クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-07 No.32

2007年07月31日 17時42分49秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
EMIクラシックスから新シリーズの登場です。CD2枚組のシリーズGEMINIの兄弟
シリーズとしてCD3枚組のスタイルでオペラ全曲盤を含むメジャー・レパートリ
ーをクリアー・マルチパック、16Pブックレットのフォーマットで発売します。

CZS-5009552 3枚組 \2080
バッハ:
ブランデンブルグ協奏曲全6曲
管弦楽組曲全4曲
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

CZS-5009622 3枚組 \2080
チャイコフスキー:協奏曲集
協奏幻想曲ト長調Op.56
ピアノ協奏曲第1-3番
ピーター・ドノホー(ピアノ)、ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)、
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、ボーンマス交響楽団、
ルドルフ・バルシャイ指揮
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
オッコ・カム指揮
ロココの主題による変奏曲Op.33
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、ノーザン・シンフォニア管弦楽団、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮

CZS-5009482 3枚組 \2080
バッハ:キーボード協奏曲集(13曲)
BWV1052-1058、1060-1065
ミシェル・ベロフ、ガブリエル・タッキーノ、ジャン=フィリップ・コラール、
ブルーノ・リグット(以上ピアノ)、
アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ、
ジャン=ピエール・ワレス指揮

CZS-5009412 3枚組 \2080
バッハ:マタイ受難曲BWV244
テオ・アルトマイヤー、フランツ・クラス、ユリア・ハマリ、
ジークフリート・ヘルテル、テレサ・ツィリス=ガラ、ハンス・ゾーティン、
ニコライ・ゲッダ、ヘルマン・プライ、
南ドイツ・マドリガル合唱団、少年合唱団、コンソルテウム・ムジクム、
ヴォルフガング・ゲネンヴァイン指揮

CZS-5009342 3枚組 \2080
シューベルト:歌曲集
美しき水車屋の娘D.795
白鳥の歌D.957
歌曲集Op.80
冬の旅D.911
オラフ・ベール(バリトン)、ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)

CZS-5009272 3枚組 \2080
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1-5番
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)、
シュターツカペレ・ドレスデン、
ハンス・フォンク指揮
協奏曲(ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための)ハ長調Op.56「トリプル・コ
ンチェルト」
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)、
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)、
ハインリッヒ・シフ(チェロ)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
クルト・マズア指揮

CZS-5009202 3枚組 \2080
ベルワルド作品集
交響曲第3番ハ長調「風変わりな」
交響曲第1番ト短調「厳粛な」
妖精のいたずら
ソリアの恒星
ノルウェー・アルプスの思い出
Racing
奇想的交響曲ニ長調
交響曲第4番変ホ長調「ナイーヴ」
Drottingen av Golconda - Overture
ピアノ協奏曲ニ長調
バヤデレの祭
ヴァイオリン協奏曲嬰ハ短調、Op.2
Allvarliga och muntra infall
マリアン・ミグダル(ピアノ)、アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
ウルフ・ビョルリン指揮

CZS-5009132 3枚組 \2080
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1-4番
運命の歌Op.54*
大学祝典序曲Op.80
悲劇的序曲Op.81
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
*アンブロジアン・シンガーズ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮

CZS-5009062 3枚組 \2080
ワイセンベルク/ショパン作品集
ピアノ協奏曲第1番*、第2番*
モーツァルトの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲ロ長調Op.2*
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22*
ポーランド民謡の主題による幻想曲Op.13*
コンサート・ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調Op.14*
ピアノ・ソナタ第2番、第3番
幻想即興曲変イ長調Op.61
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
*パリ音楽院管弦楽団、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮

CZS-5008992 3枚組 \2080
ヴァイオリン協奏曲名曲集
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランス放送局国立管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ニコライ・ズナイダー(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ローレンス・フォスター指揮
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、エミール・チャカロフ指揮
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮

CZS-5008922 3枚組 \2080
ラヴェル:管弦楽曲集
ボレロ
夢幻劇の序曲「シェエラザード」
スペイン狂詩曲
古風なメヌエット
ラ・ヴァルス
マ・メール・ロア
クープランの墓
亡き王女のためのパヴァーヌ
道化師の朝の歌
海原の小船
ダフニスとクロエ
高雅にして感傷的なワルツ
パリ・オペラ国立劇場合唱団(コーラス・マスター:ジャン・ラフォルジ)
パリ管弦楽団、ジャン・マルティノン指揮

CZS-5008782 3枚組 \2080
ドヴォルザーク:交響曲集
ドヴォルザーク:交響曲第5番、第7-8番、第9番「新世界より」
「オテロ」序曲Op.93
スケルツォ・カプリチォーソOp.66
スメタナ:我が祖国
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮

CZS-5008712 3枚組 \2080
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1-4番
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
前奏曲嬰ハ短調
前奏曲集Op.23(10曲)
前奏曲集Op.32(13曲)
アグスティン・アニエヴァス(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニー管弦楽団、
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
モーシェ・アツモン指揮、アルド・チェッカート指揮

CZS-5008572 3枚組 \2080
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1-6番
ケルビーニ四重奏団
(クリストフ・ポッペン、ヘラルド・シェーネヴェーク/ヴァイオリン、ハリ
オルフ・シュリヒティッヒ/ヴィオラ、マヌエル・フィッシャー=ディースカウ
/チェロ)

CZS-5068072 3枚組 \2080
ヘンデル:オルガン協奏曲集
オルガン協奏曲第1-15番
サイモン・プレストン(オルガン)
メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団、ユーディ・メニューイン指揮

CZS-5008502 3枚組 \2080
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(全曲)
ウィリアム・シメル、サムエル・ラメイ、チェリル・スチューダー、
キャロル・ヴァネス、フランク・ロパルド、スザンヌ・メンツァー、
ナタール・ドゥ・キャロリス、ジャン=ヘンドリック・ルータリング、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
リッカルド・ムーティ指揮

CZS-5008362 3枚組 \2080
モーツァルト:交響曲集
交響曲第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」、第38番「プラハ」、
第39番、第40番、第41番「ジュピター」
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

CZS-5008432 3枚組 \2080
ヴィラ=ロボス:ブラジル風のバッハ(全曲)
ブラジル風のバッハ第1-9番
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)、
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、
(エルドン・フォックス(チェロ)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
エンリケ・バティス指揮
Momoprecoce-幻想曲(ピアノと管弦楽のための)
クリスティーナ・オルティス(ピアノ)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ウラディミール・アシュケナージ指揮
ギター協奏曲
アンヘル・ロメロ(ギター)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘスス・ロペス=コボス指揮

CZS-5008292 3枚組 \2080
ニールセン:交響曲全集
交響曲第1-6番
ボヘミア=デンマークの民謡
アンダンテ・ラメントーソ「若き芸術家の棺の傍らで」
デンマーク・ラジオ交響楽団、
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮

CZS-5008852 3枚組 \2080
ラフマニノフ:交響曲全集
交響曲第1-3番
スケルツォ ニ短調(1887)
ヴォカリーズ Op.34-14
交響的舞曲Op.45
サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮

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07-07 No.31

2007年07月31日 17時42分06秒 | Weblog
<Capriccio>
93518(DVD-Video) \2980
アルベルト・フランケッティ(1860-1942):
歌劇《ゲルマニア》(世界初録音)
カルロ・ヴェントレ(テノール)、ブルーノ・カプローニ(バリトン)、
リーゼ・リンドストレム(ソプラノ)、アンテ・ジェルクニカ(バス)、
レナート・パルンボ(指揮)、
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団、他
ブレゲンツ音楽祭のライヴや退廃音楽、ソヴィエト時代のフィルムオペラなど
独特のラインナップによって多くの支持を得ているカプリッチョのDVDシリー
ズからベルリン・ドイツ・オペラの映像が登場!
アルベルト・フランケッティは、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した
イタリアの作曲家。ベルリン・ドイツ・オペラによって上演された「ゲルマニ
ア」は、ドイツの愛国的な歌曲などからの引用によって人気を博したフランケ
ッティの代表作である。
ちなみに「ゲルマニア」は、このベルリン・ドイツ・オペラによる公演を収録
したDVDが世界初のリリースとなる。今回もオペラ・ファンから大きな注目を
集めることは間違いない!
NTSC/収録時間:140分
字幕:ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語

49576 4枚組 \3050
F・ブゾーニ:作品集 ――
トゥーランドット組曲より/交響的夜想曲Op.43/アルレッキーノのロンド
Op.46/フルートと管弦楽のためのディヴェルティメントOp.52/サラバンド
と行列-「ファウスト博士」のための2つの習作Op.51/クラリネットのための
小協奏曲Op.48/踊りのワルツ/喜劇序曲/交響的組曲Op.25/悲しい子守歌
Op.42/インディアンの日記第2集Op.47/葬送行進曲/La Canzone del
Cacciatore/5つの小品Op.3より/村の祭日Op.9/夜の舞曲Op.13/幻想的な
物語Op.12より/バレエの情景第4番より/同第2番より/変奏曲/幻想曲/
悲歌変ホ短調/セレナーデ第2番ハ長調/ショパンのハ短調前奏曲による変
奏曲と自由な形式のフーガOp.22/行進曲/二重奏曲/セレナータ/バガテル
/Kultaselle/アルバムの綴り/悲歌/ディヴェルティメント
ロベルト・ウェール(テノール)、
ジャン=クロード・ジェラール(フルート)、
ウルフ・ロンデンハウザー(クラリネット)、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ベルリン放送交響楽団、
イーラ・マリア・ヴィトシンスキ(ピアノ)、
ミヒャエル・ファウスト(フルート)、
ヴカーン・ミリン(フルート)、
ライナー・ヴェール(クラリネット)、
マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン)、
フランソワ・グローベン(チェロ)
鬼才ブゾーニの管弦楽作品、室内楽作品、ピアノ作品を多数収録したセット
盤。10479、10480、10546、10794の4タイトルを1つにまとめており、ブゾー
ニの世界を思う存分楽しむことが出来る。演奏者陣も実力派が揃っており、
録音も優秀。

49581 4枚組 \3050
F・メンデルスゾーン:
劇音楽《アンティゴーネ》Op.55/劇音楽《エディプス王》Op.93/
劇音楽《アタリー》Op.74/劇音楽《真夏の夜の夢》Op.61
シュテファン・ソルテス(指揮)、
ベルリン放送交響楽団&合唱団、
クリストフ・シュペリンク(指揮)、
ノイエ・オルケスター、
ハンス・フォンク(指揮)、
ケルン放送交響楽団&合唱団、他
こちらはメンデルスゾーンが数多く作曲を行った「劇音楽」を集めたセット
盤。10392、10393、67068、10407の4タイトルを1つにまとめたもの




<Deux-Elles>
DXL 1042 \2180
バルティック・ブラス ――
J・シベリウス:小組曲、交響詩《ティエラ》
V・エワルド:金管五重奏曲第1番Op.5、同第2番Op.6、同第3番op.7
ウォーレス・コレクション
「ウォーレス・コレクション」は長年にわたって名門フィルハーモニア管の首
席トランペット奏者として活躍し、2002年からはスコットランド王立音楽院の
学長を務めているイギリスの名奏者ジョン・ウォーレスが設立した世界屈指の
ブラス・アンサンブル。
金管奏者にとって超重要レパートリーであるエワルドの五重奏曲とシベリウス
の隠れた名作をカップリングしたこのアルバムは、ピリオド楽器を用いて19世
紀当時のサウンドを再現するという壮大なプロジェクト。
19世紀に製作されたコルネット、ロータリー・ヴァルヴ式のアルトホルン、バ
リトン・サクソルン、自動補正バルブ方式のF管チューバなど、資料としても
歴史的価値の高い楽器がズラリと並ぶ様は壮観!

DXL 1047 \2180
マシュー・ロック(c.1622-1677):鍵盤楽器のための作品全集 ――
メロシージア(1673)/組曲ニ短調(ウィリアム・グリゴリーによる)/Musicks
hand-Maide(1663/1678)/音楽の現行慣習を擁護する(1673)/アルマンド
ト長調/パヴァン ニ短調/組曲ニ長調/クラント イ短調/2つの舞曲/
グラウンド ニ長調/プレリュード/ヴォランタリー
テレンス・チャールストン(チェンバロ、ヴァージナル、オルガン)
テレンス・チャールストンは、カークビーとの来日経験を持ちソリストとして
だけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍するイギリスの実力派
鍵盤奏者。
室内楽と劇音楽の大家として知られるマシュー・ロック。この作品集には、イ
ギリスに現存する重要資料でもある「メロシージア」などの著作に含まれた作
品や未出版の作品など数少ない鍵盤音楽を収録している。2001年9月の録音。

DXL 1050 \2180
ポール・パターソン(1947-):地獄の天使Op.81/海のミサ曲Op.47*
デイヴィット・テンプル(ディレクター)、
クラウチ・エンド祝祭合唱団、
ジェフリー・サイモン(指揮)*、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団*、他
イギリスの王立音楽院でトロンボーンと作曲を学び、現在イギリスのナショナ
ル・ユース・オーケストラでコンポーザー・イン・レジデンスを務めるポール
・パターソンの宗教作品集。2作品とも劇的な展開が印象的。2001年&1986年
の録音。




<Danacord>
DACOCD 586-587 2枚組 \4600
P・I・チャイコフスキー:ピアノと管弦楽のための作品全集 ――
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/アレグロ ハ短調/ピアノ協奏曲第3番
変ホ長調Op.75/アンダンテとフィナーレOp.79(タネーエフ補完)/ピアノ
協奏曲第2番ト長調Op.44/協奏的幻想曲ト長調Op.56
オレグ・マルシェフ(ピアノ)、
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)、オールボー交響楽団
ダナコード(Danacord)からザウアー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、
プロコフィエフ、リストなど数々の名演を送り出してきたアゼルバイジャン
の首都バクー出身のヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。
ロシアやデンマークの様々なピアノ作品に取り組んできたマルシェフが遂に
チャイコフスキーを録音!
既に膨大な数のレコーディングが存在しているチャイコフスキーのピアノ協
奏曲だが、決して勢いやテクニックのみのパフォーマンスに走らず一音一音
を心から大切にしたマルシェフの演奏は存在感を保ち続けるだろう。メジャ
ー・レーベルからの誘いを断り、ダナコードで活動を続けるマルシェフの今
後が楽しみだ。2001年&2002年の録音。




<Linn>
CKD 300 4枚組 \4360
バッハ・オン・ザ・リュート ――
J・S・バッハ(ノース編):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV.1001-1006(全曲)/
無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012(全曲)
ナイジェル・ノース(リュート)
リュートの演奏によるバッハの最高傑作としてユーザー、メディアから絶賛を
受けてきたナイジェル・ノースの「バッハ・オン・ザ・リュート」が装いも新
たに再登場!
リン・レコーズが多くの要望に答える形で再登場となったナイジェル・ノース
のバッハ・ボックス。ナイジェル・ノースの類稀な演奏とリン・レコーズの録
音技術が圧倒的な充実感を生み出している。




<APR>
APR 5573 \1880
アルフレッド・コルトー-後期録音集Vol.3 ――
F・ショパン:
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、同第4番ヘ長調Op.15-1、
同第7番嬰ハ短調Op.27-1、練習曲第3番ホ長調Op.10-3《別れの曲》、
同第4番嬰ハ短調Op.10-4、同第14番ヘ短調Op.25-2、3つの新しい練習曲、
舟歌嬰ヘ長調Op.60、前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》、
同第25番嬰ハ短調Op.45/子守歌変ニ長調Op.57、
ワルツ第2番変イ長調Op.34-1《華麗なる円舞曲》、
同第6番変ニ長調Op.64-1《小犬》、同第9番変イ長調Op.69-1《別れ》(2種)、
同第11番変ト長調Op.70-1、同第12番ヘ短調Op.70-2
F・メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲ニ短調Op.54
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
20世紀前半のフランスを代表する大ピアニスト、アルフレッド・コルトーの後
期録音集第3弾が新たにリリース。数あるレパートリーの中でコルトーが大切
にしていたショパンの録音は1949年から51年にかけてのもの。
収録作品のうち6曲は78回転&45回転のLPとしてイギリスで、5曲はRCAビクタ
ーからのLPとしてアメリカで短期間リリースされていたがCD化は今回が初とな
る。コルトーのお気に入りだったメンデルスゾーンがアルバムの最後を飾って
いるのも粋なプログラミングである。





<Musiques Suisses>
MGBCTS-M105 2枚組 \4600
ハインツ・ホリガー(1939-):
大管弦楽のための《(S)irato》/オルガンのための小品/管弦楽のための
《Atenbogen》/ヴィオラと管弦楽のための《Recicanto》/COncErto...?
Certo!-cOn soli pEr tutti
ベルンハルト・ハース(オルガン)、タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、
ハインツ・ホリガー(指揮)、
バーゼル交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、他
スイスが生んだ世界最高のオーボエ奏者の一人ハインツ・ホリガーの作曲家、
指揮者としての姿を記録したスイスのレーベルならではの一大企画。
ここにはピエール・ブーレーズ、シャンドール・ヴェレシュに作曲を学んだ
ホリガーが1974年から2001年にかけて作曲を行った5作品を収録。この作品集
は、次々と現代作品を打ち出す「作曲家」ハインツ・ホリガーを証明する重
要な足跡である。

MGBCD 6256 \2300
チェロとピアノのための作品集 ――
パウル・ユオン(1872-1940):チェロ・ソナタ イ短調Op.54
オトマール・シェック(1886-1957):6つの小品Op.6
ファビアン・ミュラー(1964-):チェロ・ソナタ、組曲
ピ・チン・チェン(チェロ)、アドリアン・エチカ(ピアノ)
スイスの大作曲家シェック、日本でも徐々にファンを増やしているユオン、
現在も精力的に活動するミュラーによるスイスのチェロ作品集。チェロのピ
・チン・チェンは、13歳で台北交響楽団の演奏ツアーに参加した経歴を持つ
台湾出身の女流奏者。





<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 5645 \2080
展覧会の絵 ――
M・グリンカ(ロバーツ編):歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
O・ベーメ:金管六重奏曲変ホ短調
M・ムソルグスキー:ゴパック(ロバーツ編)、組曲《展覧会の絵》(ロバーツ編)
A・アラビエフ:金管五重奏曲
ファイン・アーツ・ブラス
1987年にイギリスの巨匠アーノルドから「金管五重奏曲第2番」を献呈される
など、金管王国イギリスを代表するブラス・アンサンブルとして活躍するファ
イン・アーツ・ブラスのロシアン・アルバム。メインプロの「展覧会の絵」
は同アンサンブルのホルン奏者スティーヴン・ロバーツの編曲によるもので、
ファイン・アーツ・ブラスにとって理想的なアレンジに仕上がっている。
1996年&1998年の録音。

NI 5651 \2080
ファイン・アーツ・ブラス・プレイズ・バロック ――
G・F・ヘンデル:シバの女王の入場
A・ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲、協奏曲ニ短調
T・アルビノーニ:アダージョ
J・S・バッハ:
バディネリ、目覚めよと呼ぶ声が聞こえ、カンタータ第78番より、
協奏曲イ短調、G線上のアリア、ブランデンブルク協奏曲第2番
ファイン・アーツ・ブラス
ファイン・アーツ・ブラスは1980 年の結成以来、数度のメンバー交代を重ね
ながら60ヶ国以上で2500回にも及ぶコンサートを行うなど驚異的な活動を続
けている。ブラス・アンサンブルの定番レパートリーとして定着しているバ
ロック音楽のアレンジ作品。2本のトランペットの活躍が華やかな演奏を実現
させている。1999年の録音。

NI 5646 \2080
カール・ヴァイグル(1881-1949):
弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.20/同第5番ト長調Op.31
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
ツェムリンスキーなど近代オーストリアの作品を最重要レパートリーとして
世界的評価を得ているウィーン・アルティス弦楽四重奏団。収録されている
ヴァイグルの2作品は、このディスクの録音が世界初録音となった。ツェムリ
ンスキー、ウェーベルン、ヴァイグルなど引き出しの多さには驚かされる。
1999年の録音。

NI 5649 \2080
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-):
冬と春のマドンナ/打楽器のための協奏曲/奉納の歌
ペーター・プロンメル(打楽器)、
ペーター・エトヴェシュ(指揮)、
オランダ放送フィルハーモニック、
ペネロペ・ワームスリー=クラーク(ソプラノ)、
ジョージ・ベンジャミン(指揮)、
ロンドン・シンフォニエッタ
イギリスの現代音楽をリードするジョナサン・ハーヴェイの世界初録音となっ
た3作品を収録。エトヴェシュやベンジャミンなど現代音楽で一流の仕事を行
える指揮者陣とオランダ、イギリスの名門オーケストラの存在は心強い。
1998年、1997年、1988年の録音。

NI 1730 6枚組 \6480
D・スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集Vol.6 ――
ヴェネツィア写本第14巻K.43-93/同第15巻K.98-138
リチャード・レスター(チェンバロ)
ベルナルド・ロバーツ、ジョージ・マルコムに鍵盤楽器の演奏法を師事したリ
チャード・レスター。自ら創設したイギリスのサイレンスター古楽音楽祭では
音楽監督、同じくサイレンスターのパリッシュ教会では指揮者を務めている。
佳境に入ったスカルラッティのソナタ全集は次回の第7巻が最終巻。
2005年の録音。




<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 38 \2080
F・メンデルスゾーン:クラリネットのための作品集 ――
コンツェルトシュテュック第2番ニ短調Op.114/ロンド・カプリチオーソ
ホ長調Op.14/無言歌集より(6曲)/クラリネット・ソナタ変ホ長調/厳格な
る変奏曲ニ短調Op.54/コンツェルトシュテュック第1番ヘ短調Op.113
アラン・ハッカー(クラリネット)、
レスリー・シャッツベルガー(バセット・ホルン)、
リチャード・バーネット(ピアノ)
ロンドン交響楽団の主席クラリネット奏者などを歴任したイギリス・クラリ
ネット界の大御所アラン・ハッカー。アモン・ラ(Amon Ra)にはピリオド楽器
を使用した録音を行っており、このメンデルスゾーンも全曲ピリオド楽器の
演奏によるもの。さすがは名手アラン・ハッカー。モダン、ピリオドのどち
らを吹いても演奏は抜群!1989年4月の録音。

CD-SAR 42 \2080
トマス・アーン(1710-1778):
トリオ・ソナタ 二長調Op.3-5/同ロ短調op.3-6/協奏曲ハ長調(チェンバロ
独奏版)/トリオ・ソナタ ト長調Op.3-2/チェンバロ・ソナタ ヘ長調/トリ
オ・ソナタ ホ短調
ヌーヴォー・クヮルテット
イギリス有数のチェンバロ奏者、ポール・ニコルソンを中心としたフルート、
ヴァイオリン、チェロ、チェンバロによるピリオド・アンサンブル。「協奏
曲ハ長調」は、イギリスの図書館で見つかったチェンバロ独奏版が使用され
ている。1989年2月の録音。

CD-SAR 46 \2080
エリザベス朝のクリスマス・アンセム ――
O・ギボンズ:
This is the record of John、5声のイン・ノミネ、See, see, the Word is
Incarnate
W・バード:光なり日なるキリスト、ファンタジア(2種)、子守歌
T・トムキンス:神の前に歌え
M・パーソン:Upon my lap
J・アムナー:O Ye Little Flock
作曲者不詳:乙女の歌うやさしい歌
A・ホルボーン:パヴァン
J・ブル:The Starre Anthem/
レッド・バード、ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
レッド・バードは、タリス・スコラーズのキャロライン・トレヴァー、ヒリ
アード・アンサンブルのジョン・ポッター、イギリス屈指のテノール奏者チャ
ールズ・ダニエルズなどが集ったヴォーカル・アンサンブル。強力メンバー
による名演の価値ある復刻がここに実現。1989年11月の録音。

CD-SAR 68 \2080
バロック音楽の至宝 ――
A・スカルラッティ:シンフォニア
G・タルティーニ:協奏曲ト長調
D・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタK.417より
A・ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調
P・ロカテッリ:ソナタ ト短調Op.2a-3
J-B・ボワモルティエ:ソナタ第5番
M・コレット:チェロ・ソナタ ニ長調より
J・S・バッハ:トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039/他
様々なアーティスト
演奏、音質の両面で高い評価を得てきたアモン・ラの豊富な音源の中からバロ
ック時代の作品を抜粋したコンピレーション・アルバム。アラン・ハッカー、
ナイジェル・ノース、リザ・ベズノシウクなどによる名演がこの1枚に凝縮さ
れている。

CD-SAR 101 \2080
弦楽四重奏のための名楽章集 ――
F・シューベルト:
弦楽重奏曲イ短調Op.29より アンダンテ、同変ホ長調Op.125-1より スケルツォ
W・A・モーツァルト:弦楽四重奏曲ニ短調K.421より メヌエットとトリオ
P・I・チャイコフスキー:
弦楽重奏曲第1番ニ長調Op.11より アンダンテ・カンタービレ
F・メンデルスゾーン:
弦楽重奏曲イ短調Op.13より 間奏曲、同変ホ長調Op.12より カンツォネッタ
D・ショスタコーヴィチ:弦楽重奏曲第1番ハ長調より スケルツォ
J・ハイドン:
弦楽重奏曲ト長調Op.54-1より アレグレット、同Op.3-5より セレナーデ
ダーティントン弦楽四重奏団
1958年に結成されたダーティントン弦楽四重奏団による弦楽四重奏のための
“名楽章”を集めたアルバム。他にもアモン・ラにはショスタコーヴィチの
弦楽四重奏曲集(CD-SAR 1)の録音を行っている。





<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7904 \1680
アルマ・グルック(1882-1938)-録音集(録音:1911年-1917年)
G・シャルパンティエ:歌劇《ルイーズ》より
B・ゴダール:歌劇《ジョスラン》より
G・ビゼー:歌劇《カルメン》より
J-P・ラモー:歌劇《イッポリトとアリシー》より/他
アルマ・グルック(ソプラノ)、様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転の
SP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。

NI 7905 \1680
リッカルド・ストラチアーリ(1875-1955)-録音集(録音:1917年-1925年)
G・ヴェルディ:
歌劇《仮面舞踏会》より、歌劇《エルナーニ》より、歌劇《リゴレット》
より、歌劇《トロヴァトゥーレ》より、歌劇《椿姫》より/他
リッカルド・ストラチアーリ(バリトン)、様々なアーティスト

