)
ダニエーレ・バリオーニ(ディック・ジョンソン:T)
ピエロ・デ・パルマ(ニック:T)
アルトゥーロ・バジーレ指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団
1961年6月28日 ローマでのライヴ録音
とても良い音質です。





<SONY CLASSICAL>
8869191212-9(DVD-Video) ¥2100
Thirty Two Short Films About Glenn Gould
1 Aria from "The Goldberg Variations", BWV 988(from "Aria")
2 Overture from "Tristan & Isolde"(from "Lake Simkoe")
3 Invention No. 13 in A minor, BWV 784(from "45 Seconds and a Chair")
4 "Musician and Collaborator"
5 Prelude from English Suite No. 5 in E minor, BWV 810
(from "Gould Meets Gould")
6 II. Allegro molto e vivace from Sonata No. 13 in E-flat major, Op. 27,
No. 1(from "Hamburg")
7 Variations XXVI & XXVII from 32 Variations on an Original Theme in
C minor, WoO 80(from "Variation in C minor")
8 III. Allegretto from Sonata No. 17 in D minor, Op. 31, No. 2
"The Tempest"(from "Practice")
9 L.A. Concert
10 Prelude No. 2 in C minor from "The Well-Tempered Clavier",
Book I, BWV 847(from "CD 318")
11 Yehudi Menuhin
12 Gigue from English Suite No. 2 in A minor, BWV 807
(from "Passion According to Gould")
13 String Quartet, Op. 1(from "Opus 1")
14 Adagio cantabile from Sonata in B minor, Op. 5(from "Crossed Paths")
15 Downtown
16 The Idea of North
17 Andantino from Sonatine for Piano in E major, Op. 67 No. 2
(from "Solitude")
18 Prelude from English Suite No. 2 in A minor, BWV 807
(from "Questions with No Answers")
19 Variation 19 from "Goldberg Variations", BWV 988(from "A Letter")
20 Fugue No. 14 in F-sharp minor from "The Well-Tempered Clavier",
Book I, BWV 859(from "Gould Meets McLaren")
21 III. Precipitato from Sonata No. 7 in B-flat Major, Op. 83
(from "The Tip")
22 Desir from 2 Pieces, Op.57(from "Personal Ad")
23 II. Sehr lebhaft from Piano Sonata No. 3(from "Pills")
24 Margaret Pascau "a friend"
25 Gigue from Suite for Piano, Op. 25(from "Diary of One Day")
26 I. Ruhig bewegt Viertel from Piano Sonata No. 1(from "Motel WAWA")
27 "Leicht, zart" from Six Little Pieces for Piano, Op.19
(from "Forty-Nine")
28 Jessie Grieg
29 Sarabande from French Suite No. 1 in D minor, BWV 812(from "Leaving")
30 Prelude in D minor, BWV 926(from "Nine Little Preludes")
(from "Voyager")
31 Prelude No. 1 in C major from "The Well Tempered Clavier",
Book I, BWV 846(from "Aria")
32 Contrapunctus 9 from "The Art of the Fugue", BWV 1080
(from the Credits)
天才グールドの伝記映画
グールドの演奏にのせて綴られる32のエピソード
フランソワ・ジラール監督(『レッド・バイオリン』、『シルク』)、ニヴ・フィ
ッチマン制作による本作は、グレン・グールド(1932-1982)を題材とした映画で、
公開演奏を否定し、録音と著作に専念したカナダの天才ピアニストの初めての
“伝記映画 ”として注目された。グールドの没後10年にあたる 1992年に撮影が
始まり、93年に完成、劇場公開され、カナダの「アカデミー賞」であるジニー賞
を獲得している。
「32」章とは、グールドの代名詞とも言うべきバッハの「ゴールドベルク変奏曲」
の構成(主題のアリア+30の変奏+ダ・カーポのアリア=1+30+1)を意味する。
コルム・フィオール(『シティ・オブ・エンジェル』、『 24 TWENTY FOUR』)が
演じるグールドのエピソードと、実際にグールドと関係のあった人々とのインタ
ビューを織り交ぜながらその知られざるグールドの姿を浮き彫りにしている。
なお全編を通じて流れるのはグレン・グールド自身の演奏である。

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12-02 No.20-1

2012年02月17日 15時38分17秒 | Weblog
<AURIS SUBTILIS>
ASC 5051 ¥2250
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
フランス・フォン・プロムニツァウ
(Org/聖ラウレンティウス教会、バッハ・オルガン)
録音:2010年9月
バッハのゴルトベルク変奏曲・・・。何度聴いても新たな驚きに満ちたこの大曲
に、またひとつ注目盤が生まれました。この大曲をオルガンで演奏するのは、
1952年生まれのフランツ・フォン・プロムニツァウ。彼は、オルガニストとして
オランダなどで活躍し、現在はドイツの教会でオルガニストを務めているほか、
23歳でドレスデン歌劇場の指揮台に立ち、ヴォーカルアンサンブルを指揮したと
いう秀才指揮者でもあります。ハンス・オットーの下で学び、彼の代役としてド
レスデンで舞台に立つこともしばしばありました。ドイツ本流のオルガン伝統を
完璧に身につけています。2000年には、フーガの技法を鏡像転回ヴァージョンの
世界初の演奏を敢行しました。2010年、彼のゴルトベルク変奏曲オルガン版が、
バッハの325回の誕生日を記念するために32.5回ドイツで演奏されたという逸話
もあります。とにかくバッハとオルガンには並々ならぬ強烈なこだわりのあるプ
ロムニツァウによる、ドイツ中が酔いしれたゴルトベルクの登場です!

ASC 5056 ¥2250
「愛の思考」
モーツァルト:
森の中でKV 308/夢の中の面影 KV 530
/ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき KV 520/すみれ KV 476
鳥よ、年ごとに KV 307/ラウラに寄せる夕べの思い KV 523
シューベルト:
たゆみなき愛(ゲーテ詩) D.138/君こそわが憩い(リュッケルト詩) D.776
笑いと涙(リュッケルト詩) D.777/最初の喪失(ゲーテ詩) D.226
恋人のそばに(ゲーテ詩) D.162/流れの上で(レルシュタープ詩) D.943*
劇「ラクリマス」からの2つの場面(シュッツ詩) D.857(op.124-1)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:
なぜばらが褪せているの(ハイネ詩)op.1-3
たそがれが上方から降りてきて(ゲーテ詩)op.34
夜は静かな海のごとく(アイヒェンドルフ詩)
メンデルスゾーン(バルトルディ):
9つの愛(ハイネ詩)op.19/歌の翼に(ハイネ詩)op.34-2
魔女の歌(もうひとつの5月の歌)(ヘルティ詩)
ヨーゼフ・ルドルフ・レヴィ:友情か、愛か(ミュヒラー詩)op.7
ヤナ・ビュヒナー(ソプラノ)
ハンス=ペーター・フィーバー(ホルン)*
ブリタ・ヴィートランダース(フォルテピアノ)、
エッカルト・ゼルハイム(フォルテピアノ)
録音:2011年9月
ヤーナ・ビュヒナーは、ドレスデン生まれのリリコ・ソプラノ。シュワルツコッ
プやブリギッテ・アイゼンフェルトらに薫陶を受け、モーツァルトのオペラの数々
やムゼッタ、ジルダ、ツェルビネッタ、さらにはDVD化されて激賞されている「カ
ルメル会修道女の対話」での修道女コンスタンス役など、世界の歌劇場で様々な
役をこなしています。そんなマルチの能力をもつ彼女が、様々な愛をうたったド
イツ詩による歌曲を録音。フォルテピアノの暖かな音色の伴奏、ホルンを含む歌
曲など、趣向に富んだアルバムとなっています。もちろん詩と音楽への深い洞察
も見事。




<SUPRAPHON>
SU 4090 8枚組 ¥5950
「ドヴォルザーク:交響的作品集 / ノイマン&チェコ・フィル」
[CD 1]
・交響曲第1番ハ短調B 9「ズロニツェの鐘」 (収録時期:1973年1月)
[CD 2]
・交響曲第2番変ロ長調Op.4, B 12 (収録時期:1973年1月)
[CD 3]
・交響曲第3番変ホ長調Op.10, B 34 (収録時期:1973年1月)
・交響曲第4番ニ短調Op.13, B 41 (収録時期:1973年1月)
[CD 4]
・交響曲第5番ヘ長調Op.76, B 54 (収録時期:1972年1月)
・交響的変奏曲Op.78, B 70 (収録時期:1968年9月)
[CD 5]
・交響曲第6番ニ長調Op.60, B 112 (収録時期:1972年10月)
・交響曲第7番ニ短調Op.70, B 141 (収録時期:1972年6月8日、28日&8月31日)
[CD 6]
・交響曲第8番ト長調Op.88, B 163 (収録時期:1971年10月24日-26日)
・序曲「自然の王国で」Op.91, B 168 (収録時期:1979年11月30日-12月4日)
・序曲「謝肉祭」Op.92, B 169 (収録時期:1980年2月18日、19日)
・序曲「オセロ」Op.93, B 174 (収録時期:1979年11月30日-12月4日)
[CD 7]
・交響曲第9番ホ短調Op.95, B 178「新世界より」
(収録時期:1972年2月2日-3月2日)
[CD 8]
・交響詩「水の精」Op.107, B 195 (収録時期:1977年2月28日-3月2日)
・交響詩「真昼の魔女」Op.108, B 196 (収録時期:1977年2月28日-3月2日)
・交響詩「金の紡ぎ車」Op.109, B 197 (収録時期:1977年8月26日-30日)
・交響詩「野ばと」Op.110, B 198 (収録時期:1977年8月26日-30日)
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
収録場所:プラハ、ルドルフィヌム(ステレオ・セッション)
チェコの生んだ名匠ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)がチェコ・フィルを指揮
して、ドヴォルザークの「交響的作品」を演奏したセット。8枚組のボックスに
は、当コンビの傑作録音のひとつとされ、1973年度の第11回レコード・アカデミ
ー賞交響曲部門にも輝いた交響曲全曲のほかに、チェコの国民詩人、K.J.エルベ
ンのバラードに着想された交響詩4曲、演奏会用序曲三部作などが収められていま
す。このセットの目玉はズバリ!交響曲。日本ではコロムビアよりすでにCD化さ
れ現在でも入手可能ですが、国内盤7枚組との収録内容には相違があります(エル
ベン詩による交響詩と序曲三部作のかわりに、スケルツォ・カプリチオーソとノ
ットゥルノをカップリング)。当コンビ第1回目の交響曲全集は、1972年から1974
年にかけて、響きのすぐれたルドルフィヌムでセッション収録されたもので、よ
うやく本家SUPRAPHONより初CD化となります。つまり、CD化にあたり、必然的に
“独自のデジタル・リマスタリング”が施されることになるので、その仕上がり
にも注目したいところです。

SU 4091 2枚組 ¥2980
ステレオ
スメタナ:「ダリボール」
ヴィレーム・プジビル(T ダリボール)
エヴァ・ディエポルトヴァー(S ミラダ)
ヴァーツラフ・ジーテク(Br ボヘミア王)
ナダ・ショルモヴァー(S イトカ)
ボフスラフ・マルシーク(Br ブジヴォイ)
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bs ベネシュ)
ミローシュ・イェジル(T ヴィーテク)
カレル・ハヌシュ(Bs 裁判官)
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団,
ブルノ国立歌劇場合唱団
録音:1979年6月9日-9月2日、ブルノ
待望の初CD化です!スメタナの重厚な悲劇「ダリボール」を、巨匠スメターチェ
クが指揮した録音です。日本でも人気の高い指揮者ヴァーツラフ・スメターチェ
ク(1906-1986)は、基本的に演奏会指揮者で、オペラの録音はごく僅か。それだけ
に貴重な録音です。「ダリボール」はワグネリズムが強く盛り込まれた作品で、
英雄的かつ悲劇的な作品。スメターチェクの風格に満ちた音楽によって、非常に
聞き応えのある演奏になっています。
タイトルロールのヴィレーム・プジビル(1925-1990)は、1962年から長くブルノ国
立歌劇場に所属して活躍したチェコのテノール。ミラダのエヴァ・ディエポルトヴ
ァーは、プラハ国立歌劇場のプリマドンナで、SUPRAPHONにはオペラを中心に多数
の録音を残しています。ミラダは彼女当たり役ですが、これが唯一の録音。惜し
くも先年亡くなったチェコの名バリトン、ヴァーツラフ・ジーテク(1932-2011)の
堂々とした声も素晴らしいものです。




<BIS>
BIS SA 1673(SACD-Hybrid) ¥2500
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集Vol.11
(1)ヴラニツキーの「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲WoO.71
(2)グレトリーの「燃える情熱」による8の変奏曲WoO.72
(3)サリエリの「まさにその通り」による10の変奏曲WoO.73
(4)ヴィンターの「子よ、おやすみ」による7の変奏曲WoO.75
(5)ジュスマイアーの「ふざけと戯れ」による8の変奏曲WoO.76
(6)創作主題による6の変奏曲WoO.77
(7)エロイカ変奏曲Op.35
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
[録音:2010年8月/エステローケル教会(スウェーデン)]
ブラウティハムによるベートーヴェンのピアノ独奏曲第11集は変奏曲集。4巻続く
変奏曲シリーズの第1巻となります。ベートーヴェンは当時流行していたオペラの
旋律に基づく変奏曲をたくさん残していますが、初期作品とはいえベートーヴェ
ンらしさが横溢していて聴き応え満点。ブラウティハムの誠実かつエネルギッシュ
な演奏に魅せられます。

BIS SA 1988(SACD-Hybrid) ¥2500
ラフマニノフ:
(1)パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(2)交響曲第3番イ短調Op.44
エフゲニー・スドビン(Pf)、ラン・シュイ(指)シンガポール交響楽団
[録音:2011年7、8月/エスパラネード・ホール(シンガポール)]
昨年初来日を果たしたエフゲニー・スドビン。彼がラン・シュイ率いるシンガポ
ール響とラフマニノフのパガニーニ・ラプソディに取組みました。スドビンの切
れ味抜群のピアノはラフマニノフにぴったりですが、シンガポール響も熱演。絶
美の第18変奏も清潔で、ナイーヴな盛り上がりに心打たれます。

BIS SA 1814(SACD-Hybrid) ¥2500
(1)ピアソラ:忘却
(2)ジョニ・ミッチェル:ボス・サイド・ナウ
(3)リチャード・ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン
(4)サン=プルー:アンダンテ
(5)ヤン・ルンドグレン:かもめ
(6)クルト・ワイル:スピーク・ロウ
(7)ミシェル・ルグラン:「5時から7時までのクレオ」-サン・トワ
(8)トーマス・ニューマン:エンジェルス・イン・アメリカ
(9)モリコーネ:「ミッション」-ガブリエルのオーボエ
(10)ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー」-ワルツと愛のテーマ
(11)ロルフ・ヴァリーン:エレジー
ホーカン・ハーデンベルガー(Trp)、
ケネス・シリトー(指)アカデミー室内管、
ローランド・ペンティネン(Pf)
[録音:2011年6月/聖ジョン教会(ロンドン)]
スウェーデンの名トランペット奏者、ハーデンベルガーが意外なレパートリーに
挑戦。ポップスと映画音楽からの名旋律を朗々と吹きまくっています。それもさ
すがハーデンベルガー、巧さはまさに神業で、並みのトランペッターとは格が違
います。誰もが知る「ゴッドファーザー愛のテーマ」の哀切極まりない甘美さが
失神するほどの美しさなうえ、ルグランやロジャースの歌い回しも、どの歌手に
もひけをとりません。プレゼントにもぴったりなオシャレ・アルバムです。

BIS SA 1844(SACD-Hybrid) ¥2500
シューベルト歌曲集
(1)ただあなたのそばにD866の2 (2)デルフィーネの歌D857の1 
(3)フローリオの歌D857の2 (4)ズライカI D720 (5)ズライカII D717 
(6)シルヴィアにD891 (7)小人D771 (8)秘めごとD719 (9)秘められた恋D922 
(10)糸を紡ぐグレートヒェンD118 (11)春の思いD686 (12)春にD882 
(13)岩のそばの歌びとD482 (14)墓掘人の郷愁D842 
(15)万霊節のための連祷D343
カミラ・ティリング(Sop)、パウル・リヴィニウス(Pf)
[録音:2010年9月/ポットン・ホール(イギリス)]
オペラ界では大人気のスウェーデンの名花ティリング、ここではシューベルトの
リートをしっとりと聴かせてくれます。超高域でも清純な美しさを失わないのは
さすが。優しい声質が耳に心地よい1時間を楽しめます。リヴィニウスの絶妙な
サポートも光ります。

BIS SA 1949(SACD-Hybrid) ¥2500
私の終りは私の始まり
(1)ブリュメル:死者のためのミサ曲
(2)同:主よ、私を解き放って下さい
(3)クレキヨン:エレミアの哀歌
(4)クレメンス・ノン・パパ:悲しみがわれを悩ましぬ
(5)ジョスカン・デプレ:アブサロム、わが息子
(6)同:楽園にて
(7)ジャクソン・ヒル:私の終りは私の始まり
ニューヨーク・ポリフォニー
【ジェフリー・ウィリアムズ(C-T)、ジェフリー・シルヴァー(Ten)、
クリストファー・ディラン・ハーバート(Br)、クレイグ・フィリップス(Bs)】
[録音:2011年10月/レンナ教会(スウェーデン)]
2006年結成、アメリカを本拠に活躍する男声4名のアンサンブル、ニューヨーク・
ポリフォニー。Avieレーベルから出たアルバムも激賞されましたが、今回BIS初登
場。当アルバムではフランドル楽派の巨匠によるポリフォニー作品を中心に選曲。
ブリュメル(1460-1520頃)の死者のためのミサ曲は有名な「怒りの日」をポリフォ
ニー化した最初の例といわれていて興味津々。いずれも古雅な美しさに満ちてい
ます。最後は1942年生まれのジャクソン・ヒルによるギヨーム・ド・マショーの
「私の終りは」パラフレーズが歌われるのもセンス抜群。要注目の団体です。

BIS SA 1126(SACD-Hybrid) ¥2500
カレヴィ・アホ:
(1)室内交響曲第1番(1976)
(2)同第2番(1991/2)
(3)同第3番(1995/6)-アルト・サクソフォンと弦楽のための
ジョン=エドワード・ケリー(アルト・サクソフォン)
ステファン・アスバリー(1)(2)、ジャン=ジャック・カントロフ(3)(指)
タピオラ・シンフォニエッタ
[録音:2009年4月、2005年10月/タピオラ・コンサート・ホール(フィンランド)]
現代フィンランドを代表する作曲家は、今日までに15篇の大規模な交響曲を作曲
していますが、弦楽のための室内交響曲も3篇残しています。大作とは異なる制限
された響きを堪能できます。アルト・サクソフォン独奏を含む第3番は、実質的に
サクソフォン協奏曲で、当ディスクで演奏するジョン=エドワード・ケリーに献
呈されています。




<haenssler>
93 283 ¥2250
ヴォルフガング・リーム(1952-):
(1)『線について』―クラリネットとオーケストラのための音楽(1999) 
(2)『弓で』―ヴァイオリンとオーケストラのための音楽(2008)
(1)イェルク・ヴィトマン(Cl)、シルヴァン・カンブルラン(指揮)
(2)カロリン・ヴィトマン(Vn)、エイヴィン・グルベルグ=イェンセン(指揮)
バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
録音:(1)2009年2月12日、(2)2010年2月27日、3月3日
密かに話題を集めてきたヘンスラーの人気シリーズ、ヴォルフガング・リームの
作品集最新盤、待望のリリースです!アルミンク音源が好評の第5弾(93 263)に続
き、第6弾となる今回はソロ楽器とオーケストラのための管弦楽曲を2曲収録。
第4弾(93 236)でも好評を博した名匠カンブルランの再登場、そしてドイツの俊英
イェルク&カロリン・ヴィトマン兄弟のソロにも注目されます!ヴィトマン兄弟
は各曲の初演を担当したソリストでもあり、作品への造詣深い演奏を堪能できる
希少なアルバムといえましょう。
カンブルラン指揮による『クラリネットとオーケストラのための音楽』は緩やか
なテンポと激しいテンポが頻繁に入れ替わり、連続する弛緩と緊張のコントラス
トが魅力的な作品。1999年に行われた初演でもソロを担当したクラリネット奏者
イェルク・ヴィトマンの卓越したソロが光ります。クラリネットの広い音域と多
彩な音色をフルに活かした超絶技巧のソロは圧巻の一言!2曲目の『ヴァイオリン
とオーケストラのための音楽』は2008年に初演されたばかりの近年の作品。曲は
ソリストによる印象的なピッチカートの和音の連続から始まり、やがて“弓によ
るcoll’arco”というタイトルの通り、密やかながらも情熱的なソロが展開され
ていきます。カロリン・ヴィトマンは、兄イェルクと同じく現代音楽演奏に積極
的なヴァイオリニスト。イゴール・オジムやミシェル・オークレールらに師事し、
これまで世界各国の名門オーケストラと共演してきた実力派です。終盤の優美か
つ情熱的に繰り広げられるヴァイオリンのソロは必聴です!

