クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-05 No.31

2007年05月31日 18時44分56秒 | Weblog
★★★グッディーズ・オリジナル企画・第10回発売 10タイトル★★★
SPレコードを生で聴くすばらしさを多くの方に感じてもらいたい!という思い
から、当店で独自に復刻した音源をCD-Rにて販売いたします。
当店の復刻CD-Rのマスターは、真空管オーディオの専門家で、SP復刻にかけて
は一家言をお持ちの、新 忠篤氏の協力を得て製作しております。氏の自作直
熱管フォノイコライザを使用して行われる復刻は、これまでの復刻ものとはま
ったく違った音質でSPが再現されます。かつてこれほどまでに鮮度の高いSPの
再生ノイズがCDに刻まれたことは無かっただろうというノイズの中に、これま
では聴くことが出来なかった演奏家の細やかな息遣いを聴き取ることが出来ま
す。SP復刻は、世界中で様々の専門化がそれぞれの見識で行っており、どれが
最高とは決して言うことは出来ませんが、これまでにない鮮度の高い復刻を
お届けできたのではと思います。

●SPレコード本来の音を追求したダイレクト・トランスファー CD-R
SPレコードの真の音は残念ながら、これまで市販された復刻CDではなかなか聴
くことができません。それはSPレコードの音ミゾに刻まれた音声信号を拾い出
すプロセスで、重要な情報が失われているからです。このCD-Rシリーズは復刻
プロセスを最短にしてSPレコードのありのままをお届けするダイレクト・トラ
ンスファーです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードのた
めに、専用のカスタムメイド真空管式フォノイコライザをの使用しています。
またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り、一切のノイズリダク
ションを排除してあります。従来のSP復刻CDよりノイズの量は多くなりますが、
ノイズの奥に演奏者の確かな息づかいが聴き取れます。プレスCDより音の鮮度
の点で優位と判断し、CD-Rを採用しました。収録はSPレコード3枚から5枚の
初発売時のアルバム単位を基本としています。
ケースには録音データ(オリジナル・レコード番号、マトリクス番号、テイク、
録音年月日等)を記載してありますが、曲目解説はありません。

●発売予定:2007年6月下旬 価格:各1枚 \1500
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
一般店の店頭では入手出来ないのかというお問い合わせを頂きますが、今のと
ころそのような予定はございません。当店の通販か、当店の事務所に直接お越
しいただく販売となります。

78CDR-1090
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001からアダージョ
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
レオ・ブレッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
米 VICTOR 8074/9 (原録音:英 HIS MASTER'S VOICE DB990/5)
(1926年12月15-16日ベルリン、ジングアカデミー録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)はこの1926年と1936年に2回にベートー
ヴェンを録音した。この1926年版はSP時代この曲の決定盤と評価されてい
た。電気録音の最初期のためまだ録音機の回転精度が悪く、面によってピッ
チが異なっていた。また第12面に収録されたバッハの無伴奏も圧倒的な感動
を覚える名演奏である。クライスラーが51歳の時の録音。クライスラーの主
要録音のほとんどはこのシリーズで出ている。

78CDR-1091
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
レオ・ブレッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB997/1000
(1926年12月9-10日ベルリン、ジングアカデミー録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)は1926年と1936年の2回メンデルスゾー
ンを録音した。この1926年版はクライスラーが電気録音になって初の協奏曲
録音で、SP時代この曲の決定盤と評価されていた。クライスラーが51歳の
時の録音。クライスラーの主要録音のほとんどはこのシリーズで出ている。

78CDR-1092
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
ショパン:マズルカ第38番嬰ヘ短調作品59-3
マルグリット・ロン(ピアノ)
フィリップ・ゴーベール指揮
パリ音楽院管弦楽団
米 COLUMBIA 67800/3-D (原録音:仏COLUMBIA D15236/9)
(協奏曲:1928年6月28,29日録音,マズルカ:11月6日録音)
マルグリット・ロン(1874-1966)は17歳でパリ音楽院の一等賞を得た後、1893
年に19歳でコンサート・デビューし、1906年32歳で母校パリ音楽院の教授に
就任した。1943年ヴァイオリニストのジャック・ティボー(1880-1953)と共に
若い優秀な音楽家を発掘する国際音楽コンクールをパリに創設した。この録
音はロンが54歳の時のもの。ロンの録音モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
K.488(78CDR-1023) 、ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(78CDR-1075)がこのシリ
ーズで出ている。

78CDR-1093
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537「戴冠式」
マグダ・タリアフェロ(ピアノ)
レナルド・アーン指揮
コンセール・パドゥルー管弦楽団
仏 DECCA TF141/4
(1930年パリ、ガヴォー音楽堂録音)
(注:原録音に著しい音の歪みがあります)
マグダ・タリアフェロ(1893-1986)はブラジル生まれ、サンパウロ音楽院を経
て1906年13歳でパリ音楽院に入り9カ月後に一等賞を得た。その後コルトー
(1877-1962)に師事した。指揮のレナルド・アーン(1875-1947)はベネズエラ
のカラカスに生まれ、3歳の時にパリに移住した。6歳の時に神童としてナポ
レオン3世の従妹マティルドのサロンにデビュー、ボーイソプラノでのピアノ
の弾き語りでサロンの寵児となり、作曲家ジュール・マスネ(1842-1912)の推
薦で10歳でパリ音楽院に入学した。長じて美声と数カ国後をあやつる巧みな
話術、豊かな教養で各界の名士、貴婦人たちと交友を築き、パリ・オペラ座
の指揮者として活躍、またザルツブルク音楽祭でもモーツァルト指揮者とし
て名声をあげた。この録音はベルエポックのスター二人によるもので、パリ
のモーツァルト演奏がどんなものだったかを知ることができる貴重なもの。
残念なら録音技術に欠陥があり音質が非常に悪い。だが他に聴くことができ
ない歴史的モーツァルト演奏のためこのシリーズに加えた。

78CDR-1094 (JASRAC)
J.S.バッハ=コルトー編曲:コンチェルト・ダ・カメラ
(原曲=ヴィヴァルディ:協奏曲作品3の11「調和の幻想」のJ.S.バッハによ
るオルガン協奏曲ニ短調 BWV596)
プレリュード
シチリアーノ
トッカータ
J.S.バッハ=コルトー編曲:
アリア (原曲=クラヴィーア協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056- 第2楽章)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTOR 15463/4, 15412
(原録音:英 HIS MASTER'S VOICE DB3261/2)
(1937年5月18日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アルフレッド・コルトー(1877-1962)がソロ・ピアノに編曲したバッハの協奏
曲である。コルトーはバッハのブランデンブルグ協奏曲の全曲を自らの指揮
とピアノで録音したほどにバッハを敬愛していた。ここにはコルトーのバッ
ハ感が集約されている。

78CDR-1095
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調作品69
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
仏 COLUMBIA LFX841/3
(1948年 7月 6日パリ録音)
アンドレ・ナヴァラ(1911-1988)は1920年、9歳でトゥールーズ音楽院に入り
4年後に一等賞を得て、さらにパリ音楽院出研鑽を積み1927年に一等賞を得た。
卒業後クレトリー弦楽四重奏団に入り1935に退団、1937年にウィーン国際コ
ンクールで優勝、ソリストとして華やかな活動を開始した。1949年にパリ音
楽院教授に迎えられ、イタリア、シエナのシギアーナ音楽アカデミーの教授
もつとめた。1940年代後半からソロよりもむしろ室内楽の分野で活躍し、ス
テレオ時代になってからもソロ録音が多い。この録音はナヴァラ38歳の録音。

78CDR-1096
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.311 (284c)「トルコ行進曲つき」
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
独 ELECTROLA DB1993/4
(1933年4月25,28日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)のHIS MASTER'S VOICEへの初録音。
フィッシャーはスイスのバーゼル音楽院で学んだ後、ベルリンでリスト
(1811-1886)の高弟マルティン・クラウゼ(1853-1918)についた。1930年にベ
ルリン高等音楽院の教授に就任し後進の指導にあたる一方、演奏家としても
活躍した。弟子にはレーヌ・ジアノリ(1915-1979)、パウル・バドゥラ・ス
コダ(1927-)、イエルク・デムス(1928-)、アルフレッド・ブレンデル(1931) 、
ダニエル・バレンボイム(1942-)らがいる。フィッシャーはモーツァルト:ピ
アノ・ソナタ第10番 K.330(78CDR-1036)、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第23番「熱情」(78CDR-1057)がこのシリーズで出ている。

78CDR-1097
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458「狩り」
レナー弦楽四重奏団
米 COLUMBIA 67740/2-D (原録音:英 COLUMBIA L2261/3)
(1928年11月3日ロンドン録音)
この録音が行われた1928年秋、英国COLUMBIA社はカペー弦楽四重奏団とレナ
ー弦楽四重奏団の2大カルテットを擁していた。この時代は同一レーベルが同
一曲を別団体で録音することは極力避けられていた。レナー弦楽四重奏団の
「狩り」はこのような状況の下で録音された。この団体の最も得意とした曲
と言える。ハンガリーのブダペスト音楽院出身の4人の奏者は、革命後祖国を
離れてロンドンを中心に活躍した。モーツァルトの録音はクラリネット五重
奏曲(78CDR-1045)、弦楽四重奏曲第14番 K.387(78CDR-1055)、弦楽四重奏曲
第15番 K.421(78CDR-1062)、弦楽五重奏曲ト短調 K.516(78CDR-1085)がこの
シリーズで出ている。

78CDR-1098
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306(300l)
カルロ・ファン・ネステ(ヴァイオリン)
ナウム・スルズニー(ピアノ)
ベルギー HIS MASTER'S VOICE DB4703/4
(1950年1月20日録音)
カルロ・ファン・ネステ(1914-)はベルギーのブリュッセル王立音楽院出身
でジョルジュ・エネスコに師事した。1933年にアンリ・ヴュータン賞を受賞
した。ベルギーの生んだ世界的ヴァイリニスト、アルテュール・グリュミオ
ー(1921-1986)の先輩にあたる。ナウム・スルズニー(1914-1979)はシュテファ
ン・アスケナーゼに師事したピアニスト。第2次世界大戦直後の録音。フラ
ンコ=ベルギー楽派の伝統が生きている。このソナタの初レコード。

78CDR-1099
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380(374f)
エールリング・ブロッホ(ヴァイオリン)
ホルゲル・ルンド・クリスティアンセン(ピアノ)
スカンジナヴィア HIS MASTER'S VOICE DB5258/9(デンマーク)
(1941年録音)
エールリング・ブロッホ(1904-1992)はデンマークのヴァイオリニスト。演
奏活動の傍ら教師として後進の指導にあたった。ピアノのホルゲル・ルンド
・クリスティアンセンは尊敬を集めたピアニスト。これは第2次世界大戦中の
録音。この二人はニールセンのヴァイオリン・ソナタ第2番をデンマークHMV
に録音していた(DB5219/20)。

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07-05 No.30

2007年05月31日 18時44分29秒 | Weblog
<フルトヴェングラー・センター(日本)制作>
WFFC-0601 \2730
フルトヴェングラー: ピアノ五重奏曲ハ長調
エルヴィン・シュタイン(ピアノ)
ミヒャエル・アールト*(ヴァイオリン)
アルベナ・ダナイローヴァ*(ヴァイオリン)
ルート・エレナ=シインデル*(ヴィオラ)
ディートリヒ・フォン・カルテンボルン*(チェロ)
*バイエルン州立管弦楽団員
録音:2004年 11月最新録音、ミュンヘン(ドイツ・ファラオ・クラシックス
による録音)
(解説:日本語、英語)
ドイツ・イェーナでの2004年Furtwangler Tage(フルトヴェングラー祭)では、
フルトヴェングラー没後50周年を記念して、フルトヴェングラー作曲の室内楽
全曲演奏会が行われました。その際ピアノ五重奏曲を演奏したのが今回のCDの
メンバーです。 ピアノ五重奏曲としては異例な長さの曲ですが、フルトヴェ
ングラーが20代に作曲を開始し、完成に20年以上を要したこの曲の最新録音を、
フルトヴェングラーが若き日を過ごしたミュンヘンで活躍する若い演奏家達の
生き生とした素晴らしい演奏でご堪能下さい。
ライナーノートには演奏者のカルテンボルン氏とアールト氏による CDの制作
経緯、作品について詳しく述べてられています。カルテンボルン氏は解説の中
で次のように述べています。「作品の持つ巨大なエネルギーに加えて、静寂で
ありつつ緊張感にあふれた内省的な部分が殊に印象深い。またいくつかの演奏
技法の面で、ピアノ五重奏曲のレパートリーのなかでもユニークな部分がある。
例えば第1楽章の終結部で、主要主題が万華鏡のように変奏され、ソロのカデ
ンツァでクライマックスを形作る。この作品は高度に個人的なものなので、聴
き手が慣れるのに時間がかかるかもしれない。しかし慣れてさえしまえば、そ
の報酬として、この曲の緊張感や深さにおいて勝る曲はそれほど無い事に気づ
かされるだろう。」





<SVETLANOV FOUNDATION>
SVCD 001/4-004/4 4枚組 \6150
エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002):管弦楽のための作品集
交響曲第1番ロ短調 Op.13
ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲(ダヴィド・オイストラフの思い出に)(+)
交響詩「赤いゲルダーローズ」(ワシーリー・シュクシンの思い出に)
ピアノ協奏曲ハ短調(*/**)
前奏曲集(交響的試案[Symphonic Reflections])
交響的絵画「原野の夜明け」
3つのロシアの歌(#)
狂詩曲「スペインの絵」
狂詩曲第2番
ハープと管弦楽のためのロシア変奏曲(++)
交響詩「ダウガワ」(**)
シベリア幻想曲
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン(+))
ライザ・ボブリネワ(ソプラノ(#))
ナジェジダ・トルスタヤ(ハープ(++)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(*以外)、ピアノ(*))
ソヴィエト国立交響楽団(**以外)
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮(*))モスクワ放送交響楽団(**)
録音:1954-1978年




<ARCHIPEL>
ARPCD0328 \1050
(1)ウェーバー:交響曲第1番 ハ長調 op.19
(2)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第1幕への前奏曲と愛の死
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67
ルドルフ・ケンペ指揮
ドレスデン・シュターツカペレ 
1956年6月28日ドレスデンでのライヴ録音
以前CD-R盤での発売あり。音質はとても良く、熱い演奏です。

ARPCD0371 \1050
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55
RAIトリノ交響楽団 1957年2月2日
(2)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
ベルリン・フィル 1946年11月10日
以上、指揮はセルジゥ・チェリビダッケ
「英雄」は第1楽章(16:59)第2楽章(16:03)第3楽章(7:00)第4楽章(12:32)
第1楽章のテンポは遅いものの徐々に加速感が増し、引き締まり堂々とした
フィナーレ迎える、まさに圧巻の1枚です。
音質は、ホール内の残響がきつく、また時折マスター編集上のPop音(破裂音)
が聴かれます。万人向けとはいえませんが、コレクター向きのみするには、
あまりにも素晴らしく、より多くの方々に聴いていただきたい貴重なアルバム
です。

ARPCD0369 \1050
(1)ペルゴレージ:スターバト・マーテル
テレサ・シュテッヒ=ランデル(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
マリオ・ロッシ指揮
ウィーン・フィル、ウィーン・アカデミー室内合唱団
1955年ウィーンでのスタジオ録音
(2)チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
(3)チャイコフスキー:序曲「1812年」 op.49
マリオ・ロッシ指揮
ウィーン・フィル 1956年ウィーンでのスタジオ録音
いずれもスタジオ録音ですので音はとても良質です。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5020 2枚組 \1750
モーツァルト:歌劇「魔笛」(英語)
ヤルミナ・ノヴォトナ(パミーナ)、
チャールズ・カルマン(タミーノ)
ジョン・ブラウンリー(パパゲーノ)、
ジュリアーナ・レイモンディ(パパゲーナ)
ジョゼフィン・アントワーヌ(夜の女王)、
エツィオ・ピンツァ(ザラストロ)
ブルーノ・ワルター指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1942年12月26日ライヴ
以前、旧WALHALL等で発売あり。名演奏の復刻です。

ANDRCD5090 5枚組 \2780
ベートーヴェン:交響曲全集
CD.1
(1)交響曲第1番 ハ長調 op.21
(2)交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55
ニューヨーク・フィル(1)1947年11月29日、(2)1949年3月21日
CD.2
(3)交響曲第2番 ニ長調 op.36
(4)交響曲第7番 イ長調 op.92
ニューヨーク・フィル(3)1952年3月17日、(4)1951年3月12日
CD.3
(5)交響曲第4番 変ロ長調 op.60
(6)交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67
ニューヨーク・フィル(5)1952年3月24日、(6)1950年2月13日
CD.4
(7)交響曲第6番 ヘ長調「田園」 op.68
(8)交響曲第8番 ヘ長調 op.93
フィラデルフィア管弦楽団(7)1946年1月10/12日
ニューヨーク・フィル(8)1942年4月18日
CD.5
(9)交響曲第9番 ニ短調「合唱」 op.125
フランシス・イーンド(S)、マーサ・リプトン(A)
デイヴィッド・ロイド(T)、マック・ハレル(B)
ニューヨーク・フィル、
ウェストミンスター合唱団
(9)第1-3楽章 1949年5月4日第4楽章1953年3月7日
以上 指揮は全てブルーノ・ワルター
録音年代にばらつきがあり、音質の統一感はありませんが、全体的に良い
音質です。




<VENEZIA>
CDVE04278 4枚組 \2700
プロコフィエフ:
●ピアノ作品集(自作自演)、ピアノ・ソナタ全曲
CD.1
(1) 「悪魔的暗示」 4つの小品から op.4-4
(2) 「つかのまの幻影」 op.22から
第3、5、6、9、10、11、16、17、18番
(3) 「年とった祖母のお話」から第2曲op.31-2、第3曲op.31-3
(4) 「3つの小品」から第2曲「風景」op.59-2、
第3曲「田園風ソナティナ」op.59-3
(5) ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調「古い手紙から」op.29 から第2楽章
(6) ヘブライの主題による組曲 op.34
ベートーヴェン弦楽四重奏団
(7) ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26
ピエロ・コッポラ指揮ロンドン交響楽団
以上 ピアノはセルゲイ・プロコフィエフ 
録音:1932-37年の演奏で、アナログ盤からの復刻になります。
●ピアノ・ソナタ全集
CD.2
第1番 ヘ短調 op.1   
第3番 イ短調 op.28   
第5番 ハ長調 op.135  
第7番 変ロ短調 op.83  
CD.3  
第2番 ニ短調 op.14
第4番 ハ短調「古い手帳から」 op.29
第6番 イ長調 op.82 
CD.4
第8番 変ロ長調 op.84 
第9番 ハ長調 op.103 
以上 ピアノはニコライ・ペトロフ
録音:1971年 第9番 / 1972年 第2、3、7、8番 / 1974年 第1、4、5、6番
模範的名演奏と言われるピアノ協奏曲第3番含む自作自演とソビエトを代表す
るピアニストの一人として若干30歳代にして録音され発売時大きな話題と成っ
た技巧派ニコライ・ペトロフによるピアノ・ソナタ全集を含むお買い得の4CD
です。





<WALHALL>
WLCD0203 3枚組 \2780
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(ドイツ語)
クララ・エバース(フィオルディリージ)
カール・シュミット=ヴァルター(グリエルモ)
フランツ・フェーリンガー(フェルランド)、
アンネリース・クッパー(ドラベッラ)
マリア・マトレン・マトセン(デスピーナ)、
ゲオルク・シュテルン(ドン・アルフォンソ)
クルト・シュレーダー指揮
ヘッセン放送交響楽団、合唱団
1951年4月フランクフルトでのスタジオ録音
音質はとても良いです。放送用音源かと思われます。

WLCD0204 \1050
ケルビーニ:歌劇「二日間(別名「水運び」)」(ドイツ語)
Walter Anton Dotzer(アルマンド伯爵)
ヴァルター・ベリー(ミケーリ)、
アニー・フェルベルマイヤー(コンスタンツァ)
リタ・バルトュ(マルチェリーナ)、
クルト・エクヴィルツ(アントーニオ)
ハイモ・タウバー指揮
ニーダー・エースターライヒ州トンキュンストラー管弦楽団、
合唱団 1950年9月ウィーンでのスタジオ録音
フランス革命後、長い混乱の時代の終わり頃に初演されたこのオペラは、革命
時代には実際あったであろう逃亡と追跡のスリルに満ちた女性の純愛による救
済をテーマとする救済劇の典型です。当時は大ヒットし、ベートーヴェンの
「フィデリオ」に影響を与えたとの説があります。
音質はとても良いです。放送用音源かと思われます。

WLCD0205 3枚組 \2780
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」
ラウリツ・メルヒオール(ローエングリン)、
ヘレン・トローベル(エルザ)
マーガレット・ハーショー(オルトルート)、
オジー・ホーキンス(オルトルート)
デジェー・エルンスター(国王ハインリヒ)
フリッツ・ブッシュ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1947年1月25日ニューヨークでのライヴ録音
以前、FONIT CETRA他で発売あり。音質は古めかしく万人向けとはいえません。
コレクター向けのアイテムです。


WLCD0206 2枚組 \1750
チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」(ドイツ語)
オットー・フォン・ロール(レネ)、
トルーデ・アイッペルレ(イオランタ)
ルドルフ・ゴンサール(ロベルト)、
ロレンツ・フェーエンベルガー(ボデモン)
ルドルフ・ヴァツケ(エブン=ハキヤ)
ハンス・ミュラー=クライ指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団、合唱団
1950年10月シュトゥットガルトでのスタジオ録音
音質はとても良いです。放送用音源かと思われます。

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07-05 No.29-1

2007年05月30日 14時01分44秒 | Weblog
<DECCA>
4758613 2枚組 \2080
「リヒテル・ザ・マスター」
ベートーヴェン:
CD 1
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調作品31-3
ピアノ・ソナタ第28番イ長調作品101
ロンド ハ長調作品51-1
ロンド ト長調作品51-2
CD 2
ピアノ三重奏曲変ロ長調作品97「大公」
ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調作品16
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
作品97:ボロディン弦楽四重奏団 
ミハイル・コペルマン(vn)、ヴァレンティン・ベルリンスキー(vc)
作品16:モラゲス木管五重奏団団員 ダヴィッド・ヴァルテール(ob)、
パスカル・モラゲス(cl)、ピエール・モラゲス(hr)、
パトリック・ヴィレール(fg)
録音:1986-1993年
このリヒテル・シリーズは、フィリップスとデッカの2大レーベルの持つ音源
から、初めてコンパイルされ、ミッド・プライスでリリースされる限定盤であ
る。当シリーズに先立つ、フィリップス単独での「リヒテル・エディション」
(フル・プライス)は既に数年前からカタログからはずれている上、今回は各
巻デュオ・ボックスに収めた2枚組で、多くの録音が初めてミッド・プライス
でのリリースとなるので貴重かつお得。
ロシアの生んだピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルは、20世紀を代表する
大演奏家として誰もが認める存在。1997年8月1日に亡くなったので、今年は
ちょうど没後10年に当たる。彼の生演奏に触れることが不可能になってしまっ
た現在、このシリーズによってリヒテルの演奏の素晴らしさを再確認していた
だきたい。
第4巻である当セットは、ベートーヴェン作品集。ディスク1は独奏篇として、
作品31-3(第18番)と作品101(第28番)のソナタ、およびロンド作品51の2曲
を、ディスク2は室内楽編として、「大公」三重奏曲と、モーツァルトの同編
成作品に倣った管楽器との五重奏曲が収録されている。五重奏曲で共演してい
るモラゲス木管五重奏団は、パリ音楽院の卒業生で1980年に結成。団体名は、
メンバー表からもわかるように、モラゲス兄弟の名にちなんでいる(ここで
は不参加のフルート奏者もミシェル・モラゲス。フランス国立管弦楽団の第2
ソロ奏者である)。クラリネットのパスカルは18歳でバレンボイムに認めら
れ、以来パリ管弦楽団の首席を務めている。ホルンのピエールはパリ・オペ
ラ座の第2ソロ首席。1997年に初来日しているので、日本でもファンが多い。