NI 7906 \1680
シナゴークにおける伝説的のカントールたち(録音:1907年-1947年)
ゲルション・シロタ(テノール)、リチャード・タッカー(テノール)、
様々なアーティスト
Legendary Cantors/Various

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07-07 No.30-1

2007年07月30日 18時18分01秒 | Weblog
<Brilliant>
BRL 8635 100枚組 \17500
交響曲大全集
●モーツァルト:交響曲全集
/ヤープ・テル・リンデン指揮、
アムステルダム・モーツァルト・アカデミー
●ハイドン:交響曲全集
/アダム・フィッシャー指揮、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
●ベートーヴェン:交響曲全集
/ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、シュターツカペレ・ドレスデン 
●クレメンティ:
交響曲全集、ピアノ協奏曲ハ長調、メヌエット・パストラーレ、序曲ハ長調、
序曲ニ長調
/フランチェスコ・ダヴァロス指揮、フィルハーモニア管弦楽団 
●シューベルト:交響曲全集
/ロイ・グッドマン指揮、ハノーヴァー・バンド 
●メンデルスゾーン:交響曲全集
/フランス・ブリュッヘン指揮、オランダ室内管弦楽団 
エド・デ・ワールト指揮、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 
アーノルド・エストマン指揮、オランダ放送室内管弦楽団 
ジョス・ヴァン・インマゼール指揮、オランダ放送室内管弦楽団 
●シューマン:交響曲全集
/ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団 
●ドヴォルザーク:
後期交響曲集、序曲「謝肉祭」、スケルツォ・カプリッチョーソ Op.66、
弦楽のためのセレナード
/ユーディ・メニューイン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
●ブラームス:交響曲全集
/ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮、
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 
●サン=サーンス:
交響曲第3番「オルガン付き」、交響詩「オンファールの糸車」、
「ファエトン」、「死の舞踏」
/エマニュエル・クリヴィヌ指揮、リヨン国立管弦楽団 
●リスト:ダンテ交響曲、システィーナ礼拝堂にて
/ハルトムート・ヘンヒェン指揮、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団 
●マーラー:交響曲全集 
ユーリ・シモノフ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
ハンス・フォンク指揮、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、ロンドン交響楽団、他
●ニールセン:交響曲全集
/テオドール・クチャル指揮、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 
●チャイコフスキー:
後期交響曲集、幻想的序曲「ロメオとジュリエット」、スラヴ行進曲
/ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ロンドン交響楽団 
●R.コルサコフ:
交響曲全集、歌劇「皇帝の花嫁」序曲、セルビア幻想曲、おとぎ話
/ヨンダニ・バッド指揮、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団 
●ショスタコーヴィチ:交響曲全集
/ルドルフ・バルシャイ指揮、ケルン放送交響楽団 
●ボロディン:
交響曲全集、バリトンと管弦楽のためのロマンス、
メゾソプラノと管弦楽のための「よその家では」、小組曲(グラズノフ編)、
だったん人の踊り
/ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団




<MUSIC&ARTS>
M&A 1198 \1980
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲(ベルリンフィル1928年録音)
ベートーヴェン:交響曲第2番(シュターツカペレ・ベルリン1925年録音)
リスト:交響詩「前奏曲」(ベルリンフィル1928年録音)
ストラヴィンスキー:火の鳥(シュターツカペレ・ベルリン1925年録音)
オスカー・フリード指揮
今ではマーラーの「復活」初演者としてしか認識されていない往年の名指揮者
オスカー・フリードですが、近年は色々なレーベルから復刻が進み、それらの
音質がなかなか悪くない為に理解も深まっております。当盤では、レパートリ
ーが広く大曲の録音に果敢に挑んだ巨匠の名演が収録されております。

M&A 1205 \1980
リスト:
ソナタロ短調(1976年1月3日ニューヨーク)
ダンテ・ソナタ(1981年2月24日ニューヨーク)
バラード第2番、エステ荘の噴水(1979年2月25日サンフランシスコ)
超絶技巧練習曲第10番(1970年2月15日ニューヨーク)
*全てライヴ
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アラウの活動拠点であったアメリカに於けるライヴ録音。全てリストという
のがマニアックで泣かせます。高齢で亡くなるまでそのヴィルトウオジティ
が失われなかった巨匠。渋みのある音色はリストにぴったりです。クラウディ
オ・アラウ財団からのライセンスを受けての公式・正規盤です。年代にしては
モノラルなのが惜しまれますが、ピアノ・ソロ演奏ですから問題ありません。




<WARNER>
2564. 69814 \1350
マリア・カラス/あるディーヴァの誕生
歌劇「椿姫」-ハイライト-(ヴェルディ)(1953年9月15日-20日、トリノ)
1. 友よ、さあ飲み明かそう(乾杯の歌)<第1幕>
2. 思い出の日から<第1幕>
3. ああ、そはかの人か・・・花より花へ<第1幕>
4. 神よ、力を与えたまえ<第2幕>
5. あなたは約束を守ってくれた<第3幕>
6. さようなら、過ぎさった日よ<第3幕>
7. パリを離れて<第3幕>
ガブリエーレ・サンティーニ指揮 トリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団
歌劇「ジョコンダ」-ハイライト-(ポンキエルリ)(1952年9月6日-10日、トリノ)
8. そして、呪いを!<第2幕>
9. 私はあの方を血を愛する獅子のように<第2幕>
10. ああ、お母さん、私は宿命の島にあって<第3幕>
11. 自殺・・・この恐ろしい時に<第4幕>
12. さあ、これで死ねるわ!<第4幕>
アントニーノ・ヴォットー指揮 トリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より(ワーグナー)(1949年11月8日)
13. 優しくかすかな彼のほほえみ(愛の死)[イタリア語]
歌劇「ノルマ」より(ベルリーニ)(1949年11月9日)
14. 清らかな女神よ・・・私の胸に帰れ
歌劇「清教徒」より(ベルリーニ)(1949年11月10日)
15. ふたたび望みを・・・やさしい声が呼んでいた・・・さあ、いらっしゃ
い愛しい人(狂乱の場)
マリア・カラス
アルトゥーロ・バージレ指揮 トリノ・イタリア放送交響楽団
25歳のイタリアでの録音が不世出のソプラノ、カラスの不滅のディスコグラ
フィーの出発点がこの貴重なチェトラ録音です。
彼女のその決して美声とは言えませんが、その類まれな天性の声を武器に、
彼女はリリカルな役どころからドラマティックな役どころまで的確に表現。
その能力は卓越したもので、20世紀の最大のソプラノとしての評価は死後ま
すます高くなっています。
今年はEMIのカラス・キャンペーンが予定されているとの事です。これはその
中の重要な1枚となります。

2564. 64375 2枚組 \2200
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン)
トーマス・ツェートマイヤーは、オーストリアのザルツブルグ生まれの45歳。
1978年にザルツブルグ国際モーツァルト・コンクールで優勝した逸材です。
翌年、同音楽祭でデビューを飾っています。独墺系レパートリーを得意とし、
一流オーケストラとの共演が多く、最近ではトリオなどの室内楽にも力を入
れています。

2564. 64390 2枚組 \2200
ブゾーニ:
(1) ピアノ協奏曲ハ長調 作品39「コラール」
(2) 対位法的幻想曲 (以上ブゾーニ)
ヴィクトリア・ポストニコワ(ピアノ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 
フランス国立管弦楽団&合唱団((1))
ブゾーニのピアノ協奏曲”は、終楽章(第5楽章)に男声合唱が入り長大でかつ、
技巧的にも最も難しい曲のひとつとされています。「コラール協奏曲」とも
呼ばれています。ロジェストヴェンスキー+ポストニコワア夫婦共演ならで
はの、文字通り息の合った貴重な録音です。

2564. 62782 2枚組 \2200
ジェズアルド:レスポンソリウム集
(1) 月曜日-木曜日のためのレスポンソリウム
(2) ミゼレーレ(詩篇50)
(3) 聖金曜日のためのレスポンソリウム
(4) ベネディクトス
(5) 聖土曜日のためのレスポンソリウム
アンサンブル・ア・セオ・ヴォーチェ
ジェズアルド(1560-1613)はイタリアのルネサンス音楽から初期バロック音楽
への過度期における異色の作曲家です。リュート奏者でもありました。
16世紀末から17世紀初めにかけて活躍した王家出身のジェズアルトは複雑な半
音階法を駆使して、音楽に不思議な陰影をつけ、ストラヴィンスキーなども興
味を持ったことでも有名です。

2564. 64374 2枚組 \2200
ショパン:夜想曲全集 全21曲
エリザーベト・レオンスカヤ(ピアノ)
巨匠リヒテルや、あのアルバン・ベルグSQらに認められたレオンスカヤの、い
つくしむようなショパンの夜想曲の世界。
レオンスカヤは、旧ソ連トビシリのチフリス生まれ。モスクワ音楽院で学んだ
後に、1798年に亡命しウィーンに移住。79年にザルツブルグ音楽祭でデビュー
しました。アルバン・ベルグ四重奏団と共演した、シューベルトの「ます」の
録音では、世界各国から絶賛を浴びています。
レオンスカヤは、シューベルト、リストなどを得意としていますが、この「夜
想曲全集」は彼女の初めてのショパン・アルバムとなります。

2564. 64202 2枚組 \2200
クセナキス・アルバム
(1) フレグラ
(2) ジャロン
(3) ケレン
(4) ノモス・アルファ
(5) タレイン
(6) ナーマ
(7) ゴレ島にて
(8) ホアイ
(9) コンボイ
ピエール・ブーレーズ指揮
アンサンブル・アンテルコンテンテンポラン
クセナキス(1922- )はルーマニア生まれ、第2次大戦中はギリシャの解放運動
に加わり、投獄されたこともあります。戦後はパリでメシアンなどに指示して
います。
ブーレーズが、パリのポンピドウー・サンター内に、自ら創設した現代音楽集
団“アンサンブル・アンテルコンテンポラン”は、コンピューター・ミュージ
ックを含む、数多くの現代曲の初演を行い、世界中から注目を集めています。

2564. 64398 2枚組 \2200
マルタン:
(1) ゴルゴダの丘
(2) ミサ曲(無伴奏2重合唱のための)
ドニーズ・マルタン指揮 
交響楽団(1)&南フランス室内合唱団(1)(2)
マルタン(1890-1974)は、スイスの作曲家。作風はロマン派や12音技法などの
影響を受けましたが、1930年台終わり頃から新古典派風の独自の音楽を作り上
げ傑作を残しています。この2曲もその時代の代表的作品です。

2564. 64329 2枚組 \2200
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
(1) ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
(2) ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
(3) ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
(4) ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
(5) ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
(6) ヴァイオリン協奏曲(第7番) ニ長調 K.271a 伝モーツァルト(偽作)
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリンと指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
オーストリア・ザルツブルグが誇る、天才ヴァイオリニスト、ツェートマイヤ
ーの澄み切った青空を思わせるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集です

2564. 64349 2枚組 \2200
ルーセル:交響曲全集
(1) 交響曲第1番 ニ短調 作品7「森の詩」
(2) 交響曲第2番 変ロ長調 作品23
(3) 交響曲第3番 ト短調 作品42
(4) 交響曲第4番 イ長調 作品53
シャルル・デュトワ指揮
フランス国立管弦楽団
フランスの作曲家ルーセル(1869-1937)の交響曲全集。とくに、第3番と第4番
は彼の最高傑作として知られその新古典主義的に根ざした傑作です。第1番と
第2番は録音も少なく貴重なものです。

2564. 64377 2枚組 \2200
ストラヴィンスキー:
(1) バレエ「ペトルーシュカ」(1911年版)
(2) 花火 作品4
(3) バレエ「春の祭典」
(4) 幻想的スケルツォ 作品3
エリアフ・インバル指揮
フィルハーモニア管弦楽団
今秋来日するインバル&フィルハーモニア管による、オーケストラの魅力を最
大に発揮させたストラヴィンスキーの管弦楽名曲集です。

2564. 64373 2枚組 \2200
ヴィヴァルディ:
協奏曲集 作品8「和声と創意の試み」(「四季」を含む)作品8
Wクラウディオ・シモーネ指揮 
イ・ソリスティ・ヴェネティ
ピエール・ピエルロ(オーボエ)
ピエロ・トーゾ(ヴァイオリン)
有名な「四季」を含めた「和声と創意の試み」を、ソリストにオーボエの名手
ピエルロを迎えたファンは見逃せない必聴盤!
イタリアの誇る、シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティの歯切れの良い、
明るい弦楽器の魅力が聴きどころです。

2564. 64349 4枚組 \5200
ブラームス:交響曲全集(+ヴァイオリン協奏曲)
(1) 交響曲第1番 ハ短調 作品68
(2) 交響曲第2番 ニ長調 作品73
(3) 交響曲第3番 ヘ長調 作品90
(4) 交響曲第4番 ホ短調 作品98
(5) 大学祝典序曲 作品80
(6) 悲劇的序曲 作品81
(7) ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
(8) ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 
クリーヴランド管弦楽団
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン)(8)
アメリカ5大オーケストラの1つ、クリーヴランド管の美しい響きが聴く人を魅
了するブラームスの管弦楽の世界!
ドホナーニは、クリーヴランド管以外にも、イギリスのフィルハーモニア管、
ドイツの著名なオーケストラなどと世界をまたに活躍しています。

2564. 64176 2枚組 \2200
F.クープラン:クラヴサン作品全集
オリヴィエ・ボーモン
フランス・バロックを代表するF.クープラン(1668-1733)のエスプリ溢れる作
品の数々!
1960年にフランスで生まれたボーモンは、名手ユゲット・ドレイフュスやフラ
ンスのクラヴサン音楽に造詣の深いケネスやギルバートに学んだ名手です。
ボーモンは他に同じフランスの作曲家ラモーの全集など貴重な録音を残して
います。

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07-07 No.30-2

2007年07月30日 18時17分31秒 | Weblog
2564. 64320 18枚組 \19500
ヴィヴァルディ:協奏曲とソナタ集
(1) トリオ・ソナタ集 作品1(全12曲)
(2) ヴァイオリン・ソナタ集 作品2(全12曲)
(3) 協奏曲集 作品3「調和の霊感」(全12曲)
(4) ヴァイオリン協奏曲集 作品4「ラ・ストラヴァガンツァ」(全12曲)
(5) ヴァイオリン・ソナタ集 作品5(全6曲)
(6) ヴァイオリン協奏曲集 作品6(全6曲)
(7) 協奏曲集 作品7(全12曲)
(8) 協奏曲集 作品8「和声と創意への試み」
(ヴァイオリン協奏曲集「四季」含む全12曲)
(9) 協奏曲集 作品9「ラ・チェトラ」(全12曲)
(10)フルート協奏曲集 作品10(全6曲)
(11) 協奏曲集 作品11(全6曲)
(12) 協奏曲集 作品12(全6曲)
(13) ソナタ集 作品13「忠実なる羊飼い」(全6曲)(偽作:シェドヴィル曲)
(14) チェロ・ソナタ集 作品14(全6曲)(以上ヴィヴァルディ/(13)を除く)
クラウディオ・シモーネ指揮 
イ・ソリスティ・ヴェネティ
ポール・トルトゥリエ(チェロ)
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)他
ヴィヴァルディの作品番号つきの作品を18枚のCDに収めたセットです。ヴィ
ヴァルディの名演奏を擁する旧エラート・レーベルならではの大企画です。
ヴィヴァルディの演奏には定評のあるシモーネをはじめ、今は亡きトルトゥ
リエやランパルなど20世紀後半を飾った名手たちの名演も納められています。
今はシェドヴィルの作品と判明した「忠実な羊飼い」が収められているのも、
曲の素晴らしさを考えると1つの見識といえるかもしれません。

2564. 64347 3枚組 \3300
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェツトゥス・ムジクス、
アルノルト・シェーンベルク合唱団、ウィーン少年合唱団
クリストフ・プレガルディエン(テノール)・・・・・・・福音史家
マティアス・ゲルネ(バス)・・・・・・・・イエス 他
バッハの最大の名作といわれる「マタイ受難曲」。これは1975年、85年に続く
アーノンクールの3度目の録音(2000年)です。齢70を超えた彼らしく、彼の音
楽はより円熟味を増し、音楽的で流れるように美しいものです。過度に感情
表現を押し付けることなく、常に音楽の持つ力を信じて演奏したものといえ
ます。

2564. 69987 2枚組 \2200
40 Best Classical Love Themes
1. ピアノ協奏曲第21番より(モーツァルト) 
2. 幻想序曲「ロメオとジュリエット」より(チャイコフスキー)
3. 白鳥-組曲「動物の謝肉祭」より(サン=サーンス) 
4. ピアノ協奏曲第2番より(ラフマニノフ)
5. スパルタクスとフリーギアのアダージョ-バレエ「スパルタクス」
(ハチャトゥリン)
6. ピアノ協奏曲第2番より(ショスタコーヴィチ)
7. チェロ協奏曲より(エルガー)  
8. 第1幕への前奏曲-歌劇「椿姫」(ヴェルディ)
9. トーマス・タリスの主題による幻想曲 より(ヴォーン・ウィリアムズ)
10. 牧神の午後への前奏曲 より (ドビュッシー) 
11. 弦楽五重奏曲 より(シューベルト)
12. ヴァイオリン協奏曲第1番 より(ブルッフ) 
13. 情景-バレエ「白鳥の湖」(チャイコフスキー)
14. ピアノ協奏曲第2番 より(ショパン) 
15. アダージェット-交響曲第5番(マーラー)
16. 間奏曲-歌劇「マノン・レスコー」(プッチーニ) 
17. クラリネット五重奏曲 より(モーツァルト)
18. ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より(ベートーヴェン) 
19. マンドリン協奏曲 より(ヴィヴァルディ)
20. ボレロ より(ラヴェル) 
21. ピアノ協奏曲第2番 より(ラフマニノフ)
22. ニムロッド-エニグマ変奏曲 より(エルガー) 
23. 夜想曲-弦楽四重奏曲第2番(ボロディン)
24. トロイメライ-子供の情景 (シューマン) 
25. 愛の死-楽劇「トリスタンとイゾルデ」(ワーグナー)
26. 第3幕の間奏曲-歌劇「カルメン」(ビゼー) 
27. ヴァイオリン協奏曲 より(チャイコフスキー)
28. 前奏曲第4番(ショパン)  
29. オーボエ協奏曲 より(アルビノーニ)
30. 交響曲第6番「悲愴」より(チャイコフスキー)  
31. ピアノ協奏曲第2番 より(ブラームス)
32. ブラジル風バッハ第5番 より(ヴィラ=ロボス)  
33. 鍵盤協奏曲 BWV.1056 より(J.S.バッハ)
34. 愛の夢第3番(リスト)  
35. ロマンス-映画音楽「馬あぶ」(ショスタコーヴィチ)
36. タイスの瞑想曲(マスネ)  
37. ワルツ「美しく青きドナウ」より(J.シュトラウス II)
38. ジムノペディ第1番(サティ/ドビュッシー編)  
39. 協奏曲ニ短調 より(マルチェロ/J.S.バッハ)
40. 交響曲第2番 より(ラフマニノフ)
VARIOUS
クラシックの名曲から、愛すべきメロディーを集めたコンピュレーション・ア
ルバムです。一般のこの種のアルバムと異なり、内容的にも比較的に高度で初
心者から一般のクラシック・ファンにもアピールする企画です。

2564. 64346 2枚組 \2200
ハイドン:歌劇「アルミーダ」(全曲)
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェツトゥス・ムジクス、
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)・・・・・・・・アルミーダ
クリストフ・プレガルディエン(テノール)・・・・・・・・リナルド
パトリシア・プティボン(ソプラノ)・・・・・・・・ゼルミーラ
ヨゼフ・ハイドン(1732-1809)が1783年に作曲したオペラです。内容は十字軍
の指揮官あるリナルドと十字軍からイェルサレムを守ろうとする魔女アルミー
ダとの許されない愛の物語です。
このハイドンの珍しいオペラをアーノンクールは生き生きとした指揮で聴かせ
ます。またバルトリをはじめとした豪華な歌手陣も見逃せません。

2564. 64348 3枚組 \3300
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(全曲)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アルノルト・シェーンベルク合唱団
クリスティーナ・ガラルド=ドマス(ソプラノ)・・・・・・・・アイーダ
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(テノール)・・・・・・・・ラダメス
オルガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)・・・・・・・・アムネリス
古楽から始まり着々とレパートリーを増やし、そのいずれもが高い評価を得て
いるアーノンクールがついにヴェルディのオペラを振ったとファンを驚かせた
アルバムです。
ここで使用されたアイーダ・トランペットはこの録音のために作成されたとい
うことも大きな話題となりました。
アーノンクールは凱旋行進曲に代表される華麗な音響の世界もさることなが
ら、アイーダとラダメスの愛の死を主題に感動的な世界を表現しています。

2564. 69984 2枚組 \2200
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲全集
(1) ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 作品21
(2) ピアノ三重奏曲第2番 ト短調 作品26
(3) ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 作品65
(4) ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 作品90「ドゥムキー」
トリオ・フォントネ
ドイツの青少年音楽コンクールで知り合った若い演奏家で1990年の結成された
三重奏団です。このアルバムは1988年から90年に録音されたもので、その若々
しく新鮮さとバランスのとれた演奏で高く評価されたものです。

2564. 69986 2枚組 \2200
フォーレ:ピアノ五重奏曲&ピアノ四重奏曲全集
(1) ピアノ五重奏曲第1番 ニ短調 作品89
(2) ピアノ五重奏曲第2番 ハ短調 作品115
(3) ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 作品15
(4) ピアノ四重奏曲第2番 ト短調 作品45 (以上フォーレ)
ジャン・ユボー(ピアノ)
ヴィア・ノヴァ四重奏団(1)(2)
レイモンド・ガロワ=モンブラン(ヴァイオリン)(3)(4)
コレット・ルキアン(ヴィオラ)(3)(4)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)(3)(4)
1971年フランスのADFディスク大賞を得たフォーレの室内楽全集に収められて
いた名演です。フランスの香りに満ちた演奏で知られています。

2564. 69984 2枚組 \2200
グラナドス:
(1) ピアノ組曲「ゴイェスカス」
(2) わら人形-ゴヤ風な情景
(3) 12のスペイン舞曲集
(4) 6つのロマンティックな情景
ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ)
指揮者としても知られるフランスのピアニスト、エッセールは広いレパートリ
ーで知られていますが、その中でも中心はスペイン物です。テンポを自在に動
かして奏でる演奏はスペインの情緒を十二分に楽しませてくれるものです

2564. 69985
ヘンデル:オルガン協奏曲集
(1) オルガン協奏曲第1番 ト短調 作品4-1
(2) オルガン協奏曲第2番 変ロ長調 作品4-2
(3) オルガン協奏曲第3番 ト短調 作品4-3
(4) オルガン協奏曲第4番 へ長調 作品4-4
(5) オルガン協奏曲第5番 へ長調 作品4-5
(6) オルガン協奏曲第6番 変ロ長調 作品4-6
(7) オルガン協奏曲第7番 変ロ長調 作品7-1
(8) オルガン協奏曲第8番 イ長調 作品7-2
(9) オルガン協奏曲第9番 変ロ長調 作品7-3
(10) オルガン協奏曲第10番 ニ短調 作品7-4
(11) オルガン協奏曲第11番 ト短調 作品7-5
(12) オルガン協奏曲第12番 変ロ長調 作品7-6 (以上ヘンデル)
ヘルベルト・タヘツィ(オルガン) 
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェツトゥス・ムジクス
1930年生まれのオーストリアのオルガニスト、タヘツィとアーノンクールの共
演。タヘツィの節度のあるオルガンとアーノンクールの生き生きとした指揮が
聴き物です。
使用しているオルガンがポジティフ・オルガン(室内用の小オルガン)であるこ
ともポイントの1つです。

2564. 69992 2枚組 \2200
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
(1) ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob.XVI-50
(2) ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調 Hob.XVI-23
(3) ピアノ・ソナタ第37番ニ長調 Hob.XVI-37
(4) ピアノ・ソナタ第35番ハ長調 Hob.XVI-35
(5) ピアノ・ソナタ第40番ト長調 Hob.XVI-40
(6) ピアノ・ソナタ第48番ハ長調 Hob.XVI-48
(7) ピアノ・ソナタ第34番ホ短調 Hob.XVI-34
(8) ピアノ・ソナタ第27番ト長調 Hob.XVI-27
(9) ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52 (以上ハイドン)
ミシェル・ベグネール(ピアノ)
ミシェル・ベグネールは1941年生まれ。パリ音楽院でピアノをヴラド・ペルル
ミュテールとマルグリット・ロンに、室内楽をジャック・フェヴリエに学び共
に一等賞を得ている女流実力派です。

2564. 69986 2枚組 \2200
メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
1945年に作曲されたこの作品の初演者でありメシアン夫人でもあるイヴォンヌ
・ロリオは、モノラル時代にもこの作品を録音しています。この2回目の録音
はその以前のもの感じられたロマンティクさからよりリアリスティックものと
なり作品を見据える眼は激しくなっています。

2564. 69984 2枚組 \2200
シェーンベルク:
(1) 交響詩「ペレアスとメリザンド」作品5
(2) 管弦楽のための変奏曲 作品31
(3) ヴァイオリン協奏曲 作品36
(4) ピアノ協奏曲 作品42
ピーエール・ブーレーズ指揮 
シカゴ交響楽団(1)(2)、ロンドン交響楽団(3)(4)
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)(3)
ピーター・ゼルキン(ピアノ)(4)
12音音楽の創始者シェーンベルク(1874-1951)の作品集。ロマンと官能の「ペ
レアス・・・」を始めとして巨匠ブーレーズの精緻で色彩的な指揮は他の追随
を許しません。また、協奏曲のソリストも万全といえます。

2564. 69984 2枚組 \2200
シューベルト:
(1) 八重奏曲ヘ長調 D.803
(2) 弦楽五重奏曲ハ長調 D.956
ブランディス四重奏団
ベルリン・ゾリステン(1)
イエルク・バウマン(チェロ)(2)
ベルリン・フィルのコンサート・マスターであったフランディスが組織したブ
ランディス四重奏団とベルリン・フィルの腕っこきたちの競演です。