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12-02 No.20-2

2012年02月17日 15時37分38秒 | Weblog
<FIRST HAND RECORDS>
FHR 14 ¥1650
・プフィッツナー:チェロ協奏曲第1番ト長調Op.42 初CD化
 オランダ放送管弦楽団、ボフミル・グレゴル(指揮)
 録音:1980年1月10日オランダ、ヒルヴェルスムAVROスタジオ
・ジョン・マイヤー(1929-2004):プラチャンダ (1982)
 ドゥルヴィ・デ・サラム(P)
 録音:1983年ロンドン、コンウェイ・ホール
・ジョン・マイヤー:6つのラーガマーラ (1983)
 ジョン・マイヤー(タンプーラー)
 録音:1983年ロンドン、コンウェイ・ホール
ロハン・デ・サラム(Vc)
カザルスに「かれの世代で、こんなにも天賦の才に恵まれたものはほとんどいな
い」と言わしめ、ミトロプーロスが「稀にみる天才で、生まれながらの音楽家、
おどろくべき若いチェリスト」と評した、現代最高峰のチェリストのひとり、ロ
ハン・デ・サラムによるFIRST HANDS第2弾。
プフィッツナーが残した3つのチェロ協奏曲のうち、第1番と付番されるト長調の
曲は、1935年にデ・サラムの師、ガスパール・カサド(1897-1966)のために書かれ
たもの。演奏時間15分ほどの曲は、途中、木管やトランペットに印象的なフレー
ズも現れ、手の込んだ書法とソロ・パートのヴィルトゥオーゾ風のつくりが、プ
フィッツナーのほかの協奏曲にも通じる内容となっています。オリジナル音源は
1980年にオランダ・キリスト教放送連盟(NCRV)によって放送用に収録されたもの
で、このたびようやく初CD化となります。
カップリングにはジョン・マイヤー(1929-2004)の2作品を収録。古代インド語で
「作品群」を意味するプラチャンダ(Prabhanda)は、チェロとピアノによる8つの
小品からなる構造が「組曲」に近いもので、スリランカ出身のロハン&ドゥルヴィ
・デ・サラム兄弟のために書かれています。6つのラーガマーラ(Ragamalas)もま
た、ロハン・デ・サラムの委嘱で書かれた作品で、いずれも別のレーベルよりCD
化されていたことがありますが、入手難の状態が続いていたので、こちらも復活
は朗報といえます。
カルカッタ出身のマイヤーは、ボンベイでメーリ・メータなどに師事したのち、
奨学生としてロンドンの王立音楽院に学び、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィ
ルのヴァイオリニストとして活動するかたわら、この頃からヒンドゥーの伝統と
西洋の古典様式との融合する作曲活動も展開しています。





<dB Productions>
DBCD 134 ¥2300
フレドリック・エースタリング
[1. パリ:朝の3時間、2. ナルキッソス、3. ロベルトとクララ、
4. アート:素晴らしく恐ろしい、5. テラス、6. サテュロス、
7. 愛人たちのワイン、8. 赤ん坊のためのかわいい言葉]
ヘルシングボーグ交響楽団、ノッルボッテン室内管弦楽団、
室内アンサンブルN、ヴォーカルハーモニン、トリオ・ガマン
録音:1、4、6:2011年3月、コペンハーゲン 
2:2004年11月、アルヴィツヤル修道院、(世界初演)
3:2010年10月、ヘルシングボーグ・コンサートホール(世界初演)
5:2011年4月、ストックホルム 7:1999年1月、ストックホルム
スウェーデンの作曲家による、聴きやすい現代音楽のシリーズ「トータル・トナ
リティ」。今回はフレドリック・エースタリングです。彼の音楽は数多くの名門
アンサンブルや演奏家達―ヘルシンボーグ交響楽団、トビアス・ライングボーグ、
ノルボッテン・室内管弦楽団、ペッター・スンドクヴィスト、ヴォカレンアンサ
ンブル、フレドリック・マルンバーグ、室内アンサンブルN/Bトミー・アンダーッ
ソン、トリア・ガマン等―によって演奏されています。ソリストのダン・ローリ
ン、アコーディオンのアンドレアス・ボッレガードのうまさが引き立ちます。R.
シュトラウスばりの陶酔感のある和声の中に、ドラマチックな歌が展開され、ま
るでロマン派のオペラを聴いているような感じさえします。

DBCD 140 ¥2300
1. ケント・オロフッソン:アランビックIII(2007) 
(エレクトリック・ギター、エレクトロニクス)
2. ヘンリク・フリスク:反復は全ての他の反復を反復する(2006) 
(10弦のギター、エレクトロニクス)
3. ケント・オロフッソン:アランビックV(2008) 
(チャランゴ、エレクトロニクス)
4. ラヴ・マングス:ヴィケン(2005) (ギター、バンジョー、コンピューター)
5. ケント・オロフッソン:アランビックIV(2007) 
(エレクトリック・ギター、エレクトロニクス)
6. リチャード・カルペン:ストランドラインズ(2007) 
(ギター、コンピューター)
シュテファン・エスターシオ
(ギター、チャランゴ、バンジョー、エレクトリック・ギター)
録音:2010年&2011年、スウェーデン
音楽を創造し、共有するに欠かせない「聴く」という行為に対し、様々な聴き方
の可能性を模索しようとする一枚。共有に際して最も重要であるコミュニケーショ
ンの本質は、音そのものの中に現れる―そのような信念を抱いて作られた音楽に
は、未だ聴いたことのないような深い静寂のイマジネーションが広がっています。
汀線というキー・コンセプトのもと、ある大まかな形式の中で、各々のディテー
ルがその曲の定義となるような規則に応じつつ、絶えず即興で生み出されていま
す。アランビック・シリーズでは、アコースティックやエレクトリックなど、
様々な種類のギターが登場し、エレクトロニクスやコンピューターなどと音の掛
け合いを行います。また、ラヴ・マングス作曲のヴィケンは子供時代に耳を傾け
るというもので、作曲家によれば、故郷エンケーピングの近くにある浜辺にイン
スパイアされたということです。魚、太陽、夢のイメージが交錯し、万物の発祥
となる海が目に浮かんできます。
シュテファン・エスターシオは、スウェーデンにおいて最も突出した新ジャンル
の音楽のソロ・プレイヤー。スウェーデンの新人グラミー賞を授与されて以後、
欧米、アジア各地でレコーディング、ツアーを実施しています。このアルバムは
彼の5作目に当たります。エレクトロニクスとギターのインターアクションに力
を注ぎ、ロザー・ザグロセク、ペーター・アンドレ・ヴァラード、マリオ・ヴェ
ンザゴ、フランク・オッル、トゥオマス・オリッラなどの指揮者と共演していま
す。他、現代音楽に関する論文も執筆しており、ワークショップなども行ってい
ます。

DBCD 145 ¥2300
1. マリン・バング:混乱した動き(2010)
2. イルヴァ・ルンド・バーグナー:ユーフォビア(2010)
3. クリスチャン・ウィンザー・クリステンセン:アンダンテ・コン・モート(2010)
4. レイ・ムナカタ:流れ落ちるハスの花(2008)
5. ニコライ・ウォルサーエ:残忍化した美(2010)
6. イェッペ・ジュスト・クリステンセン:グラウンド vol. 3(2005)
キュリアス・チェンバー・プレイヤーズ
録音:2010年11月18-21日、2011年8月15日、スウェーデン
レイ・ムナカタが指揮をとるキュリアス・チェンバー・プレイヤーズは、デンマ
ークやスウェーデンにおいて最も才能のある若手作曲家達から構成され、彼らは
自分のアイデア、芸術的信念、美学を分かち合い、親交を深めてきました。楽器
の持つ音色の幅をより広げ、斬新なメソードによる新音楽の可能性が力強く展開
します。特にムナカタの「流れ落ちるハスの花」、日本の演歌にインスピレーショ
ンを得ており、邦楽の本質をしっかりと掴んだリチャード・クライグのフルート
が、まるで尺八のような音楽表現を見事に聞かせてくれます。特殊な音響が作り
出す雰囲気をどうぞお楽しみください。
キュリアス・チェンバー・プレイヤーズは、2003年より幅広い新音楽の演奏(ハー
ド・コア・モダニズムからグラフィックによる偶然音楽まで等)を繰り広げてきま
した。コンサート現場の様々な状況に応じて自在に時空を操る点が特に注目を集
めています。これまでに、ヴィデオによる即興アート、演劇、タロット・メディ
テーション、舞踊、詩、香りとのコラボレーションによるパフォーマンスを重ね、
最近では風船、台所用品など日用品を用いた音楽表現の開発に従事しています。
今後も目の離せない演奏者です。




<haenssler>
=プレミアム・コンポーザーズ=
94 606 2枚組 ¥1980
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン&フルート名協奏曲集
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」Op.4より 
(1)第9番ヘ長調RV284 
(2)第12番ト長調RV294 ヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」Op.9より 
(3)第3番ト短調RV334 (4)第4番ホ長調RV263a 
(5)第8番ニ短調RV238 (6)第2番イ長調RV345
[CD2]
(1)フルート協奏曲ト短調「夜」Op.10-2 (2)同ニ長調「ごしきひわ」Op.10-3
(3)同ト長調F.VI:6 (4)同ハ短調F.VI:11 
(5)同イ短調F.VI:7 (6)同ヘ長調「海の嵐」Op.10-1
スラミット・ヘッキ(Vn)、シルヴィー・ダンブラン(Fl)、
アンサンブル・ラ・パルティータ
録音:[CD1]1996年3月、[CD2]1995年4月、アルトシュテッテン(チューリッヒ)
ヨーロッパを中心に活動する名団体アンサンブル・ラ・パルティータによるヴィ
ヴァルディの協奏曲集。廃盤のため一度は入手困難となってしまっていた2つの名
盤を1つにまとめての復刻盤リリースとなります!多くの協奏曲を手掛けたヴィ
ヴァルディの作品の中でも有名な「ラ・ストラヴァガンツァ」と「ラ・チェトラ」
、そしてフルート協奏曲集op.10から珠玉の作品を収録。スラミット・ヘッキは
アンサンブル・ラ・パルティータと多く共演してきたスイス人ヴァイオリニスト。
チューリッヒでA.フィーツ、N.チュマチェンコらに師事し、チューリッヒを中心
に活動しています。フルート・ソロを担当するシルヴィー・ダンブランもまたア
ンサンブル・ラ・パルティータと親交深いフルート奏者。スイスを代表する名手
A.ニコレに師事し、高い評価を得ている名手です。アンサンブル・ラ・パルティ
ータの活気あふれる伴奏と共に、ソリスト達の明瞭かつ華麗な響きを堪能するこ
とが出来る名盤です。

94 607 2枚組 ¥1980
シューベルト:後期弦楽四重奏曲集
[CD1]
(1)第11番ホ長調D353 
(2)第12番ハ短調「四重奏断章」D703 
(3)第15番ト長調D 887
[CD2]
(1)第13番イ短調「ロザムンデ」D804(Op.29) 
(2)第14番ニ短調「死と少女」D810
ヴェルディ四重奏団
録音:[CD1](1)1998年 (2)1997年 (3)1998年 [CD2](1)1997年 (2)1996年
瑞々しい音色と卓越したアンサンブルで日本でも高い人気を誇る名門アンサンブ
ル、ヴェルディ四重奏団によるシューベルト後期弦楽四重奏曲集。1996~1998年
にかけてシューベルトの弦楽四重奏曲全曲収録に取り組み、2009年にヘンスラー
より発売した全集(98 546)も高い評価を受けているヴェルディ四重奏団が、今回
は過去の録音から第11番以降の作品のみを集めたアルバムをリリースします!
ヴェルディ四重奏団の演奏は棘のない澄んだ音色と、柔和でおおらかなフレージ
ングが大きな魅力。彼らが奏でるシューベルトは、張り裂ける慟哭で聴衆の胸を
突くというよりも、美しくも哀しいふくよかな響きで体全体を包み込んでしまう
よう。ヴェルディ四重奏ならではの響きの美しさは何度聴いてもたまりません。
また、様々な作曲年代の作品を同時収録していた全集とは異なり、後期作品のみ
を味わい尽くす楽しみ方が出来るのは本アルバムならではといえましょう!晩年
のシューベルトの円熟した音楽に想いを馳せる名盤です。



<dB Productions>
DBCD 144 ¥2300
完全限定盤
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
(2)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ハンス・レイグラフ(ピアノ)
録音:(1)1973年12月26日、(2)1980年7月7日 スウェーデン・ラジオ P2提供音源
[リマスタリング:2010-2011年、エリック・ニルソン(dB Productionsプロデュー
サー)]
スウェーデンのレーベルdB Productionsのプロデューサー、エリック・ニルソン
が思いをこめてリマスタリングしたスウェーデンの名ピアニスト、ハンス・レイ
グラフの渾身のベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番、第32番の初出録音です。
その並々ならぬ思いを彼は次のように述べています。「2009年、私はハンス・レ
イグラフに彼のコンサートで弾いていたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番
を録音しないかと提案しました。すると彼からは前向きな返事がきました。しか
し、2010年の年末、彼の体調に異変があらわれ2011年2月にストックホルムの自宅
で帰らぬ人となってしまいました。私はあの時録音しておけばよかったと後悔に
しました…しかし、彼が1973年と1980年にベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31、
32番をスウェーデン・ラジオに録音していたことを知り、彼のトリビュート・ア
ルバムを作成することを決めました。彼の素晴らしい音楽を皆さまに届けたいと
思いで。」―エリック・ニルソン(dB Productionsプロデューサー)―
教育者としても有名だったレイグラフはザルツブルク・モーツァルテウム大学の
講師として後進の育成に携わり、永井幸枝、伊藤恵など彼に師事した著名な日本
人ピアニストも多くいます。ここに収録されたベートーヴェンはいずれもたっぷ
りとした出だしから神がかったほど透き通るタッチで弾き、一度聴いたら耳から
離れません。これだけ美しい奏法は他のピアニスト、特に現代では聴くことので
きない貴重な宝と言えましょう。
なお、このCDは完全限定盤となっております。




<Cascavelle>
VEL 3164 4枚組 ¥2700
CD-1
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15(カデンツァ:ブゾーニ)
録音:1956年12月16日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
録音:1956年12月14日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
CD-2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
録音:1956年12月6日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
録音:1956年12月6,7日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
CD-3
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
録音:1956年12月14日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(カデンツァ:フンメル)※
録音:1958年4月12日、ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
CD-4
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83※
録音:1958年4月4日、ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54※
録音:1958年4月5,6日、ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、
ヨゼフ・クリップス(指揮)
シンフォニー・オブ・ジ・エア、RCA交響楽団
スイスのカスカヴェル・レーベルの注目シリーズ、ヨゼフ・クリップス・エディ
ション第4集はルービンシュタインを独奏にむかえたベートーヴェン全曲、ブラー
ムス第2番、モーツァルト第24番そしてシューマンのピアノ協奏曲集です。ベート
ーヴェンは1956年12月に集中的に録音されたものでルービンシュタインにとって
はじめてのベートーヴェン全曲録音になります(1970年代にバレンボイムとの同
全曲録音をしておりますが、その約20年前60代後半の録音にあたります)。とて
も60代後半とは思えないルービンシュタインの煌びやかで溌剌とした演奏はクリ
ップスの好サポートを得て、喜びに満ちた演奏となっております。この他のブラ
ームス、モーツァルト、シューマンはベートーヴェンの録音から2年後、1958年
に録音されたものですが、これはベートーヴェンの成功からルービンシュタイン、
クリップスの親交が深まり録音が実現しました。70歳も目前にしながらも難曲を
いとも簡単に弾きこなし、そして音楽的成熟していったルービンシュタインの演
奏にはただただ脱帽ですが、それはクリップスとの阿吽の呼吸からうまれるもの
だと再認識される録音集です。