4758616 2枚組 \2080
「リヒテル・ザ・マスター」
シューベルト:
CD 1
ピアノ・ソナタ第18番ト長調D894
CD 2
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調D575
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D840
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
録音:1979-1898年
第5巻である当セットは、シューベルトのピアノ・ソナタ集。収められている
のは、第9、15、18番(番号表記は出版社によって異同があり)の3曲である。
第15番は「レリーク」、第18番は「幻想」と、共に通称で呼ばれる。
リヒテルには、15番は10回以上、9番と18番も5回以上の録音があるほどに手の
内に入った作品。特に「レリーク」は、このリヒテルのフィリップス録音をベ
スト演奏と推すむきも多い名演。

4758619 2枚組 \2080
「リヒテル・ザ・マスター」
CD 1
ハイドン:
ピアノ・ソナタ ニ長調Hob.XVI-24
ピアノ・ソナタ 変ホ長調Hob.XVI-52
ウェーバー:
ピアノ・ソナタ第3番ニ短調作品49
CD 2
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調作品14-1
ピアノ・ソナタ第11番変ホ長調作品22
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調作品90
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
録音:1963-93年
第6巻である当セットは、ハイドン、ベートーヴェン、ウェーバーの作品集。
リヒテル自身が好んだハイドンや、比較的珍しいウェーバーは特に貴重。得
意のベートーヴェンからは初期から3作と中期の1曲が収録されている。

743201(DVD-Video) \3350
プッチーニ:歌劇「トスカ」全曲
ブリン・ターフェル(スカルピア)
キャサリン・マルフィターノ(トスカ)
リチャード・マージソン(カヴァラドッシ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
シャイーによるプッチーニの傑作オペラ《トスカ》がようやくリリース。シャ
イーは、1998年にネーデルランド・オペラでニコラウス・レーンホフと《トス
カ》の新プロダクションを上演。その公演は、『007』のジェイムズ・ボンド
の世界をプッチーニのオペラに導入したような現代風な演出が話題となった
(レーンホフの《トスカ》は、2007年7月にバーデン=バーデンで行われる夏
の音楽祭でも上演される。指揮はシャイーではないが)。と同時に音楽面での
クオリティの高さが絶賛された公演でもあった。それもそのはず、オーケスト
ラには、シャイーが1988年から2004年まで常任指揮者を務めていたコンセルト
へボウ管弦楽団が起用されていたので、音色の素晴らしさや機能性など、際立
った完成度に達しているのだ。
トスカを歌ったマルフィターノは、メータ盤(ローマの町でのライヴを世界中
継したもの)にも参加しているようにこの役は十八番。それに対し、ターフェ
ルは、スカルピア役を担当したのはこれが初めて。しかし、初めてとは思えぬ
ダイナミックな歌唱と演技で聴衆を魅了した。なおこの2人は、ドホナーニの
指揮した《サロメ》のDVDでも共演している。
シャイーのプッチーニ録音は、Deccaレーベルに《マノン・レスコー》や《ラ
・ボエーム》がある。また「ディスカヴァリーズ」というシリーズでも、プッ
チーニの珍しい管弦楽作品集もリリースしているので、併せてお聴きいただ
きたい。なお、当ディスクにはボーナス・フィーチュアとしてニコラウス・
レーンホフ監督や、出演者へのインタヴューも収録。

743212(DVD-Video) \3350
「ベルリオーズ・ディスカヴァリー」
ベルリオーズ:
幻想交響曲
荘厳ミサ曲
オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティク
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
現代のピリオド全盛をもたらした立役者のひとり、ジョン・エリオット・ガー
ディナーによるベルリオーズ。ガーディナーは、バロックを専門とする手兵イ
ングリッシュ・バロック・ソロイスツの他に、ベルリオーズの時代の作品を演
奏するために新たにオーケストラを設立。それがオルケストル・レヴォリュ
ショネール・エ・ロマンティク(ORR)である。ステージには、セルパンやオ
フィクレイド(現代ではテューバで代用される)などの歴史的楽器も見られ、
独特の響が楽しめる。彼らのこのチャレンジのおかげで、モダン・オーケスト
ラの主要プログラムである《幻想交響曲》が、ピリオド楽器で演奏されること
が普通のこととなったと言っても過言ではないだろう。
またカップリングの《荘厳ミサ曲》は、作曲者が20歳の頃に書いた作品で、初
演の後長らく埋もれてしまっていたもの。オランダの学校教師フランス・モー
ルスによって、地元の教会のオルガン・ギャラリーの中から1992年に偶然再発
見された。この録音は各地で行われた一連の復活蘇演から収めたもので、いわ
ば歴史的ドキュメントである。当然ながら《荘厳ミサ曲》の初映像作品であ
る。なお、当DVDは、これまで別々に販売されていたものを1セットにまとめた
お得盤でもある。



<PHILIPS>
4758289 2枚組 \2550
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」全曲
マッティ・サルミネン(ダーラント)
リスベート・バルスレフ(ゼンタ)
ロベルト・シュンク(エーリク)
アニー・シュレム(マリー)
グレアム・クラーク(舵手)
サイモン・エステス(オランダ人)
バイロイト祝祭合唱団&特別合唱団
バイロイト祝祭管弦楽団 指揮:ヴォルデマール・ネルソン
録音:1985年 バイロイト音楽祭
ワグネリアンの聖地バイロイト音楽祭でも、上演されるのは「さまよえるオラ
ンダ人」以降とされているように、スタンダードとして定着したワーグナーの
歌劇・楽劇の中で、最も初期に書かれたのがこの作品である。当盤はDVDもリ
リースされている1985年のバイロイト音楽祭での記録。音楽祭の常連メンバー
だったマッティ・サルミネンやサイモン・エステスらが、ダーラントやオラン
ダ人を充実の歌唱で好演している。指揮のヴォルデマール・ネルソン(ヴァル
デマールではないので念の為)は、1980年にバイロイトに登場して以来、85年
までの計30公演を指揮。中でも《オランダ人》は84、85年に連続して計11公演
も担当している知り尽くした作品だった(ちなみに《ローエングリン》は
80-82年の計19回)。2006年11月に68歳で亡くなったので、期せずして追悼リ
リースとなってしまった。

4758694 2枚組 \2550
ヴェルディ:歌劇「レニャーノの戦い」全曲
カティア・リッチャレッリ(リーダ)
ホセ・カレーラス(アッリゴ)
マッテオ・マヌゲーラ(ロランド)
ニコラ・ギュゼレフ(フェデリコ)
ハンネス・リヒテンベルガー(ミラノの第1領事)
ディミトリ・カヴァコス(ミラノの第2領事)
ジョナサン・サマーズ(マルコヴァルド)
フランツ・ハンドロス(ポデスタ)
アン・マレイ(イメルダ)
ORF(オーストリア放送)交響楽団&合唱団
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1977年6?7月 ウィーン
歌劇「レニャーナの戦い」は、ヴェルディが「海賊」の翌年1849年に書いた
13作目に当たるオペラ。神聖ローマ帝国の皇帝フリードリヒ1世(フェデリー
コ・バルバロッサ)によるイタリア侵攻を、1176年にロンバルディア都市同
盟がレニャーナでの戦いで撃退したという史実に基づいたJ.メリの戯曲を原
作とする。1849年1月27日、ローマのアルジェンティーナ劇場で初演された。
ヴェルディの最も愛国主義的な作品とも言われる。当ディスクは、殆ど唯一
といってよい正規盤であるのに加え、リッチャレッリとカレーラスの豪華コ
ンビが官能的で情感豊かな歌を聴かせているまさに決定盤。リブレットも付
されている(日本語訳はなし)。

4758697 2枚組 \2550
ヴェルディ:歌劇「2人のフォスカリ」全曲
ピエロ・カップッチッリ(ドージェ)
ホセ・カレーラス(ジャコポ)
カティア・リッチャレッリ(ルクレツィア)
サミュエル・レイミー(ロレダーノ)
ヴィンチェンツォ・ベッロ(バルバリーゴ)
エリザベス・コンネル(ピサナ)
フランツ・ハンドロス(セルヴォ)
ミエチスラフ・アントニアク(フェンテ)
ORF(オーストリア放送)交響楽団&合唱団
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1976年6月 ウィーン
《2人のフォスカリ》は、ヴェルディが初めてローマから依頼されて書いたオ
ペラ。1843年の夏にスケッチが開始され、1844年の後半に完成。同年11月にロ
ーマのアルジェンティーナ劇場で初演された。リブレットは1848年の《海賊》
と同様、バイロンから採られている。このイギリス・ロマン主義詩人による同
名戯曲(歴史的悲劇)に基づき、ヴェルディと多くの作品を共作したピアー
ヴェが担当した。舞台はヴェネツィア。父と子の2人のフォスカリに、政敵ロ
レダーノとその仲間のバルバリーゴが復讐心を燃やす。冤罪の息子を父が捌
き、無実が明らかになった時には息子は死んでしまうという救いのない物語で
ある。
日本初演が2001年だったように、生の舞台に触れる機会が少ないのが残念だが、
当ディスクはカップッチッリに、リッチャレッリ&カレーラスのコンビ、そし
てレイミーなど、素晴らしいキャストを集め、ファンの乾きを癒してくれる。
指揮はヴェルディ・オペラのスペシャリストであるガルデッリ。ブックレット
にはリブレットも掲載(伊・仏語)。

4758700 2枚組 \2550
ヴェルディ:「第1回十字軍のロンバルディア人」全曲
クリスティーナ・ドイテコム(ジゼルダ)
プラシド・ドミンゴ(オロンテ)
ルッジェーロ・ライモンディ(パガーノ)
ジェローム・ロ・モナコ(アルヴィーノ)
デズデモーナ・マルヴィシ(ヴィクリンダ)
モンセラート・アパリシ(ソフィア) 他
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1971年7月 ウェンブリー・タウン・ホール
スカラ座との3作目にして、初めてアメリカで上演されたヴェルディのオペラ、
それが《第1回十字軍のロンバルディア人》である。1843年2月11日、スカラ座
で初演、46年にはロンドンでも上演された。1847年の歌劇《イェルサレム》は
この作品のフランス語改作である。
ひとりの女性をめぐって仲違いした兄と弟の物語に、キリスト教対イスラム教
の争いが絡む。キリスト教側の女性ジゼルダと、イスラム側の男性オロンテと
の愛も描かれ、戦いのさなかにジゼルダが言う「神は人間同士の殺戮など望ん
ではいない!」という台詞は、オペラの最後に兄アルヴィーノが死にゆく弟パ
ガーノを許すシーンと共に感動的である。
若きムスリムの王子オロンテを演じているのはプラシド・ドミンゴ。この録音
当時はドミンゴ自身、ちょうど30歳という若さであった。パガーノには存在感
抜群のバス歌手ライモンディ、ヒロインのジゼルダにはショルティの《魔笛》
で圧巻の夜の女王を聴かせたドイテコムがキャスティングされている。ガルデ
ッリのドラマティックな音楽造りも鮮やかだ。ブックレットにはリブレットも
掲載(伊・英語)。

4758703 2枚組 \2550
ヴェルディ:歌劇「群盗」全曲
ルッジェーロ・ライモンディ(マッシミリアーノ)
カルロ・ベルゴンツィ(カルロ)
ピエロ・カップッチッリ(フランチェスコ)
モンセラート・カバリエ(アマーリア)
ジョン・サンドール(アルミニオ)
マウリツィオ・マッツィエリ(モーゼル)
ウィリアム・エルヴィン(ロッラ)
アンブロジアン・シンガーズ
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1974年8月 ブレント・タウン・ホール、ロンドン
フィリップスのヴェルディ初期オペラ・シリーズのひとつ。ヴェルディの《群
盗》は、《マクベス》や《イェルサレム》(《第1回十字軍のロンバルディア
人》のフランス語への改訂版)と同じ1847年に作曲。シラーの原作に基づくこ
の歌劇は、ロンドンのハイマーケットで初演された。イタリアでは同年にロー
マのアポロ劇場で初演されている。当ディスクは、プレーンなスタイルで演奏
されているだけでなく、対立する兄カルロと弟フランチェスコの役を、ベルゴ
ンツィと2005年に惜しくも亡くなったカップッチッリという2大名歌手が演じ、
さらにヒロインにはカバリエまでフィーチュアされるなど、これ以上ないほど
に充実したキャストである。さらにミッド・プライスの上、リブレットが付け
られていたというお得盤だ(日本語訳はないが)。《群盗》の全曲盤はきわめ
て珍しいので、ヴェルディ・ファンやオペラ・ファンは必携のアルバムである。

4758706 2枚組 \2550
サン=サーンス:
歌劇「サムソンとデリラ」作品47全曲
アグネス・バルツァ(デリラ)
ホセ・カレーラス(サムソン)
ジョナサン・サマーズ(大司祭)
サイモン・エステス(アビメレク)
パータ・ブルチュラーゼ(ヘブライの老人)
ドナルド・ジョージ・スミス(第1のペリシテ人)
ウルバン・マルンベリ(第2のペリシテ人)
バイエルン放送合唱団&交響楽団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
"録音:1989年2月 ミュンヒェン
サン=サーンスの書いた15ほどのオペラ作品の中でも最も優れた《サムソンと
デリラ》は、フランスの生んだ傑作オペラとして、今日でも世界中のオペラハ
ウスのレパートリーとして愛されている。このオペラは1869(1868)年に作曲
が始められ、72年に完成。初演は77年のヴァイマールである(演奏会形式では
75年に行われているが)。フランスでの初演は1890年になってようやくルーア
ンで行われた。第2幕でデリラが歌う〈あなたの声に我が心は開く〉は特に有
名で、オペラ・アリア集などでは必ずと言ってよいほど採り上げられるポピュ
ラー・アリアである。
2人のタイトル・ロールにはバルツァとカレーラスを起用。この2人は、《カル
メン》での名コンビとして一世を風靡したが、それ以外でもシノーポリとの
ヴェルディ《運命の力》などをDGレーベルに録音している(《カルメン》は
DVDもあり)。DG以外でも特にこの2人を重用したカラヤンとの《アイーダ》
や、ロンドンのチャリティ・コンサート、また1992年のバルセロナ・オリン
ピックなど、録音でもライヴでも共演を重ねた仲であるので、当ディスクで
もまさに気心の知れた演奏を聴かせてくれる。
なお、この録音は、カレーラスが白血病を奇跡的に克服し、舞台に復帰した
頃のものである(同時に、「3大テノール」の登場前年でもある)。




<Brana Records>
BR 0029 5枚組 \5080※6月3日までのご注文特価 通常価格 \5680
ヴィラ=ロボス・ライヴ!(BR 0001)
ブラジルの様式による協奏曲(BR 0002)
ベートーヴェン・ミステリー(BR 0004)
ベートーヴェンの弟子たち(BR 0005)
変奏曲集(BR 0024)
ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場としてブラジル作品を中心に様々なレパ
ートリーを駆使した幻の女流ピアニスト、フェリシア・ブルメンタールの音源
の復刻を2002年より行っている「ブラーナ・レコーズ(Brana Records)」。
現在ブラーナ・レコーズより発売されているアルバムは全部で27タイトル。そ
して今回新たにリリースされるのは、全27タイトルの中からチョイスされた5タ
イトルをまとめたたファン必携のボックス・セット!
ヴィラ=ロボスとの共演によるアルバムや、ブラジルにちなんだ変奏曲集、ベ
ートーヴェンをテーマとしたアルバムなどブルメンタールの独特で驚異的なレ
パートリーを存分に楽しむことが出来る。
ちなみにジャケットにはブルメンタールの夫が描いた絵画が用いられるなど、
「ブラーナ・レコーズ」はブルメンタール夫婦の芸術への情熱が詰まった芸術
品なのである。




<Centaur>
CRC 2871 \2080
ディノス・コンスタンティニデス(1929-):
交響曲第6番/アルト・サクソフォンと管弦楽のための協奏曲《真夜中の幻想
曲II》/同第3番/アルト・サクソフォンと管弦楽のための民謡的協奏曲
《献呈》
セオドア・ケルケゾス(サクソフォン)、
シュテファノス・ツィアリス(指揮)、
ニュルンベルク交響楽団
ユニークなコンセプトのアルバムを次々と打ち出しているセンター(Centaur)
が今度はギリシャに着手!現代ギリシャの巨匠コンスタンティニデスは、1981
年のブルックリン大学国際室内楽コンクールを皮切りに数多くの作曲賞を獲得。
その後コンスタンティニデスは、作曲活動と並行して音楽家のために数多くの
協会の設立に奔走。現在はルイジアナ州立大学作曲学科長、ルイジアナ・シン
フォニエッタの音楽監督を務めている。
ソリストは名匠デュファイエ、ロンデックスの両氏に実力を認められたギリ
シャ随一のサクソフォン奏者セオドア・ケルケゾス。ドラマチックで旋律を重
視したコンスタンティニデスの作品をケルケゾスがじっくりと歌い上げる。

CRC 2838 \2080
ヴァイオリンとギターによるリサイタル ――
A・コレッリ:ソナタOp.5-3
J・トゥリーナ:ジタンの5つの踊りOp.55-1-5
A・ピアソラ:3つのタンゴ
J・ファンデルヴェルデ:Manitonquatの祈り
W・A・モーツァルト:Voi che fausti ognor donate
M・シャイベル:The Owl and the Pussy-Cat
レスリー・シャンク(ヴァイオリン)、
ジョセフ・ハーゲドルン(ギター)、
ジェニファー=バルドウィン・ピーデン(ソプラノ)
セント・ポール室内管弦楽団のアシスタント・コンサート・マスターのレスリ
ー・シャンクと、1990年アメリカ・ギター協会コンクールの覇者ハーゲドルン
のデュオ・アルバム。ヴァイオリンとギターの融合が新たな弦楽器の世界を作
り出してくれている。

CRC 2858 \2080
シューマンへのオマージュ ――
R・シューマン:
アラベスク ハ長調Op.18/謝肉祭Op.9/君にささぐOp.25-1(リスト編曲)/
春の夜Op.39-12(リスト編曲)/交響的練習曲Op.13/トロイメライOp.15-7
エリク・ハイミ(ピアノ)
現代アメリカにおけるラヴェル弾きとして名声を確立したエリク・ハイミが、
自らのシューマンへの情熱を具現化させた成果がこのアルバム。ちなみにこ
のシューマンでは、シュタイングレーバー・フェニックスのピアノを使用し
ている。

CRC 2874 \2080
ネッド・ローレム(1923-):ピアノ・ソナタ第1番-第3番
トーマス・ランナーズ(ピアノ)
アメリカの現代作曲家ながら前衛的な手法や不協和音を採り入れず、旋律を重
視した作品を生み出しているネッド・ローレムのピアノ・ソナタ集。リズミカ
ルな演奏を披露しているランナーズはオクラホマ大学の教授でもある。

CRC 2834 \2080
ファンクタジア ――
ザック・ブラウニング:ピュア・スイート、フレイミング・ウォールズ
サーバー・ティペイ:ダリア、トランスレレーション、デカフ/他 全8曲
様々なアーティスト
2人のアメリカ人作曲家の作品集。電子音楽からアコースティックまで様々だ
が、バスクラと電子音楽による「ピュア・スイート」はどこか昔のコンピュー
ター・ゲームのよう。

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07-05 No.29-2

2007年05月30日 14時01分06秒 | Weblog
<Danacord>
DACOCD 664 \2300
ポール・エルミング-ワーグナー・ガラ ――
R・ワーグナー:
楽劇《ラインの黄金》より 背恩が私の運命/楽劇《ワルキューレ》より
父が約束したひとふりの剣、冬の嵐が喜びの月影を避け/ 舞台神聖祝典劇
《パルジファル》より 第1幕への前奏曲、あれはみんな夢だったのか、幼な
子のあなたが、ああ情けない私は何をしたのだ、アンフォルタス王よあの傷
が、残酷な人よ!あなたは心の中に他の人の、よこしまな女よこちらへ、
Heil mir, dass ich dich wiederfinde、Nur eine Waffe taugt
ポール・エルミング(テノール)、
ニーナ・パヴロフスキ(ソプラノ)、
ステーン・ビリエル(バス)、
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(指揮)、
オーゼンセ交響楽団
1990年にジークムント役でバイロイト・デビューを飾ったデンマークのテノー
ル、ポール・エルミング。デンマークのキャストによるワーグナー・アルバム
は、北欧ファン&ワグネリアン要注目。ちなみに「パルジファル」は、エルミ
ングがテノールへの転向後に初めて歌った作品であり最も得意としているレパ
ートリーでもある。2005年6月10日-16日、2006年6月19日-21日の録音。

DACOCD 665 \2300
ヴェルディ&プッチーニ-アリア集 ――
G・ヴェルディ:
歌劇《アイーダ》より 勝ちて帰れ、おお私のふるさと、歌劇《運命の力》
より 神よ平和を与えたまえ、歌劇《仮面舞踏会》より ここがあの恐ろしい
場所、歌劇《オテロ》より アヴェ・マリア、歌劇《ドン・カルロ》より
世の空しさを知る君よ
イッタ=マリア・シェーベリ(ソプラノ)、
マティアス・エッシュバッヒャー(指揮)、
オーゼンセ交響楽団
コペンハーゲン・オペラ・アカデミーで研鑽を積んだスウェーデンのソプラノ
歌手シェーベリは、デンマーク国立歌劇場のメイン・アーティストとして活躍
してきた北欧を代表する歌い手の1人。芯のある歌声と豊かな表現力が非常に
印象的。2003年11月24日-26日、2004年6月14日-19日の録音。





<Musiques Suisses>
MGBCTS-M104 \2300
チューバのための作品集 ――
デヴィッド・ルクレアー(1955-):
トランスグレッションズ、間奏曲第1番-第3番
エディ・デボンズ(1968-):ディナールツァーデ、Danses Paiennes
ダニエル・シュナイダー(1961-):チューバ・ソナタ
P・ヒンデミット:チューバ・ソナタ
シリル・シュルヒ:Hors-d'ceuvre
デヴィッド・ルクレアー(チューバ)、
ナディア・カルボーニ(ピアノ)
バーゼル交響楽団のチューバ奏者として活躍を続けるデヴィッド・ルクレアー
のソロ・アルバム。金管大国アメリカ出身のルクレアー、演奏活動だけでなく
バーゼル音楽大学の教授職や日本などへのマスタークラスなど後進の指導への
情熱もかなりのもの。チューバのソロ楽器としての魅力と可能性を改めて確か
めさせてくれる充実の演奏は、第一線で活躍する奏者の証である。

MGBCD 6251 \2300
フランチェスコ・ホッホ(1943-):魔法の指輪
ステファニー・ブルクハルト(ソプラノ)、
マガーリ・シュワルツ(ソプラノ)、スザンヌ・オット(アルト)、
レオポルド・カーン(テノール)、フーベルト・マイヤー(テノール)、
マティアス・シャドック(バリトン)、
ツォルト・ナジ(指揮)、
ギタートリオ・バーゼル、バーゼル打楽器三重奏団
フランチェスコ・ホッホはイタリアのミラノ音楽院で指揮法、声楽、電子音楽
を学び、リゲティやシュトックハウゼンからも指導を受けたスイスの作曲家。
声楽や電子音楽などで演奏される「魔法の指輪」は約79分の大作。

MGBCD 6253 \2300
20世紀アールガウ地方のオルガン作品集 ――
ウェルナー・ウェルリ(1892-1944):
前奏曲、パッサカリアとフーガ、コラール前奏曲Op.14
ヘルマン・ズーター(1870-1926):オルガン・ソナタ
エルンスト・ウィドマー(1927-1990):前奏曲とトッカータ
ワルター・ミュラー・フォン・クルム(1899-1967):トッカータOp.60-2
ロベルト・ブルム(1900-1994):キリストあなたは神の小羊
ヨーゼフ・コスト(1954-):パルティータ
ラファエル・スタウブリ(1959-):断章
トビアス・ヴィリー(オルガン)、マルレネ・フラマー(オルガン)、
ヨナス・ヘルツォーク(オルガン)
スイス北部のアールガウ州に生まれた作曲家、もしくはアールガウ州に縁のあ
る作曲家の作品のみを集めたオルガンのための作品集。