2564. 69985 2枚組 \2200
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
Wエリアフ・インバル指揮 
フランクフルト放送交響楽団
鬼才インバルは、この交響詩「モルダウ」で名高いこの作品をチェコの民族色
にとらわれず、スコアを深く検討することによりこの作品を再構築。新しい魅
力を引き出しています。

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07-07 No.29-1

2007年07月29日 13時38分02秒 | Weblog
<MONUMENT RECORDS>
01.07.05 \2300
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノのための幻想曲集
幻想曲風ソナタ ニ長調 Biamonti_213
(A・ウィレム・ホルスベルヘン補筆完成)(*)
ソナタ第13番変ホ長調(幻想曲風ソナタ) Op.27 No.1
ソナタ第14番嬰ハ短調(幻想曲風ソナタ)「月光」Op.27 No.2
幻想曲ト短調 Op.77
二人のベートーヴェン・オタク、合衆国の税理士マーク・S・ジマーとオラン
ダの作曲家A・ウィレム・ホルスベルヘンが進めるベートーヴェンの未完成・
未発表・未出版作品のディジタル・アーカイヴ化プロジェクト「The Unheard
Beethoven(誰も聴いたことがないベートーヴェン)」との共同制作盤。
(*)は世界初録音。3つの楽章のほぼ全体にわたるスケッチが大英博物館に残さ
れており、それを楽譜に起こした音楽学者ジョゼフ・カーマン(1924-)によっ
て「作品(幻想曲?)ニ長調/ニ短調」("Composition (fantasia?) in D/d")と
名付けられましたが、内容的にはソナタと幻想曲の中間的性格を持っている作
品です。
録音:2005年12月20-21日、合衆国メリーランド州キャピトルハイツ、スタジ
オ・ハウス・ノース




<CORELIA>
CC 806909 \2300
ロジェ・ブートリー:吹奏楽作品集
生きる喜び(*)/テトラード(*)
ピアノと吹奏楽のための協奏曲「Wu-Ji」(+)/祭(#)
トランペットと吹奏楽のための協奏曲(抜粋)(**)
アルテルナンス(*)/黙示の歌(*)
ロジェ・ブートリー(指揮(*)、ピアノ(+))
ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団(*/#)
ジャン=ミシェル・ソルラン(指揮(+))
フランス陸軍第一軍楽隊(+)
ドミニク・ギャブル(指揮(#))
ダニエル・ドヨン(トランペット(**))
クロード・ケメッケル[Kesmaecker](指揮(**))
ブレスト艦隊軍楽隊(**)

CC 890670 \2300
ラ・プロヴァンス
ダリウス・ミヨー:
フランス組曲 から プロヴァンス/組曲「ルネ王の暖炉」
プロヴァンス組曲 から 第1,3,4,5,8曲
グノー/ジャン=ミシェル・バッラーダ編曲:オペラ「ミレイユ」序曲
A・ギグー:バルジョルの近くに
ビゼー:組曲「アルルの女」
ジャン・マヨ編曲:聖盃(*)
ジャン=ミシェル・バッラーダ(指揮)
トゥーロン艦隊軍楽隊
レゾナンス声楽アンサンブル(*)

CC 801849 \2300
ピロフォニー
ラロ・シフリン/カルヴィン・カスター編曲:
「ミッション・インポッシブル」組曲
クロード・ボラン/ジェローム・ノレー編曲:ボルサリーノ
クン・デ・ウォルフ:ピエロ
アリー・リューベル/ボブ・ローデン編曲:ディズニー・フェイヴァリッツ
ジョー・ガーランド/アンディ・クラーク編曲:イン・ザ・ムード
J・グレボフ/B・チュダコフ、イヴ・ブヨ編曲:
ベラルーシの主題によるパラフレーズ
ジャン=ピエール・ブーニョ:小島 II
ミシェル・コレット/リシャール・レジェル編曲:
「ラ・ショワジ」のアレグロ
グリーグ/イヴ・ブヨ編曲:葬送行進曲
ヘンデル/R・ラングフィールド編曲:ハレルヤ・コーラス
ジャン=ルイ・カレ、アンドレ・スプレ:開会式のシークエンス
ジャック・ドヴォージェル:天のカリヨン
伝承曲/ウィリー・ハウトヴァスト:アメイジング・グレース
ユジェーヌ・ジゴー/リシャール・レジェル編曲:大合唱対話曲
ジャン=バティスト・リュリ/J・C・アミオ指揮:凱旋行進曲
リシャール・レジェル(指揮)
イヴリーヌ消防隊吹奏楽団

CC 801864 \2300
コンチェルト
ロジェ・ブートリー:トランペットと吹奏楽のための協奏曲(*)
ティエリ・ユーヴェル:
ロマンス(ソプラノ・サクソフォンと吹奏楽のための)(+)
フレデリク・ジャックマン:オーボエと吹奏楽のための2つのスケッチ(#)
フランク・ベンクリスクット:
クラリネットと吹奏楽のためのコンチェルティーノ(**)
イダ・ゴトコフスキー/アルベール・ファッシュ編曲:
トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲(++)
ダニエル・ドヨン(トランペット(*))
クリスティアン・ルモワーヌ(ソプラノサクソフォン(+))
フレデリク・ランソラス(オーボエ(#))
パスカル・アンツ(クラリネット(**))
ブリュノ・フラウ(トロンボーン(++))
クロード・ケメッケル(指揮)
ブレスト艦隊軍楽隊

CC 801868 \2300
消防士たちを…私は聴く!
ヤコブ・デ・ハーン:オレゴン(*)
岩井直溥:ディズニー・ファンタジー(*)
シャルル・トレネ/J・ノレ編曲:喜びあり(*)
ルロイ・アンダーソン/M・エドワーズ編曲:トランペット吹きの休日(*)
ジョン・ウィリアムズ/C・カスター編曲:
「シンドラーのリスト」のテーマ(*)
ジョン・ウィリアズム/H・v・d・ハイデ:
「インディ・ジョーンズ」セレクション(*)
ダニエル・タスカ:アントランス(+)
C・タヴェルニエ:パシフィック・ビーチ(+)
C・マテュー:メキシカーナ(+)
ジャック・ドヴォージェル:クラリオナード(+)
フランク・アンドレ、ジャン=マリー・ブスケ:アキタニア(+)
J・ボナール:スタンド・アップ(+)
H=Y・モロー、ジャック・ドヴォージェル:パリ総督行進曲(*/+)
ダニエル・タスカ:ズーク、行く?(*/+)
ドミニク・フィオドラン、パスカル・ジャックァン、
フランソワ・ル・ドゥジェ(指揮)
パリ消防隊楽団;吹奏楽団(*)、ファンファーレ隊(+)

CC 801870 \2300
ファンファロナード
クリストフ・ルフェーヴル:前口上
ロジェ・ファユール:タタール人
ジャン=ピエール・ポミエ:ダブル・フェイス
クリスティアン・ゴンド:アエロ=スペース
ミッキー・ニコラ:ファンファロナード
フランク・アンドレ:ハイランド
ギー・クタンソン:秋のカリヨン
ピエール・ビゴ:エリック・サティへのオマージュ
アラン・ランタン:プエルタ・デル・ソル
ギー・クタンソン、ジャン=ポール・ボワシェール:リクリエーション
マルク・ステッカル:フーガとタング[Fugue et Tangue]
マニュエル・ベルナル:ダークネス
ギー・クタンソン、クリストフ・ルフェーヴル(指揮)
フランス国家警察ファンファーレ隊

CC 802873 \2300
自由な空へ
クリストフ・ルフェーヴル:ファンファーレ
ロジェ・ファユール:ミラージュ
ミッキー・ニコラ:自由な空へ
ディディエ・アヴェ:サイバートーン
グザヴィエ・ル・マスヌ:Faber fit
ミッキー・ニコラ:つぎばぎ(組曲)
ピエール・ビゴ:ヴィヴァルディアーナ/戦いのタンゴ
ギー・クタンソン:ロボットのパレード
フランク・ステッカル:雪崩
ギー・クタンソン:火山
マルク・ステッカルト:チャ・チャ・チョンス
クリストフ・ルフェーヴル:ミニアチュール/リズムと音の間に
フィリップ・スロミンスキ、クリストフ・ルフェーヴル、
ジャン=ポール・ボワシェール:クレオールの謝肉祭
ギー・クタンソン、クリストフ・ルフェーヴル(指揮)
フランス国家警察ファンファーレ隊

CC 802877 \2300
海の映像
ジャン=ジャック・シャルル:
海の映像/コロラド川に沿って/マジック人形/短靴/優し過ぎる
ジャック・ユリエ:サンテニャンの伏兵所
ルネ・カステラン:ラ・シャルリーヌ
ダニエル・タスカ:ズーク、行く?
ジョスリーヌ・ドリアン/ジェローム・ノレ編曲:ドガナ・ソング
ミシェル・モワスロン(指揮)
フランス機動憲兵隊軍楽隊

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07-07 No.29-2

2007年07月29日 13時23分23秒 | Weblog
CC 802881 2300
ギャルド・レピュブリケーヌ鼓手隊 二百周年
伝承曲:露営部隊の起床/オステルリッツの打ち方/擲弾兵
伝承曲/アドリアン・ジロー編曲:フランス軍の帰営
ジャン・クァンション:騒々しいリゴドン
伝承曲:
サンキュロットの歩調/戦場/手の不自由な者たちのリゴドン
足の不自由な者たちの行進曲/帝国行進曲/擲弾兵の襲歩
オステルリッツの軍旗/名誉のリゴドン/速歩/ギャルドの起床
ギャルドの倍速歩/伝令行進曲
ジョルジュ・シュジェ:3つの行進曲
ミシェル・ラス:TAG
クリスティアン・メイディオ:非対称
マルシャル・マソン:パリ=サン=ジェルマン=アン=レー・エクスプレス
ギャルド・レピュブリケーヌ鼓手隊

CC 802882 2300
モナコ公国憲兵ファンファーレ隊・イン・コンサート
モーリス・ヴィオ:国家の紋章
ケース・フラーク:マーチング・タイム
デニス・アーミテイジ:ディキシー・ラグ
パロマ・ピア:リトル・デイジー
チャールズ・ジマーマン/T・レノー編曲:錨を上げて
キンバリー・リュー/F・ベルナルツ編曲:ラヴ・シャイン・ア・ライト
ブーツ・ランドルフ/Ch・エスカッフル編曲:ヤケティ・サックス
デニス・アーミテイジ:ビリー・ベイリー
B・マン、C・ワイル、M・ストラー、J・レイバー/P・ジェニングス編曲:
オン・ブロードウェイ
ジョン・フィリップ・スーザ/C・カスター編曲:忠誠
ミルトン・エイジャー/J・ハストレイター編曲:
ハッピー・デイズ・アー・ヒア・アゲイン
ドメニコ・モドゥーニョ、フランコ・ミリアッチ/N・テイラー編曲:
ヴォラーレ
デニス・アーミテイジ:オン・パレード
フランキー・デイク:ジャスト・ライク・ベイジー
クルト・ブローグリ:スウィスウィング
シャルル・トレネ/R・ホームズ編曲:海の上で
ベルト・ケンプフェルト/F・ダヴィド編曲:ダンケ・シェーン[ありがとう]
レイモン・ルフェーヴル/Ch・エスカッフル編曲:サン=トロペの憲兵
ジャン=ピエール・ビュタン(指揮)
モナコ公国憲兵ファンファーレ隊

CC 802883 2300
アクション 吹奏楽による映画音楽集
ジョン・バリー/J・デ・メイ編曲:ジェイムズ・ボンド 007
クロード・ボラン/T・ミュラー編曲:「虎の機動隊」
ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー」
フランク・バルチェリーニ/J・C・アミオ編曲:「ぼくの伯父さん」
ヴァンゲリス/J・C・アミオ編曲:「1492 コロンブス」
レナード・バーンスタイン/J・ボートマン:
「ウェストサイド・ストーリー」から
伝承曲/T・ミュラー編曲:「言葉のない話」
ポール・アンカ/S・フェルハールト:「史上最大の作戦」
ハンス・ジマー/M・ミョーコイン編曲:「バックドラフト」
伝承曲/ナルシソ・イエペス編曲/D・ドンデイヌ編曲:「禁じられた遊び」
フランシス・レイ/R・ハース編曲:「ライオンと呼ばれた男」
ジョゼフ・コスマ/J・G・モーティマー編曲:枯葉
シュキ・レヴィ、ハイム・セバン/J・ノレ編曲「ガジェット警部」
リシャール・レジェル(指揮)
イヴリーヌ消防隊吹奏楽団

CC 803885 2300
夢の鏡
マニュエル・ベルナル:ミニトロ
アラン・ランタン:夢の鏡
ギー・ロイパールツ:ウェストミンスター
アラン・クードレ:時を追いかけて
ダニエル・タスカ:浜辺のテューバ
ギー・プリュヴォ:ドロルマンボ
ロラン・サロート:エニウェイ
パトリック・レオン:波動
P・スロミンスキ:クレオールの擲弾兵
J・L・クテュリエ、M・メリオ:間奏曲
マルク・ステッカル:La Tuile et les Picantins
ギー・プリュヴォ:ピンク・トランペット
アンドレ・スプレ:コンガ万歳
C・タヴェルニエ:ウィークエンド・アングレ
マルク・ステッカル:La Biguin à Papy
アラン・クドレ:Acalorique
エルヴェ・パヴィ(指揮)
イル・ド・フランス陸軍管区軍楽隊ファンファーレ隊

CC 803889 2300
狩のファンファーレ
エリック・コンラッド:
Fanfare de Vénerie / Le réveil de l'amazone / Le chic &
agrave; cheval / La belle écuyère / La dame de coeur /
La demoiselle d'honneur / Avec courtoisie / Botte à botte /
Clin d'oeil / Le boute-en-train / Le fringant cavalier / Le rendez-vous
galant / En selle ! / En croupe ! / A califourchon ! / La Capois
ベルナール・コンラッド:
Le mànege de Saumur / Les amis du Cadre Noir
エリック・コンラッド:
Le Cadre Noir de Saumur / L'écuyer en chef / Les écuyers
/ Les sous-écuyers / Les maîtres de manège / Les
sous-maitres de manege / La reprise des écuyers du manege / La
reprise des sauteurs en liberté / La courbette / La croupade /
La cabriole / Les écuries du manège /
Le manège des écuyers / Fanfare du Lieutenant-Colonel
Georges Margot /
Fanfare du Colonel Patrice Lair /
Fanfare du Colonel Jean Peitevin de Saint-André /
Fanfare du Lieutenant-Colonel Jacques de Boisfleury /
Fanfare du Lieutenant-Colonel Alain Bouchet /
Fanfare du Colonel Pierre Durand /
Fanfare du Lieutenant-Colonel Francois Sourdeau de Beauregard /
Fanfare du Colonel Christian Carde /
Fanfare du Colonel Loïc de la Porte du Theil
伝承曲:Marche de Vénerie
ブノワ・ピポン(狩猟ホルン)
エリック・コンラッド(指揮)
エコール・ド・キャヴァレリー狩猟ホルン合奏団

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07-07 No.28

2007年07月28日 15時45分44秒 | Weblog
<AUDITE>
AU 92555(SACD-Hybrid) \2580
グリーグ:抒情小曲集
メロディOp.38-3、小鳥Op.43-4、愛の歌Op.43-5、春に寄すOp.43-6、
メロディOp.47-3、蝶々Op.43-1、子守歌Op.38-1、小川Op.62-4、
過ぎ去った日々Op.57-1、アルバムの綴りOp.47-2、即興的ワルツOp.47-1、
夢想Op.62-5、ノルウェーの旋律Op.12-6、郷愁Op.57-6、スケルツォOp.54-5、
あなたのそばにOp.68-3、トロルハウゲンの婚礼の日Op.65-6、秘密Op.57-4、
風の精Op.62-1、山の夕べOp.68-4、小人の行進Op.54-3、夜想曲Op.54-4
原田英代(P)
ノルウェーの国民的作曲家、エドヴァルド・グリーグは今年没後100年を迎え
ます。この抒情小曲集はグリーグの生涯に渡って作曲されており、この曲集
はグリーグの音楽人生そのものと言えるのではないでしょうか。演奏は原田
英代。彼女は東京藝術大学及び大学院にて学び、その後シュトゥットガルト
音大、ウィーン音大に学び、モスクワのチャイコフスキー音楽院教授、ヴィ
クトール・メルジャーノフ氏のもとで研鑚を積んだ。1984年ジュネーヴ国際
音楽コンクールで最高位を獲得、1991年シューベルト国際ピアノコンクール
優勝、ウィーン20世紀のピアノ音楽コンクール第2位、1993年第1回ラフマニ
ノフ国際ピアノコンクールに入賞し特別賞を受賞とピアニストとして着実と
成長を遂げ、国際的な演奏活動を続けています。このアルバムでは66曲ある
抒情小曲集から彼女自身が22曲を選び出し、瑞々しい感性により詩的でロマ
ンティックな旋律を紡ぎ出し、たっぷりと歌い上げ情景描き出しています。
また、原田英代は今年9月と11月に日本でコンサートが予定されています。





<haenssler>
98 291 \2080
「南国の心象 / アマデウス・ギター・デュオ」
(1)カステルヌオーヴォ=テデスコ:カノン風ソナティナOp.196
(2)同:悲歌風フーガOp.211
(3)カルッリ:セレナード イ長調Op.96-1
(4)アルフォンソ・モンテス(b.1955):
アマデウス・ギター・デュオのためのSurama
(5)ヘラルド・ガルシア(b.1949):ロルカ・ファンタジー
(6)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番より前奏曲
(7)ロドリーゴ:
マドリガル協奏曲よりファンファーレ / ファンダンゴ / アリエッタ
(8)タレガ / フリオ・サグレラス編:アルハンブラの想い出
アマデウス・ギター・デュオ
録音:2007年3月16-19日ワイマール音楽大学
このアルバムのために書き下ろされたモンテスのSurama(スラマ)は、Sur(ス
ペイン語で‘南’の意)+Ama(アマデウス)の合成語で、「アマデウス・ギタ
ー・デュオ、南へ行くthe Amadeus Guitar Duo goes south」に由来していま
す。いろいろな南米音楽のリズムを用いた、愛らしく詩的な作品となってい
ます。このモンテスの作品を中心に据え、南米(ブラジル、ベネズエラ)、お
よび南欧(イタリア、スペイン)の魅力がたっぷりつまった一枚です。





<SUPRAPHON>
SU 3927 \1780
(1)ドヴォルザーク:
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調Op.21 B 51(1875 / 1880改訂)
(2)フィビヒ:ピアノ三重奏曲へ短調(1872)
(3)マルチヌー:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調H 327(1950)
スメタナ・トリオ
録音:2007年4月プラハ
前作ドヴォルザークの第3番&「ドゥムキー」(SU.3872)がディアパゾン・ドー
ルやBBCミュージック・マガジンほかで絶賛されたスメタナ・トリオの第3弾。
いまチェコの若手を代表するアンサンブルが取り上げるのは今回も自国チェコ
の作品集。21歳のときに書かれたフィビヒ作は、スメタナのト短調についで
歴史的に重要な位置を占めるとされるもの。そのわずか3年後に書かれたドヴォ
ルザークの第1番。30代半ばの作品で、魅力的なカノン風のパートから抒情的
でおだやかなパッセージまで演奏には表現の幅が求められますが、この点を
当演奏はみごとにクリア。アルバムを締め括るマルチヌーの第2番は晩年の代
表作のひとつ。新古典主義の時期に終わりを告げ、作風の最後の時期を特徴
づけた統合主義の顕著な兆候がみられます。





<harmonia mundi>
HMC 901983 \2450
英国ルネッサンスのバラードと舞曲-エルフィン・ナイト
ウィッティンガム・フェア(エルフィン・ナイト)、グリーンスリーヴス、
スカボローフェア他
ヨエル・フレデリクセン
アンサンブル・フェニックス・ミュンヘン
この録音は、フレデリクセンがいなければ実現しえなかったでしょう。自身
でリュートを奏でながらしびれるような低い声で歌う彼は、現代に蘇った騎
士のよう。バックに彼と息のばっちり合ったミュンヘン生まれのアンサンブ
ル集団を従え、我々を英国とアメリカの伝統に属する、ポピュラーなバラー
ドの魅力を探る旅へと誘います。サイモン&ガーファンクルでおなじみの
「スカボローフェア」は19世紀末に編曲されたバージョンを元にしています
が、ここではその原点とされているバージョンも収められています
騎士道の時代の香り、当時の町の喧騒を感じることのできる、タイムスリッ
プの魔法のようなひとときをお約束します。





<DYNAMIC>
DYNDVD 33537(DVD-Video) 2枚組 \4180
NTSC,カラー
リージョン・オール
字幕:伊英仏独西
カヴァッリ:「ディドーネ」
クラロン・マクファッデン(S ディドーネ)
マグヌス・ステイヴランド(T エネア)
マヌエラ・クステル(Ms カッサンドラ)
マリーナ・デ・リーゾ(S クレウザ)
ほか
ファビオ・ビオンディ(指)エウローパ・ガランテ
演出,装置,衣装:ヴェネツィアIUAV大学デザイン・芸術学部
収録:2006年9月,ヴェネツィア,マリブラン劇場
なんとDYNAMICから、ファビオ・ビオンディとエウローパ・ガランテによるバ
ロックオペラの映像が登場!モンテヴェルディの高弟、フランチェスコ・カ
ヴァッリ(1602-1676)の「ディドーネ」、もちろん映像初登場です。「ディド
ーネ」は1641年のカーニヴァルシーズンにヴェネツィアで初演されたオペラ。
有名なディドーとエネアスの物語です。この上演はフェニーチェ歌劇場製作
で、ビオンディ自らが校訂した楽譜を使用、マクファッデン、クステル、デ
・リーゾなど、バロックオペラに強い歌手を揃えて、この上なく充実した演
奏になっています。演出も簡素ながら充実したもの。高名な割に実像の知ら
れていないカヴァッリに、ググッと近づくことができる待望のDVDです!

DYNDVD 33512(DVD-Video) \3780
NTSC,カラー
リージョン・オール
字幕:伊英仏独西
ヴェルディ:「運命の力」
スザンナ・ブランキーニ(S レオノーラ)
レンツォ・ズーリアン(T ドン・アルヴァーロ)
マルコ・ディ・フェリーチェ(Br ドン・カルロ)
パオロ・バッターリア(Bs グアルディアーノ神父)
ティツィアーナ・カッラーロ(Ms プレツィオシッラ)
パオロ・ルメーツ(Bs メリトーネ)
ジュゼッペ・ニコデーモ(Br カラトラーヴァ公爵)
ルーカス・カリティノス(指)
ヴェネト・フィルハーモニー管弦楽団,ロヴィゴ・ソシアーレ劇場合唱団
演出:ピエール・フランチェスコ・マエストリーニ
録音:2006年1月
2006年1月20、22、24日と、イタリア、ヴェネト州のロヴィゴで新制作された
「運命の力」が映像で登場。このプロダクションは、リヴォルノ、トレント、
バッサーノ・デル・グラッパ、ピサ、モデナ、ラヴェンナと、北部から中部
のイタリアの諸都市の劇場との共同制作という力の入ったものです。ピエー
ル・フランチェスコ・マエストリーニの演出は、伝統的で正攻法、ヴェルディ
入門者でも安心して見られるものです。数度の来日で日本でもおなじみのレ
ンツォ・ズーリアンや、先日のパレルモ・マッシモ劇場の来日公演で「道化
師」のネッダを歌って好評だったスザンナ・ブランキーニなど、イタリアの
実力ある中堅歌手が立派な歌を聞かせてくれます。

CDS 532 2枚組 \3760
モーツァルト(R.シュトラウス編):「イドメネオ」
ダリオ・シュムンク(T イドメネオ)
チンツィア・フォルテ(S イリア)
ソフィア・ソロヴィー(Ms イダマンテ)
フランチェスカ・スカーニ(S イズメーネ)
ほか
コッラード・ロヴァリス(指)
イタリア国際管弦楽団,ブラティスラヴァ合唱団
録音:2006年7月,マルティーナ・フランカ
モーツァルトの「イドメネオ」は昨今急速に人気が高まっています。このオペ
ラについて調べると必ず目に付くのが、「R.シュトラウスが編曲したことがあ
る」という記述。文献では有名でも、中々聞く機会のないものでした。これが
初の正規録音です。1929年にクレメンス・クラウスらがシュトラウスに依頼、
1931年4月16日にウィーンでシュトラウス自身の指揮で初演されました。シュ
トラウスにとっては、「エジプトのヘレナ」と「アラベラ」の間の作品です。
台本はドイツ語に直され、エレットラはイズメーネと名を変えられています。
音楽は大小改編はあれど、諸々の記述にあるようなモーツァルトの音楽を損
ねたものでは決してなく、割と素直…と思っていると、突然「影のない女」
のような音楽もちょろっと響いたりするもんですから、油断なりません。タ
イトルロールのダリオ・シュムンクは、ブエノス・アイレス出身ながら、ド
イツ・オーストリアを中心に活動するテノール。美声が映えています。藤原
歌劇団でロッシーニ《アルジェのイタリア女》を指揮して好評だったコッラ
ード・ロヴァリスのキビキビした指揮も見事。シュトラウス版「イドメネオ」
の喜ばしい復活です!