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12-02 No.19-1

2012年02月16日 19時57分57秒 | Weblog
<paladino music>
paladino musicレーベルをご紹介します。マリア・クリーゲル門下生のチェリ
スト、マルティン・ルンメル氏が2009年に設立したpaladino media社傘下の独
立系レーベルです。ウィーン楽友協会やウィーン国立歌劇場が立ち並ぶケルン
トナー通りにオフィスを構える同社は、アーティストマネージメントやコンサ
ート企画、ベーレンライター出版の教則本監修など、様々な音楽ビジネスを手
掛けており、CDレーベル事業もその一部となります。ルンメル氏自身の演奏だ
けでなく、ヨーロッパの有望な若手演奏家を積極的に録音しているほか、既発
売カタログのリイッシュー等も行っており、非常に注目を集めているレーベル
です。

PMR-0011 2枚組 ¥2450
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
〈CD1〉
1-3.チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-2
4-16.ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の
変奏曲 ト長調 WoO45
17-19.チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
20-32.モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 Op.66
〈CD2〉
1-4.チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
5-12.モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調 WoO46
13-17.チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
18-20.チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
マルティン・ルンメル(チェロ)
ゲルダ・グッテンベルク(ピアノ)
paladino musicレーベルで中心的役割を担うチェリスト、マルティン・ルンメ
ルによるベートーヴェン(1770-1827)のチェロのための作品全集です。彼は名
チェリスト、ウィリアム・プリースに教えを受け、世界中で活躍し、また教師
としても高く評価されています。この2枚組は、ベートーヴェンのチェロ・ソ
ナタと変奏曲を全て網羅するもので、それまではチェロが添え物として扱われ
てきた「チェロ・ソナタ」の歴史を大きく塗り替えたと言われる、充実した内
容を持つベートーヴェンの作品を、ルンメルは悠然と演奏しています。

PMR-0002 2枚組 ¥2450
トーマス・ダニエル・シュリー(1957-):歌劇「Ich, Hiob-私、ヨブ」Op.68
台本…クリスティアン・マルティン・フックス
ヨブ…クルト・アツェスベルガー(テノール)
天使…ウルズラ・ランクマイアー(ソプラノ)
マルティン・ルンメル(チェロ)
デヴィッド・オットマー(トランペット)
マティアス・シュルツ(フルート)
ヴォルフガンク・ズサー(フルート)
マティアス・エッカルト(フルート)
アンネリーゼ・フックスルガー(フルート)
ヴェロニカ・シュルツ(ヴァイオリン)
録音 2009年2月
旧約聖書に収められた「ヨブ記」をもとに、苦難に満ちた彼の試練と全能の神
への嘆きが描かれた室内オペラ。物語は、ほとんどヨブの一人語りで進められ、
シェロのソロと、様々な奏法によるフルートを始めとした楽器群の音色が交錯
します。絶望、偶然、全ての人間の経験に焦点を当て、時代を超越した本質を
描き出しています。

PMR-0003 ¥1750
D.スカルラッティ:ソナタ集(ギター編)
1.ソナタ ニ短調 K.1/L.366/P.57/2.ソナタ ニ短調 K.34/L.S 7/P.15
3.ソナタ イ長調 K.74/L.94/P.35/4.ソナタ ニ短調 K.77/L.168/P.10
5.ソナタ ロ短調 K.87/L.33/P.43/6.ソナタ ト長調 K.14/L.387/P.70
7.ソナタ イ短調 K.109/L.138/P.290/8.ソナタ ト長調 K.146/L.349/P.106
9.ソナタ イ長調 K.208/L.238/P.315/10.ソナタ ヘ短調 K.239/L.281/P.56
11.ソナタ イ長調 K.322/L.483/P.360/12.ソナタ ロ短調 K.376/L.34/P.246
13.ソナタ ロ短調 K.377/L.263/P.245/14.ソナタ ホ長調 K.380/L.23/P.483
15.ソナタ ヘ短調 K.466/L.118/P.501/16.ソナタ ニ長調 K.491/L.164/P.484
ギター編曲:ヴォルフガンク・レンドレ…1.8.10.15-16
アルベルト・メルシカ…2-7.9.11-14
アルベルト・メルシカ(ギター)
1984年イタリア生まれのアルベルト・メルシカはジャンフランコ・ヴォルパー
トに師事し、カステルフランコ・ヴェネト音楽院で学士号と修士号を取得、
“summa cum laude…最優秀”の称号も獲得しています。ここでは彼が幼い頃
から親しんできたというスカルラッティ(1685-1757)のソナタを自らの編曲を
中心に演奏。類い稀なる技巧と明るい音色が心地よい素晴らしいアルバムとし
て仕上がっています。

PMR-0004 2枚組 ¥2450
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
〈CD1〉
1-6.無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
7-12.無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
13-18.無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
〈CD2〉
1-6.無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
7-12.無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
13-18.無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
マルティン・ルンメル(チェロ)
チェリストならば、誰しもが演奏したいと憧れる究極の曲集。百人百様の解釈
があり、もちろん聴き手の好みも様々でしょう。この演奏は、チェロの可能性
の極限を探求するかのようで、ト長調の前奏曲から緊張と興奮に満ちています。
この作品に「内省」を求める人よりは、「感情の発露」を楽しみたい人に向い
ているかもしれません。

PMR-0005 2枚組 ¥2450
ドミトリー・アシュケナージ -ミュールフィアテル音楽祭ライブ
〈CD1〉
1.シューベルト(1797-1828):岩の上の羊飼い Op.129 D965
2-5.ブラームス(1833-1897):クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
6-8.ツェムリンスキー(1871-1942):クラリネット三重奏曲 ニ短調 Op.3
〈CD2〉
1-3.ブラームス:クラリネット・ソナタ
第2番 変ホ長調 Op.120-2
4-6.モーツァルト(1756-1791):
ピアノ三重奏曲 変ホ長調「ケーゲルシュタット」K498
7-10.モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
ドミトリー・アシュケナージ(クラリネット)
ウルズラ・ランクマイアー(ソプラノ)…CD1:1
ローランド・クリューガー(ピアノ)…CD1:1,CD2:1-3
マルティン・ルンメル(チェロ)…CD1:2-8
クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)…CD1:2-8,CD2:4-6
マニュエル・ホーファー(ヴィオラ)…CD2:4-6
アーツィエス四重奏団…CD2:7-10
言わずとしれた名ピアニストの息子ドミトリー・アシュケナージ。1969年ニュ
ーヨークで生まれ、6歳でピアノを始め、その後クラリネットに転向、1989年
のルツェルン音楽祭で一躍脚光を浴びています。「親の七光り」などという言
葉は全く必要のない天才で、クラリネットの超絶技巧と、その卓越したリズム
感は世界中で賞賛され、古典的作品から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、
どんな曲でも吹きこなす彼、2007年から始まったミュールフィアテル音楽祭で
は中心的な存在であり、ここでも納得の演奏を聞かせます。

PMR-0006 ¥1750
音楽と朗読の融合 Wia neich…
シューベルト:16のドイツ舞曲 Op.33
1.ドイツ舞曲 第1番 イ長調/2-4.朗読/5.ドイツ舞曲 第2番 ニ長調6-9.朗読
10.ドイツ舞曲 第3番 変ロ長調/11-14.朗読/15.ドイツ舞曲 第4番 ト長調
16-20.朗読/21.ドイツ舞曲 第5番 ロ短調/22-24.朗読
25.ドイツ舞曲 第6番 変ロ長調/26-28.朗読/29.ドイツ舞曲 第7番 変ロ長調
30-33.朗読/34.ドイツ舞曲 第8番 変ホ長調/35-37.朗読
38.ドイツ舞曲 第9番 ハ長調/39-41.朗読/42.ドイツ舞曲 第10番 イ短調
43-45.朗読/46.ドイツ舞曲 第11番 ホ短調/47-50.朗読
51.ドイツ舞曲 第12番 ハ長調/52-54.朗読/55.ドイツ舞曲 第13番 ハ長調
56-57.朗読/58.ドイツ舞曲 第14番 ヘ短調/59-60.朗読
61.ドイツ舞曲 第15番 ヘ短調/62-63.朗読/64.ドイツ舞曲 第16番 ヘ長調
レナート・ペールマン(朗読)
ローラント・クリューガー(ピアノ)
シューベルト(1797-1828)の愛らしいドイツ舞曲と朗読の融合です。ナレーショ
ンは1964年生まれの小説家ペールマン自身が担当、ドイツ語の深い響きが堪能
できます。

PMR-0009 ¥1750
ローランド・クリューガー -ハノーヴァー・コンサート
1.シューベルト(1797-1828):16のドイツ舞曲 Op.83 D783
2.ヤナーチェク(1854-1928):草陰の小径にて 第1集 第7番「おやすみなさい」
3.シューベルト:ワルツ ト長調 D844
4-5.バルトーク(1881-1945):戸外で Sz81より
6-9.シューベルト:ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 Op.42 D845
ローランド・クリューガー(ピアノ)
1973年ドイツ生まれのピアニスト、クリューガーは7歳でピアノを始め、オレ
グ・マイセンベルク、クリスティアン・ツィマーマン、カール=ハインツ・ケ
マーリングと言った名手に師事、その後ハノーファー音楽大学でケマーリング
のアシスタントを務めます。ソロ・ピアニストとしてだけではなく、室内楽で
ピアノを受け持つなど幅広い活用をしています。2007年からハノーファー音楽
大学で教鞭をとり、後進の指導も行っています。このコンサートは、得意とす
るシューベルトが中心としたプログラムとなっています。

PMR-0012 ¥1750
ヘルムート・ローグル:チェロ作品全集
1.ラメント Op.44-りシュライテント/2-4.3つの小品 Op.5
5-6.ヴィンセント・スコットの思い出に Op.9
7.独奏曲 Op.28-イントロダクション/8.瞑想曲 Op.32
9.ライフ・ラジオ・ラグ Op.31-ラジオの前に戻って
10-12.チェロ協奏曲「ヴァイオリンへの挑戦」Op.24
マルティン・ルンメル(チェロ)
フローリアン・ファイルマイア(ピアノ)…1.5-6
アルフレッド・メリヒャー(アコーディオン)…8
クリストフ・エグナー(ピアノ)…9/アンサンブル・ララ…10-12
エーラント・マリア・フロイデンターラー(指揮)…10-12
1994年から2010年に渡って少しずつ録音された、ローグル(1960-)のチェロ作
品集です。作曲家のローグルは8歳でピアノを始め、ザルツブルクのモーツァ
ルテウムで学び、平行して経営学も学び、こちらでも博士号を取得しています。
その理知的な作風が愛され、ドイツを始めとした各地のオーケストラで彼の作
品の演奏が行われています。代表作「チェロ協奏曲」ではピアノも交えた煌め
く音色が魅力的。

PMR-0013 ¥1750
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K563
クリストフ・エーレンフェルナー(ヴァイオリン)
フィルミアン・レルマー(ヴィオラ)/マルティン・ルンメル(チェロ)
「ジュピター」のほぼ1か月後に作曲された、モーツァルト(1756-1791)のこの
ディヴェルティメントは、音楽的にも演奏技術の面でも高度なものを要求する、
とても完成度の高い作品です。初演の際、モーツァルトがヴィオラ・パートを
演奏したと伝えられますが、中々凝った奏法が見られ、モーツァルトはピアノ
やヴァイオリンだけでなく、ヴィオラの名手でもあったようです。親密さと緊
張感に溢れた演奏です。

PMR-0014 ¥1750
アルベルト・メシルカ -ミュールフィアテル音楽祭ライブ
1.レゴンディ(1822-1872):序奏とカプリース Op.23
2.パガニーニ(1782-1840):カンタービレ ニ長調
3-8.ファリャ(1876-1946):スペイン民謡組曲(M.ルンメル編)
9-12.ボッケリーニ(1743-1805):ギター五重奏曲 第4番 ニ長調 G448
アルベルト・メシルカ(ギター)
ヴィンフリート・ラーデマッハー(ヴァイオリン)…2
ラファエル・カスプリアン(ヴァイオリン)…9-12
マンフレード・プレッスル(ヴィオラ)…9-12
マルティン・ルンメル(チェロ)…3-12
イタリアの若きギタリスト、メシルカが演奏するミュールフィアテル音楽祭の
ライブ録音です。本人の演奏も素晴らしいのですが、共演者たちも、何とも言
えない良い味を出しています。ファリャの作品を編曲したのは、おなじみマル
ティン・ルンメルであり、7曲からなるピアノ曲を元に(ここではセギディー
リャ以外の6曲を演奏)、ラテン的な味付けの風味を加えています。

PMR-0015 ¥1750
北ドイツのバロック・オルガン作品集
1.ブルーンス(1665-1697):前奏曲とフーガ ト長調-前奏曲
2-9.ベーム(1661-1733):
パルティータ「ああいかにはかなき、ああいかに虚しき」
10-12.J.S.バッハ(1685-1750):トッカータ ト長調 BWV916
13.ベーム(1661-1733):「天にいますわれらの父よ」
14-18.ブクステフーデ(1637-1707):「神よ、あなたをたたえます」BuxWV218
19.リューベック(1654-1740):前奏曲 ホ長調 LubWV7
20-25.リューベック「いざ来たりませ、世の救い主」LubWV15
26.J.S.バッハ:バビロン川のほとりに BWV653b
27.ブクステフーデ:前奏曲とフーガ ニ短調 BuxWV140-前奏曲
ジェイムズ・ティブルス(オルガン)
録音 2010年7月6-8日オーストリア ロバート・ブラックウッド・ホール
ニュージーランド生まれのジェイムズ・ティブルスは、オルガニストとしてだ
けでなく、伴奏者、指揮者として世界中で活躍しています。オークランド大学
で教鞭をとり、また古楽研究者としても名高い人です。14歳からオルガンを学
びはじめ、チェンバロ、クラヴィコードも演奏し、バロック音楽のアンサンブ
ルにも精通しています。このアルバムでは、J.S.バッハと彼の少し前の世代に
よるオルガン作品について、見識を高めることができるでしょう。

PMR-0016 ¥1750
トマーシェク:ゲーテ歌曲集
1.リンナ Op.58-5/2.さすらい人の夜の歌 Op.58-4/3.月の寄せて Op.56-4
4.湖上にて/5.魔王 Op.59-1/6.トゥーレの王 Op.59-2/7.漁師 Op.59-3
8.野ばら Op.53-1/9.遠く離れた人へ Op.55-1/10.恋人はそばに Op.53-2
11.つれない娘 Op.54-2/12.心変わりした娘 Op.54-3/13.良い提案 Op.60-2
14.糸を紡ぐ女 Op.55-2/15.すみれ Op.57-1/16.初めての悲しみ Op.56-3
17.羊飼いの嘆きの歌 Op.56-1/18.ゾルゲ Op.57-4/19.早春
20.ミニョンの憧れ Op.54-1/21.秘密 Op.58-3/22.たゆみなき愛 Op.58-1
イルディコ・ライモンディ(ソプラノ)/レオポルド・ハーガー(ピアノ)
ボヘミアの作曲家・音楽教師であったヤン・ヴァーツラフ・トマーシェク
(1774-1850)の「ゲーテの詩による歌曲集」です。彼の弟子であったハンスリッ
クは「ベートーヴェンに匹敵する存在」と崇めるほどに、素晴らしい才能の持
ち主でした。ここで聴く歌曲は、タイトルにもおなじみのものが多く、とても
興味深く楽しむことができるでしょう。たとえばトラック5の「魔王」などは、
あのシューベルトのものと全く違う出来栄えであり、曲の最初は「こんなに楽
天的でよいのか?」と思ってしまうかもしれません。こういうのもありです。

PMR-0018 2枚組 ¥2450
シューベルト:
歌曲集「冬の旅」…マルティン・ルンメルによるチェロとピアノ編曲版
ザヴィエ・フッター(ナレーター)
マルティン・ルンメル(チェロ)
ノーマン・シェトラー(ピアノ)
シューベルト(1797-1828)の「冬の旅」は普通にピアノと歌で演奏されるだけ
でなく、弦楽四重奏でで伴奏されたり、はたまた著しく拡大された室内楽伴奏
が付けられたり、最近では無伴奏合唱で歌われたり、と、柔軟に形を変えるこ
とでも知られています。ここではチェロが歌を担い、歌詞だけを先に朗読する
という趣向が凝らされています。想像力を喚起させる見事な演奏です。

PMR-0021 ¥1750
1-4.ブルックナー(1824-1896):弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB112
5-7.シューベルト(1797-1828):幻想曲 ヘ短調 D.940
(F.レルマーによる弦楽六重奏編)
ハイペリオン・アンサンブル
ブルックナーの弦楽五重奏曲は、彼の交響曲がぎゅっと詰まったかのような、
極めて高い密度を誇る名作です。スケルツォにもアダージョにもブルックナー
らしさが漂い、これ1曲聴いただけでお腹いっぱいになるほどです。シューベ
ルトの幻想曲の原曲はピアノの連弾(4手)曲ですが、この弦楽六重奏版の豊か
な響きを聴いてしまうと、こちらが原曲?と思えてしまうほどのはまり具合
です。ロマン派の作品を得意とするハイペリオン・アンサンブルの演奏です。





<Cedille>
CDR-90000128 ¥1750
スティーヴン・マッキー :ロンリー・モーテル -
ミュージック・フロム・スライド
1.Slide of Dog/2.Stare Prelude/Overture/3.Depending
4.She Walks as if.../ 5.Fog/6.Stare/7.Addiction/8.Processional
9.Running Dog 2/10.Ghosts/ 11.Lonely Motel
リンド・エッカート(ヴォーカル)/スティーヴン・マッキー(ギター)
エイト・ブラックバード
なんとも実験的、かつ不思議な音楽。世界初録音となるこの「ロンリー・モー
テル」は弦楽、ピアノ、パーカッションのアンサンブルと、作曲者マッキー
(1956-)のギター、そして歌手、俳優、台本作家のエッカートが生み出す陶酔
的な世界です。婚約者に捨てられた孤独な男が、一人安宿で、スライドを投影
しながら悲しみに沈むというシチュエーションは永遠のテーマであり、創作の
根源ではないでしょうか?、「こっそり動く犬、走る犬、そんなものは無視し
よう・・・(Slide of Dog)」全ての言葉も韻を踏み、統制されたリズムに支配
されることで、ミニマル的な要素を添付されることで静かな狂気も生まれてく
るかのようです。燃える家、幻、全てが終わったあと、男は何を見るのでしょ
う・・・