<2L>
2L 39(SACD-Hybrid) \2850
アルネ・ヌールハイム(1931-):
色彩/5つのクリプトフォニア/リンク/歌曲《はじめての蝶々》
ケネス・カールソン(ピアノ&シンセサイザー)、
ビョルン・ラベン(打楽器)、オーケ・ペアメルード(電子楽器)、
エリザベス・ホルメルツ(ソプラノ)
アルネ・ヌールハイムは、ノルウェー作曲家協会会長など重要なポストを歴任
するなど現代ノルウェー音楽界の重鎮として大きな存在感を放っている。電子
音楽からオラトリオまでの膨大なジャンルの作品を作ってきたヌールハイム。
現代的な作風の3作品と歌曲「はじめての蝶々」のコントラストも興味深い。
サラウンドで広がるヌールハイムの音楽はどこか宇宙的。

2L 43(SACD-Hybrid) \2850
四旬節と聖週間のグレゴリオ聖歌
アレクサンダー・M・シュヴァイツァー(指揮)、
コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ 
1980年代中期に創設されたコンソルティウム・ヴォカーレ・オスロは、オスロ
大聖堂の男声ヴォーカルアンサンブル。1998年から共演を重ねてきたドイツの
神学者アレクサンダー・M・シュヴァイツァーが指揮を務めている。





<Bergen Digital>
BD 7053SACD(SACD-Hybrid) \2850
シェル・モルク・カールセン(1947-):
25のモテット集《神をほめたたえよ》
ビョルン・リーエン(オルガン)、
マグナル・マンゲルスネス(指揮)、ベルゲン大聖堂聖歌隊
ベルゲン・ディジタル(Bergen Digital)から登場するSACDハイブリッド盤は、
ノルウェー内外より様々な賞を授与されているベルゲン大聖堂聖歌隊が歌う宗
教作品集。20世紀ノルウェーの作曲家カールセンによるモテット集は、荘厳な
スタイルの合唱曲。

BD 7050 \2300
ハルダンゲル民謡:Velkomne med aera
ノルウェー舞曲(ラスムセン編曲):Pols Sea Dunderlandsdalen
スウェーデン民謡:I Himmellen
D・パトリクィン編曲:カナダの3つの歌
V・トルミス:春のスケッチ
R・ロジャース:マイ・ファニー・バレンタイン/他 全18曲
マリア・ヘルベックモ(指揮)、ヴォーチ・ノビリ




<Euridice>
EUCD 39 \2300
ダヴィッド・モンラード・ヨハンセン(1888-1974):
3つの歌曲Op.2/母の歌と他の詩Op.1/7つの歌曲Op.6/北国のトランペット
Op.13/10のノルウェーの子守歌Op.14/5つの聖書の歌Op.25/6つの歌曲Op.32
/夜想曲
スヴェイン・ビョルコイ(テノール)、
イーヴァル・アントン・ヴォーゴー(ピアノ)
Johansen:Samtlige sanger/Bjorkoy(t)、Waagaard(p)




<New World>
80660-2 \2080
デイヴィッド・ダン(1953-):
ロレンツ/自律システム/9つのストレンジ・アトラクターズ/
グラディエンツ
電子音による演奏





<STRADIVARIUS>
STR 33710 \2180
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 Vol.10
マンドリン・ソナタ&チェンバロ・ソナタ集
ト長調 F.52 K.91(*)/変ロ長調 F.299 K.351(+)/ニ短調 F.50 K.89(*)
ヘ長調 F.2 K.44(+)/ハ長調 F.120 K.170(+)/ホ短調 F.42 K.81(*)
変ロ長調 F.528 K.172(+)/ト短調 F.295 K.437(+)/ト長調 F.296 K.438(+)
ト短調 F.49 K.88(*)/ニ短調 F.537 K.176(+)/ニ短調 F.51 K.90(*)
マウロ・スクィランテ(マンドリン(*))
ラファエーレ・ヴレンナ(チェンバロ(+))

STR 33734 \2180
ジェラール・グリゼイ(1946-1998):
Vortex Temporum I-II-III(ピアノと5つの楽器のための;1994-1996)
Periodes(7つの楽器のための;1974)
ティート・チェッケリーニ(指揮)
アンサンブエル・リゾニャンツェ

STR 33755 \2180
ネヴァーランド
マウロ・ランツァ(1975-):
バロック(ソプラノ、楽器と玩具のための;2002)
貝とかたつむり(フルートとピアノのための;1996)
たまねぎの皮
(フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための;2000)
ジェラール・ペッソン(1958-):
人生はクリスマスツリーのようなもの(ヴァイオリンとピアノのための;1995)
Non sapremo mai di questo mi
(フルート、ヴァイオリンとピアノのための;1991)
わが至福(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための;1995)
アンサンブル・アルテルナンス

STR 33759 \2180
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):歌曲集
4つの詩(1920);夢,ナイアデス(水の精),夕べ,古い歌に
石棺の傍らの夫人(1919)/立像(1919)/日没(1914)
5つの詩 Op.20(1917);過ぎ去った日々,葬送の歌,夕べに,抱擁,終焉
アルメニアの詩人の語る4つの詩(1921)
いいえ、お前の息子は死んでいない,お母さんは焼きたてのパンのように,
私は母、永遠の友,朝の輝き、公平な太陽
マルタ・モレット(メゾソプラノ)
アルド・オルヴィエート(ピアノ)

STR 33760 \2180
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):
シンフォニア・セコンダ[交響曲第2番](2005)
シンフォニア(1998-2005)
ライドラントの星(1991)
ダニエル・カフカ(指揮)
RAI国立交響楽団

STR 33766 2枚組 \3300
665ニコラ・サーニ(1961-):四大元素(1996-2002)
水の記憶[Wassererinnerungen]
(バス・フルートとエレクトロニクスのための)
無風[Windstille]
(コントラバスフルート、オルガンとエレクトロニクスのための)
土[Terra](打楽器とエレクトロニクスのための)
火の如く[Con Fuoco](ハイパーバスフルートとエレクトロニクスのための)
ロベルト・ファブリチアーニ(フルート)
ナカムラ・イサオ(打楽器)
オスカル・ピッツォ(オルガン)
ニコラ・サーニ(エレクトロニクス)

STR 33767 \2180
レオーネ・シニガーリャ(1868-1944):歌曲集
夜想曲/プロヴァンスのセレナード/山の女/四月の悪戯 Op.1 No.3
わが心の涙 Op.1 No.4/悲しみの聖母/アヴェ・マリア
4つの歌曲 Op.15/「さすらう若者の歌」Op.17(3曲)
3つの歌曲 Op.23/4つのロマンス Op.34/3つの歌 Op.37/他
アニヤ・カンペ(ソプラノ)
マッシミリアーノ・ジェノト(ピアノ)
シニガーリャはトリノ生まれのイタリアのユダヤ人作曲家で、ウィーンでブラ
ームス、ゴルトマルク、マーラーに出会いドヴォルジャークと親交を結びまし
た。

STR 33771 \2180
ヴィヴァルディ(1678-1741):リュートと弦楽のためのトリオと協奏曲集
リュート、ヴィオラ・ダモーレと弦楽のための協奏曲ニ短調 RV540(*/+)
リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ ト短調 RV85(*/#)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV24(#)
リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ ハ長調 RV82(*/#)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV22(#)
リュート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV93(*/#)
マッシモ・ロナルディ(リュート(*))
エルネスト・ブラウヒャー(ヴィオラ・ダモーレ(+))
マリーノ・ラゴマルシーノ(ヴァイオリン(#))
コンセルト・ヴァーゴ
RV93の二人目のヴァイオリン・ソリストは不明です。(ブラウヒャーか?)

STR 33776 \2180
ドイツのオルガン音楽
ゲオルク・ムッファット(1653-1704):トッカータ V
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
リチェルカーレ ト短調 FbWV405
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるファンタジア FbWV201
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
われら皆唯一の神を信ず/トッカータ ハ長調
パルティータ「神の御業は善きかな」
ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693):カンツォーナ V/トッカータ III
ヨハン・フィッシャー(1670-1746):チャッコーナ[シャコンヌ]ヘ長調
ゴットリープ・ムッファット(1690-1770):
聖体奉挙の前のアリア/カプリッチョ・デスペラート
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ソナタ ニ長調 Op.5 No.2
マウリツィオ・クローチ(オルガン)
使用楽器:スイス、フライブルク、
聖ニコラ大聖堂、1657年、ゼーバルト・マンデルスシャイト製
ブルク病院礼拝堂、1667年、ゼーバルト・マンデルスシャイト製
モンタルジュ修道院、1811年、アロイス・モーザー製

STR 11018 \1280
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
聖母マリアのためのモテット集
アヴェ・マリア/贖い主の優しき御母/来たれ、キリストの花嫁
立ちて出でよ/それは誰か/マニフィカト第4旋法/今日、祝福されし処女は
めでたし、天の女王/マニフィカト第7旋法/アヴェ・マリア/
めでたし、海の星
ルイジ・タリオーニ(指揮)
カメラータ・ノーヴァ
STR 33375(廃盤)の新装値下げ再発売。

STR 11019 \1280
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):
2つのヴァイオリン、ヴィオラとバスのオブリガートのための4声の協奏曲集
変ロ長調/ハ短調/イ長調/ニ長調/ト短調/変ホ長調/ト長調
アグライア弦楽四重奏団
STR 33316(廃盤)の新装値下げ再発売。

STR 11020 2枚組 \2560
J・S・バッハ(1685-1750)/フレデリク・ジガンテ編曲:
リュートのための作品全集(ギター版)
前奏曲と組曲(フーガとアレグロ)BWV998
パルティータ BWV997
前奏曲ハ短調 BWV999
シャコンヌ BWV1004 No.5
パルティータ BWV1006a
組曲 BWV995
リュートまたはチェンバロのための前奏曲 BWV998
フーガ BWV1000
フレデリク・ジガンテ(ギター)
STR 33571(廃盤)の新装値下げ再発売。

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07-05 No.28-1

2007年05月30日 14時00分20秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4776545 \1850
マーラー:交響曲第5番
ベネズエラ・シモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ
指揮:グスターボ・ドゥダメル
録音:2006年2月 ベネズエラ中央大学 ベネズエラ
ベートーヴェンの交響曲第4&7番で衝撃的なデビューを果たしたドゥダメル&
ベネズエラ・シモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ。彼らは、楽器演奏
や音楽の歓びを知ることによって青少年が非行や犯罪に陥らないようにという
ベネズエラの政策のひとつの成果として、多くの音楽ファンに感銘を与えてい
る。ドゥダメル自身、音楽活動のスタートが遅かったにもかかわらず、最近で
は2008/09年シーズンで勇退するエサ=ペッカ・サロネンに代わって、2010/11
年シーズンからロサンジェルス・フィルの音楽監督に就任が決まったという異
例の大躍進ぶりである。
そんな彼らが第2弾に選んだのが、このマーラー。冒頭のトランペット・ソロ
や第3楽章のオブリガート・ホルンをはじめ、きわめて高い機能性を要求され、
あらゆる部分が難所とも言えるマラ5を採り上げたのは、 彼らの自信と持ち前
のチャレンジ精神の現れに他ならない。ベートーヴェンで聴かせてくれた、
作品への熱い共感がこのマーラーでどのように爆発するのかが実に楽しみだ。

4776426 \1850
オスワルド・ゴリジョフ(1960-)
「オセアナ/テネブレ/3つの歌」
《オセアナ》
《テネブレ》
《ソプラノと管弦楽のための3つの歌》
[ボーナス・トラック]
《ラスト・ラウンド(弦楽アンサンブルのための)》より第2曲:天使の死
ドーン・アップショウ(S) クロノス・クァルテット
アトランタ交響楽団 指揮:ロバート・スパーノ
1960年にアルゼンチンで生まれた作曲家ゴリジョフ。メトロポリタン歌劇場か
ら新作オペラを委嘱されるなど高い人気を集めており、2006/07-2007/08年の
シーズンは、ターネイジと共にシカゴ交響楽団のコンポーザー・イン・レジデ
ンスとしても活躍している。
DGレーベルには、ドーン・アップショウのために作曲した《Ayre》で初登場。
続く第2弾のオペラ《アイナダマル(涙の泉)》も、好評を博している。そし
て第3弾となる今回は、やはりソプラノのアップショウのために書いた《3つの
歌》。シュトラウスを想起するような美しい作品である。
《オセアナ》(1996年)は当アルバムのキーとなる作品で、オーケストラと
ギター・トリオ、ハープ、声(女声ヴォーカル、ボーイ・ソプラノ、合唱)と
いう編成。ラテンやジャズのフィーリングに溢れた仕上がりで、初演はロサン
ジェルス・ギター・クァルテットと、《アイナダマル》と同じくロバート・ス
パーノ指揮アトランタ交響楽団、そしてブラジルのジャズ・シンガーで、2005
年にアメリカで最優秀女性ジャズ・シンガー賞を受賞したルシアナ・ソウサに
よった。これはゴリジョフがバッハの精神に則って初めて手掛けた合唱作品で
あり、後に《マルコ受難曲》(2000年)に発展した(近々リリース予定)。
ちなみに《3つの歌》の第3曲目〈How Slow the Wind〉は武満徹晩年の名作と
同タイトルである。
クープランの同名曲を異化してゆく試みである《テネブレ》(2002年)は、ク
ロノス・クァルテットとのコラボレーション。2つの楽章から成る瞑想的な音
楽で、オリジナルは声とクラリネット、弦楽四重奏で、改訂版は弦楽四重奏で
書かれている。改訂版はクロノス・クァルテットが初演した。悲歌であると同
時に、慰めであり、平和への祈りでもある作品である。
ボーナス・トラックの《ラスト・ラウンド》(1996年)はダブル・クァルテッ
ト+コントラバスの作品。弦楽オーケストラ・ヴァージョンも作られており、
こちらは2000年に初演されている(その初演を務めたのは小澤征爾指揮ボスト
ン交響楽団)。〈天使の死〉という第2楽章のタイトルからもわかるように、
もちろんアストル・ピアソラ体験が生んだ作品である。

4777031 \1850
「バッハ・トゥ・キューバ」
1.ブランデンブルク協奏曲第3番:第1楽章
2.ブランデンブルク協奏曲第5番:第1楽章
3.管弦楽組曲第3番 BWV1068:アリア
4.管弦楽組曲第2番 BWV1067:バディヌリー
5.ブランデンブルク協奏曲第3番:第3楽章
6.ブランデンブルク協奏曲第5番:第3楽章
7.ブランデンブルク協奏曲第4番:第1楽章
8.管弦楽組曲第2番 BWV1067:ロンド
9.ブランデンブルク協奏曲第4番:第3楽章
10.管弦楽組曲第3番 BWV1068:ガヴォット
テネリフェ交響楽団 指揮・編曲:エミリオ・アラゴン
バッハの作品をキューバのパーカッション・セクションと融合させてラテン・
テイストに!
選ばれたのは《ブランデンブルク協奏曲》の急速楽章と《管弦楽組曲》の名
旋律。企画・編曲し、指揮も担当したのは、1959年キューバ生まれで、現在
はスペイン在住のエミリオ・アラゴン。幼少よりクラシックのピアノを、後
にアメリカで作曲や指揮も学び、カリビアン・ミュージックとクラシック音
楽の両方を愛するアラゴンこその企画なのだ。演奏するのは、キューバのパ
ーカッショニストたちと、パコ・デ・ルシアとの共演でも知られる人気のベ
ーシスト、アラン・ペレス、そしてテネリフェ交響楽団。ヴァイオリンやオ
ーボエ、チェロが奏するバッハのオリジナル・パートに合わせて、パーカッ
ションやベースがガガンコ、コンガ、ダンソン、コントラダンサ、ソン、ボ
レロといったキューバのリズムを自由に絡み合わせてゆく。アフロ・キュー
バン・リズムとクラシックが一体どうやってひとつになるのか、是非楽しん
でいただきたい。

4776659 2枚組 \1850
「ベスト・オブ・グリーグ」
CD 1
1-4.《ペール・ギュント》組曲第1番作品46
5-7.ピアノ協奏曲イ短調作品16
8.ノルウェー舞曲作品35-2[管弦楽編曲:ジット]
9.牛飼の歌と農夫の踊り作品63-2-《2つのノルウェーの旋律》
《抒情小品集第5集》作品54より
10 夜想曲作品54-4
11 小人の行進作品54-3
12.春作品34-2
劇付随音楽《ペール・ギュント》作品23より
13 第15曲:アラビアの踊り
14 第19曲:ソルヴェーグの歌
CD 2
1-5.組曲《ホルベアの時代より》作品40
6.演奏会用序曲《秋に》作品11
7.4つの交響的舞曲作品64
第2曲:アレグレット・グラツィオーソ
《抒情小品集第3集》より
8 蝶々作品43-1
9 春に寄す作品43-6
10 トロルハウゲンの婚礼の日?《抒情小品集第8集》より
11.モンテ・ピンチョより作品39-1?《6つのロマンス》
12.君を愛す作品5-3?《4つのデンマーク語の歌「心の歌」》
13.凱旋行進曲-組曲《十字軍の兵士シーグル》作品56
CD 1
1-4)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カラヤン、
5-7)ジルベルシテイン(pf)、 
5-7.12,14)イェテボリ交響楽団 指揮:ヤルヴィ、
9.10-11)ガヴリーロフ(pf)、
13)イェスタ・オーリン声楽アンサンブル プロ・ムジカ室内合唱団、
14)ボニー
CD 2
1-5.13)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カラヤン、
6)イェテボリ交響楽団 指揮:ヤルヴィ、
7-10)プレトニョフ(pf)、
11-12)フォン・オッター(S)フォシュベリ(pf)
ノルウェーの代表的作曲家エドヴァルド・グリーグは、1843年6月15日に生ま
れ、1907年9月4日に天寿を全うした。つまり今年2007年は没後100年のメモリ
アル・イヤーに当たる。当アルバムはそれを記念し、DGが有する数多くの音
源から選りすぐりの作品と演奏をコンパイルしたベスト盤。
抒情詩人グリーグが書いた、最もポピュラーで、かつ美しい作品の数々が、
アンネ・ソフィー・オッターやヘルベルト・フォン・カラヤン、ネーメ・ヤ
ルヴィ、ミハイル・プレトニョフ(最近指揮に専念することが宣言された)
ら、グリーグや北欧音楽のスペシャリストたちによって望みうる最高の演奏
で収められている。これだけのクウォリティを集められるのは、やはりDGな
らではであろう。グリーグの旋律美と香り立つ抒情、テクスチュアから漂う
色彩などを心ゆくまで味わっていただきたい。

●「スポット・ライト」シリーズ
4776611 \1350
中世・ルネサンス期 歌曲集
1 アルフォンソ10世賢王:Rosa das rosas
2 ミゲル・デ・フエンラナ:P rdida de Antequera
3 作者不詳:Dindirind n
4 アロンソ・ムダーラ:Triste estaua el rey David
5 作者不詳:Nuevas te traygo, carillo
6 作者不詳:Los hombres con gran plazer
7 フランチェスコ・デ・ラ・トーレ:Dime, triste coraz n
8 エンリケス・デ・バルデラバノ:De d nde venis, amore
9 ドン・ルイス・ミラン:Toda mi vida os am
10 フアン・デ・トリアーナ:D nos, madre del donsel
11 アロンソ・ムダーラ:Si me llaman a m
12 フアン・デル・エンシーナ:Romerico
13 フアン・バスケス[ミゲル・デ・フエンラナ編曲]:Vos me matastes
14 ルイス・デ・ミラン:Aquel caballero, madre
15 アロンソ・ムダーラ:Claros y frescos rios
16 アロンソ・ムダーラ:Ysabel, perdiste la tu faxa
17 ルイス・デ・ナバエス:Con qu la lavar
18 フアン・バスケス[ディエゴ・ピサドール編曲]:
En la fuente del rosel
19 アルフォンソ10世賢王:Santa Mar a
テレサ・ベルガンサ(MS)
ナルシソ・イエペス(g)
20世紀を代表する歌手のひとりであるテレサ・ベルガンサ。2004年に「最後
の」と銘打った来日公演を行い、多くのファンを残念がらせたのは記憶に新
しい。情熱的な激しさというよりも、モーツァルトやロッシーニを得意とし
たように典雅さを持ち味としたメゾ・ソプラノ歌手だった彼女ゆえ、中世・
ルネサンス期の作品を集めた当アルバムのような、スペインの古雅なる世界
を歌うにはまさに適役。また、共演に巨匠ナルシソ・イエペスをフィーチュ
アしているのも大きなポイントである。このアルバムがスペイン古楽を世に
広めた功績も大きく、演奏の充実も併せて今なお色褪せない名盤である。
なお、当盤は、1974年から始まったベルガンサのDG録音の歴史の中でも、初
のソロ・リサイタル・アルバムであった。

4776612 \1350
「キム・ボルイ・シングズ・シベリウス」
シベリウス:
《7つの歌》作品13[詞:ルーネベリ]
1)〈夢〉作品13-5
2〈春は急ぎ過ぎ行く〉作品13-4
3〈フリッガに寄せて〉作品13-6
《7つの歌》作品17
4〈誘惑〉作品17-3[詞:タヴァスチェルナ]
《8つの歌》作品61
5〈ロメオ〉作品61-4[詞:タヴァスチェルナ]
《6つの歌》作品36
6〈3月の雪の上のダイヤモンド〉作品36-6[詞:ヴェクセル]
7〈インガリル「そよげ葦」〉作品36-4[詞:フリョーディング]
8〈黒いバラ〉作品36-1[詞:ユーセフソン]
《シェイクスピアの『十二夜』による2つの歌》作品60
9〈死よ、近付くな〉作品60-1
10〈私が召使いだった時〉作品60-2
組曲《ペレアスとメリザンド》
11〈3人の盲目の姉妹〉作品46-5[詞:メーテルランク]
《6つの歌》作品50
12〈乙女が野原で歌っている〉作品50-3[詞:ズスマン]
《7つの歌》作品17
13〈川面に漂う流木〉作品17-7[詞:カラムニウス]
14〈夕べに〉作品17-6[詞:フォルスマン=コスキミエス]
15〈泳げ、青い鴨〉[詞:フォルスマン=コスキミエス]
16〈フィンランディア讃歌〉作品26-7[詞:コスケンニエミ]
[ボーナス・トラック]
キルピネン:
《15の歌》作品33[詞:レーゲルクヴィスト] 初出音源
17〈アーモンドの花咲く頃〉作品33-3
18〈明るい微笑み〉作品33-4
19〈1000年も過ぎた〉作品33-7
シベリウス:
《7つの歌》作品17
20〈川面に漂う流木〉作品17-7[詞:カラムニウス]
21〈夕べに〉作品17-6[詞:フォルスマン=コスキミエス]
キム・ボルイ(B)、エリック・ヴェルバ(pf)
キム・ボルイはフィンランド、ヘルシンキ生まれのバス=バリトン歌手(英読
み表記ではボルグ)。1919年に生まれ、2000年に亡くなった。モーツァルトの
《ドン・ジョヴァンニ》の題名役やベートーヴェンの《フィデリオ》でのドン
・ピッツァロ、ムソルグスキーの《ボリス・ゴドゥノフ》の題名役、リヒャル
ト・シュトラウスの《バラの騎士》オックス男爵、ワーグナー《マイスタージ
ンガー》のザックスなどを得意とし、メトロポリタン歌劇場やグラインドボー
ン、ザルツブルクなどで活躍した。またそれと同時に、彼は繊細な味わいを聴
かせるリサイタル歌手としても有名で、広い声域と美しい声は人気を集めた。
シベリウスの珠玉ともいうべき歌曲を集めた当ディスクは、そうしたリサイタ
ル歌手としてのキム・ボルイの魅力が詰まったアルバムである。作品自体は有
名とは言い難いものの、ひとつひとつがこの上なく美しいので是非とも聴いて
いただきたい。オリジナルでリリースされていたモノーラルLPは、北欧音楽の
専門家筋からも「すべてのディスコグラフィの中でも頂点に位置する」と絶賛
されたほどである。
今回は、ボーナス・トラックとしてシベリウスの別録音と、さらに同じくフィ
ンランドの作曲家で、シベリウスの約30歳年下のキルピネンによる3つの魅力
的な歌曲も収録されている。これらは初出音源であり、また、シベリウスの2
曲も初CD化なので貴重である。