CDS 485 2枚組 \3760
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 第13巻
協奏曲 ト長調D 84、協奏曲 イ長調D 105、協奏曲 ホ長調D 50、
協奏曲 イ長調D 101、協奏曲 ニ長調D 26、協奏曲 イ長調D 99、
協奏曲 ヘ長調D 67、協奏曲 ニ長調D 39
ラルテ・デッラルコ
ジョヴァンニ・グリエルモ(ソロ・ヴァイオリン)
フェデリーコ・グリエルモ(ソロ・ヴァイオリン)
カルロ・ラザーリ(ソロ・ヴァイオリン)
タルティーニ・シリーズ、13巻です。2CDに8曲を収録。また新たなタルティー
ニの姿が明らかになっていきます。





<HUNGAROTON>
HCD 32426 \2080
デンツァ:サロン音楽集-歌曲、二重唱曲集
あなたの声、偶像に、あこがれ、わかってくれていたら!、金の星、
彼のこと好きみたい、理想の光!、オンリー・ユー、五月の朝、肖像に寄す、
さようなら!、もはやあなたは私を愛してはいない!、ジュリア!他全22曲
アンドレア・メラート(Ms)、レオナルド・デ・リジ(T)、
ピエールルイジ・ルッジェーロ(Vc)、グイド・ガルテリオ(Pf)
「鬼のパンツ」の替え歌で日本でも知られている「フニクリフニクラ」の作曲
者、ルイージ・デンツァ(1846-1922)によるサロン音楽集。フニクリフニクラ
はヴェスヴィオス火山鉄道が開通した年(1880)に作曲され、デンツァの名は
ナポリを中心に一気に広まりました。しかしデンツァはナポリ・ソングばか
りを書いていたわけではありません。ここに収められている麗しいサロン音
楽を多く残し、イタリア・リコルディ社のトップ作曲家的存在でした。また、
作曲家としてのみならず、歌手として、そして音楽教師としても活躍してい
ました。トスティと比較してもひけをとらないくらいにいわゆる「大物」だ
ったのです。4曲目の「わかってくれていたら!」は、今をときめくヴァイオ
リニスト、ローラン・コルシアのアルバム「ドゥーブル・ジュー(KDC 5018)」
にも収められています。コルシアのアルバムでは、歌唱はフランス語、しか
も歌手はロック歌手であやしげな魅力に溢れていますが、ここではチェロ、
ピアノとイタリア語歌唱のテノールによる演奏で極めてノーブルかつノーマル。

HCD 32429 \2080
シルヴィア・シャシュ/アリア集
ワーグナー:
「タンホイザー」、「さまよえるオランダ人」、
「トリスタンとイゾルデ」よりアリア/ヴェーゼンドンク歌曲集
R.シュトラウス:
オーケストラつき歌曲集-東方の聖なる三博士/春の祝祭/冬の霊感/
愛の賛歌/森の喜び/憩え、私の魂/あすの朝
シルヴィア・シャシュ(S)
ヤーノシュ・ボウス(Vn)、
ハンガリー国立歌劇場女声合唱団、ハンガリー国立管弦楽団
アンドラーシュ・コロディ、ヤーノシュ・コヴァーチュ(指)
ブタペスト出身のベテランソプラノ、シャシュによるアリア集。ヨーロッパ
各地の劇場で、ワーグナーからプッチーニまで、実に幅広い役柄で活躍し高
い評価を受けているだけに、どれも極めて安定した歌唱。ヴェーゼンドンク
歌曲集は、ワーグナーと愛人マティルデによる愛の結晶のようなもので、ワ
ーグナーのうねるような官能和声、深い旋律など、すべてが凝縮された作品
です。シャシュの安定した歌唱は実に見事です。

HCD 16583 \2080
カール・ツェラー(1842-1898):オペレッタ「小鳥売り」(部分)
カール・ミレッカー(1842-1899):オペレッタ「ドゥバリー伯爵夫人」(部分)
エルセベト・ハジ、マグダ・カルマー(S)、シャーンドル・コーニャ(T)、
エンドレ・」ヴァルハイリ(B)ほか
タマシュ・ブロディー(指)ハンガリー放送合唱団&管弦楽団
(すべてハンガリー語歌唱)
ツェラーもミレッカーも、オーストリア出身の作曲家。ともにウィンナ・オ
ペレッタの旗手として、ヨハン・シュトラウスと並んで重要な人物です。特
にツェラーによる「小鳥売り」は、創意に富んだ旋律の表現,声と重唱の見
事な取り扱いなどで、オペレッタの古典の一つとして名高い作品です。





<ORFEO D'OR>
ORFEOR 698072 2枚組 \3960
ヴェルディ:「オテッロ」
プラシド・ドミンゴ(T オテッロ) レナート・ブルゾン(Br イヤーゴ)
アンナ・トモワ=シントウ(S デズデーモナ) 
クルト・リドル(Bs ロドヴィーコ)
カルディ・カルードフ(T カッシオ)ほか
ズビン・メータ(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1987年5月10日
ORFEOからまた注目のウィーン国立歌劇場のライヴが登場。1987年に上演され
た「オテッロ」です。ドミンゴのオテッロを筆頭に、ブルゾンのイヤーゴ(二
人とも声がまだ瑞々しいこと!)、そしてスカラ座来日公演でもデズデーモナ
を歌ったトモワ=シントウと強力キャスト。そのトモワ=シントウと同じブル
ガリア生まれで、フェニーチェ歌劇場やソフィア歌劇場のプリモテノーレとし
て来日したこともあるカルードフがカッシオを歌っています。ウィーンに縁の
深いメータ、ちょうど1985年からフィレンツェ歌劇場の首席指揮者を務めオ
ペラに本腰を入れていた時期だけに、非常に積極的な音楽作りで守り立てて
います。

ORFEOR 699073 3枚組 \5940
プラシド・ドミンゴ ウィーン国立歌劇場ライヴ
いずれもウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
ヴェルディ:「トラヴィアータ」第1幕への前奏曲
プラシド・ドミンゴ(指)
1993年9月11日
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
プラシド・ドミンゴ(T カルロ)
ベリスラフ・クロブチャール(指)
1967年5月25日,モノラル
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
プラシド・ドミンゴ(T カルロ)
ワルトラウト・マイヤー(Ms エボリ)
レオ・ヌッチ(Br ポーザ)
ファビオ・ルイージ(指)
1992年5月19日
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」から
プラシド・ドミンゴ(T マンリーコ)
ライナ・カバイヴァンスカ(S レオノーラ)
フィオレンツァ・コッソット(Ms アズチェーナ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
1978年5月1日
ヴェルディ:「オテッロ」から
プラシド・ドミンゴ(T オテッロ)
バルバラ・フリットリ(S デズデーモナ)
ダニエル・オーレン(指)
1997年2月18日
プッチーニ:「ボエーム」から
プラシド・ドミンゴ(T ロドルフォ)
ミレッラ・フレーニ(S ミミ)
アルベルト・リナルディ(Br マルチェッロ)
ガルシア・ナヴァロ(指)
1987年12月29日
プッチーニ:「西部の娘」から
プラシド・ドミンゴ(T ディック・ジョンソン)
シルヴァーノ・カローリ(Br ジャック・ランス)ほか
レナード・スラットキン(指)
1988年4月12日
プッチーニ:「トスカ」から(アンコール付き)
プラシド・ドミンゴ(T カヴァラドッシ)
ファビオ・ルイージ(指)
1991年6月27日
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から
プラシド・ドミンゴ(T シェニエ)
ネッロ・サンティ(指)
1981年3月30日
レオンカヴァッロ:「道化師」から
プラシド・ドミンゴ(T カニオ)
1994年4月16日
ベッリーニ:「清教徒」前奏曲
プラシド・ドミンゴ(指)
1994年5月5日
メルカダンテ:「誓い」から
プラシド・ドミンゴ(T ヴィスカルド)
ゲルト・アルブレヒト(指)
1979年9月9日
マイヤベーア:「預言者」から
プラシド・ドミンゴ(T ジャン)
フランツ・ハブラタ(Bs ザカリ)
トルステン・ケルル(T ジョナス)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
1998年5月27日
オッフェンバック:「ホフマン物語」から
プラシド・ドミンゴ(T ホフマン)
クリスティアン・バデア(指)
1993年12月20日
ビゼー:「カルメン」第2幕への間奏曲
プラシド・ドミンゴ(指)
1995年11月1日
ビゼー:「カルメン」から
プラシド・ドミンゴ(T ジョゼ)
エレナ・オブラスツォワ(Ms カルメン)
ハインツ・ツェドニク(T レメンダド)ほか
カルロス・クライバー(指)
1978年12月9日
ビゼー:「カルメン」から
プラシド・ドミンゴ(T ジョゼ)
アグネス・バルツァ(Ms カルメン)
ピンカス・スタインバーグ(指)
1992年9月1日
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
プラシド・ドミンゴ(T サムソン)
アグネス・バルツァ(Ms デリラ)
ジョルジュ・プレートル(指)
1990年12月22日
マスネ:「エロディアード」から
プラシド・ドミンゴ(T ジャン)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
1995年2月12日
チャイコフスキー:「スペードの女王」から
プラシド・ドミンゴ(T ヘルマン)
リタ・ゴール(Ms 伯爵夫人)
小澤征爾(指)
1999年5月29日
ワーグナー:「ローエングリーン」から
プラシド・ドミンゴ(T ローエングリーン)
カタリーナ・リゲンツァ(S エルザ)
ペーター・シュナイダー(指)
1985年1月4日
ワーグナー:「ワルキューレ」から
プラシド・ドミンゴ(T ジークムント)
ワルトラウト・マイヤー(S ジークリンデ)
ヒルデガルト・ベーレンス(S ブリュンヒルデ)
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
1992年12月19日
ワーグナー:「パルジファル」から
プラシド・ドミンゴ(T パルジファル)
ホルスト・シュタイン(指)
1991年9月1日
プラシド・ドミンゴがウィーン国立歌劇場にデビューしたのは、1967年5月の
ヴェルディ「ドン・カルロ」のこと。以来40年に渡って、様々な役を歌って
舞台に立っています。この3枚組のCDには、そのデビューの「ドン・カルロ」
から、1999年までの33年の録音が収録されています。この1セットで歌手ドミ
ンゴの変遷がほぼ網羅されているわけです。加えて彼の指揮も楽しめるという
サーヴィス。共演者も非常に豪華!ファンにはたまらないドミンゴ尽くしです。

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07-07 No.27

2007年07月28日 15時45分07秒 | Weblog
<EMI UK>
●CLASSICS FOR PLEASURE
CZS-3932712 2枚組 \1450
プッチーニ:トスカ(全曲)
スコット、ドミンゴ、ブルゾン、アンブロジアン・オペラ合唱団、
セント・クレメント・デインズ・スクール少年合唱団
フィルハーモニア管弦楽団、
ジェイムズ・レヴァイン指揮

CZS-3932662 2枚組 \1450
モーツァルト:魔笛(全曲)
ローテンベルガー、モーザー、シュライヤー、ベリー、モル、アダム
ミュンヘン・バイエルン州立オペラ合唱団、管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮

CZS-3932822 2枚組 \1450
ヴェルディ:リゴレット(全曲)
ゲッダ、マクニール、グリスト、フェリン、ディ・スタジオ、
レオーニ、ライモンディ
ディ・ベッラ、リッチャルディ、ジャコモッティ、
フィオレンティーニ、カストルッチ
ローマ歌劇場合唱団、管弦楽団、
フランチェスコ・モリナーリ・プラデッリ指揮

CZS-3932562 2枚組 \1450
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(全曲)
ソワイエ、スグールダ、アルヴァ、ラッガー、ハーパー、エヴァンス、
リナルディ
ドナート、スコティッシュ・オペラ合唱団、
イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム指揮

CZS-3932612 2枚組 \1450
モーツァルト:後宮からの逃走(全曲)
マーシャル、ホルヴェーグ、シモノー、ウンガー、フリック、
ラウベンタール、
ビーチャム合唱協会、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
トマス・ビーチャム指揮

CZS-3932762 2枚組 \1450
ロッシーニ:セビリアの理髪師(全曲)
シルス、ゲッダ、ミルンズ、カペッキ、ライモンディ、バルビエリ、
ジョン・オールディス合唱団、ロンドン交響楽団、
ジェイムズ・レヴァイン指揮


★エルガー:コレクターズ・エディション(限定盤)
CZS-5036032 30枚組 \17900
エルガー:コレクターズ・エディション
CD1
交響曲第1番変イ長調Op.55/フィルハーモニアO.バルビローリ指揮(62年録音)
序奏とアレグロ(弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための)/アレグリ四重奏団、
シンフォニア・オブ・ロンドン、バルビローリ指揮(62年録音)
CD2
交響曲第2番変イ長調Op.63/ハレO.バルビローリ指揮(64年録音)
悲歌Op.58
溜め息Op.70/以上ニュー・フィルハーモニアO.バルビローリ指揮(66年録音)
CD3
ファルスタッフ:交響的習作ハ短調Op.68/ハレO.バルビローリ指揮(64年録音)
序曲「コケイン」Op.40/フィルハーモニアO.バルビローリ指揮(62年録音)
演奏会用序曲「フロワサール」Op.19/
ニュー・フィルハーモニアO.バルビローリ指揮(66年録音)
CD4
創作主題による変奏曲「エニグマ」Op.36
行進曲「威風堂々」第1番ニ長調Op.39-1/
以上フィルハーモニアO.バルビローリ指揮
(62年録音)
行進曲「威風堂々」第2番イ短調Op.39-2
行進曲「威風堂々」第3番ハ短調Op.39-3/以上ニュー・フィルハーモニアO.
バルビローリ指揮(66年録音)
行進曲「威風堂々」第4番ト長調Op.39-4/フィルハーモニアO.バルビローリ指揮
(62年録音)
行進曲「威風堂々」第5番ハ長調Op.39-5/ニュー・フィルハーモニアO.
バルビローリ指揮(66年録音)
セレナード ホ短調Op.20/シンフォニア・オブ・ロンドン、バルビローリ指揮
(62年録音)
CD5
海の絵Op.37/ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ロンドンSO.バルビローリ指揮(65年録音)
チェロ協奏曲ホ短調Op.85/デュ・プレ(チェロ)、
ロンドンSO.バルビローリ指揮(65年録音)
CD6
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82/
ビーン(ヴァイオリン)、パークハウス(ピアノ)
(71年録音)
ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61/
ビーン(ヴァイオリン)、ロイヤル・リヴァプールPO.
グローヴズ指揮(72年録音)
CD7
「子供部屋」組曲)
セヴァーン川組曲Op.87/以上ロイヤル・リヴァプールPO.グローヴズ指揮
(69年録音)
「インドの王冠」組曲Op.66/
ロイヤル・リヴァプールPO.グローヴズ指揮(70年録音)
戴冠式行進曲Op.65/ロイヤル・リヴァプールPO.ローズソーン(オルガン)
グローヴズ指揮(70年録音)
CD8
ヤコブ編:オルガン・ソナタ第1番ト長調Op.28
「子供の魔法の杖」組曲第1番Op.1a
「子供の魔法の杖」組曲第2番Op.1b
以上ロイヤル・リヴァプールPO.ハンドリー指揮(88年録音)
CD9
3つのバイエルン舞曲/ロンドンPO.ボールト指揮(67年録音)
朝の歌Op.15-1(67年録音)
夕べの歌Op.15-2(67年録音)
J.S.バッハ-エルガー編:幻想曲とフーガOp.86(73年録音)
ヘンデル-エルガー編:序曲ニ短調(70年&71年録音)
序曲「南国で」Op.50(70年&71年録音)
以上ロンドンPO.ボールト指揮
CD10
カリヨンOp.75(74年録音)
ショパン-エルガー編:葬送行進曲
グラニアとディアミドOp.42(以上74年録音)
ポローニアOp.76(74年録音)
勝利の行進曲-「カラクタクス」Op.35(74年録音)
帝国行進曲Op.32(76年録音)
以上ロンドンPO.ボールト指揮
帝国行進曲(1924)/ロンドンPO.ボールト指揮他(77年録音)
CD11
メヌエット-「伊達男ブランメル」
夢の中の子供たち
愛のあいさつOp.12
以上ロイヤルPO.コリングウッド指揮(64年録音)
メヌエット
5月の歌
ローズマリー
ロマンス(バスーンと管弦楽のための)Op.62/チャップマン(バスーン)
セヴィラーナOp.7
抒情的なセレナード
マズルカOp.10-1
セレナード・モーレスクOp.10-2
コントラスツOp.10-3
カリッシマ
ミナ
以上ノーザン・シンフォニアO.マリナー指揮(70年録音)
CD12
ピアノ五重奏曲イ短調Op.84/オグドン(ピアノ)、アレグリ四重奏団(69年録音)
弦楽四重奏曲ホ短調Op.83/
ミュージック・グループ・オブ・ロンドン(71年録音)
セレナード
コンサート・アレグロOp.46
以上オグドン(ピアノ)(69年録音)
CD13&14
ジェロンティアスの夢Op.38
ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ルイス(テナー)、ボルグ(バス)、
ハレ合唱団&管弦楽団
他、バルビローリ指揮(64年録音)
CD15&16
使徒たちOp.49
アームストロング(ソプラノ)、ワッツ(コントラルト)、ティアー(テナー)、
ラクソン(バリトン)、グラント(バス)、ケイス(バリトン)、
ロンドン・フィル合唱団&管弦楽団
他、ボールト指揮(73年、74年録音)
「使徒たち」と「神の国」の解説
ボールト(ナレーション)(74年録音)
CD17&18
神の国Op.51
プライス(ソプラノ)、ミントン(コントラルト)、ヤング(テナー)、
シャーリー=クァーク(バリトン)、
ロンドン・フィル合唱団&管弦楽団 他、ボールト指揮(68年録音)
戴冠式頌歌Op.44
ロット(ソプラノ)、ホッジソン(コントラルト)、モートン(テナー)、
ロバーツ(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、ニュー・フィルハーモニアO. 
レッジャー指揮(77年録音)
CD19
生命の光Op.29
マーシャル(ソプラノ)、ワッツ(コントラルト)、レッゲイト(テナー)、
シャーリー=クァーク(バリトン)、
ロイヤル・リヴァプールPO. 他、グローヴズ指揮(80年録音)
CD20&21
黒い騎士Op.25
リヴァプール・フィルCho、ロイヤル・リヴァプールPO.
グローヴズ指揮(84年録音)
「オラフ王の伝説」からの情景Op.30
キャヒル(ソプラノ)、ラングリッジ(テナー)、クック(バリトン)
ロンドン・フィルCho、O.グローヴズ指揮(85年録音)
スペインのセレナーデOp.23
雪Op.26-1
Fly, singing bird, Op.26-2
リヴァプール・フィルCho、ロイヤル・リヴァプールPO.
グローヴズ指揮(84年録音)
CD22&23
カラクタクスOp.35
グロソップ(バリトン)、アームストロング(ソプラノ)、ティアー(テナー)、
クック(バリトン)、キング(バス)、スアート(バス)、
リヴァプール・フィルCho.
ロイヤル・リヴァプールPO.グローヴズ指揮(76年録音)
CD24
聖ジョージの旗Op.33
ロンドン交響Cho.ノーザン・シンフォニア・オブ・ロンドン、
ヒコックス指揮(86年録音)
Great is the Lord(詩篇48)Op.67
ロバーツ(バリトン)、ロンドン交響Cho.
ノーザン・シンフォニア・オブ・ロンドン
ヒコックス指揮(86年録音)
テ・デウムとベネディクトゥスOp.34
ロンドン交響Cho.ノーザン・シンフォニア・オブ・ロンドン、
ヒコックス指揮(86年録音)
CD25
イギリス精神Op.80w/ロット(ソプラノ)
Give unto the Lord(詩篇29),Op.74
O hearken thou(奉献唱)Op.64
Land of Hope and Glory
以上ロンドン交響Cho.ノーザン・シンフォニア・オブ・ロンドン、
ヒコックス指揮
(87年録音)
CD26
アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.2-1
アヴェ・マリアOp.2-2
アヴェ・マリア・ステラOp.2-3
以上ワーチェスター・カセドラルCho.ブランマ(オルガン)、ロビンソン指揮
(69年録音)
序奏とアンダンテ-11の晩課のヴォランタリーOp.14
ロビンソン(オルガン)(69年録音)
Angelus, Op.56-1
Give unto the Lord(詩篇29),Op.74
O hearken thou(奉献唱)Op.64
テ・デウムとベネディクトゥスOp.34
以上ワーチェスター・カセドラルCho.ブランマ(オルガン)、ロビンソン指揮
(69年録音)
オルガン・ソナタ第1番ト長調Op.28/サムシオン(オルガン)(65年録音)
CD27
ミュージック・メイカーズOp.69
ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ロンドン・フィルCho.& O.
ボールト指揮(66年録音)
真紅の扇Op.81/ロンドンPO.ボールト指揮(73年録音)
CD28
星明りの速達便Op.78
マスターソン(ソプラノ)、ハモンド=ストラウド(バリトン)、ロンドンPO.
ハンドリー指揮(74年&75年録音)
CD29
バイエルンの高地からOp.27
ボーンマス交響Cho.ボーンマス・シンフォニエッタ、
デル・マール指揮(80年録音)
Pleading,Op.48-1
Was it some golden star?, Op.59-3
Oh, soft was the song, Op.59-1
Twilight, Op.59-6
The Torch, Op.60-1
The River, Op.60-2
以上ティアー(テナー)、バーミンガム市SO.ハンドリー指揮(79年録音)
The Shower, Op.71-1
My love dwelt in a northern land
以上バーミンガム市交響Cho.ハルゼイ指揮(06年録音)
Five Part-Songs from the Greek Anthology, Op.45
The Wnderer(1923)
The Reveille, Op.54
以上バッコリアン・シンガーズ・オブ・ロンドン(76年録音)
Deep in my soul - 4 Choral Songs, Op.53/キングズ・シンガーズ(87年録音)
パリー-エルガー編:イェルサレム/ゴールドスミス・コーラル・ユニオン、
ロイヤルPO.
ヒューズ指揮(03年録音)
エルガー編:ナショナル・アンセム
ケンブリッジ大学音楽協会Cho.ケンブリッジ・キングズ・カレッジCho.
ニュー・フィルハーモニアO.レッジャー指揮(77年録音)
CD30
行進曲「威風堂々」第1番ニ長調Op.39-1/
BBC交響楽団、エルガー指揮(32年録音)
行進曲「威風堂々」第2番ニ長調Op.39-2/
BBC交響楽団、エルガー指揮(32年録音)
行進曲「威風堂々」第3番ハ短調Op.39-3/
ロンドンSO.エルガー指揮(27年録音)
行進曲「威風堂々」第4番ト長調Op.39-4/
BBC交響楽団、エルガー指揮(33年録音)
行進曲「威風堂々」第5番ハ長調Op.39-5/
ロンドンSO.エルガー指揮(30年録音)
前奏曲-ジェロンティアスの夢Op.38/
ウィルソン(テナー)、ロイヤル・アルバート・ホールO.
エルガー指揮(27年ライヴ録音)
セレナード ホ短調Op.20/ロンドンPO.エルガー指揮(33年録音)
第4番-5つのピアノ即興曲/エルガー(ピアノ)(29年録音)
愛の挨拶Op.12/リード(ヴァイオリン)、ニュー交響O.エルガー指揮(29年録音)
夕べの歌Op.15-1/ロイヤル・アルバート・ホールO.エルガー指揮(26年録音)
朝の歌Op.15-2/ロンドンSO.エルガー指揮(27年録音)
トリオ-行進曲「威風堂々」第1番ニ長調Op.39-1/
ロンドンSO.エルガー指揮(31年録音)
序曲「コケイン」Op.40/BBC交響O.エルガー指揮(33年録音)
生誕150年を記念するボックス、自作自演を含む主要作品をほぼ網羅したコレ
クターには絶対見逃せないアイテムです

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07-07 No.26-1

2007年07月27日 15時47分46秒 | Weblog
<韓国ローカルEMI>
EKCD-0838 \2450 ※ご予約締切日8月1日
ベルリオーズ:幻想交響曲
シャルル・ミュンシュ指揮、パリ管弦楽団




<MARSTON>
52050-2 2枚組 \4360
「コンチータ・スペルヴィア 第2集」
ロッシーニ:「チェネレントラ」-旦那様、一言だけ
トーマ:「ミニョン」-君よ知るや南の国
ファリャ:7つのスペイン民謡,「恋は魔術師」から
トスティ:最後の歌
グリーク:「ペール・ギュント」-ソルヴェーグの歌
ドリーブ:牧歌,カディスの娘
グラナドス:アンダルーサ
ほか、全52トラック
コンチータ・スペルヴィア(メゾソプラノ) 録音:1929-30年
コンチータ・スペルヴィア(1895-1936)はスペイン、バルセロナ生まれのメゾ
ソプラノ。当時のイタリ・アのメゾソプラノが迫力あるず太い声を売りにした
のに対し、彼女はメゾでも軽やかに飛翔する、昨今のメゾソプラノに近い人で
ある。またカタルーニャ美女で、歌にも抗し難い色気のある人だった。戦後ま
で活躍できたろうに、若くして亡くなってしまい、大変に惜しまれている。
日本ではカルメン役ばかりが知られてしまったが、彼女の本領はむしろここに
収録されているような近代歌曲にあるだろう。知性的でありながら、漂う薫り
に陶酔してしまう、絶品揃いである。

52053-2 2枚組 \4360
「コントラルト・ヴォイス-エウジェニア・マンテッリと20世紀初頭の
名歌手達」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,「チェネレントラ」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」,「ファヴォリータ」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
マイヤベーア:「ユグノー教徒」
トーマ:「ミニョン」
グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
ビゼー:「カルメン」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
からのアリア,ほか歌曲など、全28トラック
エウジェニア・マンテッリ(メゾソプラノ)、録音:1905-1907年
マイヤベーア:「預言者」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
シューマン:春の夜
マリアンネ・ブラント(メゾソプラノ)、録音:1905年
ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」
ヴァッカイ:「ジュリエッタとロメオ」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
ロッシーニ:
「セビリアの理髪師」,「アルジェのイタリア女」,「セミラーミデ」
マイヤベーア:「預言者」
からのアリア
グエッリーナ・ファッブリ(メゾソプラノ)、録音:1903年
グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
プッチーニ:「蝶々夫人」/ゴダール:フロリアンの歌/ほか
リタ・フォルニア(メゾソプラノ)、録音:1910,12年
マンテッリ(1860-1926)は、イタリアのメゾソプラノ。1883年にデビュー。メ
トロポリタン歌劇場でも活躍した。マリアンネ・ブラント(1842-1921)はウィ
ーン生まれのメゾソプラノ。19世紀前半の生まれである。1870年ワイマールで
オルトルートを歌ったブラントを、リストが賞讃したという。グエッリーナ・
ファッブリ(1866-1946)はイタリアのメゾソプラノ。リタ・フォルニア(1878-
1922)は、「蝶々夫人」のスズキを得意とし、メトでトスカニーニの指揮で歌
ったこともある。





<Channel Classics>
CCSSA 23807(SACD-Hybrid) \2850
J・S・バッハ:カンタータ集 ――
カンタータ第146番《われらあまたの苦難を経て》BWV.146
カンタータ第82番《われは満ち足れり》BWV.82a
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
カンタータ第199番《わが心は血の海に泳ぐ》BWV.199
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、フロリレジウム
フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会との共演などで美しく伸びやかな
歌声を響かせている名ソプラノ奏者ヨハネッテ・ゾマー。カッチーニの歌曲集
「新音楽」(CCSSA 21305)以来となる待望のソロ・アルバムは、なんとバッ
ハのカンタータ集!オランダ・バッハ協会とのバッハなどでの実績があるだけ
に、満を持して登場するカンタータ集に期待を抱かずにはいられない。
ゾマーの歌声を支えるのは、世界レベルのピリオド・アンサンブルとしての地
位と評価を確立したフロリレジウム。フロリレジウムはこれまでにもゾマーと
の共演による録音を発表しており、お互いの信頼関係は非常に深い。フロリレ
ジウム、ゾマー、そしてバッハによって実現した荘厳なるカンタータ集に乞う
ご期待!