CDR-90000126 ¥1750
注目すべき女性たち
1-3.レーラ・アウエルバッハ(1973-):ピアノ三重奏曲
4.ステイシー・ギャロップ(1970-):ピアノ三重奏のための「セヴン」
5-6.ジェニファー・ヒグドン(1962-):
ピアノ三重奏曲(淡い黄色/燃えるような赤)
7.ローラ・エリーズ・シュウェンディンガー(1962-):今夜は月が出ない?
8.オーガスタ・リード・トーマス(1964-):ムーン・ジグ
9.ジョン・タワー(1938-)トリオ・キャヴァニー
※1-3.7…世界初録音
リンカーン・トリオ
録音 2010年1月1-5日,2011年4月15日ラヴィニアベネット・ゴードン・ホール
何とも想像力をかき立てる 1枚。このリンカーン・トリオによるアルバムは、
アメリカの現代女性作曲家たちの作品を集めたものです。6人の作曲家の中に
は、すでにおなじみのジョン・タワーや、一頃話題沸騰だったアウエルバッハ
の名前も見えますし、他の人たちも、その独創性が高く評価されています。タ
イトルから仄かに女性らしさが感じられたりもしますが、とにかく先入観なし
で聴いてみてください。

CDR-90000127 2枚組(1枚価格) ¥1750
ソ連の経験第1集
〈CD1〉
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
1-3.弦楽四重奏曲第5番変ロ長調 Op.92
4-7.弦楽四重奏曲第6番ト長調 Op.101
〈CD2〉
1-3.弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op108
4-8.弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
9-12.ミャスコフスキー(1881-1950):弦楽四重奏曲第13番イ短調 Op.86
パシフィカ弦楽四重奏団
録音 2010年7月24-25日,9月3-5日,
2011年1月31日,2月1日,5月14-15日
イリノイ フォーリンジャー・グレート・ホール
ショスタコーヴィチ(1906-1975)と同世代の作曲家たちによる弦楽四重奏曲を
集めたシリーズの第1集です。全部で4巻となる予定のこのシリーズ、まずは、
ショスタコーヴィチの中期の傑作4曲と、少し前の世代に属するミャスコフス
キー(1881-1950)の作品で幕を開けます。
日本でも人気の高いパシフィカ弦楽四重奏団の納得の演奏です。

CDR-90000129 ¥1750
フランスの夜会
1-4.リュリ(1632-1687):フローラ
5-6.F.クープラン(1668-1733):
趣味の融合 -コンセール第7番ト短調より (アルマンド/サラバンド)
7.マレ(1656-1728):ヴィオール曲集第3巻-シターレ
8.F.クープラン:シチリエンヌ/9.F.クープラン:ガヴォット
10-11.マレ:ヴィオール曲集第1巻より(前奏曲 /シャコンヌ)
12-18.F.クープラン:王宮のコンセール第3番イ長調
19-21.ルベル(1666-1747):ヴァイオリン・ソナタニ短調
22-24.ラモー(1683-1764):コンセール第4番変ロ長調
25-28.ルクレール (1697-1764):ヴァイオリン・ソナタト長調 Op.5-12
トリオ・セッテチェント
録音 2010年8月10-14日イリノイ州エヴァンストン ,
ニコルス・コンサート・ホール
「ドイツの花束」(CDR-90000114),「イタリアでの逗留」(CDR-90000099)に続く
トリオ・セッテチェントの第3集。1996年にヘンデルのヴァイオリン・ソナタ
全集を録音するため、レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)、ジョン
・マーク・ローゼンダール(チェロ)、デヴィッド・シュレーダー(チェンバロ)
の3人がアンサンブルを結成、その翌年、「トリオ・セッテチェント」の名前
で新たに活動を始めました。 2006年にはニューヨークのフリック・コレクショ
ンで演奏、また 2007年にはボストン・バロック・フェスティヴァルにデビュ
ー、アメリカ全土でのピリオド楽器演奏の隆盛に寄与しています。

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12-02 No.19-2

2012年02月16日 19時57分35秒 | Weblog
<Sterling>
CDS 1094-2 ¥2300
クラリネット、バセットホルンとオーケストラのためのイタリア作品集 ――
ブゾーニ:コンチェルティーノ変ロ長調Op.48
ヴィヴァルディ:協奏曲へ長調RV.455
ドニゼッティ:コンチェルティーノ変ロ長調
ロッシーニ&ペスナー:ディヴェルティメント
ロッシーニ:序奏、主題と変奏
ロッラ:バセットホルンとオーケストラのための協奏曲ヘ長調
ベッリーニ:協奏曲変ホ長調
シュテファン・ジーゲンターラー(クラリネット&バセットホルン)、
カスパル・ゼンダー(指揮)、カペラ・イストロポリターナ
スイスのクラリネット奏者シュテファン・ジーゲンターラーは、1989年から
1995年まで務めたスイス・ビール交響楽団のソロ・クラリネット奏者から、
1995年に医療機器関連企業の共同創設者、マネージング・ダイレクターに転
身。事業でも成功を収めたジーゲンターラーは、2002年にはクラリネット・
プレーヤーとして音楽のステージに舞い戻り、2008年にはルツェルン音楽大学
の学長に就任した異色の経歴の持ち主である。
ジーゲンターラーのイタリアン・プログラムでは、バロックのヴィヴァルディ
から近代のブゾーニまでのクラリネット作品が共演!
各時代の巨匠たちによるクラリネット作品がイタリアにおける"クラリネット"
の存在感、重要性を改めて伝えてくれる。2011年1月の録音。

CDA 1674-2 ¥2300
ロマン派のクラリネット五重奏曲集 ――
フックス:クラリネット五重奏曲変ホ長調Op.102
ティエリオ:クラリネット五重奏曲変ホ長調
シュテファン・ジーゲンターラー(クラリネット)、
プラハ・スタミツ弦楽四重奏団
"ブラームス"という共通項を持つ2人のロマン派の作曲家、ロベルト・フック
ス(1847-1927)とフェルディナント・ティエリオ(1838-1919)の「クラリネット
五重奏曲集」。
ブラームスと同じくマルクスゼンから作曲を学んだティエリオの「五重奏曲」
は特に珍しく、どこかブラームス的な響きを感じさせる歴史に埋もれた佳作
である。2005年12月の録音。




<Raumklang>
RK 3004 ¥2300
J.S.バッハ:フーガの技法BWV.1080
ペーター・コフラー(チェンバロ&オルガン)
1782年にドレスデンで名工カール・アウグスト・グレープナーが製作したオリ
ジナル・チェンバロという歴史的銘器で聴く「フーガの技法」。
イタリア、ボルツァーノの生まれの鍵盤奏者ペーター・コフラーは、ミュンヘ
ン少年合唱団でハンスイェルク・アルブレヒトのアシスタントを務め、2008年
からはミュンヘン聖ミヒャエル教会のオルガニストとして活躍中。18世紀末に
ドレスデンで誕生したチェンバロが、バッハの音楽と共に当時の響きを現代に
解き放つ。2010年5月の録音。

CDA 1675-2 ¥2300
マルクス:歌曲集 ――
若い詩人は恋人を思う/ノクターン/雨/森の幸せ/夢の冠
イタリア歌曲集第1巻より/イタリア歌曲集第2巻より
マティルダ・パウルソン(メゾ・ソプラノ)、
ベンクト=オーケ・ルンディン(ピアノ)
ロンドンとストックホルムで声楽を学んだスウェーデンのメゾ・ソプラノ、マ
ティルダ・パウルソンが歌うオーストリアの後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・
マルクス(1882-1964)の歌曲集。
パウルソンは、2008年に「ばらの騎士」のオクタヴィアンを歌い、スウェーデ
ン王立歌劇場へのデビュー公演で大成功を収めており、マッケラスやドゥダメ
ル、ハーディングなどの世界的な指揮者との共演も重ねている。
2011年3月の録音。




<Phaedra>
DDD 92067 ¥2300
イン・フランダース・フィールズVol.67 ――
イェフ・ファン・ホーフ:序曲《追憶》/序曲《ペルセウス》(世界初録音)
交響曲第2番変イ長調
イヴォ・ヴェンコフ(指揮)、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
後期ロマン派、またはポスト・モダン派に位置付けられているベルギー、フラ
ンドルの作曲家イェフ・ファン・ホーフ(1886-1959)。
「交響曲第2番」を含むホーフの管弦楽作品は、巧みに用いられた金管楽器の
輝かしいサウンド、弦楽セクションが奏でる流麗かつ色濃いフランドルの抒情
が持ち味。2010年8月の録音。




<Syrius>
SYR 141436 2枚組 ¥4600
J.S.バッハ:オルゲルビュヒラインBWV.599-644
ピエール・バルドン(オルガン)
J.S.バッハが遺した音楽の聖書「オルゲルビュヒライン」が、フランス、ヴァ
ールのサン・マクシマン教会の荘厳なヒストリカル・オルガンから鳴り響く。
フランスのベテラン、ピエール・バルドンの熟練の業が、オルガンが持つ神聖
なサウンドを引き出してくれている。2010年10月の録音。





<Nimbus Alliance>
(Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります)
NI 6137 2枚組 ¥3180
シューベルト:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898,Op.99
ノットゥルノ変ホ長調D.897,Op.148
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100
ソナタ変ロ長調D.28
ウィーン・シューベルト・トリオ〔ボリス・クシュニール(ヴァイオリン)、
マルティン・ホルンシュタイン(チェロ)、
クラウス=クリスティアン・シュスター(ピアノ)〕
1993年に解散したウィーン・シューベルト・トリオがオーストリアのアハウで
1991年9月にレコーディングしていたシューベルトのピアノ・トリオ集。
クシュニールの"ストラディバリ"と、ホルンシュタインの"グァダニーニ"の組
み合わせがゴージャス。1991年9月の録音。




<BMS>(BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります
BMS 439CD ¥2180
レイトン:チェロのための室内楽作品全集 ――
パルティータOp.35/エレジーOp.5/無伴奏チェロ・ソナタOp.52
アレルヤ、わたしたちの過越Op.85
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、ラファエル・テローニ(ピアノ)
ロマン主義と12音技法の両立を目指した英国の作曲家ケネス・レイトンのチェ
ロ作品を、重鎮ウォルフィッシュが網羅!イギリスのレーベル、アーティスト
ならではのプログラム。
2009年4月&2010年2月の録音。




<EM Records>
(EM Recordsはレーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります)
EMR CD001 ¥2180
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集 ――
ブリス:ヴァイオリン・ソナタ(世界初録音)
H.W.デイヴィス:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(世界初録音)
ボーウェン:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.112
ルパート・ラック(ヴァイオリン)、マシュー・リカード(ピアノ)
「EM Records」は、イギリスの見過ごされてきた作品を発掘するイングリッ
シュ・ミュージック・フェスティヴァル(English Music Festival)の自主レー
ベル。ブリスとヘンリー・ウォルフォード・デイヴィスのソナタは世界初録
音!2010年8月の録音。





<Footprint Records>
FRCD 045 ¥2300
ホワット・イズ・ライフ? - 合唱作品集 ――
ウィテカー:レオナルドは空を飛ぶマシンを夢見る
ホルテン:霧と雨とバラの茂み
イェイロ:慈しみと愛のあるところ、神よ急ぎ助けたまえ
セーデルクヴィスト:ホワット・イズ・ライフ?
ニクラーション:フレーム&コンテント
O.リンドベリ:サンクトゥス、アニュス・デイ
G.エリクソン:ティル・シスト
ラウタヴァーラ:悲歌
ヴォーチェス・ノルディケ、ロネ・ラーセン(指揮)
ヴォーチェス・ノルディケは、デンマーク出身の合唱指揮者ロネ・ラーセンが
1999年に創設したスウェーデンのヴォーカル・アンサンブル。レコーディング
された近現代の北欧音楽とアメリカの合唱作品は、アンサンブルのメイン・レ
パートリー。ウィテカーやホルテン、イェイロ(ヤイロ)など日本でもお馴染み
の名前が並ぶ。





<Musica Rediviva>
MRSACD-020(SACD-Hybrid) ¥2850
万華鏡 - マリア・フォシュストレム ――
カッチーニ:天にもかほどの星はなく、アマリッリ
モンテヴェルディ:われは野の花
フレスコバルディ:パッサカリアによるアリア
カルダーラ:友なる森よ/ヴィヴァルディ:来て、いとしい人よ
シューベルト:ます、セレナード/シューマン:献呈、異郷にて
ヴォルフ:アナクレオンの墓
ラフマニノフ:森の静けさに、ああ, 悲しまないで!
ショーソン:蜂すずめ/ラヴェル:白鳥
ブリテン:
ニューキャッスルの生まれかね?、サリーの園、オリヴァー・クロムウェル
ステーンハンマル:逢い引きから帰ってきた娘
ペッテション=ベリエル:あなたは私を悲しませた
グリーグ:逢い引き、山羊の踊り
シベリウス:もはや私は問わなかった、黒いばら
マリア・フォシュストレム(アルト)、マッティ・ヒルヴォネン(ピアノ)、
アンドレアス・エードルンド(チェンバロ)
スウェーデンのアルト、マリア・フォシュストレムが歌う、時代、国、言語も
違うまさにカレイドスコープ(万華鏡)のようなプログラム。
2010年&2011年の録音。日本語解説&歌詞対訳付き。




<nosag records>
nosag CD196 ¥2300
セーフステーン:メゾ・ソプラノとピアノのための歌曲集《道標》
スティグ・シーデンの詩による6つの歌曲
《ユアー・モーメント・オン・アース》
レベッカ・デイヴァント(メゾ・ソプラノ)、
ステファン・セーフステーン(ピアノ)
スウェーデン放送合唱団やエリク・エリクソン室内合唱団のメンバーとして
活躍したメゾ・ソプラノ、レベッカ・デイヴァントが歌うスウェーデンの作
曲家ステファン・セーフステーン(1955-)の歌曲集。





<Sussana M Ericsson>
SMCD 001 ¥2300
スザンナ・モーベリ・エーリクソン -
ルンディン:Jag vet en vag/レイヨン:Himlastegen
ルンディン:Jag dromde jag flog/R.ペッテション:Sjalens Helgedom
クランダー:Stillhetskoral/他
スザンナ・モーベリ・エーリクソン(ソプラノ)、
アトレ・バーマン(朗読)、ヤン・ヨハンソン(コントラバス)、
マグヌス・リックルンド(ピアノ)
スウェーデン、ロスラーゲン地方生まれの詩人アトレ・バーマンの詩による
歌曲集。優美で抒情的な旋律と清純な歌声が印象的。





<DUTTON>
●DUTTON HISTORIC CLASSICS
CDBP 9812 ¥950
エドゥアルト・ファン・ベイヌムが指揮するハイドン、ブラームス、ラヴェル
ハイドン(1732-1809):交響曲第96番ニ長調「奇跡」(*)
ブラームス(1833-1897):交響曲第3番ヘ長調 Op.90(+)
ラヴェル(1875-1937):スペイン狂詩曲(#)
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11 から
アナダンテ・カンタービレ(弦楽合奏版)(**)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(*/#/**)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
録音:1946年9月10日(#)、1947年9月21日(*)、22日(**)、
コンセルトヘボウ、アムステルダム(*/#/**)
1946年3月20、22-23日、ウォルサムストウ会館、ロンドン(+)

CDBP 9813 ¥950
リヒャルト・シュトラウスが指揮する「ドン・キホーテ」1941年版
ウェーバー(1876-1826):オペラ「オイリアンテ」序曲(*)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第5番ハ短調 Op.67(+)
R・シュトラウス(1864-1949):交響詩「ドン・キホーテ」(#)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ベルリン国立オペラ管弦楽団(+/#)
オスワルト・ウール(チェロ(#))
P・モラシュ(ヴァイオリン(#))
Ph・ハース(ヴィオラ(#))
リヒャルト・シュトラウス(指揮)
録音:1928年12月11日、ベルリン音楽大学(*)/1926年(+)/1941年(#)

CDBP 9814 ¥950
ストラヴィンスキーが自作を指揮・演奏
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ組曲「ペトルーシュカ」(*)
バレエ「火の鳥」(+)
ピアノと管弦楽のための奇想曲(#)
交響楽団(*)
ワルテル・ストララム・コンサート管弦楽団(+/#)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮(*/+)、ピアノ(#))
エルネスト・アンセルメ(指揮(#))
録音:1928年6月27-28日、ロンドン(+)
1928年11月8、10日、シャンゼリゼ劇場、パリ(+)
1930年5月8-10日、パリ(#)

CDBP 9815 ¥950
マルグリッド・ロンがラヴェル、ダンディ、ベートーヴェンを演奏
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(*)
ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲ト長調(+)
ダンディ(1851-1931):フランスの山人の歌による交響曲 Op.25(#)
マルグリッド・ロン(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団(*)
フェリックス・ヴァインガルトナー(指揮(*))
管弦楽団(+)
ペドロ・デ・フレイタス・ブランコ(指揮(+))
コロンヌ交響楽団(#)
ポール・パレー(指揮(#))
録音:1939年6月10日、ピガル劇場、パリ(*)
1932年4月(+)、1934年5月24-25日(#)、アウタジオ・アルベール、パリ(+/#)
(+)は作曲者が立ち会った録音。

CDBP 9816 ¥950
クレメンス・クラウスが指揮するリヒャルト・シュトラウス
R・シュトラウス(1864-1949):
交響詩「ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28(*)
交響詩「死と変容」Op.24(+)
組曲「町人貴族」Op.60(#)
ミラノ・スカラ座管弦楽団(*)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(#)
クレメンス・クラウス(指揮)
録音:1947年7月23日、ミラノ(*)/1947年12月19-20日、
キングズウェイ・ホール、ロンドン(+)
1929年10月28-29、31日、コンツェルトハウス、ウィーン(#)

CDVS 1919 ¥680
ヤッシャ・ハイフェッツが演奏するバッハ、ヴュータン、グルーエンバーグ
バッハ(1685-1750):2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)
ヴュータン(1820-1881):ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調 Op.31(+)
ルイス・グルーエンバーグ(1884-1964):ヴァイオリン協奏曲 Op.47(#)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
RCAビクター室内管弦楽団(*)
フランツ・ワックスマン(指揮(*))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ジョン・バルビローリ(指揮(+))
サンフランシスコ交響楽団(#)
ピエール・モントゥー(指揮(#))
録音:1946年10月14、19日(*)/1935年3月14日(+)/1945年12月17日(#)
(*)ではヴァイオリン・ソロの両パートをハイフェッツが演奏。

CDVS 1920 ¥680
フルトヴェングラーが指揮するウェーバー、チャイコフスキー
ウェーバー(1876-1826):オペラ「魔弾の射手」から 序曲,第3幕間奏曲(*)
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74(+)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1935年、ベルリン音楽大学(*)
1938年10月25-27日、ベートーヴェン・ホール、ベルリン(+)