4776613 \1350
「オペラ・ガラ」
ドニゼッティ:
1〈人知れぬ涙〉?歌劇《愛の妙薬》より
2〈我が祖先の墓よ……
 やがてこの世と別れを告げよう〉
 -歌劇《ランメルムーアのルチア》より
ヴェルディ:
3〈ありがとう、愛する友たちよ……芝生に光る露のごとく
 /追放の苦しみの中で……おお恋する心を君に〉
 -歌劇《エルナーニ》より
4〈ああ、美しい人……見よ、薪の恐ろしい火を〉
 -歌劇《イル・トロヴァトーレ》より
5〈もし私がその戦士であったなら!……清きアイーダ〉
 -歌劇《アイーダ》より
アレヴィ:
6〈ラシェルよ、主の恵みにより〉-歌劇《ユダヤの女》より
マイヤベーア
7〈素晴らしい国……おお、楽園よ〉-歌劇《アフリカの女》より
ビゼー
8〈ロマンス「耳に残る君の歌声」〉-歌劇《真珠採り》より
9〈お前が投げたこの花は[花の歌]〉-歌劇《カルメン》より
プラシド・ドミンゴ(T)
ロジェ・ワーグナー合唱団(合唱指揮:ロジェ・ワーグナー)(3, 4)
ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1980年11月 ロサンジェルス
現在、オペラ歌手として世界で最も有名なのは、間違いなくプラシド・ドミン
ゴであろう。持ち前の美声とすぐれた歌唱表現、凛々しいヴィジュアルなどを
併せ持ったドミンゴは、ソリストとしてはもとより、3大テノールのひとりと
しても世界中から愛されるだけでなく、指揮者としても活躍の場を拡げたり、
ワシントン・ナショナル・オペラやロサンジェルス・オペラの芸術監督も務め
るなど、多彩な活動を繰り広げている。また、1993年からはオペラリア(プラ
シド・ドミンゴ国際オペラ・コンクール)というオペラ歌手のコンクールを開
催し、若い才能にチャンスを与えることにも熱心である(ニーナ・シュティン
メやブライアン・アサワ、ホセ・クーラ、森麻季、ロランド・ビリャソンらが
ここから巣立っている)。
当アルバムは、ドミンゴが1980年にカルロ・マリア・ジュリーニと録音したフ
ランスとイタリアの名オペラ・アリア集。ドニゼッティ、ヴェルディ、アレ
ヴィ、ビゼーら、19世紀に活躍した作曲家の作品を集めている。
ジュリーニは1998年に引退、その後2005年に逝去したが、今なお、ファンはも
とより、世界的に活躍する音楽家たちから尊敬され続けている大指揮者。若く
してスカラ座の音楽監督に就任したことからもわかるように、オペラでも卓抜
なる才能を発揮した。それゆえにこのアルバムでの名コラボレイションぶりは
見事で、ドミンゴ自身も「指揮者やオーケストラとすぐに息が合うなんて滅多
にないことだ。しかし、ここではそれが起きた」と語ったほどである。
なお、ドミンゴとジュリーニは、オーケストラこそ異なるものの、《リゴレッ
ト》や《トロヴァトーレ》などをDGレーベルで共演しているので、併せて聴い
ていただきたい。

4776614 \1350
「オペラ・リサイタル」
1 ドニゼッティ:歌劇《ファヴォリータ》より
ロッシーニ:
2 歌劇《アルジェのイタリア女》より
3 歌劇《セビリャの理髪師》より?ロジーナ
 のアリア〈今の歌声は心に響く〉
4 歌劇《チェネレントラ》より?不安と涙の内に生まれ
ヴェルディ:
5 歌劇《ドン・カルロ》より?おお、むごい運命よ
6 歌劇《イル・トロヴァトーレ》より
7 チレーア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》より
ビゼー:歌劇《カルメン》より
8 恋は野の鳥[ハバネラ]
9 セビーリャの砦のそばのリリャス・パスティア
 の酒場で[セギディーリャ]
10 何度やっても同じこと[カルタの歌]
11 ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》より?逃れよ、ヴォータン
12 ヴェルディ:《レクイエム》より?ラクリモーサ
オラリア・ドミンゲス(MS)
1-7)リアス室内合唱団(合唱指揮:ギュンター・アルント) 
ベルリン放送交響楽団 指揮:リヒャルト・クラウス、
8-10)バイエルン州立歌劇場合唱団&管弦楽団 指揮:ヤーノシュ・クルカ、
11)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(B) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
12)マリア・シュターダー(S)ガボール・カレッリ(T)
イヴァン・サルディ(B) 聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団 
ベルリン放送交響楽団 指揮:フェレンツ・フリッチャイ
録音:1958年 イエス=キリスト教会、ベルリン(1-7)、ヘルクレスザール、
ミュンヘン(8-10)
オラリア・ドミンゲスは、1925年メキシコ生まれのメゾ・ソプラノ歌手。モ
ンテヴェルディやロッシーニ、ヴェルディ、ワーグナーなどを得意とし、ド
ラマは勿論、求められればコメディまで幅広い役をこなした。ディスクでは、
カラヤン指揮《ニーベルングの指環》でのエルダ役や、デ・サーバタやフリ
ッチャイのヴェルディ《レクイエム》、マルケヴィチとのモーツァルト《戴
冠式ミサ曲》、カラスとのヴェルディ《アイーダ》でのアムネリス役などが
特に知られる。当アルバムは、彼女がスカラ座やナポリのサン・カルロ劇場、
ウィーン、パリ、コヴェント・ガーデン、グラインドボーンなどのトップク
ラスのオペラハウスで歌い、マスコミから聴衆までを魅了したイタリア・オ
ペラのアリアを集めたもの。それだけでなく、さらに《カルメン》から有名
な3つのアリアも収められているのが嬉しい。ドミンゲスらしいやや暗めで、
柔らかく官能的な声で歌われるカルメンは実に魅力的だ(これは初CD化)。
ラストの2トラックには、先にも記した《ラインの黄金》のエルダや、ヴェ
ルディ《レクイエム》からの抜粋を収めており、ドミンゲスの魅力を多角的
に味わえる好企画である。

4776615 \1350
「モンテ=カルロ歌劇場ガラの夕べ」
ベッリーニ:
1 序曲-歌劇《ノルマ》より
ドニゼッティ:
2〈ああ、遅過ぎた……この心の光〉
-歌劇《シャモニーのリンダ》より
ロッシーニ:
3〈兵士の行進〉-歌劇《ウィリアム・テル》より
ベッリーニ:
4〈私は美しい乙女〉-歌劇《海賊》より
ロッシーニ:
5 序曲-歌劇《絹のはしご》より
ヴェルディ:
6〈ここにラダメスが……ああ、 我が故郷よ〉-歌劇《アイーダ》より
7 序曲-歌劇《シチリア島の夕べの祈り》より
レナータ・スコット(S)
モンテ=カルロ国立歌劇場管弦楽団 指揮:ルイ・フレモー
1979年に柿落としが行われたモナコのサル・ガルニエを本拠とするモンテ=
カルロ国立歌劇場。そのピットに入るオーケストラがモンテ=カルロ国立歌
劇場管弦楽団である。このオーケストラは、1856年に結成されているので、
既に150年の歴史を持つ伝統ある団体。設立当初は「外国人新サークル管弦楽
団」と名乗っていたが、1953年からはモンテ=カルロ国立歌劇場管弦楽団とい
う名称になった。1980年に現在のモンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽
団に改称。
当アルバムは同歌劇場で行われたガラ・コンサートの記録。登場するのはレ
ナータ・スコットである。彼女は、スカラ座やメトロポリタン歌劇場をはじ
めとする主要歌劇場で活躍したイタリアの代表的ソプラノ。1957年にマリア
・カラスが《夢遊病の女》をキャンセルした際に代役に抜擢され、公演直前
だったにもかかわらず僅か2日間で完全に覚えきって歌い大成功を収めて、
一気にスターダムに躍り出た。ベル・カントの伝統を正しく受け継ぎ、華麗
な技巧や色彩、ドラマの内面を深く読み解く感性を併せ持ち、世界中で愛さ
れた名歌手で、2002年に惜しまれつつ引退した。ここでは得意のイタリア・
オペラの名アリアを聴かせてくれている。オーケストラの指揮はルイ・フレ
モー。彼は、1956年から65年まで同管の首席指揮者を務めていた。なお、当
アルバムがオリジナルのスタイルでCD化されるのはこれが初めてである。

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07-05 No.28-2

2007年05月30日 13時59分47秒 | Weblog
●クラシック・カジュアルコンピレーション 「Greatest Classical Hits」
4776674 \900
《四季》
ヴィヴァルディ:四季
ヴァイオリン協奏曲イ長調「遠くのこだま(Per eco)」RV.552
グロリア ニ長調 R.589
ルジェーロ・リッチ (solo.vn&Cond.) ストラディヴァリウス室内管弦楽団
Walter Prystawski(vn), Herbert H ver(vn), ルツェルン音楽祭弦楽合奏団
指揮:ルドルフ・バウムガルトナー
Hanns-Martin Schneidt、カペラ・アカデミカ・ウィーン,
エドゥアルト・メルクス レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊 
指揮: ゲオルク・ラッツィンガー

4776675 \900
《カルミナ・ブラーナ》
カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
クリスティアーネ・エルツェ, デイヴィッド・キューブラー,
サイモン・キーンリーサイド
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団 
指揮:クリスティアン・ティーレマン

4776676 \900
《エリーゼのために》
ベートヴェン:
パガテル「エリーゼのために」
「月光」(ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調 Op.27)
ロンド・カプリチオ ト長調 Op.129
「悲愴」 (ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調 Op.13 )
シューマン:
「トロイメライ」 (子供の情景 Op.15)
「予言の鳥」 (森の情景 Op.82)
シューベルト:
11.-12.即興曲集 Op.90, D.899
アナトール・ウゴルスキー(pf)
ヴィルヘルム・ケンプ(pf)
ジャンルカ・カシオーリ(pf)
エミール・ギレリス(pf)

4776677 \900
《ラプソディ・イン・ブルー》
ガーシュイン:
ラプソディ・イン・ブルー
パリのアメリカ人
3つの前奏曲 第2番
キューバ序曲
キャットフィッシュ・ロウ
(「ポーギーとベス」による組曲)
キャットフィッシュ・ロウ
ポーギー・シングス
フーガ
ハリケーン
グッド・モーニング・ブラザー
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン
シカゴ交響楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン

4776678 \900
《展覧会の絵》
ムソルグスキー:
組曲「展覧会の絵」
交響詩「禿山の一夜」
ボロディン:
「だったん人の踊り」(歌劇「イーゴリ公」より)
ムソルグスキー:
「戴冠式の場」(歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」より)
ハチャトゥリアン:
「剣の舞」(バレエ組曲「ガイーヌ」より)
「山岳人の踊り」(バレエ組曲「ガイーヌ」より)
シカゴ交響楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
イェーテボリ交響楽団 指揮:ネーメ・ヤルヴィ
クリーヴランド管弦楽団 指揮:オリヴァー・ナッセン
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー

4776679 \900
《ボレロ》
ラヴェル:
ボレロ
亡き王女のためのパヴァーヌ
「海原の小舟」(組曲「鏡」より)
古風なメヌエット(管弦楽編)
スペイン狂詩曲
「夜への前奏曲」
「マラゲーニャ」
「ハバネラ」
「祭り」
舞踊詩「ラ・ヴァルス」
ボストン交響楽団 指揮:小澤征爾

4776680 \900
《惑星》
ホルスト:
組曲「惑星」Op.32
エルガー:
「ニムロッド」(エニグマ変奏曲Op.36より)
弦楽のためのセレナード ホ短調 作品20
行進曲「威風堂々」Op.39 第1番ニ長調
行進曲「威風堂々」Op.39 第4番ト長調
ボストン交響楽団 指揮:ウィリアム・スタインバーグ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ノーマン・デル・マー
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ

4776681 \900
《王宮の花火の音楽》
ヘンデル:
王宮の花火の音楽
組曲「水上の音楽」
序曲
アレグロ-アンダンテ-アレグロ
合奏協奏曲集Op.6 第1番
合奏協奏曲集 ハ長調 HWV 318 ""アレクサンダーの饗宴""
「シバの女王の入城」(ソロモン HWV 67 / 第3幕]
合唱「ハレルヤ」(オラトリオ「メサイヤ」より第2部)
ヴォルフガング・マイヤー、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ラファエル・クーベリック
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
オルフェウス室内管弦楽団
クルト=クリスティアン・シュティール, フリッツ・キスカルト,
ヘトヴィヒ・ビルグラム、ミュンヘン・バッハ管弦楽団 
指揮:カール・リヒター
オルフェウス室内管弦楽団 エドワード・ブリュワー
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・リヒター 
ジョン・オルディス合唱団

4776682 \900
《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
モーツァルト:
アイネ・クライネ・ナハトムジーク KV 525
ピアノ協奏曲 第21番 KV 467  (“エルヴィラ・マディガン”)
交響曲 第40番ト短調 KV 550
オルフェウス室内管弦楽団
ゲサ・アンダ(Pf & Cond.)ザルツブルク・モーツァルティウム管弦楽団

4776683 \900
《カノンとジーグ》
パッヘルベル:
カノンとジーグ ニ長調
チェンバロ組曲 ホ短調
アルビノーニ:
弦楽とオルガンのための アダージョ ト短調
ボッケリーニ:
弦楽四重奏曲 op.11 第5番ホ長調
ハイドン:
弦楽四重奏曲 ヘ長調 H.III No.17, Op.3 No.5 - ""セレナーデ""
コレッリ:
合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8「クリスマス(La notte di Natale)」
ヴィヴァルディ:
フルート協奏曲ト短調R.439「夜」第2楽章
ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 指揮:ルドルフ・バウムガルトナー
イョラン・セルシェル(g)
佐藤江梨子, エドワード・ブリュワー, オルフェウス室内管弦楽団
オルフェウス室内管弦楽団
パトリック・ガロワ(fl) オルフェウス室内管弦楽団

734167(DVD-Video) \3350
マーラー:歌曲集
《さすらう若人の歌》(4曲)
《リュッケルト歌曲集》(5曲)
《子供の死の歌》(5曲)
トーマス・ハンプソン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
監督:ハンフリー・バートン
《子供の不思議な角笛》(12曲)
ルチア・ポップ
ヴァルトン・グローエンロース
レナード・バーンスタイン指揮
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
監督:ピーター・バトラー
《子供の死の歌》1988年10月 ムジークフェライン、ウィーン
《リュッケルト歌曲集 さすらう若人の歌》1990年2月 ムジークフェライン、
ウィーン
《子供の不思議な角笛》1984年5月 マン・オーディトリアム、イスラエル
バーンスタインの指揮したマーラーの傑作歌曲集。
交響曲作家として強烈な印象を発するマーラーであるが、その源泉は歌曲に
あったといっても過言ではない。歌曲作家であり、かつウィーンを舞台に活躍
したこともあって、マーラーはシューベルトの後継者とみなされることもあ
る。彼の歌曲は、後に書かれる交響曲の中にも色濃く反映している。たとえば
《さすらう若人の歌》は交響曲第1番に、また《子供の不思議な角笛》は、交
響曲第2?4番に引用されているので、角笛交響曲とも呼ばれる(〈原光〉など
は第2交響曲のきわめて重要な楽章となっている)。第5交響曲にもふとした瞬
間に、《子供の死の歌》のフレーズが挿入されている。それゆえに、この作曲
家のパースペクティヴを見渡すためには、歌曲は絶対に外すことはできないで
あろう。
当DVDでは、ルチア・ポップやハンプソンらマーラーを得意とする歌手が、こ
れらの歌曲集のベストな名唱を聴かせる。指揮はバーンスタイン。マーラーの
交響曲全集をCD、DVDでもリリースしているスペシャリストゆえ、作曲家と一
体となったかのような渾身の演奏を体験できる。

734313(DVD-Video) \3350
ザンドナイ:
歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」
プラシド・ドミンゴ(パオロ)
コーネル・マクニール(ジャンチオット)
レナータ・スコット(フランチェスカ)
ウィリアム・ルイス(マラテスティーノ)
演出:ピエトロ・ファッジオーニ
監督:ブライアン・ラージ
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
収録:1984年4月
リッカルド・ザンドナイ(1883-1944)はイタリアの作曲家・指揮者。マスカ
ーニに師事しプッチーニの後継者として活躍した。歌劇《コンチタ》で広く世
に認められ、《ジュリエッタとロメオ》など10作のオペラを書いている。後期
ロマン派風なスタイルで書かれ、1914年に初演された《フランチェスカ・ダ・
リミニ》はそれらの中で、最もすぐれたものと評され、この作曲家の代表作と
なった。タイトルからもわかるように、チャイコフスキーの幻想曲と同様、ダ
ンテの《神曲》地獄編第5歌にインスピレイションを受けたものである。
メトロポリタン歌劇場によって60年以上を経て新演出で蘇ったこの舞台は、マ
スコミからもこぞって絶賛された。キャストも、レナータ・スコット、プラシ
ド・ドミンゴ、コーネル・マクニールら高名な歌手がフューチャーされてい
る。彼らは歌唱のみならず、演技にも定評があるので、人目をしのんで愛し合
う2人の主人公をはじめとする深刻なキャラクターたちを見事に演じている。

734328(DVD-Video) 2枚組 \6450
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ジークフリート・イエルザレム(パルジファル)
エヴァ・ランドヴァ(クンドリー)
ベルント・ヴァイクル(アンフォルタス)
ハインツ・ゾーティン(グルネマンツ)
レイフ・ロア(クリングゾル)
マッティ・サルミネン(ティトゥレル)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 
指揮:ホルスト・シュタイン
演出:ヴォルフガング・ワーグナー 監督:ブライアン・ラージ
レヴァイン盤しかなかった《パルジファル》DVDに新たな映像が加わった。ホ
ルスト・シュタイン指揮の名高いバイロイト音楽祭ライヴで、以前LDで出て
いたもののDVD化である。ワーグナーの最後の楽劇であり、宗教的な厳粛・荘
厳さを持つ作品である。シュタインはバイロイトの常連で、1969年にこの音
楽祭にデビューしてから86年までの間に計138公演も指揮している。中でも
《パルジファル》は、デビューの年に指揮した楽劇であり、75年から81年ま
では毎年担当、結果として39回も上演したまさしく自家薬篭中の作品。これ
はシュタインがバイロイトで指揮した中でも最も多い指揮回数である。また、
演出は作曲家の直系ヴォルフガング・ワーグナー。この翌年1982年からはゲッ
ツ・フリードリヒの演出に代わる(指揮はレヴァイン)ので、最後の公演が
収録されているというわけで、資料としても貴重である(89年からのヴォル
フガング演出は改訂版)。歌手勢も、当時絶頂のイェルザレムをはじめ、常
連を集めた充実ぶりである。

734340(DVD-Video) 2枚組 \6450
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
ヴォルフガング・シュミット(ジークフリート)
デボラ・ポラスキ(ブリュンヒルデ)
エリック・ハーフヴァーソン(ハーゲン)
ファルク・シュトゥルックマン(グンター)
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(グートルーネ)
エッケハルト・ヴラシハ(アルベリヒ)
ハンナ・シュヴァルツ(ヴァルトラウテ)
演出:アルフレート・キルヒナー
バイロイト祝祭管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
収録:1997年6月
DGレーベルではレヴァインの《ニーベルングの指環》は、既にメトロポリタ
ン歌劇場でのオットー・シェンクとのプロダクションがDVD化されているが、
今回リリースされるのはバイロイト音楽祭での記録である。
1982年にバイロイト音楽祭にデビューしたレヴァインは、1998年まで、86、
87年を除いて毎年出演。《リング》は 1994年から5年間連続して指揮した
(各16公演。但し《神々の黄昏》のみ15回)。この5年間の《リング》を演出
したのはアルフレート・キルヒナー。1997年の記録である当盤は、キルヒナ
ーがバイロイトで遺した唯一のオペラ映像作品である。キャストにはヴォル
フガング・シュミット、デボラ・ポラスキ、ファルク・シュトゥルックマン
ら、ワーグナーのスペシャリストたちが集結。レヴァインは、作品の隅から
隅までを知り尽くした巧みな音楽を造形し、「ハンス・クナッパーツブッシュ
とカール・ベーム以来、これほど絶賛された指揮者はいない」とまで讃えら
れた公演である。

734350(DVD-Video) \3350
ドキュメンタリー/「リトル・ドラマーボーイ」
レナード・バーンスタインが語るグスタフ・マーラーについてのTVエッセイ
監督:ピーター・バトラー
レナード・バーンスタイン
グスタフ・マーラー(1860-1911)の生誕125年を記念し、1985年に制作され
たテレビ・エッセイのDVD化。バーンスタイン自身が脚本を書き、イスラエル
とウィーンで撮影、その後ロンドンで追加撮影されたものである。伝記的な
シーンを挿みながら、番号付きの9つの交響曲と《大地の歌》、《子供の不思
議な角笛》歌曲集の音楽をフィーチュアし、マーラー作品のインスピレイショ
ンの源を探ってゆく。
音源には17年にわたるバーンスタインの名演奏をふんだんに使用。オーケス
トラはイスラエル・フィルやロンドン響、ウィーン・フィル。ソリストには
ジャネット・ベイカーやクリスタ・ルートヴィヒ、エディト・マティス、ル
チア・ポップ、ヴァルトン・グローエンロースらが登場する充実ぶりである。

734351(DVD-Video) 2枚組 \6450
マイスキー/チェロ協奏曲集
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番Hob.VIIb-1
チェロ協奏曲第2番Hob.VIIb-2
ヴァイオリン協奏曲ハ長調
 [マイスキー編曲:チェロ版]
ヴァイオリン協奏曲ト長調
 [マイスキー編曲:チェロ版]
ウィーン交響楽団
(監督:ブライアン・ラージ)
シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
(監督:ハンフリー・バートン)
ミッシャ・マイスキー(vc)
先日逝去したロストロポーヴィチが遺した弟子は数多く、グートマン、ゲリ
ンガスというロシアの優れたチェリストたちももちろん彼に師事している。
ミッシャ・マイスキーも同様であり、ロストロポーヴィチ亡き後、彼の後を
継ぐチェリストのひとりとして一層の期待を集めている。
このDVDは、2008年に60歳を迎えるマイスキーを祝ってのリリース。ハイド
ンのチェロ協奏曲は86年のヨーロッパ室内管弦楽団とのライヴ、またシュー
マンは85年のバーンスタインとのライヴ録音というように、ハイドン、シュ
ーマンともにCDでリリースされているが、それらがDVD映像で観られるように
なったのは嬉しい。映像ゆえに、マイスキーの美音と、深く掘り下げられる
歌の世界が、より臨場感を持って訴えてくる筈だ。また、フィンガリングや
ボウイングなどもつぶさに観ることができ、さらにハイドンでは彼の弾き振
りも観られるので、チェロを演奏する方やファンにとっては特に興味深いだ
ろう。
なお、今回はマイスキー自身の編曲によるハイドンのヴァイオリン協奏曲も
2曲収録されている。先のCDでも、ヴァイオリン協奏曲第4番Hob.VIIa-4のチェ
ロ版が収録されていたが、今回はハ長調協奏曲も含まれている。