CCSSA 25907(SACD-Hybrid) \2850
J・ハイドン:
弦楽四重奏曲第33番ト短調Op.20-3/同第72番ハ長調Op.74-1/
同第75番ト長調Op.76-1
アムステルダム弦楽四重奏団
ピリオド楽器によるオランダのアンサンブル、アムステルダム弦楽四重奏団の
チャンネル・クラシックへのデビュー盤。
古楽演奏のスペシャリスト4人によって結成されているアムステルダム弦楽四
重奏団は、アムステルダム・コンセルトヘボウでのコンサート・シリーズを開
催するなど活発な活動を続けている。
最近ではブラウティガム、リュビモフ、メルヴィン・タンといった国際的なア
ーティストたちとの共演を行うなど、ソリストからの信頼も厚い。チャンネル
・クラシックスの超優秀録音の効果も楽しみなところ。アムステルダム弦楽四
重奏団は今後もハイドンの弦楽四重奏曲のリリースが予定されている。






<Etcetera>
KTC 1348 \2250
J・S・バッハ:フーガの技法BWV.1080(1742年頃初稿版/世界初録音)
ピーター・ディルクセン(チェンバロ)
晩年の1740年代に作曲が行われ、バッハの作曲活動の集大成とも言われる「フ
ーガの技法」。バッハの死後に出版された「フーガ技法」は、最終フーガが未
完成となっているなど名作であるが故に様々な憶測を呼び研究が重ねられるな
ど謎の多い作品としての一面も併せ持つ。
今回収録が行われた「フーガの技法」は、オランダのチェンバロ奏者であり音
楽学者でもあるピーター・ディルクセンが提唱した『バッハの自筆譜に書かれ
た最初の12曲が「フーガの技法」初稿版の真の姿である』という仮説を自らの
手で録音という形に具現化したものなのである!
このディルクセンの仮説に基づいた「フーガの技法」(1742頃頃初稿版)は、
日本でも2003年に鈴木雅明氏によってコンサートで取り上げられるなど世界的
に注目を集めている。ここに音楽史に大きな謎を残した偉大な作品の新たなる
形が姿を現すこととなる。

KTC 1318 \2250
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621):
合唱作品集Vol.1 ――
詩篇150番-永遠なる者がたたえられるように/詩篇33番-主に従うものよ、
目覚めなさい/詩篇53番-神を知らぬ者は心のなかで言って信じる/今日キリ
ストがお生まれになった/テ・デウム/詩篇148番-天に住むあなたがたすべ
ての人々*/東方から博士たちが来た*/主の祈り*/深き淵より+/神に向かっ
て+/喜べ、喜躍れ+/今こそ私の食事をととのえ+
ピーター・フィリップス(指揮)、
トン・コープマン(指揮)*、
ウィリアム・クリスティ(指揮)+、
オランダ室内合唱団、
ベルナルト・ヴィンセミウス(オルガン)、
ヤープ・テル・リンデン(バス・ヴィオール)、
ヒルデガルト・ペール(バス・ヴィオール)、
ヴァルトラウト・グムス(バス・ヴィオール)、
マールテン・ファン・デル・ハイデン(ヴィオローネ)、
ヤン・クラインブシンク(オルガン)、
シュテファン・スタッブス(リュート)、
ジョナサン・ルビン(リュート)、
アンヌ・マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヴィンセント・デ・コルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピーター・フィリップス、トン・コープマン、ウィリアム・クリスティ・・・。
オランダのレーベル、エトセトラの新シリーズ「スヴェーリンクの合唱作品
集」が、宗教音楽の世界的権威として知られるこの3人の巨匠たちとオランダ
室内合唱団の共演という衝撃の内容でスタートする!16世紀末から17世紀初頭
におけるネーデルランド楽派最大の作曲家スヴェーリンクが、その生涯に残し
た作品のほとんどは声楽作品。詩篇に基づく宗教的なポリフォニー作品、ジュ
ネーヴ詩篇歌集の旋律を定旋律として用いた作品など、卓越した技法によって
優れた宗教作品が数多く作曲された。
スヴェーリンクの宗教作品を歌うのはヨーロッパを代表する世界最高峰の室内
合唱団「オランダ室内合唱団」。3人の指揮者たちがオランダ室内合唱団から
見事なハーモニーを引き出しており、響き渡るスヴェーリンクの世界は至高の
域に達している。1986年-1987年の録音。

KTC 1341 \2250
フランソワ・ジョセフ・ナーデルマン(1781-1835):
7つのソナチネ/2つの幻想的練習曲
長澤真澄(ハープ)
ハープ、アイリッシュ・ハープ、シングル・アクション・ハープなど様々な種
類のハープを弾きこなし、日本のハープ界をリードする長澤真澄のニュー・ア
ルバムが登場!
新たに長澤真澄が取り上げたのは、フランスの音楽家、出版社、ハープの製作
者として世界に名を轟かせたナーデルマン一族の中でも最も有名なフランソワ
・ジョセフ・ナーデルマン。
王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、国王付きの主席ハー
プ奏者などを歴任したナーデルマンの「7つのソナチネ」は、現在でも重要な
レパートリーとされている。
ここで用いられている2台のシングル・アクション・ハープはどちらもナーデ
ルマン一族によって1793年と1815年に製作された銘器。今回も聴きどころ満載
だ!

KTC 1338 \2250
カール・ライネッケ(1824-1910):
フルート・ソナタ ホ短調Op.167《水の精》/ゆりかごから墓場までOp.202
カルロス・ブルネール(フルート)、ヤン・ミヒエルス(ピアノ)
出版された楽曲だけでも300曲を超えるなど、非常に多くの作品を作曲したラ
イネッケ。フルートのレパートリーとして最重要ランクに位置づけられている
「水の精」と長大な演奏時間を要する「ゆりかごから墓場まで」をカップリン
グしたフルート奏者&関係者必携の1枚。
カルロス・ブルネールは、1981年よりベルギー王立モネ歌劇場管弦楽団の首席
フルート奏者を務める世界トップクラスのプレーヤーである。ちなみにヤン・
ミヒエルスが弾くピアノは1875年製のスタインウェイというこだわりの逸品。

KTC 1356 \2250
ヨハネス・シェンク(1660-c.1720):12のトリオ・ソナタOp.3(世界初録音)
ラ・スアーヴェ・メロディア
17世紀のオランダに生まれたドイツの音楽家ヨハネス・シェンクの世界初録音
となるトリオ・ソナタ集。ヴィオラ・ダ・ガンバの達人だったシェンクは、
1696年にプファルツ選帝侯ヨハン・ヴィルヘルム1世の宮廷奏者に選出される
などその実力を認められていた。
1998年に結成されたピリオド楽器による四重奏団「ラ・スアーヴェ・メロディ
ア」は、同年に開催されたファン・ヴァアッセナール国際古楽室内楽コンクー
ルで見事に優勝。ベネルクス地方を中心に評価急上昇中のアンサンブルである。

KTC 1317 3枚組 \4500
シメオン・テン・ホルト(1923-):カント・オスティナート
ヘラルド・バウハウス(ピアノ)、ジーン・カール(ピアノ)、
セース・ファン・ゼーラント(ピアノ)、アリエル・フェルネーデ(ピアノ)
カント・オスティナートは、オランダ現代音楽界の巨星シメオン・テン・ホル
トの代表作。106に分けられたセクションが切れ目なく4台のピアノによって演
奏される長大な作品である。1988年1月10日ユトレヒトでの録音。





<Raumklang>
RK 2605 \2250
チューリンゲンの聖エリザベスの人生 ―― 中世の詩と歌曲
イオクラトレス、アルス・コラリス・ケルン、アマコード
2007年が生誕800年とされている中世のマザー・テレサことチューリンゲンの
聖エリザベス(1207-1231)。数多くの伝説と共に生きた聖エリザベスの人生を
中世の音楽によって表現している。
詩の朗読と古楽器の演奏で絶妙の雰囲気を作り出しているイオクラトレスとア
ルス・コラリス・ケルン。加えてドイツを代表するヴォーカル・アンサンブル
にまで成長したアマコードが随所で素晴らしいハーモニーを聴かせてくれてい
る。

RK 2604 \2250
ジェリコの薔薇 ―― アンナ・フォン・ケルンの歌曲集
マリア・ヨナス(指揮)、アルス・コラリス・ケルン
アルス・コラリス・ケルンは、バーゼル・スコラ・カントルムでルネ・ヤコブ
スから教えを受けたマリア・ヨナスが2004年に創設した女流奏者のみの古楽ア
ンサンブル。
中世15世紀頃の音楽として現在に伝わる作曲者不詳の歌曲集からは、シンプル
ながらも深みのある美しさを聴き取ることができる。





<Ameson>
ASCP 0302 \2250
C・フランク:
前奏曲、フーガと変奏曲ロ短調Op.18、ゆるやかな舞曲、前奏曲、
コラールとフーガ ロ短調
G・フォーレ:
夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1、主題と変奏嬰ハ短調Op.73、
夜想曲第13番ロ短調Op.119
ダヴィッド・ビスマス(ピアノ)
ダヴィッド・ビスマスは弱冠14歳で名門パリ国立高等音楽院に入学を果たし、
見事にピアノ科を1等賞で卒業。その後はロンドンの王立音楽院への留学やバ
ドゥラ=スコダ、レオンスカヤといった名匠たちのマスタークラスで研鑽を積
んだフランスのピアニスト。卓越したテクニックはもちろんのこと、音楽の流
れを大切にしたフランクとフォーレは美しさに満ちた申し分のない演奏。

ASCP 0403 \2250
M-A・シャルパンティエ:真夜中のミサ曲/ミサ曲《マリアの昇天》
ジャン=フランソワ・フレモン(指揮)、
ヴェルサイユ少年合唱団、シンフォニー・サン=ジュリアン
Cヴェルサイユ少年合唱団がノートルダム大聖堂のオルガニスト、ピエール・
ベギーニュによって創設されたのは約60年前の1946年。1980年からは現在の
指揮者であるジャン=フランソワ・フレモンが着任している。透き通るハー
モニーによるシャルパンティエは荘厳な雰囲気を存分に醸しだしている。

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07-07 No.26-2

2007年07月27日 15時47分13秒 | Weblog
<Passacaille>
Passacaille 940 2枚組 \4500
カリッシミ-1640年頃のローマの音楽 ――
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):
空の空、エフタの物語、Audite omnes quodquod estis、モテット
ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):トッカータ第7番
ルイジ・ロッシ(c.1597-1653):めでたし元后、Il predica del sole
パオロ・クァリアティ(1555-1628):トッカータ、カンツォーナ
マルコ・マラッツォーリ(c.1605-1662):Il predica del sole
ジャコモ・フレスコバルディ(1583-1643):小舞踏曲
グレアム・オライリー(指揮)、
アンサンブル・エウロペーン・ウィリアム・バード
フランスで25年以上にわたって合唱、オーケストラの指揮活動を続けてきたグ
レアム・オライリーが音楽監督を務めるアンサンブル・エウロペーン・ウィリ
アム・バードによるイタリアのバロック作品集。
17世紀ローマ楽派を代表する作曲家であるカリッシミの作品を中心として、
1640年前後にローマで演奏されていた音楽がアルバムのテーマとなっている。
清廉なハーモニーが17世紀イタリアの音楽の世界に誘ってくれる。





<Pavane>
ADW 7408 \2250
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):ピアノ作品全集Vol.2 ――
歌と踊り第7番-第13番/クリスマスの情景/内なる印象/前奏曲集より
第1番-第4番、第6番-第7番、第9番-第12番
ロメイ・コルテス・アヤツ(ピアノ)
20世紀スペインのカタルーニャ地方最大の作曲家、フェデリコ・モンポウのピ
アノ作品をベルギーのレーベルが網羅した好企画の第2集。ピアニストのロメ
イ・コルテス・アヤツはカタルーニャ地方のバルセロナに生まれ。現在はベル
ギーを拠点に活躍しており、生前の作曲者との交流を持つなどモンポウの作品
の演奏と解釈に定評を持つ。1998年4月の録音。

ADW 7411 \2250
A・ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調
E・エルガー:弦楽セレナード ホ短調Op.20
P・I・チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48
ベルナール・カルメル(指揮)、オーケストラ・ベルナール・カルメル
アルミン・ジョルダンの下で指揮者としてのキャリアをスタートさせたカルメ
ルが自ら創設した室内管弦楽団が「オーケストラ・ベルナール・カルメル」。
「弦楽セレナード」の名曲3作品で師匠譲りの手腕を発揮している。
1998年の録音。

ADW 7409 \2250
踊れ、喜べ、幸いなる魂よ! ――
G・F・ヘンデル:
アリオーソ、ラルゴ、われは知るわが贖い主は生きたもうことを
J・S・バッハ:
御身がそばにあるならば、G線上のアリア、 Schlummert ein、
われ御身に呼びかけん主なるイエズス・キリストよBWV.639
W・A・モーツァルト:
踊れ, 喜べ, 幸いなる魂よ!、アニュス・デイ、アレルヤ、アヴェ・ヴェルム
F・シューベルト:アヴェ・マリアOp.52-6
L・ベールマン:ノートルダムの鐘
C・グノー:アヴェ・マリア
G・フォーレ:ああ、イエスよ
C・フランク:天使の糧
クリステル・デ・メウルダー(ソプラノ)、
ヤン・ファン・モル(オルガン)
オルガンによる演奏を主体とした大作曲家たちによる宗教作品の名作集。クリ
ステル・デ・メウルダーは、エリク・ファン・ネーヴェルが率いるクレンデ・
コンソートのメンバーや、ソリストとして活躍するベルギーのソプラノ奏者。
1998年2月18日-19日の録音。

ADW 7410 \2250
ジョルジュ・モワノ(1914-):
荘厳ミサ/3つの小品/オラトリオ《Le Bapteme de Clovis》
アルセーヌ・ムゼレール(指揮)、
アルセーヌ・ムゼレール室内管弦楽団、ランス大聖堂聖歌隊
フランス、ランス生まれの大ベテラン作曲家ジョルジュ・モワノの宗教作品
集。伝統的な手法によって書かれた作品が大きなスケールで描かれていく。
1996年9月28日のライヴ録音。

ADW 7415 \2250
オルガンによる舞曲集 ――
B・ストラーチェ:バレエ、フォリア、パッサカリア、スパニョレッタ
G・ピッキ:バッロ
作曲者不詳:エスタンピー、Intabulatura Nova
P・アッテニャン:6つの舞曲
B・バルトーク:ルテニア人の踊り、ルーマニア民族舞曲
パルカル・ルエ(オルガン)
オルガン作品の多彩なラインナップを持つパヴァーヌ(Pavane)の特色が表れて
いるアルバム。作曲者不詳の作品からバルトークまでの舞曲をオルガンが豪快
に響かせている。1998年の録音。





<Hortus>
HORTUS 038 \2250
フランスのオルガン作品集 ――
M・デュプレ:祈り、スケルツォ ヘ短調
C・フランク:カンタービレ、祈り
L・ヴィエルヌ:即興曲、Gargouilles et chimeres
ロラン・ファルシネリ(オルガン)
1920年パリ生まれの女流オルガン奏者ロラン・ファルシネリが1979年、1980年
1987年に開催したコンサートの演奏を集めたディスク。ファルシネリは1941年
にデュプレと出会い親交を深めるなど、その作品の伝道者としても重要な役割
を果たしてきている。

HORTUS 046 \2250
トン=ツァ・ティエ(1933-):
ハープと管楽アンサンブルのための《Les jardins d'autre monde》/弦楽三
重奏のための《Et la riviere chante l'eternite》/フルート、ヴィオラ、
ハープとベトナムの伝統楽器のための《詩曲》
ファブリス・ピエール(指揮)、アンサンブル・ル・タン・モデルン
パリ音楽院でジャン・リヴィエとアンドレ・ジョリヴェに作曲を師事したベト
ナムの作曲家トン=ツァ・ティエの作品集。現代的な手法とベトナムの伝統楽
器の融合を目指したユニークな作品が並ぶ。




<Thys(Hortus)>
HORT 522 \2250
ハンガリーの風景 ――
R・コーカイ:4つのハンガリー舞曲
L・ヴェイネル:Peregi Verbunk、Le berger triste、Danse des clochettes
M・ハイドゥ:3つの歌
F・ファルカシュ:ビハリの踊り
B・バルトーク:
田舎の夕べ、スロヴァキアの若者の踊り、ルーマニア民族舞曲
E・コセット:シャンソン、チャルダッシュ、主題と変奏
イヴ・セヴェール(クラリネット)、タンドゥ・ハイドゥ(ピアノ)
現在はソリストや指導者として活動中のフランス人クラリネット奏者イヴ・セ
ヴェールは、かつて6シーズンに渡ってパリ・オペラ座管の奏者を務めた輝か
しい経歴を持つ。バルトークやヴェイネル、ファルカシュなどハンガリーの民
族的なリズム感が印象に残る。





<Syrius>
SYR 141401(CD+dts) \4500
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):クラヴサン曲集
フィリップ・ルロワ(チェンバロ)
クープラン一族の中で大クープランことフランソワに次ぐ知名度を持つアルマ
ン=ルイ・クープランの代表作「クラヴサン曲集」(1951)。フィリップ・ルロ
ワは、ワルシャワで開催された国際チェンバロ・コンクール、ライプツィヒで
開催されたJ・S・バッハ国際チェンバロ・コンクールでの受賞歴を持つフラン
ス期待の若手チェンバロ奏者である。歯切れの良い演奏は大器の片鱗を感じさ
せてくれる。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)

SYR 141407(CD+dts) \4500
J・S・バッハ:オルガン作品集Vol.3 ――
いと高きところにいます神にのみ栄光あれBWV.715/トッカータとフーガ
ニ短調BWV.538《ドリア調》/いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV.716/幻想曲とフーガ ト短調BWV.542/いと高きところにいます神に
のみ栄光あれBWV.717/幻想曲とフーガ ハ短調BWV.537/いと高きところ
にいます神にのみ栄光あれBWV.711/トッカータ、アダージョとフーガ
ハ長調BWV.564/パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582
ピエール・バルドン(オルガン)
Bach:Organ Works-3/Bardon(org)
フランスのサン・マキシマン、クーヴァン・ロワイヤル大聖堂のグランド・
オルガンによる大バッハの作品集。オルガニストはベテラン奏者ピエール・
バルドンが担当。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセット
になっております。)




<Cybele>
SACD 261.001(SACD-Hybrid) \2850
サクソフォン四重奏のための20世紀の作品集 ――
フィリップ・グラス(1937-):サクソフォン四重奏のための協奏曲
フランク・ラインシャゲン(1961-):インヴィテイション
バーバラ・トンプソン(1944-):サクソフォン四重奏曲第2番《暗闇から光へ》
ズデネェク・ルーカス(1928-):ロンド
J・S・バッハ:フーガ イ短調
テトラフォニックス
1994年に結成された「テトラフォニックス」は、20世紀-21世紀のオリジナル
作品をレパートリーの中心としている才気あふれるサクソフォン四重奏団。
クセナキス、ケウリス、グラスやバナシク、デンホフなど、特に現代作品の
解釈と演奏への評価が高い。特典として収録されたバッハのフーガが最後に
新鮮な風を吹き込んでくれる。

AB 003(SACD-Hybrid) 4枚組 \5700
ウルス・ファース:
アルバン・ベルクとハンナ・フックス、ダヴィッドとシモーネ-2つの愛の物語
(世界初録音)
様々なアーティスト
ドイツ語のナレーションによるオーディオ・ブックのシリーズ。ツェムリンス
キー、ベルク、シェーンベルクの音楽と物語が融合を見せている。

AB 004(SACD-Hybrid) \2850
マーティン・バルトシャイト:
Vom Madchen das nicht schlafen wollte(世界初録音)
様々なアーティスト
同じくドイツ語のナレーションによるオーディオ・ブック。

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07-07 No.25

2007年07月26日 14時48分50秒 | Weblog
<Avie>
821936-0017-2(SACD-Hybrid) \3380
G・マーラー:カンタータ《嘆きの歌》
マリーナ・シャグチ(ソプラノ)、
ミッシェル・デ・ヤング(メゾソプラノ)、
トーマス・モーザー(テノール)、
セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)、
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団&合唱団
これまでに「交響曲第6番《悲劇的》」(821936-0001-1)、「交響曲第3番」
(821936-0003-2)そして「交響曲第7番《夜の歌》」(821936-0009-2)の3
作品がグラミー賞の栄誉に輝くなど、驚異的なパフォーマンスと超優秀録音
は全世界から称賛を浴び続けている。
今回この最強のマーラー・チクルスへ第9作目として新たに加わるのは、
1996年に収録された「嘆きの歌」。
MTT&SFSのRCA/BMG時代に収録と発売が行われたこの「嘆きの歌」は、1878年
から1880年にかけて作曲された壮大なスケールの初稿版が使用されるなど絶
大な評価を受けた名演として有名なもの。
ティルソン=トーマスが敢えて再録音を行わずに1996年収録の「嘆きの歌」
をチクルスへ加えたのは、この録音に対する絶対的な自信と信頼の証なので
ある。
演奏はもちろんのこと、リマスタリングによってさらに凄味を増したサウン
ドなど、聴きどころ満載!
マーラー・チクルスの最新作として、マルチチャンネルのSACDハイブリッド
盤として「嘆きの歌」が新たな姿で甦る。
1996年5月29日-31日&6月2日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニ
ー・ホールでのライヴ録音。




<ORF>
CD487 2枚組 \4160
「トリゴナーレ音楽祭2006-時代」
(1)セファルディーのロマンセ, 即興演奏、
メールラ:カンツォネッタを聴いておくれ
ほか
(2)オルブレヒト:フーガ,
スザート:パヴァンとガイヤール「戦い」,
スヴェーリンク:私の若い人生は終わった
(3)バッハ:
オーボエ・ダモール協奏曲 イ長調 BWV.1055R
(チェンバロ協奏曲第4番からの復元曲)
(4)ダウランド:
パヴァン 私のバルバラ,レディー・リッチのガリアード,運命はわが敵,
エリザベス女王のガリアード,デンマーク王のガリアード
(5)カンプラ:レクイエム
(1)ジョルディ・サヴァール(Gamb,ヴィエラ)、
モンセラート・フィゲラス(歌)、
アリアンナ・サヴァール(歌,ハープ)、
フェラン・サヴァール(歌,テオルボ)、ほか
2006年6月18日 ライヴ
(2)アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット
2006年6月28日 ライヴ
(3)マルセル・ポンセール(オーボエ・ダモー
ル)、クリストフ・ルセ(Cemb,指揮)、レ・タラン・リリク
2006年6月18日 ライヴ
(4)ホプキンソン・スミス(リュート)
2006年6月30日 ライヴ
(5)ステファニー・レヴィダ(S)、マリー=ピエール・ワティエ(S)、
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(CT)、エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)、
ブノワ・アルヌ(B)
エルヴェ・ニケ(指揮)
ル・コンセール・スピリチュエル 2006年7月8日ライヴ
恒例となったトリゴナーレのCD、2006年も、サヴァール、ポンセール、ルセ、
スミス、ニケと豪華な面々が集っている。特にポンセールとルセの共演が注目
だろう。ニケとル・コンセール・スピリチュエルによるカンプラのレクイエム
は、1991年の録音以来。

CD496 \2080
「弦楽四重奏によるピアソラ作品集」
ピアソラ:ウイスキー、ミケランジェロ'70、十月の歌、タンゴの街、シタ
、孤独、光、博打、死、バンドネオン、リベルタンゴ
ストリング・フィッツ【ヴェロニカ・ゴットフリート(ヴァイオリン),ゾフィ
ー・ガンシュ(ヴァイオリン),イネス・ミクリン(ヴィオラ),マリアンネ・
ブルックナー(チェロ)】
弦楽四重奏によるピアソラ。全てマリアンネ・ブルックナーの編曲。ストリン
グ・フィッツは、2001年結成、全員が女性の弦楽四重奏団。先ごろ発売された
モーツァルトのレクイエム(弦楽四重奏版)(品番:CD473)が好評を得ていた。

CD491(SACD-Hybrid) \2080
「音楽による気晴らし」-ルクレール作品集
ルクレール:序曲 Op.13-3、
ソナタ Op.4-1,Op.4-3,Op.4-4,Op.13-3
オペラ・クワルタ【ソフィ・ゲント(Vn)、トゥオニ・スニ(Vn)、エミリー・ロ
ビンソン(Vc)、オリヴィエ・フォルティン(Cemb)】
録音:2005年1月 ライヴ
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)は、18世紀前半に活躍したフランス
のヴァイオリニスト、作曲家。パリのほか、ハーグでも活躍した。オペラ・ク
ワルタは2000年にハーグ王立音楽院の学生によって結成されたピリオド楽器の
団体。

CD492 \2080
ヘルヴィヒ・ライター(1941-):合唱作品集第2集
私たちの父、小さなアレルヤ、アヴェ・マリア、愛について、愛の歌、
夜だった、私はあなたをとても愛した、苦しみ、夜の鳥、
春の始まりにさまよう
ほか
ウォルフガング・マイールホファー(指揮)リンツ若者合唱団、
ヘルベルト・ベック(指揮)コンチェントゥス・ヴォカリス、
ミヒャエル・グロホトルスキ(指揮)コーラス・ヴィエンネシス、
トーマス・ベットヒャー(指揮)コーラス・ディスカントゥス
ヘルヴィヒ・ライター(1941-)はオーストリアの作曲家。ウィーン少年合唱団
のソリストとしても活躍した人で、合唱曲で高く評価されている。様々な録音
を集成し、ライターの19の作品を収録している。