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12-02 No.18-1

2012年02月16日 19時57分08秒 | Weblog
<Profil>
PH 11047 ¥2180
ボリス・チャイコフスキー:
(1)ヴァイオリン協奏曲(1969)【1972年録音。ステレオ】
(2)ヴァイオリンソナタ(1959)【1962年録音。モノラル】
ヴィクトル・ピカイゼン(Vn)
キリル・コンドラシン(指)
モスクワ・フィル(1)、
ボリス・チャイコフスキー(Pf)(2)
近年再評価著しいボリス・チャイコフスキー(1925-1996)の貴重音源の出現です。
どちらも旧ソ連の名手ヴィクトル・ピカイゼンのために書かれた作品で、協奏曲
はピカイゼンの独奏、セロフ指揮オーデンセ響の比較的新しい録音があるものの、
こちらはコンドラシンとモスクワ・フィルとの共演というのが凄すぎ。かつてメ
ロディア盤LPで出ていましたが、幻の音源と申せましょう。ボリス・チャイコフ
スキーの代表作のひとつで、40分近い大曲ながら単一楽章、早くに亡くした父の
思い出を描いたといわれます。ピカイゼンの独奏も恐ろしい気迫に満ち、またコ
ンドラシンの伴奏が神業的なドラマ作りで非常に感動的。これほど凄い演奏は再
現できないと思えます。カップリングのヴァイオリンソナタでは作曲者自身が伴
奏を務めていますが、非常な名人芸ぶりで、ピカイゼンの独奏ともども絶妙な巧
さに酔わされます。

PH 10045 ¥2180
フルート、チェロとピアノ
(1)ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):三重奏曲
(2)フンメル:三重奏曲Op.78
(3)チェルニー:協奏的幻想曲 Op.256
(4)ベートーヴェン:三重奏曲WoO.37
トリオ・ヴィーク【クリスティーナ・ファスベンダー(Fl)、
ユストゥス・グリム(Vc)、フロリアン・ヴィーク(Pf)】
[録音:2010年6月/ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)]
フルート、チェロとピアノのために書かれた三重奏曲を集めた珍しいアルバム。
ベートーヴェン作品は本来フルート、ファゴットとピアノのために書かれていま
すが、ここではチェロで演奏されています。とても色彩的な響きとなり、オーケ
ストラを思わせる充実感に満ちています。トリオ・ヴィークはエマール門下のピ
アニスト、フロリアン・ヴィークとジェラール、ニコレ門下のフルーティスト、
クリスティーナ・ファスベンダーによって結成された三重奏団。バロックから現
代までをこなすドイツきっての団体です。

PH 11042 ¥2180
(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
(2)リスト(作曲者編):トリスティア(最終稿)-オーベルマンの谷より
(3)シェーンベルク(シュトイアーマン編):浄夜Op.4
ブーランジェ・トリオ
[録音:2011年7月/ドイツ放送カンマーザール(ケルン)]
2006年に創設されたドイツのピアノ三重奏団ブーランジェ・トリオ。美女3名から
成り、珍しいレパートリーにも果敢に取り組む得難い団体となっています。当ア
ルバムではブラームスの傑作を実に堂々と聴かせた後、リストとシェーンベルク
の意外な珍品を披露。リストの「トリスティア」は「巡礼の年第1年」の「オー
ベルマンの谷」を作曲者自身がピアノ三重奏に仕立てたもので、3種あるうちの
最終稿。原曲とかなり離れているのも興味津々です。シェーンベルクの愛弟子
シュトイアーマンによる「浄夜」も、優れた編曲ながら録音に恵まれているとは
いえないで歓迎です。





<Supraphon>
SU 4078 ¥1780
グバイドゥーリナ:
(1)弦楽四重奏曲第1番(1971)
(2)同第2番(1987)
(3)同第3番(1987)
(4)同第4番(1993)
(5)BACH主題による反映(2002)
シュターミッツSQ
【録音:2011年6、8月/チェコ放送マルティネク・スタジオ(プラハ)】
日本でもおなじみの旧ソ連出身作曲家ソフィヤ・グバイドゥーリナ。彼女の全弦
楽四重奏曲作品を集めた好企画。いずれも単一楽章形式で、それぞれに奇抜なア
イディアが盛り込まれています。第1番はバリバリのソ連時代の作ながら、奏者が
演奏中に椅子を持って舞台を移動することが指示され、さらに最後の6ページは演
奏者が即興するというキテレツな作。第2番はシベリウスSQ、第3番はアルディッ
ティSQの委嘱作ですが、後者はピチカートに偏執した異常な作風に驚かされます。
クロノスSQの委嘱による第4番は十二音技法、テープ付きの前衛作。そして第5番
にあたる「BACH主題による反映」は「フーガの技法」の主題をグバイドゥーリナ
風に処理しています。いずれも聴き応え満点。1985年結成のシュターミッツSQが
余裕の演奏を聴かせてくれます。

SU 4079 ¥1780
フェルステル:ピアノ三重奏曲全集
(1)第1番ヘ短調 Op.8(1883)
(2)第2番変ロ長調 Op.38(1894)
(3)第3番イ短調 Op.105(1922)
ヤナーチェク・トリオ
【録音:2009年10月、2010年4、11月/チェコ放送マルティネク・スタジオ(プラハ)】
ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951)はドイツで活躍したチェコの作曲
家。マーラーの支持者でしたが、作風はドヴォルザークを思わすロマンティック
なもので、チェコ風の美しいメロディにあふれています。作品数は多いものの、
あまり録音に恵まれていないので、大歓迎のアルバムと申せましょう。2001年結
成のヤナーチェク・トリオは名の通りヤナーチェクのスペシャリスト。フェルス
テルでも、さすがお国ものの巧さを見せています。




<IDIS>
IDIS 6630 2枚組 ¥3250
ヴェルディ:「ナブッコ」
エットレ・バスティアニーニ(Br ナブッコ)
ミレッラ・パルット(S アビガイッレ)
イーヴォ・ヴィンコ(Bs ザッカリア)
ルイージ・オットリーニ(T イズマエーレ)
アンナ・マリア・ロータ(S フェネーナ)
ほか
ブルーノ・バルトレッティ(指)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団,合唱団
録音:1961年8月26日、フィレンツェ
日本でも根強い人気のある美声バリトン、エットレ・バスティアニーニ(1922-
1967)。バリトンとしてはまだまだこれからという44歳に病に亡くなっただけに、
残された録音はいずれも貴重です。このCDで聞けるのは、1961年8月にフィレン
ツェ市立劇場で上演された「ナブッコ」のライヴ録音。朗々と響き渡る美しいバ
リトンの声がたまりません。アビガイッレのミレッラ・パルットはイタリアを中
心に活躍したプリマドンナ。十年ほどソプラノとしての活動した後、メッゾソプ
ラノに転向してしまったので、プリマドンナとしての録音が極めて少なく、「幻
のソプラノ」の一人。今や長老指揮者のブルーノ・バルトレッティはこの時35歳、
活きの良いヴェルディを聞かせてくれます。




<EUROARTS>
20 66738(DVD-Video) 3枚組 ¥4780
字幕:独英仏日
ワーグナー:「パルジファル」
ポール・エルミング(T パルジファル)
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms クンドリ)
ジョン・トムリンソン(Bs グルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Bs-Br アンフォルタス)
ギュンター・フォン・カンネン(Bs クリングゾル)
フリッツ・ヒューブナー(Bs ティトゥレル)
カロラ・ヘーン(S 花の乙女)
ブリギッテ・アイゼンフェルト(S 花の乙女)
ボリャーナ・マッテーヴァ(S 花の乙女)
カロラ・ノセク(S 花の乙女)
ローラ・エイキン(S 花の乙女)
エルフィラ・ドレッセン(Ms 花の乙女,小姓)
ペーター・ビンズツス(T 騎士)
ゲルト・ヴォルフ(Bs 騎士)
エフラト・ベン=ヌン(S 小姓)
ペーター・メンツェル(T 小姓)
アンドレアス・シュミット(Br 小姓)
ローゼマリー・ラング(A アルトの声)
ダニエル・バレンボイム(指)シュターツカペレ・ベルリン,
ベルリン国立歌劇場合唱団
ハリー・クプファー(演出)
ハンス・シャーフェルノッホ(装置)
クリスティーヌ・シュトロンベルク(衣装)
収録:1992年、ベルリン
バレンボイムの「パルジファル」、待望の復活です!1992年にベルリン国立歌劇
場の音楽監督に就任したダニエル・バレンボイムは、手始めに極めて充実した
「パルジファル」を上演、同歌劇場の開場(1742年)250年を祝う記念の意味合いも
あるこの公演を大成功に導きました。キャストは極めて強力。タイトルロールの
ポール・エルミングは、1990年にバイロイト音楽祭でジークムントを歌って成功、
ヘルデンテノールとしての名声が一気に高まっている時期。パルジファルはエル
ミング最大の当たり役だけに、ここでも素晴らしいものです。クンドリは御存知
ヴァルトラウト・マイヤー。マイヤーがソプラノ役を手掛ける前にもっとも高い
評価を得たのがクンドリでした。30代半ばのマイヤーの美しいメッゾの声で掘り
込まれたクンドリは大きな聞き物です。ジョン・トムリンソンとギュンター・
フォン・カンネンの二人のベテランに挟まれ、当時ようやく国際的に注目され始
めたばかりのファルク・シュトルックマンが起用され、存在感を発揮しています。
また花の乙女にローラ・エイキン、小姓にアンドレアス・シュミットが参加して
います。
ハリー・クプファーの演出は、初演当時は評価も賛否分かれていたものですが、
今から見ると1990年代初頭の社会が抱える問題点を非常に注意深く洞察し、21世
紀へと向かって歩み始めた現代人に警告するものだったと気づかされます。
嬉しい日本語字幕付きです。




<INTEGRAL>
INTEG 201103 ¥2080
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61(カデンツァ;第1楽章 ヨーゼフ・ヨアヒム)
ロマンス第1番 ト長調Op.40
ロマンス第2番 ヘ長調Op.50
ジル・コリアール(Vn)、トゥールーズ室内管弦楽団、
バルバロック四重奏団[ジル・レイモンド(ティンパノン)、
アラン・テリート(バンドネオン)、
パトリック・マティス(メカニック・オルガン)、
ディディエ・カペイユ(コントラバス)]
録音:2011年4月25-29日、ポンピニャン城の礼拝堂
これはおもしろい!なんと、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のオケ・パー
トにバンドネオン、ティンパノンが加わった珍しい編成での演奏が登場!それは、
鬼才ヴァイオリニスト、ジル・コリアール率いるトゥールーズ室内管弦楽団と
ティンパノン(2本の撥で真鍮弦を叩く打弦楽器でツィンバロンに近い楽器)、バン
ドネオン、メカニック・オルガンそしてコントラバスから成るバルバロック四重
奏団との演奏によるものです。ヴァイオリンのコリアールはジャンルにとらわれ
ず、また演奏する曲の時代に合わせピリオド楽器もモダン楽器も弾きこなすマル
チなヴァイオリニストです。バルバロック四重奏団とはたびたび共演しており
ヴァヴァルディ「四季」では録音しそのユニークな編成と斬新なアンサンブルで
話題をよびました。ベートーヴェンの音楽に民俗楽器入ってくると、いっけん違
和感がありそうにも思えますが、驚くほど自然に調和しオルガンやバンドネオン
の音がバロック時代の響きを作り出し、さらにティンパノンがよいスパイスを与
えてくれます。コリアールの独奏もこれらの楽器に合わせた奏法で演奏しており
見事なまでにアンサンブルをコントロールしています。クラシック・ファンだけ
でなく、ワールドミュージック・ファンにも聴いていただきたい1枚です!





<Claves>
50 1010 ¥2180
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲ニ長調Op.61a(ヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲版)
C.P.E.バッハ:協奏曲 ハ短調Wq.43 No.4
ドミトリー・バシキーロフ(ピアノ;Steinway&Sons D-274)、
ペーテル・チャバ(指揮)、ローザンヌ室内管弦楽団
録音:2010年4月30日-5月2日、ローザンヌ
1931年11月1日生まれの旧ソ連グルジア共和国、トビリシ出身の名ピアニスト、
ドミトリー・バシキーロフの新録音登場です。バシキーロフはモスクワ音楽院で
学び1955年にはロン=ティボー国際コンクール入賞後、着実にキャリア積んでい
きました。イタリア、スペインを中心に演奏活動する傍ら、長きに渡りモスクワ
音楽院で教鞭を執りました。彼の特徴でもある滑らかで透き通るような音色は今
もなお健在で、録音当時は78歳とのとこですからまさに円熟の演奏と言えましょ
う(ちなみにバシキーロフの娘エレーナはギドン・クレーメルの元妻で現在はバレ
ンボイムと結婚しており、文字通りの音楽一家です)。収録した曲はベートーヴェ
ンのヴァイオリン協奏曲をベートーヴェン自身がピアノ編曲した作品、そして
C.P.E.バッハ:協奏曲 ハ短調Wq.43 No.4です。どちらもきらめくようなタッチで
歌いあげ、バシキーロフ節炸裂で演奏しております。指揮者のペーテル・チャバ
はパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにも受賞歴をもつヴァイオリニスト
でもあり、特に弦楽器のコントロールは絶妙で、バシキーロフの演奏を見事にサ
ポートしています。




<ALTUS>
ウィーン・フィル ライヴ エディション-クナッパーツブッシュ
オリジナル音源から復刻された音質は素晴らしく、肉厚な響きも克明に捉えられ
ているのでファンにはたまらない。―平成の盤鬼 平林直哉―
『音楽がクライマックスにさしかかるとクナが椅子からジワジワ立ちあがるんで
すよ。すると、それに呼応してオーケストラも全開で、その瞬間はもう会場全体
が息もできないほどの緊迫感と感動に包まれました。』
―北村源三(元N響首席トランペット奏者)、同プログラムを聴いた生き証人―

ALT 224 ¥2500
R.シュトラウス:交響詩『死と変容』作品24
シューマン:交響曲第4番作品120
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年12月16日、ムジークフェラインザール(ライヴ録音)
モノラル
「このシューマンもファンにとっては忘れ得ぬものである。第1楽章の深い響きは
余人の追随を許さないし、第2楽章のしみじみとした味わいはクナとウィーン・
フィルの永遠における固い絆を思わせる。第3楽章は巨大そのもので、第4楽章の
仰ぎ見るような大きなスケールもクナ以外の何物でもない。」
平林直哉-ライナーノーツより 
また当ディスクの解説はウィーンでクナッパーツブッシュを聴いた元N響首席トラ
ンペット奏者北村源三氏のクナ体験の特別インタビュー付きです。

ALT 225/6 2枚組 ¥3150
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年10月29日、ムジークフェラインザール(ライヴ録音)
モノラル
「曲のどこをとっても素晴らしい演奏だが、たとえば第3楽章における弦楽器の艶
やかな音はさすがにウィーン・フィルであり、第4楽章のコーダを聴いていると、
当日の会場では途方もない大音響が鳴り響いていたのだろうと想像出来る。こう
した底知れぬパワーもウィーン・フィルならではである。」
平林直哉-ライナーノーツより




<TAHRA>
TAH 732/3 2枚組 ¥4600
フリッチャイの芸術
(1)モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299
【ハンス・シュミッツ(Fl)、イルムガルト・ヘルミス(Hp)、
RIAS交響楽団(1952年9月17日)】
(2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
【ユーディ・メニューイン(Vn)、
ルツェルン祝祭管弦楽団/ルツェルン芸術ハウス(1961年8月16日)】
(3)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68 
【北ドイツ放送交響楽団/ハンブルク・ムジークハレ(1958年2月2-3日)】
(4)同:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a 
【RIAS交響楽団(1953年4月7日)】
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
早世の天才指揮者フリッチャイはかなりの録音が残されてはいるものの、驚きの
初出音源の出現です。当アルバム中もっとも古いモーツァルトのフルートとハー
プのための協奏曲ではきびきびした音楽作りが魅力ですが、1958年のブラームス
の「交響曲第1番」ではフルトヴェングラーを彷彿させる魂をふりしぼるような
情念と巨大な音楽作りに驚かされ、あたかもフルトヴェングラーの高音質盤が出
現したのかと錯覚してしまうほど感動的です。もともとフリッチャイはDGに同曲
を録音しておらず、またスイス・ロマンドとのカスカヴェル盤も入手困難なこと
を鑑みれば、この北ドイツ放響との音源がいかに貴重か納得できると申せましょ
う。さらに魅力なのは最晩年のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。メニュ
ーインの独奏も素晴らしく、熱い血のたぎる音楽となっていて興奮させられます。
また、やはり正規録音のない「ハイドンの主題による変奏曲」も覇気と大きさで
圧倒的。まさにフリッチャイの芸術を満喫できるアルバム。本当に凄いです。




<ATMA>
ACD2 2611 2枚組 ¥3380
96kHz 24bit録音
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245
レ・ヴォワ・バロック
福音史家:ヤン・コボウ(Ten)、イエス:ステファン・マクラウド(Bs)、
ペテロ:ジョシュア・ホプキンス(Bs)、ピラト:ナサニエル・ワトソン(Bs)
アレクサンダー・ヴァイマン(指、オルガン)アリオン古楽アンサンブル
録音:2010年11月、モントリオール神学校(ケベック、カナダ)
名門団体レ・ヴォワ・バロックとアリオン古楽アンサンブルによるヨハネ受難曲。
BCJの録音でもおなじみのヤン・コボウが福音史家を、ステファン・マクラウドが
イエス役を演じているのも興味津々。合唱も各パート3名で、非常に透明かつ締ま
った響きを聴かせてくれます。ヴァイマンのオルガンは控えめながらも芯のある
音色。1981年に設立されたケベックの古楽器演奏団体、アリオン古楽アンサンブ
ルの美しい伴奏も聴き所です。演奏時間は100分程度で、全体的にすっきりとした
演奏。ソリスト、合唱、器楽伴奏の音量バランスも良く、それぞれの魅力が引き
出された演奏といえましょう。

ACD2 2121 ¥1850
(1)プーランク:クラリネット・ソナタ 
(2)サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 op.167 
(3)ラボー:コンクール用クラリネットの独奏曲 op.10 
ドビュッシー:
(4)クラリネットのための第1狂詩曲 (5)クラリネットとピアノの小品 
(6)ヴィドール:序奏とロンド op.72 (7)ピエルネ:カンツォネッタ op.19 
(8)フランセ:主題と変奏
アンドレ・モアザン(Cl)、ルイーズ=アンドレ・バリル(Pf)
ドビュッシーやサン=サーンスを始め、19世紀後半に活躍したフランスを代表す
る音楽家と、それに続くフランスの音楽家達のクラリネット作品を収録したCD。
クラリネットは18世紀に作られ、1840年頃に改良された比較的新しい楽器。クラ
リネットの真価が未だ見出される途上であった19世紀初頭、フランスではパリ音
楽院がクラリネットの普及・改良に大きな役割を果たしていました。本CDに収録
された作曲家たちは皆、パリ音楽院と関わり深い音楽家達でもあります。ドビュ
ッシーの名作「第1狂詩曲」のオリジナル版世界初録音に注目。ドビュッシーが
パリ音楽院1910年のコンクール用に作曲した際、自身は出来に満足していたよう
ですが、被献呈者で初演者のポール・ミマールが、演奏上の問題から独奏パート
の数箇所の直しを要請し、ドビュッシーはそれに従ったとされています。今回、
ドビュッシーの自筆譜に従い、オリジナル版を復元しての録音となりましたが、
よりドビュッシーらしさに満ちていて非常に魅力的です。
アンドレ・モワザンはケベック生まれのクラリネット奏者。数々のコンクールで
受賞経歴を持ち、現在はカナダを中心にソロ活動、アンサンブル活動を積極的に
行っています。ルイーズ=アンドレもカナダを中心に活躍するピアニスト。卓越
した技術と軽快なテンポで心地よいアンサンブルを聴かせてくれます!