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-07-05 No.2

2007年05月29日 19時47分59秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-3822432 \1980
偉大なるヘンデル・アリア集
Where E're You Walk-「セメレ」
Comfort Ye-「メサイア」
もろもろの谷は高くせられ-「メサイア」
Fronde tenere-「セルセ」
なつかしい木陰よ(オンブラ・マイ・フ)-「セルセ」
Cosi la tortorella-「復活のオラトリオ」
Love Sounds the Alarm-「エイシスとガラテア」
Love In Her Eyes-「エイシスとガラテア」
Happy We-「エイシスとガラテア」*
不実な女よ、戯れるがよい-「アリオダンテ」
次の夜-「アリオダンテ」
Total Eclipse-「サムソン」
As Steals the Moon-「快活の人」*
Hide though thy hated beams-「エフタ」
A father offering up his only child-「エフタ」
天の使いよ、高きところに彼女を導け-「エフタ」
イアン・ボストリッジ(テナー)
*ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
オーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトメント
ハリー・ビケット指揮
バロック作品のEMIレーベル初録音にボストリッジが取り上げたのは彼にとっ
て大切に扱ってきたヘンデル。英語、イタリア語によるオペラとオラトリオか
らのアリア集でカストラートのために作曲された作品も含まれています。今後
の録音にヘンデルを含むバロック・アリア集を計画しヘンデルについて執筆中
というボストリッジの熱のこもった録音が実現しました。先ごろEMIクラシック
スと専属契約したロイヤルがゲスト参加、8月から10月にかけてヘンデル作品
での欧州ツアーを共にするエンライトメントのオケとの共演で収録。ライナー
ノートもボストリッジが手がけています。英・グラモフォン誌の6月号のカヴァ
ーストーリーで取り上げられるなどメディアの関心も高い注目盤

CDC-3797862 \1980
クロンマー:二重クラリネット協奏曲
シュポーア:クラリネット協奏曲第2番ハ短調Op.57(ブリス)
クラリネット協奏曲第4番ホ短調woo20(マイヤー).
クロンマー:協奏曲(2つのクラリネットのための)変ホ長調Op.91
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
ジュリアン・ブリス(クラリネット)
アカデミー室内管弦楽団
17歳の天才、愛弟子ブリスとの共演によるマイヤーの新録音

CDC-3944202 \1980
ライヴ・アット・ラ・スカラ
マルティーニ:愛の喜び
A.スカルラッティ:私を苦しめないで-「ポンペオ」
パリソッティ:Se tu m'ami
グルック:おお、私のいとしい人よ-「パリーデとエレーナ」
ベッリーニ:マリンコニア、やさしいニンフ
行け、幸せなばらよ
ドニゼッティ:私は海の中に家を建てたい
ヴェルディ:ストルネッロ
孤独な部屋で
乾杯
グノー:セレナード
ビゼー:愛の歌
マスネ:悲歌
Alfred Alessandrescu:Sub perdeaua dragei mele
Diamanti Gheciu:Si daca
Tiberiu Brediceanu:Floricica de pe apa
Bade, pentru ochii tai
Vai, badita, dragi ne-avem
Gherase Dendrino:Te iubesc (from the operetta "Lasati-ma sa cant")
トスティ:かわいい口もと
ラーナー/レーヴェ:踊り明かそう-「マイ・フェア・レディ」
プッチーニ:わたしのお父さん-「ジャンニ・スキッキ」
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
ジェフ・コーエン(ピアノ)
ここ12年にわたって世界のトップ・ステージでスターの座をほしいままにして
いるゲオルギューが、昨年(06年)スカラ座でも勝利を収めたライヴ録音。古
典歌曲、ベルカント、フランス歌曲、母国ルーマニア作品というあえて歌曲に
よるリサイタルでスカラ座の聴衆を魅了しました。この成功を受けて07年7月
ゲオルギューは再びスカラ座に登場する予定です。 40Pブックレット

DVBW-3910089(DVD-Video) \2850
ワーグナー:歌劇からの管弦楽作品集
「タンホイザー」序曲
ヴェヌスベルクの音楽(バッカナール)-「タンホイザー」
「リエンツィ」序曲
夜明けとジークフリートのラインへの旅-「神々のたそがれ」
ジークフリートの葬送行進曲-「神々のたそがれ」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ワルキューレの騎行-「ワルキューレ」
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮
(1988年10月18日、東京、サントリー・ホールでのライヴ収録)
待望のDVD化発売、テンシュテットのメインのコンサート・プログラムを映像
収録した貴重なドキュメント


●CLASSICS FOR PLEASURE
CZS-3932382 2枚組 \1450
チャイコフスキー:眠りの森の美女
フィルハーモニア管弦楽団
ジョージ・ウェルドン指揮

CZS-3932332 2枚組 \1450
チャイコフスキー:くるみ割り人形、他 
プロコフィエフ:シンデレラーハイライツ
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン指揮

CZS-3932432 2枚組 \1450
チャイコフスキー:白鳥の湖
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン指揮

CDZ-3932312 \1000
サリヴァン-マッケラス編:パインアップル・ポール組曲 他
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・マッケラス指揮

CDZ-3932292 \1000
ハチャトゥリアン:ガイーヌ-ハイライツ他
ロンドン交響楽団、
アラム・ハチャトゥリアン指揮 他    

CDZ-3932302 \1000
ベアトリクス・ポター物語OST-ロイヤル・バレエ・フィルムからの音楽
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
ジョン・ランチベリー指揮

CDZ-3940352 \1000
カルメン・ジョーンズOST-オリジナル・ロンドン・キャストによる
ヘンリー・ルイス指揮


<VIRGIN CLASSICS>
●THE CLASSICS
VM-3913302 \1300
ブラームス:交響曲第3番、第4番
ドイツ室内フィルハーモニー
ダニエル・ハーディング指揮

VM-3913312 \1300
フランク:交響曲ニ短調、交響的変奏曲
ボーンマス交響楽団
アンドルー・リットン指揮

VM-3913332 \1300
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉
アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ
アルミン・ジョルダン指揮

VM-3913342 \1300
ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
ロジャー・ノリントン指揮

VM-3632842 \1300
モーツァルト:序曲集(未発売作品)
ローザンヌ室内管弦楽団
ユーディ・メニューイン指揮

VM-3913372 \1300
ショスタコーヴィチ:ピアノ四重奏曲
4つのワルツ、ピアノ三重奏曲第2番
ナッシュ・アンサンブル

VM-3913392 \1300
バーバー、バーンスタイン、ピッカー、コープランド:
20世紀のアメリカ音楽集
リットン、デ・ワールト、エッシェンバッハ、
サラステ、コリン・デイヴィス、ヒコックス

VM-3913402 \1300
バロック・フェスティヴァル
タヴァナー・プレイヤーズ
アンドルー・パロット指揮

VM-3913632 \1300
シベリウス:クレルヴォ交響曲
シュテーネ、マッテイ、エストニア国立男声合唱団
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮

VM-3913442 \1300
オッフェンバッハ:オペラ・ハイライツ集
マルク・ミンコフスキ指揮

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07-05 NO.27-2

2007年05月29日 19時47分35秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMX 2908226(2CD+1DVD) \4450
字幕:仏,英,独
監督:サンドリーヌ・ヴィレムス
美麗箱入り、美麗ブックレット(111ページ)
Philippe Herreweghe By Himself~ Retroperspective(1981-2007)-1981-2007
年の軌跡
[CD1]
(1)J.S.バッハ:マタイ受難曲より第1曲合唱(1984年)
(2)J.S.バッハ:カンタータ第91番より第5曲アリア(S&A)(2001年)
(3)J.S.バッハ:カンタータ第8番より冒頭合唱曲(1998年)
(4)J.S.バッハ:カンタータ第75番より第5曲アリア(S)(2003年)
(5)J.S.バッハ:カンタータ第170番より第1曲アリア(A)(1989年)
(6)ラッスス:エレミアの哀歌より(1989年)
(7)モンテヴェルディ:ア・セイ・ヴォーチ(1990年)
(8)シャイン:
イスラエルの泉より第9曲「主よ、私に目を向け私を憐れんでください」
(1985年)
(9)シュッツ:主に結ばれて死ぬ者は幸いであるSWV391(1985年)
(10)ジル:レクイエム-序(部分)(1990年)
(11) パーセル:アンセム11番よりRejoice in the Lord alway,(1993年)
(12)、(13) J.S.バッハ:マタイ受難曲より第64、65曲(1984年)
[CD2]
(1)モーツァルト:グラン・パルティータ-アダージョ(1995年)
(2)ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス-サンクトゥス(1995年)
(3)メンデルスゾーン:エリヤより-第34番合唱(1993年)
(4)メンデルスゾーン:真夏の夜の夢より-舌先さけたまだら蛇(1994年)
(5)ブラームス:ドイツ・レクイエムより-主よ、おしえてください(1996年)
(6)シューマン:交響曲第3番より終楽章(2006年)
(7)ベルリオーズ:夏の夜より-第5曲月の光(「墓地で」)(1994年)
(8)ブルックナー:交響曲第4番より第3楽章(2005年)
(9)マーラー:子どもの不思議な角笛より「原光」(2005年)
(10)シェーンベルク:月に憑かれたピエロより「月に酔い」(1991年)
(11)同:コロンビーナ(1991年)
(12)クルト・ヴァイル:
ベルリン・レクイエムより溺死した娘のバラード(1992年)
(13)同:勝利のアーチの下に届いた名の無い兵士に関する第2の報せ(1992年)
(14)フォーレ:レクイエムよりピエ・イエズ(1988年)
(15)同:アニュス・デイ(2001年)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
[CD1]
(1)シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ(以下CV) 
(2)ドロテー・ミールズ(S)、インゲボルク・ダンツ(A) 
(3)CV (4)キャロリン・サンプソン、CV (5)アンドレアス・ショル、CV 
(6)(7)(8)アンサンブル・ヴォカーレ・ヨーロッパ (9)シャペル・ロワイヤル
(10)ハワード・クルック(T)、シャペル・ロワイヤル (11)CV 
(12)(13)シャペル・ロワイヤル、CV
[CD2]
(1)シャンゼリゼ管のメンバー 
(2)シャペル・ロワイヤル(以下CR)、シャンゼリゼ管(以下OCE)  
(3)CR、CV、OCE (4)CR、CV、OCE 
(5)ジェラルド・フィンリー(Br)、CR、CV、OCE (6)OCE 
(7)ブリジット・バレー(Ms)、OCE (8)OCE 
(9)サラ・コノリー(Ms)、OCE 
(10)(11)マリアンヌ・プスール(声)、アンサンブル・ムジーク・オブリーク
(12)(13)ペーター・コーイ(Bs)、CR、アンサンブル・ムジーク・オブリーク
(14)アニュス・メロン(S)、アンサンブル・ムジーク・オブリーク 
(15)CR、CV、OCE
今年2007年、ヘレヴェッヘは還暦をむかえます。これを記念して、ハルモニア
ムンディにこれまで録音した膨大なレパートリーの中から、ヘレヴェッヘ自身
が選りすぐった曲たちが一同に集結、貴重な映像とともにボックスセットとし
て登場します。CD1では古楽、CD2では古典派以降の音楽が収録されています。
そしてDVDでは自転車に乗ったヘレヴェッヘ、リハーサルの合間にジョークを
言って演奏家を和ませるヘレヴェッヘ、若き学生時代の貴重なヘレヴェッヘ、
1973年録音のヨハネ受難曲の録音に臨むヘレヴェッヘ、とヘレヴェッヘ尽くし。
また、巨匠レオンハルトをはじめ、様々な著名な演奏家たちがヘレヴェッヘに
ついて語っています。ヘレヴェッヘの今までの軌跡の偉大さを知ると同時に、
ヘレヴェッヘのこれからがますます楽しみになるボックスセットとなっていま
す。

HMC 901961 \2250
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲
(1)第1番 ニ短調 op.49
(2)第2番 ハ短調 op.66
トリオ・ワンダラー
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭に今年も来日し、ますます聴衆をとりこにしてい
るトリオ・ワンダラー最新盤は、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲。高貴な
薫りに満ちた弦楽器は、まさに「美のツボ」をおさえた音色。官能的で時にむ
せび泣くような表現に引き込まれます。ピアノがまた素晴らしい!たとえば第
2番のスケルツォ楽章で、真珠の粒のように美しく転がる音が、弦とたわむれ、
時に熱いうねりとなって盛り上がる様子は、神がかりともいえる美しさです。
トリオ・ワンダラーが誘う、たまらなく官能的でディープなメンデルスゾーン
です。

HMU 807441(SACD-Hybrid) \2300
ガーシュウィン:
(1)ヘ調のピアノ協奏曲
(2)ラプソディー・イン・ブルー
(3)キューバ序曲
ジョン・ナカマツ(P)
ジェフ・タイジック(指)
ロチェスター・フィルハーモニック管弦楽団
のだめやラ・フォル・ジュルネで何かと話題の作曲家、ガーシュウィンの作品
集。指揮にジャズ界でも活躍している大御所タイジック、ピアノに強靭なテク
ニックとパッションのピアニスト、ジョン・ナカマツという組み合わせのガー
シュウィンが悪いはずがない!一曲目のヘ調のピアノ協奏曲は、ラ・フォル・
ジュルネ音楽祭で小曽根真が演奏、大いに盛り上がったものでした。ラプソ
ディー・イン・ブルーの冒頭のオケもバッチリ決まって、続くピアノによる有
名な旋律も、絶妙なリズム感とテクニックに裏打ちされたもの。キューバ序曲
では、タイジックならではのジャズへの深い読み込みにオケが見事に応えてお
り、他では得がたい壮大な演奏となっています。思わず踊り出したくなる楽し
い一枚です。





<GRAND SLAM>
GS 2022 \2250
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(改訂版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949年10月18日ベルリン・ダーレム、ゲマインデハウス
Source: HMV (France/ LA VOIX DE SON MAITRE) FALP852/FALPS853
■ 制作者より
このディスクの演奏は1965年7月にフランスHMV(LA VOIX DE SON MAITRE)か
ら発売された2枚組LP、FALP852/FALPS853より復刻したものです。このLPはオ
リジナルのモノラルでカッティングされており、しかも第1面に第1楽章、第2
面に第2楽章、そして第3面には第3楽章と第4楽章と余裕のある面の切り方をし
ています。ほぼ同時期に発売されたドイツ・エレクトローラ盤(STE91375/8)、
日本盤(AA9131/4)も面の切り方はフランス盤と同じですが、これらはとも
に疑似ステレオ化されていました。1968年に遅れて発売されたイギリス盤
(HQM1169)はオリジナルのモノラルでカッティングされてはいたものの、
LP1枚両面に詰め込んだ窮屈な音質でした。従いまして、このフランス初期盤
はオリジナルの音質を最も忠実に伝えるものとして珍重され、近年の市場価格
は14-16万円と高騰しています。今回復刻するにあたり、望みうる最上の結果
を得るためにそのフランス盤を2組用意し、楽章単位でノイズの少ない箇所を
取り出し、盤に刻まれた情報を忠実に再現するようにリマスタリングを行い
ました。1949年の放送録音ゆえに、さすがに1950年代のスタジオ録音のような
飛躍的な音質の向上は期待できないものの、既発売盤よりも明瞭で繊細、か
つ奥行き感の優れた音質を実感していただけると思います。 (平林直哉)
■ 解説書の内容
このフルトヴェングラーの演奏で使用されているのは改訂版です。この改訂版
はノヴァーク版(原典版)と実質的には全く同じものですが、その違いについ
て具体的に触れてある文献は少ないので、今回はそれについて譜例をあげてわ
かりやすく説明しています(第1楽章のみ)。その他フランス、イギリス、日
本のそれぞれ初出LPのジャケット写真、発売当時の広告も掲載します。





<CASCAVELLE>
VEL 3111 2枚組 \4160
シューマン:交響曲全集
第1番変ロ長調Op.38「春」/ 第2番ハ長調Op.61 /
第3番変ホ長調Op.97「ライン」/ 第4番ニ短調Op.120
アルミン・ジョルダン(指)
スイス・ロマンドO.
録音:1989年9月、1990年2月&3月
ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
このアルバムの内容は「楽園とぺリ」に続いて、ジョルダン&スイス・ロマン
ドによるシューマン第2作として、かつて仏エラートからリリースされていた
ものです。昨年世を去ったジョルダンを追悼してCASCAVELLEから復刻のはこび
となりました。あらためて聴き直してみると緩徐楽章の美しさには大きく魅か
れるものがあります。プロデューサーがミシェル・ガルサンと、エンジニアが
ジャン・シャトレのコンビによる録音というのもポイント。

VEL 3110 2枚組 \4160
シューマン:オラトリオ「楽園とぺリ」Op.50
イーディス・ウィーンズ(S:ぺリ)シルヴィア・エルマン(S:若い女)
アンヌ・イェヴァング(A:天使)ロバート・ギャンビル(T)
クリストフ・プレガルディエン(T:若者)
ハンス=ペーター・シャイデッガー(Br:ガツナ、男)
ロマンド室内Cho.、ローザンヌ・プロ・アルテCho.
(アンドレ・シャトレ合唱指揮)
アルミン・ジョルダン(指)スイス・ロマンドO.
録音:1988年10月ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
「管弦楽の年」1841年の8月に着手し、1843年に完成をみたシューマンの自信
作であるオラトリオ「楽園とぺリ」。かつて仏エラートより出ていたこの録音
は、ジョルダン持ち前の穏当な表現が作品のもつ幸福なムードとマッチした名
演奏として知られていたものです。廃盤となって久しかっただけにこのたびの
復活は喜ばしいところです。録音スタッフは、ディレクターがミシェル・ガル
サン、エンジニアがジャン・シャトレの名コンビ。

VEL 3113 \2080
シューベルト:ミサ曲変ホ長調D.950
オドレイ・ミシェル(S)ブリギッテ・バレイズ(A)
アルド・バルディン(第1T) クリストフ・ホムベルガー(第2T)
ミシェル・ブロダール(Bs) ロマンド室内Cho.、
ローザンヌ・プロ・アルテCho.(アンドレ・シャトレ合唱指揮)
アルミン・ジョルダン(指)スイス・ロマンドO.
録音:1987年5月ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
ふんわりと温かいキリエの斉唱が優しく包み込む、シューベルトが最晩年に書
いた最後のミサ曲。ジョルダンの手堅い棒のもと素朴な美しさがめいっぱい引
き出されています。プロデューサーはミシェル・ガルサン、エンジニアはヨラ
ンタ・スクラ。かつてのフルプライス(旧番号VEL.1056)からミドルにプライ
スダウンしてカタログに復活です。




<KII>
KDC 5022 \2300
輸入盤(naive)
日本語解説・訳詞付
艶舞(ダンス)-ローラン・コルシア
(1)ステファン・グラッペリ(コルシア編):ヴァルスーズ
(2)ブラームス(コルシア編):ハンガリー舞曲第1,2,4番 
(3)ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲第2番 
(4)シコ・ブアルケ(サンチェス編):すべてのために 
(5)ヴィエニャフスキ:華麗なポロネーズ第1番ニ長調 
(6)ラヴェル:ハバネラ形式による小品 
(7)ミシェル・ポルタル:甘いヴァルス 
(8)ピアソラ:1930年のカフェ-「タンゴの歴史」より 
(9)アルベニス(クライスラー編):タンゴ 
(10)チャイコフスキー:ヴァルス=スケルツォ 
(11)ジノ・フランチェスカッティ:ポルカ 
(12)ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲 
(13)ルノワール&シャルル(コルシア編):ラ・ヴィレット
ローラン・コルシア(ヴァイオリン)
ジャン=エフラム・バウゼ(ピアノ)
ミシェル・ポルタル(バンドネオン、バス・クラリネット)
クリスチャン・リヴェ(ギター) レオナルド・サンチェス(ギター)
アルノー・ブキティーヌ(チューバ) シリル・デュピュイ(ツィンバロン)
ゲルガナ・テジイスカ(コントラバス) 
ジュリー・ドパルデュー(ヴォーカル)
確実な技術でおしゃれな音楽を楽しませてくれるローラン・コルシアが、古今
東西の「ダンス」にまつわる名作に挑戦しました。コルシアならではのオトナ
の色気とあつい情熱で、どの曲にも不思議な魔法をかけています。選曲のみな
らず伴奏もまたオツ、「ハンガリー舞曲」には民俗楽器ツィンバロンも参加、
コルシアのむせび泣くような音色と相まって郷愁をさそいます。往年の名画
「天井桟敷の人々」の主題歌「ラ・ヴィレット」は名優ジェラール・ドパル
デューの愛娘にしてコルシアの愛妻ジュリーの歌、コルシアもフェロモンたっ
ぷりの助奏を付け、婦唱夫随ぶりを見せてくれます。

KDC 5023 \2300
輸入盤(Integral)
日本語解説・訳詞付
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
(2)同:二台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
(3)J.S.バッハ:2台のピアノのための協奏曲 ハ短調 BMV1060
エリック・ハイドシェック(ピアノ)、
(2)(3)ターニャ・ハイドシェック(第2ピアノ)
田部井 剛(指)カメラータ・ジオン
録音:2005年6月26日/トッパンホール
「幻の宇和島ライヴ」復刻シリーズが大評判で、最ブームの感のあるハイド
シェック。その彼が2005年に日本で行なった協奏曲ライヴ。それも他に録音の
ないモーツァルトの17番というのが嬉しい限り。演奏は期待以上で、ハイド
シェックならではのスリリングな妙技を堪能できます。ターニャ夫人との2台
用協奏曲も、まるで独りで弾いているかのごとく息のあったアンサンブルを
聴かせてくれます。ハイドシェックが高く評価している田部井剛指揮カメラ
ータ・ジオンの好サポートぶりも注目です。

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07-05 No.26-1

2007年05月29日 19時46分26秒 | Weblog
<VAI>
VAIDVD 4402 \4050
「グレース・バンブリー・イン・コンサート」
ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲
ヴェルディ:「運命の力」より「神よ、平和を与えたまえ」
ケルビーニ:「メデア」序曲
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より「世の空しさを知る神」
ヴェルディ:「椿姫」第三幕の前奏曲
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より「おお、むごい運命よ」
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」前奏曲
チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」より「私は創造の神の卑しい下僕」
マスネ:「エロディアード」より「美しくやさしい君」
サン=サーンス:「サムソンとダリラ」より「あなたの声にわが心は開く」
ビゼー:「カルメン」よりセギディーリャ
(オーディオ・ボーナス:2006年収録のインタビュー)
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
マッシモ・プラデッラ(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団
収録:1991年,ルガーノ・フェスティヴァル(スイス)でのライヴ、
RTSI(スイス・イタリア語放送)の収録、
NTSC、オール・リージョン、カラー、ステレオ、91m+ボーナス
カラヤンの映像作品「カルメン」で主役を務めたことなどで知られるアメリカ
の名ソプラノ、グレース・バンブリー。彼女が1991年ルガーノ・フェスティ
ヴァルに登場した時のライヴです。

VAI DVD 4409 \3650
フランク:交響的変奏曲
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
ネルソン・フレイレ(P)
デイヴィッド・シャローン(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団
収録:1983年10月7日、ライヴ、RTSI(スイス・イタリア語放送)の収録、
NTSC、オール・リージョン、カラー、ステレオ、41m
ブラジル出身の名ピアニスト、ネルソン・フレイレの協奏曲集。以前にはアル
ゲリッチとのデュオなど、近年はデッカに継続的に録音するなど精力的に演奏
活動を行っています。この映像は83年収録で、髪もまだ黒く若々しい印象です。
伴奏は2001年来日中に急死した指揮者デイヴッド・シャローンです。