CD493(SACD-Hybrid) \2080
「ロンドンからの挨拶」-エア、幻想曲と音楽のユーモア
マッテイス(?-1714):
ガヴォッタ,コントラリア,スカラムッチャ,アリア・ブルレスカ,
アリア・アモローサ,
ヒルトン(1599-1657):ファンタジア集、
ヘンデル:プレリュードとカプリッチョ、
パーセル:嘆きの歌、
ほか
オマン・コンソート
録音:2005年10月6-9日
ニコラ・マッテイス(?-1714以降),アンドレア・ファルコニエーロ(1586-
1656),ジョン・ヒルトン(1599-1657),ジョージ・フリデリック・ヘンデル
(1685-1759),ヘンリー・パーセル(1659-1695)の作品。オマン・コンソート
は、リンツ出身のリコーダー奏者ミヒャエル・オマンが2001年に結成したピ
リオド団体。

CD494(SACD-Hybrid) \2080
カール・ツェルニー(1791-1857):ピアノ作品集
お気に入りの悲しいワルツによる変奏曲Op.12
導入、輝かしい変奏と狩りのロンドOp..202
ピアノフォルテのための幻想曲Op.27
ソナタ第1番 変イ長調Op.7
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)
録音:2005年8月
ピアノ練習曲で有名なカール・ツェルニー(1791-1857)は、千曲以上と言われ
る多作家で、その中には非常に立派な作品も多々含まれるが、あまり顧みられ
ることはない。ここには4つの優れた作品が含まれ、しかもピリオド楽器(1805
年頃、ウィーン、ミヒャエル・ロゼンベルガー製フォルテピアノに基づく、
2001年、ロバート・ブラウン製作のコピー)で演奏している。作曲家ツェルニ
ーの真価を知ることのできる演奏である。

CD498 \2080
「イタリアのダウランド」
ダウランド:今こそ別れねばならない/ご婦人向きの素敵な小間物/悲しみよ、
とどまれ/時間は静止し/帰っておいで/哀れな天文学者たちよ/私の愛しい人が
泣くのを見た/暗闇に住まわせておくれ/溢れよ 私の涙/
カッチーニ:聞いてくれ、恋人たち/美しい真紅のバラ
モンテヴェルディ:私は黒い
ほか
アコルドーネ
【マルコ・ベアズリー(歌),クリスティーナ・プルハール(リュート)】
録音:2001年9月16日(ライヴ)
マルコ・ベアズリーの歌うダウランドほか。ジョン・ダウランド(1563-1626)
は、イタリアに行ったことこそないが、後期の作品には当時のイタリアの最新
の音楽(初期バロック)の影響が見られる。ダウランドと、カッチーニ、モンテ
ヴェルディの音楽に、さらに詩や手紙の朗読を加えている。
マルコ・ベアズリーは、1957年、ナポリ生まれ。父が英国人、母がイタリア人
で、ナポリで育った歌手。まさにこのアルバムに打ってつけである。クリス
ティーナ・フルハールはオーストリア出身のリュート奏者。

CD3001(SACD-Hybrid) \2080
「ヘンデル ローマ 1707年」
(1)ヘンデル:
ああ、私を泣かせた酷い人 HWV78、静かな穏やかな夜 HWV142、
エーロとレアンドロ HWV150
(2)(ボーナス・トラック)
モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ
ヌリア・リアル(ソプラノ)
(1)ファビオ・ボニッツォーニ(指揮)ラ・リゾナンツァ
録音:2006年6月3,5日 ライヴ
(2)ミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック・オーケストラ
ヘンデルが青年の頃、イタリアに留学した時期のソロ・カンタータを3曲収録。
ヌリア・リアルは、スペイン、バルセロナのマンレサ生まれのソプラノ。若い
古楽系のソプラノの中でも特に注目されている逸材である。ラ・リゾナンツァ
は、1995年にファビオ・ボニッツォーニによって結成されたピリオド団体。




<BRIDGE>
BCD9225 2枚組 \1980
アルトゥール・バルザムのピアノに、
リバール、カウフマンといった
名ヴァイオリニストによる室内楽集!
(1)ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.87
(2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65
(3)ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75
(4)ショーソン:コンセール ニ長調 Op.21
アルトゥール・バルザム(Pf)
共演:
(1)ペーター・リバール(Vn)
オスカー・クロマー(Va)
アントニオ・トゥシャ(Vc)
(2)-(4)ルイス・カウフマン(Vn)
(2)マルセル・セルヴェラ(Vc)
(4)パスカル四重奏団
アルトゥール・バルザムのピアノに、ペーター・リバール、ルイス・カウフマ
ンといった名ヴァイオリニストが加わった室内楽集。ルイス・カウフマン(1905
-1994)は、米国オレゴン州ポートランド生まれのヴァイオリニスト。ハリウッ
ドの映画音楽の演奏で有名な一方、20世紀の米国の音楽を積極的に紹介したこ
とでも知られている。

BCD9226 2枚組 \1980
バルザム80年代のピアノ・ソロ録音集
「マンハッタン音楽院でのライヴ録音集」
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-50
ベートーヴェン:ディアベリの主題による33の変奏曲 ハ長調Op.120
ブラームス:間奏曲 ロ短調 Op.119-1,間奏曲 イ長調 Op.118-2,
カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5
メンデルスゾーン:無言歌 変ホ長調 Op.67-1「瞑想」
ショパン:マズルカ ロ長調Op.63-1,マズルカ ヘ短調Op.63-2,マ
ズルカ 嬰ハ短調Op.63-3,夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2,ポロネー
ズ 変ホ短調Op.26-2,マズルカ イ短調Op.17-4,華麗なる変奏曲
変ロ長調Op.12
アルトゥール・バルザム
(ピアノ)
録音:1982,1986,1987年
伴奏ピアニストとして名高いアルトゥール・バルザム(1906-1994)が、マンハッ
タン音楽院で行ったリサイタルのライヴ録音。バルザムのソロの録音は少ない
わけではないが、ディアベリ変奏曲のような大曲は珍しい。

BCD9224 \1980
プーランク:二つのピアノと管弦楽のための協奏曲
ミヨー:二つのピアノと打楽器の協奏曲第2番
バルトーク:二つのピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲
クアトロ・マーニ
〔スーザン・グレイス(ピアノ),アリス・ライバック(ピアノ)〕
スコット・ヨー(指揮)
コロラド大学夏季音楽祭管弦楽団,ほか
録音:2006年
20世紀の二台ピアノのための協奏曲集。その名もピアノの4手を意味するクア
トロ・マーニは1989年に結成されたピアノ・デュオ。アリス・ライバックは、
ジュリアード音楽院に7歳で入学した程の早熟だったという。BRIDGEレーベル
にはクラムやルーザースなど現代音楽を録音している。

BCD9227 \1980
レオ・スミット(1921-1999):
歌曲集「円周の向こう」-ディッキンソンの詩による(18曲),
マーシャ・ウィリエムの3つの詩,
マリーゴールドの心-ディッキンソンの詩による(15曲)
ジョージン・レシック(ソプラノ)
ウォーレン・ジョーンズ(ピアノ)
録音:2006年1月2-4日
レオ・スミット(1921-1999)はフィラデルフィア生まれの作曲家。BRIDGEから
は既に、ディッキッソンの詩による33の歌曲(BCD9080)が発売されている。

BCD9233 \1980
「ドロシー・メイナー(1910-1996)イン・コンサート」
ヘンデル:「セメレ」-おお眠りよ、なぜ私から去るの?
ベートーヴェン:口づけ Op.128,アデライーデ Op.46
シューマン:君は花のよう Op.25-24
ブラームス:僕の恋は新緑 Op.63-5
シュトラウス:子守り歌 op.41-1
シューベルト:アヴェ・マリア
ドビュッシー:美しい晩
ビゼー:別れを告げるアラビアの女主人
シャルパンティエ:「ルイーズ」-その日から
ほか全22トラック
ドロシー・メイナー(ソプラノ)
アルパド・シャンドール(ピアノ)
録音:1940年12月18日
ドロシー・メイナー(1910-1996)は米国のソプラノ。クーセヴィツキーに絶賛
され、マリアン・アンダーソンとともに黒人歌手の地位向上に貢献した人物。

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07-07 No.24

2007年07月24日 13時34分36秒 | Weblog
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<VIRGIN CLASSICS>
VC-3857882 \1980
ロッシーニ:アリア集
おお祖国よ、この胸の高鳴りに…/タンクレディ-「タンクレディ」第1幕
Dolci silvestri…/アルサーチェ-「パルミラのアウレリアーノ」第2幕
「パルミラのアウレリアーノ」序曲
「タンクレディ」序曲
Mura felici/マルコム-「湖上の美人」第1幕
Ah si pera/マルコム-「湖上の美人」第2幕
「セミラーミデ」序曲
やれやれ、やっとバビロニアだ…/アルサーチェ-「湖上の美人」第1幕
In si barbara sciagura*/アルサーチェ、合唱-「湖上の美人」第2幕
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(カウンターテナー)
*アンサンブル・ヴォカール・ル・モテット・ドゥ・ジュネーヴ、
サスキア・フィリッピーニ(リーダー)
ローザンヌ室内管弦楽団
ミハイル・ホーフシュテッター指揮
今日の数多く輩出したカウンターテナーの中においても、ツェンチッチはユニ
ークな存在。ザグレブ出身で、ウィーン少年合唱団で学び日本公演ではソロを
取る活躍をして卒団後、92年からソプラノとしてソロ活動を開始、2001年から
カウンターテナーのトップアーティストとして活躍中。そのツェンチッチも
30歳、バロックのスペシャリストであるだけでなくオルロフスキー、ケルビー
ニをこなし、「ズボン役」を歌うカウンターテナーとしての道を踏み固めてい
ます。このアルバムは女声の持ち役としての200年来の伝統をうちやぶる画期
的な企画です。ツェンチッチが挑戦した新しい響きの世界を楽しめるスリリン
グなアルバムです。

VC-3857842 \1980
夜想曲(ショパン:チェロとピアノのための作品集)
夜想曲ホ短調Op.72(モルク&スコット編)
前奏曲ロ短調Op.28-6
ソナタ(チェロとピアノのための)ト短調Op.65
前奏曲ホ短調Op.28-4(モルク&スコット編)
ワルツ イ短調Op.34-2
夜想曲嬰ハ短調(遺作)
序奏と華麗なるポロネーズOp.3
夜想曲変ホ長調Op.55-2
練習曲嬰ハ短調Op.25-7
練習曲変ホ短調Op.10-6(グラズノフ編)
トゥルルス・モルク(チェロ)
キャスリン・ストット(ピアノ)
ショパンの数少ない室内楽作品の中にチェロのための魅力的な作品がありま
す。モルクはこの新録音でオリジナル作品2曲に加え、ピアノ作品からのトラ
ンスクリプションも加えてレパートリーの拡大を試みました。ピアノに次い
でショパンが愛した楽器とされるチェロの音色の魅力がたっぷりと聞ける新作
です。




<MSM>
規格番号:MSM 0002 \1880
レア・ヴェリズモ ――
G・プッチーニ:
歌劇《妖精ヴィッリ》より ここがあの家…苦しい僕のこの思いを、
歌劇《エドガール》より 快楽の宴, ガラスのような目をしたキメラ
R・レオンカヴァッロ:
歌劇《ラ・ボエーム》より ミュゼッテ!我が家の喜び!、
私には貧しいねぐらしかないが、
歌劇《チャタートン》より 詩歌よ, おまえだけが私に残されたもの
A・カタラーニ:
歌劇《ワリー》より あなたは私を救いました、
歌劇《ローレライ》より 5月つのある日に
A・フランケッティ:歌劇《ゲルマニア》より 学友よ!ききたまえ!
G・ピエトリ:喜歌劇《マリステッラ》より 私の知っている庭
R・ザンドナイ:
歌劇《ジュリエッタとロメオ》より ジュリエッタよ, 私はロメオ
マルコ・ベルティ(テノール)、
パルマ・オペラ・アンサンブル
注目の新レーベル「MSM」は、イギリスのアーティスト・マネージメント会社
である「マイケル・ストアーズ・ミュージック」が若き才能を世界へと発信し
ていくために設立した自主レーベル。「マイケル・ストアーズ・ミュージッ
ク」には、カレーラス、キリテ=カナワ、ヴィラゾン、ターフェルといった
大物歌手や、素晴らしき才能を持った若き歌手たちが数多く所属している。
オーケストラの自主制作レーベルが活発な動きを見せている中で登場したマ
ネージメント会社の自主制作レーベル「MSM」の動向に要注目!
並み居るベテランを凌ぐ破竹の勢いを見せる日本でもお馴染みのイタリア人
テノール歌手マルコ・ベルティ。現在イタリアで最も大きな期待を受けてい
るマルコ・ベルティにとって意外にも今回のリリースが初のソロ・アルバム
となる。20世紀初頭にかけて隆盛を誇ったヴェリズモ・オペラの中から選り
すぐられたレア・レパートリーの数々は、イタリアで生まれ育ったベルティ
にとって理想的なプログラム!伸びやかで輝かしい黄金のベルティの歌声が
新時代の到来を確信させてくれる。(収録時間:34分31秒)

MSM 0001(CD+Bonus DVD-PAL) \2300
G・ヴェルディ:オペラ・アリア集 ――
歌劇《1日だけの王様》より 序曲、長い悲しみに憐れみを覚えてか
歌劇《リゴレット》より 慕わしい人の名は
歌劇《マクベス》より 空が急にかげったように、おお息子たち…おお父の手は
歌劇《十字軍のロンバルディア人》より 第3幕への前奏曲、私の喜びは呼び
覚ます
歌劇《アッティラ》より ここが約束の場所だ
歌劇《ドン・カルロ》より 私にとって最後の日
歌劇《椿姫》より 第3幕への前奏曲、パリを離れて
歌劇《アイーダ》より 第1幕への前奏曲
歌劇《シモン・ボッカネグラ》より いい潮時においでなすった!
歌劇《ファルスタッフ》より これは夢か?まことか?
歌劇《オテロ》より 神かけて誓う
アニック・マシス(ソプラノ)、
マルコ・ベルティ(テノール)、
アルフレッド・ダザ(バリトン)、
ディミトリー・コルチャク(テノール)、
フランチェスコ・メッリ(テノール)、
ジョバンニ・バティスタ・パロディ(バス)、
パルマ・オペラ・アンサンブル
マシス、ベルティ、コルチャクなど次代のオペラ界を担う才能が集結した
「MSM」レーベルの記念すべきリリース第1弾。世界から注目を浴びる若き実
力者たちによるヴェルディ・アルバムは、レーベルの船出に相応しい濃密な
内容で聴かせてくれる。
これらの強力な歌手陣を支える伴奏を担当するのは「MSM」レーベルで重要な
役割を果たすパルマ・オペラ・アンサンブル。1996年にパルマ・レッジョ劇
場管のメンバーによって結成された10名の奏者によるアンサンブルのハーモ
ニーが歌声をさらに引き立てている。
このリリース第1弾には、レコーディング風景を収めたボーナスDVDがセット
として封入されるなどレーベルの強い意気込みがと情熱が伝わってくる。
(収録時間:13分40秒/ボーナスDVDはPAL方式となります。)




<FLORA>
FLORA 1006 \2380
ヒューム大佐のインドへの旅
トバイアス・ヒューム(1569頃-1646):
ヒューム大佐のパヴァン(*)/兵士のガリアード-兵士の行進曲(*)
聴け、聴け(*)/ガンバの精神(*)
ポーランドのエア-ポーランドのヴィラネル(*)
わが貴婦人はかわいらしい物を持っている(*)
早く私をくすぐって-ティッケル、ティッケル(*)
さらば、かわいい恋人よ(*)/私は憂鬱(*)
ドゥルバ・ゴーシュ:川辺の日の出(+)
トバイアス・ヒューム:死(*/+)
ドゥルバ・ゴーシュ:ヒュームに捧げる一曲(+/#)
不詳:トリスターノの嘆き(*/+)
フィリップ・ピエルロ(リラ=ヴァイオル(*))
ドゥルバ・ゴーシュ(サーランギー(+)、歌(#))
ニティランジャン・ビスワス(タブラ(+))
ロセリーネ・シンプレラーレ(タンプーラ(+))
イングランドあるいはスコットランド出身、職業軍人としてスウェーデンとロ
シアの軍隊で将校を務めた「ヒューム大佐」ことトバイアス・ヒュームは優れ
たアマチュア音楽家でもあり、ヴィオルの名手として活躍、リラ=ヴァイオル
(小型のヴィオラ・ダ・ガンバ)のための作品集を2巻出版しました。彼の作
風は非常に個性的で、しばしば異常であるとも評されるほどでした。フィリッ
プ・ピエルロが圧倒的な演奏で聴かせます。
このアルバムではヒュームがインドを旅し去っていくという架空の設定がなさ
れており、後半では北インドの代表的擦弦楽器サーランギーの名手ドゥルバ・
ゴーシュが登場。打楽器タブラとシタールに似た楽器タンプーラを従えて「川
辺の日の出」を演奏、「死」はピエルロのソロに即興的に絡みながら切れ目な
く「ヒュームに捧げる一曲」へと続き、ここでは歌も披露、さらに続いて中世
ヨーロッパの名曲「トリスターノの嘆き」へとなだれ込み怒涛のコラボレー
ションで幕を閉じます。
ディジパック仕様。英語のブックレット付きですが楽曲の解説は収録されてお
りません。

FLORA 1106 \2380
Liquide Perle 17世紀前半、ローマのハープ音楽
不詳:スパニョレット/トッカータ/ラ・モニカ/ガリアルダ/サルタレッロ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ II/パッサカリアによるパルティータ
不詳:マントヴァのアリア
ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1600-1674):トッカータ
ジローラモ・フレスコバルディ:
バレット/バレットのコッレンテ/聖体奉挙のためのトッカータ
チャッコーナの様々なパルティータ[Ciaconna in partite variate]
不詳:チャコーナ
ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ VIII/パッサカリア
不詳:ルッジェーロ/フィレンツェのアリア/大公のバッロ/ファヴォリータ
ジョヴァンナ・ペッシ(アルパ・ドッピア[バロック・ダブルハープ])
エドゥアルド・エグエス(テオルボ、ギター)
録音:2006年8月、ブラ=シュル=リエンヌ
スイスのバーゼルに生まれたジョヴァンナ・ペッシは7歳でハープを弾き始め、
13歳のときに1800年エラール製のハープに出会ったことからピリオド楽器に目
覚め、オランダのハーグでエドワルト・ウィッツェンブルグに、バーゼルのス
コラ・カントールムでハイドルン・ローゼンツヴァイクに師事、さらにトロッ
シンゲン州立音楽大学でロルフ・リスレヴァンにダウランドからJ・S・バッハ
に至るリュート音楽の語法を学びました。
タイトルの「Liquide Perle」を直訳すると「真珠液」。収録されている作曲
者不詳の楽曲はキージ写本に収められたものです。
観音開きディジパック仕様。ブックレットは添付されておらず、ホームページ
でプログラム・ノートを公開と表記されておりますが、現時点で確認できませ
ん。なにとぞご了承ください。

FLORA 1206 \2380
音楽の情熱
ウィリアム・ローズ(1602-1645):ハープ・コンソート組曲集
ハープ・コンソート組曲ト短調(*)
リラ・ヴァイオル独奏練習曲集ト長調(+)
ハープ・コンソート組曲ニ短調(*)
リラ・ヴァイオル独奏練習曲集ト短調(+)
ハープ・コンソート ト長調(*)
リラ・ヴァイオル独奏練習曲集ニ短調(+)
ハープ・コンソート ト長調(*)
ソフィー・ゲント(ヴァイオリン(*))
ジョヴァンナ・ペッシ(ハープ(*))
エドゥアルド・エグエス(テオルボ(*))
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*)、リラ・ヴァイオル(+))
録音:2006年8月、ブラ=シュル=リエンヌ
ウィリアム・ローズは、熱心な王党派の一員としてピューリタン反乱軍と戦い
命を落とした作曲家。兄ヘンリー・ローズが声楽曲のみを作曲したのとは対照
的に他分野にわたり数多くの作品を残し、なかでもコンソートのための器楽作
品が重要とされています。ここではフィリップ・ピエルロのヴィオラ・ダ・ガ
ンバを核としたコンソートが、その真髄を響かせます。ヒュームのアルバム同
様、ピエルロが聴かせるソロ楽曲も圧倒的です。
観音開きディジパック仕様。楽曲解説完備のブックレット付き。

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07-07 No.23

2007年07月23日 15時33分29秒 | Weblog
★ご予約締切日:7月29日
※NAXOSレーベルは、9月以降取り扱い代理店が変更になるため、一時期商品
の入荷がとまる期間がございます。今回のご案内も、ご予約締切日までに
ご注文いただきますようお願いいたします。

<NAXOS> 各1枚 \880
8.555312-13 2枚組
モンテヴェルディ(1567-1643):
マドリガーレ集第6巻(1614)/アリアンナの嘆き(1623)/寄せ集めのマド
リガーレ集:出版された様々な作曲家による作品選集に印刷されたモンテヴェ
ルディのマドリガーレ全集 
※イタリア語歌詞、英語対訳付き、歌詞はwebsiteでもご覧いただけます
歌・演奏/デリティエ・ムジケ、マルコ・ロンギーニ(指揮)
第1巻(8.555307)、第2巻(8.555308)、第3巻(8.555309)、
第4巻(8.555310)、第5巻(8.555311)に続く第6集は、「アリアンナの嘆き」
を筆頭に、「いとしい女の墓に注ぐ恋人の涙」ほか、文学的な志向の作品を集
めた歌曲集。また1623年になって出版されたもうひとつの「アリアンナの嘆き」
も収録しており、モンテヴェルディ・ファンであれば聴き逃せません。

8.557374
ベルク(1885-1935):弦楽四重奏曲/抒情組曲 
ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナード
演奏/ニュージーランド弦楽四重奏団
豊潤なロマンをたたえた新ウィーン楽派の名作を、ニュージーランドのグルー
プが好演。ベルクの2曲に、作曲者の没後(1904年)になって初演されたヴォル
フの小品を加え、20世紀弦楽四重奏曲の古典と呼べる3曲を取り上げています。

8.557695
クレメンティ(1752-1832):<初期ピアノ・ソナタ集第2集>
ソナタOp.11/ソナタOp.1-2/ソナタOp.7-3/ソナタOp.9-3/ソナタOp.10-1
演奏/スーザン・アレグザンダー=マックス(フォルテ・ピアノ)
第1集(8.555808)に続くシリーズ第2弾は、18世紀の後半(1780年代)に作曲
された5つのソナタを収録。ニューヨーク生まれのフォルテピアノ奏者が研究を
重ね、自らライナーノートも執筆して、第1集に続き爽快な演奏を聴かせます。

8.557848
ブゾーニ(1866-1924):
ヴァイオリン・ソナタ第1番/ヴァイオリン・ソナタ第2番/バガテル集
演奏/ジョセフ・リン(ヴァイオリン)、ベンジャミン・ローブ(ピアノ)
ブゾーニの数少ない室内楽作品で、ドイツ・ロマン派の流れをくむ作風のヴァ
イオリン・ソナタ集には、ブラームスやR.シュトラウスに並ぶ魅力が。特にベ
ートーヴェンの後期作品を思わせる内省的な第2番は、もっと人気が出てもお
かしくない秀作です。

8.557904
リスト(1811-1886):<リスト・ピアノ曲全集第25集:ヴェルディの演奏会
用パラフレーズと編曲集>
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)/アイーダ(聖なる踊りと終幕の二重
唱)/トロヴァトーレのミゼレーレ/「エルサレム」(第1回十字軍のロンバ
ルディア人)のめでたし、マリア/「ドン・カルロ」の祝典の合唱と葬送行
進曲/「シモン・ボッカネグラ」の回想/エルナーニ(演奏会用パラフレーズ)
演奏/アレクサンドレ・ドッシン(ピアノ)
シリーズ第25弾は、これぞリストの醍醐味!と声をあげたくなる超絶技巧が、
惜しげもなく披露されるオペラからの編曲。有名な「リゴレット・パラフレー
ズ」をはじめ、どれもが歌心と情熱を持った音楽であり、ブラジル生まれの
俊英が見事に弾ききります。

8.559180
コリリアーノ(1938- ):
スナップショット:1909年頃*/黒い11月の七面鳥*/弦楽四重奏曲 
フリードマン(1974- ):弦楽四重奏曲第2番* *印=世界初録音
演奏/コリリアーノ四重奏団
“遅れてきたロマン派"コリリアーノがエマーソン弦楽四重奏団のために書い
た「スナップショット」をはじめ、彼の弟子で現代のバルトーク的作風を持
つフリードマンの作品を収録。作曲者の名前を冠したグループによる、信頼
度の高い演奏です。

8.559328
タワー(1938- ):
メイド・イン・アメリカ*/タンボル*/管弦楽のための協奏曲 
*印=世界初録音
演奏/レナード・スラットキン(指揮)ナッシュヴィル交響楽団
ニューヨークを拠点に活動し、現代アメリカを代表する作曲家でもあるジョー
ン・タワー。調性音楽である3つのオーケストラ作品は彼女のオリジナリティ
を知る格好のものであり、アメリカ現代音楽の今を切り取る一枚だと言える
でしょう。

8.570110-11 2枚組
コルンゴルト(1897-1957):
映画音楽「シー・ホーク」(ジョン・モーガンによる復元スコア)/映画音楽
「愛憎の曲」(ジョン・モーガンによる復元スコア) 
※いずれも世界初全曲録音 
※歌詞は英語です、解説書に歌詞は付いておりません
演奏・歌/ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)
モスクワ交響楽団&合唱団、
イリーナ・ロミシェフスカヤ(ソプラノ)、
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
没後50年を迎えたコルンゴルトですが、さらに高く評価されていいハリウッド
時代の音楽。中でもエロール・フリンが主演した「シー・ホーク」の音楽は、
これまで組曲などで知られてきた名作であり、その全貌がようやくおよそ120
分の全曲版として蘇りました。