ACD2 2319 ¥1850
ジュリアン・ワクナー:(1)トリプティク (2)クラリネット協奏曲
(1)フィリップ・ベランジェ(オルガン)、
ジュリアン・ワクナー(指揮)、メトロポリタンオーケストラ
(2)スコット・アンドリュー(Cl)、ジュリアン・ワクナー(指揮)、
マギル室内オーケストラ
録音:(1)2005年12月 (2)2010年6月
ジュリアン・ワクナーによる自作自演録音を収録したCD。ハリウッド生まれニュ
ーヨーク育ちというワクナーは、アメリカを中心に今最も注目されている音楽家
の1人。現在はトリニティ教会合唱団、トリニティ・バロック管弦楽団で音楽監督
および芸術監督を務め、指揮者としても活躍しています。また、ピアニスト、オ
ルガニストとしても活動。古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ実力
派としても注目されており、その活躍には今後も大いに期待できましょう。ルー
カス・フォスに作曲を師事したワクナー。自身の作風について、「ハーモニーと
メロディ、動と静、明瞭と混沌、現代の技術と明らかに過去から借用した技術、
これらの調和を追求する音の世界の中に、自分の音楽はあるのです」と語ってい
ます。若くして早くも注目を集めるワクナー独特の音楽性に迫る1枚といえましょ
う!本CDでは彼が近年作曲した2つの作品を収録。トリプティクは3楽章構成から
なるオルガンとオーケストラのための作品。トリプティクとは、元々3枚の絵が蝶
番で結ばれたカトリックの祭壇画のこと。各楽章にはロゴス(神の言葉)、アガペー
(神の愛)、アンジェラス(お告げの祈り)という名がつけられており、宗教的な主
題をもった作品といえましょう。第1楽章では荘厳なオルガンの音色とオーケスト
ラの迫力あるアンサンブルに圧倒される一方、静謐な第2楽章では神秘的なオルガ
ンのソロに心洗われます。第3楽章は数多のパーカッションと金管の神々しい響き
が印象的。リズムと活気あふれるオルガンソロとの掛け合いも美しい作品です。
2曲目のクラリネット協奏曲はルーカス・フォス生誕80周年を記念し、宇田川洋一
からの要望で作曲されたもの。クラシックとジャズを融合した作風で、最低音か
らゆったりと上がっていくクラリネットのソロと共に曲全体が盛りあがっていく
展開が爽快な作品です!

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12-02 No.18-2

2012年02月16日 19時56分36秒 | Weblog
<LSO Live>
LSO 0719(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3450
ブリテン:戦争レクィエムop.66
サビーナ・ツビラク(S) イアン・ボストリッジ(T) 
サイモン・キーンリーサイド(Br)
エルサム・カレッジ少年合唱団、ロンドン交響合唱団、ロンドン交響楽団、
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
録音:2011年10月9 & 11日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
/ エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
首席指揮者ゲルギエフの弟子、ジャナンドレア・ノセダがLSO Liveに初登場。ブ
リテンの戦争レクィエムは、2011年10月にノセダがLSOを指揮して本拠バービカン
でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したものです。
すでにLSOとは、ゲルギエフの首席指揮者就任を機に頻繁に客演を重ねている間柄
であることもそうですが、ここでノセダはLSOによる過去2度のレコーディングに
も参加したロンドン・シンフォニー・コーラスを起用。ソリストには、2011年6月
にもビシュコフ指揮で同曲を歌ったばかりのスロベニア期待のツビラク、そして、
もっともブリテンがこだわり抜いたオーエンの戦争詩のパートを受け持つテノー
ルとバリトンに、英国が誇る当代きってのボストリッジとキーンリーサイドを配
したきわめて強力な布陣で臨んでいることにも注目されます。
また、ノセダは、2011年5月のスペイン3か所でおこなったトリノ王立劇場管との
ヴェルディの「レクィエム」、同じくパリ公演での「聖歌四篇」、さらに9月のト
リノとリミニでトリノ王立歌劇場管、RAI国立響の合同オケを指揮したマーラーの
「第8交響曲」と、立て続けに声楽付きの大作を手掛けて成功を収めていることか
ら、この良い流れを受けての内容ということで期待もおおきくふくらみます。




<Claves>
50 1113 ¥2180
バルトーク:ディヴェルティメントSz 113(BB 118)
シャーンドル・ヴェレシュ:ピアノ、弦楽器、打楽器のための協奏曲(1952年)※
アンリ・デュティユー:瞬間の神秘-24の弦楽器、ツィンバロンと打楽器のための
ハインツ・ホリガー(指揮)、
ローザンヌ室内管弦楽団、デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)※
録音:2006年8月28-30日、ローザンヌ
近代音楽作曲家の作品委嘱に貢献したスイス人指揮者・作曲家のパウル・ザッハ
ー(1906-1999)に深いかかわりをもつバルトーク、ヴェレシュそしてデュティユー
の作品を集めたアルバム。指揮はあのハインツ・ホリガーです。バルトークの
ディヴェルティメント、ヴェレッシュ・シャーンドルのピアノ、弦楽器、打楽器
のための協奏曲、そしてアンリ・デュティユーの「瞬間の神秘」はいずれもザッ
ハーの依頼を受け作曲されたものです。
バルトークのディヴェルティメントは彼の代表作のひとつとも言える傑作となり、
現在では演奏・録音も数多くされるようになりました。また、シャーンドル・
ヴェレシュはブダペストのリスト音楽院でバルトーク、コダーイに師事したハン
ガリーの作曲者で、1940年東京の歌舞伎座で初演された日本の皇紀2600年祝典依
頼曲の交響曲第1番を作曲したことでも有名です。ここにおさめられたピアノ、
弦楽器、打楽器のための協奏曲はハンガリーの民族色を色濃く残し、独特の哀愁
に満ちたオーケストラの旋律とピアノの対話が実に美しい作品です。なおこの曲
はヴェルシュに師事したハインツ・ホリガーが度々演奏し、またアンドラーシュ
・シフとも録音もしているホリガーの十八番の作品と言えます。そして、アンリ
・デュティユーは言わずと知れたフランスの作曲家で、この「瞬間の神秘」は
ツィンバロン、パーカッションが様々な形で登場し流動的に流れる弦のパートと
見事に調和した作品です。現代音楽の演奏に定評があるホリガーが満を持して挑
んだ注目盤の登場です!

50 1110 ¥2180
リスト:12の超絶技巧練習曲集
メロディ・チャオ(趙梅笛)(ピアノ)
録音:2011年5月22-25日、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
1994年生まれの中国系スイス人女性ピアニスト、メロディ・チャオ(趙梅笛)の
Clavesレーベルのデビュー盤となる新譜はマゼッパ、鬼火で有名なリストの12の
超絶技巧練習曲集です。チャオは幼いころから逸材として注目され、数々のマス
タークラスに参加しその技術と音楽性が高い評価を得てきました。13歳のときに
はショパンの練習曲全27曲を録音しその圧倒的なテクニックを披露し驚かせまし
た。本アルバムは17歳の時の録音になりますが、この若さですでに豊かな表現力
をもち、また非常にクリアなアーティキュレーションで安定した技術をもってお
り、まだ10代ながら風格すら感じられます。リスト・イヤーの2011年に録音され
たこのアルバムはチャオの無限の可能性を秘めた彼女の代表盤になること間違い
なしの充実の内容です!

50 1111 ¥2180
ポール・モーリス(1910-1967):プロヴァンスの風景(1955)
ピョートル・グレア=モゼジョ(1961-):ムーン・ダウン[DUO ST15初演]
カロリーヌ・シャリエール(1960-):ミニチュア(2004)[DUO ST15に献呈]
ヴィクター・コデロ(1971-):ソウルメイト(2008)[DUO ST15に献呈]
シャリエール:トランクイロ・アジタート(2007)[DUO ST15に献呈]
グレア=モゼジョ:ヌーメン(1998)[ローラン・エストピー初演]
ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ(1937)
DUO ST15[ローラン・エストピー(sax)、ヴィルジニー・フォルケ(p)]
録音:2010年2月28日-3月2日、ラ・ショー=ド=フォン、スイス
1970年生まれのサクスフォン奏者ローラン・エストピーとピアニスト、ヴィルジ
ニー・フォルケによるデュオDUO ST15のサクスフォン作品集です。収録曲はポー
ル・モーリスの代表作アルトサクソフォンとピアノのための「プロヴァンスの風
景」とミヨーのスカラムーシュを除いて全てDUO ST15が関わって作曲されたもの
で、サクスフォンの可能性を広げた意欲的な作品ばかりを集めました。DUO ST15
ならではの一糸乱れる演奏をご堪能ください。




<Ambroisie>
AM 206 ¥2500
フェリシアン・ダヴィッド(1810-1876):弦楽四重奏曲集
(1)弦楽四重奏曲第1番 ヘ短調(1868)
(2)弦楽四重奏曲第2番 イ短調(1869頃)
(3)弦楽四重奏曲第4番 ホ短調(未完)(1876)
カンビーニ=パリ弦楽四重奏団
ジュリアン・ショヴァン(Vn)、カリーヌ・クロケノワ(Vn)、
ピエール=エリック・ニミロヴィチ(Vla)、酒井敦(Vc)
録音:2010年9月
グノー、ビゼー、マスネなど同時代人たちがオペラに傾倒していくのに対し、あ
くまでも器楽音楽に生涯を通して力を注いだフェリシアン・ダヴィッド。自作の
交響的頌歌「砂漠」、歌劇「ブラジルの砂漠」などが舞台で大成功を収めてもな
お、器楽作品を書き続けました。24曲の弦楽五重奏曲、4つの交響曲、管のための
2曲の九重奏曲、3つのピアノ三重奏曲、そして4つの弦楽四重奏曲などです。ダ
ヴィッドの作品は、歌曲やオペラの大部分においては東欧の影響が見られますが、
室内楽曲においてはドイツ音楽伝統のルーツが伺え、殊にここに収められている
弦楽四重奏曲ではそれが顕著に表れています。構造、和声、表現などは、シュー
ベルトや、またベートーヴェンの初期の弦楽四重奏曲op.18をも思い起こさせま
す。また、「ベートーヴェニアン」としてパリで当時絶大な人気を誇り、ダヴ
ィッドの師でもあった、オンスロウ(1784-1853)の影響も明らかにみられます。
もちろん、メランコリックな旋律やエレガントな雰囲気も濃密に漂っており、
ダヴィッドの魅了に溢れていることは言うまでもありません。未完の作品も含む
貴重な弦楽四重奏曲の録音がここに誕生しました。
カンビーニ弦楽四重奏団は2007年に結成されて以後、メンバーの間で一貫した音
楽的理想―古典派、ロマン派の中で、まだ日の目を見ていない名曲を再発掘し、
当時の楽器で演奏すること―を抱いて発展してきました。シャンゼリゼ管、アン
サンブル・バロック・ド・リモージュ、レ・タラン・リリクなど、世界の名だた
る時代楽器団体でも演奏を重ねているメンバーたちが集った、猛者集団です。




<PHIL.HARMONIE>
PHIL 06018 ¥2180
ゼレンカ(1679-1746):
2つのホルン、2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のためのカプリッ
チョ第3番ヘ長調 ZWV184
テレマン(1681-1767):
ホルンと弦楽のための協奏曲ニ長調 TWV51:D8
2つのホルン、2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲変ホ長調 TWV54:Es1
2つのホルンと弦楽のための協奏曲ニ長調 TWV52:D2
序曲(組曲)ト短調『ミュゼット』
ラデク・バボラーク(ホルン) アンドレイ・ジュスト(ホルン)
ライマール・オルロフスキー(Vn)
ベルンハルト・フォルク(Vn&指揮)&ベルリン・バロック・ゾリステン
録音年:2011年3月の幾つかのコンサート・ライヴより抜粋
バボラーク&ベルリン・バロック・ゾリステンという豪華布陣によるゼレンカ&
テレマン作品集。テレマンのホルン協奏曲でのバボラークの巧さには圧倒されま
す。どんなパッセージもらくらくと吹きこなしており、さすがです。2つのホルン
のための作品でバボラークと並んで演奏するのは、2011年9月からベルリン・フィ
ルのメンバーとなったアンドレイ・ズスト(1974年生まれ)。マーラー・ユーゲン
ト管などでも活躍しており、ベルリン・フィル・アカデミーを経ての入団となり
ました。バボラーク(1976年生まれ)に全くひけをとらず、丁々発止のアンサンブ
ルを展開しており、こちらの新しい逸材も見ものです。ベルリン・バロック・ゾ
リステンのアンサンブルが素晴しいのは言うまでもなく、洗練された美しいサウ
ンドによるきわめて雄弁な音楽を味わうことができます。

PHIL 06012 ¥2180
ウェーバー(1786-1826)/ヴォルフガング・レンツ編曲:
七重奏曲(Ob, Fg, 2Vn, Vla, Vc, Cb)-ピアノ・ソナタ第4番 ホ短調 Op. 27
ベートーヴェン/カール・カイム編曲:
五重奏曲(2Vn, Vla, Vc, Cb)-ホルン・ソナタ ヘ長調 Op. 17
アントニオ・パスクッリ(1842-1924)ヴォルフガング・レンツ編曲:
協奏的大七重奏(Ob, Vnと弦のための)-ロッシーニの「ウィリアム・テル」による
アンサンブル・ベルリン
(クリストフ・ハルトマン(Ob)、フィリップ・ボーネン(Vn)、
アンドレアス・ブシャッツ(Vn)、マルティン・フォン・デア・ナーメル(Vla)、
クレメンス・ヴァイゲル(Vc)、ウルリヒ・フォルフ(Cb)、モル・ビロン(Fg))
録音:2009年9月、ベルリン
ウェーバー、ベートーヴェン、パスクッリの歌心に溢れた美しい作品たちの華麗
なる編曲集。ウェーバーのピアノ・ソナタは、自身オーボエ奏者として活躍した
ヴォルフガング・レンツにより七重奏曲へと姿を変えました。憂いのある美しい
音色のオーボエから始まり、最初の一音から思わず聴き入ってしまいます。終楽
章でもオーボエを中心に実に華麗なアンサンブルが展開されています。ベートー
ヴェンのホルン・ソナタ(ベートーヴェン自身の手によるチェロ版も存在)は、弦
楽五重奏として生まれ変わり、チェロが主役として大活躍しています。編曲した
のはベートーヴェンと同時代に生きたボヘミアの名オーボエ奏者、カール・カイ
ム。この他にも、ベートーヴェンのクラリネット三重奏曲op.11やピアノ三重奏
曲op.1-2などの編曲も手掛けています。最後に収録されている「ウィリアム・テ
ル」に基づく協奏曲的大七重奏曲は、もともとはパスクッリが弦楽三重奏のため
に編曲したものを、レンツがより大きな編成へと変身させたもの。室内にいなが
ら、彼のオペラに思いを馳せることのできる、特別な心地よい時間を提供してく
れるでしょう。
ベルリン・フィルのメンバーを中心に結成されたアンサンブル・ベルリンの豪華
な名人芸を心行くまで堪能できる1枚です。

PHIL 06009 ¥2180
ゲオルク・アブラハム・シュナイダー(1770-1839):
(1)ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ 変ロ長調 Op. 44/1
(2)フルート四重奏曲 ト短調 Op. 69/3
(3)2つのコントラバスのためのデュオ (クラウス・シュトールによるアレンジ)
(4)フルート四重奏曲 ト長調 Op. 52/3 ト長調 Op. 52/3
アドリヤン四重奏団
(アンドラーシュ・アドリヤン(Fl)、ガブリエル・アドリヤン(Vn)、
ヴァルター・キュスナー(Va)、ダヴィド・アドリヤン(Vc)、
クラウス・シュトール(Cb)、エディソン・ルイス(Cb))
録音:2010年、ベルリン
ゲオルク・アブラハム・シュナイダーは、ベートーヴェンと同年の1770年、ドイ
ツのダルムシュタットに生まれた音楽家。作曲家、マネジメント、ホルン奏者と
して活躍し、19世紀初頭ベルリンの音楽界の重鎮の一人でしたが、その手稿譜の
多くは未だベルリン国立図書館に眠っており、日の目を見ていません。そのよう
な中で、今回取り上げられた1810年前後に作曲されたとされるフルート四重奏曲
(作品52/3、69/3)は、モーツァルトのフルート四重奏曲の影響を強く受けており、
中心的な位置を占めるフルートの軽快さと弦の温かみのある兼ね合いが調和を究
めています。どちらの作品も、三楽章構成となっており、メヌエットがありませ
んが、これは当時のベルリンの音楽界における趣向に合わせたものです。古のベ
ルリンの重鎮の作品の真価を、ベルリン・フィルのメンバーたちが極めつけんの
名演で世に問う注目盤です!