VAI DVD 4411 \4050
「ボリショイ・バレエの石の花」
(1)バレエ「石の花」全幕
(音楽:プロコフィエフ、振付:ユーリ・グリゴローヴィチ)
(2)(ボーナス・トラック)「アニュータ」-パ・ド・ドゥ
(1)出演:エカテリーナ・マクシモワ、ヴラディミル・ヴァシリエフ、
スヴェトラーナ・アディルハエワ、ウラディミル・レヴァショフ 他
演奏:アレクサンドル・コピロフ指揮
ボリショイ劇場管弦楽団
収録:1979年、NTSC、カラー、モノラル、111m
(2)出演:エカテリーナ・マクシモワ、マラト・ダウカイエフ、収録:1982年
プロコフィエフ晩年の大作バレエ「石の花」は作曲家の死の翌年1954年にボリ
ショイ・バレエで初演されました。この映像は初演からの伝統を継ぐボリショ
イ・バレエによるものです。マクシモワとヴァシリエフという名ダンサーが主
役となっております。

VAI DVD 4412 \3380
「トリビュート・トゥ・ラフマニノフ」
ラフマニノフ:前奏曲集(ハ長調Op.32-1、ニ短調Op.23-3、嬰ト短調Op.23-6、
ト短調Op.23-5、変ホ長調Op23-6、変ホ短調Op.23-9、変ロ長調Op.23-2)
(ボーナス・トラック:ルース・スレチンスカが語るヨーゼフ・ホフマンの思
い出)
ルース・スレチンスカ(P)
収録:.1963、NTSC、オール・リージョン、モノクロ、モノラル、
27m+ボーナス:29m
スレチンスカはアメリカの女流ピアニスト。シュナーベル、コルトー、ヨーゼ
フ・ホフマンに学んだといいますから、相当なベテランになります。1931年に
ベルリンで、わずか6歳リサイタルを行ったという神童でした。

VAI DVD 4426 \4050
「ジゼル」(アダン)全幕(一部カットあり)
ボリショイ・バレエ1956年のイギリス公演
パウル・ツィンナーの映画「ザ・ボリショイ・バレエ」
「バハチサライの泉」より「タタールの踊り」(アサフィエフ)
「くるみ割り人形」-「スペインの踊り」(チャイコフスキー)
「春の洪水」(ラフマニノフ)
「イワン・スサーニン」-「ポロネーズとクラコヴィエンヌ」(グリンカ)
「ファウスト」-「ワルプルギスの夜」(グノー)
「瀕死の白鳥」(サン=サーンス)
出演:ガリーナ・ウラノワ、ライ
サ・ストルチュコワ、ニコライ・ファデイェチェフ、ボリショイ・バレエ
演奏:ユーリ・ファイエル(指揮)、
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指揮)
監督:パウル・ツィンナー
収録:1956年、NTSC、カラー、モノラル、95m
日本では「バレエへの招宴」というタイトルで知られるパウル・ツィンナー監
督の映画ですが、映像はバレエそのものです。ボリショイ・バレエが1956年に
イギリス公演した際の記録で、前半は様々な短い踊りが収められ、後半は「ジ
ゼル」が僅かなカットはあるものの全幕収められている。元は映画ということ
で、この時代のボリショイ・バレエの貴重なカラー映像となっています。




<ALBANY>
TROY888(SACD-Hybrid) \1980
ドン・ギリス(1912-1978):交響曲第1番「アメリカ交響曲」
交響曲第2番「信仰の交響曲」
交響曲第5-2/1番「楽しみのための交響曲」
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
着々と進行していますドン・ギリスの交響曲シリーズ。なんと交響曲第5-2/1
番は当レーベル2種類目の録音となります。ギリスは放送プロデューサー、指
揮者としても活動し、聴き手が歌ったり弾いたりすることのできる旋律によっ
て音楽を聴き手に届けることを目標としていました。ライト・クラシックの大
家として知られ、これらの交響曲も肩肘はらず楽しめるエンターテインメント
系交響曲となっています。第二次世界大戦の最中にアメリカの理想を示すこと
を目指して最初の3つの交響曲を作曲し、発売されるのはこれが世界初となり
ます。

TROY903 \1980
「エリック・ラスク-ジャスト・ミー&マイ・ホルン」
ベルンハルト・クロル(1920-):賛美
J.S. バッハ:パルティータイ短調BWV1013(原曲:フルート)
パーシケッティ(1915-1987):無伴奏ホルンのためのパラブル(寓話)
C.P.E. バッハ:ソナタイ短調H. 562
テオドーレ・アントニオウ(1935-):哀歌
アヴラム・デーヴィッド(1930-2004):無伴奏ホルンのためのソナタop. 101
オットー・ケッティング(1935-):イントラーダ
エリック・ラスク(Hrn)
2006年6月録音
ホルンの名手ラスクによる無伴奏のホルン作品集です。バッハから最近の作品
まで幅広い作品が演奏されています。ラスクは1987年アメリカ・ホルン・コン
クール、1988年フランスのランスでの国際コンクールで優勝しました。20歳の
時クリーヴランド管弦楽団の副主席ホルン奏者になり、エンパイア・ブラス
(金管五重奏団)で演奏し、東京音楽大学でも教えました。

TROY053(SACD-Hybrid) \1980
ジェレ・タナー(1939-):
金魚を連れた少年-ハワイの伝説に基づく独唱、合唱と管弦楽のための英雄的
幻想曲
レオン・シウ(歌)、マライ・エリオット(歌)、
リー・ホルドリッジ指揮
ロンドン響、
ナイジェル・ブルックス指揮
ナイジェル・ブルック合唱団他
SACDによる再発売。品番は変わりません。
この作品は、象徴主義とユング理論を信奉する画家ジョン・トマスの一連の絵
画に基づいています。フランス人とチェロキー族を両親とするタナー自身も、
自然の中で育ち、その体験やハワイの神話を題材とした歌劇や管弦楽曲を作曲
しています。

TROY881 \1980
ジョゼフ・サマー:
「君を夏の日にたとえようか-オックスフォード歌曲集」
ソネット104番(私にとって、美しい友よ、あなたは決して年を取ることはあ
り得ない)/18番(君を夏の日にたとえようか)/130番(私の彼女の目は太陽
みたいなんかじゃない)/110番(ああ、私があちこちへ行ったのは本当だ)
/レーダーと白鳥(イェーツ作詞)他
イヴ・ジリオッティ(S)、
アラン・シュナイダー(T)、
ケリー・ヴァン・ホーン(Ms)、
ヘザー・カーリー(S)、
トム・オトゥール(Br)、
ジョン・マギン(P) 他
サマーは、シェークスピアは17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア
だったという説に賛成し、シェークスピアの劇中の場面とソネットを歌詞とし
た「オックスフォード歌曲集」を6集作曲しています。

TROY887 \1980
「マーガレット・アストラップ、ルス・ショーンサルを歌う」
ショーンサル(1924-2006):初期歌曲集/ヴィルドゥング歌曲集/3つの愛の歌
マーガレット・アストラップ(S)、
ルス・ショーンサル(P)、
ジョーン・フォーサイス(P)
ショーンサルはハンブルクで生まれましたが、ユダヤ人であるためメキシコに
逃れてポンセとヒンデミットに学びました。現代の手法を取り入れながら古典
派・ロマン派の伝統を基礎とし、現代の問題を扱って深い情緒を表現していま
す。

TROY889 \1980
「幻想的なオスティナート」
ピエール・マックス・デュボワ:ファンファーレによる3つの前奏曲
マルコ・ピュッツ:B管クラリネットのための協奏曲
カルロス・スリナック(1915-):ソレリアーナ(ソレル風の)
ジョージ・パール:ヴィオラと室内管弦楽のためのセレナード第1番
ブラス・アテオルトゥア(1933-):コラールと幻想的オスティナートop. 200
ドナルド・デロッシュ指揮
ディポール管楽アンサンブル
オスティナートは同じ音型を曲全体にわたって反復する作曲技法です。この合
奏団がAlbanyレーベルに録音する際に持ち続けている、重要な作曲家によるめ
ったに録音されない作品と、優れた独奏者による管楽伴奏付き独奏曲を選ぶと
いう方針も意味しています。

TROY893 \1980
「幻影、夢と記憶」
マイケル・モールディン(1947-):光の子供の夢
デーヴィッド・イェグリー:巻き毛
ハイグ・ボヤディアン(1938-):セヴァン湖
ナンシー・ブルーマー・デュッセン:夜の森
ランダル・スナイダー:悲歌
ウィリアム・ヒル:瞑想と儀式の踊り
ジェームズ・ジョン・ペレリット(アメリカ土着のFl)、
ローレンス・ゴラン指揮
モラヴィア・フィル
2006年8月録音
ペルリットはフィラデルフィア管弦楽団などの独奏フルート奏者やインディア
ナ大学教授を務めました。音楽の強さは伝統との直接の接触から生まれると考
え、1995年からほとんどもっぱら米国北部平野土着のフルートを演奏していま
す。

TROY894 \1980
「ラッパの音-トロンボーンを伴う室内三重奏曲集」
ジャック・カステレード(1926-):
トランペット、トロンボーンとピアノのための小協奏曲
ロナルド・ローズマン(1933-2000):
オーボエ、トロンボーンとピアノのための三重奏曲
フランク・ステンパー(1951-):ラッパの音
ジョン・スティーヴンズ(1951-):三つ組
ボリス・ブラッハー(1903-1975):ディヴェルティメント
デーヴィッド・ギア(Tb)、
シャリ・ローズ(P)、
デーヴィッド・グリーンホー(Tp)、
マーク・ウェーガー(Ob)他
ギアはミシガン大学とイェール大学で学び、スプリングフィールド交響楽団と
ニューイングランド管弦楽団で演奏しました。現在はクワド市交響楽団とセダ
ー・ラピズ歌劇場管弦楽団の主席トロンボーン奏者を務め、アイオワ大学で教
えています。

TROY898 \1980
「火に似て-レーモンド・ウォイチクの管弦楽作品集」
(1)二十五年祭/火に似て(2)舞踏交響曲/芸術の精神(若い人たちの絵による8
つの細密画)
(1)ジョエル・エリック・スーベン指揮
モラヴィア・フィル、2004年録音
(2)レーモンド・ウォイチク指揮
ジェシュフ・フィル、2005年12月録音
ウォイチクは1957年ニュージャージー州で生まれ、指揮者としても活動してい
ます。「芸術の精神」は、同州にある大西洋岸中部芸術センターの「視覚と音」
教育プログラムのために委嘱された2つの組曲からの抜粋です。

TROY899 \1980
「Common Sense Composers’ Collective(常識作曲集団):TIC」
マーク・メリッツ:スパム
ベリンダ・レノルズ:回って来る…
エド・ハーシ:一晩の空ではない
ランダル・ウルフ:代替音楽
ダン・ベッカー:S.T.I.C.(Sensitivity to initial conditions)
キャロリン・ヤーネル:青金石/ジョン・ハレ:街の声
ニュー・ミレニアム合奏団
2002年1月録音
「常識作曲集団」と名乗る8人のアメリカの作曲家たちが10年近く前に初めて
発売したCDは、当時まだ現代音楽で支配的だった禁欲主義への挑戦と見なされ
ました。このCDに収録されているのは、1996年に作曲された作品を、ピアノと
管弦打楽器の六重奏から成るこの合奏団のために書き直したものです。

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07-05 No.26-2

2007年05月29日 19時46分02秒 | Weblog
TROY900 \1980
「怪物論-アイオワからの新しい音楽」
ローレンス・フリッツ:怪物論/音楽測定法
マイケル・エッカート(1950-):こだまの歌/戻らない点
デーヴィッド・ゴンパー(1954-):古い棒/私たちが失った楡
エスター・ラムネック(Cl)、ジェフリー・ライマン(Fg)、
ウィリアム・ラリュー・ジョーンズ指揮
アイオワ大学室内管、
デーヴィッド・ゴンパー指揮、
ティモシー・スタルター(T)、ジョン・ムリエロ(Br)他
2005・2006年録音
アイオワ大学の作曲教員たちによって21世紀に作曲された作品集です。フリッ
ツは数学のアルゴリズムとコンピュータを用い、エッカートは新古典主義的な
無調、ゴンパーは調性以後の中心音に基づいて作曲しています。

TROY902 \1980
アルヴィン・シングルトン(1940-):
「太陽に歌う」
欲の機械/アルゴル3/太陽に歌う/リンゴ/太陽の周りを50回
テレサ・マカラ(P)、ペギー・ベンクサー(Vib)、
サラ・ヴァーガス=バリット(Fl)、
スピヴィ・ホール児童合唱団、
デーヴィッド・シフリン(Cl)他
1993・1999・2003・2004年録音
シングルトンはニューヨーク大学、イェール大学、サンタ・チェチリア国立ア
カデミーで学び、アトランタ交響楽団、アトランタのスペルマン大学、デトロ
イト交響楽団、フロリダ州ジャクソンヴィルのリッツ室内プレーヤーズのコン
ポーザー・イン・レジデンスを務めました。

TROY904 2枚組 \3960
アレッサンドロ・スカルラッティ:オラトリオ「ジュディッタ」
ジュリアンヌ・ベアード(S)、マーシャル・コイド(C-T)、
フィリップ・アンダーソン(T)、クイーンズ・チェンバー・バンド他
旧約聖書外典ユディト書にある、アッシリアの将軍ホロフェルネスに攻められ、
その首を切り落としてユダヤを救った未亡人ユディトの話です。1693年にナポ
リで歌劇として作曲されましたが、イタリアでは18世紀最初の10年に歌劇が禁
止されたので、オラトリオとして書き直されました。

TROY906 \1980
レオン・カーシュナー(1919-):「ピアノ独奏のための作品集」
ピアノ・ソナタ第1番/間奏曲1/5つのピアノ曲/間奏曲2/禁じられたもの/
ソナタ第2番
レオン・フライシャー、ピーター・ゼルキン、マックス・レヴィンソン、
ジョナサン・ビス、ジョエル・ファン、ジェレミー・デンク(P)
カーシュナーはロサンジェルスのカリフォルニア大学でシェーンベルクに学び
ましたが、無調的作品でも12音列は用いませんでした。ブロッホ、セッション
ズにも学び、指揮者、ピアノ奏者としても活動しました。「5つのピアノ曲」
はエミリー・ディキンソンの詩による歌曲集の編曲です。

TROY907 \1980
モリス・ローゼンツワイグ(1952-):「連作集」
場所と物語/出来事のある連続
スティーヴン・ゴスリング(P)、ラニ・ポールソン(Ms)、
スーザン・ウェンクス(P)
2004年3月・2003年8月録音
ローゼンツワイグはイーストマン音楽学校、ペンシルヴァニア大学、コロンビ
ア大学で学び、ユタ大学教授を務めています。第1作は12のピアノ曲、第2作は
9つの歌曲と前奏曲、間奏曲、後奏曲から成り、いずれも各曲が音階の12の各
音に基づいています。

TROY910/11 2枚組 \3960
「イギリスのピアノ四重奏曲集」
A・C・マッケンジー(1847-1935):四重奏曲変ホ長調op. 11
フランク・ブリッジ(1879-1941):幻想曲
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):四重奏曲イ短調op. 21
チャールズ・スタンフォード(1852-1924):四重奏曲へ長調op. 15
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):四重奏曲
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):四重奏曲
エイムズ・ピアノ四重奏団
2005年12月・2006年3・5月録音
アントン・ルビンシテインは、エディンバラに来た時マッケンジーに、イギリ
スには作曲家がいないと言いました。けれども、19世紀半ばに生まれたスタン
フォードやエルガーと共にマッケンジーは、イギリスに立派な作曲家がいるこ
とを示し、ブリッジ、ハウエルズ、ウォルトンが続いて国際的に認められるよ
うになりました。

TROY912 \1980
ウェイン・ピーターソン(1927-):「変転」
変転/12音音楽/迷宮/カプリッチョ/二部作
ニューヨーク・ニュー・ミュージック合奏団
1995・1996・1999年録音
ピーターソンはミネソタ大学とロンドンの王立音楽アカデミーで学び、サンフ
ランシスコ州立大学教授を務めています。ジャズ・ピアノ奏者として活動した
こともあるため、流動的なリズムが特徴です。

TROY913 \1980
「青銅の音楽」
ジェラルド・レヴィンソン:山の光/青銅の音楽
リンダ・ダンスマン:至
ジョシュア・フェルトマン:フビライハーン
マルコム・ペイトン:木管、金管と打楽器のための2つの幻想曲
ラリー・ベル:バンドのための短い交響曲
デーヴィッド・マクブライド:川の舞曲
ピーター・チャイルド:ファンファーレ
ウィリアム・ドルリー指揮
ニューイングランド音楽院ジョーダン・ウィンズ
1867年に創立されたニューイングランド音楽院は、アメリカ最古の独立した音
楽学校で、優れた教授陣と幅広いカリキュラムを誇っています。このバンドの
プログラムでは、普通でない楽器編成のため無視されている作品や世界初演の
作品が重要な部分となっています。

TROY914 \1980
ハワード・ハーシ(1940-):「子馬の協奏曲-室内楽2000-2005」
子馬の協奏曲/ヴァイオリンと打楽器のためのソナタ/網目状の川の夜
ハワード・ハーシ指揮
サクラメント室内楽協会、
ウィリアム・バービニ(Vn)、デーヴィッド・カーライル(Perc)、
マシュー・クレイチ(Fl)、マシュー・ダーリング(Mar)
ハーシは、音楽的抽象と具象的な人間性とのつながりを求めて作曲すると述べ
ていて、スピード感のある現代的な手法と並んで、叙情的な表現が随所に現れ
ます。「子馬の協奏曲」という題は、作曲していたカリフォルニアの森で子馬
を見て思いついたものです。

TROY915/16 2枚組 \3960
サリヴァン:コミック・オペラ「ゴンドラのこぎ手、又はバタラリアの王」
テッド・クリストファー(Br)、サンドラ・ロス(Ms)、ゲーリー・モス(Br)、
リン・トンプソン指揮
オハイオ・ライト・オペラ
2006年録音
ギルバートの台本によるこの作品は1889年ロンドンで初演されて大成功を収め、
554回続けて上演されました。バタラリア王の幼い息子は、スペイン公爵の娘
との結婚に反対する宗教裁判所長に誘拐されてゴンドラのこぎ手に育てられま
す。成長してそれぞれ好きな人ができた彼らは結婚話に困惑しますが、実は王
子でないことがわかってハッピー・エンドとなります。

TROY918/19 2枚組 \3960
クインシー・ポーター(1897-1966):「弦楽四重奏曲全集」
弦楽四重奏曲第1-9番/修道院で/ポチャイフの聖母マリア(ウクライナ民謡)
/スケルツォ(1923)/フーガ(1941)
ポトマック弦楽四重奏団
ポーターはダンディ、ブロッホなどに学び、ニューイングランド音楽院とイェ
ール大学で教えながら多くの弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活動しました。
その弦楽四重奏曲はアメリカの現代音楽への重要な貢献で、和声はしばしば半
音階的でも常に調的で、対位法を好んで用いています。





<SOMM>
SOMMCD 060 2枚組 \2980
ジョン・ジュベア(1927-):室内楽&器楽作品集
弦楽四重奏曲第2番 Op.91(1978)(*)
風景 Op.129(ソプラノとピアノ三重奏のための)(1992)(+/#)
ピアノ三重奏曲 Op.113(1986)(#/**)
オペラ「ジェーン・エア」の主題による
ピアノのための抒情的幻想曲 Op.114(2000)(**)
ピアノ・ソナタ第1番 Op.24(1楽章;1957)(++)
ピアノ・ソナタ第2番 Op.71(1972)(++)
ピアノ・ソナタ第3番 Op.157(2006)(++)
ブロドスキー弦楽四重奏団(*)
パトリシア・ロザリオ(ソプラノ(+))
デイヴィッド・チャドウィック(ヴァイオリン(#))
アンナ・ジュベア(チェロ(#))
マーク・ベビントン(ピアノ(**))
ジョン・マッケイブ(ピアノ(++))
録音:2006年2月20日、ロンドン、ウォルサムストー、聖マリア教会(*)
2006年7月22-23日、8月12-13日、バーミンガム、
バーバー・インスティチュート(+/**/++)
ジョン・ジュベアは南アフリカ共和国出身のイギリスの作曲家。

SOMMCD 063 \2180
愛の声 ガーニー、アイアランド、ヴェナブルズ、フィンジ:歌曲集
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
ウェンロックの断崖で(*)/パンとさくらんぼ/サリー・ガーデン
ジョン・アイアランド(1879-1962):
災いおける友情,三羽のからす,格子
イアン・ヴェナブルズ(1955-):「愛の声」Op.22(4曲)
アイヴァー・ガーニー:ハナッカーの水車屋/雪/鷹とバックル
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):「Oh Fair to See」Op.13b(7曲)
イアン・ヴェナブルズ:
Vitae summa brevis Op.3 No.3(*)/Flying crooked Op.28 No.1
深夜に Op.28 No.2/かば Op.33 No.6(*)
ジョン・アイアランド:満足の失われた土地
ネイサン・ヴェイル(テノール)
ポール・プラマー(ピアノ)
録音:2006年2月13-15日、サフォーク、ポットン・ホール
(*)世界初録音。

SOMMCD 064 \2180
キャサリン・ガワーズ ヴァイオリン名曲集
ヴィットリオ・モンティ(1868-1922):チャルダーシュ
フォーレ(1845-1924)/カザルス編曲:夢の後に
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
ガーシュウィン(1989-1937)/ヤッシャ・ハイフェッツ編曲:
イット・エイント・ネセサリリー・ソー
ドビュッシー/ハイフェッツ編曲:美しい夕暮れ
エルネスト・ブロッホ(18880-1959):ニーグン(即興曲)
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948)/ハイフェッツ編曲:エストレリータ
ヤッシャ・クレイン(?-1946):ジプシー・カーニヴァル
ヨセフ・スク(1874-1935):バラード ニ長調 Op.3b
フリッツ・クライスラー(1875-1962):ジプシー女
リヒャルト・ホイベルガー(1850-1914)/クライスラー編曲:真夜中の鐘
ジョゼフ・アクロン(1886-1942)/レオポルト・アウアー編曲:
ヘブライのメロディー
イェネー・フバイ(1858-1937):ヘイレ・カティ Op.32 No.4
アメリカ合衆国民謡/ソフィー・リード&パトリック・ガワーズ編曲:
オランジ・ブラッサム・スペシャル
キャサリン・ガワーズ(ヴァイオリン)
チャールズ・オーエン(ピアノ)
録音:2004年3月27、29-30日、ロンドン、セントポール学校ウォセン・ホール

SOMM-BEECHAM 20 \2180
ビーチャム・コレクション
ビーチャム、フラグスタートとワーグナー
ワーグナー(1813-1883):
オペラ「さまよえるオランダ人」序曲(*)
オペラ「ローエングリン」第1幕前奏曲(+)
ヴェーゼンドンク歌曲集(#)
楽劇「トリスタンとイゾルデ」から 前奏曲と愛の死(#)
キルステン・フラグスタート、ワーグナーを歌うことについて語る(**)
キルステン・フラグスタート(ソプラノ(+/#))
トマス・ビーチャム(指揮(*/+/#))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(*/#)
BBC交響楽団(+)
録音:1954年11月22日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(*)
1953年11月25日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(+)
1953年12月21日、ロンドン、マイダ・ヴェイル、スタジオ1(#)
1949年(**)
全曲初出音源です。

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07-05 No.24-1

2007年05月28日 16時01分43秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67564 \2080
ジョージ・ツォンタキス(1951-):
ピアノと管弦楽のための《悲しみの人》、サラベスク
A・シェーンベルク:ピアノのための《6つの小品》Op.19
A・ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
A・ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団
2007年3月に行われたロイヤル・リヴァプール・フィルのコンサートで自作の
チェロ協奏曲(ソリストはイッサーリス!)の世界初演を行い、指揮者デビュ
ーを果たすなど新たな境地を開拓しているスティーヴン・ハフの新たなる協奏
曲録音!
権威あるグロマイヤー賞、チャールズ・アイヴズ・リヴィング賞を勝ち取って
いるアメリカ人作曲家ツォンタキスのピアノ協奏曲は、ハフのために作曲され
ハフ自身の演奏によって2005年に初演が行われている。
この「ピアノ協奏曲《悲しみの人》」はキリストが描かれた中世ビザンチンの
絵画から受けたインスピレーションと、ベートーヴェン&メシアンからの影響
によって誕生した「キリストの受難」を描く作品なのである。
またカップリングされている新ウィーン楽派のピアノ作品に対するハフのアプ
ローチも非常に興味深いところ。