8.570177J
大澤壽人(1907-1953):ピアノ協奏曲第2番/交響曲第2番 
*全曲世界初録 *録音・編集(24bit/48kHz)
※片山杜秀氏による日本語解説書付き
演奏/エカテリーナ・サランツェヴァ(ピアノ)
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
「神風協奏曲」ほかを収録した第1弾(8.557416J)により、あらためてその名
前と作品がクローズアップされ、東京や大阪・兵庫では作品が蘇演された大澤
壽人。その第2弾となるのは前回同様にピアノ協奏曲と交響曲のカップリング
です。どちらの曲も1930年代中盤、パリでナディア・ブーランジェやポール・
デュカスに師事していた時代の名作であり、戦前モダニズムの粋が結晶化され
ています。

8.570352
ハウエルズ(1892-1983):
サー・パトリック・スペンス(世界初録音)/楽園への讃歌 
※英語歌詞付き、歌詞はwebsiteでもご覧いただけます
演奏・歌/デーヴィッド・ヒル(指揮)
ボーンマス交響楽団、バッハ合唱団、
クレア・ラター(ソプラノ)、ジェームズ・ギルクリスト(テノール)、
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ヴォーン・ウィリアムズやフィンジらと同じ作風を持つハウエルズは、CD時代
になって特にクローズアップされた存在。「楽園への讃歌」は大規模な声楽曲
の代表作であり、初録音となる「サー・パトリック・スペンス」は、ヴォーン
・ウィリアムズの作風に似ている作品です。

8.570410
S.S.ウェズリー(1810-1876):<オルガン作品集>
序奏とフーガ(改訂版)/ラルゲット(室内オルガンのための3つの小品第2集
より)/アンダンテ(室内オルガンのための3つの小品第2集より)/ヴォラン
タリー(グラーヴェとアンダンテ)/アンダンテ・カンタービレ/アンダンテ
(室内オルガンのための3つの小品第1集より)/合唱曲(室内オルガンのため
の3つの小品第1集より)/ミュージカル・スタンダードよりアンダンテ/アン
ダンテ ホ短調/ホルズワーシー教会の鐘(変奏付きエア)
演奏/ジェームズ・マクヴィニー(オルガン……イギリス、テンブリー、セン
ト・マイケルズ教会、ヘンリー・ウィリス神父製オルガン使用)
イギリスのオルガニスト一家に育ったサミュエル・セバスティアン・ウェズ
ーは、メンデルスゾーンと彼が発掘したJ.S.バッハなどに影響を受け、19世
紀イギリスを代表するオルガン曲を生み出しました。教会音楽の枠に囚われ
ず、純粋な器楽曲としてオルガン作品を生み出したことも評価されています

8.570414
フィンジ(1901-1956):<英国歌曲シリーズ第16集>
ある若者の訓戒/地球が朽ちるまで/おお眼にも美しい 
※英語歌詞付き、歌詞はwebsiteでもご覧いただけます
歌・演奏/ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
詩人トマス・ハーディの世界観を音楽に仕立て上げたフィンジの歌曲集は、
まさにイギリスらしい抒情と、ときにシニカルな香りに包まれた名品。シュ
ーベルトの歌曲にも匹敵する名作を、エインズリーの新しい録音で。

8.570491
ヒル(1869-1960):<弦楽四重奏曲集第1集>
弦楽四重奏曲第1番「マオリ」/弦楽四重奏曲第2番「マオリ伝説の4つの場面」
/弦楽四重奏曲第3番「謝肉祭」
演奏/ドミニオン四重奏団
オーストラリアに生まれたヒルは、生涯を欧米以外で過ごしたせいかマイナー
な存在ですが、その音楽はドヴォルザークを思わせる美しい抒情に満ちあふれ、
どうしてこんな曲が埋もれているのかと驚くほど。ぜひこの一枚で、ブームを
巻き起こしてください。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \880
8.110998
<ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの商業録音集(1940-1950)第5集>
ブラームス(1833-1897):
交響曲第1番
録音:1947年11月17日-20日、ウィーン、楽友協会大ホール)
ハイドンの主題による変奏曲「聖アントーニのコラール」
(録音:1949年3月30日、4月2日、ウィーン、楽友協会大ホール)
演奏/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。交響曲第1番は戦後にHMV(EMI)と契約し、その
初期に録音した演奏。テスタメント・レーベルなどからも既出ですが、音質の
聴き比べもファンにとっては醍醐味でしょう。ハイドン変奏曲もセッション
録音であり、ライヴが多いフルトヴェングラーの録音の中で存在感を誇ってい
ます。

8.111095
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第4集(1941)>
ブラームス:
4つの歌Op.43-第2番「5月の夜」/49のドイツ民謡集-第2集第12番「かわいい
恋人よ、素足で来ないで」/同-第1集第2番「美しいおとめよ、私を許して」
/同-第1集第6番「谷の底では」/4つの歌Op.46-第4番「ナイチンゲールに寄
す」/低音のための5つのリート-第4番「墓地にて」/プラーテンとダウマー
によるリートと歌-第9番「ご機嫌いかが、私の女王様」/4つのリートOp.96
-第2番「われらはさまよい歩いた」/5つのリートOp.47-第3番「日曜日」/
同-第4番「おお、いとしい頬」/5つのリートOp.49-第4番「子守歌」/5つの
リートOp.106-第1番「セレナード」 
ワーグナー:
女声のための5つの詩(ヴェーゼンドンク歌曲集)-第1番「天使」/同-第3番
「温室にて」/同-第4番「悩み」/同-第5番「夢」 
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第12番「世をのがれて」/同-第46番「ヴァイラの歌」/シェッ
フェル、メーリケ、ゲーテとケルナーによる6つの詩-第1番「憩え、憩え」/
スペイン歌曲集II(世俗歌曲)-第30番「誰があなたの足を傷つけたの?」 
ジーツィンスキー:わが夢の都ウィーン アルノルト:郊外のヴァハウでは 
シュトルツ:プラーターに再び花は咲き 
レオポルディ:ウィーン、我が夢の街 
ベナツキー:グリンツィングにもう一度行かなくちゃ 
J.シュトラウスII世(ドスタル編曲):
今日という日は世界が私にとって日曜日に見える 
※解説に歌詞は付いておりません、歌詞は独語です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、
パウル・ウラノフスキー(ピアノ)
ウォルター・アンドリュース復刻、Romophoneで既発売の音源。ブラームス、
ワーグナー、ヴォルフという、レーマンが得意とした3人のドイツ音楽を堪能
できる一枚。米Columbiaへの録音を中心に、SPでは未発売だったトラックも
含まれています。


<CPO>
777150-2 \2100
J.C.F.フィッシャー(1656-1746):
春の日記(10曲の組曲)Op.1-組曲第1-4番、第6-8番
演奏/ミヒ・ガイック(指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ 
「音楽のパルナッソス山」など鍵盤楽器の作品で知られ、フランス音楽のスタ
イルをドイツへと持ち込んだ一人として評価されているJ.C.F.フィッシャー。
この作品は数少ないアンサンブル曲であり、バロック音楽ファンにおすすめの
佳曲です。

777157-2 \1480
ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):<管楽協奏曲全集>
オーボエと小管弦楽のための牧歌(コンチェルティーノ)/ファゴットと小管
弦楽のための組曲(コンチェルティーノ)/イングリッシュ・ホルン、弦楽と
2つのホルンのための小協奏曲
演奏/ディエゴ・ディーニ=チアッチ(オーボエ&イングリッシュ・ホルン)、
パオロ・カルリーニ(ファゴット)、
ツォルト・ハマル(指揮)パドヴァ・ベネト管弦楽団
「聖母の宝石」間奏曲だけではない作曲家として、CPOの録音などにより徐々
にその全貌がわかってきたW=フェラーリですが、この一枚も大切な存在に。特
にイングリッシュ・ホルンの協奏曲は、演奏者・リスナー共に注目の1曲です。

777212-2 \1050
J.S.バッハ(1685-1750):<オルガン作品全集第20集:偽作集III>
8つの小前奏曲とフーガBWV.553-560/25のコラール変奏曲第11番「甘き喜びの
うちに」/5つのコラール・トリオ/3つのオルガン・コラールLM4843/2つの
オルガン・コラール/4声のコラール-古き年は過ぎ去り
演奏/ゲアハルト・ヴァインベルガー(オルガン……ドイツ、メヒテルシュ
テット、聖母マリア教会、カール・クリスティアン・ホフマン製[1770年製]
オルガン/ビュスレーベン(エルフルト近郊)、聖ペトリ教会、ゲオルク・ク
リストフ・シュテルツィング製[1702年製]オルガン) 
いよいよ大詰めになってきたシリーズ20枚目となる一枚は、18世紀の名オルガ
ンを演奏したものであり、偽作としながらもバッハ特有の威厳を保っている作
品集。落ち穂拾い的な内容ですが、バッハ・ファンには貴重な資料的価値もあ
るでしょう。

777249-2 \2100
テレマン(1681-1767):<3つのカンタータ>
偶像を打ち壊せ/私の話は悲しみに包まれた/あなたの傷は治らない
演奏・歌/シャレフ・アド=エル(指揮)
アカデミア・ダニエル、ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
クラウス・メルテンス(バス=バリトン)
70歳を過ぎたテレマンが書いた教会音楽は、どれもが確固たる存在感を誇り、
ドイツ・バロックの完成を宣言しているような威厳をたたえています。他の
レーベルではなかなか聴けないものであり、テレマン・ファンは必聴の一枚
だと言えるでしょう。

777273-2 2枚組 \2960
モーツァルト(1756-1791):ピアノ三重奏曲全集
演奏/トリオ・ストラディヴァリ(古楽器使用) 
ドレスデン版の「四季」(777037-2)などで名をあげたフェデリコ・グリエル
モらが結成したトリオによる、モーツァルトの名作三重奏曲集。しなやかに歌
う演奏で、モーツァルトの美しさを再認識できる全集です。

777303-2 2枚組 \4200
レハール(1870-1948):喜歌劇「ほほえみの国」
歌・演奏/カミラ・ニュルント、ユーリア・バウアー、ピョートル・ベツァー
ラ、アレクサンダー・カイムバッハー、アルフレート・ベルク、テーオドール
・ヴァイマー、ウルフ・シルマー(指揮)ミュンヘン放送管弦楽団、バイエル
ン放送合唱団(ミヒャエル・グレーザー合唱指揮)
「メリー・ウィドウ」など代表作に次ぐレハールの注目作として、録音だけ
でなく上演も多いオペレッタですが、このセットはウィーン国立歌劇場の常連
でもあるシルマーの指揮。オーストリア-ドイツ的な性格を見事に再現し、作
品のクオリティを再認識させてくれます。

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07-07 No.22-1

2007年07月23日 15時32分55秒 | Weblog
<CALLIOPE>
CAL 9357 \2080
ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ(1801-66):3つの弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1-3番
ターリヒ四重奏団
1801年、プラハで生まれ、21歳からドナウエッシンゲンのカール・エゴン2世
の元で、カペルマイスターおよび宮廷作曲家として活躍したカリヴォダの弦楽
四重奏曲集。知名度こそ低いものの、オペラや交響曲を含む数多くの作品を残
し、特に小品ジャンルでは、「ハウス・ミュージック」の普及に貢献しました。
当盤の3つの四重奏曲は、ペータースの編集者に依頼され、1834年に完成した
ものです。依頼者からの条件は、「第1ヴァイオリンのコンチェルトにならず、
音楽がどこにも偏らないようにそれぞれの楽器にうまく分割され、モーツァル
トのような美しい様式」でできた四重奏曲というものでした。それに対して、
作品を仕上げたカリヴォダは、「この四重奏曲集は、あなたの希望に叶ってい
ると思うし、あなたに喜んでもらうだけでなく、あらゆる音楽愛好者に楽しん
でもらえるでしょう」という自信たっぷりの応答ぶり。たしかに、あたたかさ
と洗練された軽やかさが耳に心地よい作品が揃っています。演奏は、ボヘミア
作品ならお手のものであるターリヒ四重奏団。いつもながら、安定した技巧と
秀でた表現力が、作品の魅力を最大限に引き出しています。

CAL 9367 \2080
ナポリ:ナポリ伝統の歌
ネアポリス・アンサンブル
芸術音楽と民俗音楽の融合したナポリの歌は、明るく陽気でもあり、果てしな
く寂しい翳りをみせもします。ヴォーカルのマリア・マローネの伸びのある力
強い声が、非常に魅惑的に、生きた魂のこもった歌を届けます。
ネアポリス・アンサンブルはヴォーカルと器楽(ギター、マンドリン、フルー
ト、チェロ、パーカッション)から成る6人の女性グループ。ネアポリスとは、
ナポリの古代名です。15世紀から現代に至るカンパニア州(イタリア)および
その州都ナポリの伝統音楽を専門とし、土着の遺産を世界に開いています。

CAL 9373 \2080
サン=ジョルジュ(1739-99):4つのヴァイオリン協奏曲
](1)-(3)ヴァイオリン協奏曲イ長調G 039 
(4)-(6)ヴァイオリン協奏曲ニ長調G 029 
(7)-(8)2つのヴァイオリンのための協奏交響曲ト長調G 024 
(9)-(11)ヴァイオリン協奏曲ト長調G 050
レ・アルシェ・ドゥ・パリ
サン=ジョルジュは18世紀パリのサロンで人気のあった黒人作曲家兼ヴァイオ
リン奏者です。「黒いモーツァルト」とまで称されることもあるようです。し
かし彼の215にものぼる作品は、彼の死後、ナポレオンによる人種隔離政策に
よってレパートリーからはずされてしまったのです。それからすでに2世紀が
経ち、今ようやく、復活のときを迎えました。
サン=ジョルジュの作品は多岐にわたっています。しかしとりわけ優れている
のは、彼の得意楽器でもあったヴァイオリンのための作品です。ヴィルトゥオ
ーゾの流行していた当時にあって、彼は、有名なヴィオッティにも劣らぬ技巧
派でした。彼のコンチェルトは、当時のパリの華やいだ宮廷を彷彿とさせると
同時に、ソロとオーケストラの間に大胆で刺激的な闘争をみせ、聴衆の熱狂を
誘ったであろうことを想像させます。また、彼は演奏者に対して、多くの解釈
の余地を残しています。当盤の3つのコンチェルトでは、レ・アルシェ・ドゥ
・パリはそれぞれ異なったソリストを用いており、演奏者ごとのサン=ジョル
ジュ像を映し出しています。




<MANDALA>
MAN 5118 \2450
スクリャービン:前奏曲集
24の前奏曲op.11、6つの前奏曲op.13、5つの前奏曲op.15、6つの前奏曲op.16、
7つの前奏曲op.17
ビリー・エイディ(P)
16歳から24歳までの若きスクリャービンの前奏曲集。神秘主義で知られるスク
リャービンですが、この頃はまだショパンやリストなどのロマン的な傾向から
抜けず、非常に美しい小品が並んでいます。ロシアのショパンと呼ばれるのも
わかるほど。華麗でありながら、ロシア人作曲家らしい力強さを備えています。
彼の創作はここから始まったのです。スクリャービン初心者にも、スクリャー
ビン好きにも、オススメの1枚。演奏するビリー・エイディは、リスボンで生
まれたフランスのピアニスト。

MAN 5117 \2450
“PUEBLITOノMI PUEBLO”――ラテン・アメリカのピアノ音楽
(1)-(3)アルベルト・ヒナステラ:3つの小品 作品6 
(4)カルロス・グァスタビーノ:Pueblito, mi pueblo 
(5)カルロス・ロペス・ブチャルド:バイレシート 
(6)-(7)フリアン・アギーレ:カンシオン第1,2番 
(8)ヴィラ=ロボス:伯爵夫人 
(9)ヴィラ=ロボス:奥地の祭り 
(10)モサルト・カマルゴ・グァニエリ:Dansa Negra 
(11)ルイス・クルソー=モルテット:小太鼓 
(12)ベアトリス・ロックハート:メレンゲ 
(13)-(14)フランシスコ・ミニョーネ:ワルツ第8,9番 
(15)エルネスト・ナザレ:エスコレガンド
(16)エルネスト・ナザレ:エポニーナ 
(17)-(21) マヌエル・サウメル:5つのコントラダンサ
イルマ・アメトラーノ(P)
ラテン・アメリカのピアノ音楽は、ピアソラを除くと、残念ながらあまり知ら
れているとはいえません。しかし、そこには宝のようなステキな音楽がたくさ
ん存在しているのです。いま、少しずつ注目を集め、秘かなブームとなりつつ
あります。アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、キューバの音楽が詰まった
当盤は、まさにいいとこ取り。ラテン・アメリカの愉しさ、妖しさ、可愛らし
さがこの1枚で楽しめます。
これらの音楽を届けてくれるのは、ウルグアイ出身のピアニスト、イルマ・
アメトラーノ。彼女は13歳でリサイタルを開いてしまったほど早熟なピアニ
ストです。拠点をパリに置きながら、ラテン・アメリカ音楽を中心に取り上
げて活動しています。





<Temperaments>
TEM 316032 \2500
W. A. モーツァルト:オルガン作品集
(1)ピアノ組曲KV 399より序曲 (2)小葬送行進曲KV 453a 
(3)ロンドンのスケッチブックKV 15r (4)小さなジグKV 574 
(5)3つの行進曲KV 408より第1番 (6)ロンドンのスケッチブックKV 15a 
(7)ロンドンのスケッチブックKV 15b (8)アンダンテKV 616 
(9)マリア・アンナのためのノートより行進曲 (10)幻想曲KV 608 
(11)ロンドンのスケッチブックKV 15z (12)ピアノ連弾ソナタKV 381 
(13)レクイエムよりフーガ (14)アダージョとアレグロKV 594 
(15)前奏曲とフーガKV 394よりフーガ、アンダンテ・マエストーソ 
(16)トルコ行進曲
アドリアン・ジョルダン(Org)
あまり聴く機会のないモーツァルトのオルガン作品、およびピアノ作品や他楽
器による作品のオルガン編曲を所収した貴重な1枚です。もともとモーツァル
トは子どもの頃からオルガンに親しんでおり、「楽器の王様」とも呼んでいま
した。そんな彼のあの名作、例えばレクイエムの1曲やトルコ行進曲を、ある
いはほとんど知られていない小品たちを、アドリアン・ジョルダンが奏でる
サン・トマソ教会の荘重なオルガンの音色で聴いてみてはいかがでしょうか。
彼は規定のオルガン作品の演奏だけではなく、ジャズや即興も取り入れた幅
広い音楽活動を展開しているので、演奏にも自由な開けた精神が伴って聴こ
えます。

TEM 316037 \2500
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲第3番
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガ作品7
ヴァンサン・デュボワ(Org)
今年、没後70年にあたるヴィエルヌと、その弟子デュプレの作品をカップリン
グした1枚。どちらもサン-シュルピス教会にあるフランス最大のカヴァイエ=
コル・オルガンのために作曲されました。したがって、作品も幅が広く奥が深
い!ヴィエルヌが作曲したオルガン交響曲とは、オルガンの独奏でありながら
交響曲のような壮大さを表現する作品を指します。ロマンティック・オルガン
の登場とともに、演奏の可能性が大幅に広がった楽器のために現れたジャンル
といえるでしょう。実際に聴いてみれば、なるほど、まるでオーケストラのよ
うな多彩な音色を操るオルガンの響きが、さまざまな雰囲気を生み出していま
す。ヴィエルヌの交響曲第3番が弟子のデュプレによって初演された1912年、
この弟子の前奏曲とフーガが世に生まれました。彼にとって初めての大きな作
品です。師の作品と比べれば、若さ溢れるヴィルトゥオジティを前面に出して
いるといえましょう。メシアンに「オルガンのリスト」と謳われたほどの即興
能力をもつ演奏家というのもうなずけます。




<K617>
K617 201 2枚組 \3380
アントニオ・マッツォーニ(1717-85):歌劇「アミンタ――羊飼いの王様」
[CD1]第1幕、第2幕第1場-第4場 [CD2]第2幕第5場-第8場、第3幕
アンナ・マリア・パンツァレッラ(アミンタ)
セリーヌ・リッチ(タミーリ)
レイフ・アルーン=ソレン(アレッサンドロ)
デルフィーヌ・ギロ(エリーザ)
マリーナ・パルド(アジェーノレ)
ファン・バウティスタ・オテーロ(指)
レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラ
ボローニャの作曲家マッツォーニ(1717-85)の「アミンタ――羊飼いの王様」
は、1756年、スペインのマドリードで作曲・初演されたオペラ・セリアです。
ひとりの羊飼いが実は王位継承者だったというストーリーは、同じ年にヴィー
ンでグルックが、その20年近く後にはモーツァルトも手掛けています。マッ
ツォーニの作曲のきっかけは、ファリネッリという当時人気だった実力派カ
ストラートによる委嘱でした。演出兼指揮者のオテーロは、メタスタージオの
リブレットに忠実に作曲されたこの作品を、情念を含み、繊細な表現をもち、
「ファリネッリの声」と呼ばれる奇跡的な技巧を魅せる作品であると語って
います。18世紀のオペラを得意のレパートリーするオテーロと彼の率いるア
ンサンブル、そしてラモーやリュリのオペラでも高い評価を得ているアンナ
・マリア・パンツァレッラをタイトル・ロールに迎え、祝祭的な管弦楽の雰
囲気と明るい朗々としたアリアを存分に楽しませてくれる注目の1枚です。
また、同名オペラを生み出した3人の作曲家の作品を聴き比べるのも興味深い
でしょう。

K617 198 \2250
アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-99):3つのヒエロドラマ
(1)出エジプトLa Sortie d’?gypte
(2)エフタJepht?
(3)エリコの陥落La Destruction de J?richo
イザベル・プルナール(Sp) フィリップ・ド(Tn) アラン・ビュエ(Bs)
オリヴィエ・シュネーベリ(指)
レ・フォリ・フランセーズ、ヴェルサイユ・バロック音楽センター聖歌隊
アンリ=ジョゼフ・リジェルはヴェルトハイム出身のドイツ人。本来は「リー
ゲルRiegel」という名ですが、1767年パリ移住に伴って、「リジェルRigel」
とフランス語に読み替えました。音楽の基礎をドイツで身につけ、それをフ
ランス・バロック期にあったパリで開花させた作曲家です。
当盤収録の作品は、彼の交響曲が当時のフランスの楽団コンセール・スピリ
チュエルによって認められたことがきっかけとなって生まれました。ヒエロ
ドラマとは、すなわちオラトリオを指し、宗教的な劇音楽を意味します。
「出エジプト」(1774)に続いて「エリコの陥落」(1778)、そして最後に
「エフタ」(1783)が作曲されました。第1作は1788年までに32回、第2作は
85年までに18回も再演されるほどの大成功作品でした(第3作だけは成功にも
かかわらず、あまり再演されなかったようですが)。宗教的題材に拠りなが
ら、パリの典雅で優美な雰囲気を備えたフランス・バロックの代表的なオラ
トリオと言っていいでしょう。


<naive>
V 5093 \2280
(1)気狂いピエロ 1965 /ジャン・リュク・ゴダール監督 
(2)軽蔑 1963 /ジャン・リュク・ゴダール監督 
(3)突然炎のごとく 1962 /フランソワ・トリュフォー監督 
(4)Garde a vue 未公開 1981 /クロード・ミレール監督 
(5)まぼろしの市街戦 1966 /フィリップ・ド・ブロカ監督 
(6)つつましき詐欺師 1996 /ジャック・オディアール監督 
(7)柔らかい肌 1964 /フランソワ・トリュフォー監督 
(8)恐怖に襲われた街 1975 /アンリ・ヴェルヌイユ監督 
(9)リード・マイ・リップス 2001 /ジャック・オディアール監督 
(10)ラストタンゴ・イン・パリ 1972 /ベルナルド・ベルトルッチ監督 
(11)インドへの道 1984 /デヴィッド・リーン監督 
(12)大切なのは愛すること 1975 /アンジェイ・ズラウスキー監督 
(13)かくも長き不在 1961 /アンリ・コルピ監督 
(14)天使が隣で眠る夜 1994 /ジャック・オディアール監督
トラフィック・クインテット
音楽(1)アントワーヌ・デュアメル、
(2)-(5)(7)(12)(13)ジョルジュ・ドリリュー、
(6)(9)(14)アレクサンドル・デプラ、(8)エンニオ・モリコーネ、
(10)ガトー・バルビエーリ、(11)モーリス・ジャール
ジャック・タチの「トラフィック」をアンサンブル名にしたトラフィック・
クインテット(2Vn,Va,Vc,Cb)による映画音楽集。サントラというより
「リード・マイ・リップス」のアレクサンドル・デプラによる編曲を駆使し
た室内楽のアルバムと申せましょう。映画好きにはこたえられない内容。
「夜を喰らう」の作家トニーノ・ベナキスタによるエッセイ(「ゴッドファ
ーザー」「ロッキー」「北北西に進路をとれ」「M*A*S*H」「81/2」「エ
ルム街の悪夢」「マーズ・アタック」「ターミネーター」が登場)も付いて
興味は尽きません。





<RCO Live>
RCO 07003(SACD-Hybrid) \2180
マーラー:交響曲第4番ト長調
クリスティーネ・シェーファー(S)
ベルナルド・ハイティンク(指)ロイヤル・コンセルトへボウO.
録音:2006年11月7日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
1956年11月7日、まだ27歳の若さだったハイティンクは病気のジュリーニに代
わり、初めてRCOの指揮台に立ちました。それから半世紀、夫婦でいえば金婚
式を迎えた昨年のちょうど同じ11月7日に、いまや桂冠指揮者となった巨匠が
臨んだ特別記念コンサート。RCO Liveにふたたび帰ってきたハイティンクの
最新アルバムは、当夜のオール・マーラー・プログラム後半を飾った交響曲
第4番です。(前半はラーションとディーン・スミス独唱による「大地の歌」)
現代屈指のマーラー指揮者として誰しも認めるハイティンク。なかでも第4番
については、すでにRCOとは首席指揮者時代(1961-1988)をふくめて3度
(67年、82年ライヴ、83年)も録音していることからもわかるように、よほ
ど愛してやまないのでしょう。RCO初のSACDによる第4番は、ハイティンクにと
っても、またRCOにとっても両者のトレードマークであるマーラー演奏の真価
をあらためて広く世に問うものとなっています。
首席指揮者ヤンソンスのもと新たな時代を迎えたいまも、ハイティンクが長
年の手兵と培った結びつきは健在。しかもなんといっても晴れの舞台、会場
の祝賀ムードに包まれる中、当ライヴではいつにもまして黄金に輝くブラス
にエレガントで潤いたっぷりの弦の音色を誇る名門の持ち味が光っています。
そして、天上の世界を描いた第4楽章。ポイントのソプラノにアメリング、ユ
ーイング、アレグザンダーと歴代の名花が彩りを添えてきたところへ、このた
び抜擢されたのはいまをときめくシェーファー。可憐な歌声がピッタリで、こ
れはたいへんな魅力。なお、昨年11月に入り当コンビは、この7日の記念演奏
会のほか、いずれもシェーファーの独唱で第4番を本拠アムステルダムでは全
部で5回取り上げており、さらに9日にフランクフルトのアルテオーパー、10日
にはウィーンのムジークフェラインでもそれぞれ演奏しています。
ハイティンクのマーラーでは、これよりほんの少し前、同じ年の10月に行わ
れた首席指揮者就任ライヴにおけるシカゴ響との第3番(CSOR.901701)も大
いに話題を集めていますが、ここ最近の充実ぶりは一瞬たりとも目を離すこ
との出来ないものといえるでしょう。