PHIL 06011 ¥2180
シューマン(1810-1856):
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Woo23
(2)ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 op.105
(3)3つのロマンス op. 94
コリヤ・ブラッハー(Vn、指(2))、マーラー室内管弦楽団
ヴァシリー・ロバノフ(ピアノ)
録音:2007年11月7-8日、ベルリン
名手ブラッハーによる、シューマンの名曲集。ヴァイオリン協奏曲では、名門マ
ーラー室内管を率いてブラッハーが弾き振りを行っています。前奏部分からただ
ならぬ雰囲気の中、ブラッハーが歌心全開のソロで聴かせます。室内楽作品では、
巨匠リヒテルとも組んでいた名手ヴァシリー・ロバノフをピアニストに迎え、揺
れる情熱の旋律を、作品の感情に溺れることなく見事に弾き切っています。ロマ
ンスでも、ヴァイオリンとピアノの温かみのある音色がどこまでも広がっており、
実に魅力あふれる1枚となっています。

PHIL 06014 ¥2180
(1)フレスコバルディ(1583-1643):カンツォーナ(ホセ・ヴィトーレス編)
(2)ディエゴ・オルリッツ(1525-1561):第1リチェルカーダ(シュトール編)
(3)ヴィターリ(1632-1692):ヴァイオリンのためのパルティータ
(4)中国の無名の作曲家(1725頃):ビヤン・イン・バール
(5)ジョン・ケージ(1912-1992):竜安寺(1984)
(6)シュールホフ(1894-1942):
Der goettliche Funke kann, wie in einer Leberwurst auch in einem
Kontrabass vorhanden sein…
(6)シュールホフ:バス=ナイチンゲール(1925)(シュトール編)
(7)マルヴィン・P・ファインスミス:ヘブライ風練習曲第2番
(8)クルターク(b.1926):メッセージ=コンソレーション
(9)グラナドス(1867-1916):
インテルメッツォ(ゴイェスカスより)(シュトール&ヴィトーレス編)
(10)レクエーナ(1931-2010):ペルテーニョ・ペル・コントラバス
(11)カバルコス(b.1950):ポエマ・アン・グリス
(12)ダノエル・ブオーノ(b.1956):タンゴ練習曲第5番
(13)シビリス(b.1948):インセルン
(14)ホセ・ヴィトーレス:
コントラバスとギターのためのCansion sin Palabras(1962)
クラウス・シュトール(コントラバス、朗読)、ホセ・ヴィトーレス(ギター)
録音:2011年4月13-15日、ベルリン
ベルリン・フィルの元首席コントラバス奏者クラウス・シュトールが、ギターリ
ストであり作曲家でもあるホセ・ヴィトーレスと組み、バロックより近現代まで
網羅した数々のコントラバスの名曲を披露。コントラバス独奏或いはコントラバ
ス・ギター用にアレンジした作品もあります。途中では、チェコ出身でユダヤ系
ドイツ人の作曲家エルヴィン・シュールホフによる、「バス・ナハティガル」へ
のプロローグを、シュトールがドイツ語で朗読します。ケージの奇作「竜安寺」
にも、変幻自在な音色で迫ります。

PHIL 06019 ¥2180
シュニトケ(1934-1998):弦楽三重奏曲(1985)
プロコフィエフ(1891-1953):
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 op.80、5つのメロディー op.35
コリヤ・ブラッハー(Vn)、ヴァルター・キュスナー(Va)、
ヨハネス・モーザー(Vc)、ヴァシリー・ロバノフ(Pf)
録音:2011年6月、ベルリン
本CDは、ソ連時代に生まれたシュニトケ、プロコフィエフの名曲に光を当てたも
の。シュニトケの弦楽三重奏曲は、ベルク生誕100年を記念して、ウィーンのア
ルバン・ベルク協会が委嘱し、作曲されたもので、後にユーリー・ バシュメット
が弦楽のための「トリオ・ソナタ」(1987)に編曲もしています。病中にありなが
ら創作された同曲は、ほとばしる鬱屈した感情が、弦楽の重厚な響きによって、
まるで吹き荒れるかのようです。プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1番
は、プロコフィエフの数ある作品の中でも最も憂鬱且つ情熱的であり、ソナタ
第2番に比べてよりロマンティズムが濃くなっています。両極端の結びに聞こえ
るヴァイオリンの滑り落ちるような音階を、プロコフィエフは「墓を抜ける風」
と呼びました。5つのメロディーは、エレガントに包まれたヴァイオリンの音色が、
各曲の曲想に応じて時に繊細に、時に情熱的にと変化します。夢幻的に縦横に変
化するプロコフィエフ独特の美しいロマンティズムを存分に堪能できます。

PHIL 06010 ¥2180
レッド・ツェッペリン:
1. カシミール(編曲:ヤン・カズダ)
2. ハートブレーカー(編曲:ヤン・カズダ)
3. ベイブ・アイム・ゴナ・リーブ・ユー(編曲:ヤン・カズダ)
4. 胸いっぱいの愛を(編曲:ヤン・カズダ)
5. レイクハースト(編曲:ヤン・カズダ)
6. レイン・ソング(編曲:ヤン・カズダ)
7. ブラック・ドッグ(編曲:ヤン・カズダ)
8. 聖なる館(編曲:ヤン・カズダ)
9. コミュニケーション・ブレイクダウン(編曲:ヤン・カズダ)
10. 移民の歌(編曲:ヤン・カズダ)
11. 天国への階段(編曲:ヤン・カズダ)
12. アフターオール(編曲:ヤン・カズダ)
ヤン・カズダ/インディゴ弦楽四重奏団
録音:2009年11月
六弦のベースと弦楽四重奏団によって、あの1970年代の伝説ロックミュージック、
レッド・ツェッペリンが新しく生まれ変わりました。ロック特有の怒涛の響きは
ありませんが、ジャンルを超えてクラシック・ファンやポップ・ファンにも楽し
める、より馴染みやすい内容となっております。ヤン・カズダは、あえて両極端
のジャンルを組み合わせる試みに挑戦し、ロックミュージックを見事クラシカル
に編曲しています。懐かしい昔の思い出に浸りたいときは、是非!
ヤン・カズダはスウェーデンのロックバンド、セリオンに属すベーシスト。セリ
オンは結成当時、デスメタル色の強いバンドでしたが、次第にクラシックやオペ
ラを取り入れた音楽に傾倒し、今ではシンフォニックメタルというジャンルに大
きく貢献するバンドまで成長しました。インディゴ四重奏団は20年前に結成され、
ヤン・カズダと組んで既に「ソングス・フロム・ザ・ニーバーフッド」という優
れたアルバムをリリースしています。音楽のジャンルをも超えた意欲的な活動を
展開中です。

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12-02 No.17-1

2012年02月15日 20時09分04秒 | Weblog
<MEMBRAN>
幾多の欠陥が発覚し、皆様にご迷惑をお掛けしておりましたカサドシュのボック
スですがこの度 再プレスが決定いたしました。

Documents 233380 10枚組 ¥1080
ロベール・カサドシュ:名演集
CD1:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番、第27番
ジョージ・セル指揮 ケルン放送交響楽団
1960年(第24番) 1958年(第27番)
CD2:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」、第12番
ジョージ・セル指揮 コロンビア交響楽団
1954年(第26番) 1955年(第12番)
CD3:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第10番(2台のピアノのための)、第20番
ギャビー・カサドシュ(P)
ジョージ・セル指揮 コロンビア交響楽団
1955年(第10番) 1956年(第20番)
CD4:
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1947年
ラヴェル:鏡    1951年
CD5:
ラヴェル:クープランの墓、マ・メール・ロワ、
亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ
ギャビー・カサドシュ(P)(マ・メール・ロワ)
CD6:
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番、第9番「クロイツェル」
ジノ・フランチェスカッティ(Vn) 1949年,1953年
CD7:
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団  1954
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番
ユージン・オーマンディ指揮 RIAS交響楽団 1952年
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ジノ・フランチェスカッティ(Vn) 1952,1956
CD8:
ショパン:4つのバラード
ウェーバー:コンチェルトシュテュック
ロマーヌス・フーベルトゥス指揮 ケルン放送響 1950,1954
CD9:
スカルラッティ:11のソナタ集、フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番
カルヴェ四重奏団  1937,1935
CD10:
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)  1952,1956




<URANIA>
WS 121.159 2枚組 ¥1450
ヘンデル:歌劇「セルセ」
ルイジ・アルヴァ(セルセ)
ミレッラ・フレーニ(ロミルダ)
ローランド・パネライ(アルサメーナ)
フィオレンツァ・コソット(アトランタ)
イレーネ・コンパネツ(アマストレ) 他
ピエロ・ベルーギ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団  1962年

WS 121.174 2枚組 ¥1450
ビゼー:歌劇「カルメン」
リーゼ・スティーヴンス(カルメン)
ジャン・ピアース(ドン・ホセ)
ロバート・メリル(エスカミリオ)
リチア・アルバネーゼ(ミカエラ)
フリッツ・ライナー指揮 ローマ歌劇場管弦楽団 1951年

LDV 14004 ¥1080
ヴァンハル:クラリネット・ソナタ集
ルイジ・マギストレッリ(Cl)
キアラ・ニコラ(Fortepiano)

LDV 14005 ¥1080
グラツィアーニ:チェロ・ソナタ集、協奏曲集
マルコ・テストーリ(VC)
ヴァンニ・モレット指揮
I MUSICI DI SANTA PELAGIA




<GALA>
GSMN 001 ¥1650
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1958/6/4




●ロシアのレーベル 未案内旧譜情報
<RUSSIAN LYRE>
RLCD 001 ¥1550
コーカサス戦争の歌
General Ermolov in the Caucasus(1818)/ Dust is rolling along the road
Farewell, my sweetheart / Feat of arms of Arkhip Osipov(March 22, 1840)
Sitting under the village at Ziryan(Nov. 18 / Dec. 17, 1843)
Fight at the village of Andreevo(April 23, 1844)
Expedition to Andia(May 31 / July 20, 1845)/ Shamil's invasion of
Kabarda
Seizure of the Aul of Salty(Sep. 18, 1847)
Destruction of the Aul of Khupro(August, 1849)
Cossacks under Command of Baklanov in the Caucasus(1850)
Storming the Aul od Alty-Buyun(April 8, 1851)
On the Shavdon and Bas Rivers(1851)
Expedition to the Gorge of the Goita River(January 18, 1852)
Seizure of the Auls of Avtury and Geldygen(January 6 / 7, 1852)
The hills are hidden in fog / Seizure of Argun Gorge(1858)
Seizure of Gunib(Aug. 25, 1858)/ Subjugation of Chechnya(April, 1859)
Subjugation of "Didoy Society" / The waves of Arax
Those glorious deed were done in the Caucasus / The Terek Cossacks
ヴァラーム合唱芸術学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:1997年 発売:2002年
ロシア語歌唱。上記曲目はロシア語原題を英訳したものです。

RLCD 002 ¥1550
母なるロシアに栄光あれ! ロシア軍歌集
The Legend of Prophet Oleg / The Battle of Poltava(1709)
Thought Moscow is in French hands
We glorify the Cossack chieftain Platov the hero
The ravaged road / Brave Don Cossacks
Our regiment was founded in the Days of Paul the First
In the Year seventy seven / Tell my sweetheart
Our black Horses are spoiling for a fight / One can hear, they give
alarm
Death in war we do not fear / The whole world knows russian soldiers
Hey you, guys, go home / Nightingale, nightingale, little bird
Our weapons glisten in the sun / Returning from Chechnya, not from
parades
Dragoon's squadron marching / Brothers, let's sing about victories
Russian "Hurrah" / "Hurrah" to the Tsar, Father of Russia
Glory-Glory, Mother Russia / These Wonderful Songs
ヴァラーム合唱芸術学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2003年
ロシア語歌唱。上記曲目はロシア語原題を英訳したものです。

RLCD 003 ¥1550
聖なる神の御母をたたえよ ロシア正教会聖歌集
The Most Holy Theotokos / It is truly meet / Queen of the Heavenly Host
Pre-eternal counsel / Hail, o Virgin, Birth-Giver of God / It is truly
meet
Our Saviour visited us from above / Rejoice, Joachim and Ann
Zadostoinik,(Hymn to the Theotokos, replaces "It is truly meet...")
The tomb and death
Zadostoinik from the Service of the Dormition of the Most Holy Theotokos
It is truly meet / Under Your mercy we resort, Virgin
Now the Russian Land / Be ready, the most honest city of Moscow
You are the Patroness to everyone, oh the Blessed
Magnification to the Konev Ikon of the Mother God
Joy of the heavenly hierarchies / Oh, marvelous wonder!
Today as the most Lighted Sun / The house of Ephrathah
The Patroness of Christian mankind electing from all kind
O, Mother Whom all men sing / Mother of God, Thy sweet voice
Entrust me not to the help of man / Anybody don't please You
ヴァラーム合唱芸術学校男声合唱団
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2003年
ロシア語歌唱。上記曲目はロシア語原題を英訳したものです。
スリップケース仕様ですが、変更される可能性がございます。

RLCD 006 ¥1550
Along The Caucasus Line コーカサスの歌
Oj, da ne iz tuchushki / Oj, da ot chego kovyl / Vdol po linii Kavkaza
Uzh vy, vetry moi / Ofitserik / Oj po nad lesom
Za gorami nas, brattsy ne vidno / Kuda letish, kukushechka
Zaznoba, ty zaznobushka / U nas na stole / Vse kumushki pjut
Ne uspela ogljanutsja / Zhil-byl Jashka u popa / Oj, tega, gusi / Shamil
ブラチナ(コサック民謡アンサンブル)
録音:1967-1969年 発売:2003年
上記曲目はロシア語原題をアルファベット表記したものです。

RLCD 007 ¥1550
サンクトペテルブルク聖ペテロ・パウロ大聖堂の音楽
チャイコフスキー(1840-1893):主の祈り
ボルトニャンスキー(1751-1825):高みにて神に栄光あれ
フリストフ(1875-1941):あなたの王国で私たちを覚えていてください
イッポリトフ=イヴァーノフ(1859-1935):主をたたえよ、おお、私の魂よ
チェスノコフ(1877-1944):老いた私を拒まないでください
グレチャニノフ(1864-1956):おお、神がおつくりになった唯一の子よ
チェスノコフ:永遠の忠告
チャイコフスキー:主よ、敬虔な者を救ってください-聖三祝文
チェスノコフ:私が若い頃から
グレチャニノフ:邂逅
チェスノコフ:私の祈りよ、天に届け/懺悔した泥棒
マトヴェーエフ:クリスマスをたたえよ
デクチャリョフ(1766-1813):今日、キリストは
アルハンゲリスキー(1846-1924):ニカイア信条
サンクトペテルブルク男声合唱団
ヴァディム・アファナシエフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2003年

RLCD 008 ¥1550
チェスノコフ(1877-1944):パニヒダ(永眠者のための通夜の祈り)Op.39a
ヴラディーミル・パシュコフ(バッソ・プロフォンド)
ヴァシーリー・チモーニン(テノール)
サンクトペテルブルク男声合唱団
ヴァディム・アファナシエフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2003年

RLCD 009 ¥1550
ロシア帝国軍の賛歌・軍歌・行進曲集
Bozhe! Tsarja Khrani! / Kol slaven nash Gospod v Sione
Tsar moguchij! / Mnogi leta, Pravoslavnyj Russkij Tsar!
Znajut turki nas i shvedy / My verno sluzhili pri Russkikh Tsarjakh
Nash polk / V semdesjat sedmom godu / Slavsja, lavrami pokrytyj!
Ty skazhi, moja Marusenka / Ura! Finljandtsy! / Orlinoj pesnej
udaloju...
Ty proschaj, moja milaja / Ura! Nash Konno-Grenaderskij polk
Voronye koni rvutsja / Uzh dogorajut na bivake / Slyshu zvuki fanfar
Orjol dvuglavyj vysoko parit / Uzh mnogo let proshlo s tekh por
Kto ne znal, ne vidal podvigov zavetnykh / My snova nadeli mundiry
ottsov
Druzhnym, kadety, stroem somknites! / Grom pobedy razdavajsja!
Marsh Lejb-Gvardii Preobrazhenskogo polka(*)/ Pazheskij marsh(*)
ヴァラーム合唱芸術学校男声合唱団(*以外)
イーゴリ・ウシャコフ(指揮(*以外))
サンクトペテルブルク・スヴォーロフ陸軍学校軍楽隊(*)
R・Z・アデリシノフ(指揮(*))
録音:データ記載なし 発売:2002年

RLCD 011 ¥1550
サンクトペテルブルクの舞踏会 ロマンスと歌謡曲集
白夜(I・スコリク)/サンクトペテルブルクの皇女(A・レピョーチン)
行かないで、一緒に居て(N・ズーボフ)/子守歌(I・スコリク)
母(ロシア民謡)/月光の中で(B・ユリエフ)
晴れやかな瞳(V・クレストフスキー)
サンクトペテルブルクに捧げる(I・スコリク)/郊外(I・スコリク)
黒い馬(不詳)/怒らないで(ジプシーのロマンス)
ムーリ・マーモ(ジプシーの歌)/悲しい星(V・フョードロフ)
カレリア(I・スコリク)/サンクトペテルブルクの舞踏会(I・カルタショフ)
イリーナ・スコリク(歌、ギター)
マリーナ・レオンチェヴァ(ピアノ)
アレクサンドル・ギンズブルク、アレクセイ・ドゥルケヴィチ(ヴァイオリン)
オレグ・マクシーモフ(ギター)
録音:1994、1997、2002-2003年 発売:2003年

RLCD 012 ¥1550
私たちはあなたをたたえる 19-20世紀ロシアの教会音楽
時鐘
ラフマニノフ(1873-1943):さあ、祈ろう
ニコルスキー(1874-1943):優しい光よ
チェスノコフ(1877-1944):あなたの神秘の晩餐
チェレプニン(1873-1945):神の唯一の子
ケドロフ(1871-1940):ヘルヴィム賛歌
チェスノコフ:私たちはあなたをたたえる
ケドロフ:私の魂は主をたたえる
シェレメチェフ:今、天の力が
チェスノコフ:神の御母よ
スモレンスキー:私は主を呼び祈願する
カスタリスキー(1856-1926):優しき光よ
チェスノコフ:懺悔の扉を開いてください
ゴロヴァーノフ(1891-1953):神の唯一の子
カスタリスキー:キリストは立ち上がった
アルハンゲリスキー(1846-1924):私たちの病を癒してください
トルバチョフ:ロシアの洗礼の讃詞
チェスノコフ:なぜあなたは私を見捨てたのか
ゴロヴァーノフ:それは真実である
チェスノコフ:神の御母のイコンへの賛歌
フリストフ(1875-1941):あなたの王国で私たちを覚えていてください
イオナファン(1949-):肉の中に眠り
トルバチョフ:クリスマスの差遣詞
チェスノコフ:ヘルヴィム賛歌
チャイコフスキー(1840-1893):私たちはあなたをたたえる
リヴォフ(1799-1870):あなたの神秘の晩餐
ケドロフ:優しい光よ
トルバチョフ:私の魂は主において喜ぶ
チャイム
コネヴェツ四重唱団
ドミートリー・メドニコフ(第1テノール) 
アレクサンドル・ニカーノフ(第2テノール)
ミハイル・トリフォノフ(バリトン) イーゴリ・ドミトリエフ(バス)
録音:コネヴェツ修道院教会、ロシア、時期の記載なし 発売:2003年