CDA 67497 \2080
エドワード・ベアストー(1874-1946):合唱作品集 ――
Jesu, the very thought of thee/Blessed city, heavenly Salem/夕べの礼
拝ニ長調/主よ、あなたはわれらの避難所である/If the Lord had not
helped me/Let all mortal flesh keep silence/夕べの礼拝ト長調/5つの
心の詩/Save us, O Lord
デイヴィッド・ヒル(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
ポール・プロヴォスト(オルガン)、
ロデリック・ウィリアムス(バリトン)、
ブリテン、シンフォニア
スタンフォードから続く伝統的な形式による教会音楽を残したベアストーは、
ウィガン教区教会やリーズ教区教会、ヨーク・ミンスターのオルガン奏者とし
ても活躍したイギリスの作曲家、オルガン奏者、そして指揮者である。長い
伝統を誇るイギリスの名門合唱団がデイヴィッド・ヒルの見事な統率によって
荘厳な歌声を響かせている。




<Helios>
CDH 55229 \1280
ポルトガルのポリフォニー音楽集Vol2 ――
マヌエル・カルドーソ(1566-1650):
死にざるなり、わが心は飢え渇く、罪びとなりし声が、彼らは石を投げつけぬ、
されどわれらことほがん、聖木曜日の哀歌
ジョアン・ロレンソ・レベロ(1610-1661):天使のパン
ペドロ・デ・クリスト(c.1550-1618):
私たちに、大いなる神秘、幸いなるかな乙女マリアのみ体、アヴェ・マリア、
第8旋法によるマニフィカト、サンクティシミ・クインケ・マルティレス
アイレス・フェルナンデス(生没年不詳):救い主のうるわしき母
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ルネサンス時代のポルトガルで生まれたポリフォニーの傑作を聴く――。
CDA 66512からの移行再発売。

CDH 55234 \1280
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
トリオ・ソナタ第3番ヘ長調Op.1-9/合奏協奏曲《ラ・フォリア》/
ソナタ ホ短調Op.1-3/トリオ・ソナタ第5番イ短調Op.1-11/トリオ・ソナタ
第6番ニ短調Op.1-12/ソナタ イ長調Op.4-12/合奏協奏曲ト短調Op.7-2
パーセル・クヮルテット、パーセル・バンド
後期バロック時代を駆け抜けたヴァイオリンの天才によるラ・フォリア!
CDA 66264からの移行再発売。

CDH 55241 \1280
ジョン・ダウランド(1563-1626):
ぼくの受けた苦しみを、流れよわが涙、ファンシー、悲しみよとどまれ、
エリザベス女王陛下のガリアード、今こそ別れねば、前奏曲、ファンタジー、
恋人よ話しておくれ、蛙のガリアード、語れ真実の愛よ
トーマス・キャンピオン:Author of light、なんどため息を
作曲者不詳:Come tread the paths
ウィリアム・ハニス:In terrors trapp'd
トーマス・フォード:Since first I saw your face
エドワード・ジョンソン:Eliza is the fairest queen
ジョン・ダニエル:
Eyes look no more、I die when as I do not see、Thou pretty bird
アルフォンソ・フェッラボスコ:パヴァン
ジェイムズ・ボーマン(カウンターテナー)、
デイヴィッド・ミラー(リュート)、
キングズ・コンソートのヴィオール奏者たち
流れよわが涙。愛と悲しみを表現した旋律が心に染み渡る。
CDA 66447からの移行再発売。





<Cello Classics>
CC 1018 \2180
エマヌエル・モール(1863-1931):チェロのための作品集 ――
チェロ・ソナタ ト長調Op.55/同ハ短調Op.22/
チェロ四重奏のための組曲Op.95
グレゴール・ホルシュ(チェロ)、
キャロル・プレスランド(ピアノ)、
チェロクヮルテット・アムステルダム
エマヌエル・モールは、イザイやコルトー、ティボー、そしてカザルスといっ
た偉大なる演奏家たちから天才と絶賛され作品提供の依頼を受け続けたハンガ
リーの作曲家。
特に「チェロ四重奏のための組曲」はカザルスやアレクサニアンによって1909
年に初演が行われるなど、演奏家からの絶大な支持を証明している。オランダ
のチェリストたちがムーアの作品の復権に大きな役割を果たす!




<Clarinet Classics>
CC 0054 \2180
アメリカ音楽の60年 ――
L・バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
R・ムチンスキ:タイム・ピース
M・コールキン:アメリカン・スタンダード(世界初録音)
R・ドゥダス:クラリネット・ソナタ(世界初録音)
J・コーン:ソナチナOp.56
V・バビン:ハイランダル・ワルツ
ピーター・ファーニス(クラリネット)、
デヴィッド・ライハー(ピアノ)
1940年代から約60年の間に作曲されたクラリネットのための作品を集めたアメ
リカン・アルバム。世界初演や初録音に積極的に取り組んでいるピーター・
ファーニスはイギリスのクラリネット奏者。このアルバムに収録されている
コールキン、ドゥダスの2作品は今回が世界初録音となる。




<Cala>
CACD 0546 \2180
ロシアン・スペクタキュラー ――
M・ムソルグスキー:
交響詩《はげ山の一夜》(ストコフスキ編曲)、
組曲《ホヴァンシチナ》より
I・前奏曲-モスクワ河の夜明け(R=コルサコフ編曲)
II・ペルシャの女たちの踊り(R=コルサコフ編曲)
III・放されるゴリツィン公の出発(ストコフスキ編曲)
N・リムスキー=コルサコフ:序曲《ロシアの復活祭》
R・グリエール:ロシア水兵の踊り
P・I・チャイコフスキー:ポロネーズ
A・ボロディン:
中央アジアの草原にて、だったん人の娘たちの踊り(ストコフスキ編曲)
レオポルト・ストコフスキ(指揮)、
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
カーラ(Cala)と同レーベルのオーナーであるジェフリー・サイモンが会長を
つとめるストコフスキ協会の飽くなき活動の成果によって復刻されたロシアン
・レパートリー。
1953年にRCA Victor Red Sealによって収録されたモノラル録音は、今回がス
トコフスキ協会オフィシャルの世界初CD化となる。(「だったん人の娘たちの
踊り」のみ1950年の録音。)
ポイントはやはり「はげ山の一夜」や「ホヴァンシチナ」、「イーゴリ公」な
どでストコフスキによる魔法のような編曲術を味わえるところだろう。

CACDS 4031(SACD-Hybrid) \2580
C・サン=サーンス:
アフリカ幻想曲Op.89/劇音楽《パリザティス》より エアーとバレエ
ホタ・アラゴネーサ/大幻想曲《サムソンとダリラ》(ルイジーニ編曲)
フルート、クラリネットと管弦楽のための《タランテラ》
サラバンドとリゴードン/死の舞踏(原典版)/フランス軍隊行進曲
ミューズと詩人たち/歌劇《アスカニオ》より バレエと終曲
グウェンドリン・モク(ピアノ)、
スーザン・ミラン(フルート)、
ジェームズ・キャンベル(クラリネット)、
ティナ・グルーエンバーク(ヴァイオリン)、
アンソニー・ローデン(テノール)、
ステファニー・チェイス(ヴァイオリン)、
ロバート・トルマン(チェロ)、
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノと管弦楽がフル稼働する「アフリカ幻想曲」やフルートとクラリネット
妙技を堪能できる「タランテラ」、テノール独唱を必要とする「死の舞踏」の
原典版など滅多にお目にかかれないサン=サーンスのレパートリーが満載!
1993年の録音、SACD Hybrid盤による再発売。

CACDS 4032(SACD-Hybrid) \2580
C・サン=サーンス:
歌劇《黄色の姫君》序曲/レクイエム ハ短調Op.54/
交響曲第3番ハ短調Op.79《オルガン付き》
ティヌケ・オラフィミハン(ソプラノ)、
キャスリン・ウィン=ロジャース(アルト)、
アンソニー・ローデン(テノール)、
サイモン・カークブライド(バス)、
ジェイムズ・オドンネル(オルガン)、
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ハーロウ&イースト・ロンドン合唱団
知られざるサン=サーンスの名作「レクイエム」と超有名曲「オルガン付き」
をカップリング。サラウンドで鳴り響くオルガンや合唱の分厚い響きは圧巻。
1993年の録音、SACD Hybrid盤による再発売。

CACDS 4113(SACD-Hybrid) \2580
ロンドン・トランペット・オーケストラ ――
プリマ:シング・シング・シング
ガーナー:ミスティ
ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》より ファンファーレ
アーバン:ヴェニスの謝肉祭
クラーク:デンマーク王子の行進曲
モーツァルト:トルコ行進曲
ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より アダージョ
ヘンデル:王宮の花火の音楽
カーレル&クレイトン:アメイジング・グレイス
コープランド:《ロデオ》より ホウダウン
レノン&マッカートニー:ペニー・レイン
カリーリョ:ドス・ガルデニアス
サンドヴァル:マンボ・カリエンテ
ロンドンの28人のトランペット・プレーヤーたち
ロンドン・トランペット・サウンドI(CACD 0113)&II(CACD 0114)の中か
ら選りすぐった録音を1枚にまとめたSACD Hybrid盤。ジョン・ウォーレスや
ロッド・フランクス、ポール・アーチボールト、モーリス・マーフィー、ジョ
ン・ウェブスターなど世界を代表する名手たちの夢の共演がサラウンドで実現

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07-05 No.24-2

2007年05月28日 16時01分12秒 | Weblog
CACDS 4116(SACD-Hybrid) \2580
ベイビー・チェロ
C・サン=サーンス:白鳥
F・シューベルト:アヴェ・マリア
伝承曲:グリーンスリーヴス
ルイス・ボンファ:黒いオルフェウス
セバスチャン・イラディエール:《ラ・パロマ》より〈バンジョー〉
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
P・I・チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り
伝承曲:コンドルは飛んで行く
C・ポーター:ビギン・ザ・ビギン
H・ヴィラ=ロボス:子供の民謡
セルヴァンテス:さらばキューバ
A・ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌(48本のヴァイオリンによる)
K・ヴァイル:祝福(48本のヴィオラによる)
D・エリントン:サティン・ドール(9本のコントラ・バスによる)
A・C・ジョビン:イパネマの娘
D・ランズウィック:コヴェントリー・ファンタジー
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドン・チェロ・オーケストラ
ロンドンのメジャーオーケストラから集まった24人のチェロ奏者たちによる最
上のヒーリング・アルバムのSACD Hybriodバージョン。アメリカの子育て専門
メディアが選出する「iparenting media」を受賞するなど多くのリスナーから
支持を集めている。サラウンドで聴けば赤ちゃんもたちまちご機嫌に!?





<Signum Classics>
SIGCD 099 \2180
精神の情景 ――
カーダル・カーン&ジム・ピュー:ラーガ(Raga)
東野珠実:景(Kei)
グレアム・アシュトン:鳥の歌
スザンヌ・ファリン:オール・サイド・エンドレスネス
カルロス・フランツェッティ:ブラスタンゴ
グラハム・アシュトン・ブラス・アンサンブル、
カーダル・カーン(タブラ)、イムラン・カーン(タブラ)、
ビナ・カラヴァント(シタール)、ジャヴェッド・カーン(シタール)、
東野珠実(笙)、水谷隆子(箏&声)、梅崎康次郎(尺八)、
マーカス・ロハス(ディジェリドゥ)、ゲリー・ヘクト(ピアノ)、
ドミニク・ドナト(打楽器)、イングリット・ゴードン(バウラン)、
リンダ・ウェザリル=スミス(縦笛&フルート)、
ラウル・ヤウレナ(バンドネオン)、ティモシー・コブ(コントラバス)
なんと金管アンサンブルと民族音楽のコラボレーション・アルバムが登場!
このアルバムは「インドのラーガ」、「日本の雅楽」、「アルゼンチンのタン
ゴ」、「アイルランドのケルト」など世界中の民族音楽を基盤とした作品と、
それぞれの民族楽器の世界的奏者を迎えて実現したスーパー・クロスオーヴァ
ー・アルバムなのである。
グラハム・アシュトンやマーク・グールト、ジム・ピューといった世界最高峰
の金管楽器奏者を揃えたグラハム・アシュトン・ブラス・アンサンブルのパ
フォーマンスは、まさに超絶。
そこに各国を代表する伝統楽器の達人たちが加わり、ジャンルや国という垣根
を完全に取り払った全く新しいスタイルの音楽を創造している。

SIGCD 101 \2180
楽園からの歌曲集 ――
モーリス・グリーン:オルフェウスとリュート
ウィリアム・ボイス:オルフェウスとエウリディーチェ、春の園
ウィリアム・クロフト:How Severe is my Fate
ジョン・エックレス:ベリンダ
ジョージ・モンロー:セリア・ザ・フェアー
ステフェン・ストラーチェ:The Curfew Tolls the bell
トーマス・リンリー:Think not my love
ジョン・ブロウ:Grant me ye Gods
トマス・アーン:ジェニー/他 全19曲
フィリップ・ラングリッジ(テノール)、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)、
ジェニファー・ラングリッジ(チェロ)、
トリスタン・ガーニー(ヴァイオリン)、
マルコム・レイフィールド(ヴァイオリン)
イギリス屈指の存在感を放つテノール歌手フィリップ・ラングリッジが歌う
18世紀イギリス、ジョージ王朝時代の歌曲集。ラングリッジの絶大な表現力
が愛や欲望、嘆きといった人間の感情を色濃く描いている。ちなみにチェロ
として録音に参加しているジェニファー・ラングリッジはフィリップ・ラン
グリッジの愛娘である。1999年12月の録音。





<Deux-Elles>
DXL 1084 \2180
ライト-ディスタンス ――
ルイス・ティノコ(1969-):
ライト-ディスタンス、オ・クルソ・ダス・アグアス、秋の風
ブラガ・サントス(1924-1988):スケルツィーノ
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
ヴィエラ・ダ・シルバの7つの思い出
アントニオ・ピニャン・ヴァルガス(1951-):3つの断章
アレシャンドレ・デルガド(1965-):パニック・フラート
セルジオ・アゼヴェド(1968-):アスペット
エウリコ・カラパトソ(1962-):5つの小品
ガリアード・アンサンブル
ブラガ・サントスなどの作品を収録した20世紀ポルトガルの木管五重奏曲集。
ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって
結成された木管五重奏団。BBCラジオ3のヤング・アーティスト・フォーラム
やメイジー・ルイス・アーティスト・アウォードを授与されるなど今後の活
躍が注目されている。2002年8月の録音。

DXL 1087 \2180
ジャジー・メタル ――
ルイス・ティノコ:ファータイル・ランド
ヌーノ・コルテ=レアル(1971-):海のための5つの小さな音楽
カルロス・アゼヴェド:ジャジー・メタル
クリストファー・ボックマン:エッセイIX、金管五重奏曲
ジョアン・マドゥレイラ:ルモール
アントニオ・ピニャン・ヴァルガス:2つの家族の議論
ジョン・ウォーレス(リーダー)、
ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ブラス
ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ブラスは、フィルハーモニア管など
の名門オーケストラで主席奏者を歴任するなど現在もイギリスのトランペット
界に君臨する重鎮ジョン・ウォーレスが率いる金管五重奏団。ポルトガルの
現代作曲家たちによる貴重なレパートリーを輝かしいサウンドと抜群のテク
ニックで聴かせてくれる。2003年の録音。

DXL 1088 \2180
ハンザの祭 ――
S・シャイト:カンツォン、パドゥアン
H・アルベルト:キリスト教への改宗
M・シルト:パドゥアナ・ラクリメ
S・シャイト(マクゴワン編曲):Nun komm der Heiden Heiland
G・L・フールマン:エントラータ、ガリアルダ第15番
E・メルテリアス:ドイツの詩
T・シンプソン:パサメツァ、リチェルカーレ/他 全15曲
マーク・チェンバース(カウンターテナー)、
イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル
「ハンザの祭」は、ルネサンス時代における北部ドイツの音楽を集めた作品
集。ロンドンの音楽大学で学んだ優秀な金管楽器奏者たちによって1993年に
結成されたイングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブルは、
イ・ファジョリーニやダンディン・コンソートなどと共演を重ねている。心
地よい古楽器の響きが印象的な好演奏。

DXL 1090 \2180
ハープ ――
M・イッポリトフ・イワーノフ:ジョージアの午後
C・サン=サーンス:幻想曲Op.124
J・L・ドゥセック:ソナタOp.34-1
M・グリンカ:Der Zweifel
A・バックス:悲歌的三重奏曲
M・ラヴェル:前奏曲とアレグロ
フィボナッチ・セクエンス
イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された
「フィボナッチ・セクエンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ
奏者によるイギリスの室内アンサンブル。この「ハープ」と題されたアルバム
には、イギリスの女流ハープ奏者ジリアン・ティンゲイを主役とした多才な室
内楽作品を収録。

DXL 1097 \2180
北極星 ――
ヒュー・ワトキンス:3つの演説
ダイアナ・バレル:北極星
ジェームズ・マクミラン:
ウェディング・イントロイト、ホワイト・ノート・パラフレーズ、
ガウディアムス・イン・ローチ・パーチェ
ライアン・サミュエル:ファンファーレの葬送歌
ルース・ビルシモア:イントゥー・ザ・サイレント・ランド
ジョン・ホーキンス:ソルティー
ロビン・ホロウェイ:カンツォーナとトッカータ
デボラ・コーランド(トランペット)、
ウィリアム・ホワイトヘッド(オルガン)
王立音楽院を卒業しソリストとしてキャリアを積んでいるイギリスの女流トラ
ンペット奏者コーランドとオルガン奏者ホワイトヘッドのデュオ・アルバム。
現代イギリスの作品に挑むコーランドのパワフルなサウンドは凄い。





<Dal Segno>
DSPRCD 017 \2180
偉大なるピアニストVol.1-ウラディーミル・ド・パハマン ――
F・リスト:リゴレット・パラフレーズ
F・メンデルスゾーン:無言歌第46番、同第25番
F・ショパン:
夜想曲嬰ハ短調Op.27-1、ワルツ変ニ長調Op.64-1、同嬰ハ短調Op.64-2、
マズルカ変イ長調Op.50-2、同ハ長調Op.56-2、ワルツ ヘ長調Op.34-3、
マズルカ イ短調Op.67-4、前奏曲ヘ長調Op.28-23、即興曲Op.36、
夜想曲ロ短調Op.32-1、バラード変イ長調Op.47
W・A・モーツァルト:トルコ行進曲
J・S・バッハ:イタリア協奏曲より
F・シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調
ウラディーミル・ド・パハマン(ピアノ)
大作曲家自身のピアノ・ロールを再生し、現代のデジタル技術で収録したシリ
ーズでお馴染みの「ダル・セーニョ(Dal Segno)」から新たなるシリーズ
「偉大なるピアニスト」がスタート。
第1弾はリストに大きな衝撃を与え、録音にもいち早く取り組んだウクライナ
出身のピアニストであるパハマン。

DSPRCD 018 \2180
偉大なるピアニストVol.2-ジョゼフ・レヴィーン ――
R・シューマン:トッカータOp.7、交響的練習曲Op.13
F・シューベルト(リスト編曲):菩提樹
F・ショパン:練習曲Op.25-12
A・ルビンシテイン:天使の夢
F・メンデルスゾーン:性格的小品OP.7-7
C・ツェルニー:オクターブの練習
J・シュトラウス:美しく青きドナウ
ジョゼフ・レヴィーン(ピアノ)
新シリーズの第2弾は、ラフマニノフやスクリャービンとしのぎを削ったジョ
ゼフ・レヴィーン。1906年から1919年の演奏が最新技術によって鮮明に復刻さ
れている。

DSPRCD 032 \2180
J・S・バッハ-ピアノ・ロール・レコーディングス ――
J・S・バッハ:
アダージョ(コルトー)/パッサカリア ハ短調(ダルベール)/トッカータ
ト短調(ヘス)/コラール前奏曲(ヘス)/半音階的幻想曲とフーガ(バウ
アー)/イタリア協奏曲より(パハマン)/シャコンヌ(ブゾーニ)/トッ
カータとフーガ ニ短調(ツァイスラー/フリードマン)
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
1900年代前半にかけて活躍した偉大なるピアニストたちの演奏によるシリーズ
第4弾。ブゾーニによるシャコンヌなど貴重な演奏が並んでいる。このシリー
ズでは、1904年から1935年に収録された貴重な演奏の復刻が行われている。

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07-05 No.23-1

2007年05月28日 15時59分52秒 | Weblog
<Chandos>
CHSA 5049(SACD-Hybrid) \2850
E・エルガー:
交響曲第1番変イ長調Op.55
オルガン・ソナタ第1番ト長調Op.28(G・ジェイコブ編曲/管弦楽版)
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
イギリス音楽の旗頭シャンドスが遂に出したエルガーの生誕150年記念盤は、
レーベルの代名詞的存在であるイギリス音楽の達人ヒコックスによる「交響曲
第1番」。
マエストロ・ヒコックスと素晴らしい関係を築いているBBCナショナル・オー
ケストラ・オヴ・ウェールズが、エルガー最大の仕事の1つとされる「交響曲
第1番」を堂々と、そして広大に演奏しており新たな決定盤となることは必至。
またカップリングの「オルガン・ソナタ」もアニヴァーサリーに相応しい非常
に重要な音源。なぜならばこの管弦楽版は、エルガーの死の数年後にかの巨匠
エイドリアン・ボールト自らがゴードン・ジェイコブを編曲者に推薦したこと
で実現した管弦楽編曲版なのである。ちなみにヒコックスのエルガー・チクル
スは第3弾として交響曲第3番(!)&行進曲《威風堂々》第6番(!!)のリ
リースが予定されている。

CHAN 10424 \2080
N・リムスキー=コルサコフ:管弦楽作品集 ――
ナポリの歌Op.63/歌劇《プスコフの娘》序曲/歌劇《皇帝の花嫁》序曲/
スペイン奇想曲Op.34/おとぎ話Op.29/
ロシアの主題によるシンフォニエッタ イ短調Op.31
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、
BBCフィルハーモニック
シャンドスの中核BBCフィルハーモニックの新譜は、人気の高い「スペイン奇
想曲」や滅多に実演に接する機会の少ない序曲などの管弦楽曲がラインナップ
されたロシアの重鎮シナイスキーの指揮によるリムスキー=コルサコフ。
ロシア五人組の中でも特筆したオーケストレーションを発揮したリムスキー=
コルサコフの管弦楽作品を、ロシア音楽に熟達したシナイスキーの熱演で聴け
るのは嬉しいところ。「シェヘラザード」を除いた管弦楽曲集は、スヴェトラ
ーノフ以降あまり見られなかっただけにシナイスキーによる新たな録音の登場
は大いに歓迎されるだろう。

CHAN 10430 \2080
キャスリン・ストット・プレイズ・スメタナ
B・スメタナ:
夢-6つの性格的小品/シューベルトの《美しき水車小屋の娘》からの編曲
Op.1-好奇心の強い男/演奏会用練習曲ハ長調Op.12/演奏会用練習曲嬰ト短調
《浜辺にて》Op.17/チェコ民謡による演奏会用幻想曲ロ長調/ポルカ嬰ヘ長調
/ポルカ イ短調/チェコ舞曲第2集より 第7番《フラーン》
キャスリン・ストット(ピアノ)
作曲家としてのスメタナで真っ先に頭に浮かぶのは「我が祖国」や一連の交響
詩だが、これらに匹敵する魅力を持ったピアノ作品を数多く作曲するなどした
鍵盤音楽の作曲家としての一面をシャンドスが紹介する画期的なディスク。最
も注目される「夢-6つの性格的小品」は、聴覚障害のため指揮活動を断念せざ
るをえなくなったスメタナが発症直後(「我が祖国」と同時期!)の最初に作
曲したピアノ作品なのである。ボヘミアの香りに満ちた珠玉の作品を演奏する
のは、カバレフスキーのピアノ協奏曲などでさらに評価を高めたイギリスの女
流ピアノ奏者キャスリン・ストット。多才で想像力に富んだストットのピアノ
が「スメタナ=我が祖国」という固定概念を取り払い新しいスメタナのイメー
ジを与えてくれる。