<Simax>
PSC 1291 \2280
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):抒情小曲集
昔むかし、ガンガル、蝶々、夜想曲、民謡、ハリング、羊飼いの少年、
アリエッタ、ゲーゼ、青年時代より、トロールハウゲンの婚礼の日、
孤独なさすらい人、山の夕べ、子守歌、小さなトロル、感謝、家路、鐘の音
リヴ・グラーセル(フォルテピアノ)
楽器:エラール・グランドピアノ (1853年ロンドン)
録音:2006年11月27日-29日 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)
60年代なかば、RCAはノルウェーの若いピアニストを起用して「抒情小曲集」
を初めて全曲録音することを決定。選ばれた幸運者はリヴ・グラーセル
(1935-) でした。「無言歌がメンデルスゾーンの名と結びついているように、
グリーグと言えば10集の抒情小曲集。グリーグが人生の34年をかけた作品。
しばらくの間、グリーグの人生と作品にきわめて近い生活がつづき、そこから
今なお変わらぬ愛情が生まれた」 (リヴ・グラーセル)
「雪のつまったピンク色のボンボンのように風変わりだが嬉しい」音楽どころ
か、ドビュッシーの音楽に大きな影響を与えたグリーグの「抒情小曲集」。
このアルバムには、66曲の中から18曲が選ばれました。《昔むかし》に始まり
《鐘の音》で終わるひとつの流れ。ひとつひとつの小品を通して作曲者の人
生のさまざまな局面に思いを馳せることができます。《山の夕べ》《孤独なさ
すらい人》《羊飼いの少年》《夜想曲》の4曲はグラーセルが特別な愛着をも
つ作品です。

PSC 1269 \2280
(1)アルネ・ヌールハイム(1932-):Listen(1971)
(2)ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番ハ短調 作品111
(3)アルネ・ヌールハイム(1932-):Listen - Inside Outside(2005)
アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)
録音:(3)2006年10月14日オスロ大学ホール・ライヴ、
(1)(PSC1134)(2)(PSC1218)
アルネ・ヌールハイム(1932-)。ノルウェーでもっとも尊敬される作曲家。
オスロ王宮の一角にある建物に住んでいます。ピアニスト、アイナル・ステ
ーン=ノクレベルグ(1944-) はヌールハイムの「Listen」について、「まさ
に最初の瞬間から、この音楽は私の耳と内なる自分に訴えかけてきた」。そ
のステーン=ノクレベルグにヌールハイムからひとつのアイデアが寄せられま
した。ベートーヴェンのハ短調ソナタと、「Listen」を新しく展開させた音
楽を並立させる。ともに素材が複雑に絡み合い、戦いとドラマをもった作品。
スウェーデンのエレクトロ=アクースティック音楽作曲家マッツ・クレーソン
が素材をライヴ・エレクトロニクス処理。彼の手により、ピアノ曲「Listen」
の新しい可能性が明らかになっていきます。このアルバムは、スタジオ録音
のソナタ (PSC1218) とオスロ大学ホールでライヴ録音された「Listen -
Inside Outside」をコンパイルして制作されました。

PSC 1290 \2280
W・A・モーツァルト:
クラリネット協奏曲 イ長調 K622
(ヴィオラのための編曲、1802年 ヨハン・アンドレ出版)
クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
(ヴィオラのための編曲、1803年 ヨハン・アンドレ出版)
アルヴィド・エンゲゴール (指)
ノルウェー室内管弦楽団
ラーシュ・アネシュ・トムテル(Va) ヘンニング・クラッゲルード(Vn)
ヤン・ビョーランゲル(Vn) カスリーン・ブロック(Va) 
クリスチャン・ポルテラ(Vc)
録音:2006年9月17日 オスロ大学ホール・ライヴ (協奏曲)、
12月20日-21日 ノルウェー音楽アカデミー、リンデマンホール (オスロ)
制作:トニー・ハリソン、録音:ジェフ・マイルズ
1991年に設立。ノルウェーと海外から優秀な芸術家を集め毎年開かれるリソー
ル室内楽フェスティヴァルは、オスロやベルゲンのフェスティヴァルとともに
ノルウェーの活発な音楽活動の一翼を担う存在になりました。現在、ピアニス
トのアンスネスとヴィオラ奏者のトムテルがフェスティヴァルの音楽監督を務
めています。そして今年のフェスティヴァルの場で紹介され大きな成功を収め
たのが、Simax Classics が世界で初めて録音したモーツァルトの“ヴィオラ”
協奏曲と“イ長調”弦楽五重奏曲。リソール室内楽フェスティヴァルゆかりの
アーティストたちによって演奏されました。
ヴィオラ協奏曲とイ長調弦楽五重奏曲はそれぞれ、モーツァルトがアントン・
シュタートラーのために書いたクラリネット協奏曲とクラリネット五重奏曲が
オリジナル。協奏曲は1802年、五重奏曲は1803年。いずれもオッフェンバッハ
・アン・マインのヨハン・アンドレが編曲版の楽譜を出版しました。ともに編
曲者不詳。協奏曲のほうは、ベートーヴェンかフンメルが編曲したと推測する
音楽学者もいます。
五重奏曲は、クラリネット・ソロのパートをヴィオラ・ソロと第1ヴァイオリ
ンが分担します。5つの弦楽器が交わす優雅な会話。「五重奏曲は弦楽だけの
曲としても立派に通用する」。Simax Classics のプロデューサー、エーリク
・ガルド・アムンセンはそんなコメントを寄せました。この音楽を聴き、彼
の言葉に共感する人は少なくないでしょう。
ヴァイオリンのクラッゲルードは2008年、広島交響楽団と共演してシンディ
ングの協奏曲を弾き、広島と東京で日本デビューすることが決まっています。

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07-07 No.22-2

2007年07月23日 15時31分04秒 | Weblog
<Pro Musica>
PPC 9035 \2280
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):ヴァイオリンソナタ全集
ゲイル・インゲ・ロツベルグ(Vn) アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)
録音:1996年4月15日、23日、5月27日 アイスヴォル教会 (ノルウェー)
1865年、1867年、1887年。3曲のヴァイオリンソナタにはエドヴァルド・グリ
ーグの作曲家としての展開と成長が示されています。「素朴で、さまざまな
モデルのある第1番、民族的な響きの第2番、より広い地平線をもつ第3番」
(グリーグ)。ゲイル・インゲ・ロツベルグ (1969-) はベルゲン・フィルハ
ーモニックとノルウェー国立オペラ管弦楽団のコンサートマスター。オスロ
弦楽四重奏団のメンバーです。グリーグのピアノ曲全集 (Naxos) を録音した
アイナル・ステーン=ノクレベルグ(1944-)。グリーグの音楽への深い造詣と
愛情をもっていることは、彼の著書、邦訳が出版された「グリーグ全ピアノ
作品演奏解釈」 (大束省三 訳) にも表れています。

PPC 9058 \2280
ペブルズ (Pebbles)-トランペットとオルガンのための音楽
エギル・ホーヴラン(1924-):カントゥス X(2002)
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):
小協奏曲 変ホ長調(1771)
ジョヴァンニ・ボナヴェントゥラ・ヴィヴィアーニ(1638-1692):
ソナタ第1番 ハ長調
ロルフ・ヴァリーン(1957-):エレジー (1979)
ビャルネ・ヴォッレ/編曲(1943-):
3つのスウェーデン民謡[空の星のように澄み、すべて天空のもとに、美しい
ばらを知っている]
ビョルン・モッテン・クリストフェシェン(1976-):
センティメンタル・ペブルズ
ユーナス・ハルティア(Tp) インゲル=リーセ・ウルスルード(Org)
ユーナス・ハルティア(1966-)はスウェーデン出身。ベンクト・エークルンド
に学び、アメリカでフィリップ・スミス、アーノルド・ジェイコブズのレッス
ンを受けました。ノールショーピング交響楽団のソロ・トランペットを経て、
1990年からオスロ・フィルハーモニック管弦楽団のメンバーを務めています。
ノルウェー音楽アカデミー出身のノルウェーの奏者、インゲル=リーセ・ウル
スルード(1963-)の共演。アルブレヒツベルガーとヴィヴィアーニの曲。ノル
ウェーで歌い継がれてきた賛美歌「イエスとともに旅をしよう」で曲を締め
くくる、エギル・ホーヴラン(1924-)の「カントゥス X」。追悼の音楽、ロル
フ・ヴァリーン(1957-)の「エレジー」では、ウルスルードの即興による音楽
も挟まれます。ビョルン・モッテン・クリストフェシェン(1976-)が兄弟の結
婚祝いに作曲した《小石の夢》 に、ハルティアが委嘱した《小石の至福》
《小石》の2曲を加えた〈センティメンタル・ペブルズ〉。ビャルネ・ヴォッ
レ(1943-)は、懐かしい3曲のスウェーデン民謡をトランペットとオルガンの
ために編曲しました。

PPC 9060 \2280
アルフレード・ヤンソン作品集
(1)国歌(1988)-トランペット・ソロ、トロンボーン・ソロ、管弦楽とテープ
のための
(2)悲しいワルツ(1970)-ヴォーカル、ジャズ・クインテットとテープのための
(3)タランテラ(1989-90)-室内アンサンブルのための
(1)オーレ・エドヴァルド・アントンセン(Tp) 
トゥールビョルン・スンネ(Tb) ノルウェー放送管弦楽団
(1)(3)クリスチャン・エッゲン(指)
(2)ヤン・ガルバレク(テナーサックス) テリエ・ビョルクルン(Org) 
テリエ・リプダール(G) アーリル・アンデシェン(ベース) 
ヨン・クリステンセン(パーカッション) アルフレード・ヤンソン(Vo)
(3)ペール・フレムストレム(Fl) アイリーン・シーゲル(Vn) 
カーリ・ラーヴナン(Vc) アルフレード・ヤンソン(メロディカ) 
ハーラル・ベルゲシェン(Sax) クリスチャン・ベルグ(パーカッション)
ノルウェーの作曲家、アルフレード・ヤンソン(1937-) ポートレートアルバ
ム。ヤンソンはアコーディオンの名手として12歳でデビュー。ジャズのピア
ニスト、作曲家として活動しながらクラシカルピアノを学び、ビョルン・フォ
ンゴールとフィン・モッテンセンに音楽理論を教わりました。ヨーロッパの
前衛音楽、後期ロマンティシズム、ジャズ、民俗音楽からインスピレーショ
ンを得た多面的でエネルギーにみちた音楽が特色です。"汽車漬け" ヤンソン
の内的生活を音楽に映した〈国歌〉。車窓からの風景を撮ったテレビ番組の
音楽として使われ、ノルウェー国鉄に献呈されました。トランペットのソロ
はアントンセンが担当しています。ノルウェーの文化政策をめぐる議論を風
刺した "言葉と音楽のコラージュ"、〈悲しいワルツ〉。熱狂の踊り〈タラン
テラ〉。「この曲を演奏する人たちは、クラシカル音楽を教わる時に学んだ
ことや "洗練" などということを、どうか忘れてほしい」(アルフレード・ヤ
ンソン)。オスロ現代美術館のオープニングに合わせて作曲されました。

PPC 9039 \2280
コントラスツ-Kontraste
ハビエル・ブスト(1949-):サルヴェ・レジナ(1989)、マニフィカト(1992)
エギル・ホーヴラン(1924-):見よ、約束を果たす日が(1976)
クヌート・ニューステット(1915-):聖マリア(1993)、マリアの歌(1997)
ゾルターン・コダーイ(1882-1967):アヴェ・マリア
グスターヴ・ホルスト(1874-1934):アヴェ・マリア
ジョン・ラター(1945-):誕生日の3つのマドリガル(1997)
-好いた同士が肩を寄せ、わが恋人に、わが心が
ウォード・スウィングル(1927-):無垢の葦*
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
エンブレイサブル・ユー(アルネ・ダーグスヴィーク編)、
アイ・ガット・リズム(ウォード・スウィングル編)
ハリー・ウォレン(1893-1981):
ブロードウェイの子守歌(アルネ・ダーグスヴィーク 編曲)
ヴァーノン・デューク(1903-1969):
テイキン・ア・チャンス・オン・ラブ(カービー・ショー編)*
ウォルター・ドナルドソン(1893-1947):
メイキン・フピー(カービー・ショー編) *
アルフ・プロイセン(1914-1970):
プロイセン・ポプリ(シーグヴァルド・トヴェイ編) *
マリア・ガンボルグ・ヘルベクモ(指)
ベルゲン大学ユース合唱団ヴォーチ・ノビリ
スタイン・バッケ(P)* シーグル・ウルヴェセト(ベース)* 
オイスタイン・ソーブスター(アルトサックス)*
ベルゲン大学ユース合唱団ヴォーチ・ノビリ。マリア・ガンボルグ・ヘルベ
クモが1989年創設。ノルウェー、スウェーデン、フランスのコンペティショ
ンに参加し、洗練されたアンサンブルの女声合唱団として認められるように
なりました。教会音楽、クラシカルの合唱曲、ポピュラーソング。幅広いレ
パートリーは、多様で "対照的"な現代の音楽表現を反映しています。「コン
トラスツ」は彼らのレパートリーをそのままプログラムにしたアルバム。ブ
ストの宗教作品に始まり、クラシカルとジャズの要素を融合させたラターの
曲がジャズ・イディオムの歌への橋渡しをします。プログラムの最後はアル
フ・プロイセンの歌によるポプリ。プロイセンはノルウェーの人々に愛され
たシンガー・ソングライターです。

PPC 9049 \2280
トリグヴェ・マドセン(1940-):
金管楽器とシンフォニックバンドのための作品集
ノルウェーのスケッチ 作品65、航海への誘い 作品93、ユーフォニアムとシ
ンフォニックバンドのための小協奏曲 作品123、序奏とアレグロ 作品50、
トランペットとシンフォニックバンドのための小協奏曲 作品118
ニルス=ハリー・ビェルク(Tp) 
ビョルン・エドガル・ベヴェルリ(Tub)
スヴェッレ・スタクストン・オルスルード(ユーフォニアム) 
スタイナル・グランモ・ニルセン(Hrn)
ノルウェー国軍音楽隊 ビョルン・サグスタード(指)
ホルン協奏曲(PSC1100)、テューバ協奏曲(ACD4976)、
テューバソナタ(PSC1101)。"演奏者と聴衆のための音楽" をモットーとする
マドセン (1940-)の曲は、各国のプレーヤーが好んで演奏してきました。マ
ドセンの音楽の屈託のない性格を表した1曲が、このアルバムで演奏される
〈航海への誘い〉です。ホルンを愛した作曲家、リヒャルト・シュトラウス
へのオマージュ。"Strauss" の名に基づく "Es-C-D-A-C-Es" を動機とし、
航海で出逢うさまざまな景色と気分が表現されます。ノルウェーのホルン奏
者、フロイディス・レー・ヴェクレのアメリカツアーのために書かれたこの
曲は、ヴェクレの下で学んだ日本のプレーヤーにより日本初演されました。
ノルウェー国軍音楽隊は、グレインジャー、フロラン・シュミット、ホルス
トの作品集(PSC1208)がウィンドミュージックのファンだけでなく一般の音
楽ファンにも親しまれている、北欧きってのシンフォニックバンド。独奏の
ニルス=ハリー・ビェルク、ビョルン・エドガル・ベヴェルリ、スヴェッレ
・スタクストン・オルスルードは、この音楽隊のメンバー。ヴェクレにも教
わったスタイナル・グランモ・ニルセンは、ソロイストとしてノルウェー国
軍音楽隊のコンサートに参加しています。




<Aurora>
ACD 5046 2枚組 \4560
ステップ・インサイド(Step Inside)-クラリネット・ソロのための現代作品集
マーク・アダリー(1960-):Drawings (2001)
スヴェン・リーデル・カールス(1959-):暁の星のいと美しきかな(2003)
ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):アンテリュールIII《無から》(1970)
クラウディオ・アンブロジーニ(1948-):
Capriccio, detto l'ermafrodita(1983)(バスクラリネットのための)
マグネ・ヘグダール(1944-):Par IV (2004)
アイヴィン・ビューエネ(1973-):ソット・ヴォーチェ(2004)
ロジャー・レッドゲイト(1958-):+R (1991)(変ロ管クラリネットのための)
ロルフ・ボルク(Cl)
録音:2006年8月16日-18日、11月28日-30日 
ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)
「ロルフ・ボルクの芸術をすべて味わいたいと思うなら、ヴィルトゥオーゾ
的で美しい彼の演奏に感銘を受ける程度ですませてはだめだ。ボルクのクラ
リネットが創りだす音に浸らねばならない」【作曲家ヘンリク・ヘルステニュ
ス】 ベルゲン生まれのクラリネット奏者、ロルフ・ボルク(1975-)は室内ア
ンサンブル“アサミシマサ”のメンバー。ソロイストとしての活動も多くなっ
てきました。アルバム[ステップ・インサイド]でボルクは、現代ノルウェー
の作曲家たち、ドイツのラッヘンマン、イタリアのアンブロジーニ、イギリ
スのレッドゲイトの作品を演奏。クラリネットの外面と内面を探求し、クラ
リネットという楽器のもつ表現の多彩な地平線を示します。

ACD 5039 \2280
イアニス・クセナキス(1922-2001):アロウラ(1971)
オラヴ・アントン・トメセン(1946-):コレッリ・マシン
マグネ・ヘグダール(1944-):フォーム
シェティル・ヴォスレフ(1939-):弦楽のためのセレナード
テリエ・トンネセン(指)ノルウェー室内管弦楽団
現代ノルウェーのミュージックシーンを代表するアンサンブル、ノルウェー
室内管弦楽団。ノルウェー作曲家協会が厳選した音楽を紹介するレーベル、
Aurora の新しいアルバムには、ノルウェー室内管弦楽団の委嘱作が3曲、ク
セナキスの作品とともに収録されました。アルバムタイトルとなった、トメ
セン (1946-) の60歳を記念する〈コレッリ・マシーン〉。「コレッリの名は、
現代で言えば "フェラーリ"まったく新しいスタイルの仕掛け人だった」 グ
リーグのピアノ協奏曲による大幻想曲を書いたトメセンが、コレッリの音楽
に素材を求め、[コレッリに脱帽]の意をこめて作曲した作品です。ヘグダー
ル(1944-) の個人的、歴史的な過去の記憶〈フォーム〉。内省の気分が支配
します。シェティル・ヴォスレフ(1939-) は作曲家セーヴェルーの子。ユー
モアセンスとウィットで慕われる彼の〈弦楽のためのセレナード〉。慎み深
く、やわらかく、温もりをもち、エネルギーを抑制した、そして……。コン
サートマスターでもあるテリエ・トンネセン (1955-) が指揮を担当しました。

ACD 5030 \2280
イングヴェ・スレトホルム(1955-):作品集
Aggregations(1984)(管弦楽のための)、
夜の出口(アルトサクソフォーンと管弦楽のための協奏曲)(1998-2000)、
可能な選択(フルートと管弦楽のための協奏曲)(1987-88)
ヴェーガルド・ランドース(Alt Sax) トム・オッタル・アンドレアセン(Fl)
クリスチャン・エッゲン(指)
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
イングヴェ・スレトホルム(1955-)はノルウェーの作曲家。スレトホルムの作
品の大きな特徴は、短い作品の多い現代には珍しく、演奏時間が長めだとい
うこと。そして、その相対的に長い時間のなか、果てしない宇宙をめざすか
のように音楽が、さまざまに展開していきます。多様な性格の素材が“凝集”
し、爆発的エネルギーを蓄えていく〈Aggregations〉。デンマークの作家、
インガー・クリステンセンの詩集『Alfabet』の1作をタイトルとした〈夜の
出口〉。夜の闇の無と消滅……現世への執着。「...at selv navnl_sheten
kalles ved navn (無名にすら名がある)」世界をアルトサックスとオーケス
トラが彷徨します。フルート協奏曲の〈Possible Selections〉のタイトルは、
スレトホルムが学んだモートン・フェルドマンの言葉からとられました。内
省的、瞑想的な音風景がひろがる音楽です。

ACD 5041 \2280
マグネ・ヘグダール(1944-):植物標本集 第2集(ピアノのための57の花)
ヘルベルト・ヘンク(P)
マグネ・ヘグダール (1944-) はノルウェーの作曲家。エリサベト・クライン
のために書いた第1集 (45曲) (1974) につづく〈植物標本集〉第2集は、ドイ
ツのピアニスト、ヘルベルト・ヘンク (1948-) のために作曲されました。
ウィーンの作曲家、十二音技法による曲を書いたヨーゼフ・マッティアス・
ハウアー(1883-1959)の音楽に対する興味で結びついた友人同士。作品の背後
には、アントン・ライヒャ(1770-1836) が書いた57の変奏曲、〈変奏の芸術〉
作品57 も意識されます。

ACD 5043 \2280
クヌート・ヴォーゲ(1961-):オペラ〈誰かが来るだろう〉
[ノルウェー語歌詞。英語対訳付]
シリ・トリエセン(S) シェティル・ヒュゴース(Bs) 
ニルス・ハーラル・ソーダール(T)
インガル・ベルグビ(指)BIT20アンサンブル
ヨーロッパを代表する劇作家のひとり、ノルウェーのヨン・フォッセ(1959-)
の戯曲第1作に基づく1幕のオペラ。登場人物は、彼、彼女、ひとりの男。日
本の墨絵に似た静的な戯曲の世界と、室内オーケストラというパレットを使
うヴォーゲの世界が出逢う。2000年ベルゲンのウルティマ音楽祭で初演され
た作品です。





<たまゆら>
KDC 15 \2450
ベートーヴェン:ピアノソナタ全集 Vol.2
(1)第12番変イ長調 Op.26「葬送」
(2)第17番ニ短調 Op.31の2「テンペスト」
(3)第25番ト長調 Op.79「かっこう」
(4)第26番変ホ長調 Op.81a「告別」
白石光隆(ピアノ)
[録音:2007年4月18日、6月27日/キング関口台第1スタジオ
(192kHz 24bit高音質録音)]
レコード芸術誌準特選をはじめ各界から高評を受けた第1弾に続く白石光隆の
ベートーヴェン・ピアノソナタ・シリーズ、第2弾から非再版盤だけの発売と
なります。今回も「テンペスト」、「告別」など人気作を集めていますが、
「絹のタッチ」と称される比類なき美音を駆使しつつも、日本人離れした大
きな音楽作りと楽譜の読みの深さで、異常なまでにボルテージの高い世界を
創りあげています。また白石の凄いところは、聴衆を飽きさせない語り口の
巧さで、大曲も一気に聴かせてしまいます。あまたあるベートーヴェンのソ
ナタのなかでも特別に充実度満点の一枚と申せましょう。





<赤渋楽譜出版>
AGSCD 130 \2100
ブラスアバカス
ウィリアム・シュミット:
(1)金管五重奏のための組曲第一番、(2)金管三重奏のためのブラスアバカス、
(3)金管五重奏のためのヘキサコードによる7つの変奏曲
(4)ルイス・レイモンド:金管四重奏のための小組曲
(5)コン・ハンフリーズ:金管五重奏のための5つのショーケース
(6)フィッシャー・タル:金管五重奏のためのエキシビジョン
(7)アービング・ローゼンタール編曲:金管五重奏のための茶色の小瓶
(8)ライナー・ブラウン:金管五重奏のための組曲第一番
(9)アンソニー・プログ:金管五重奏のための小組曲
(1)ニューヨーク・ブラスソサエティ
(5)(8)パシフィック・ブラスクインテット
(3)(4)(6)(7)(9)ファインアーツ・ブラスソサエティ
(2)WIMブラストリオ
録音:(1)1971年12月10日 (5)(8)1972年 (3)(4)(6)(7)(9)1972年9月18日 
(2)1980年2月19日
ブラス大国アメリカを代表するアンサンブル作品集。1959年以来、現在まで
アメリカンブラスの中核を担っているウェスタン・インターナショナル・ミュ
ージック社(通称WIM)の歴史がここに蘇る。演奏は、ニューヨークブラス、
パシフィックブラス、ファインアーツブラスなど、アメリカを代表する演奏
家が集結。LP時代アメリカ国内及び、ヨーロッパへの輸出がメインだったた
め、日本ではその演奏を聴く事は出来なかったが、今回デジタルリマスター
版としてついに発売開始!

AGSCD 0701 \2500
ウッドウインド クインテット
(1)朴守賢:木管五重奏曲「アイロニー」
(2)河合比呂美:木管五重奏のための「ノウブル・リニエッジ」
青山温子:(3)木管五重奏のための「4つの心象」 
(4)木管五重奏のための「舞曲」(河合和貴編曲)
(5)河合和貴:木管五重奏のための「雪虫」
(6)相川宏達:5つの管楽器のためのコンチェルティーノ
(7)鈴木宏司:フルートとピアノのための「パラレルワールドII」
スウェディッシュ・チェンバー・ウィンヅ
スウェーデン放送管弦楽団首席メンバー「スウェディッシュ・チェンバー・
ウィンズ」による木管五重奏作品集。音響機材による残響は一切使用せず、
首都ストックホルムの空気をそのまま収録。様々なスタイルを持つアジアの
作品は、彼らの演奏とともに、欧米でも高い評価を受けている。(ブックレ
ットは輸出仕様のため英語表記。)スウェディッシュ・チェンバー・ウィン
ズ&アジアン・コンポーザーズ、世界最高水準の北欧の演奏と、新しい時代
をリードするアジアンミュージックが楽しめる素晴らしいCD!

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