RLCD 013 ¥1550
セルゲイ・ジャーロフ&ドン・コサック合唱団 歴史的録音集
黒い瞳/二つのギター/夕べの鐘/3つのロシア民謡
鐘の音は単調に鳴る/ヴォルガの舟歌/囚われのコサック
騎兵の信号行進/ドン・コサックの攻撃/3つのコサックの歌
2つのロシア軍歌/2つのロシアの歌/レズギンカ(2曲)
2つのロシア民謡/平原の歌/英雄プラートフをたたえよ
私たちはあなたをたたえる/信条/懺悔の扉を開いてください
私たちはあなたをたたえる、主よ
ドン・コサック合唱団
セルゲイ・ジャーロフ(指揮)
録音:1920-1940年 発売:2004年

RLCD 014 ¥1550
ロシア帝国軍歌集
貴族連隊の歌/主の祈り-主よ、救ってください/二人の巨人
舞い上がれ、ハヤブサよ、ワシよ/老伍長/ボロディノ
学生志願兵大隊の歌/地獄の獣/ベルゴロド槍騎兵隊の歌
オデッサ槍騎兵隊の歌/プレオブラジェンスキー連隊の歌
われらの連隊/擲弾兵連隊の歌/死「守り」(衛兵の自己犠牲)
聖なるロシアのため、われらは果敢に戦いに挑む
コルニーロフ連隊の行進/眠れ、勇気のワシたちよ
ドン・コサックよ、よくやった/ロシアの「万歳」
男声合唱団「ロシアの遺産」
録音:1986年、カナダ/1987年、アメリカ合衆国 リマスター:2003年 
発売:2004年

RLCD 015 ¥1550
勝利の歌
万歳、ロシア!(軍をテーマとした曲のメドレー)/われらの街
兵士のバラード/陽の当たる野原で/ナイチンゲール/道で
君はいまどこに、友よ、戦友よ/われらはパイロットだから/鶴
われらは長らく家に帰っていない/アコーディオンは歌う、ボログダのために
何も言うことはない/私の庭はどこに?/リザヴェータ/小麦色の娘
ヴォルホフ戦線の宴席の歌/ロシアは戦争を欲するか
レニングラード軍管区賛歌
ロシア陸軍サンクトペテルブルク軍管区歌唱舞踊アンサンブル
録音:データ記載なし 発売:2008年

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12-02 No.17-2

2012年02月15日 20時08分11秒 | Weblog
RLCD 016 ¥1550
ロシア・ウクライナ・ポーランド民謡集
飛び去るナイチンゲールのように/十二人の盗賊/それが災難だった
おお、私の野原よ/暗い森で/果てしない荒れ野原
シチェドリク(ウクライナ民謡)/夕べの鐘/醸造の歌/ピーテル街道に沿って
トゥーラ・アコーディオン/今、世界は(18世紀ロシアのキャロル)
神のクリスマス・プレゼント(18世紀ロシアのキャロル)
おやすみ、赤ちゃん(ポーランドのキャロル)/Ciecmi sie(同)
山の上で(*)/青空に(*)/箒(ほうき)(*)
[ボーナス・トラック](+)
アルハンゲリスキー(1846-1924):私は主に向かって叫ぶ
ラフマニノフ(1873-1943):私たちはあなたをたたえる
バラキレフ(1837-1910):預言者が宣言した/あなたが選んだ者たちは幸福です
ラフマニノフ:喜べ、処女よ
サンクトペテルブルク男声合唱団(*,+以外)
LIK室内合唱団(*/+?)
ヴァディム・アファナシエフ(指揮(+以外?))
録音:データ記載なし 発売:2008年
特記のない収録曲目はロシア民謡。(*)(+)は混声合唱。
(+)の演奏者名の表示はございません。

RLCD 017 ¥1550
チェスノコフ(1877-1944):教会音楽
ヘルヴィム賛歌(※)
独唱と無伴奏男声合唱のための6つの教会コンチェルト
永遠の忠告(*)/私が若い頃から(+)/私の祈りよ、天に届け(#)
懺悔した泥棒(**)/老いた私を拒まないでください(++)
神は私たちとともにある(##)
パニヒダ(永眠者のための通夜の祈り)Op.39a から 抜粋(※)
イーゴリ・ヴォズニュイ(テノール(※/**))
ヴァシーリー・チモーニン(テノール(※))
ヴラディーミル・パシュコフ(バッソ・プロフォンド(※/++))
アレクサンドル・ゴルバテンコ(カウンターテナー(*))
ヴラディーミル・ロマンチュク(バリトン(+))
ヴァレーリー・スタロドゥプツェフ(バス(#))
ヴァディム・セメンコフ(テノール(##))
サンクトペテルブルク男声合唱団
ヴァディム・アファナシエフ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2004年

RLCD 018 ¥1550
ロシア民謡集
暗い森で/おお、私の野原よ/果てしない荒れ野原/オレグ公の歌
私はひとり道に出る/工場の若者たち/庭の門/ナイチンゲール
十二人の盗賊/七人の養子/黒いカラス/夜は暗かった/夕べの鐘
ラープチ(樹皮の編み靴)/ヴォルガの舟歌/暗いタイガを/小路
箒(ほうき)/トロイカの鈴/若い娘が木立を歩いていた/女主人
コネヴェツ四重唱団
ドミートリー・メドニコフ(第1テノール) 
アレクサンドル・ニカーノフ(第2テノール)
ミハイル・トリフォノフ(バリトン) イーゴリ・ドミトリエフ(バス)
録音:1996、2000年、ペトロミクス・スタジオ、サンクトペテルブルク、ロシア 
発売:2004年

RLCD 019 ¥1550
コーカサスの山々 コサック歌集
Oj, da ty, zmeja / Oj, tam za Dunaem / Okh, ne kukushechka po syromu
boru
Prosti zvezda / Priekhal kazachenka / Oj da otchego tolechko, pochemu
Gory vy, Kavkazskie / Vdrug udaril grom iz tuchi
Ne sokol to kukushechku ugovarival / A to zhe byl, brattsy, za Dunaem
Golovushka gorkaja / Ottsovskij dom / Oj, da vspomnim, brattsy
Zagoralas vo pole kovylka / Ruz kukushechka kukovala
Chto zhe ty, solovejko / Vsegda ja vezde za toboju / Ugovarival Vanjusha
Oj, chii-to voly / Esche ne tumanushki / Shamilja
Esche v pogrebe menja zarojte.
ブラチナ(コサック民謡アンサンブル)
録音:データ記載なし 発売:2005年
上記曲目はロシア語原題をアルファベット表記したものです。

RLCD 023 ¥1550
フョードル・シャリアピン ロシア民謡と囚人の歌
ルチヌシュカ/ヴァーニャよ/秋に雨は降らないが/昇れ、赤い太陽よ
母なるヴォルガを下りて/Oj, u luzi ta schej pri berez
仕事の歌/仕事の歌/太陽が昇り、沈む(どん底の歌)/はなむけの言葉
ああ、昇れ、赤い太陽よ/マーシャは川の向こうへ行くことを止められている
マーシェンカ/夜/夜/シベリアの囚人の歌/ヴォルガの舟歌
十二人の盗賊/ピーテル街道に沿って/黒い瞳/ステンカ・ラージン
フョードル・シャリアピン(バス)
録音:1902-1932年 発売:2007年

RLCD 024 ¥1550
忘れるな、同志よ、ロシアの栄光を! ロシア帝国軍の前線の歌
わが同志よ、アブシェロンを撃破せよ/エリーサベトの東の都市
猟騎兵の同志よ!/勇敢な将軍とともに生きよう/万歳、トルキスタン!
警報音が聞こえる!/解放者であるわれらの皇帝が悪しき者に宣戦したとき
エンジニアよ、よくやった!/アガフォン・ニキーチン
3月18日の戦闘隊形/遼河の対岸に閃光が走った/原生林の間で
気を付け、同志よ、右へならえ!/兵士らよ、親愛なる同志よ!
ヴァラーム男声合唱団
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:2006年、
サンクトペテルブルク・ドキュメンタリー・フィルム・スタジオ(白のホール)、
ロシア
発売:2008年

RLCD 025 ¥1550
ロシア民謡集
ああ、広い草原よ/ある朝早く/蚊について/ヴォルガの舟歌/七人の養子
北の荒野で/ナイチンゲールよ、黙りなさい/ラープチ(樹皮の編み靴)
菩提樹の古木/おお、樫の木よ/雪に閉ざされたロシアよ/川に沿って
黒いカラス/鍛冶場で/はや、霧は降りて/暗いタイガを
私はひとり道に出る/ナナカマドの木/老いたブルシュ/夜が更けて(子守歌)
箒(ほうき)
サンクトペテルブルク男声合唱団
ヴァディム・アファナシエフ(指揮)
録音:2009年8月、
サンクトペテルブルク・ドキュメンタリー・フィルム・スタジオ(白のホール)、
ロシア
発売:2009年

RLCD 028/029 2枚組 ¥2980
ポーランドの講和 ロシア軍歌とロシア詩人の作品
Sech / Druzhno, Tultsy, pesnju grjanem! / Na Matsejovitskuju pobedu
Glas patriota na vzjatie Varshavy / Suvorov berjot Varshavu
Pesn Eja Imperatorskomu Velichestvu Ekaterine II
Tsaritsa, severom vladeja... / Suvorov! U tebja so molniej Perun!
10 Ijulja / Stansy / Vragi, drozhite pered nami! / Oda
Klevetnikam Rossii / Slavsja, slavsja Rus svjataja
V tridtsat pervom my godu s Polshej byli ne v ladu!
Polno, brattsy, prokhlazhdatsja!
Ej ty, bujnaja Varshava, na tebja prishla rasprava!
Nochi tjomny, tolko tuchi grozny / Chto ne tuman s morja da podnjalsja!
Pesnja Lejb-Gvardii Gusarskogo polka
Ura! Nash Konno-Grenaderskij polk, ura! / Staraja pesnja na novyj lad
Vzbelenjas ot zlogo nrava, vzbuntovalasja Varshava...
Borodinskaja godovschina / Russkaja slava
Ty prosvescheniem svoj razum osvetil... / Kak doch rodnuju na zaklane...
Opjat, narodnye vitii, za delo padshee Litvy...
Raskajavshejsja Rossii / Kiev / Nezametnyj geroj v nebogatom selene...
Nochka tjomna, brattsy, dolga...
Razmjatezhnaja Varshava, na tebja prishla rasprava!
Grokhovo / POLACI / Rossii
ニコライ・マルトン(朗読)
ヴァラーム男声合唱団
器楽アンサンブル
イーゴリ・ウシャコフ(指揮)
録音:1998、2003、2008、2009年、
サンクトペテルブルク・ドキュメンタリー・フィルム・スタジオ(白のホール)、
ロシア
発売:2009年




<BOHEME>
CDBMR 012186 ¥1550
バルトーク(1881-1945):ピアノ協奏曲第3番ホ長調(*)
プロコフィエフ(1891-1953):「ロミオとジュリエット」組曲第1番 Op.64bis(+)
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
ニコライ・アノーソフ(指揮)
録音:1956年、モノラル 発売:2000年




<BOMBA PITER>
CDMAN 097-03 2枚組 ¥2980
アレクサンドル・ジュルビン(1945-)/ユーリー・ディミートリン(1934-)作詩:
ソング・オペラ「オルフェイとエウリディカ」(1974)
アリベルト・アサドゥリン(歌;オルフェイ)
イリーナ・ポナルドフスカヤ(歌;エウリディカ)
ボグダン・ヴィフチャロフスキー(歌;ハロン)
オリガ・レヴィツカヤ(歌;フォルトゥナ)
ヴァレーリー・ツァカーゼ(歌;第1の歌手)
ヴァシーリー・ラザレンコ(歌;第2の歌手)
アレクサンドル・フョードロフ(歌;第3の歌手)
オレグ・クツェンコ(フルート)
レニングラード国立カペラ声楽アンサンブル
ポユシエ・ギターリ・バンド
レニングラード小オペラ劇場管弦楽団
スタニスラフ・ゴルコヴェンコ(指揮)
録音:1977年、レニングラード・レコーディング・スタジオ、ロシア(ソヴィエト)
発売:2003年
ソヴィエト時代に制作されたロック・オペラ。




<IM LAB>
IMLCD 018 ¥1550
マリーンスキー・オペラのスターたち オペラ・アリア集
ベッリーニ(1801-1835):「夢遊病の女」から
Care compagne... Come per me sereno(*)/ Vi ravviso, o luoghi ameni(**)
ロッシーニ(1792-1868):
「アルジェのイタリア女」から Cruda sorte! Amor tiranno!(+)
「婚約手形」から Grazie... grazie... troppo presto...(**)
「セビリャの理髪師」から Ecco ridente in cielo(#)/ Una voce poco fa(+)
「チェレネントラ」から Miei rampolli femminini(**)
ドニゼッティ(1797-1848):
「ランメルモールのルチア」から Ardon gl'incensi(*)
「愛の妙薬」から Una furtiva lagrima(#)
モーツァルト(1756-1791):
「皇帝ティートの慈悲」から Guardami e tutto obblio(+)
「ドン・ジョヴァンニ」から Madamina! Il catalogo e questo(**)/
Il mio tesoro intanto(#)/ Don Ottavio, son morta!...(#)
オリガ・トリフォノヴァ(ソプラノ(*))
マリア・ゴルツェフスカヤ(メゾソプラノ(+))
エフゲニー・アキーモフ(テノール(#))
ユーリー・シュクリャール(バス(**))
イリーナ・ソボレヴァ(ピアノ)
録音:2000年、サンクトペテルブルク・レコーディング・スタジオ、ロシア 
発売:2000年

IMLCD 031 ¥1550
チャイコフスキー(1840-1893):聖金口イオアン聖体礼儀 Op.41
サンクトペテルブルク国立カペラ合唱団
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:2005年

IMLCD 033 ¥1550
チャイコフスキー(1840-1893):晩祷 Op.52
サンクトペテルブルク国立カペラ合唱団
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ(指揮)
録音:1979年 発売:2006年

IMLCD 147 ¥1550
チェスノコフ(1877-1944):晩祷と6つの教会コンチェエルト
夕べの祈り(#)/晩祷(無伴奏混声合唱のための)Op.44(##)
私の魂は主をたたえる(*)/老いた私を拒まないでください(##)
永遠の忠告(**)/天使が叫んだ(+)/神は私たちとともにある(++)
ユリア・シバノワ(ソプラノ(*))
イリーナ・ミハルキナ(ソプラノ(+))
ゾーヤ・ツェレーリナ(アルト(#))
ナタリア・プストヴォイト(アルト(**))
スタニスラフ・レオンティエフ(テノール(++))
レオニード・グラトフ(バッソ・プロフォンド(##))
ロジュジェストヴォ合唱団
[サンクトペテルブルク・フィルハーモニア・ソロ・シンガーズ]
オリガ・スプトゥネヴァ(指揮)
録音:2002年、エカテリーナ教会スタジオ、サンクトペテルブルク、ロシア 
発売:2003年




<MELODIYA>
MELCD 1000214 ¥1550
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
吹雪(プーシキンの物語への音楽による挿絵)(*)
プーシキンの花輪(合唱のための協奏曲)(+)
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴィラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
ナタリア・ゲラシーモヴァ(ソプラノ(+))
エレーナ・オブレンスカヤ(メゾソプラノ(+))
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス(+))
ノヴォシビルスク室内合唱団(+)
モスクワ室内合唱団(+)
モスクワ放送交響楽団室内アンサンブル(+)
ヴラディーミル・ミーニン(指揮(+))
録音:1975年(*)/1980年(+)

MELCD 1000515 ¥1550
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ・ソナタ ト長調「大ソナタ」Op.37(*)
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1956年、モノラル(*)/1958年、モノラル(+)

MELCD 1000590 2枚組 ¥2980
ステパン・デグチャレフ(1766-1813):
オラトリオ「ミーニンとポジャルスキー、または モスクワの解放」(*)
合唱のための5つのコンチェルト(+)
私の主よ、私の主よ/嫉妬するな/おお、私の主
来たれ、来たれ、花嫁よ、レバノンから/正統の三位一体
イーゴリ・スルツコフスキー(テノール:クジマ・ミーニン(*))
アンドレイ・サリニコフ(テノール:ドミートリー・ポジャルスキー公(*))
アナトーリー・バビキン(バス:アヴラーミー・パリツィン(*))
イリーナ・ムラトヴァ(ソプラノ:オリガ(*))
ミハイル・ファルコフ(テノール:ドミートリー・トルベツコイ公(*))
モスクワ国立合唱団
モスクワ教員合唱団
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
セルゲイ・スクリプカ(指揮(*))
アンドレイ・コジェフニコフ(指揮(+))
録音:1990年

MELCD 1000647 ¥1550
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
時よ、前進せよ(映画音楽からの組曲)(*)
クルスクの歌(民俗詩による合唱曲集)(+)
ラゴダ(民俗詩による合唱曲集)(+)
森深きロシア(エセーニンの詩による小カンタータ)(#)
雪が降っている(パステルナークの詩による小カンタータ)(**)
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴィラディーミル・フェドセーエフ(指揮(*))
モスクワ室内合唱団(+)
器楽アンサンブル(+)
ヴラディーミル・ミーニン(指揮(+))
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール(#))
ロシア国立合唱団(#/**)
グネーシン音楽学校少年合唱団(**)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(#/**))
録音:1968年(*)/1990年(+)/1970年(#)/1971年(**)

MELCD 1000649 ¥1550
ハチャトゥリアン(1903-1978):
バレエ組曲「スパルタクス」
バレエ組曲「ガヤネ(ガイーヌ)」
ロンドン交響楽団
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
録音:1978年、ロンドン、イギリス 共同制作:EMI

MELCD 1000665 2枚組 ¥2980
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」Op.71
ボリショイ劇場管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1960年

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