CHAN 10416 \2080
H・ベルリオーズ:
序曲《ローマの謝肉祭》Op.9/レリオ、または生への復帰Op.14b/
エレーヌOp.2-2
ジャン=フィリップ・ラフォン(バリトン)、
スーネ・ヒェリルド(テノール)、
ゲルト・ヘニング=イェンセン(テノール)、
トーマス・ダスウゴー(指揮)、デンマーク放送交響楽団&合唱団
2005年にリリースされたベルワルドから約2年。デンマークの獅子ダウスゴー
のシャンドス最新作は幻想交響曲の続編として書かれたベルリオーズの「レリ
オ」。現在でこそ「幻想交響曲」の影に隠れてしまっており録音や演奏機会が
非常に少ない「レリオ」だが、ベルリオーズの存命中はパリ市民から多くの支
持を集めるなどその人気は「幻想交響曲」を凌いでいたという。
2004年から主席指揮者を務める手兵デンマーク放送響に加え、ソリストにもダ
ウスゴー自らが信頼を寄せるアーティストを起用するなど演奏への期待度は非
常に高い。

CHAN 0742 \2080
J・S・バッハ:初期カンタータ集Vol.2-ワイマール時代のカンタータ ――
カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、おそれ》BWV.12
カンタータ第18番《天より雨くだりて雪おちて》BWV.18
カンタータ第61番《いざ来たれ、異邦人の救い主よ》BWV.61
カンタータ第161番《来たれ、甘き死の時よ》BWV.161
エマ・カークビー(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテナー)、
チャールズ・ダニエルズ(テノール)、ピーター・ハーヴェイ(バス)、
パーセル・クヮルテット
豪華ソリスト陣による抜群の演奏で話題を呼んだバッハの初期カンタータ集
第2弾ではワイマール時代の作品に突入。大バッハが1709年から1717年の9年間
を過ごした「ワイマール時代」に書かれたカンタータの中から、1713年-1715
に作曲された4曲を収録している。
これまでにシャコンヌ・シリーズに30枚以上の録音を残しているパーセル・
クヮルテットを中心に、第1弾と同じくカークビーやチャンス、ダニエルズ、
ハーヴェイといった4人の強力ソリスト陣が再び揃うなど前作以上に話題を呼
びそうだ。

●Chandos Classics
CHAN 10429X \1780
E・エルガー:ピアノ作品集 ――
歌のように/パストゥレルOp.4-2/ローズマリー/グリフィネスク/
ソナチネ(1889年版)/プレスト/メヌエットOp.21/5月の歌/
子供の夢Op.43/スケッチ/スミルナにて/コンサート・アレグロ/
カリッシマ/ソナチネ(1931年版)/セレナード/さようなら
ピーター・ぺティンガー(ピアノ)
シャンドス・クラシックス・シリーズからも前回の「子供」をテーマとした管
弦楽作品集(CHAN 10422X)に続くエルガーのピアノ作品集が発売。
ソナチネは1889年版、1931年版の2種を収録しており聴きくらべも面白いとこ
ろ。24/96kHzデジタル・リマスターによる移行再発売。

CHAN 3143 2枚組 \3560
E・フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》(英語版)
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)、
ジェニファー・ラルモア(メゾソプラノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・ロンドン少年合唱団、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラの最新盤は日
本でも人気の高い「ヘンゼルとグレーテル」。指揮者は巨匠マッケラス、ソリ
ストはエヴァンスやラルモアが揃うなど一流の演奏者たちが集まっている。





<Lyrita>(LyritaはCD-R盤となります)
SRCD.221 2枚組 \2180
E・エルガー:交響曲第1番変イ長調Op.55/同第2番変ホ長調Op.63
エイドリアン・ボールト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
昨年の復活以来イギリスの貴重な音源のCD化を行い、埋もれた作品を次々と世
に送り出しているリリタ(Lyrita)。まさに元祖イギリス音楽のスペシャリス
トと言えるレーベルが贈る最新リリースの目玉は、今年2007年が生誕150年と
なるエルガーの交響曲集。
巨匠ボールトとロンドン・フィルという最上の組み合わせは、イギリス音楽史
上において特別な輝きを放つ2作品に相応しい。全曲世界初CD化。

SRCD.242 \2180
ボールト・コンダクツ・ブリッジ&アイアランド ――
J・アイアランド:田園協奏曲、聖なる少年、ダウランド組曲
F・ブリッジ:
ローズマリー、弦楽オーケストラのための組曲、横町のサリー、
熟したさくらんぼ、弦楽オーケストラのための悲歌、
クリスマス舞曲《ロジャー・ド・カヴァリー卿》
エイドリアン・ボールト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
同じ1979年に生まれ、19世紀末期から20世紀前半のイギリスで活躍した2人の
作曲家ブリッジとアイアランド。ともに独自の路線を貫くなど、伝統的な手法
によるイギリス音楽とは一味違った作品を多数残している。
ボールトと弦楽オーケストラ編成によるロンドン・フィルの演奏も魅力的。
全曲世界初CD化。

SRCD.245 \2180
G・バターワース:
2つのイギリス牧歌、青柳の堤、狂詩曲《シュロップシャーの若者》
P・ワーロック:小管弦楽のための《古い歌》
P・ハドリー:管弦楽のためのスケッチ《春のある朝》
H・ハウエルズ:
行列、メリーの瞳、エレジー、王子のための音楽、コリドンの踊り、
スケルツォ
エイドリアン・ボールト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
次々と新たなる作品を取り上げるなど19世紀&20世紀イギリス音楽の発展に力
を尽くしたエイドリアン・ボールト。
バターワース、ワーロック、ハドリー、ハウエルズ・・・ボールトのイギリス
音楽とリリタへの熱き情熱と大きな功績を証明するプログラムである。
全曲世界初CD化。

SRCD.250 \2180
L・バークリー:
ピアノ協奏曲変ロ長調Op.29/2台のピアノと管弦楽のための協奏曲Op.30
デヴィッド・ワイルド(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、
ガース・ベケット(ピアノ)、
ボイド・マクドナルド(ピアノ)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
20世紀フランス最大の教育者ナディア・ブーランジェの門下生でもあるレノッ
クス・バークリー。リリタからは既に交響曲第1番&第2番(SRCD.249)が発売
されており、今回世界初CD化となるのはピアノ協奏曲集。全曲世界初CD化。

SRCD.288 \2180
エリザベス・マコンキー(1907-1994):
序曲《プラウド・テームズ》/2つの弦楽オーケストラのための交響曲/
セレナータ・コンチェルタンテ/弦楽のための音楽
マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
バリー・ワーズワース(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ロンドン交響楽団
イギリスとプラハで学び、20世紀を生き抜いたマコンキーはアイルランド系
の女流作曲家。マコンキーの作品は特に13曲の弦楽四重奏など弦楽器を用い
た作品がよく知られているが、これだけまとまったアルバムは貴重。LP時代
を思い起こさせるレトロなデザインのジャケットもリリタならでは。
一部世界初CD化&一部初出音源。

SRCD.315 \2180
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
交響曲第1番(世界初録音)/同第2番ハ長調
バリー・ワーズワース(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
特に管楽器や吹奏楽の分野で数多くの傑作を生み出したイギリスの作曲家ゴ
ードン・ジェイコブ。教育者としてもアーノルドらを育てるなど、ジェイコ
ブの作曲技法は現在までしっかりと受け継がれてきた。収録の2曲は今回が初
出となる音源であり、特に交響曲第1番は世界初録音となっている。

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07-05 No.23-2

2007年05月28日 15時59分19秒 | Weblog
<Quartz>
QTZ 2045(CD+DVD-PAL) \4200
D・ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77/ヴァイオリン・ソナタOp.134
ルース・パーマー(ヴァイオリン)、
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、アレクセイ・グルニュク(ピアノ)
ルース・パルマーは、グァルネリ・デル・ジェス1737「Turkish」のヴァイオ
リンを駆使するイギリスの若き女流ヴァイオリン奏者。このショスタコーヴィ
チ・アルバムがイギリスのクラシカル・ブリット・アウォード2007にノミネー
トされるなど、ルース・パーマーの名前と存在は急速に注目を集めている。
DVD-Videoにはフェリクス・アンドリエフスキによるレッスン風景、イリーナ
・ショスタコーヴィチとの対談が約30分収録されている。
(DVDはPAL方式となります。予めご了承下さい。QuartzはCD-R盤となります。)




<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 5175 \2080
H・ベルリオーズ:葬送と勝利の大交響曲Op.15
F-J・ゴセック:軍隊交響曲、葬送行進曲
H・ジャダン:序曲ヘ長調
L・ケルビーニ:勝利の賛歌
X・ルフェーヴル:農民の賛歌
R・ド・リル:ラ・マルセイエーズ
ジョン・ウォーレス(指揮)、
ウォーレス・コレクション、リーズ祝祭合唱団
2楽章ではレチタティーヴォ風の長大なトロンボーン・ソロが奏でられるベル
リオーズの大作「葬送と勝利の大交響曲」など、フランス革命にちなんだ作品
を集めた吹奏楽作品集。ニンバスのテクノロジーによる録音は秀逸。
1989年2月1日-3日の録音。

NI 5728 \2080
P・ヒンデミット:木管五重奏のための小室内楽曲Op.24-2
G・リゲティ:6つのバガテル
C・ニールセン:木管五重奏曲Op.43
クインテット・ウィーン
クインテット・ウィーンは、フルートのシュマイザーなどウィーン・フォルク
スオーパー響、ウィーン響、モーツァルテウム管の首席奏者たちによって結成
されたオーストリアを代表する木管五重奏団。2001年6月の録音。

NI 5729 \2080
ハルトマン&アイスラー ――
K・A・ハルトマン:弦楽四重奏曲第1番《鐘》、同第2番
H・アイスラー:弦楽四重奏曲Op.73
フォーグラー弦楽四重奏団
ナチスの迫害を受けたハルトマン&アイスラーの作品を演奏するフォーグラー
弦楽四重奏団は、ハンス・アイスラー音楽院出身の奏者たちによって1985年に
ベルリンで結成。退廃音楽や現代作品への造詣の深さは一級品。2001年2月19日
-21日の録音。

NI 5702 \2080
禁じられた音楽 ――
G・クライン:弦楽三重奏曲、二重奏曲、カディッシュ
E・シュールホフ:二重奏曲、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
H・クラーサ:パッサカリアとフーガ、タネツ
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)、フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、
ポール・ワトキンス(チェロ)
テレージェンシュタットの収容所へと送られた音楽家たちが描いた弦楽器のた
めの作品集。ボザール・トリオのヴァイオリンを務める人気奏者ホープ、現在
ナッシュ・アンサンブルで活躍するデュークスやワトキンスなどイギリス・
トップクラスの名手たちの共演が実現!2001年9月&2002年4月の録音。

NI 5713 \2080
G・ベンジャミン:
影の輪郭-ピアノのためのカノン的前奏曲集/
ヴィオラに重奏のためのヴィオラ・ヴィオラ/ピアノのための3つの練習曲
/ピアノ・ソナタ
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)、
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、
アントワーヌ・タミスティ(ヴィオラ)、
ジョージ・ベンジャミン(ピアノ)
フランス音楽の流れを受け継いだイギリスの現代作曲家ベンジャミンのヴィオ
ラ、ピアノのための作品を収録している。作曲者自身の演奏によるピアノ・ソ
ナタだけでなく、エマール、ツィンマーマンといった世界的奏者の参加も大き
な魅力。1980年、1986年、2003年の録音。





<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 64 \2080
歴史的ピアノの至宝-
J・ハイドン:ソナタ第35番変イ長調より モデラート
J・フィールド:夜想曲第1番変ホ長調
M・クレメンティ:3つのモントフェッリーナ
F・シューベルト:ソナタ イ短調より
G・ヴェルディ:ロマンツァ
L・ゴットシャルク:子守歌/他 全15曲
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)、様々なアーティスト
歴史的ピアノの収集家であり、世界的権威でもあるリチャード・バーネットの
1977年から1991年に収録された録音からのコンピレーション盤。ローゼンベル
ガー(c.1800)、フリッツ(c.1815)、クレメンティ(1822)、グラーフ
(1826)など多種多様の歴史的ピアノの音色をこの1枚で味わうことができる。

CD-SAR 65 \2080
ルネサンス音楽の至宝
W・バード:イン・ノミネ
A・ピッチニーニ:トッカータ
C・ジェルヴェーズ:パヴァーヌ
G・デュファイ:愛に満ちた心で歌いたい
作曲者不詳:トドス・ロス・ビエネス/他 全29曲
ムジカ、アンティクァ、ムジカ・セクレタ、
ニュー・ロンドン室内合唱団、ナイジェル・ノース(ビウエラ)、他
アモン・ラ(Amon Ra)の豊富な音源の中からルネサンス時代の音楽を抜粋し
たコンピレーション盤。イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、フランドル、
スペインの6部分に分けられている。1984年-1992年の録音。

CD-SAR 66 \2080
ジョージ王朝時代の音楽の至宝
C・エイヴィソン:ソナタ第5番Op.5-2
C・ディブディン:トム・ボーリング
T・アーン:
ハープシコード・ソナタ第2番ホ短調、トリオ・ソナタ第2番ト長調
G・F・ヘンデル:トリオ・ソナタOp.2/3
C・アーベル:ソナタOp.9-1
J・スタンレー:チェンバロ協奏曲Op.10-4ハ短調/他 全11曲
ロンドン・バロック、スキーピング&シティ・ウェイツ、
ジョン・ポッター&ブロードサイド・バンド
18世紀イギリスのジョージ王朝時代をテーマとして、この時代に活躍したヘン
デルやアーン、エイヴィソンといった作曲家たちの作品を集めたコンピレー
ション盤。「音楽の至宝」シリーズは、いずれもアモン・ラへの入門盤として
も最適。1983年、1990年、1992年の録音。




<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7913 \1680
ビョルリンク、カルーソー&ジーリ
3人の伝説的テノール奏者によるオペラアリアと歌曲集 ――
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より 衣裳をつけろ(ジーリ)
ビゼー:歌劇《カルメン》より おまえが投げたこの花は(カルーソー)
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より 女心の歌(ビョルリンク)/他
ユッシ・ビョルリンク(テノール)、エンリコ・カルーソー(テノール)、
ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転の
SP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。

NI 7912 \1680
デイム・クララ・バット(1872-1936)-録音集(録音:1909年-1925年)
クララ・バット(アルト)、様々なアーティスト

NI 7914 \1680
レフ・シビリャコフ(1869-1942)-録音集(録音:1907年-1913年)
レフ・シビリャコフ(バス)、様々なアーティスト

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07-05 No.22-1

2007年05月28日 15時58分04秒 | Weblog
★価格変更のご案内
先日ご案内しました下記商品は価格変更(値下げ)になります。
よろしくご検討ください。

<RTVE>
CD 00017 7枚組 \8650 価格訂正 \5400
エッシャンシャル・モーツァルト

=================================

<ALMAVIVA>
DS 0144 2枚組 \4360
マヌエル・ガルシーア(1775-1832):
トナディーリャ「宣言」(1799)
トナディーリャ「マホとマハ(美男と美女)」(1798)
オペラ「計算高い詩人」(1804)
ルス・ロシケ(ソプラノ)
マーク・タッカー(テノール)
アンドレア・マルコン(指揮)
グラナダ市立管弦楽団
録音:2005年7月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・ホール
マヌエル・ガルシーアはスペインのセビーリャに生まれた国際的テノール歌手
で、作曲家としても数多くのトナディーリャ(スペインの幕間劇から生まれた
短い喜劇的舞台作品)を残しました。アンドレア・マルコンがモダーン楽器オ
ーケストラを指揮しています。




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0161 \2180
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス・コレクション Vol.1
東京リサイタル 1988-1990
シューマン(1810-1856):
東方のばらから Op.25 No.25/間奏曲 Op.39 No.2
私の心は重く Op.25 No.15/くるみの木 Op.25 No.3
はすの花 Op.25 No.7/春の夜 Op.39 No.12
シューベルト(1797-1828):
死と乙女 D.531/ます D.550/アヴェ・マリア D.839/魔王 D.328
ラヴェル(1875-1973):5つのギリシャ民謡
花嫁の目覚め,向こうの教会へ,私と比べられる伊達男は誰,
乳香を摘む女たちの歌,なんと楽しい!
レイナルド・アーン(1874-1947):
クロリスに/しぼんだ花/離れ家に閉じ込められたとき
マルエル・ガルシア・モランテ(1937-):5つのカタルーニャ民謡
神の御母,マリアニェータ,聖ボイの若かりし頃,
アリオのカテリーナ,ラ・マルガリディータ
ホアキン・ニン(1879-1950):ムルシアの羅紗
エンリケ・グラナドス(1867-1916):内気なマホ
ホアキン・ニン:エル・ビト
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ミゲル・ガルシア=モランテ(ピアノ)
録音:1988年10月25-31日、東京、La sala Camerata
1990年5月10-13日、東京、サントリーホール

1CM 0160 2枚組 \4360
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス・コレクション Vol.2
フリードリヒ・フォン・フロトウ(1812-1883):オペラ「マルタ」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:ハリエット[マルタ])
ロザリンド・エリアス(メゾソプラノ:ナンシー)
ジョルジョ・トッツィ(バス:プランケット)
リチャード・タッカー(テノール:ライオネル)
ロレンツォ・アルヴァリー(バス:ミクルフォード卿)
ゲアハルト・ペヒナー(バス:リッチモンド)
ニーノ・ヴェッキ(指揮)
メトロポリタン・オペラ管弦楽団
録音:1961年2月21日、ライヴ


1CM 0164 \2180
ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):オペラ序曲集
「珍事」(1786)/「ディアナの木」(1778)/「喜びの島」(1795)
「まじめな気まぐれ女」(1794)/
「だまされた先生(マドリッドの女)」(1775)
「善良な気むずかし屋」(1785)/「村祭り」(1798)
[ボーナス・トラック]
モーツァルト(1756-1791):「ドン・ジョヴァンニ」(1787)
ジョゼプ・ビセント(指揮)
ジュネス・ミュジカル・ワールド管弦楽団
録音:2006年7月24-26日、バレンシア音楽堂
スペインのバレンシアに生まれたマルティン・イ・ソレールはイタリアに留学
しジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニに師事。オペラの作曲家として
成功し、ウィーン、サンクトペテルブルク、ロンドン等で活躍、その人気は同
世代のモーツァルトをはるかに凌いだといわれています。

1CM 0167 \2180
カルロス・スリニャク(1915-1997):ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲(1973)
ピアノ、弦楽とシンバルのための協奏曲(1956)
ヴァイオリン、ピアノと室内アンサンブルのための二重協奏曲(1954)(*)
ダニエル・ブランク(ピアノ)
カリナ・マツタ(ヴァイオリン(*))ヤツェク・カスプシク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2006年10月23-25日、ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルト・ルトス
ワフスキ・ホール




<ENCHIRIADIS>
EN 2017 \2180
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1861-1767):
アルトのためのカンタータ集
「音楽による礼拝」(1725/1726)から
第42番「退け、罪よ」TWV1:1538
第58番「幸福なる時」TWV1:118
第18番「エドムより来たるこの者は誰か」TWV1:1584
第33番「萎えたる魂の清めに励め」TWV1:448
第50番「聖霊の力が」TWV1:363
第25番「われらの魂の羊飼いにして監督」TWV1:804b
第9番「天より降り来たりし愛」TWV1:1044
マルタ・インファンテ(アルト)
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
アンサンブル・フォンテガーラ
アンドニ・マルセーロ(ヴァイオリン)
メルセデス・ルイス(チェロ)
ラファエル・ボナビータ(アーチリュート)
ラウル・マリャビバレーナ(オルガン)
録音:2006年6月、スペイン、ソリア県キンタナス・ルビアス・デ・アリーバ、
聖アンドレス教会

EN 2018 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):ビリャネスカ集 II
「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から
Zagales, sin seso vengo / Alresplandor d'una estrella /
La Gracia y los ojos bellos / Tan largo a sido / Mi ofensa's grande /
Dezidme fuente clara / De dónde viens Pascual? (Mi fe, vengo
Belén) /
Ojos claros, serenos / O dulce y gran contento / Hombres, victoria! /
En tanto que es rosa / O celestial medicina! / O Virgen, quando's miro
/ Pluguiera a Dios / Los Reyes siguen la'strella / O venturoso dia! /
La luz de vuestros ojos / Hud, huyd / Estraña muestra d'amar /
Apuestan zagales dos
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
シルヴィア・シュヴァルツ(ソプラノ)
マリア・インファンテ(メゾソプラノ)
フェリス・リエント、アルベルト・グァルディオラ(テノール)
ルイス・ビセンテ(バス)
アンサンブル・フォンテガーラ
マヌエル・ビラス(ハープ)
ラファエル・ボナビータ(ビウエラ)
録音:2006年8月、スペイン、マラガ県ロンダ、跣足カルメル会旧修道院





<LICANUS>
CDM 0718 \2180
ラ・スパーニャ スペイン・ルネサンス舞曲集
不詳/ディエゴ・オルティス:「装飾変奏論」(1553)から
ラ・スパーニャによるレセルカーダ,パッサメッツォ・アンティコ
ロマネスカ,フォリア
ルイス・ミラン:「ビウエラ音楽集」(1535)から パバーナ/ガリャルダ
ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:「リュート曲集」(1508)から
カラータ・アラ・スパニュオーラ,ピーヴァ
チェーザレ・ネグリ:「愛の恵み」(1602)から
幸福なオーストリア,ビリャンシーコとスパニョレット,カナリオ
ファブリツィオ・カローソ:「イル・バッラリーノ」(1577)から
バレット「私の恋人」,カスティーリャのカスカルダ,
バレット「恋人コスタンテ」,スパニョレッタ,カナリオ
ヴィンチェンツォ・カピローラ:スパーニャ・トゥタ・デ・フージェ(1520)
アントニオ・デ・カベソン:「音楽作品集」(1578)から
パバーナ「ラ・ダーメ・レ・デマンダ」/ミラノのガリャルダ
ミヒャエル・プレトリウス:
「テルプシコーレ」(1612)から スパニョレッタ,ラ・カナリエ
ジュリオ・チェーザレ・バルベッタ:「リュート曲集」(1585)から
モレスカ「レ・カナリエ」
フランチェスコ・スピナチーノ:「リュート曲集」(1507)から
ラ・スパーニャ(バス・ダンス)
不詳/ルイス・デ・ナルバエス:「デルフィンの曲集」(1538)から
「牛の番」によるディフェレンシアス
不詳:「王宮の歌集」から
わが愛する三人のモーロ娘,ロドリーゴ・マルティネス
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
ダビド・アンティク(笛)
パコ・ルビオ(ツィンク)
カルレス・マグラネル(ソプラノ・ヴィオル)
ジョルディ・コメーリャス(テナー・ヴィオル)
リシャニア・フェルナンデス(バス・ヴィオル)
フアン・マヌエル・ルビオ(ハープ、サンフォーニャ、ウード、ギター)
オクタビオ・ラフルカーデ(ギター、ビウエラ)
パウ・バリェステル(打楽器)
イグナシ・ジョルダ(オルガン、チェンバロ)
録音:2006年1月25-28日、スペイン、リリア、聖血教会

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